JP2003149346A - ガス増幅型x線イメージング検出器及びガス増幅型x線イメージング検出方法 - Google Patents
ガス増幅型x線イメージング検出器及びガス増幅型x線イメージング検出方法Info
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Abstract
く、放電によって損傷しにくいガス増幅型X線イメージ
ング検出器及びガス増幅型X線イメージング検出方法を
提供する。 【解決手段】 放射光光子と不活性ガスとの衝突によっ
て生成される電子を種としてアノード11、カソード1
2間で電子の増倍、放電を引き起こすマイクロガスチャ
ンバー2と、前記マイクロガスチャンバー2によって電
子増幅された電子を検知する検知手段3とで構成される
ガス増幅型X線イメージング検出器1であって、前記マ
イクロガスチャンバー2が、X線リソグラフィーによっ
て形成され、複数の貫通孔5を有し、両面にアノード1
1又はカソード12となる導電材料が設けられた基板1
3,14が、前記貫通孔5を合わせて積層されて、蛍光
材料15又は、蛍光材料15及び蛍光材料バーニング保
護膜26が表面に形成されたガラス基板上に設置されて
なり、該マイクロガスチャンバーによって電子増幅され
た電子が、前記蛍光材料に衝突することによって発光す
る部位を前記検知手段3によって直接検出する。
Description
マイクロガスチャンバーを有するガス増幅型X線イメー
ジング検出器及びガス増幅型X線イメージング検出方法
に関するものである。
実験の散乱線を位置的に分解し2次元イメージとしてX
線像を測定したいという需要が増大している。一方、放
射光検出器においては、未だ、2次元イメージ像として
X線を検知するX線検出器が実現されておらず、現在、
盛んに研究開発が行われ、例えば、放射光光子が導入さ
れたAr等の不活性ガスに衝突した時に生成される電子
を種として、さらに、アノード、カソード間で電子の増
幅、放電を引き起こさせるマイクロガスチャンバーX線
検出器の開発が盛んに行われている。
は、例えば、特開平10−300856号公報に開示さ
れたものがある。このものは、基板として弾性を有する
有機薄膜を用いて、この有機薄膜の下層に位置し、バッ
クストリップに誘起される信号を使って2次元読み出し
を可能にし、大面積で、形状が柔軟性を有するととも
に、2次元座標の同時計測を可能にするものである。
は、放電が平面上になるため、チャージアップによる変
動及び安定性に欠け、実用化の目処がたっていないとい
う問題がある。また、加工技術の限界でピッチが200
μmと粗いため解像度があげられないという問題があっ
た。
分解能が高く、放電によって損傷しにくいガス増幅型X
線イメージング検出器及びガス増幅型X線イメージング
検出方法を提供することを目的とする。
の本発明の請求項1に記載のガス増幅型X線イメージン
グ検出器は、放射光光子と不活性ガスとの衝突によって
生成される電子を種としてアノード、カソード間で電子
の増倍、放電を引き起こすマイクロガスチャンバーと、
前記マイクロガスチャンバーによって電子増幅された電
子を検知する検知手段とで構成されるガス増幅型X線イ
メージング検出器であって、前記マイクロガスチャンバ
ーが、X線リソグラフィーによって形成され、複数の貫
通孔を有し、両面にアノード又はカソードとなる導電材
料が設けられた基板が、前記貫通孔を合わせて一体構造
に積層されて、該マイクロガスチャンバーによって電子
増幅された電子を前記検知手段によって直接検出するも
のである。
ーが複数の貫通孔を有する基板が積層されて形成されて
いるため、ガス増幅率を高めることができる。また、マ
イクロガスチャンバーがX線リソグラフィーによって形
成された微細構造体であるため、放電が発生した場合で
あっても損傷を受けにくい。
メージング検出器は、請求項1において、前記検知手段
が、CCD撮像素子であり、前記貫通孔を合わせて一体
構造に積層された基板が、蛍光材料又は、蛍光材料バー
ニング保護膜が表面に形成されたガラス基板上に設置さ
れ、前記蛍光材料に衝突することによって発光する部位
を直接検知するものである。
て、貫通孔を通過したX線によって発光している部位を
直接観察することができ、容易に2次元のイメージング
を行うことができる。
メージング検出器は、請求項1において、前記検知手段
がピクセル電極によって行うものであり、前記貫通孔の
出口に一体構造に設置されたピクセル電極によって増幅
された電子を補足して電気信号として取り出し画像表示
モニター画面に2次元画像として検出するものである。
ーによって電子増幅された電子を直接検出することがで
きるため、貫通孔を通過してきた電子によって容易に2
次元のイメージングを行うことができる。
メージング検出器は、請求項1〜3のいずれかにおい
て、前記貫通孔が、200μm以下のピッチで形成され
ているものである。
0μm以下のピッチで形成されているため、高い位置分
解能とすることができる。また、ガスの増幅率が高いた
め、精度良くイメージングすることが可能である。
メージング検出器は、請求項1〜3のいずれかにおい
て、前記貫通孔が、四角形状又は六角形状であるもので
ある。
ガスチャンバーの使用状況に合わせて適宜選択すること
が可能となる。
メージング検出方法は、放射光光子と不活性ガスとの衝
突によって生成される電子を種としてアノード、カソー
ド間で電子の増倍、放電を引き起こすマイクロガスチャ
ンバーと、前記マイクロガスチャンバーによって電子増
幅された電子を検知手段によってイメージングして検出
するガス増幅型X線イメージング検出方法であって、前
記マイクロガスチャンバーが、X線リソグラフィーによ
って形成され、複数の貫通孔を有し、両面にアノード又
はカソードとなる導電材料が設けられた基板が、前記貫
通孔を合わせて積層されて、蛍光材料又は、蛍光材料バ
ーニング保護膜が表面に形成されたガラス基板上に設置
されてなり、該マイクロガスチャンバーによって電子増
幅された電子が、前記蛍光材料に衝突することによって
発光する部位を前記検知手段によって直接検出するもの
である。
メージング検出方法は、請求項6において、前記検知手
段が、CCD撮像素子であり、前記蛍光材料に増幅され
た電子が衝突することによって発光する部位を前記CC
D撮像素子の画像表示モニター画面に2次元画像として
検出するものである。
メージング検出方法は、請求項6において、前記検知手
段がピクセル電極によって行うものであり、前記貫通孔
の出口に一体構造に設置されたピクセル電極によって増
幅された電子を補足して電気信号として取り出し画像表
示モニター画面に2次元画像として検出するものであ
る。
次元のイメージングを容易に行うことが可能となる。
に係るガス増幅型X線イメージング検出器の実施形態例
について説明する。
線イメージング検出器1の要部断面図である。図1にお
いて、ガス増幅型X線イメージング検出器1は、導電性
X線窓10を通過したX線等の放射光光子と不活性ガス
との衝突によって発生する電子を種として、この電子を
貫通孔5内において、アノード11とカソード12との
間で増倍、放電させるマイクロガスチャンバー2と、ガ
ラス基板17と、その表面に設けられたITO電極16
と、その表面に塗布され、貫通孔5を通過してきた電子
の衝突によって発光する蛍光材料15と、この蛍光材料
15の発光を検知する検知手段18とで構成される検出
部3とで構成されている。この蛍光材料15の表面に
は、蛍光材料バーニング保護膜26が形成されているこ
とが好ましい。また、このとき導電性X線窓10とIT
O電極16には数10kV程度の電位差をつけておき、
ITO電極16が陽極で導電性X線窓10が陰極とな
る。この電位差によって増幅された電子がITO電極1
6に加速衝突して蛍光材料を発光させる。電子増倍のア
ノード11とカソード12はこの電界の範囲中に局部的
に電位差をつけてガス放電によりエレクトロンバンチャ
ー(電子雪崩)を起こさせて電子を増倍させる。ここ
で、各電極間の電位差としては、例えば、ITO電極1
6を0Vとすると、カソード12との電位差は、1kV
/cm、カソード12とアノード11との差は1kV/
100μm、アノード11と導電性X線窓10との差は
1kV/cmとしておくことが好ましい。
すように、各電極11,12等を2段に積層することも
可能であり、これによって、最大感度で電子エネルギー
50keVによる放射光まで検出可能である。また、積
層段数は、2段以上とすることができる。
状の一例を示す。図3(a)は、貫通孔5の形状が六角
形状のもの、図3(b)は、貫通孔5の形状が四角形状
のものを示す。このように、本発明に係るX線イメージ
ング検出器においては、ガス増幅する貫通孔5の形状を
適宜所定の形状に形成することが可能である。次に、そ
の形成方法について説明する。
ラフィーによって形成されている。図5にその一例を示
す。マイクロガスチャンバー2は、まず、Si基板20
上にアノードとなるCu膜を蒸着又はスパッタによって
形成する(図5(a))。次に、Cu膜11の表面に電
気絶縁材料、例えば、エポキシ樹脂等をスピンコート等
によって形成し、硬化処理を行って基板13とする(図
5(b))。この基板13の表面に、カソードとなるA
l膜12を蒸着又はスパッタによって形成する(図5
(c))。そして、このAl膜12の表面に再度電気絶
縁材料、例えば、エポキシ樹脂等をスピンコート等によ
って形成し、硬化処理を行って基板14とする(図5
(d))。次に、この基板14の表面に貫通孔5を10
0μmピッチで形成できるようにパターニング化された
Au等のX線吸収体を形成し、X線露光を行う(図5
(e))。そして、現像することによって、X線吸収体
が形成されていなかった部分21が除去される(図5
(f))。なお、Al膜12は、X線を透過するため、
Al膜12の下側の部分22にもX線が露光された状態
となる。そのため、Al膜12をH2SO4等によってエ
ッチングし、再度現像することによって、Al膜12の
下部分22は除去される(図5(g))。次に、Cu膜
11をHNO3等によってエッチングすることによっ
て、貫通孔5となる孔を形成することができる(図5
(h))。ついで、基板14の上方に表面にITO電極
16及び蛍光材料15が塗布され、さらにその表面に厚
さ0.1〜0.5μmの蛍光材料バーニング保護膜26
となるアルミニウム薄膜が形成されたガラス基板17
を、アルミニウム薄膜26が基板14側となるようにO
H結合等の既知の異種材料接合技術等によって接合する
(図5(i))。そして、Si基板20を研磨した後、
KOHによってエッチングし、Si基板20が除去され
る。
形成された基板13,14の一例の写真を示す。このも
のは、貫通孔5の形状が六角形状のものを示し、これら
各孔は200μm以下のピッチで形成することが可能と
なる。
ス増幅型X線イメージング検出器によるイメージング検
出方法について説明する。
するArガス等の不活性ガスにX線等の放射光光子が衝
突し、電子が生成される。この電子が、マイクロガスチ
ャンバー2に形成された複数の貫通孔5を通過する際
に、マイクロガスチャンバー2を構成する基板13の両
面に形成されているアノード、カソード間に電荷をかけ
ることによって形成される電界によって、増幅、放電さ
れる。
5に衝突することによって発光する。この蛍光材料15
の発光を検知手段であるCCD撮像素子18によって直
接検出する。このとき、マイクロガスチャンバー2に形
成されている貫通孔5は、100μm〜200μmピッ
チで形成されているため、非常に高い位置分解能で発光
する部位を区別することができ、容易に2次元のイメー
ジングが可能となる。また、CCD撮像素子18で、直
接発光部位を検出するため、信号変換等をする必要も無
く、装置自体を簡易化することもできる。
線リソグラフィーによって高いアスペクト比のものを形
成可能であり、また、貫通孔5の形状を四角形状、六角
形状の何れにも形成することが可能であるため、マイク
ロガスチャンバー2の使用用途に応じて、例えば、強度
が必要な時は六角形状にしたり、CCD撮像素子18と
の相性を考慮し、位置分解能を必要とするときは四角形
状にすることができる。
手段にCCD撮像素子18を用いた場合について示した
が、例えば、図6に示すように、各貫通孔5ごとに電荷
移動素子であるピクセル電極を設け、各々のピクセル電
極からの信号を検出し、直接画像処理することもでき
る。
線イメージング検出器1の要部断面図である。なお、図
6において、図1と同一部材は同一符号を付して、詳細
な説明は割愛する。
グ検出器1は、導電性X線窓10を通過したX線等の放
射光光子と不活性ガスとの衝突によって発生する電子を
種として、この電子を貫通孔5内において、アノード1
1とカソード12との間で増倍、放電させるマイクロガ
スチャンバー2と、貫通孔5を通過してきた電子25を
補足するピクセル電極23と補足した電子を電流として
取り出すピクセル電極内部配線24で構成される検出部
3とで構成されている。このとき導電性X線窓10とピ
クセル電極23には数10kV程度の電位差をつけてお
き、ピクセル電極23が陽極で導電性X線窓10が陰極
となる。この電位差によって増幅された電子がピクセル
電極23によって電流として取り出せる。電子増倍のア
ノード11とカソード12はこの電界の範囲中に局部的
に電位差をつけてガス放電によりエレクトロンバンチャ
−(電子雪崩)を起こさせて電子を増倍させる。ここ
で、各電極間の電位差としては、例えば、ピクセル電極
23を0Vとすると、カソード12との電位差は、1k
V/cm、カソード12とアノード11との差は1kV
/100μm、アノード11と導電性X線窓10との差
は1kV/cmとしておくことが好ましい。
グ検出器1においては、増幅された電子がピクセル電極
に衝突することによって電流として外部に取り出せる。
この電流を画像表示モニター画面に画像として検出す
る。このとき、マイクロガスチャンバー2に形成されて
いる貫通孔5は、100μm〜200μmピッチで形成
されているため、非常に高い位置分解能で発光する部位
を区別することができ、容易に2次元のイメージングが
可能となる。
すように、各電極11,12等を2段に積層することも
可能であり、これによって、最大感度で電子エネルギー
50keVによる放射光まで検出可能である。また、積
層段数は、2段以上とすることができる。
ャンバー2は、X線リソグラフィーによって高アスペク
ト比に形成できると共に、複数の基板を積層することも
容易であるため、マイクロガスチャンバー2を通過する
電子化されたガスを増幅、放電させることも容易に行え
るため、各貫通孔5に電荷移動素子であるピクセル電極
を設けた場合であっても、確実に各貫通孔5を通過して
くる電子を検知することが可能となり、これらの信号か
ら2次元のイメージングをすることも可能である。
グ検出器によると、高い位置分解能で2次元のイメージ
ングが可能となり、ガスの増幅、放電によっても損傷を
受けることが少なく、長期間にわたって安定したガス増
幅型X線イメージング検出器とすることができる。
器の一例の断面図を示す図である。
器の他の例の断面図を示す図であり、電極が2段に積層
されている例を示す図である。
器の貫通孔が六角形状の例を示す図である。(a)は貫
通孔が六角形状のもの、(b)は四角形状のものであ
る。
器のマイクロガスチャンバーを構成する基板の一例の写
真を示す図である。
器の一例のマイクロガスチャンバーの製造方法を説明す
るための図である。
器の他の例の断面図を示す図である。
器の他の例の断面図を示す図であり、電極が2段に積層
されている例を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 放射光光子と不活性ガスとの衝突によっ
て生成される電子を種としてアノード、カソード間で電
子の増倍、放電を引き起こすマイクロガスチャンバー
と、前記マイクロガスチャンバーによって電子増幅され
た電子を検知する検知手段とで構成されるガス増幅型X
線イメージング検出器であって、 前記マイクロガスチャンバーが、X線リソグラフィーに
よって形成され、複数の貫通孔を有し、両面にアノード
又はカソードとなる導電材料が設けられた基板が、前記
貫通孔を合わせて一体構造に積層されて、該マイクロガ
スチャンバーによって電子増幅された電子を前記検知手
段によって直接検出するガス増幅型X線イメージング検
出器。 - 【請求項2】 前記検知手段が、CCD撮像素子であ
り、前記貫通孔を合わせて一体構造に積層された基板
が、蛍光材料又は、蛍光材料及び蛍光材料バーニング保
護膜が表面に形成されたガラス基板上に設置され、前記
蛍光材料に衝突することによって発光する部位を直接検
出する請求項1に記載のガス増幅型X線イメージング検
出器。 - 【請求項3】 前記検知手段がピクセル電極によって行
うものであり、前記貫通孔の出口に一体構造に設置され
たピクセル電極によって増幅された電子を補足して電気
信号として取り出し画像表示モニター画面に2次元画像
として検出する請求項1に記載のガス増幅型X線イメー
ジング検出器。 - 【請求項4】 前記貫通孔が、200μm以下のピッチ
で形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のガス
増幅型X線イメージング検出器。 - 【請求項5】 前記貫通孔が、四角形状又は六角形状で
ある請求項1〜3のいずれかに記載のガス増幅型X線イ
メージング検出器。 - 【請求項6】 放射光光子と不活性ガスとの衝突によっ
て生成される電子を種としてアノード、カソード間で電
子の増倍、放電を引き起こすマイクロガスチャンバー
と、前記マイクロガスチャンバーによって電子増幅され
た電子を検知手段によってイメージングして検出するガ
ス増幅型X線イメージング検出方法であって、 前記マイクロガスチャンバーが、X線リソグラフィーに
よって形成され、複数の貫通孔を有し、両面にアノード
又はカソードとなる導電材料が設けられた基板が、前記
貫通孔を合わせて積層されて、蛍光材料又は、蛍光材料
及び蛍光材料バーニング保護膜が表面に形成されたガラ
ス基板上に設置されてなり、該マイクロガスチャンバー
によって電子増幅された電子が、前記蛍光材料に衝突す
ることによって発光する部位を前記検知手段によって直
接検出するガス増幅型X線イメージング検出方法。 - 【請求項7】 前記検知手段が、CCD撮像素子であ
り、前記蛍光材料に増幅された電子が衝突することによ
って発光する部位を前記CCD撮像素子の画像表示モニ
ター画面に2次元画像として検出する請求項6に記載の
ガス増幅型X線イメージング検出方法。 - 【請求項8】 前記検知手段がピクセル電極によって行
うものであり、前記貫通孔の出口に一体構造に設置され
たピクセル電極によって増幅された電子を補足して電気
信号として取り出し画像表示モニター画面に2次元画像
として検出する請求項6に記載のガス増幅型X線イメー
ジング検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001350386A JP3785501B2 (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | ガス増幅型x線イメージング検出器及びガス増幅型x線イメージング検出方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001350386A JP3785501B2 (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | ガス増幅型x線イメージング検出器及びガス増幅型x線イメージング検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003149346A true JP2003149346A (ja) | 2003-05-21 |
JP3785501B2 JP3785501B2 (ja) | 2006-06-14 |
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ID=19162903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3785501B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006138772A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Dainippon Printing Co Ltd | 放射線検出器の製造方法 |
JP2011517050A (ja) * | 2008-04-14 | 2011-05-26 | ヨーロピアン オーガナイゼーション フォー ニュークリア リサーチ | ガス電子増倍管の製造方法 |
JP2019508903A (ja) * | 2016-01-07 | 2019-03-28 | ザ リサーチ ファウンデイション フォー ザ ステイト ユニヴァーシティ オブ ニューヨーク | マルチウェルセレンデバイス及びその製作方法 |
-
2001
- 2001-11-15 JP JP2001350386A patent/JP3785501B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006138772A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Dainippon Printing Co Ltd | 放射線検出器の製造方法 |
JP2011517050A (ja) * | 2008-04-14 | 2011-05-26 | ヨーロピアン オーガナイゼーション フォー ニュークリア リサーチ | ガス電子増倍管の製造方法 |
JP2019508903A (ja) * | 2016-01-07 | 2019-03-28 | ザ リサーチ ファウンデイション フォー ザ ステイト ユニヴァーシティ オブ ニューヨーク | マルチウェルセレンデバイス及びその製作方法 |
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