JP2003147736A - ロータリー式除雪車 - Google Patents

ロータリー式除雪車

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JP2003147736A JP2001343962A JP2001343962A JP2003147736A JP 2003147736 A JP2003147736 A JP 2003147736A JP 2001343962 A JP2001343962 A JP 2001343962A JP 2001343962 A JP2001343962 A JP 2001343962A JP 2003147736 A JP2003147736 A JP 2003147736A
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章 竹下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行力の伝達機能と荷役力の伝達機能を共通
のトランスミッション内に組み込んだロータリー式除雪
車を提供する。 【解決手段】 車体4側に設けたトランスミッション2
1に、駆動源11側に連動する入力軸23と、入力軸2
3に連動するポンプ駆動軸28と、ポンプ駆動軸28に
より駆動する油圧ポンプ13によって油圧モータ14を
介して駆動するモータ連動軸29と、モータ連動軸29
にクラッチ付きの変速機構を介して連動する走行出力軸
47と、入力軸23にクラッチ付きの変速機構を介して
連動する荷役出力軸58を設けた。走行力の伝達機能と
荷役力の伝達機能とを共通のトランスミッション21内
に組み込むことができ、全体を小型化、簡素化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば街路や高
速道路での除雪に使用されるロータリー式除雪車に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリー式除雪車としては、車
体側に設けられるトランスミッションに、エンジン側に
連動される入力軸が設けられるとともに、この入力軸に
クラッチ付きの変速機構を介して連動される走行出力軸
が設けられ、そして走行出力軸に、フロントアクスルや
リヤアクスルが連動されている。さらにトランスミッシ
ョンとは別のケース体に、エンジン側に連動される荷役
駆動部が設けられ、この荷役駆動部が、除雪装置におけ
るブロアの駆動部(減速機など)に連動されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した従来構
成によると、車体側には、トランスミッションとは別に
荷役駆動部のケース体が配設されることで、全体が大型
化、複雑化されることになる。
【0004】そこで本発明の請求項1記載の発明は、走
行力の伝達機能と荷役力の伝達機能とを共通のトランス
ミッション内に組み込んだロータリー式除雪車を提供す
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載のロータリー式除雪車
は、車体側に設けられるトランスミッションに、駆動源
側に連動される入力軸と、この入力軸に連動されるポン
プ駆動軸と、このポンプ駆動軸により駆動される油圧ポ
ンプによって油圧モータを介して駆動されるモータ連動
軸と、このモータ連動軸にクラッチ付きの変速機構を介
して連動される走行出力軸と、前記入力軸にクラッチ付
きの変速機構を介して連動される荷役出力軸とが設けら
れていることを特徴としたものである。
【0006】したがって請求項1の発明によると、駆動
源側に連動した入力軸の回転によりポンプ駆動軸を回転
させ、このポンプ駆動軸により油圧ポンプを駆動し得
る。そして油圧ポンプからの給油によって油圧モータを
駆動し得、以てモータ連動軸を回転し得る。このモータ
連動軸の回転を、クラッチ付きの変速機構を介して走行
出力軸に伝達し得、以てクラッチ付きの変速機構を操作
することで、走行出力軸を複数段で変速回転して、走行
速度を制御し得る。また、入力軸の回転を、クラッチ付
きの変速機構を介して荷役出力軸に伝達し得、以てクラ
ッチ付きの変速機構を操作することで、荷役出力軸を複
数段で変速回転して、荷役速度を制御し得る。
【0007】また本発明の請求項2記載のロータリー式
除雪車は、請求項1記載の構成において、モータ連動軸
とクラッチ付きの変速機構との間に、クラッチ付きの上
段変速機構が設けられていることを特徴としたものであ
る。
【0008】したがって請求項2の発明によると、クラ
ッチ付きの上段変速機構を操作することで、複数段で変
速回転可能な走行出力軸を、さらに整数倍の段数で変速
回転して、走行速度を制御し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図1〜図11に基づいて説明する。図2において、ロー
タリー式除雪車1は、複数の前車輪2と後車輪3とを有
する車体4の上部に運転部5が設けられるとともに、そ
の前部に除雪装置6が設けられている。この除雪装置6
は、装置本体7、オーガ8、ブロア9、シュート装置1
0などにより構成されている。その際にシュート装置1
0は、縦軸心の周りに回動可能に構成され、以て投雪口
10aの向きを変更可能とされている。
【0010】前記本体4にはエンジン(駆動源の一例)
11が搭載され、このエンジン11の駆動により、トラ
ンスミッション21を介してフロントアクスル2Aやリ
ヤアクスル3A、さらにブロア9の駆動部(減速機な
ど)9Aを駆動可能に構成されている。
【0011】図1〜図3において、前記トランスミッシ
ョン21は、ミッションケース22と、ミッションケー
ス22側に軸受装置を介して回転自在に支持された複数
本の軸と、対応する軸間を連動すべく設けられたクラッ
チ付きの変速機構などにより構成されている。
【0012】すなわちミッションケース22の上部に
は、エンジン11により回転される入力軸23が設けら
れ、この入力軸23の下方には、左右に振り分けてチャ
ージングポンプ軸25と荷役接断軸50とが設けられ、
さらに下方には、左右に振り分けてポンプ駆動軸28と
モータ連動軸29とが設けられている。なおモータ連動
軸29と同一軸心上には荷役出力軸58が設けられ、こ
こでモータ連動軸29と荷役出力軸58との端部間は、
相対回転自在に嵌合されている。
【0013】そして、ポンプ駆動軸28とモータ連動軸
29との間の上方には走行接断軸30が設けられ、また
下方にはアイドル軸34が設けられている。さらにアイ
ドル軸34の下方には、左右に振り分けて低速側伝動軸
39と高速側伝動軸44とが設けられるとともに、低速
側伝動軸39と高速側伝動軸44との間の下方には走行
出力軸47が設けられている。
【0014】前記入力軸23は、第1歯車機構24を介
して前記チャージングポンプ軸25に常時連動され、そ
してチャージングポンプ軸25にはチャージングポンプ
26が連動されている。またチャージングポンプ軸25
には、第2歯車機構27を介して前記ポンプ駆動軸28
が常時連動され、このポンプ駆動軸28には、両端に振
り分けてメインポンプ12と油圧ポンプ13とが連動さ
れている。
【0015】前記ポンプ駆動軸28に並行された前記モ
ータ連動軸29の外端には油圧モータ14が連動され、
この油圧モータ14に、前記油圧ポンプ13からのホー
ス15が接続されている。前記モータ連動軸29に並行
された走行接断軸30は、このモータ連動軸29に第3
歯車機構31を介して常時連動され、そして走行接断ク
ラッチ32と第4歯車機構33を介して前記アイドル軸
34に連動されている。
【0016】前記アイドル軸34と前記出力軸47と
は、前記低速側伝動軸39と前記高速側伝動軸44とが
介在されたクラッチ付きの変速機構を介して連動されて
いる。すなわち、前記アイドル軸34と前記低速側伝動
軸39とは、1速歯車機構35と1速切換えクラッチ3
6とを介して連動されるとともに、2速歯車機構37と
2速切換えクラッチ38とを介して連動されている。
【0017】また前記アイドル軸34と前記高速側伝動
軸44とは、3速歯車機構40と3速切換えクラッチ4
1とを介して連動されるとともに、4速歯車機構42と
4速切換えクラッチ43とを介して連動されている。な
おアイドル軸34側の1つの歯車は、第4歯車機構33
と1速歯車機構35と3速歯車機構40とに兼用される
とともに、他の歯車は、2速歯車機構37と4速歯車機
構42とに兼用されている。
【0018】前記低速側伝動軸39と前記走行出力軸4
7とは低速側歯車機構45を介して連動され、また前記
高速側伝動軸44と前記走行出力軸47とは高速側歯車
機構46を介して連動されている。そして前記走行出力
軸47は、両端に振り分けてフロントアクスル2Aとリ
ヤアクスル3Aに連動されている。以上の1速〜4速歯
車機構35,37,40,42群と1速〜4速切換えク
ラッチ36,38,41,43群などにより、クラッチ
付きの変速機構の一例が構成される。
【0019】前記入力軸23と前記荷役接断軸50と
は、1速切換えクラッチ51と1速歯車機構52とを介
して連動され、そして2速歯車機構53と2速切換えク
ラッチ54とを介して連動されるとともに、3速切換え
クラッチ55と3速歯車機構56とを介して連動されて
いる。また前記荷役接断軸50と前記荷役出力軸58と
は、5速歯車機構57を介して連動されている。前記荷
役出力軸58は、前記ブロア9の駆動部(減速機など)
9Aに連動されている。
【0020】以上の1速〜3速歯車機構52,53,5
4群と1速〜3速切換えクラッチ51,54,55群な
どにより、クラッチ付きの変速機構の一例が構成され
る。なお、荷役接断軸50の部分にはロック機構59が
設けられている。
【0021】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。ロータリー式除雪車1の通常の運転時に
は、エンジン11により入力軸23が駆動回転され、第
1歯車機構24を介してチャージングポンプ軸25が回
転されることで、チャージングポンプ26が駆動されて
いる。さらにチャージングポンプ軸25の回転により、
第2歯車機構27を介してポンプ駆動軸28が回転され
ることで、メインポンプ12と油圧ポンプ13とが駆動
されている。そしてチャージングポンプ26やメインポ
ンプ12の駆動により、各部への給油が可能とされる。
また油圧ポンプ13の駆動により、ホース15を介して
油圧モータ14に給油されることで、この油圧モータ1
4が駆動され、以てモータ連動軸29が回転されてい
る。
【0022】このような運転状態において、ロータリー
式除雪車1の走行制御は次のようにして行われる。すな
わち荷役側においては、図4に示すように、荷役出力軸
58側の1速〜3速切換えクラッチ51,54,55は
分断されており、これにより荷役接断軸50は非駆動に
なり、そして荷役接断軸50はロック機構59によりロ
ックされ、以てつれ回りを防止している。また走行側に
おいては、モータ連動軸29の回転が第3歯車機構31
を介して走行接断軸30に伝達され、そして走行接断ク
ラッチ32の接続により、第4歯車機構33を介してア
イドル軸34が回転されている。
【0023】このアイドル軸34の回転により、1速〜
4速歯車機構35,37,40,42が回転され、この
とき1速〜4速切換えクラッチ36,38,41,43
群は分断され、以てロータリー式除雪車1は停止されて
いる。
【0024】この状態で、1速切換えクラッチ36を接
続させると、図4に示すように、1速歯車機構35の回
転が1速切換えクラッチ36を介して低速側伝動軸39
に伝達され、そして低速側伝動軸39の回転が低速側歯
車機構45を介して走行出力軸47に伝達され、以て走
行出力軸47は走行1速で回転される。
【0025】そして2速切換えクラッチ38を接続させ
ることで、図5に示すように、2速歯車機構37の回転
が2速切換えクラッチ38を介して低速側伝動軸39に
伝達され、そして低速側伝動軸39の回転が低速側歯車
機構45を介して走行出力軸47に伝達され、以て走行
出力軸47は走行2速で回転される。
【0026】また3速切換えクラッチ41を接続させる
ことで、図6に示すように、3速歯車機構40の回転が
3速切換えクラッチ41を介して高速側伝動軸44に伝
達され、そして高速側伝動軸44の回転が高速側歯車機
構46を介して走行出力軸47に伝達され、以て走行出
力軸47は走行3速で回転される。
【0027】さらに4速切換えクラッチ43を接続させ
ることで、図7に示すように、4速歯車機構42の回転
が4速切換えクラッチ43を介して高速側伝動軸44に
伝達され、そして高速側伝動軸44の回転が高速側歯車
機構46を介して走行出力軸47に伝達され、以て走行
出力軸47は走行4速で回転される。
【0028】このようにしてロータリー式除雪車1の走
行は、走行1速〜走行4速で制御される。そして、上述
したようなロータリー式除雪車1の走行中または走行停
止時に、適宜に荷役作業が行われる。
【0029】すなわち、ロック機構59による荷役出力
軸58のロックを解除した状態で、1速切換えクラッチ
51を接続させると、図8に示すように、入力軸23の
回転が1速切換えクラッチ51と1速歯車機構52とを
介して荷役接断軸50に伝達され、そして荷役接断軸5
0の回転が第5歯車機構57を介して荷役出力軸58に
伝達され、以て荷役出力軸58は荷役用1速で回転され
る。
【0030】また2速切換えクラッチ54を接続させる
ことで、図9に示すように、入力軸23の回転が2速歯
車機構53と2速切換えクラッチ54とを介して荷役接
断軸50に伝達され、そして荷役接断軸50の回転が第
5歯車機構57を介して荷役出力軸58に伝達され、以
て荷役出力軸58は荷役用2速で回転される。
【0031】また3速切換えクラッチ55を接続させる
ことで、図10に示すように、入力軸23の回転が3速
切換えクラッチ55と3速歯車機構56とを介して荷役
接断軸50に伝達され、そして荷役接断軸50の回転が
第5歯車機構57を介して荷役出力軸58に伝達され、
以て荷役出力軸58は荷役用3速で回転される。
【0032】このような荷役出力軸58の荷役用1速〜
荷役用3速の回転は、図2に示すように、ブロア9の駆
動部9Aに伝達され、以てブロア9は駆動される。した
がって、たとえば11図に示すように、走行3速かつ荷
役用2速に切り換えることで、ロータリー式除雪車1が
除雪走行されながら、オーガ7により掻き込まれた雪S
は、ブロア8によってシュート装置9内で移動されたの
ち、その投雪口9aから投雪される。その際に、たとえ
ばロータリー式除雪車1の後方直にトラック60の荷台
61が来るように、トラック60を後進状態で追従走行
させることで、荷台61に対して、投雪された雪Sの積
込みを行える。
【0033】次に、本発明の別の実施の形態を、図12
〜図14に基づいて説明する。この別の実施の形態で
は、モータ連動軸29とクラッチ付きの変速機構との間
に、クラッチ付きの上段変速機構が設けられている。す
なわち、前記モータ連動軸29に並行された走行接断軸
30は、このモータ連動軸29に第3歯車機構31を介
して常時連動され、そして高速走行接断クラッチ65と
第4歯車機構33を介して前記アイドル軸34に連動さ
れるとともに、低速走行接断クラッチ66と第6歯車機
構67を介して前記アイドル軸34に連動されている。
以上の高速走行接断クラッチ65や低速走行接断クラッ
チ66などにより、クラッチ付きの上段変速機構の一例
が構成される。
【0034】この別の実施の形態によると、高速走行接
断クラッチ65と低速走行接断クラッチ66とが分断さ
れることで、ロータリー式除雪車1は停止される。この
状態で、高速走行接断クラッチ65を接続させると、図
13に示すように、走行接断軸30の回転が高速走行接
断クラッチ65と第4歯車機構33とを介してアイドル
軸34に伝達される。したがって、これ以降は高速をベ
ースとした1速〜4速の切換えとなる。なお図13で
は、走行高速4速の状態が示されている。
【0035】また、低速走行接断クラッチ66を接続さ
せると、図14に示すように、走行接断軸30の回転が
低速走行接断クラッチ66と第6歯車機構67とを介し
てアイドル軸34に伝達される。したがって、これ以降
は低速をベースとした1速〜4速の切換えとなる。なお
図14では、走行低速4速の状態が示されている。
【0036】このように別の実施の形態によると、高速
走行接断クラッチ65と低速走行接断クラッチ66とを
接断操作することで、走行1速〜走行4速の4段(複数
段)で変速回転可能な走行出力軸47を、さらに2倍
(整数倍)の段数で変速回転し得、以て走行速度を走行
1速〜走行8速の8段で制御し得る。
【0037】上記した実施の形態では、荷役出力軸58
の回転がブロア9の駆動部9Aに伝達されているが、こ
れは他の荷役部分(作動部分)に伝達される形式などで
あってもよい。
【0038】上記した実施の形態では、投雪口9aから
の投雪をトラック60の荷台61に対して直接に積込む
形式が示されているが、これは投雪口9aからの投雪
を、シュート状の積込み装置を介してトラック60の荷
台61に積込む形式のロータリー式除雪車などであって
もよい。またブロア9から側外方へ投雪させる形式など
であってもよい。
【0039】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、駆
動源側に連動した入力軸の回転によりポンプ駆動軸を回
転させ、このポンプ駆動軸により油圧ポンプを駆動でき
る。そして油圧ポンプからの給油によって油圧モータを
駆動でき、以てモータ連動軸を回転できる。このモータ
連動軸の回転を、クラッチ付きの変速機構を介して走行
出力軸に伝達でき、以てクラッチ付きの変速機構を操作
することで、走行出力軸を複数段で変速回転して、走行
速度を制御できる。また、入力軸の回転を、クラッチ付
きの変速機構を介して荷役出力軸に伝達でき、以てクラ
ッチ付きの変速機構を操作することで、荷役出力軸を複
数段で変速回転して、荷役速度を制御できる。このよう
に、走行力の伝達機能と荷役力の伝達機能とを共通のト
ランスミッション内に組み込むことができ、以て全体を
小型化、簡素化できる。
【0040】また本発明の請求項2によると、クラッチ
付きの上段変速機構を操作することで、複数段で変速回
転可能な走行出力軸を、さらに整数倍の段数で変速回転
して、走行速度を多数段で制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、ロータリー
式除雪車におけるトランスミッション部分の展開状の縦
断側面図である。
【図2】同ロータリー式除雪車の側面図である。
【図3】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッシ
ョン部分の正面図である。
【図4】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッシ
ョン部分の回転伝達状態で、走行1速時である。
【図5】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッシ
ョン部分の回転伝達状態で、走行2速時である。
【図6】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッシ
ョン部分の回転伝達状態で、走行3速時である。
【図7】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッシ
ョン部分の回転伝達状態で、走行4速時である。
【図8】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッシ
ョン部分の回転伝達状態で、荷役用1速時である。
【図9】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッシ
ョン部分の回転伝達状態で、荷役用2速時である。
【図10】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッ
ション部分の回転伝達状態で、荷役用3速時である。
【図11】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッ
ション部分の回転伝達状態で、走行3速かつ荷役用2速
時である。
【図12】本発明の別の実施の形態を示し、ロータリー
式除雪車におけるトランスミッション部分の展開状の縦
断側面図である。
【図13】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッ
ション部分の回転伝達状態で、走行高速4速時である。
【図14】同ロータリー式除雪車におけるトランスミッ
ション部分の回転伝達状態で、走行低速4速時である。
【符号の説明】
1 ロータリー式除雪車 2A フロントアクスル 3A リヤアクスル 4 車体 6 除雪装置 8 オーガ 9 ブロア 9A 駆動部 11 エンジン(駆動源) 12 メインポンプ 13 油圧ポンプ 14 油圧モータ 21 トランスミッション 22 ミッションケース 23 入力軸 25 チャージングポンプ軸 28 ポンプ駆動軸 29 モータ連動軸 30 走行接断軸 32 走行接断クラッチ 34 アイドル軸 35 1速歯車機構 36 1速切換えクラッチ 37 2速歯車機構 38 2速切換えクラッチ 39 低速側伝動軸 40 3速歯車機構 41 3速切換えクラッチ 42 4速歯車機構 43 4速切換えクラッチ 44 高速側伝動軸 45 低速側歯車機構 46 高速側歯車機構 47 走行出力軸 50 荷役接断軸 51 1速切換えクラッチ 52 1速歯車機構 53 2速歯車機構 54 2速切換えクラッチ 55 3速切換えクラッチ 56 3速歯車機構 57 第5歯車機構 58 荷役出力軸 59 ロック機構 65 高速走行接断クラッチ 66 低速走行接断クラッチ 67 第6歯車機構 S 雪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に設けられるトランスミッション
    に、駆動源側に連動される入力軸と、この入力軸に連動
    されるポンプ駆動軸と、このポンプ駆動軸により駆動さ
    れる油圧ポンプによって油圧モータを介して駆動される
    モータ連動軸と、このモータ連動軸にクラッチ付きの変
    速機構を介して連動される走行出力軸と、前記入力軸に
    クラッチ付きの変速機構を介して連動される荷役出力軸
    とが設けられていることを特徴とするロータリー式除雪
    車。
  2. 【請求項2】 モータ連動軸とクラッチ付きの変速機構
    との間に、クラッチ付きの上段変速機構が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のロータリー式除雪
    車。
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