JP2003144988A - トリガー式ディスペンサー - Google Patents
トリガー式ディスペンサーInfo
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
使用でも吐出量の変動がなく、広い範囲で吐出量を変更
設定でき、部品の共通化を図れ、製作上広範囲でメリッ
トを享受できるトリガー式ディスペンサーを提供する。 【解決手段】 シリンダ内をレバーに協働して往復動す
るピストンを有し、このピストンの作動によって、シリ
ンダ室を交互に加圧状態および減圧状態にすることによ
って、内容液を外部に吐出および内容液をシリンダ室内
に導入する機能を繰り返し行うトリガー式ディスペンサ
ーにおいて、前記シリンダ室内にスペーサを設け、スペ
ーサによりピストンの上死点位置を確定し且つ変更設定
して、内容物の吐出量変動をなくし、且つ吐出量の変更
設定が出来るようにした構成。
Description
り内容物を吐出するトリガー式ディスペンサーに関する
ものであって、より詳しくは、レバーによりバネのバネ
圧に抗してピストンを上死点側に移動させた際、前記シ
リンダ室は加圧状態となり、吐出バルブが開き内容液を
外部に吐出し、レバーを離しバネによりピストンを下死
点側に移動させた際、前記シリンダ室は減圧状態とな
り、吸入バルブが開きシリンダ室内に内容液を導入して
なり、ピストンの上死点側への移動量を規制部材により
規制するようにしたトリガー式ディスペンサーに関す
る。
8に示すように、ボディaのシリンダb内をレバーcに
協働して往復動するピストンdがあり、このピストンd
をシリンダ室e内に配したバネfにより下死点側に弾圧
し、シリンダ室eの出口側に吐出バルブgを、入口側に
吸入バルブhを設け、更に吐出バルブgは吐出孔iに、
吸入バルブhは内容物の入っている容器jに接続してい
る。
ディスペンサーのレバーc、すなわち、トリガーcを引
くと、それに協働してピストンdがバネfのバネ圧に抗
して上死点側に移動し、シリンダ室e内が加圧状態とな
るから、吸入バルブhは閉じたままで吐出バルブgが開
きシリンダ室e内の内容液を吐出孔iから外部に吐出
し、トリガーcがボディa外部に設けたストッパーkに
当たることでピストンdが上死点に達して、シリンダ室
e内にある内容液の1回の吐出が終わる。この吐出孔i
の構造により内容物を霧状あるいは直噴状に吐出した
り、吐出孔iに発泡アダプターを取り付けて内容物を泡
状にしたりする。
離すと、ピストンdがバネfのバネ圧により下死点に戻
るため、シリンダ室e内が減圧状態となり、吐出バルブ
gが閉じ吸入バルブhが開いて容器jから内容液を吸引
してシリンダ室e内に導入する。この後はこの繰り返し
により、容器j内の内容液が無くなるまで、内容物を霧
あるいは直噴状に吐出したり、吐出孔iに発泡アダプタ
ーを取り付ければ内容物を泡状で放出することができ
る。
は、ピストンdが垂直方向にシリンダb内を往復動する
が、ピストンが水平方向に往復動するものや斜め方向に
往復動するものもある。更に、ピストンが上死点で止ま
る機構としては、ストッパーkを設けず、バネのバネ圧
とトリガーの引く力との均衡点を、ピストンの上死点と
するトリガー式ディスペンサーも知られている。
8、9の例は、ストッパーkがボディaと同じ合成樹脂
で作られることが多いため、長期の使用により「へた
り」が生じて、トリガーcをストッパーkにて当初設定
した位置で止めることができなくなることがあり、この
場合は、ピストンdを上死点で確実に規制できないこと
になって、内容物の1回の吐出量が変動する虞が生じる
ことになる。このような事態は、特に、最近のように内
容液の詰め替えが頻繁に行われ、トリガー式ディスペン
サーが繰り返し使用されるような状況下では無視できな
いものとなる。更に、仮に「へたり」が無くても、トリ
ガーcの引く力の加減により、合成樹脂のストッパーk
が弾性変形することもあり、このような場合にも内容物
の1回の吐出量が変動する虞がある。
のバネ圧のバラツキにより、あるいはトリガーの引く力
のバラツキにより、ピストンの上死点が変動することに
なり、内容物の1回の吐出量が変動する虞がある。
内容物の1回の吐出量を変動させることができるため、
簡易な方法で上死点を規制でき、しかも変更できれば、
シリンダ室を大まかな容量に設定して、あとは上死点を
変更することで、内容物の1回の吐出量をそのシリンダ
室の容量の範囲内で自在に変動させることができる。そ
の結果、内容物の1回の吐出量の変化に対して、広い範
囲で部品の共通化が図れるため、高価な金型を複数製作
する必要はなく、製作上広範囲で大きなメリットとな
る。
の吐出量の精度が高いことはもちろんのこと、長期の使
用によっても吐出量の変動が無く、しかも広い範囲で内
容物の吐出量を変更設定できて、部品の共通化を図れ、
製作上広範囲でメリットを享受することのできるトリガ
ー式ディスペンサーを提供することにある。
成するために提案されたものであって、下記の構成から
なることを特徴とするものである。すなわち、本発明に
よれば、ボディのシリンダ内をレバーに協働して往復動
するピストンを、該ピストンと前記シリンダとで画成し
たシリンダ室内に配したバネにより前記ピストンの下死
点側に弾圧し、前記レバーにより前記ピストンを前記バ
ネのバネ圧に抗して上死点側に移動させた際、前記シリ
ンダ室は加圧状態になり、前記シリンダ室の出口側に設
けた吐出バルブが開き、前記シリンダ室内の内容液を外
部に吐出し、前記バネのバネ圧により前記ピストンを下
死点側に移動させた際、前記シリンダ室は減圧状態にな
り、前記シリンダ室の入口側に設けた吸入バルブが開き
前記シリンダ室内に接続している容器から内容液を前記
シリンダ室内に導入してなるトリガー式ディスペンサー
において、前記ピストンの上死点側への移動量を設定且
つ規制する規制部材を前記シリンダ室内に設けたことを
特徴とするトリガー式ディスペンサーが提供される。
記シリンダ室内に設けたスぺーサであるトリガー式ディ
スペンサーが提供される。
設定した上死点に前記ピストンを前記バネのバネ圧に抗
して移動させた際、前記バネが密着状態となる高密度バ
ネである上記トリガー式ディスペンサーが提供される。
前記ピストンおよび/または前記シリンダ室内に取り付
けた突起である上記トリガー式ディスペンサーが提供さ
れる。
実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態を示
すトリガー式ディスペンサーの縦断面図、図2は本発明
の実施の形態を示す作動状態の縦断面図である。両図に
おいて、トリガー式ディスペンサー1は、ボディ2のシ
リンダ3内をレバー4に協働して往復動するピストン5
を、このピストン5とシリンダ3とで画成したシリンダ
室32内に配したバネ6によりピストン5の下死点側に
弾圧し、レバー4によりピストン5をバネ6のバネ圧に
抗して上死点側に移動させた際、前記シリンダ室は加圧
状態になり、前記シリンダ室32の出口側に設けた吐出
バルブ7が開きシリンダ室32内の内容液を外部に吐出
し、バネ6のバネ圧によりピストン5を下死点側に移動
させた際、前記シリンダ室は減圧状態になり、前記シリ
ンダ室32の入口側に設けた吸入バルブ8が開きシリン
ダ室32に接続している容器9から内容液をシリンダ室
32内に導入してなり、このピストン5の上死点側への
移動量を設定且つ規制する規制部材10、例えばスぺー
サ10aをシリンダ室32内に設けたものである。そし
て、このトリガー式ディスペンサー1は、ボディ2の下
端に回動自在に取り付けたコンテナキャップ11により
前記容器9に液密に且つ着脱自在に螺着して、使用状態
となる。なお、図1ないし4中、12はカバーであり、
後述のシリンダ3の凸部37による窪みに差し込まれ
て、ボディ2に固定されている。
ダ3を形成し、その上部に嘴のような延出口20を有し
てその外周面にバルブインサート21が嵌められ、更に
このバルブインサート21に内容液を吐出あるいは止め
るスライドバルブ22が回動自在に取り付けられてい
る。なお、バルブインサート21内にはバネ23により
バルブ24が延出口20の弁座としての先端に弾圧され
て、吐出バルブ7を構成している。そして、前記レバー
4を引きピストン5を上死点側に移動させてシリンダ室
32内が加圧状態の時、吐出バルブ7のバルブ24がバ
ネ23のバネ圧に抗して延出口20の先端弁座から離座
し、すなわち、吐出バルブ7が開くようになっていて、
スライドバルブ22が吐出モードになっていれば吐出口
22aから内容液が吐出し、止めモードであれば吐出バ
ルブ7が開いていても内容液が吐出することはない。
りピストン5を下死点側に移動させ、シリンダ室32内
が加圧状態から常圧状態に移行する過程でバネ23のバ
ネ圧が勝りバルブ24が延出口20の先端弁座に着座す
るようになっている。したがって、元の吐出バルブ7が
閉じているため、スライドバルブ22のモードに関係な
く内容液が吐出することはない。
筒体25となり前記ピストン5を収納し、更にこの大径
筒体25はブラケット26を有して、このブラケット2
6に通した軸27により前記レバー4を回動自在に支持
している。このレバー4は軸27を境として指掛部4a
と反対側の伝達部4bとを有し、この伝達部4bが大径
筒体25の切欠28を通してピストン5に係合している
ため、指掛部4aからの操作力は伝達部4bによりピス
トン5に伝えることが出来る。
0で下部がやや小径の筒体31であり、それらが同心的
に繋がれて構成されている。ピストン5の上部の大径筒
体30は前記シリンダ3内を液密に摺動し、下部の小径
筒体31はボディ2の大径筒体25下部に嵌着したリテ
ーナ33の内筒34内を液密に摺動している。このピス
トン5の大径筒体30内とシリンダ3内と相俟って内容
液の収容する前記シリンダ室32を構成し、大径筒体3
0と小径筒体31とで形成した段差35にリング状のス
ぺーサ10aを載せ、このスぺーサ10aとシリンダ室
32内の上端との間に前記バネ6を介在させ、ピストン
5を下方向に弾圧している。
鍔36を設け、この鍔36をリテーナ33の内筒34の
端面34aに当てることにより、ピストン5の下方向の
動きを規制すると共に、ピストン5の下死点を位置決め
している。一方、ピストン5の上方向の動きは、スぺー
サ10aがシリンダ3の凸部37に当たることにより規
制すると共に、ピストン5の上死点を位置決めしてい
る。したがって、ピストン5の上死点は、ピストン5が
上方向に動いてスぺーサ10aがシリンダ3の凸部37
に当たる位置となるから上死点が変動するようなことが
なく、逆にスぺーサ10aの厚みを変えることにより上
死点の位置を変えることが出来ることになる。
シリンダ室32の容積V1と、ピストン5が上死点にあ
る時のシリンダ室32の容積V2との差(V1−V2)
が前記レバー4を1回操作させたときの最大量であるか
ら、ピストン5の上死点の位置をスぺーサ10aを入れ
ることにより変えることは、その変わった分だけ最大量
も変わることになる。これによって、スぺーサ10aを
厚くするほど上死点が下死点に近づくから、その分レバ
ー4を1回操作させたときの最大量が減ることになる。
を弁収納室40に形成し、この弁収納室40内にボール
41を入れ弁座42に着座させ、更に、ボール41が弁
収納室40内から脱落しないように、凸部43を弁収納
室40上部に設けて、前記吸入バルブ8を構成してい
る。したがって、この吸入バルブ8は、ボール41が弁
収納室40内で脱落することなく、弁座42に離着座す
ることになる。そして、上述のようにして、シリンダ室
32内が減圧状態の時、上述の通り吐出バルブ7が閉と
なっているから、ボール41が弁座42から離座し、す
なわち、吸込バルブ8が開き、内容液を容器9からシリ
ンダ室32内に導入し、更に上述のようにして、シリン
ダ室32内が減圧状態から常圧状態に移行する過程で、
ボール41が弁座42に着座し、すなわち、吸入バルブ
8が閉じ、内容液のシリンダ室32内への導入が終了す
る。
31はその下部が外方に広がり、その広がり部分がリテ
ーナ33の内筒34内を液密に摺動し、更にその広がり
部分から継パイプ44を差し込み小径筒体31に嵌着
し、その継パイプ44にディップチューブ45を差し込
み嵌着し、このディップチューブ45を容器9内に挿入
する。一方、リテーナ33の外筒46に鍔47を形成
し、外筒46をコンテナキャップ11の孔に通して鍔4
7にコンテナキャップ11を吊すようにして、その状態
でボディ2の大径筒体25下部に外筒46を鍔47に当
たるまで嵌め込んで、ボディ2の大径筒体25下部にリ
テーナ33を嵌着し、更にコンテナキャップ11内側に
位置する鍔47にガスケット48を設置している。
鍔47及び大径筒体25から遊嵌状態を保持し且つこれ
らから外れることがないように設定しているから、コン
テナキャップ11はリテーナ33及び大径筒体25に関
わりなく回転させることが出来る。したがって、容器9
にコンテナキャップ11を着脱自在に螺着することがで
き、すなわち、容器9にトリガー式ディスペンサー1を
着脱自在とすることができる。
ンサー1の使用方法について説明する。まず、レバー4
を1回操作した時の内容液の最大吐出量が、予定する1
回操作による吐出量の範囲内にあるトリガー式ディスペ
ンサー1を選択する。その際、実際の最大吐出量と予定
吐出量とが等しくない場合は、スぺーサ10aの厚みを
変えることにより等しくする。次に、予定した内容液を
容器9内に入れ、その容器9にディップチューブ45を
差し込み、コンテナキャップ11を容器9に螺着する。
図1、2の状態のトリガー式ディスペンサー1のレバー
4を手指で引くと、ピストン5を上死点に向けて押し上
げるから、内容液を収容するシリンダ室32内が加圧状
態となり、吐出バルブ7のバルブ24がバネ23のバネ
圧に抗して延出口20の先端弁座から離座し、すなわ
ち、吐出バルブ7が開きシリンダ室32内に内容物があ
り且つスライドバルブ22が吐出モードになっていれ
ば、内容物は延出口20を通りバルブインサート21内
に入って、更にスライドバルブ22に入り吐出口22a
から内容液を吐出する。スライドバルブ22が止めモー
ドであれば吐出バルブ7が開いていても内容液が吐出す
ることはない。なお、通常最初はシリンダ室32内には
内容物は到達していないから、その場合には内容液は吐
出しない。
ストン5を下死点側に移動させることにより、シリンダ
室32内が加圧状態から常圧状態に移行する過程で吐出
バルブ7のバネ23のバネ圧が勝りバルブ24が延出口
20の先端弁座に着座し、すなわち、吐出バルブ7が閉
じ、更にピストン5が下死点側に移動してシリンダ室3
2内が減圧状態に移行すると、ボール41が弁座42か
ら離座し、すなわち、吸入バルブ8が開き、内容液を容
器9からディップチューブ45、継パイプ44を通りピ
ストン5の小径筒体31からシリンダ室32内に導入し
てゆくことになる。この際、シリンダ室32内が減圧状
態から常圧状態に移行するため、ボール41が弁座42
に着座し、すなわち、吸入バルブ8が閉じ、容器9内か
らシリンダ室32内への内容液の導入が終了する。
器9内の内容液がなくなったときはコンテナキャップ1
1の操作により容器9から螺着トリガー式ディスペンサ
ー1を簡単に外せるから、容器9内に内容物を詰め替え
容器から入れ、再びコンテナキャップ11を操作して容
器9にトリガー式ディスペンサー1を装着する。このよ
うにすれば、ユーザーは内容物がなくなるたびに、トリ
ガー式ディスペンサー及び容器を捨てる必要がなく、し
かも長期にわたり正確に内容液を計量出来る。生産者は
1回操作当たりの内容液量の変動に対して、1部品の追
加のみで対処出来、生産設備や部品の共通化が図れ、ト
リガー式ディスペンサー及び容器の回収廃棄などが大幅
に減る。
ー式ディスペンサー1aを示すものであり、図1ないし
4の実施形態との相違点は、規制部材10がスペーサ1
0aではなく、設定した上死点にピストン5をバネのバ
ネ圧に抗して移動させた際、バネが密着状態となる高密
度バネ10bである点にある。すなわち、密着状態とな
った高密度バネ10bの長さがピストン5の上死点とな
るようにし、その長さは自在に変更可能であるからであ
る。この場合にはスペーサ10aのように新たな部品を
追加することなく、既にある部品の構造の改良で、スペ
ーサ10aの場合と同様の利点がある。
式ディスペンサー1bを示すものであり、前述した実施
形態との相違点は、規制部材10がスペーサ10aでは
なく、ピストン5および/またはシリンダ3内に取り付
けた突起10cである点にある。すなわち、この実施形
態の突起10cはシリンダ3の凸部37上に取り付ける
から、突起10cの高さがピストン5の上死点となり、
その高さは自在に変更可能であるからである。この場合
にも、スペーサ10aの場合と同様の利点がある。
ン5の鍔36とリテーナ33の内筒34の端面との間に
スペーサを介装し、ピストン5の下死点の位置を上げて
も、規制部材10がスペーサ10aである場合と同じよ
うに、内容物の1回毎の吐出量の精度が高いことはもち
ろんのこと、長期の使用によっても吐出量の変動がな
く、しかも広い範囲で内容物の吐出量を変更設定でき
て、部品の共通化を図れ、製作上広範囲でメリットを享
受することができる効果がある。
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更や組み合わせは適宜なし得るものと理
解すべきである。
シリンダ室内に設けた規制部材により、ピストンの上死
点位置を確定出来且つ変更設定出来て、レバーの1回操
作当たりの内容物の吐出量変動を無くし、且つ吐出量の
変更設定をすることが出来る。したがって、内容物の1
回毎の吐出量の精度が高いことはもちろんのこと、長期
の使用によっても吐出量の変動がなく、しかも広い範囲
で内容物の吐出量を変更設定できて、部品の共通化を図
れるため、高価な金型を複数製作する必要はなく、製作
上広範囲なメリットを享受することができる。また、本
発明によれば、規制部材がシリンダ室内に設けたスぺー
サであると、そのスペーサの厚みによりピストンの上死
点位置を確実に確定出来、スペーサの厚みを変えること
で、ピストンの上死点位置を変更設定出来て、レバーの
1回操作当たりの内容物の吐出量変動を無くし、且つ吐
出量の変更設定をすることが出来るため、シリンダ室内
にスぺーサを設けるだけで、上記と同じ効果を得ること
が出来る。また、本発明によれば、規制部材がピストン
を下死点側に弾圧する高密度バネであると、ピストンが
上死点に達した時密着状態となり、ピストンの上死点位
置を確実に確定出来、高密度バネの密度を変えること
で、ピストンの上死点位置を変更設定出来て、レバーの
1回操作当たりの内容物の吐出量変動を無くし、且つ吐
出量の変更設定をすることが出来る。したがって、シリ
ンダ室内に通常のバネに代えて高密度バネを配するだけ
で、言い換えれば部品点数を増やすこともなく、上記と
同じ効果を得ることが出来る。また、本発明によれば、
規制部材がピストンおよび/またはシリンダに取り付け
た突起であると、ピストンが上死点に達した時突起に当
たり、ピストンの上死点位置を確実に確定出来、突起の
位置を変えることで、ピストンの上死点位置を変更設定
出来て、レバーの1回操作当たりの内容物の吐出量変動
を無くし、且つ吐出量の変更設定をすることが出来る。
したがって、ピストンおよび/またはシリンダに突起を
取り付けるだけで、上記と同じ効果を得ることが出来
る。
ンサーの縦断面図である。
ンサーの正面図である。
ンサーの要部の縦断面図である。
ンサーの作動状態の縦断面図である。
スペンサーの縦断面図である。
スペンサーの作動状態の縦断面図である。
スペンサーの要部の縦断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ボディのシリンダ内をレバーに協働して
往復動するピストンを、該ピストンと前記シリンダとで
画成したシリンダ室内に配したバネにより前記ピストン
の下死点側に弾圧し、前記レバーにより前記ピストンを
前記バネのバネ圧に抗して上死点側に移動させた際、前
記シリンダ室は加圧状態になり、前記シリンダ室の出口
側に設けた吐出バルブが開き、前記シリンダ室内の内容
液を外部に吐出し、前記バネのバネ圧により前記ピスト
ンを下死点側に移動させた際、前記シリンダ室は減圧状
態になり、前記シリンダ室の入口側に設けた吸入バルブ
が開き前記シリンダ室内に接続している容器から内容液
を前記シリンダ室内に導入してなるトリガー式ディスペ
ンサーにおいて、前記ピストンの上死点側への移動量を
設定且つ規制する規制部材を前記シリンダ室内に設けた
ことを特徴とするトリガー式ディスペンサー。 - 【請求項2】 前記規制部材が、前記シリンダ室内に設
けたスぺーサである請求項1記載のトリガー式ディスペ
ンサー。 - 【請求項3】 前記規制部材が、設定した上死点に前記
ピストンを前記バネのバネ圧に抗して移動させた際、前
記バネが密着状態となる高密度バネである請求項1記載
のトリガー式ディスペンサー。 - 【請求項4】 前記規制部材が、前記ピストンおよび/
または前記シリンダに取り付けた突起である請求項1記
載のトリガー式ディスペンサー。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2001350707A Expired - Lifetime JP3941469B2 (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | トリガー式ディスペンサー |
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Cited By (6)
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- 2001-11-15 JP JP2001350707A patent/JP3941469B2/ja not_active Expired - Lifetime
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