JP2003149462A - 光ファイバシートおよび光ファイバシートの作製方法 - Google Patents
光ファイバシートおよび光ファイバシートの作製方法Info
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- G02B6/3628—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
- G02B6/368—Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers with pitch conversion between input and output plane, e.g. for increasing packing density
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートにテープ状に配線した複数本の光ファ
イバを、シート内で自然な配列変化でテープ状から束状
態に移行させて保護チューブに通す。 【解決手段】 保護チューブ14のシート1内に挿入さ
れる部分の先端側部分を半割りにする。14aは下側の
半割り片、14bは上側の半割り片である。シート1内
にテープ状(整列状態)に配線された複数本の光ファイ
バ2に保護チューブ14を通す。次いで、下側の半割り
片14aを下側のシート1に貼り付け、この半割り片1
4aの上で光ファイバ2の配列をテープ状の配列から束
状の配列に移行させる。配列状態移行部をR2で示す。
テープ状配列の複数本の光ファイバ2が、粘着剤の塗布
されていない半割り片14aの上で自然な配列変化でテ
ープ状から束状態に移行する。
イバを、シート内で自然な配列変化でテープ状から束状
態に移行させて保護チューブに通す。 【解決手段】 保護チューブ14のシート1内に挿入さ
れる部分の先端側部分を半割りにする。14aは下側の
半割り片、14bは上側の半割り片である。シート1内
にテープ状(整列状態)に配線された複数本の光ファイ
バ2に保護チューブ14を通す。次いで、下側の半割り
片14aを下側のシート1に貼り付け、この半割り片1
4aの上で光ファイバ2の配列をテープ状の配列から束
状の配列に移行させる。配列状態移行部をR2で示す。
テープ状配列の複数本の光ファイバ2が、粘着剤の塗布
されていない半割り片14aの上で自然な配列変化でテ
ープ状から束状態に移行する。
Description
【0001】
【発明に属する技術分野】この発明は、シート内にテー
プ状に並べて配線した複数本の単心の光ファイバを、シ
ート内から保護チューブに通してシート外に引き出した
光ファイバシートに関する。
プ状に並べて配線した複数本の単心の光ファイバを、シ
ート内から保護チューブに通してシート外に引き出した
光ファイバシートに関する。
【0002】
【従来の技術】貼り合わせた2枚の合成樹脂製のシート
内に光ファイバを配線した光ファイバシートにおいて、
図7、図8のように、シート1内に複数本の単心の光フ
ァイバ2を配線する場合、光ファイバ2どうしが重なら
ないよう、光ファイバ2をテープ状に並べて(すなわち
並列に並べて)配線する場合がある。さらに、前記テー
プ状の配線をした複数本の光ファイバ2を、シート1内
から保護チューブ4に通してシート1外に引き出す場合
があるが、この種の従来の光ファイバシート5では、図
7、図8に示す通り、複数本の光ファイバ2に被せた保
護チューブ4を、単にシート1内部まで挿入するだけで
あった。保護チューブ4のシート1内部に挿入された長
さをL1で示す。
内に光ファイバを配線した光ファイバシートにおいて、
図7、図8のように、シート1内に複数本の単心の光フ
ァイバ2を配線する場合、光ファイバ2どうしが重なら
ないよう、光ファイバ2をテープ状に並べて(すなわち
並列に並べて)配線する場合がある。さらに、前記テー
プ状の配線をした複数本の光ファイバ2を、シート1内
から保護チューブ4に通してシート1外に引き出す場合
があるが、この種の従来の光ファイバシート5では、図
7、図8に示す通り、複数本の光ファイバ2に被せた保
護チューブ4を、単にシート1内部まで挿入するだけで
あった。保護チューブ4のシート1内部に挿入された長
さをL1で示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記光ファイバシート
5を作製する場合、テープ状配列の複数本の光ファイバ
2のテープ状の幅Wが広いと、保護チューブ4にそのま
までは入っていかず、保護チューブ4に入る前の段階で
光ファイバ2が束状になる。従来の光ファイバシート5
では、テープ状配列の複数本の光ファイバ2が保護チュ
ーブ4の単なる円筒状開口に直接導かれて、保護チュー
ブ4内で束状になるので、テープ状配列から束状配列へ
の移行領域(図7、図8に矢印R1で示す範囲)におい
て錯綜した配列変化が生じてしまう。このため、光ファ
イバ自身の自然な剛性によって曲がるのでなく、光ファ
イバに外力による許容曲げ半径を越えた曲げが生じて、
曲げ損失が増大する恐れがある。
5を作製する場合、テープ状配列の複数本の光ファイバ
2のテープ状の幅Wが広いと、保護チューブ4にそのま
までは入っていかず、保護チューブ4に入る前の段階で
光ファイバ2が束状になる。従来の光ファイバシート5
では、テープ状配列の複数本の光ファイバ2が保護チュ
ーブ4の単なる円筒状開口に直接導かれて、保護チュー
ブ4内で束状になるので、テープ状配列から束状配列へ
の移行領域(図7、図8に矢印R1で示す範囲)におい
て錯綜した配列変化が生じてしまう。このため、光ファ
イバ自身の自然な剛性によって曲がるのでなく、光ファ
イバに外力による許容曲げ半径を越えた曲げが生じて、
曲げ損失が増大する恐れがある。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので、シートにテープ状に配線した複数本の
光ファイバを、シート内で自然な配列変化でテープ状か
ら束状態に移行させて保護チューブに通すことが可能な
光ファイバシートおよびその作製方法を提供することを
目的とする。
なされたもので、シートにテープ状に配線した複数本の
光ファイバを、シート内で自然な配列変化でテープ状か
ら束状態に移行させて保護チューブに通すことが可能な
光ファイバシートおよびその作製方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、貼り合わせた少なくとも2枚のシート内に複数本
の単心の光ファイバをテープ状に並べて配線し、前記テ
ープ状の配線をした複数本の光ファイバを、シート内か
ら保護チューブに通してシート外に引き出した光ファイ
バシートであって、前記保護チューブのシート内の先端
側部分を少なくとも半割りにするとともにその一方の半
割り片をシートに貼り付け、この半割り片の上で光ファ
イバの配列をテープ状状から束状に移行させたことを特
徴とする。ここで、「少なくとも半割り」とは、2分割
に限らず、3分割以上の場合も含むことを意味するが、
3分割以上の場合も、光ファイバの下側に敷くものと上
側に被せるものとに分ける。
明は、貼り合わせた少なくとも2枚のシート内に複数本
の単心の光ファイバをテープ状に並べて配線し、前記テ
ープ状の配線をした複数本の光ファイバを、シート内か
ら保護チューブに通してシート外に引き出した光ファイ
バシートであって、前記保護チューブのシート内の先端
側部分を少なくとも半割りにするとともにその一方の半
割り片をシートに貼り付け、この半割り片の上で光ファ
イバの配列をテープ状状から束状に移行させたことを特
徴とする。ここで、「少なくとも半割り」とは、2分割
に限らず、3分割以上の場合も含むことを意味するが、
3分割以上の場合も、光ファイバの下側に敷くものと上
側に被せるものとに分ける。
【0006】請求項2の発明は光ファイバシートの作製
方法であって、下側のシート上に複数本の単心の光ファ
イバをテープ状に並べて配線し、次いで、前記テープ状
の配線をした複数本の光ファイバに、先端側を半割りし
た保護チューブをシート内部まで被せるとともに保護チ
ューブの前記半割り片を下側のシートに貼り付け、この
半割り片の上で、前記光ファイバの配列をテープ状から
束状に移行させ、次いで、光ファイバの配列状態移行部
分に上側の半割り片を被せ、次いで、上側のシートを貼
り合わせることを特徴とする。
方法であって、下側のシート上に複数本の単心の光ファ
イバをテープ状に並べて配線し、次いで、前記テープ状
の配線をした複数本の光ファイバに、先端側を半割りし
た保護チューブをシート内部まで被せるとともに保護チ
ューブの前記半割り片を下側のシートに貼り付け、この
半割り片の上で、前記光ファイバの配列をテープ状から
束状に移行させ、次いで、光ファイバの配列状態移行部
分に上側の半割り片を被せ、次いで、上側のシートを貼
り合わせることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の光フ
ァイバシート15のシート端近傍の断面図、図2は図1
の光ファイバシート15の一部切り欠き平面図、図3は
図1のA−A断面図、図4は図1のB−B断面図、図5
は図1のC−C断面図である。また、上記の光ファイバ
シート15を作製する途中段階におけるシート端近傍の
斜視図を図6に示す。これらの図に示すように、この光
ファイバシート15は、貼り合わせ上下2枚のシート1
内に複数本の単心の光ファイバ2がテープ状に並べて、
すなわち並列に並べて配線されている。そして、テープ
状に配線された複数本の光ファイバ2(8心のテープフ
ァイバ)は、シート1内から保護チューブ14に通して
シート1外に引き出されている。光ファイバ2は、ナイ
ロン被覆を施したナイロン心線、あるいはUV被覆を施
したUV心線等、任意である。シート1の材質として
は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルそ
の他の軟質樹脂が用いられる。保護チューブ14の材質
としてはナイロン樹脂等が用いられる。
ァイバシート15のシート端近傍の断面図、図2は図1
の光ファイバシート15の一部切り欠き平面図、図3は
図1のA−A断面図、図4は図1のB−B断面図、図5
は図1のC−C断面図である。また、上記の光ファイバ
シート15を作製する途中段階におけるシート端近傍の
斜視図を図6に示す。これらの図に示すように、この光
ファイバシート15は、貼り合わせ上下2枚のシート1
内に複数本の単心の光ファイバ2がテープ状に並べて、
すなわち並列に並べて配線されている。そして、テープ
状に配線された複数本の光ファイバ2(8心のテープフ
ァイバ)は、シート1内から保護チューブ14に通して
シート1外に引き出されている。光ファイバ2は、ナイ
ロン被覆を施したナイロン心線、あるいはUV被覆を施
したUV心線等、任意である。シート1の材質として
は、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルそ
の他の軟質樹脂が用いられる。保護チューブ14の材質
としてはナイロン樹脂等が用いられる。
【0008】本発明では、保護チューブ14のシート1
内の先端側部分を半割りにする。下側の半割り片を14
a、上側の半割り片を14bで示す。そして、下側の半
割り片14aを下側のシート1に貼り付け、この半割り
片14aの上で光ファイバ2の配列をテープ状の配列か
ら束状の配列に移行させている。断面図で示すと、図3
が束状配列状態、図4および図5がテープ状配列状態で
ある。また、光ファイバ2のテープ状配列状態から束状
配列状態への移行部分をR2で示す。この配列状態移行
部分R2は、概ね保護チューブ14の半割り部14a、
14bの長さに相当する。
内の先端側部分を半割りにする。下側の半割り片を14
a、上側の半割り片を14bで示す。そして、下側の半
割り片14aを下側のシート1に貼り付け、この半割り
片14aの上で光ファイバ2の配列をテープ状の配列か
ら束状の配列に移行させている。断面図で示すと、図3
が束状配列状態、図4および図5がテープ状配列状態で
ある。また、光ファイバ2のテープ状配列状態から束状
配列状態への移行部分をR2で示す。この配列状態移行
部分R2は、概ね保護チューブ14の半割り部14a、
14bの長さに相当する。
【0009】上記の光ファイバシート15を作製する要
領を説明すると、下側のシート1上に複数本の単心の光
ファイバ2をテープ状に並べて配線する。図示例では、
例えば8本の単心光ファイバ2を接着剤でテープ状に結
合させた1本の8心テープファイバを配線する場合を想
定しているが、8本の単心光ファイバ2をシート1上に
間隔をあけてあるいは隙間なく並べて配線してもよい。
シート1には粘着剤が塗布されており、各光ファイバ2
はシート1上でテープ状の配列状態に固定(ある程度強
く粘着)される。次いで、前記テープ状の配線をした複
数本の光ファイバ2に、先端側を半割りした保護チュー
ブ14をシート1内部まで被せるとともに、保護チュー
ブ14の前記半割り片14aを下側のシート1に平らに
貼り付ける(図6参照)。この下側のシート1の貼り付
けも、シート1に塗布されている粘着剤による粘着であ
る。保護チューブ14のシート1内に挿入される長さL
2は、従来の長さL1(図7参照)より長めに取り、半
割り部分14aを十分長めに取る。
領を説明すると、下側のシート1上に複数本の単心の光
ファイバ2をテープ状に並べて配線する。図示例では、
例えば8本の単心光ファイバ2を接着剤でテープ状に結
合させた1本の8心テープファイバを配線する場合を想
定しているが、8本の単心光ファイバ2をシート1上に
間隔をあけてあるいは隙間なく並べて配線してもよい。
シート1には粘着剤が塗布されており、各光ファイバ2
はシート1上でテープ状の配列状態に固定(ある程度強
く粘着)される。次いで、前記テープ状の配線をした複
数本の光ファイバ2に、先端側を半割りした保護チュー
ブ14をシート1内部まで被せるとともに、保護チュー
ブ14の前記半割り片14aを下側のシート1に平らに
貼り付ける(図6参照)。この下側のシート1の貼り付
けも、シート1に塗布されている粘着剤による粘着であ
る。保護チューブ14のシート1内に挿入される長さL
2は、従来の長さL1(図7参照)より長めに取り、半
割り部分14aを十分長めに取る。
【0010】次いで、下側のシート1に平らに貼り付け
られた半割り片14aの上で、光ファイバ2の配列をテ
ープ状(図4参照)から束状(図3参照)に移行させ
る。すなわち、図示例では8心のテープファイバの先端
を1本1本に引き裂いて、8本の単心光ファイバを束状
に移行させる。あるいは、単心でなくてシート側光ファ
イバよりも少心数の光ファイバに移行させる。よりこの
配列状態移行部分R2において、各光ファイバ2は、粘
着剤を塗布されていない半割り片14aの上に乗ってお
り、粘着剤を塗布されているシート1に直接固定されな
いので、テープ状配列の光ファイバ2を緩やかな自然な
配列状態変化で束状配列に移行させることができる。次
いで、上側の半割り片14bを光ファイバ2の配列状態
移行部R2の上に被せ、次いで上側のシート1を貼り合
わせると、図1、図2のような光ファイバシート15が
得られる。このように、光ファイバ2の配列状態移行部
分R2は、上側の半割り片14bの存在で上側のシート
1にも直接固定されないので、配列状態が乱れることは
なく、自然な配列状態移行が保持される。さらに、シー
ト端部に外力が加わっても、配列状態移行部分R2の各
光ファイバ2はシート1に拘束されていないのだから、
シート1と一緒に曲がることはない。すなはち、各光フ
ァイバ2の曲がりは、保護チューブ14内のギャップな
どで許容できる範囲において自由度を有する。
られた半割り片14aの上で、光ファイバ2の配列をテ
ープ状(図4参照)から束状(図3参照)に移行させ
る。すなわち、図示例では8心のテープファイバの先端
を1本1本に引き裂いて、8本の単心光ファイバを束状
に移行させる。あるいは、単心でなくてシート側光ファ
イバよりも少心数の光ファイバに移行させる。よりこの
配列状態移行部分R2において、各光ファイバ2は、粘
着剤を塗布されていない半割り片14aの上に乗ってお
り、粘着剤を塗布されているシート1に直接固定されな
いので、テープ状配列の光ファイバ2を緩やかな自然な
配列状態変化で束状配列に移行させることができる。次
いで、上側の半割り片14bを光ファイバ2の配列状態
移行部R2の上に被せ、次いで上側のシート1を貼り合
わせると、図1、図2のような光ファイバシート15が
得られる。このように、光ファイバ2の配列状態移行部
分R2は、上側の半割り片14bの存在で上側のシート
1にも直接固定されないので、配列状態が乱れることは
なく、自然な配列状態移行が保持される。さらに、シー
ト端部に外力が加わっても、配列状態移行部分R2の各
光ファイバ2はシート1に拘束されていないのだから、
シート1と一緒に曲がることはない。すなはち、各光フ
ァイバ2の曲がりは、保護チューブ14内のギャップな
どで許容できる範囲において自由度を有する。
【0011】なお、保護チューブ14に通す前のテープ
状配線部分は、必ずしも長い距離にわたってテープ状
(並列状態)である必要はなく、保護チューブ14に入
る前の段階で概ねテープ状に配線されていればよい。
状配線部分は、必ずしも長い距離にわたってテープ状
(並列状態)である必要はなく、保護チューブ14に入
る前の段階で概ねテープ状に配線されていればよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、保護チューブを少なく
とも半割りにして、一方の半割り部をシートに貼り付
け、この粘着剤の塗布されていない半割り部の上で、複
数本の光ファイバの配列をテープ状から束状に配列変化
させるので、配列状態移行部の光ファイバが粘着剤の塗
布されているシートに直接固定されず、穏やかな自然な
配列状態変化が行なわれる。また、光ファイバの配列状
態移行部にもう一方の半割り部を被せるので、配列状態
移行部は上側のシートにも直接固定されず、したがっ
て、配列状態が乱れることなく、自然な配列状態移行が
保持される。
とも半割りにして、一方の半割り部をシートに貼り付
け、この粘着剤の塗布されていない半割り部の上で、複
数本の光ファイバの配列をテープ状から束状に配列変化
させるので、配列状態移行部の光ファイバが粘着剤の塗
布されているシートに直接固定されず、穏やかな自然な
配列状態変化が行なわれる。また、光ファイバの配列状
態移行部にもう一方の半割り部を被せるので、配列状態
移行部は上側のシートにも直接固定されず、したがっ
て、配列状態が乱れることなく、自然な配列状態移行が
保持される。
【図1】本発明の一実施形態の光ファイバシートのシー
ト端近傍の断面図である。
ト端近傍の断面図である。
【図2】図1の光ファイバシートの一部切り欠き平面図
である。
である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】図1のC−C断面図である。
【図6】上記の光ファイバシートを作製する際の途中段
階におけるシート端近傍の斜視図である。
階におけるシート端近傍の斜視図である。
【図7】従来の光ファイバシートのシート端近傍の断面
図である。
図である。
【図8】図7の光ファイバシートの一部切り欠き平面図
である。
である。
1 シート
2 光ファイバ
14 保護チューブ
14a、14b 半割り片
15 光ファイバシート
R2 配列状態移行部
フロントページの続き
(72)発明者 林 幸生
千葉県佐倉市六崎1440株式会社フジクラ佐
倉事業所内
Fターム(参考) 2H038 AA61 CA33 CA52
2H046 AA03 AA05 AA42 AA43 AC28
Claims (2)
- 【請求項1】 貼り合わせた少なくとも2枚のシート内
に複数本の単心の光ファイバをテープ状に並べて配線
し、前記テープ状の配線をした複数本の光ファイバを、
シート内から保護チューブに通してシート外に引き出し
た光ファイバシートであって、 前記保護チューブのシート内の先端側部分を少なくとも
半割りにするとともにその一方の半割り片をシートに貼
り付け、この半割り片の上で光ファイバの配列をテープ
状状から束状に移行させたことを特徴とする光ファイバ
シート。 - 【請求項2】 下側のシート上に複数本の単心の光ファ
イバをテープ状に並べて配線し、次いで、前記テープ状
の配線をした複数本の光ファイバに、先端側を半割りし
た保護チューブをシート内部まで被せるとともに保護チ
ューブの前記半割り片を下側のシートに貼り付け、この
半割り片の上で、前記光ファイバの配列をテープ状から
束状に移行させ、次いで、光ファイバの配列状態移行部
分に上側の半割り片を被せ、次いで、上側のシートを貼
り合わせることを特徴とする光ファイバシートの作製方
法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351531A JP2003149462A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 光ファイバシートおよび光ファイバシートの作製方法 |
PCT/JP2002/005191 WO2003025640A1 (fr) | 2001-09-13 | 2002-05-29 | Feuille de fibre optique et procede de production de cette feuille de fibre optique |
US10/489,451 US7369729B2 (en) | 2001-09-13 | 2002-05-29 | Optical fiber sheet and optical fiber sheet production method |
CNB028177673A CN1293397C (zh) | 2001-09-13 | 2002-05-29 | 光纤薄板及其制作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001351531A JP2003149462A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 光ファイバシートおよび光ファイバシートの作製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003149462A true JP2003149462A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19163835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001351531A Pending JP2003149462A (ja) | 2001-09-13 | 2001-11-16 | 光ファイバシートおよび光ファイバシートの作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003149462A (ja) |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001351531A patent/JP2003149462A/ja active Pending
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