JP2003148654A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2003148654A
JP2003148654A JP2001345689A JP2001345689A JP2003148654A JP 2003148654 A JP2003148654 A JP 2003148654A JP 2001345689 A JP2001345689 A JP 2001345689A JP 2001345689 A JP2001345689 A JP 2001345689A JP 2003148654 A JP2003148654 A JP 2003148654A
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JP
Japan
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joint
pipe
wall material
pipe joint
joint body
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Withdrawn
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JP2001345689A
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English (en)
Inventor
Yoji Nishibori
洋史 西堀
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁材に沿って給水管や給湯管等を敷設する際
に、配管同士を簡単かつ確実に接続できる共に、ぐらつ
くことなく配管を壁材に確実に固定できる管継手を提供
するものである。 【解決手段】 両端に被接続管P1,P2が接続される接
合部11,12を有する継手本体1と、該継手本体1を
壁材4に固定するための支持部材2とからなり、継手本
体1に設けた係合部15a,16aと支持部材2に設け
た係合部25b,26bとを凹凸嵌合させて接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一戸建てあるいは
高層建築物の壁材に沿って給水管や給湯管等を敷設する
際に、配管同士を接続できる共に配管を壁材に固定でき
る機能を備えた管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は給水管や給湯管等の配管を壁材に
沿って敷設した従来の施工状態を示す部分断面図であっ
て、壁材4に沿って敷設した合成樹脂からなる配管P1
に対して直角方向から金属製の配管P2を接続すると
き、エルボ継手と称する管継手10が使用されている。
【0003】前記従来の管継手10は塩化ビニル樹脂等
の合成樹脂からなり、その一端にテーパ状のスリーブ受
口110が設けられ、他端に雌ねじを有する金属部材1
30を埋設した接合部120が設けられている。この管
継手10を用いて配管P1と配管P2を接続する場合、壁
材4に沿って立ち上げた配管P1の上端を管継手10の
受口110に挿入して接着接合し、配管P1に被せたバ
ンド5をビス等の締結具6を用いて壁材4に固定する。
そして、管継手10の他端接合部120の金属部材13
0に配管P2の一端をねじ込んで接続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示し
た従来の管継手10を用いた配管の施工状態では、管継
手10は壁材4に固定されておらず、この管継手10に
接続した配管P1がバンド5で壁材4に固定されている
だけである。このため、配管P2に掛かる振動や荷重等
が管継手10に作用したとき、該管継手10は壁材4に
直接固定されていないため配管P1がぐらつくという問
題があった。
【0005】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、壁材に沿って給水管や給湯管等を敷設する際に、配
管同士を簡単かつ確実に接続できる共に、ぐらつくこと
なく配管を壁材に確実に固定できる管継手を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、壁材に沿って
敷設される配管を接続する際に使用する管継手であっ
て、両端に被接続管が接続される接合部を有する継手本
体と、該継手本体を壁材に固定するための支持部材とか
らなり、継手本体に設けた係合部と支持部材に設けた係
合部とを凹凸嵌合させて接合したことを特徴とするもの
である。また、継手本体の両端に設けた双方の接合部が
ほぼ90°の角度で交叉していること、継手本体の一方
の接合部にはねじを有する金属部材が埋設されており、
該金属部材に金属製の被接続管がねじ接合されることを
特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す管
継手を用いた配管の施工状態を示す部分断面図、図2は
本発明の要部を示す展開状態の斜視図、図3は支持部材
の内側を示す斜視図である。
【0008】本発明の管継手は、塩化ビニル樹脂等の合
成樹脂からなる継手本体1と支持部材2の2部材から構
成される。継手本体1は射出成形によって一体成形され
るものであって、継手本体1の一端には奥側から開口側
に向かってテーパ状に拡開したスリーブ受口11が設け
られている。また、継手本体1の他端接合部12には雌
ねじを有する金属部材13が埋設されており、前記双方
の接合部はほぼ90°の角度で交叉している。
【0009】以上の構成は従来の管継手とほぼ同様であ
るが、本発明の継手本体1には、双方の接合部が約90
°の角度で屈曲した部分の背面側、即ち接合部12と反
対側の湾曲面に継手本体1から一体的に突出した係合部
14が設けられている。この係合部14には、スリーブ
受口11の軸線と平行する垂直面15と、接合部12の
軸線と平行する水平面16とが設けられており、それぞ
れの面15,16には連続する溝15a,16aが設け
られている。
【0010】一方、支持部材2はL字状に折れ曲がった
形態をなしており、2枚の平板21,22はほぼ90°
の角度で交叉している。この支持部材2の内側、即ちほ
ぼ90°を構成するそれぞれの平板21,22の内面に
は、中央部を横切って係合部25,26が設けられてい
る。そして、それぞれの係合部25,26には、凸条2
5b,26bが設けられており、各凸条25b,26b
は継手本体1の係合部14に設けられた各溝15a,1
6aに嵌合できるようになっている。また、それぞれの
平板21,22には、ビス等の締結具3を挿通するため
の貫通孔23,24が設けられている。
【0011】本発明の管継手は、継手本体1と支持部材
2とを別体成形した後、継手本体1の係合部14に設け
られた各溝15a,16aに、支持部材2に設けられた
係合部25,26の各凸条25b,26bを嵌合させて
接着接合して形成したものである。このように別体成形
した継手本体1と支持部材2を組み合わせて成形する
と、構造が複雑で多くのアンダーカットができる管継手
を一体的に射出成形する場合と比較して金型費用が安価
となり、製品コストが大幅に削減される。
【0012】次に、本発明の管継手を用いて配管P1,
P2を接続する施工作業を説明する。まず、壁材4に沿
って立ち上げた配管P1の上端を管継手1の受口11に
挿入し、接着剤を介して接合する。そこで、支持部材2
の平板21を壁材4に押し付け、ビス等の締結具3を貫
通孔23に挿通して壁材4にねじ込み、管継手を壁材4
に固定する。次に、管継手の他端接合部12に埋設され
た金属部材13に配管P2の一端をねじ込んで接続す
る。この接続状態では、管継手が壁材4に固定されてい
るため配管P2に掛かる振動や荷重が管継手に作用して
も、該管継手は壁材4に強固に固定されているため配管
P1がぐらついたりすることもない。
【0013】前述した施工例では、垂直となっている壁
材に管継手を固定する場合を例示したが、天井や庇等の
壁材が水平となった個所に管継手を固定する場合には、
水平となった平板22を壁材に押し付け、貫通孔24に
ビス等の締結具3を挿通して固定することもできる。要
するに、この管継手を使用すると、該管継手を固定する
壁材が垂直面であって、水平面であっても配管を確実に
固定することができる。
【0014】また、前記実施例では、継手本体1の係合
部14に設けられた各溝15a,16aに、支持部材2
に設けられた係合部25,26の各凸条25b,26b
を嵌合させて接着接合したものを例示したが、本発明は
必ずしもこの構成に限定されない。前記溝15a,16
aと凸条25b,26bとの凹凸嵌合は、いずれか一方
の溝と凸条をあり溝嵌合させて接合するようにしてもよ
い。また、継手本体1の垂直面15と水平面16に凸条
を設ける共に、支持部材2のそれぞれの係合部25,2
6に溝を設け、両者を凹凸嵌合させて接合してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の管継手は、
両端に被接続管が接続される接合部を有する継手本体
と、該継手本体を壁材に固定するための支持部材とから
なり、継手本体に設けた係合部と支持部材に設けた係合
部とを凹凸嵌合させて接合したものであるので、金型コ
ストが安価となり、製品を安価に提供できる。また、本
発明の管継手を使用すると、該管継手を固定する壁材が
垂直面であっても、水平面であっても配管を確実に固定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す管継手を用いた
配管の施工状態を示す部分断面図である。
【図2】図2は本発明の要部を示す展開状態の斜視図で
ある。
【図3】図3は本発明の支持部材の内側を示す斜視図で
ある。
【図4】図4は従来の管継手による配管の施工状態を示
す部分断面図である。
【符号の説明】
1 継手本体 2 支持部材 3 ビス等の締結具 4 壁材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁材に沿って敷設される配管を接続する
    際に使用する管継手であって、両端に被接続管が接続さ
    れる接合部を有する継手本体と、該継手本体を壁材に固
    定するための支持部材とからなり、継手本体に設けた係
    合部と支持部材に設けた係合部とを凹凸嵌合させて接合
    したことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 継手本体の両端に設けた双方の接合部は
    ほぼ90°の角度で交叉していることを特徴とする請求
    項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】 継手本体の一方の接合部にはねじを有す
    る金属部材が埋設されており、該金属部材に金属製の被
    接続管がねじ接合されることを特徴とする請求項1又は
    2記載の管継手。
JP2001345689A 2001-11-12 2001-11-12 管継手 Withdrawn JP2003148654A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010265955A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Mirai Ind Co Ltd 継手

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JP2010265955A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Mirai Ind Co Ltd 継手

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