JP2003147341A - 冷媒及び冷蔵庫 - Google Patents
冷媒及び冷蔵庫Info
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- JP2003147341A JP2003147341A JP2001349424A JP2001349424A JP2003147341A JP 2003147341 A JP2003147341 A JP 2003147341A JP 2001349424 A JP2001349424 A JP 2001349424A JP 2001349424 A JP2001349424 A JP 2001349424A JP 2003147341 A JP2003147341 A JP 2003147341A
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- JP
- Japan
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- refrigerant
- oil
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- refrigerator
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- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、R600aとR134aからなる
混合冷媒において、適切な混合比を提案するものであ
る。また、本発明は、HC冷媒を採用した実現可能な冷
蔵庫を提供するものである。 【解決手段】本発明の冷媒は、 組成がR600aが2
9wt%〜46wt%、R134aが71wt%〜64
wt%であることを特徴とする。また、本発明の冷蔵庫
は、組成がR600aが29wt%以上、R134aが
71wt%以下(但し重量%が0のものを除く)の冷媒
が封入され、圧縮機のシリンダの排除容積は、冷媒がR
134a単一成分のときの容積比率を100%としたと
きに、この圧縮機の容積比を126%〜178%の排除
容積であり、且つ、R600aの重量を50g以下とし
たことを特徴とする。
混合冷媒において、適切な混合比を提案するものであ
る。また、本発明は、HC冷媒を採用した実現可能な冷
蔵庫を提供するものである。 【解決手段】本発明の冷媒は、 組成がR600aが2
9wt%〜46wt%、R134aが71wt%〜64
wt%であることを特徴とする。また、本発明の冷蔵庫
は、組成がR600aが29wt%以上、R134aが
71wt%以下(但し重量%が0のものを除く)の冷媒
が封入され、圧縮機のシリンダの排除容積は、冷媒がR
134a単一成分のときの容積比率を100%としたと
きに、この圧縮機の容積比を126%〜178%の排除
容積であり、且つ、R600aの重量を50g以下とし
たことを特徴とする。
Description
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫に関する。
【0003】
【従来の技術】現在の冷蔵庫に採用されている冷媒は、
主に134a(1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン)である。
主に134a(1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン)である。
【0004】そして、環境問題に対応するように、HC
冷媒であるR600(ブタン)又はR600a(イソブ
タン)を、全部又は一部に採用する冷凍装置が、種々提
案されている。
冷媒であるR600(ブタン)又はR600a(イソブ
タン)を、全部又は一部に採用する冷凍装置が、種々提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、R600a
とR134aからなる混合冷媒において、適切な混合比
を提案するものである。
とR134aからなる混合冷媒において、適切な混合比
を提案するものである。
【0006】また、本発明は、HC冷媒を採用した実現
可能な冷蔵庫を提供するものである。
可能な冷蔵庫を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷媒は、 組成
がR600aが29wt%〜46wt%、R134aが
71wt%〜64wt%であることを特徴とする。
がR600aが29wt%〜46wt%、R134aが
71wt%〜64wt%であることを特徴とする。
【0008】また、本発明の冷蔵庫は、組成がR600
aが29wt%以上、R134aが71wt%以下(但
し重量%が0のものを除く)の冷媒が封入され、圧縮機
のシリンダの排除容積は、冷媒がR134a単一成分の
ときの容積比率を100%としたときに、この圧縮機の
容積比率を126%〜178%の排除容積であることを
特徴とする。
aが29wt%以上、R134aが71wt%以下(但
し重量%が0のものを除く)の冷媒が封入され、圧縮機
のシリンダの排除容積は、冷媒がR134a単一成分の
ときの容積比率を100%としたときに、この圧縮機の
容積比率を126%〜178%の排除容積であることを
特徴とする。
【0009】また、本発明の冷蔵庫は、組成がR600
aが29wt%以上、R134aが71wt%以下(但
し重量%が0のものを除く)の冷媒が封入され、圧縮機
のシリンダの排除容積は、冷媒がR134a単一成分の
ときの容積比率を100%としたときに、この圧縮機の
容積比率を126%〜178%の排除容積であり、且
つ、R600aの重量を50g以下としたことを特徴と
する。
aが29wt%以上、R134aが71wt%以下(但
し重量%が0のものを除く)の冷媒が封入され、圧縮機
のシリンダの排除容積は、冷媒がR134a単一成分の
ときの容積比率を100%としたときに、この圧縮機の
容積比率を126%〜178%の排除容積であり、且
つ、R600aの重量を50g以下としたことを特徴と
する。
【0010】また、本発明の冷蔵庫は、冷凍機油は、エ
ステル油、鉱油、エステル油と鉱油の混合油、又は、ア
ルキルベンゼン油と鉱油の混合油であることを特徴とす
る。
ステル油、鉱油、エステル油と鉱油の混合油、又は、ア
ルキルベンゼン油と鉱油の混合油であることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を図1を参照
しつつ説明する。
しつつ説明する。
【0012】図1は内容積380リッタの冷蔵庫に内蔵
されている冷凍回路である。
されている冷凍回路である。
【0013】1は圧縮機、2は凝縮器、3はキャピラリ
ーチューブ、4は蒸発器である。
ーチューブ、4は蒸発器である。
【0014】この冷凍回路には、組成がR600aが4
0wt%、R134aが60wt%の冷媒が封入され
る。
0wt%、R134aが60wt%の冷媒が封入され
る。
【0015】また、冷凍機油は、エステル油、鉱油、エ
ステル油と鉱油の混合油、又は、アルキルベンゼン油と
鉱油の混合油から選ばれる。
ステル油と鉱油の混合油、又は、アルキルベンゼン油と
鉱油の混合油から選ばれる。
【0016】また、冷媒の組成は、R600aが29w
t%以上、R134aが71wt%以下(但し重量%が
0のものを除く)でもよく、圧縮機のシリンダの排除容
積は、冷媒がR134a単一成分のときの容積比率を1
00%としたときに、この圧縮機の容積比を126%〜
178%の排除容積である。そそて、R600aの重量
を50gとする。このようにR600aの重量に制限を
つけるのは、冷媒の漏洩時の危険性を低下させるためで
ある。
t%以上、R134aが71wt%以下(但し重量%が
0のものを除く)でもよく、圧縮機のシリンダの排除容
積は、冷媒がR134a単一成分のときの容積比率を1
00%としたときに、この圧縮機の容積比を126%〜
178%の排除容積である。そそて、R600aの重量
を50gとする。このようにR600aの重量に制限を
つけるのは、冷媒の漏洩時の危険性を低下させるためで
ある。
【0017】また、このR600aの重量は、冷蔵庫が
変更された場合でも50g以下とする。
変更された場合でも50g以下とする。
【0018】また、上述の例では、R600aを採用し
たが、これは、R600でもよい。
たが、これは、R600でもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明では、冷媒の組成をR6
00aが29wt%〜46wt%、R134aが71w
t%〜64wt%としているので、疑似共沸点まで含め
て利用でき、冷凍能力を増加させることができる。
00aが29wt%〜46wt%、R134aが71w
t%〜64wt%としているので、疑似共沸点まで含め
て利用でき、冷凍能力を増加させることができる。
【0020】請求項2の発明では、組成がR600aが
29wt%以上、R134aが71wt%以下の冷媒が
封入され(但し重量%が0のものを除く)、圧縮機のシ
リンダの排除容積は、冷媒がR134a単一成分のとき
の容積比率を100%としたときに、この圧縮機の容積
比を126%〜178%の排除容積であるので、R60
0aの組成比率が増加した分だけシリンダの排除容積を
増やして冷凍能力を確保することができる。
29wt%以上、R134aが71wt%以下の冷媒が
封入され(但し重量%が0のものを除く)、圧縮機のシ
リンダの排除容積は、冷媒がR134a単一成分のとき
の容積比率を100%としたときに、この圧縮機の容積
比を126%〜178%の排除容積であるので、R60
0aの組成比率が増加した分だけシリンダの排除容積を
増やして冷凍能力を確保することができる。
【0021】請求項3の発明では、R600aの重量を
50g以下として、冷媒の漏洩時の引火による危険性を
低下させている。
50g以下として、冷媒の漏洩時の引火による危険性を
低下させている。
【0022】請求項4の発明では、従来からの冷凍機油
であり、従来からの圧縮機を採用(レトロフィット)す
る場合に好適である。
であり、従来からの圧縮機を採用(レトロフィット)す
る場合に好適である。
【図1】本発明を説明するための図である。
1・・・・・・圧縮機、
2・・・・・・凝縮器、
3・・・・・・キャピラリーチューブ、
4・・・・・・蒸発器。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F25D 11/00 101 F25D 11/00 101A
// C10N 40:30 C10N 40:30
Claims (4)
- 【請求項1】 組成がR600aが29wt%〜46w
t%、R134aが71wt%〜64wt%であること
を特徴とする冷媒。 - 【請求項2】 組成がR600aが29wt%以上、R
134aが71wt%以下(但し重量%が0のものを除
く)の冷媒が封入され、圧縮機のシリンダの排除容積
は、冷媒がR134a単一成分のときの容積比率を10
0%としたときに、この圧縮機の容積比率を126%〜
178%の排除容積であることを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項3】 組成がR600aが29wt%以上、
R134aが71wt%以下(但し重量%が0のものを
除く)の冷媒が封入され、圧縮機のシリンダの排除容積
は、冷媒がR134a単一成分のときの容積比率を10
0%としたときに、この圧縮機の容積比率を126%〜
178%の排除容積であり、且つ、R600aの重量を
50g以下としたことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項4】 冷凍機油は、エステル油、鉱油、エステ
ル油と鉱油の混合油、又は、アルキルベンゼン油と鉱油
の混合油であることを特徴とする請求項2又は請求項3
に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001349424A JP2003147341A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 冷媒及び冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001349424A JP2003147341A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 冷媒及び冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003147341A true JP2003147341A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19162099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001349424A Pending JP2003147341A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 冷媒及び冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003147341A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100415847C (zh) * | 2003-12-08 | 2008-09-03 | 西安交通大学 | 含有1,1,1,2-四氟乙烷的混合制冷剂 |
WO2012127806A1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-09-27 | パナソニック株式会社 | 密閉型圧縮機 |
-
2001
- 2001-11-14 JP JP2001349424A patent/JP2003147341A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100415847C (zh) * | 2003-12-08 | 2008-09-03 | 西安交通大学 | 含有1,1,1,2-四氟乙烷的混合制冷剂 |
WO2012127806A1 (ja) * | 2011-03-23 | 2012-09-27 | パナソニック株式会社 | 密閉型圧縮機 |
JP2012197769A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Panasonic Corp | 密閉型圧縮機 |
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