JP2003148186A - 脱臭方法及び脱臭装置並びに畜糞処理システム - Google Patents
脱臭方法及び脱臭装置並びに畜糞処理システムInfo
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
もに、低コスト化を図ることができる脱臭方法及び脱臭
システム並びに畜糞処理システムを提供する。 【解決手段】 臭気ガスを燃焼機関20に導入し、臭気
ガスを燃料とともに燃焼させるとともに、燃焼機関20
を駆動源として発電を行う。
Description
る脱臭方法及び脱臭装置並びに畜糞処理システムに関す
る。
尿を含む)の処理過程で発生する発酵臭気がある。こう
した臭気ガスの脱臭方法としては、水(あるいは薬液)
洗浄法、オガ粉吸着法、微生物分解法等が知られてい
る。
臭方法は、水(薬液)処理を伴ったり、比較的広い敷地
面積を必要としたりすることから、一般農家が利用する
のは難しく、汎用性に欠ける。しかも、アンモニア以外
の臭気成分を除去するのが難しい。
燃焼させて臭気成分を高温で熱分解する燃焼脱臭法が検
討されているものの、燃料コストが高く、畜産農家等の
経済的負担が大きい。
ものであり、容易に臭気ガスを脱臭することができると
ともに、低コスト化を図ることができる脱臭方法及び脱
臭システム並びに畜糞処理システムを提供することを目
的とする。
に、本発明の脱臭方法は、臭気ガスを燃焼機関に導入
し、前記臭気ガスを燃料とともに燃焼させるとともに、
前記燃焼機関を駆動源として発電を行うことを特徴とす
る。この脱臭方法では、臭気ガスを燃焼機関で燃焼させ
ることにより、臭気成分を高温で熱分解する。また、そ
の燃焼機関を駆動源として発電を行うことにより、低コ
スト化を図ることができる。
は、例えば、ディーゼル機関又はガスタービンが用いら
れる。
が導入され、前記臭気ガスを燃料とともに燃焼させる燃
焼機関と、前記燃焼機関に接続され、発電を行う発電機
とを備えることを特徴とする。この脱臭システムでは、
上記脱臭方法を実施することができることから、低コス
トで畜糞を処理することができる。
装置を備える畜糞処理システムにおいて、前記発酵装置
で発生する臭気ガスを脱臭するために、上記記載の脱臭
装置を備えることを特徴とする。この畜糞処理システム
では、上記脱臭装置を備えることにより、容易かつ低コ
ストで畜糞を処理することができる。
図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る畜糞処
理システムの実施形態の一例を示す構成図である。畜糞
処理システム10は、畜糞を発酵処理する発酵装置11
と、発酵装置11で発生する臭気ガスを脱臭する脱臭装
置12とを備えて構成されている。
ば、畜糞を連続的に好気性発酵させる連続式発酵機が用
いられる。発酵装置11は、発酵槽、畜糞の投入口、畜
糞を攪拌する攪拌機、加熱用の電気ヒータ、発酵槽内に
空気を取り込むための送風ブロア等を含んで構成され
る。発酵装置11は、発酵熱及び電気ヒータの熱を利用
して槽内の温度を調整しつつ、送風ブロアによって槽内
に強制的に空気を導入し、畜糞の発酵を促進させる。な
お、発酵装置11として、嫌気性処理用の装置を用いて
もよい。また、上記電気ヒータの代わりに、後述する燃
焼機関20の排熱を加熱源として用いてもよい。排熱を
利用することにより、電気ヒータの削減、または電力削
減を図ることができる。
接続され、発酵装置11の発酵槽内から排出される気体
(臭気ガス)を脱臭処理する。本例では、脱臭装置12
は、臭気ガスを燃料とともに燃焼させる燃焼機関20
と、燃焼機関20に接続され、発電を行う発電機21と
を含んで構成されている。
ーゼル機関やガスタービン等が用いられる。図2は、燃
焼機関20にディーゼル機関を適用した構成例、図3
は、燃焼機関20にガスタービンを適用した構成例をそ
れぞれ示している。適用される燃焼機関の種類やその特
性については、畜糞の処理量や設置スペース等の周囲環
境等に応じて定められる。
源として燃焼機関20内に導入され、燃料とともに燃焼
される。なお、臭気ガスとともに空気を燃焼機関20に
導入してもよい。発電機21は、燃焼機関20の出力軸
の回転により駆動され発電を行うようになっている。
酵装置11に投入された畜糞は、発酵装置11で発酵さ
れて堆肥となり、堆肥となった畜糞は、発酵装置11か
ら随時取り出される。例えば、発酵装置11に畜糞を投
入してから3、4日後に、当初60〜70%あった水分
が好気性発酵により乾燥して30%まで減り、有機肥料
が出来上がる。
糞からアンモニア、メチルメルカプタン、硫化メチル、
二硫化メチル等からなる臭気ガスが発生する。例えば、
畜糞を発酵装置11に投入してから15〜20時間後
に、槽内は発酵熱によって80℃程度まで温度が上昇
し、臭気ガスの発生がピークとなる。発酵装置11で発
生した臭気ガスは、脱臭装置12に導入される。
源として燃焼機関20内に導入され、燃料とともに燃焼
される。臭気ガスは、この燃焼により、臭気成分(アン
モニア、メチルメルカプタン、硫化メチル、二硫化メチ
ル等)が熱分解され、脱臭される。
駆動源として、発電機21を駆動し、発電を行う。すな
わち、使用される燃料は、脱臭目的だけでなく、発電に
も利用される。この発電により、脱臭装置12では、得
られた電力の分、経済コストが軽減される。
では、脱臭装置12にかかる経済コストが軽減される。
そのため、低コストで畜糞を処理することができる。ま
た、臭気ガスの脱臭処理に際して、水(薬液)処理や、
広い敷地面積を必要としないため、一般農家にも容易に
実施できる。
に適用した場合の経済コストを試算した例について説明
する。ここでは、鶏1万羽程度を保有する畜産農家を対
象とした。
糞が発生する。1トンの鶏糞を発酵処理した場合、約9
8.9Nm3/hの臭気ガスが発生する(hは時間)。
なお、この場合、臭気ガスには、約2000ppmのア
ンモニア、数ppmのメチルカルカプタン、硫化水素、
二硫化水素等が含まれる。
スを炉(脱臭炉)内で燃焼させて臭気成分を高温で熱分
解する場合、灯油4〜6リットル/hを必要とする。
てディーゼル機関に導入し、燃焼させる場合、燃料とし
て灯油5.57リットル/hを必要とする。また、ディ
ーゼル機関を駆動源とする発電により、18.8kWの
電力を得ることができる。
ービンに導入し、燃焼させる場合、燃料として灯油4.
5リットル/hを必要とする。また、ガスタービンを駆
動源とする発電により、2.6kWの電力を得ることが
できる。なお、ガスタービンの場合、必要とされる空気
源の量が多量であるため、臭気ガスに加えて空気75.
3Nm3/hをガスタービンに導入するとよい。
ィーゼル機関を用いた例、及びガスタービンを用いた例
のそれぞれについて、上記試算結果として、燃料コス
ト、及び発電により軽減されるコストを示す。上記試算
により、従来の炉内で燃焼させるだけの場合に比べて、
臭気ガスを燃焼機関に導入して発電を行うことにより、
脱臭装置にかかる経済コストを軽減できることが分かっ
た。また、本試算例の場合、ガスタービンよりもディー
ゼル機関を用いたほうがより効率的に発電を行うことが
でき、経済コストを軽減できることが分かった。
る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例
に限定されないことは言うまでもない。上述した例にお
いて示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例で
あって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計
要求等に基づき種々変更可能である。
ちのいずれかの成分が燃焼機関内で充分に熱分解されな
い場合等、燃焼機関から排出される排出ガスに対して脱
臭処理をさらに施してもよい。
ず、他の動物の畜糞の処理にも適用できる。さらに、本
発明は、畜糞からの臭気ガスに限らず、他の臭気ガスに
も適用できる。
及び脱臭システムによれば、臭気ガスを燃焼機関に導入
し、臭気ガスを燃料とともに燃焼させるとともに、燃焼
機関を駆動源として発電を行うことにより、容易に臭気
ガスを脱臭することができるとともに、低コスト化を図
ることができる。また、本発明の脱臭システムによれ
ば、容易かつ低コストで畜糞を処理することができる。
一例を示す構成図である。
を示す図である。
示す図である。
トを試算した結果を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 臭気ガスを燃焼機関に導入し、前記臭気
ガスを燃料とともに燃焼させるとともに、前記燃焼機関
を駆動源として発電を行うことを特徴とする脱臭方法。 - 【請求項2】 臭気ガスが導入され、前記臭気ガスを燃
料とともに燃焼させる燃焼機関と、前記燃焼機関に接続
され、発電を行う発電機とを備えることを特徴とする脱
臭装置。 - 【請求項3】 畜糞を発酵処理する発酵装置を備える畜
糞処理システムにおいて、 前記発酵装置で発生する臭気ガスを脱臭するために、請
求項2に記載の脱臭装置を備えることを特徴とする畜糞
処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001343737A JP2003148186A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | 脱臭方法及び脱臭装置並びに畜糞処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001343737A JP2003148186A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | 脱臭方法及び脱臭装置並びに畜糞処理システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007102142A Division JP2007192541A (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 畜糞処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003148186A true JP2003148186A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19157372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001343737A Pending JP2003148186A (ja) | 2001-11-08 | 2001-11-08 | 脱臭方法及び脱臭装置並びに畜糞処理システム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003148186A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011083716A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Urayasu Densetsu Kk | 湿潤有機廃棄物の処理システム |
-
2001
- 2001-11-08 JP JP2001343737A patent/JP2003148186A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011083716A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Urayasu Densetsu Kk | 湿潤有機廃棄物の処理システム |
US9061332B2 (en) | 2009-10-16 | 2015-06-23 | Urayasu Densetsu K.K. | Treatment system of wet organic waste |
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