JP2003148826A - パルス管冷凍機 - Google Patents

パルス管冷凍機

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JP2003148826A
JP2003148826A JP2001349330A JP2001349330A JP2003148826A JP 2003148826 A JP2003148826 A JP 2003148826A JP 2001349330 A JP2001349330 A JP 2001349330A JP 2001349330 A JP2001349330 A JP 2001349330A JP 2003148826 A JP2003148826 A JP 2003148826A
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low temperature
holes
perforated plate
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Shinji Katsuragawa
真治 桂川
Arata Kono
新 河野
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • F25B9/14Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス管への作動ガスの流入口に整流器を設
け、パルス管内の作動ガスの攪拌を防ぐことにより、高
温の作動ガスと低温の作動ガスが攪拌されることによる
冷却効率の低下を防ぐことが可能なパルス管冷凍機を提
供する。 【解決手段】 作動ガスに圧力変動を発生させる圧力変
動源2と、圧力変動源2と連通する蓄冷器3と、蓄冷器
3と連通するパルス管4と、パルス管4と連通する位相
制御機構5とから成るパルス管冷凍機1で、パルス管4
の高温部14及び/又は低温部13には、パルス管4内
に作動ガスが流入する側に配設され複数の貫通孔24を
分散した多孔板21と、貫通孔24からパルス管4内側
に向かう作動ガスが分散する流路を有する分散器22
と、を組み合わせて成る整流器15、17から構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス管冷凍機に
関する。特にパルス管へ流入する作動ガスの流れを一様
に分散して整流する整流器を有するパルス管冷凍機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する図10の従来のパルス管
冷凍機40は、圧力変動源41と、圧力変動源41と連
通する蓄冷器42と、蓄冷器42と連通するパルス管4
3と、パルス管43と連通する位相制御機構44とから
構成される。
【0003】圧力変動源41は、圧縮機ユニット45の
吐出口45aに高圧開閉弁46が連結され、圧縮機ユニ
ット45の吸入口45bに低圧開閉弁47が連結されて
構成される。圧力変動源41と蓄冷器42の高温端42
aは、連結管48を介して連通する。蓄冷器42には積
層金網等からなる蓄冷材が充填されていて、この中を作
動ガスが蓄冷器42の高温端42aから低温端42b
へ、また低温端42bから高温端42aへ向かい流動す
る。位相制御機構44は、リザーバ50と、オリフィス
51とから構成される。位相制御機構44は、連結管5
2を介してパルス管43の高温端43aと連通する。
【0004】パルス管43の低温端43bは、蓄冷器4
2の低温端42bと連結管49により連通する。蓄冷器
42の低温端42bからの低温の作動ガスは連結管49
を流通してパルス管43の低温端43bへ流入する。こ
のときパルス管43内の低温端43bの付近の低温の作
動ガスは、パルス管43の高温端43aの方向へ押され
る。また位相制御機構44から連結管52を介してパル
ス管43の高温端43aに流入する高温の作動ガスは、
高温端43a付近の高温の作動ガスをパルス管43の低
温端43bの方向へ押す。
【0005】図11は位相制御機構44から連結管52
を介してパルス管43の高温端43aへ流入する作動ガ
スの速度分布を示したものである。位相制御機構44か
らの高温の作動ガスは、パルス管43へ勢いよく噴出
し、この場合は作動ガスの速度分布はパルス管43の中
心付近が大きくなる。パルス管43の高温端43aへ流
入する作動ガスは、パルス管43内に滞留している作動
ガス中を突き抜け、低温端43bの近傍まで達する。低
温端43bの近傍に達した作動ガスは、低温端43bの
温度を上昇させる。
【0006】この問題に対して特開2000−1618
01号公報に開示された図12のパルス管冷凍機60が
ある。図12のパルス管冷凍機60では、パルス管43
の高温端43aへ流入する高温の作動ガスが低温端43
bまで直接到達するのを防ぐため、パルス管内の高温部
53に多孔板55を設け、作動ガスがこの多孔板に衝突
するようにしている。パルス管内に流入した作動ガス
は、多孔板に設けられた複数の貫通孔からパルス管内へ
流入するため、パルス管43の高温端43aへ流入する
作動ガスは、パルス管43内に滞留している作動ガス中
を突き抜け、低温端43bの近傍まで達するのを防ぐこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のパルス管
冷凍機60では、図12に示すように多孔板55の貫通
孔56における作動ガスの流速が大きくなるため、一様
に均一な速度分布を得ることができない。パルス管43
内へ流入する作動ガスの速度分布が一様に均一でない
と、高温部53付近の高温の作動ガスと低温部54付近
の低温の作動ガスが攪拌されてしまう。高温の作動ガス
と低温の作動ガスが攪拌されると、パルス管内に滞留す
る作動ガスの温度差が小さくなり、パルス管43の低温
部54の作動ガスの温度が上昇してしまう。パルス管4
3の低温部54の作動ガスの温度が上昇すると、被冷却
体を十分に冷却することができず、冷却効率が低下する
という問題があった。
【0008】本発明は、上記の不具合を解決することを
発明の課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、作
動ガスに圧力変動を発生させる圧力変動源と、該圧力変
動源と連通する蓄冷器と、該蓄冷器と連通するパルス管
と、該パルス管と連通する位相制御機構とから成るパル
ス管冷凍機において、前記パルス管の高温部及び/又は
低温部には、前記パルス管内に作動ガスが流入する側に
配設され複数の貫通孔を分散した多孔板と、前記貫通孔
からパルス管内側に向かう作動ガスが分散する流路を有
する分散器と、を組み合わせて成る整流器と、から構成
することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項1では、パルス管の高温
部、及び/又は低温部に、複数の貫通孔を分散した多孔
板と、前記貫通孔からパルス管内側に向かう作動ガスが
一様に分散する流路を有する分散器と、を組み合わせて
成る整流器を設けるものである。パルス管内に流入する
作動ガスはまず多孔板と衝突し、多孔板に設けられた複
数の貫通孔を流動する。貫通孔を流出する作動ガスは一
様に分散する流路を有する分散器内を流れの径方向に広
がりながら流動する。従って分散器からパルス管内へ向
かう作動ガスは、一様に均一な速度となる。また、パル
ス管の高温部、及び/又は低温部に整流器を設けるた
め、蓄冷器側又は位相制御機構側のどちらから作動ガス
が流入しても、パルス管内で均一な速度となる。
【0011】本発明の請求項2は、前記分散器は、複数
枚の金網を積層して成る積層金網であることを特徴とす
る。
【0012】本発明の請求項2では、分散器に流動方向
及び流れの径方向に流路を形成できる積層金網を用い
る。作動ガスの均一な速度を得るために必要な金網の枚
数は5〜30枚であるが、パルス管冷凍機のパルス管内
容積が冷凍能力に与える影響、作動ガスの種類(ヘリウ
ム、窒素、水素等)、又は作動ガスの流速に応じてその
枚数(高さ)を変更することが可能である。しかも積層
金網の線径及びピッチを変える事により、パルス管冷凍
機の冷凍性能が向上するようにさらに最適な分散器を設
定できる。
【0013】本発明の請求項3は、前記パルス管内に作
動ガスが流入する側に配設され複数の貫通孔を分散した
前記多孔板の流入前にはバッファ空間を有することを特
徴とする。
【0014】本発明の請求項3では、多孔板の作動ガス
の入口にバッファ空間を設けることにより、多孔板の複
数の貫通孔を流動する作動ガスの速度分布を均一にする
ことができる。分散器においては、貫通孔から流出する
作動ガスを分散して一様に均一な速度とすることができ
るが、夫々の貫通孔を流動する作動ガスの流速が不均一
であると、パルス管へ流入する作動ガスはパルス管の中
心部の速度が大きくなり、流れの径方向に均一な速度と
はならない。パルス管へ流入する作動ガスは整流器(多
孔板と分散器)を設ける分だけその前後に圧力差が発生
するため、多孔板の作動ガスの入口にバッファ空間を設
けると、バッファ空間ではほぼ均一の圧力となり、夫々
の貫通孔で均一な速度を得ることができる。
【0015】本発明の請求項4は、前記バッファ空間を
分割する複数の貫通孔を有する整流板を設けたことを特
徴とする。
【0016】本発明の請求項4では、作動ガスがバッフ
ァ空間に整流板を設けることにより、多孔板の貫通孔に
均一な速度となる。パルス管内へ流入する作動ガスの流
速が非常に大きい場合には、バッファ空間で均一な圧力
とはならずにパルス管の径方向の中央部付近とその周辺
とで多孔板の貫通孔で速度差が発生する場合がある。整
流板を設けることにより、パルス管内へ流入する作動ガ
スが整流板で分散されるため、多孔板の貫通孔でより均
一な流速を得ることができる。
【0017】本発明の請求項5は、前記整流器を複数段
組み合わせたことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項5では、整流器を複数段組
み合わせることによりパルス管内でより一様に均一な速
度分布を得ることができる。パルス管内へ流入する作動
ガスの流速が非常に大きい場合には、バッファ空間で均
一な圧力とはならずにパルス管の径方向の中央部付近と
その周辺とで多孔板の貫通孔で速度差が発生する場合が
ある。このとき分散器の高さを十分に取る(金網の積層
枚数を増やす)ことにより、ある程度の均一な速度分布
を得ることはできるが、分散器の高さを高くしすぎる
と、パルス管内の容積が変化し、冷凍能力の低下を招い
てしまう。整流器を組み合わせることにより、パルス管
への流入側の整流器において、均一な速度が得られなか
ったとしても、2段目の整流器で整流され、パルス管へ
は均一な速度分布で作動ガスを流入させることができ
る。1段目整流器の多孔板と2段目の整流器の多孔板の
間には1段目の整流器の分散器が位置するが、この1段
目の分散器が2段目の整流器の多孔板へのみかけのバッ
ファ空間の働きをする。すなわち2段目の多孔板に設け
た複数の貫通孔の入口を均一な圧力とする働きがあり、
その結果2段目の多孔板の夫々の貫通孔で均一な速度分
布となる。尚、一段目の多孔板の貫通孔と2段目の多孔
板の貫通孔が流れ方向に重ならないようにオフセットさ
せることにより、作動ガスが真っ直ぐにパルス管内へ流
入することを防ぐことができ、より均一な速度分布が得
られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を以下に詳述す
る。
【0020】(第1実施形態)図1は、本発明のパルス
管冷凍機1で、圧力変動源2と、圧力変動源2と連通す
る蓄冷器3と、蓄冷器3と連通するパルス管4と、パル
ス管4と連通する位相制御機構5とから構成される。
【0021】圧力変動源2は、圧縮機ユニット7の吐出
口7aに高圧開閉弁8が連結され、圧縮機ユニット7の
吸入口7bに低圧開閉弁9が連結される。圧力変動源7
と蓄冷器3の高温端3aは、連結管10を介して連通す
る。
【0022】蓄冷器3は、薄肉のステンレス鋼管等の中
空管にステンレス鋼、りん青銅等の材質からなる金網等
の蓄冷材が充填される。
【0023】コールドヘッド11は、熱伝導率の大きい
銅等の材質からなり、コールドヘッド11内には蓄冷器
3の低温端3bとパルス管4の低温端4bを連通するコ
ールドヘッド通路12が形成される。コールドヘッド1
1には図示しない被冷却体が取付けられている。真空プ
レート6は、その下面周縁部が図示しない真空容器に気
密設置され、蓄冷器3、パルス管4、コールドヘッド1
1を真空断熱空間中に支持する。
【0024】パルス管4は、薄肉のステンレス鋼管等の
中空管である。パルス管4の低温部13には整流器15
が設置され、コールドヘッド11の連通路12と整流器
15の間にはバッファ空間16が設けてある。また、パ
ルス管4の高温部14には整流器17が設置され、整流
器17と連結管19の間にはバッファ空間18が設けて
ある。
【0025】位相制御機構5は、リザーバ20にオリフ
ィス25が連結されて構成される。位相制御機構5のオ
リフィス25とパルス管4の高温端4aとは、連結管1
9により連結される。
【0026】図2は、パルス管4の高温部14に設置し
た整流器17の詳細縦断面である。整流器17は、多孔
板21と、積層金網22(分散器)と、ハウジング23
と、から構成される。位相制御機構5からの作動ガスは
バッファ空間18、多孔板21、積層金網22の順に流
動し、パルス管4内に流入する。
【0027】図3は多孔板21の平面図で、作動ガスが
流動する一様に分散された複数の貫通孔24が設けられ
ている。本実施例で使用する多孔板21は、貫通孔24
の孔径φ0.5〜3mm、貫通孔24間のピッチ1〜1
0mm、開口比5〜30%、板厚0.3mm〜2mmの
仕様である。上記仕様の多孔板21は、パルス管冷凍機
の冷凍性能へ与える影響も少なく、また入手が容易であ
るため低コストである。
【0028】図4は積層金網22(分散器)で、ステン
レス鋼、銅等の材質からなる複数枚の金網を積層して構
成される。本実施例では銅、線径φ0.1mm、ピッチ
0.154mmの100メッシュ相当の金網を5〜30
枚積層して積層金網22としている。積層金網には貫通
孔24から流入する作動ガスが一様に分散する流路が形
成されている。
【0029】積層金網22の枚数を決めるにあたり、パ
ルス管冷凍機1のパルス管4内容積が冷凍能力に与える
影響、作動ガスの種類(ヘリウム、窒素、水素等)、又
は作動ガスの流速に応じてその枚数(高さ)を変更して
もよい。また積層金網22の線径及びピッチを変える事
により、パルス管冷凍機の冷凍性能が向上するようにさ
らに最適な仕様に設定可能である。
【0030】尚、本実施例では分散器に積層金網22を
使用したがこれに限定されるものではなく、貫通孔24
から流入する作動ガスが一様に分散する流路が形成され
る焼結金属、発泡金属、金網を圧縮成形したメッシュば
ね等であってもよい。
【0031】バッファ空間18は、多孔板21の入口前
の圧力を均一にするため、複数の貫通孔24を流動する
作動ガスの速度分布を均一にすることができる。積層金
網22においては、貫通孔24から流出する作動ガスを
分散して一様に均一な速度とすることができるが、夫々
の貫通孔24を流動する作動ガスの流速が不均一である
と、パルス管4へ流入する作動ガスはパルス管の中心部
の速度が大きくなり、流れの径方向に均一な速度とはな
らない。パルス管4へ流入する作動ガスは整流器17を
設ける分だけその前後に圧力差が発生するため、多孔板
21の作動ガスの入口にバッファ空間18を設けると、
バッファ空間18では均一の圧力が得られる。
【0032】次にパルス管冷凍機1の作動原理について
説明する。
【0033】まず、低圧開閉弁9が閉じられた状態で高
圧開閉弁8が開けられ、圧縮機ユニット7において圧
縮、放熱された高圧の作動ガスが高圧開閉弁8から連結
管10を通って蓄冷器3の高温端3aから流入し、蓄冷
材によって冷却されながら蓄冷器3の低温端3bへ送ら
れる。
【0034】蓄冷器3でコールドヘッド11の温度まで
冷却された高圧の作動ガスは、コールドヘッド通路1
2、整流器15を順に通ってパルス管4の低温端4bか
らパルス管4内に流入する。
【0035】パルス管4への高圧の作動ガスの流入によ
ってパルス管4内の圧力は上昇し、パルス管4の高温部
14付近の作動ガスは、断熱圧縮によって室温以上に温
度上昇する。パルス管4の高温部14付近の作動ガス
は、パルス管4の圧力がリザーバ20の圧力よりも高く
なるため、整流器17、連結管19を順に通って、オリ
フィス25で調節されてリザーバ20に流入する。
【0036】これにともなって、パルス管4内の作動ガ
スは、パルス管4の高温端4aの方向に移動し、パルス
管4の低温部13付近には、蓄冷器3でコールドヘッド
11の温度まで冷却された高圧の作動ガスが充填され
る。なお、リザーバ20に流出するパルス管4の高温部
14付近の作動ガスの圧縮熱は、連結管19を通る際に
大気中に放出される。
【0037】次に、高圧開閉弁8が閉じ低圧開閉弁9が
開けられ、蓄冷器3の高温端3aから連結管10、低圧
開閉弁9を通って圧縮機ユニット7へ吸入され、圧力が
降下し、パルス管4の低温部13付近に充填された高圧
の作動ガスは、断熱膨張によって急激に温度降下する。
【0038】パルス管4の圧力がリザーバ20の圧力よ
りも低くなるため、リザーバ20の作動ガスは、オリフ
ィス25で調節されて、連結管19、バッファ空間1
8、整流器17を順に通ってパルス管4内に流入する。
【0039】これにともなって、パルス管4の作動ガス
は、パルス管4の低温端4bの方向に移動し、パルス管
4低温端4b付近で断熱膨張により温度降下した低温の
作動ガスは、コールドヘッド通路12を通る際にコール
ドヘッド11を冷却し、さらに、蓄冷器3の低温端3b
から蓄冷材を冷却しながら蓄冷器3の高温端3aへ送ら
れ、蓄冷器3の高温端3aから連結管10、低圧開閉弁
9を順に通って圧縮機ユニット7の吸入口7bへ吸入さ
れる。
【0040】上述した過程において、図5に示すように
連結管19からパルス管4へ流入する作動ガスは、バッ
ファ空間18で均一な圧力となり、整流器17の多孔板
21に一様に設けられた複数個の貫通孔24に均一な速
度で流動する。次に、多孔板17の複数個の孔から流出
する作動ガスは、積層金網22によってさらに分散さ
れ、パルス管4の軸に垂直な円形断面内において均一な
流速となってパルス管4に流入し、既にパルス管4に内
在していたる温度の低い作動ガスに混合されることなく
パルス管4の作動ガスはパルス管4の低温端4bの方向
へ移動させられる。
【0041】低温部13に設けた整流器15も同様の原
理により、パルス管4の軸に垂直な円形断面内において
均一な流速となってパルス管4に流入し、既にパルス管
4に内在していたる温度の高温の作動ガスに混合される
ことなくパルス管4の作動ガスはパルス管4の高温端4
aの方向へ移動させられる。
【0042】本発明のパルス管冷凍機1においては、パ
ルス管4の高温部14に整流器17を設置したことによ
って、連結管19からパルス管4へ流入する高温の作動
ガスがパルス管4の軸に垂直な円形断面内において均一
な流速に整流にされ、既にパルス管4内に内在していた
低温の作動ガスと混合されることなくパルス管4の作動
ガスをパルス管4の低温端4bの方向へ移動させること
ができる。
【0043】また、パルス管4の低温部13に整流器1
5を設置したことによって、蓄冷器3によってコールド
ヘッド11の温度まで冷却されてコールドヘッド通路1
2からパルス管4に流入する作動ガスがパルス管4の軸
に垂直な円形断面内において均一な流速に整流にされ、
既にパルス管4内に存在していた高温の作動ガスと混合
しないので、その後の断熱膨張の際に、コールドヘッド
11の温度から温度降下するため、その温度降下した作
動ガスでコールドヘッド11を十分に冷却でき、冷凍効
率の低下を防ぐことができる。
【0044】(第2実施形態)図6は、本発明の第2実
施形態のパルス管冷凍機26の構成図である。パルス管
冷凍機26は、第1実施形態のパルス管冷凍機1に低温
熱交換器27を加えたものであり、低温熱交換器27と
整流器15の間にはバッファ空間16が形成される。そ
の他の構成は第1実施形態のパルス管冷凍機1と同じで
ある。
【0045】低温熱交換器27を加えることにより、コ
ールドヘッド11での有効伝熱面積が増加し、断熱膨張
によって温度降下した作動ガスによりコールドヘッド1
1を効率良く極低温に冷却できる。
【0046】(第3実施形態)図7は、本発明の第3実
施形態のパルス管冷凍機28の構成図である。パルス管
冷凍機28は、第1実施形態のパルス管冷凍機1に低温
熱交換器27、高温熱交換器29を加えたものであり、
低温熱交換器27と整流器15の間にはバッファ空間1
6が、高温熱交換器29と整流器17の間にはバッファ
空間18が形成される。その他の構成は第1実施形態の
パルス管冷凍機1と同じである。
【0047】高温熱交換器29を加えることによって、
有効伝熱面積が増加し、圧縮熱をより速やかに外部に放
熱することができ、パルス管4内の作動ガスの移動にと
もなうコールドヘッド11への熱侵入が抑制され、コー
ルドヘッド11においてさらに効率良く極低温が得られ
る。また低温熱交換器27を加えることにより、コール
ドヘッド11での有効伝熱面積が増加し、断熱膨張によ
って温度降下した作動ガスによりコールドヘッド11を
効率良く極低温に冷却できる。
【0048】(第4実施形態)図8は、整流器17を複
数段組み合わせた構成である。図8の整流器30は、第
1段の多孔板31と、第1段の積層金網32(分散器)
と、第2段の多孔板33と、第2段の積層金網34(分
散器)とから構成される。位相制御機構5からの高温の
作動ガスは連結管19を通り、バッファ空間18、第1
段の多孔板31、第1段の積層金網32、第2段の多孔
板33、第2段の積層金網34の順に流動し、パルス管
4内に流入する。
【0049】パルス管4内へ流入する作動ガスの流速が
非常に大きい場合には、バッファ空間18で均一な圧力
とはならずにパルス管4の径方向の中央部付近とその周
辺とで速度差が発生する場合がある。このとき積層金網
(分散器)の高さを十分に取る(金網の積層枚数を増や
す)ことにより、ある程度の均一な速度分布を得ること
はできるが、積層金網の高さを高くしすぎると、パルス
管4内の容積が変化し、冷凍能力の低下を招いてしま
う。
【0050】整流器30では、パルス管4への第1段の
多孔板31において、均一な速度が得られなかったとし
ても、2段目の多孔板33で均一な速度分布で作動ガス
が得られる。
【0051】1段目の多孔板31と2段目の多孔板33
の間には、1段目の積層金網32が位置するが、この1
段目の積層金網32が2段目の多孔板33への、みかけ
のバッファ空間の働きをする。すなわち2段目の多孔板
33に設けた複数の貫通孔の入口を均一な圧力とする働
きがあり、その結果2段目の多孔板33の夫々の貫通孔
で均一な速度分布が得られる。
【0052】尚、1段目の多孔板31の貫通孔と2段目
の多孔板33の貫通孔が流れ方向に重ならないようにオ
フセットして設けることが望ましい。作動ガスが真っ直
ぐにパルス管4内へ流入することを防ぐことができ、よ
り均一な速度分布が得られる。
【0053】第4実施形態ではパルス管4の高温部14
の整流器30について上述したが、低温部13に用いて
もよい。また、第4実施形態では2段の整流器である
が、3段以上でもよい。
【0054】(第5実施形態)図9は、バッファ空間1
8を分割する複数の貫通孔を有する整流板35を設けた
ものである。パルス管4内へ流入する作動ガスが整流板
35で分散され、その後整流器30の第1段の多孔板3
1へ流入する。作動ガスは整流板35に設けた複数の貫
通孔36により径方向に分散されるため、多孔板21の
径方向に均一な流速が得られる。パルス管4内へ流入す
る作動ガスの流速が非常に大きいく、バッファ空間18
で均一な圧力が得にくい状況において特に有効である。
【0055】尚、実施例で使用する整流板35は、貫通
孔36の孔径φ0.5〜3mm、貫通孔36間のピッチ
1〜10mm、開口比5〜30%、板厚0.3mm〜2
mmの仕様である。整流板35には貫通孔36が整流器
30の多孔板31よりも大きな貫通孔、ピッチ、開口比
のものを使用することが望ましい。パルス管4内の方向
に流動するにしたがい、作動ガスを徐々に径方向に広が
りをもちながら分散して流動する効果があるからであ
る。また整流板35を設けることによる作動ガスの流動
損失の増大を最小限に抑えることができる。
【0056】
【発明の効果】本発明のパルス管冷凍機では、パルス管
への作動ガスの流入口に整流器を設けることにより、一
様で均一な速度分布を得ることができる。従ってパルス
管内の作動ガスの攪拌を防ぐことができ、高温の作動ガ
スと低温の作動ガスが攪拌されることによる冷却効率の
低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のパルス管冷凍機の構成
を示す図である。
【図2】本発明の整流器の断面図である。
【図3】本発明の多孔板の平面図である。
【図4】本発明の積層金網(分散器)である。
【図5】本発明の整流器内の作動ガスの流動状態を示す
説明図である。
【図6】本発明の第2実施形態のパルス管冷凍機の構成
を示す図である。
【図7】本発明の第3実施形態のパルス管冷凍機の構成
を示す図である。
【図8】本発明の第4実施形態の整流器である。
【図9】本発明の第5実施形態の整流板を設けた実施例
である。
【図10】従来のパルス管冷凍機である。
【図11】従来のパルス管冷凍機のパルス管内の作動ガ
スの流動状態を示す図である。
【図12】従来のパルス管冷凍機のパルス管内の作動ガ
スの流動状態を示す図である。
【符号の説明】
1 パルス管冷凍機 2 圧力変動源 3 蓄冷器 4 パルス管 5 位相制御機構 15、17 整流器 16、18 バッファ空間 21 多孔板 22 積層金網(分散器) 24 貫通孔 35 整流板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動ガスに圧力変動を発生させる圧力変
    動源と、該圧力変動源と連通する蓄冷器と、該蓄冷器と
    連通するパルス管と、該パルス管と連通する位相制御機
    構とから成るパルス管冷凍機において、 前記パルス管の高温部及び/又は低温部には、前記パル
    ス管内に作動ガスが流入する側に配設され複数の貫通孔
    を分散した多孔板と、前記貫通孔からパルス管内側に向
    かう作動ガスが分散する流路を有する分散器と、を組み
    合わせて成る整流器と、 から構成することを特徴とするパルス管冷凍機。
  2. 【請求項2】 前記分散器は、複数枚の金網を積層して
    成る積層金網であること、を特徴とする請求項1に記載
    のパルス管冷凍機。
  3. 【請求項3】 前記パルス管内に作動ガスが流入する側
    に配設され複数の貫通孔を分散した前記多孔板の流入前
    にはバッファ空間を有すること、を特徴とする請求項1
    又は2のいずれかに記載のパルス管冷凍機。
  4. 【請求項4】 前記バッファ空間を分割する複数の貫通
    孔を有する整流板を設けたこと、を特徴とする請求項3
    に記載のパルス管冷凍機。
  5. 【請求項5】 前記整流器を複数段組み合わせたこと、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のパルス
    管冷凍機。
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