JP2003144292A - 組み合わせ食事具 - Google Patents

組み合わせ食事具

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JP2003144292A
JP2003144292A JP2001344874A JP2001344874A JP2003144292A JP 2003144292 A JP2003144292 A JP 2003144292A JP 2001344874 A JP2001344874 A JP 2001344874A JP 2001344874 A JP2001344874 A JP 2001344874A JP 2003144292 A JP2003144292 A JP 2003144292A
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JP
Japan
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fork
spoon
sandwiching
protrusions
mark
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JP2001344874A
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English (en)
Inventor
Shuji Ogushi
修二 大串
Yumi Isokawa
由美 磯川
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Lec Inc
Original Assignee
Lec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品を容易に、且つ、確実に細断できる使い
勝手の良い組み合わせ食事具を提供する。 【解決手段】 各々柄部2a、2bの後端を連結機構4
により着脱自在に結合し、フォーク2とスプーン3を挟
み具状に組み合わせて使用する食事具1であって前記フ
ォーク2は、挟み動作時にその背面21bが前記スプー
ン3のすくい面3bに沿って重なるフォーク歯2bを有
し、且つ、その背面形状を断面山形とした。また、前記
フォーク2の柄部2aの表側に、挟み動作時の好適押圧
位置を示す目印5を設ける。この目印5は突起群で形成
すると良い。フォーク歯2bの裏面形状が断面山形であ
るから、食品の細断は容易である。また、突起5の部分
を目印にして押圧すれば、挟み動作に強い押圧力を必要
とせず、その際、突起群の凸凹が指の滑りを防止し、挟
み具としての使い勝手を一段と良くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個々に使用できる
フォークやスプーン等二つの食事具を一つに組み合わせ
てトング(挟持)機能とマッシャー(押し潰し)機能を
持たせた食事具に関し、特に幼児の食事に使用して好適
な組み合わせ食事具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、調理済みのスパゲティやうど
ん等のヌードル類やポテト、カボチャ等の野菜類を離乳
食用に細かくする場合、ヌードル類はフォークの背面を
利用して細かく切断したり、ポテトやカボチャ等はスプ
ーンの背面を利用して押し潰していた。また、近年で
は、スプーンの背面に孔や凹凸を設けた専用のマッシャ
ーや、二つの食事具を挟み具状に一体的成形して、ちょ
っとした挟持や細断、押し潰しが行えるようにした食事
具等も出現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらヌー
ドル類や野菜類は皿や椀等に盛られると滑り易くなり、
細断したり押し潰したりする際にスプーンやフォークの
背から逃げてなかなか思うように小さくできず、思わぬ
時間を要することから、離乳食作りは楽しい食事時間の
煩わしい仕事となっていた。また、一体的成形の食事具
では、洗いにくく、且つ、整頓・収納に不便であるとい
った欠点があった。
【0004】本発明は、このような煩わしさを解消する
使い勝手の良い組み合わせ食事具を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の本発明は、各々柄部(2a、3a)の後端を連結機
構(4)により着脱自在に結合し、フォーク(2)とス
プーン(3)を挟み具状に組み合わせて使用する食事具
(1)であって、前記フォーク(2)は、挟み動作時に
その背面(21b)が前記スプーン(3)のすくい面
(3b)に沿って重なるフォーク歯(2b)を有し、且
つ、その背面形状を断面山形としたことを特徴としてい
る。挟み動作時にスプーン(3)のすくい面(3b)と
フォーク歯(2b)の背面が重なり合う形状であるこ
と、フォーク歯(2b)の背面が山形形状であることに
より、食品の挟持や細断が容易、且つ、確実に行えるよ
うになる。
【0006】また、請求項2に記載の本発明は、請求項
1に記載の組み合わせ食事具において、前記フォーク
(2)の柄部表側に、挟み動作時の好適押圧位置を示す
目印(5)を設けたことを特徴としている。目印部分を
押下することにより効率的な挟み力が得られ、食品の細
断が容易、且つ、確実に行えるようになる。
【0007】また、請求項3に記載の本発明は、請求項
2に記載の組み合わせ食事具において、前記目印(5)
は複数の突起の集まりで形成されることを特徴としてい
る。突起部(5)を設けることにより、挟み動作時の指
の滑りが無くなり、組み合わせ食事具(挟み具)の使い
勝手が一段と向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に基づいて本発
明の一実施形態を説明する。図1は本発明による組み合
わせ食事具1を示し、単独でも使用可能なフォーク2と
スプーン3の組み合わせで構成される。これら2本の食
事具2、3は、各柄部2a、3aの後端に設けた連結機
構4により係脱自在に結合されて挟み具を構成してい
る。
【0009】これらの食事具はABS樹脂、AS樹脂等
の合成樹脂やステンレス鋼板等を使用してそれぞれの柄
部2a、3aに弾性を持たせてあり、挟み具を構成する
各柄部2a、3aをその弾性に抗してスプーン3のすく
い面3bとフォーク歯2bの背面21bを相互に近接さ
せる方向に押圧することにより、柄部2a、3aは連結
機構4を支点に鋏動(挟み動作)し、フォーク歯2bの
背面21bとスプーン3のすくい面3bとの間に食品を
挟持することができる。
【0010】図2は前記フォーク2の構造を示し、
(a)は平面図、(b)はA−B−C−D線組み合せ断
面図、(c)はB−B線の端面図である。このフォーク
2は、長手方向にぼぼ緩やかなS字カーブを呈すると共
に、柄部2aの後端に段部41aを設けた係合孔4aを
右斜め方向に向けて形成し、且つ、前記した挟み動作が
最も効果的に成される柄部2aの表側の部位に押圧位置
の目印となる複数の突起5が形成されている。フォーク
歯2bは三ツ股構造で、挟み動作時にスプーン3のすく
い面3bとこのフォーク歯2bの背面21bがうまく重
なり合うようになっており、且つ、各々の背面21bの
形状は通常のフォークと相違し、図2(c)に示すよう
な頂部を鋭角に成した断面山形状とされている。
【0011】図3はスプーン3の構造を示し、(a)は
平面図、(b)はA−A線断面図である。このスプーン
3は、すくい面3bを幾分起こし、その基部よりフラッ
ト状に長く延びる柄部3aを形成した一般的なスプーン
形状を有するものであるが、柄部3aの後端に裏側に括
れ41bの有る突片4bを設けた形状とされ、この突片
4bと前記フォーク2の係合孔4aとで連結機構4を構
成している。
【0012】下方よりこの突片4bの先端を係合孔4a
に挿入し、係合孔4aの段部41aに突片4bの括れ4
1bを係合することにより、図1に示したフォーク2の
下側にスプーン3が配置された組み合わせ食事具1が構
成できる。
【0013】図4は本実施形態の組み合わせ食事具1の
使用態様を示す図である。本図では、組み合わせ食事具
1を用いてスパゲティやうどん等のヌードル食品Fを離
乳食用に細かく切断する方法を示している。
【0014】使用者は、この組み合わせ具1のフォーク
2を上にしてその柄部2aが緩やかに凸状にカーブする
頂点Pの当たりを目安に片手で把持し(この時は、図1
のように食事具1は開いた状態となっている)、皿等
(図示せず)に盛られた調理済みのヌードル食品Fを下
側のスプーン3のすくい面3bですくい上げ、この状態
で柄部2aの突起5の部分を親指で押圧すると、各柄部
2a、3aの弾性に抗してスプーン3のすくい面3bと
フォーク歯2bの背面21bが相互に近接して間に挟持
されたヌードル食品Fは細断される。この動作をヌード
ル食品Fが適当な大きさに粉れるまで繰り返し行う。
【0015】本実施形態のフォーク歯2bはスプーンの
すくい面と重なり合う形状としと、且つ、裏面側が断面
山形状とされているから、ヌードル食品Fの挟持や細断
は容易であり、且つ確実に行えるものである。また、突
起5の部分を目印にして押圧すれば、挟み動作に強い押
圧力を必要とせず、且つ、その際、突起5の凸凹が親指
の滑りを防止し、挟み具としての使い勝手を良くしてい
る。
【0016】また、ヌードル食品でなく、調理済みのポ
テトやカボチャ、或いはイチゴ等といった塊状の野菜類
を離乳食用に作る場合は、この組み合わせ食器具1を用
いて適当な大きさに挟んで押し潰せばそのまま離乳食と
して使用でき、もっと細かくしたい場合は、潰したもの
を更にスプーン3の背面で押し潰せば良い。本発明の組
み合わせ食事具を使用すれば、通常のスプーン等では柄
が当たって押し潰しにくい底径の小さな椀等の中でも簡
単に潰すことができる。また、スプーン3とフォーク2
は係脱自在に組み合わされているから、挟み具状の結合
を解いて分離することにより各々単独で使用することも
でき、且つ、使用後の洗い、整頓やケースへの収納、或
いは持ち運び等も嵩張らずに行えて、極めて都合が良
い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明によれば、挟み動作時にスプーンのすくい面とフ
ォーク歯の背面が重なり合う形状とし、且つ、フォーク
歯の背面を山形形状としたので、食品を滑らすことな
く、容易に、且つ、確実に挟持・細断することができ
る。
【0018】また、請求項2に記載の本発明によれば、
フォークの柄部表側に、挟み動作時の好適押圧位置を示
す目印を設けたので、挟み動作に強い押圧力を必要とせ
ず効率的な挟み力が得られ、食品の細断が容易、且つ、
確実に行えるようになる。
【0019】また、請求項3に記載の本発明によれば、
目印を複数の突起の集まりで形成したので、挟み動作時
の指の滑りが防止でき、挟み具としての使い勝手が一段
と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による組み合わせ食事具を示す斜視図。
【図2】フォークの構造を示す図で、(a)は平面図、
(b)はA−B−C−D線組み合せ断面図、(c)はB
−B線の端面図。
【図3】スプーンの構造を示す図で、(a)は平面図、
(b)はA−A線断面図。
【図4】本発明の組み合わせ食事具の使用態様を示す斜
視図。
【符号の説明】
1 組み合わせ食事具 2 フォーク 2a フォークの柄部 2b フォーク歯 3 スプーン 3a スプーンの柄部 3b スプーンのすくい面 4 連結機構 5 目印(突起)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々柄部(2a、3a)の後端を連結機
    構(4)により着脱自在に結合し、フォーク(2)とス
    プーン(3)を挟み具状に組み合わせて使用する食事具
    (1)であって、 前記フォーク(2)は、挟み動作時にその背面(21
    b)が前記スプーン(3)のすくい面(3b)に沿って
    重なるフォーク歯(2b)を有し、 且つ、その背面形状を断面山形としたことを特徴とする
    組み合わせ食事具。
  2. 【請求項2】 前記フォーク(2)の柄部表側に、挟み
    動作時の好適押圧位置を示す目印(5)を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の組み合わせ食事具。
  3. 【請求項3】 前記目印(5)は複数の突起の集まりで
    形成されることを特徴とする請求項2に記載の組み合わ
    せ食事具。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014022321A1 (en) * 2012-07-30 2014-02-06 Alite Designs, Inc. Nestable utensils for handling food
CN104665475A (zh) * 2013-11-27 2015-06-03 宁波银瑞有机硅科技发展有限公司 一种食物夹
EP2901898A1 (en) * 2014-01-29 2015-08-05 Fiskars Home Oy Ab Food utensils
CN105147022A (zh) * 2015-09-02 2015-12-16 广西大学 一种餐具套件
DE112016006245T5 (de) 2016-01-17 2018-10-04 Infinitying Co., Ltd. Besteck

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