JP2003145639A - タイヤ・リム組立体のrro及び又はrfv低減方法、タイヤ単体のrro及び又はrfv低減方法 - Google Patents

タイヤ・リム組立体のrro及び又はrfv低減方法、タイヤ単体のrro及び又はrfv低減方法

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JP2003145639A
JP2003145639A JP2001346237A JP2001346237A JP2003145639A JP 2003145639 A JP2003145639 A JP 2003145639A JP 2001346237 A JP2001346237 A JP 2001346237A JP 2001346237 A JP2001346237 A JP 2001346237A JP 2003145639 A JP2003145639 A JP 2003145639A
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JP
Japan
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rfv
rro
tire
component
reducing
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JP2001346237A
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English (en)
Inventor
Yasuyo Fujita
康世 藤田
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ・リム組立体のRRO一〜N次成分及
び又はRFV一〜N次成分を低減させる。 【解決手段】 タイヤ・リム組立体に空気を充填し、R
FVの測定を行う。ビードベース部12のRFVのピー
ク位置を示す部分14を研磨することにより、該位置1
4でのタイヤ半径が小さくなり、RFVのピークが低く
なり、RFVが良化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ・リム組立
体のRRO(ラジアルランナウト)及び又はRFV(ラ
ジアルフォースバリエーション)低減方法、タイヤ単体
のRRO及び又はRFV低減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】RFV波形のピークの低減方法として、
現在、RFV波形のピーク位置と同一径上の踏面部を適
当量グラインダーで削ることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、踏面を
削るため、タイヤの外観が悪化する問題がある。
【0004】特に、発泡ゴムとトレッドに用いたスタッ
ドレスタイヤについては、踏面を削った場合、削った面
の外観が悪化するため、この方法は適用できず、RFV
の修正が出来なかった。
【0005】なお、RRO波形のピークの低減方法も、
RFV波形のピークの低減方法と同様に行うことができ
るが、RFV波形のピークの低減方法と同様の問題があ
った。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、タイヤの
外観を悪化させずにRRO及び又はRFVを低減するこ
とのできるタイヤ・リム組立体のRRO及び又はRFV
低減方法、タイヤ単体のRRO及び又はRFV低減方
法、を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、リムにタイヤを装着したタイヤ・リム組立体のRR
O及び又はRFV低減方法であって、タイヤ単体のRR
Oの一次成分、RROのN次成分、RFVの一次成分及
びRFVのN次成分、さらにタイヤ・リム組立体のRR
Oの一次成分、RROのN次成分、RFVの一次成分及
びRFVのN次成分の内の少なくとも一つに基づいて、
ビードコアのタイヤ半径方向内側のゴムゲージを部分的
に変更することにより、RRO及び又はRFVを低減す
ることを特徴としている。
【0008】次に、請求項1に記載のタイヤ・リム組立
体のRRO及び又はRFV低減方法を説明する。
【0009】請求項1に記載のタイヤ・リム組立体のR
RO及び又はRFV低減方法では、例えば、RROを測
定して得られたRROの一次成分及びRROのN次成分
の内の少なくとも一方に応じて、ビードベース部のゴム
ゲージを部分的に変更することで、トレッド表面のタイ
ヤ半径方向位置の調整が調整され、RROが低減され
る。ここで用いるRROの一次成分及びRROのN次成
分は、タイヤ単体のものでも良いし、タイヤ・リム組立
体のものでも良い。
【0010】なお、RROのN次成分に着目して調整を
行う場合には、複数(N個)のピークがグラフに現れる
ので、ピーク位置を示す部分のビードベース部のゴムゲ
ージを他の部分よりも薄くすれば良い。
【0011】また、同様にRFVを測定して得られたR
FVの一次成分及びRFVのN次成分の少なくとも一方
に応じてビードベース部のゴムゲージを変更し、RFV
を低減することもできる。
【0012】なお、タイヤ・リム組立体のRROの一次
成分及びRROのN次成分の少なくとも一方と、RFV
の一次成分及びRFVのN次成分の内の少なくとも一方
とに基づいてビードベース部のゴムゲージの調整を行う
こともでき、これによりタイヤ・リム組立体のRROと
RFVを両方低減することもできる。
【0013】また、タイヤ単体のRROの一次成分及び
RROのN次成分の少なくとも一方と、RFVの一次成
分及びRFVのN次成分の内の少なくとも一方とに基づ
いてビードベース部のゴムゲージの調整を行うこともで
き、これによりタイヤ単体のRROとRFVを両方低減
することもできる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のタイヤ・リム組立体のRRO及び又はRFV低減方法
において、タイヤ単体のRROの一次成分、RROのN
次成分、RFVの一次成分及びRFVのN次成分、さら
にタイヤ・リム組立体のRROの一次成分、RROのN
次成分、RFVの一次成分及びRFVのN次成分の内の
少なくとも一つの波形のプラス側を指向する部分に対応
するビードコアのタイヤ半径方向内側のゴムゲージを薄
くすることにより、RRO及び又はRFVを低減するこ
とを特徴としている。
【0015】次に、請求項2に記載のタイヤ・リム組立
体のRRO及び又はRFV低減方法を説明する。
【0016】タイヤ単体のRROの一次成分、RROの
N次成分、RFVの一次成分及びRFVのN次成分、さ
らにタイヤ・リム組立体のRROの一次成分、RROの
N次成分、RFVの一次成分及びRFVのN次成分の波
形のプラス側を指向する部分は、周方向の他の部分より
もタイヤ半径が相対的に大となっている場合がある。
【0017】したがって、このような場合には、RRO
の一次成分、RROのN次成分、RFVの一次成分、及
びRFVのN次成分の波形のプラス側を指向する部分の
ビードベース部のゴムゲージを周方向の他の部分に対し
て相対的に薄くすることにより、RROやRFVの波形
のピークを示す部分の半径が小さくなり、結果として波
形のピークが低くなる。
【0018】請求項3に記載の発明は、タイヤ単体のR
RO及び又はRFV低減方法であって、タイヤ単体のR
ROの一次成分、RROのN次成分、RFVの一次成分
及びRFVのN次成分の内の少なくとも一つに基づい
て、ビードコアのタイヤ半径方向内側のゴムゲージを部
分的に変更することにより、RRO及び又はRFVを低
減することを特徴としている。
【0019】請求項3に記載のタイヤ単体のRRO及び
又はRFV低減方法の作用は、請求項1に記載のタイヤ
・リム組立体のRRO及び又はRFV低減方法の作用と
同様であるので、説明は省略する。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のタイヤ単体のRRO及び又はRFV低減方法におい
て、タイヤ単体のRROの一次成分、RROのN次成
分、RFVの一次成分及びRFVのN次成分の内の少な
くとも一つの波形のプラス側を指向する部分に対応する
ビードコアのタイヤ半径方向内側のゴムゲージを薄くす
ることにより、RRO及び又はRFVを低減することを
特徴としている。
【0021】請求項4に記載のタイヤ単体の・リム組立
体のRRO及び又はRFV低減方法の作用は、請求項2
に記載のタイヤ・リム組立体のRRO及び又はRFV低
減方法の作用と同様であるので、説明は省略する。
【0022】
【発明の実施の形態】タイヤ・リム組立体のRFV低減
方法の一実施形態を図1にしたがって説明する。 (1) 先ず、通常の方法でリムにタイヤを組み付けて
タイヤ・リム組立体を得る。 (2) タイヤに対応した空気圧となるように空気を充
填する。 (3) タイヤ試験機にてタイヤ・リム組立体のRFV
の測定を行う。
【0023】図1(B)には、RFVの測定結果が示さ
れている。 (4) 次に、図に1(A)に示すように、リム(図示
せず)からタイヤ10を外し、RFVのピークを指向す
る角度位置に対応するタイヤ10の左右のビードベース
部12をグラインダー等で研磨(図2参照。なお、2点
鎖線は研磨前の状態を示す。また、符号16はビードコ
アを示している。)する。
【0024】本実施形態では、図1(B)に示すように
180°付近に大きなピークがあるので、180°の位
置を中心とした部分14を研磨することになる。 (5) タイヤ10をリムに装着し、空気を充填する。
【0025】ビードベース部12の研磨した部分14の
タイヤ半径は、他の部分のタイヤ半径に比較して相対的
に小さくなるので、RFVのピークが低くなり、RFV
が良化する。
【0026】即ち、本実施形態では、RFVを良化した
タイヤ10、及びタイヤ・リム組立体を外観を悪化させ
ずに提供することができる。
【0027】本実施形態では、RFVを良化させたが、
RROを測定し、RROのピークを指向するタイヤ10
のビードベース部12をグラインダー等で研磨すること
により、RROのピークを低くし、RROを良化するこ
ともできる。
【0028】一般的には、RROのピークの位置とRF
Vのピークの位置とは略一致するので、RROのピーク
及びRFVのピーク何れか一方を下げることにより、両
方のピークを下げることもできる。
【0029】なお、複数のピークを下げることにより、
一次成分〜N次成分を低減することができるのは勿論で
ある。
【0030】なお、サイズがPXR205/65R15
MZ03Zのタイヤでは、RFV波形のピーク位置を
指向するビードベース部を、グラインダーで0.1mm研
磨したところ、RFVを良化できた。
【0031】また、上記実施形態では、ビードベース部
を研磨することにより、RFV及びまたはRROのピー
クを下げ、RFV及びまたはRROを良化したが、本発
明はこれに限らず、RFV及びまたはRROのボトム位
置を指向するビードベース部またはリムに、ゴム等のシ
ートを貼り付け、ボトムを上げてRFV及びまたはRR
Oを良化することもできる。さらに、ビードベース部を
研磨すると共に、ビードベース部またはリムに、ゴム等
のシートを貼り付け、RFV及びまたはRROを良化す
ることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタイヤ・
リム組立体のRRO及び又はRFV低減方法、タイヤ単
体のRRO及び又はRFV低減方法によれば、RROの
一次成分、RROのN次成分、RFVの一次成分及びR
FVのN次成分の少なくとも一つないし全てを低減させ
ることができる、という優れた効果を有する。効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はタイヤの側面図であり、(B)はタイ
ヤ・リム組立体のRFVを示すグラフである。
【図2】ビードベース部を研磨したタイヤの断面図であ
る。
【符号の説明】
10 タイヤ 16 ビードコア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムにタイヤを装着したタイヤ・リム組
    立体のRRO及び又はRFV低減方法であって、 タイヤ単体のRROの一次成分、RROのN次成分、R
    FVの一次成分及びRFVのN次成分、さらにタイヤ・
    リム組立体のRROの一次成分、RROのN次成分、R
    FVの一次成分及びRFVのN次成分の内の少なくとも
    一つに基づいて、ビードコアのタイヤ半径方向内側のゴ
    ムゲージを部分的に変更することにより、RRO及び又
    はRFVを低減することを特徴とするタイヤ・リム組立
    体のRRO及び又はRFV低減方法。
  2. 【請求項2】 タイヤ単体のRROの一次成分、RRO
    のN次成分、RFVの一次成分及びRFVのN次成分、
    さらにタイヤ・リム組立体のRROの一次成分、RRO
    のN次成分、RFVの一次成分及びRFVのN次成分の
    内の少なくとも一つの波形のプラス側を指向する部分に
    対応するビードコアのタイヤ半径方向内側のゴムゲージ
    を薄くすることにより、RRO及び又はRFVを低減す
    ることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ・リム組立
    体のRRO及び又はRFV低減方法。
  3. 【請求項3】 タイヤ単体のRRO及び又はRFV低減
    方法であって、 タイヤ単体のRROの一次成分、RROのN次成分、R
    FVの一次成分及びRFVのN次成分の内の少なくとも
    一つに基づいて、ビードコアのタイヤ半径方向内側のゴ
    ムゲージを部分的に変更することにより、RRO及び又
    はRFVを低減することを特徴とするタイヤ単体のRR
    O及び又はRFV低減方法。
  4. 【請求項4】 タイヤ単体のRROの一次成分、RRO
    のN次成分、RFVの一次成分及びRFVのN次成分の
    内の少なくとも一つの波形のプラス側を指向する部分に
    対応するビードコアのタイヤ半径方向内側のゴムゲージ
    を薄くすることにより、RRO及び又はRFVを低減す
    ることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ単体のRR
    O及び又はRFV低減方法。
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