JP2003146907A - アンジオテンシンii受容体拮抗剤を含有する医薬組成物 - Google Patents

アンジオテンシンii受容体拮抗剤を含有する医薬組成物

Info

Publication number
JP2003146907A
JP2003146907A JP2002246112A JP2002246112A JP2003146907A JP 2003146907 A JP2003146907 A JP 2003146907A JP 2002246112 A JP2002246112 A JP 2002246112A JP 2002246112 A JP2002246112 A JP 2002246112A JP 2003146907 A JP2003146907 A JP 2003146907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pharmaceutical composition
angiotensin
receptor antagonist
salt
acceptable salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002246112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003146907A5 (ja
Inventor
Toshio Sada
登志夫 佐田
Toshimori Inaba
寿守 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2002246112A priority Critical patent/JP2003146907A/ja
Publication of JP2003146907A publication Critical patent/JP2003146907A/ja
Publication of JP2003146907A5 publication Critical patent/JP2003146907A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、優れた動脈硬化進展抑制効果を有す
る医薬組成物を提供する。 【解決手段】アンジオテンシンII受容体拮抗剤と、A
CAT阻害剤を、同時に又は時間を置いて別々に投与す
る為の医薬組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンジオテンシン
II受容体拮抗剤と酵素アシルコエンザイムA:コレス
テロ−ルアシルトランスフェラ−ゼ(以下、ACATと
省略する。)阻害剤を、同時に又は時間を置いて別々に
投与する為の医薬組成物、及び、動脈硬化症或いは虚血
性心疾患、虚血性脳疾患、末梢循環不全症等の動脈硬化
に起因する疾患の予防又は治療のために同時に又は時間
を置いて別々に投与する為の上記医薬組成物に関する。
【0002】また、本発明は、アンジオテンシンII受
容体拮抗剤と、ACAT阻害剤の薬理的に有効な量を温
血動物(特に、人)に、同時に又は時間を置いて別々に
投与することにより、動脈硬化症或いは虚血性心疾患、
虚血性脳疾患、末梢循環不全症等の動脈硬化に起因する
疾患を予防又は治療する方法に関する。
【0003】
【従来の技術】食事の欧米化や人口の高齢化等に伴い、
アテローム性動脈硬化症は増加の一途を辿っている。ア
テローム性動脈硬化症は、虚血性心疾患(心筋梗塞、不
安定狭心症、虚血性突然死)、虚血性脳疾患(脳梗塞、
脳内出血等)、末梢循環不全症等の主因となる。また、
アテローム性動脈硬化症をもたらす危険因子としては、
高脂血症(特に、高コレステロ−ル血症)のほか、高血
圧症、インスリン抵抗性に基づく糖代謝異常を挙げるこ
とができる。また、これらの危険因子は合併症(シンド
ロ−ムX)として発病する場合が多く、互いに病因が絡
みあっていると考えられており{ダイアビーティス,第
37巻,第1595頁(1988年)[Diabetes, 37, 1
595 (1988)]}、その有効な予防法及び治療法が求めら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、アンジ
オテンシンII受容体拮抗剤及びACAT阻害剤を含有
する医薬組成物について鋭意研究を行った結果、各々の
薬剤を単剤で投与するよりも、上記2剤を、同時に又は
時間を置いて別々に投与することにより、優れた動脈硬
化進展抑制効果を有し、毒性も弱いため、温血動物(特
に、人)に対する、動脈硬化症或いは虚血性心疾患、虚
血性脳疾患、末梢循環不全症等の動脈硬化に由来する疾
患の予防薬又は治療薬(特に、治療薬)に有用であるこ
とを見出し、本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) アン
ジオテンシンII受容体拮抗剤と、ACAT阻害剤を、
同時に又は時間を置いて別々に投与する為の医薬組成物
に関する。
【0006】上記医薬組成物において、好適には、
(2) アンジオテンシンII受容体拮抗剤が、ロサル
タン、イルベサルタン、バルサルタン、カンデサルタ
ン、オルメサルタン又はテルミサルタンである医薬組成
物、(3) アンジオテンシンII受容体拮抗剤が、ロ
サルタン又はオルメサルタンである医薬組成物、(4)
アンジオテンシンII受容体拮抗剤が、オルメサルタ
ンである医薬組成物、(5) ACAT阻害剤が、FR
−129169、CI−1011、F−1394、F−
12511、T−2591、FCE−28654、K−
10085、HL−004、NTE−122、FR−1
86054、N−(1−オクチル−5−カルボキシメチ
ル−4,6−ジメチルインドリン−7−イル)−2,2
−ジメチルプロパンアミド、又はN−(1−ペンチル−
4,6−ジメチルインドリン−7−イル)−2,2−ジ
メチルプロパンアミド若しくはその薬理上許容される塩
である医薬組成物、(6) ACAT阻害剤が、N−
(1−オクチル−5−カルボキシメチル−4,6−ジメ
チルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプロパ
ンアミド又はその薬理上許容される塩である医薬組成物
を挙げることができる。
【0007】また、有効成分のアンジオテンシンII受
容体拮抗剤を(2)−(4)からなる群から選択し、有
効成分のACAT阻害剤を(5)−(6)からなる群か
ら選択し、これらを任意に組合せて得られる医薬組成物
も好適であり、例えば、以下のものをあげることができ
る。(7)有効成分のアンジオテンシンII受容体拮抗
剤が、ロサルタン、イルベサルタン、バルサルタン、カ
ンデサルタン、オルメサルタン又はテルミサルタンであ
り、有効成分のACAT阻害剤が、FR−12916
9、CI−1011、F−1394、F−12511、
T−2591、FCE−28654、K−10085、
HL−004、NTE−122、FR−186054、
N−(1−オクチル−5−カルボキシメチル−4,6−
ジメチルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプ
ロパンアミド、又はN−(1−ペンチル−4,6−ジメ
チルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプロパ
ンアミド若しくはその薬理上許容される塩である医薬組
成物、(8)有効成分のアンジオテンシンII受容体拮
抗剤が、ロサルタン又はオルメサルタンであり、有効成
分のACAT阻害剤が、N−(1−オクチル−5−カル
ボキシメチル−4,6−ジメチルインドリン−7−イ
ル)−2,2−ジメチルプロパンアミド若しくはその薬
理上許容される塩である医薬組成物、又は(9)有効成
分のアンジオテンシンII受容体拮抗剤が、オルメサル
タンであり、有効成分のACAT阻害剤が、N−(1−
オクチル−5−カルボキシメチル−4,6−ジメチルイ
ンドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプロパンアミ
ド若しくはその薬理上許容される塩である医薬組成物。
【0008】本発明の医薬組成物における有効成分の一
つである「アンジオテンシンII受容体拮抗剤」は、ア
ンジオテンシンIIが細胞膜上のアンジオテンシンII
受容体に結合することを拮抗することにより、アンジオ
テンシンIIが有する血管収縮等の薬理作用を抑制する
薬剤であり、本来、血圧降下剤として使用される。その
ようなアンジオテンシンII受容体拮抗剤としては、例
えば、特開昭63−23868号公報(米国特許第5,
138,069号公報)に記載された一般式(I)を有
する化合物又はその薬理上許容される塩{好適にはロサ
ルタンであり、その化学名は、2−ブチル−4−クロロ
−1−[2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イルメチル]−1H−イミダゾール−5−
メタノールであり、本発明のロサルタンは、その薬理上
許容される塩(ロサルタン・カリウム塩等)も包含す
る。}、特表平4−506222号公報(WO91/1
4679号公報)に記載された一般式(I)を有する化
合物又はその薬理上許容される塩{好適にはイルベサル
タンであり、その化学名は、2−N−ブチル−4−スピ
ロシクロペンタン−1−[2’−(1H−テトラゾール
−5−イル)ビフェニル−4−イルメチル]−2−イミ
ダゾリン−5−オンであり、本発明のイルベサルタン
は、その薬理上許容される塩も包含する。}、特開平4
−235149号公報(EP公開第433983号公
報)に記載された一般式(I)を有する化合物、そのエ
ステル又はその薬理上許容される塩{好適にはバルサル
タンであり、その化学名は、(S)−N−バレリル−N
−[2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニ
ル−4−イルメチル]バリンであり、本発明のバルサル
タンは、その薬理上許容されるエステル又はその薬理上
許容される塩も包含する。}、特開平4−364171
号公報(米国特許第5,196,444号公報)に記載
された一般式(I)を有するカルボン酸誘導体、そのエ
ステル又はその薬理上許容される塩{好適にはカンデサ
ルタンであり、その化学名は、1−(シクロヘキシルオ
キシカルボニルオキシ)エチル 2−エトキシ−1−
[2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イルメチル]−1H−ベンズイミダゾール−7−
カルボキシレートであり、本発明のカンデサルタンは、
そのカルボン酸誘導体、カルボン酸誘導体の薬理上許容
されるエステル(TCV−116等)又はその薬理上許
容される塩も包含する。}、特開平5−78328号公
報(米国特許第5,616,599号公報)に記載され
た一般式(I)を有するカルボン酸誘導体、そのエステ
ル又はその薬理上許容される塩{好適にはオルメサルタ
ンであり、その化学名は、(5−メチル−2−オキソ−
1,3−ジオキソレン−4−イル)メチル 4−(1−
ヒドロキシ−1−メチルエチル)−2−プロピル−1−
[2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イルメチル]イミダゾール−5−カルボキシレー
トであり、本発明のオルメサルタンは、そのカルボン酸
誘導体、カルボン酸誘導体の薬理上許容されるエステル
(CS−866等)又はその薬理上許容される塩も包含
する。}、特開平4−346978号公報(米国特許第
5,591,762号公報、EP公開第502,314
号公報)に記載された一般式(I)を有する化合物、そ
のエステル又はその薬理上許容される塩{好適にはテル
ミサルタンであり、その化学名は、4’−[[2−n−
プロピル−4−メチル−6−(1−メチルベンズイミダ
ゾール−2−イル)−ベンズイミダゾール−1−イル]
メチル]−ビフェニル−2−カルボキシレートであり、
本発明のテルミサルタンは、そのカルボン酸誘導体、カ
ルボン酸誘導体の薬理上許容されるエステル又はその薬
理上許容される塩を包含する。}等のビフェニルテトラ
ゾール化合物又はビフェニルカルボン酸化合物を挙げる
ことができ、好適には、ロサルタン、イルベサルタン、
バルサルタン、カンデサルタン、オルメサルタン又はテ
ルミサルタンであり、更に好適には、ロサルタン又はオ
ルメサルタンであり、最も好適には、オルメサルタンで
ある。
【0009】以下に、好適なアンジオテンシンII受容
体拮抗剤の平面構造式を示す。
【0010】
【化1】
【0011】本発明の医薬組成物における有効成分の一
つである「ACAT阻害剤」は、酵素アシルコエンザイ
ムA:コレステロ−ルアシルトランスフェラ−ゼ(AC
AT)を阻害する薬剤であり、その結果コレステロール
を低下させるだけでなく、血管壁の動脈硬化病変へ直接
作用し、マクロファージの泡沫細胞化(細胞内へのコレ
ステロール蓄積)を抑制することから、本来、動脈硬化
症の治療薬若しくは予防薬として使用される。そのよう
なACAT阻害剤としては、例えば、WO92/095
61号公報に記載された一般式(I)を有する化合物
[好適にはFR−129169であり、その化学名は、
N−(1,2−ジフェニルエチル)−2−オクチルオキ
シフェニルアセトアミドである。]、特表平8−510
256号公報(WO94/26702号公報、米国特許
第5,491,172号公報)に記載された一般式
(I)を有する化合物又はその薬理上許容される塩{好
適にはCI−1011であり、その化学名は、2,6−
ジイソプロピルフェニル−N−[(2,4,6−トリイ
ソプロピルフェニル)アセチル]スルファメートであ
り、本発明のCI−1011は、その薬理上許容される
塩も含有する。}、EP公開第421441号公報(米
国特許第5,120,738号公報)に記載された一般
式(I)を有する化合物又はその薬理上許容される塩
{好適にはF−1394であり、その化学名は、(1
S,2S)−2−[3−(2,2−ジメチルプロピル)
−3−ノニルウレイド]シクロヘキサン−1−イル−3
−[(4R)−N−(2,2,5,5−テトラメチル−
1,3−ジオキサン−4−カルボニル)アミノ]プロピ
オネートであり、本発明のF−1394は、その薬理上
許容される塩も含有する。}、特表2000−5007
71号公報(WO97/19918号公報、米国特許第
5,990,173号公報)に記載された化合物又はそ
の薬理上許容される塩[好適にはF−12511であ
り、その化学名は、(S)−2’、3’、5’−トリメ
チル−4’−ヒドロキシ−α−ドデシルチオ−α−フェ
ニルアセタアニリドであり、本発明のF−12511は
その薬理上許容される塩も含有する。]、特開平10−
195037号公報(EP特許第790240号公報、
米国特許第5,849,732号公報)に記載された一
般式(1)を有する化合物又はその薬理上許容される塩
[好適にはT−2591であり、その化学名は、1−
(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メトキシフェ
ニル)−3−(2−シクロヘキシルエチル)−3−(4
−ジメチルアミノフェニル)ウレアであり、本発明のT
−2591はその薬理上許容される塩(塩酸塩等)も包
含する。]、WO96/26948号公報に記載された
一般式(I)を有する化合物又はその薬理上許容される
塩{好適にはFCE−28654であり、その化学名
は、1−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−3−
[(4R,5R)−4,5−ジメチル−2−(4−フォ
スフォノフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル
メチル]ウレアであり、本発明のFCE−28654は
その薬理上許容される塩も包含する。)}、WO98/
54153号公報(EP特許第987254号公報)に
記載された一般式(I)を有する化合物、その薬理上許
容される塩又はその溶媒和物{好適にはK−10085
であり、その化学名は、N−[2,4−ビス(メチルチ
オ)−6−メチル−3−ピリジル]−2−[4−[2−
(オキサゾール[4,5−b]ピリジン−2−イルチ
オ)エチル]ピペラジン−1−イル]アセトアミドであ
り、本発明のK−10085はその薬理上許容される塩
又はその溶媒和物も含有する。}、WO92/0957
2号公報(EP特許第559898号公報、米国特許第
5,475,130号公報)に記載された一般式(I)
を有する化合物[好適にはHL−004であり、化学名
は、N−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−2−テ
トラデシルチオアセトアミドである。]、特開平7−8
2232号公報(EP特許第718281号公報)に記
載された一般式(I)を有する化合物又はその薬理上許
容される塩{好適にはNTE−122であり、その化学
名は、トランス−1,4−ビス[1−シクロヘキシル−
3−(4−ジメチルアミノフェニル)ウレイドメチル]
シクロヘキサンであり、本発明のNTE−122はその
薬理上許容される塩も包含する。}、特表平10−51
0512号公報(WO96/10559号公報)に記載
された化合物又はその薬理上許容される塩{好適にはF
R−186054であり、その化学名は、1−ベンジル
−1−[3−(ピラゾール−3−イル)ベンジル]−3
−[2,4−ビス(メチルチオ)−6−メチルピリジン
−3−イル]ウレアであり、本発明のFR−18605
4は、その薬理上許容される塩も包含する。}、WO9
6/09287号公報(EP特許第0782986号公
報、米国特許第5,990,150号公報)に記載され
た一般式(I)を有する化合物又はその薬理上許容され
る塩[好適には、N−(1−ペンチル−4,6−ジメチ
ルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプロパン
アミドであり、本発明の上記化合物は、その薬理上許容
される塩も包含する。]、WO97/12860号公報
(EP特許第0866059号公報、米国特許第6,0
63,806号公報)に記載された一般式(I)を有す
る化合物又はその薬理上許容される塩[好適には、N−
(1−オクチル−5−カルボキシメチル−4,6−ジメ
チルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプロパ
ンアミドであり、本発明の化合物はその薬理上許容され
る塩(硫酸塩等)]を挙げることができ、好適には、F
R−129169、CI−1011、F−1394、F
−12511、T−2591、FCE−28654、K
−10085、HL−004、NTE−122、FR−
186054、 ・N−(1−オクチル−5−カルボキシメチル−4,6
−ジメチルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチル
プロパンアミド(以下、化合物Aという。)及び ・N−(1−ペンチル−4,6−ジメチルインドリン−
7−イル)−2,2−ジメチルプロパンアミド(以下、
化合物Bという。)から選択されるいずれか一つの化合
物又はその薬理上許容される塩であり、更に好適には、
CI−1011、F−12511、 ・N−(1−オクチル−5−カルボキシメチル−4,6
−ジメチルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチル
プロパンアミド(化合物A)及び ・N−(1−ペンチル−4,6−ジメチルインドリン−
7−イル)−2,2−ジメチルプロパンアミド(化合物
B)から選択されるいずれか一つの化合物又はその薬理
上許容される塩であり、最も好適には、 ・N−(1−オクチル−5−カルボキシメチル−4,6
−ジメチルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチル
プロパンアミド(化合物A)又はその薬理上許容される
塩である。
【0012】以下に、好適なACAT阻害剤の平面化学
構造式を示す。
【0013】
【化2】
【0014】
【化3】
【0015】本発明の医薬組成物の有効成分であるアン
ジオテンシンII受容体拮抗剤及びACAT阻害剤は、
アミノ基のような塩基性の基を有する場合には酸と反応
させることにより、又、カルボキシ基のような酸性基を
有する場合には塩基と反応させることにより、塩にする
ことができるので、その塩を示す。
【0016】塩基性基に基づく塩としては、好適には、
弗化水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、沃化水素酸塩の
ようなハロゲン化水素酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸
塩、燐酸塩等の無機酸塩;メタンスルホン酸塩、トリフ
ルオロメタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩のよう
な低級アルカンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、
p−トルエンスルホン酸塩のようなアリ−ルスルホン酸
塩、酢酸塩、りんご酸塩、フマ−ル酸塩、コハク酸塩、
クエン酸塩、アスコルビン酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩、マ
レイン酸塩等の有機酸塩;及び、グリシン塩、リジン
塩、アルギニン塩、オルニチン塩、グルタミン酸塩、ア
スパラギン酸塩のようなアミノ酸塩を挙げることができ
る。
【0017】一方、酸性基に基づく塩としては、好適に
は、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩のようなア
ルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩のような
アルカリ土類金属塩、アルミニウム塩、鉄塩等の金属
塩;アンモニウム塩のような無機塩、t−オクチルアミ
ン塩、ジベンジルアミン塩、モルホリン塩、グルコサミ
ン塩、フェニルグリシンアルキルエステル塩、エチレン
ジアミン塩、N−メチルグルカミン塩、グアニジン塩、
ジエチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ジシクロヘキ
シルアミン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン
塩、クロロプロカイン塩、プロカイン塩、ジエタノール
アミン塩、N−ベンジルフェネチルアミン塩、ピペラジ
ン塩、テトラメチルアンモニウム塩、トリス(ヒドロキ
シメチル)アミノメタン塩のような有機塩等のアミン
塩;及び、グリシン塩、リジン塩、アルギニン塩、オル
ニチン塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のような
アミノ酸塩を挙げることができる。
【0018】本発明の医薬組成物の有効成分であるアン
ジオテンシンII受容体拮抗剤及びACAT阻害剤は、
その分子内に不斉炭素原子が存在する場合、種々の異性
体を有する。本発明の化合物においては、これらの異性
体およびこれらの異性体の混合物がすべて単一の式で示
されている。従って、本発明はこれらの異性体およびこ
れらの異性体の任意の割合の混合物をもすべて含むもの
である。
【0019】本発明の医薬組成物の有効成分であるアン
ジオテンシンII受容体拮抗剤及びACAT阻害剤は、
大気中に放置したり、又は、再結晶をすることにより、
水分を吸収し、吸着水が付いたり、水和物となる場合が
あり、そのような水和物も本発明の塩に包含される。
【0020】本発明の医薬組成物は、アンジオテンシン
II受容体拮抗剤とACAT阻害剤を、同時に又は時間
を置いて別々に投与する為の医薬組成物である。
【0021】本発明に於いて、「同時に」投与する、と
は、ほぼ同じ時間に投与できる投与形態であれば特に限
定はないが、単一の組成物として投与することが好まし
い。
【0022】本発明に於いて、「時間を置いて別々に」
投与する、とは、異なった時間に別々に投与できる投与
形態であれば特に限定はないが、例えば、最初に、AC
AT阻害剤を投与し、次いで、決められた時間後に、ア
ンジオテンシンII受容体拮抗剤を投与したり、或い
は、最初にアンジオテンシンII受容体拮抗剤を投与
し、次いで、決められた時間後に、ACAT阻害剤を投
与したりすることをいう。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の医薬組成物の有効成分で
あるアンジオテンシンII受容体拮抗剤は、例えば、特
開昭63−23868号公報(米国特許第5,138,
069号公報)、特表平4−506222号公報(WO
91/14679号公報)、特開平4−235149号
公報(EP公開第433983号公報)、特開平4−3
64171号公報(米国特許第5,196,444号公
報)、特開平5−78328号公報(米国特許第5,6
16,599号公報)、特開平4−346978号公報
(米国特許第5,591,762号公報、EP公開第5
02,314号公報)に記載の方法に従い、容易に製造
することができる。
【0024】また、本発明の医薬組成物の有効成分であ
るACAT阻害剤は、例えば、WO92/09561号
公報、特表平8−510256号公報(WO94/26
702号公報、米国特許第5,491,172号公
報)、EP公開421441号公報(米国特許第5,1
20,738号公報)、特表2000−50771号公
報(WO97/19918号公報、米国特許第5,99
0,173号公報)、特開平10−195037号公報
(EP特許第790240号公報、米国特許第5,84
9,732号公報)、WO96/26948号公報、W
O98/54153号公報(EP特許第987254号
公報)、WO92/09572号公報(EP特許第55
9898号公報、米国特許第5,475,130号公
報)、特開平7−82232号公報(EP特許第718
281号公報)、特表平10−510512号公報(W
O96/10559号公報)、WO96/09287号
公報(EP特許第0782986号公報、米国特許第
5,990,150号公報)、WO97/12860号
公報(EP特許第0866059号公報、米国特許第
6,063,806号公報)に記載の方法に従い、容易
に製造することができる。
【0025】本発明の、アンジオテンシンII受容体拮
抗剤とACAT阻害剤を、同時に又は時間を置いて別々
に投与する為の医薬組成物は、動脈硬化に対して優れた
進展抑制効果を有し、毒性も弱いため、温血動物(特
に、人)に対する、動脈硬化症或いは、虚血性心疾患、
虚血性脳疾患、末梢循環不全症等の動脈硬化に由来する
疾患の予防薬又は治療薬(特に、治療薬)として有用で
ある。尚、本発明のアンジオテンシンII受容体拮抗剤
と、ACAT阻害剤は、それらが組み合わせられ使用さ
れることより、各々単剤で投与された場合に比べ、優れ
た効果を示す。
【0026】本発明の医薬組成物の有効成分であるアン
ジオテンシンII受容体拮抗剤とACAT阻害剤は、上
述したとおり、各々単独で別々の単位投与形態に、又は
混合して物理的に1個の単位投与形態に調製することが
できる。
【0027】本発明の医薬組成物を、上記疾患の予防薬
又は治療薬として使用する場合には、本発明の医薬組成
物の有効成分であるアンジオテンシンII受容体拮抗剤
とACAT阻害剤を、各々それ自体或いは適宜の薬理学
的に許容される、賦形剤、希釈剤等と混合し、例えば、
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤若しくはシロップ剤等
による経口的又は注射剤若しくは坐剤等による非経口的
に投与することができる。
【0028】これらの製剤は、賦形剤(例えば、乳糖、
白糖、葡萄糖、マンニトール、ソルビトールのような糖
誘導体;トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、
α澱粉、デキストリンのような澱粉誘導体;結晶セルロ
ースのようなセルロース誘導体;アラビアゴム;デキス
トラン;プルランのような有機系賦形剤:及び、軽質無
水珪酸、合成珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、メタ
珪酸アルミン酸マグネシウムのような珪酸塩誘導体;燐
酸水素カルシウムのような燐酸塩;炭酸カルシウムのよ
うな炭酸塩;硫酸カルシウムのような硫酸塩等の無機系
賦形剤を挙げることができる。)、滑沢剤(例えば、ス
テアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マ
グネシウムのようなステアリン酸金属塩;タルク;コロ
イドシリカ;ビーガム、ゲイ蝋のようなワックス類;硼
酸;アジピン酸;硫酸ナトリウムのような硫酸塩;グリ
コール;フマル酸;安息香酸ナトリウム;DLロイシ
ン;脂肪酸ナトリウム塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸マグネシウムのようなラウリル硫酸塩;無水
珪酸、珪酸水和物のような珪酸類;及び、上記澱粉誘導
体を挙げることができる。)、結合剤(例えば、ヒドロ
キシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴール、及
び、前記賦形剤と同様の化合物を挙げることができ
る。)、崩壊剤(例えば、低置換度ヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム、内部架橋カルボキシメチ
ルセルロースナトリウムのようなセルロース誘導体;カ
ルボキシメチルスターチ、カルボキシメチルスターチナ
トリウム、架橋ポリビニルピロリドンのような化学修飾
されたデンプン・セルロース類を挙げることができ
る。)、安定剤(メチルパラベン、プロピルパラベンの
ようなパラオキシ安息香酸エステル類;クロロブタノー
ル、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコールの
ようなアルコール類;塩化ベンザルコニウム;フェノー
ル、クレゾールのようなフェノール類;チメロサール;
デヒドロ酢酸;及び、ソルビン酸を挙げることができ
る。)、矯味矯臭剤(例えば、通常使用される、甘味
料、酸味料、香料等を挙げることができる。)、希釈剤
等の添加剤を用いて周知の方法で製造される。
【0029】本発明の医薬組成物の有効成分であるアン
ジオテンシンII受容体拮抗剤とACAT阻害剤の投与
量と投与比率は、個々の薬剤の活性、患者の症状、年
齢、体重等の種々の条件により変化し得る。
【0030】その投与量は症状、年齢等により異なる
が、経口投与の場合には、各々、1回当たり下限0.1
mg(好適には0.5mg)、上限1000mg(好適には5
00mg)を、非経口的投与の場合には、1回当たり下限
0.01mg(好適には0.05mg)、上限100mg(好
適には50mg)を、成人に対して1日当たり1乃至6
回、症状に応じて、同時に又は時間を置いて別々に投与
することができる。
【0031】また、本発明の医薬組成物の有効成分であ
るアンジオテンシンII受容体拮抗剤と、ACAT阻害
剤の投与量の比率も、また、大幅に変わりうるが、例え
ばアンジオテンシンII受容体拮抗剤とACAT阻害剤
の投与量比率は、重量比で、1:500乃至500:1
の範囲内であり得る。
【0032】
【実施例】以下に、実施例及び製剤例を示し、本発明を
更に詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定す
るものではない。 実施例1 大動脈病変面積の測定 16週齢のWHHL(Watanabe heritable hyperlipidemi
c)ウサギ(ワタナベ遺伝性高脂血ウサギ)をコントロール
群(5%アラビアゴム水溶液投与)、オルメサルタン(0.5m
g/kg)投与群、化合物A(20mg/kg)投与群、オルメサルタ
ン(0.5mg/kg)/化合物A(20mg/kg)併用群の4群(各群12〜
13例)にわけ、24週間薬物を経口投与した。24週目に動
物を解剖し、大動脈内腔面積及び、大動脈内腔面上の動
脈硬化病変面積を測定し、動脈硬化病変面積率[(動脈
硬化病変面積/大動脈内腔面積)×100(%)]を算出
した。結果を下記表1に示す。表1中、化合物Aは、N
−(1−オクチル−5−カルボキシメチル−4,6−ジ
メチルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプロ
パンアミド硫酸塩を示す。
【0033】
【表1】 投与群 動脈硬化病変面積率(%) コントロール群 59.7 オルメサルタン投与群 49.3 化合物A投与群 59.0 オルメサルタン+化合物A併用群 46.2
【0034】上記結果より、オルメサルタン投与群は動
脈硬化病変面積を減縮させたが、化合物A投与群では、
動脈硬化病変面積はほとんど減縮させなかった。しかし
ながら、オルメサルタンと化合物Aを併用し投与した結
果、各々単剤の投与群よりも動脈硬化病変面積を減縮さ
せたことから、優れた動脈硬化進展抑制効果を有するこ
とが明らかである。
【0035】また、実施例1と同様の系をおいて、大動
脈の薄切切片を用いてエラスチカマッソン染色及び免疫
組織化学染色を行い、内膜肥厚度(病変面積率)、病変
部細胞外基質面積率、病変部平滑筋面積率、病変部浸潤
白血球面積率、大動脈組織の脂質量を測定することによ
り、オルメサルタンと化合物Aの併用群は、優れた動脈
硬化進展抑制効果を示す。 製剤例1 錠剤 オルメサルタン 50.0mg 化合物A 10.0mg 乳糖 113.0mg トウモロコシデンプン 25.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 200 mg 上記処方の粉末を混合し、打錠機により打錠して、1錠
200mgの錠剤とする。
【0036】また、上記処方中、化合物Aは、N−(1
−オクチル−5−カルボキシメチル−4,6−ジメチル
インドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプロパンア
ミド硫酸塩を示す。
【0037】
【発明の効果】本発明の、アンジオテンシンII受容体
拮抗剤とACAT阻害剤を、同時に又は時間を置いて別
々に投与する為の医薬組成物は、優れた動脈硬化進展抑
制効果を有し、毒性も弱いため、温血動物(特に、人)
に対する、動脈硬化症或いは、虚血性心疾患、虚血性脳
疾患、末梢循環不全症等の動脈硬化に由来する疾患を予
防又は治療するための医薬組成物として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/405 A61K 31/405 31/41 31/41 31/4178 31/4178 31/4184 31/4184 31/4196 31/4196 31/44 31/44 31/4439 31/4439 31/496 31/496 31/662 31/662 45/00 45/00 A61P 9/10 A61P 9/10 101 101 Fターム(参考) 4C084 AA19 AA20 ZA451 ZA541 ZC172 ZC202 4C086 AA01 AA02 BA14 BC13 BC17 BC36 BC39 BC62 CB09 CB22 DA37 GA02 GA07 GA08 MA02 MA04 ZA45 ZA54 4C206 AA01 AA02 GA09 GA28 HA30 JA24 JA76 MA02 MA04 MA14 MA17 MA23 MA24 ZA45 ZA54

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンジオテンシンII受容体拮抗剤と、A
    CAT阻害剤を、同時に又は時間を置いて別々に投与す
    る為の医薬組成物。
  2. 【請求項2】アンジオテンシンII受容体拮抗剤が、ロ
    サルタン、イルベサルタン、バルサルタン、カンデサル
    タン、オルメサルタン又はテルミサルタンである、請求
    項1に記載の医薬組成物。
  3. 【請求項3】アンジオテンシンII受容体拮抗剤が、ロ
    サルタン又はオルメサルタンである、請求項1に記載の
    医薬組成物。
  4. 【請求項4】アンジオテンシンII受容体拮抗剤が、オ
    ルメサルタンである、請求項1に記載の医薬組成物。
  5. 【請求項5】ACAT阻害剤が、FR−129169、
    CI−1011、F−1394、F−12511、T−
    2591、FCE−28654、K−10085、HL
    −004、NTE−122、FR−186054、 N−(1−オクチル−5−カルボキシメチル−4,6−
    ジメチルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプ
    ロパンアミド、又はN−(1−ペンチル−4,6−ジメ
    チルインドリン−7−イル)−2,2−ジメチルプロパ
    ンアミド若しくはその薬理上許容される塩である、請求
    項1乃至4より選択されるいずれか一項に記載の医薬組
    成物。
  6. 【請求項6】ACAT阻害剤が、N−(1−オクチル−
    5−カルボキシメチル−4,6−ジメチルインドリン−
    7−イル)−2,2−ジメチルプロパンアミド又はその
    薬理上許容される塩である、請求項1乃至4より選択さ
    れるいずれか一項に記載の医薬組成物。
  7. 【請求項7】オルメサルタンと、N−(1−オクチル−
    5−カルボキシメチル−4,6−ジメチルインドリン−
    7−イル)−2,2−ジメチルプロパンアミド又はその
    薬理上許容される塩を、同時に又は時間を置いて別々に
    投与する為の医薬組成物。
  8. 【請求項8】動脈硬化症の予防又は治療のための、請求
    項1乃至7より選択されるいずれか一項に記載の医薬組
    成物。
  9. 【請求項9】虚血性心疾患の予防又は治療のための、請
    求項1乃至7より選択されるいずれか一項に記載の医薬
    組成物。
JP2002246112A 2001-08-28 2002-08-27 アンジオテンシンii受容体拮抗剤を含有する医薬組成物 Withdrawn JP2003146907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002246112A JP2003146907A (ja) 2001-08-28 2002-08-27 アンジオテンシンii受容体拮抗剤を含有する医薬組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-257435 2001-08-28
JP2001257435 2001-08-28
JP2002246112A JP2003146907A (ja) 2001-08-28 2002-08-27 アンジオテンシンii受容体拮抗剤を含有する医薬組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003146907A true JP2003146907A (ja) 2003-05-21
JP2003146907A5 JP2003146907A5 (ja) 2005-11-04

Family

ID=26621098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002246112A Withdrawn JP2003146907A (ja) 2001-08-28 2002-08-27 アンジオテンシンii受容体拮抗剤を含有する医薬組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003146907A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK2512479T3 (en) Compositions for the treatment of peripheral vascular disease
ZA200402173B (en) Treatment of insulin resistance syndrome and type 2 diabetes with PDE9 inhibitors.
WO2004067003A1 (ja) 動脈硬化及び高血圧症の予防及び治療のための医薬
WO2002017913A1 (fr) Compositions medicinales utilisees dans la prevention ou le traitement de l'insuffisance cardiaque
US10016397B2 (en) Selective AT2 receptor agonists for use in treatment of cachexia
JP2002114683A (ja) 過剰のエナンチオマーを含む治療用組成物
AU2002350832B2 (en) Use of irbesartan for the preparation of medicaments that are used to prevent or treat pulmonary hypertension
JP2002255814A (ja) アスピリンを含有する医薬組成物
JP2001517703A (ja) 組合せ製剤としてのエンドセリン拮抗剤およびβ−受容体ブロッカー
WO2013161980A1 (ja) シクロヘキサンジアミド誘導体及びその医薬用途
JP2003146907A (ja) アンジオテンシンii受容体拮抗剤を含有する医薬組成物
AU2002328569B9 (en) Medicinal compositions containing angiotensin II receptor antagonist
AU2005307861B2 (en) Methods of using PDE V inhibitors for the treatment of congestive heart failure
BR112015010969B1 (pt) Uso de um composto (r)-5-(2-(benzilamino)etil)-1-(6,8-difluorcroman-3-il)-1h-imidazol-2(3h)-tiona
WO2005042022A2 (en) Combination of an activator of solubleguanylate cyclase and an angiotensin ii receptor antagonist
JP2002145770A (ja) 心不全の予防又は治療のための医薬組成物
US20050059660A1 (en) Novel combination
WO2003084572A1 (fr) Composition médicale comprenant un inhibiteur de l'acat et agent améliorant la résistance à l'insuline
US20220047608A1 (en) Method of Treatment and Pharmaceutical Composition for Morning Hypertension
JP5559696B2 (ja) 糖尿病性腎症の治療剤
JP2002505284A (ja) 喘息の治療学的処置
OA21056A (en) Pharmaceutical combination comprising a brain aminopeptidase a inhibitor, a diuretic and a blocker of the systemic reninangiotensin system.
US20050119314A1 (en) Pharmaceutical composition comprising an ACAT inhibitor and an insulin resistance reducing agent
JP2004002365A (ja) Acat阻害剤とインシュリン抵抗性改善剤とからなる医薬組成物
IL297587A (en) A pharmaceutical combination containing a brain aminopeptidase a inhibitor, a diuretic and a systemic renin-angiotensin system blocking agent

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040816

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050517

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050809

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050809

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060208