JP2003145278A - 異種接合体及び抵抗スポット溶接方法 - Google Patents

異種接合体及び抵抗スポット溶接方法

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JP2003145278A JP2001347732A JP2001347732A JP2003145278A JP 2003145278 A JP2003145278 A JP 2003145278A JP 2001347732 A JP2001347732 A JP 2001347732A JP 2001347732 A JP2001347732 A JP 2001347732A JP 2003145278 A JP2003145278 A JP 2003145278A
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Satoru Iwase
哲 岩瀬
Seiji Sasabe
誠二 笹部
Mitsuo Hino
光雄 日野
Masaaki Tsubota
賢亮 坪田
Fumihiro Sato
文博 佐藤
Shunichi Hashimoto
俊一 橋本
Atsushi Kato
淳 加藤
Hiroyuki Takeda
裕之 武田
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Shinko Alcoa Yuso Kizai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い効率で破断エネルギが高い強固な接合を
得ることができる異種接合体及びスポット溶接方法を提
供する。 【解決手段】 アルミニウムメッキ鋼板1とアルミニウ
ム板2との接合部3は、接合前にメッキ層1bの一部が
存在していた領域に存在する金属間化合物層3aと、こ
の金属間化合物層3aを取り囲むようにアルミニウム板
2側に存在するアルミニウム溶融部3bとから構成さ
れ、アルミニウム溶融部3bの表面に存在する原子は、
平面視で金属間化合物層3aが存在する領域を除いて鋼
板1の表面に存在する原子と金属結合している。そし
て、アルミニウムメッキ鋼板1とアルミニウム板2との
界面において、金属間化合物層3aの面積が接合部3全
体の面積の60%以下に規制されている。従って、アル
ミニウム溶融部3bの面積は接合部3全体の面積の40
%を超えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウム又はア
ルミニウム合金(以下、アルミニウム及びアルミニウム
合金を総称してアルミニウムという。)とアルミニウム
メッキ鋼材との異種接合体及び抵抗スポット溶接方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム材は軽量な構造材料として
車両及び自動車等に使用されている。その際、コスト、
強度及び剛性等の種々の要因から、鋼材と組合せて使用
される場合がある。鋼材同士を接合する簡便な方法とし
て抵抗スポット溶接が広く使用されており、アルミニウ
ム材と鋼材との接合体についても、抵抗スポット溶接で
接合することが要求されている。
【0003】従来、アルミニウム材と鋼材との接合につ
いては、同種材料同士のように直接抵抗スポット溶接す
ると、硬く脆い金属間化合物が接合界面に生成し、強度
を大きく低下させることが知られていた。
【0004】そこで、十分な強度を確保するために、例
えば特開平4−251676号公報には、鋼材にコーテ
ィング層を設ける技術が開示されている。
【0005】また、アルミニウム材と鋼材との間にイン
サート材を介在させて抵抗スポット溶接する使用する方
法等も知られている(例えば、特開平4−253578
号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鋼材に
コーティング層を設ける技術でも、接合後の強度は十分
とはいえない。更に、強度が高くても、破断する際の破
断エネルギが低いため、車両及び自動車等の構造物に適
した接合体は得られないという問題点がある。
【0007】また、インサート材を介在させた抵抗スポ
ット溶接は、大量の接合を行うには効率が悪く不向きで
ある。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、高い効率で破断エネルギが高い強固な接合
を得ることができる異種接合体及び抵抗スポット溶接方
法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る異種接合体
は、アルミニウム又はアルミニウム合金材とアルミニウ
ムメッキ鋼材とを抵抗スポット溶接することにより得ら
れる異種接合体において、アルミニウム又はアルミニウ
ム合金材とアルミニウムメッキ鋼材との接合界面におい
て金属間化合物が存在する領域の面積は、その面積と前
記抵抗スポット溶接により形成された溶融部の面積とを
足し合わせて得た面積の60%以下であることを特徴と
する。
【0010】本発明に係る抵抗スポット溶接方法は、ア
ルミニウム又はアルミニウム合金材とアルミニウムメッ
キ鋼材とを接合する抵抗スポット溶接方法において、ア
ルミニウム又はアルミニウム合金材とアルミニウムメッ
キ鋼材との接合界面において金属間化合物が存在する領
域の面積がその面積と前記抵抗スポット溶接により形成
される溶融部の面積とを足し合わせて得た面積の60%
以下となる条件で溶接を行うことを特徴とする。
【0011】本発明においては、接合界面において金属
間化合物が存在する領域の面積が接合部の総面積に対し
て適切に規定されているので、延性破断エネルギが高く
強固な接合部が得られる。
【0012】なお、上記アルミニウムメッキ鋼材には、
芯材である鋼材の表面にアルミニウムメッキ層が形成さ
れたものだけではなく、鋼材の表面にアルミニウム合金
メッキ層が形成されたものも含まれる。
【0013】直流式溶接機又はコンデンサ式溶接機を使
用する場合には、陽極側の電極チップを前記アルミニウ
ムメッキ鋼材に押し当て、陰極側の電極チップを前記ア
ルミニウム又はアルミニウム合金材に押し当てて溶接を
行うことにより、確実に上述のような面積率を得ること
ができる。
【0014】また、前記アルミニウムメッキ鋼材のアル
ミニウムメッキ層のSi含有量は5質量%以上であるこ
と、前記アルミニウムメッキ鋼材のアルミニウムメッキ
層の厚さは15μm以上であること及び前記アルミニウ
ムメッキ鋼材の芯材である鋼材のN含有量は0.002
質量%以上であることが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る異種
接合体について、添付の図面を参照して具体的に説明す
る。図1は本発明の実施例に係る異種接合体を示す断面
図である。また、図2はアルミニウムメッキ鋼板1とア
ルミニウム板2との接合界面における接合部3を示す模
式図である。
【0016】本実施例においては、芯材である鋼板1a
の両面にアルミニウムメッキ層1b及び1cが形成され
て構成されたアルミニウムメッキ鋼板1と、アルミニウ
ム板2とが抵抗スポット溶接により接合されている。な
お、アルミニウムメッキ鋼板1のメッキ層1b及び1c
と鋼板1aとの界面には、アルミニウム板2との接合前
からAl−Fe系等の金属間化合物層(図示せず)が存
在する。
【0017】また、アルミニウムメッキ鋼板1とアルミ
ニウム板2との接合部3は、接合前にメッキ層1bの一
部が存在していた領域に存在する金属間化合物層3a
と、この金属間化合物層3aを取り囲むようにアルミニ
ウム板2側に存在するアルミニウム溶融部3bとから構
成され、アルミニウム溶融部3bの表面に存在する原子
は、平面視で金属間化合物層3aが存在する領域を除い
て鋼板1の表面に存在する原子と金属結合している。即
ち、アルミニウム溶融部3bと鋼板1とが直接接してい
る領域には、接合前に存在していたAl−Fe系等の金
属間化合物が消失している。また、金属間化合物層3a
は、接合前に存在していた金属間化合物がそのまま残存
したか、又は接合の際に新たに生成したものである。
【0018】そして、本実施例においては、アルミニウ
ムメッキ鋼板1とアルミニウム板2との界面において、
金属間化合物層3aの面積が接合部3全体の面積の60
%以下に規制されている。従って、アルミニウム溶融部
3bの面積は接合部3全体の面積の40%を超えてい
る。
【0019】このような本実施例によれば、広い範囲で
アルミニウム板2と鋼板1との金属結合が得られるの
で、インサート材を使用しなくても、破断エネルギが高
い強固な接合が得られる。
【0020】次に、上述のような異種接合体を得るため
の抵抗スポット溶接方法について説明する。本願発明者
は、抵抗スポット溶接においては、電極チップから正の
電荷が流れ込む被接合材に発熱が偏る傾向があり、一点
の溶接の間、このような発熱がアルミニウム板2に偏る
と、アルミニウム板2の溶融が過剰になって金属間化合
物が多量に発生し、接合部3を占める金属間化合物層3
aの面積の割合が増加することを知見した。従って、ア
ルミニウム板2における必要以上の発熱を回避すること
が必要である。このための抵抗スポット溶接方法では、
種々の条件の下で、交流式溶接機、直流式溶接機又はコ
ンデンサ式溶接機のいずれの方式の溶接機でも使用する
ことができる。
【0021】先ず、交流式溶接機を使用した抵抗スポッ
ト溶接方法について説明する。図3(a)は単相交流式
における電流波形を示す図、(b)は三相低周波式の奇
数番目の打点における電流波形を示す図、(c)はイン
バータ式(交流)における電流波形を示す図である。
【0022】単相交流式又はインバータ式の場合、図3
(a)及び(c)に示すように、正の電流は+側の電極
チップ及び−側の電極チップに交互に流れる。従って、
アルミニウムメッキ鋼板1及びアルミニウム板2に押し
当てられる電極チップの極性をいずれにしても、発熱の
偏りは生じないので、電極チップの極性はいずれであっ
てもよい。
【0023】また、三相低周波方式の場合、図3(b)
に示すように、奇数番目の打点では、+極側に正の電流
が流れ、偶数番目の打点では、図示しないが、−極側に
正の電流が流れる。このような三相低周波方式におい
て、奇数番目の打点でアルミニウムメッキ鋼板1に−極
の電極チップを押し当て、アルミニウム板2に+極側の
電極チップを押し当てると、前述のように、アルミニウ
ム板2に発熱が偏って所望の接合体を得ることができな
い。偶数番目の打点でアルミニウムメッキ鋼板1に+極
の電極チップを押し当て、アルミニウム板2に−極側の
電極チップを押し当てた場合も同様である。従って、三
相低周波方式を採用する場合には、一打点毎に電極チッ
プの極性を変更する必要がある。
【0024】次に、直流式溶接機を使用した抵抗スポッ
ト溶接方法について説明する。図4(a)は単相整流式
における電流波形を示す図、(b)は三相整流式におけ
る電流波形を示す図、(c)はインバータ式(直流)に
おける電流波形を示す図である。
【0025】直流式の場合、単相整流式、三相整流式又
はインバータ式のいずれの場合でも、図4(a)乃至
(c)に示すように、正の電流は+側の電極チップにの
み流れる。従って、アルミニウムメッキ鋼板1に+側の
電極チップを押し当て、アルミニウム板2に−側の電極
チップを押し当てる必要がある。
【0026】次に、コンデンサ式溶接機を使用した抵抗
スポット溶接方法について説明する。図5はコンデンサ
式における電流波形を示す図である。コンデンサ式で
は、コンデンサに蓄積された正の電荷が最初のパルスで
+側の電極チップに流れ、その後減衰していく。従っ
て、アルミニウムメッキ鋼板1に+側の電極チップを押
し当て、アルミニウム板2に−側の電極チップを押し当
てておけば、発熱はアルミニウムメッキ鋼板1に偏るた
め、金属間化合物の多量の発生を回避できる。
【0027】次に、被接合材の形状及び組成の数値限定
理由について説明する。
【0028】アルミニウムメッキ層のSi含有量:5質量%以上 アルミニウムメッキ層のSi含有量が5質量%未満であ
ると、接合部内に金属間化合物が増加することがある。
従って、アルミニウムメッキ層の組成は、特に限定され
るものではないが、そのSi含有量は5質量%以上であ
ることが望ましい。
【0029】アルミニウムメッキ層の厚さ:15μm以上 アルミニウムメッキ層の厚さが15μm未満であると、
接合部内に金属間化合物が増加することがある。従っ
て、アルミニウムメッキ層の厚さは、特に限定されるも
のではないが、15μm以上であることが望ましい。
【0030】鋼材のN含有量:0.0020乃至0.0200質量% 鋼材のN含有量が0.0020質量%未満であると、接
合部内に金属間化合物が増加することがある。また、鋼
材のN含有量が0.0200質量%を超えても、接合の
強固さは向上しない。従って、鋼材の組成は、特に限定
されるものではなく、従来の種々の鋼材を使用すること
ができるが、そのN含有量は0.0020乃至0.02
00質量%であることが望ましい。
【0031】また、アルミニウム材の組成は、特に限定
されるものではなく、例えば1000系、3000系又
は5000系等の種々のアルミニウム又はアルミニウム
合金材を使用することができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について、その特許請
求の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説明す
る。
【0033】下記表1に示すアルミニウムメッキ鋼板と
JIS5056Al合金板とを、溶接電流及び通電時間
等の条件を制御しながら、抵抗スポット溶接により接合
することにより、種々の面積率(接合部の面積に対する
金属間化合物層の面積の割合)の異種接合体を得た。な
お、アルミニウムメッキ鋼板及びAl合金板の厚さは、
いずれも1.0mmである。
【0034】
【表1】
【0035】そして、各接合体についてせん断引張り試
験を行い、得られた荷重−変位曲線から破断までに要し
たエネルギを延性破断エネルギとして測定した。この結
果を、下記表2に示す。表2の延性破断エネルギの欄に
おいては、延性破断エネルギが8J以上のものを◎と表
し、7.7J以上8J未満のものを○と表し、7.5J
以上7.7J未満のものを△と表し、7.5J未満のも
のを×と表している。図6は横軸に変位をとり、縦軸に
荷重をとって、実施例No.1及び比較例No.18に
おける荷重−変位曲線を示すグラフ図である。図6中で
実線は実施例No.1の曲線を示し、破線は比較例N
o.18の曲線を示す。
【0036】
【表2】
【0037】上記表2に示すように、実施例No.1乃
至15においては、面積率が60%以下であるので、
7.5J以上の高い延性破断エネルギが得られ、これに
伴って破断の形態が母材破断となった。但し、実施例N
o.8では、メッキ層のSi含有量が本願請求項4に規
定する範囲未満であるため、実施例No.13では、メ
ッキ層の厚さが本願請求項5に規定する範囲未満である
ため、実施例No.15では、鋼板のN含有量が本願請
求項6に規定する範囲未満であるため、夫々他の実施例
と比較すると延性破断エネルギが低くなった。
【0038】一方、比較例No.16乃至18において
は、面積率が本願発明範囲の上限を超えているので、延
性破断エネルギが低く、その中でも比較例No.17及
び18において界面破断が発生した。
【0039】なお、これらの実施例と比較例との間の延
性破断エネルギの差は、主に図6中にハッチングを入れ
て示す領域の面積に相当する。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
接合界面において金属間化合物が存在する領域の面積を
接合部の総面積に対して適切に規定しているので、延性
破断エネルギが高く強固な接合部を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る異種接合体を示す断面図
である。
【図2】アルミニウムメッキ鋼板1とアルミニウム板2
との接合界面における接合部3を示す模式図である。
【図3】(a)は単相交流式における電流波形を示す
図、(b)は三相低周波式の奇数番目の打点における電
流波形を示す図、(c)はインバータ式(交流)におけ
る電流波形を示す図である。
【図4】(a)は単相整流式における電流波形を示す
図、(b)は三相整流式における電流波形を示す図、
(c)はインバータ式(直流)における電流波形を示す
図である。
【図5】コンデンサ式における電流波形を示す図であ
る。
【図6】横軸に変位をとり、縦軸に荷重をとって、実施
例No.1及び比較例No.18における荷重−変位曲
線を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1;アルミニウムメッキ鋼板 1a;鋼板 1b;アルミニウムメッキ層 2;アルミニウム板 3;接合部 3a;金属間化合物層 3b;溶融部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹部 誠二 神奈川県藤沢市宮前字裏河内100番1 株 式会社神戸製鋼所藤沢事業所内 (72)発明者 日野 光雄 愛知県名古屋市中村区名駅南2丁目14番19 号住友生命名古屋ビル 神鋼アルコア輸送 機材株式会社内 (72)発明者 坪田 賢亮 東京都品川区北品川5丁目9番12号 神鋼 アルコア輸送機材株式会社内 (72)発明者 佐藤 文博 栃木県真岡市鬼怒ヶ丘15番地 株式会社神 戸製鋼所真岡製造所内 (72)発明者 橋本 俊一 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内 (72)発明者 加藤 淳 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 武田 裕之 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム又はアルミニウム合金材と
    アルミニウムメッキ鋼材とを抵抗スポット溶接すること
    により得られる異種接合体において、アルミニウム又は
    アルミニウム合金材とアルミニウムメッキ鋼材との接合
    界面において金属間化合物が存在する領域の面積は、そ
    の面積と前記抵抗スポット溶接により形成された溶融部
    の面積とを足し合わせて得た面積の60%以下であるこ
    とを特徴とする異種接合体。
  2. 【請求項2】 アルミニウム又はアルミニウム合金材と
    アルミニウムメッキ鋼材とを接合する抵抗スポット溶接
    方法において、アルミニウム又はアルミニウム合金材と
    アルミニウムメッキ鋼材との接合界面において金属間化
    合物が存在する領域の面積がその面積と前記抵抗スポッ
    ト溶接により形成される溶融部の面積とを足し合わせて
    得た面積の60%以下となる条件で溶接を行うことを特
    徴とする抵抗スポット溶接方法。
  3. 【請求項3】 直流式溶接機又はコンデンサ式溶接機を
    使用する場合には、陽極側の電極チップを前記アルミニ
    ウムメッキ鋼材に押し当て、陰極側の電極チップを前記
    アルミニウム又はアルミニウム合金材に押し当てて溶接
    を行うことを特徴とする請求項2に記載の抵抗スポット
    溶接方法。
  4. 【請求項4】 前記アルミニウムメッキ鋼材のアルミニ
    ウムメッキ層のSi含有量は5質量%以上であることを
    特徴とする請求項2又は3に記載の抵抗スポット溶接方
    法。
  5. 【請求項5】 前記アルミニウムメッキ鋼材のアルミニ
    ウムメッキ層の厚さは15μm以上であることを特徴と
    する請求項2乃至4のいずれか1項に記載の抵抗スポッ
    ト溶接方法。
  6. 【請求項6】 前記アルミニウムメッキ鋼材の芯材であ
    る鋼材のN含有量は0.002質量%以上であることを
    特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の抵抗
    スポット溶接方法。
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