JP2003143742A - 配線ボックス - Google Patents

配線ボックス

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JP2003143742A
JP2003143742A JP2001335905A JP2001335905A JP2003143742A JP 2003143742 A JP2003143742 A JP 2003143742A JP 2001335905 A JP2001335905 A JP 2001335905A JP 2001335905 A JP2001335905 A JP 2001335905A JP 2003143742 A JP2003143742 A JP 2003143742A
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JP
Japan
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wiring
cover
box
wiring box
state
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Application number
JP2001335905A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Akiyama
弘昭 秋山
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Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Publication date
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】机と別体に構成され、持ち運びが自在で机等の
家具の天板上に載せ置いてパソコン等の使用中の機器に
おける配線コード類の余長や、コンセントや集線装置等
の機器関連部材を好適に収容する配線ボックスを提供す
る。 【解決手段】机Aと別体で構成してあり机Aの天板A1
に載せ置いて利用するように、配線ボックス1を天板A
1で使用するパソコンBの接続コードや電源コード等の
配線コード類Dにおける余長d1や、コンセントや集線
装置等の機器関連部材Cを収容する収容空間S1を具備
するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具の天板でパソ
コン等の機器を使用する際に、使用中の機器に接続して
ある配線コード類の余長や、コンセントや集線装置等の
機器関連部材を好適に収容する配線ボックスに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近時、使用するパソコンの態様は、周辺
機器若しくは通信機器等と接続される状態をとることが
一般的となった。そして、それらの機器と共に使用する
配線コード類の余長や、コンセントや集線装置等が、乱
雑な状態で机等の天板に引き回されて放置されるのを防
止するための配線ダクト等を机に一体的に設けて余長を
収容したり、それぞれの配線コード類の余長を個別に巻
き取る余長巻き取り器具を利用して余長の整理をするの
が通例であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ノート型パ
ソコンが汎用化されるとともに、パソコンを所望の位置
に据え置き、必要に応じて他の周辺機器と接続する状態
をとる傾向が高まりつつある。しかし、パソコンを利用
する机には、配線ダクトを設けていないものもあり、そ
のような机の場合、天板に引き回された配線コード類の
余長が乱雑な状態になり、外観が雑然となる。また、複
数の配線コード類が絡まり合い、パソコンに速やかに接
続できないという不具合がある。さらに、前述した余長
巻き取り器具を利用した場合、複数の配線コード類に対
して、複数用意する必要があるので費用がかかる上、複
数個が机周辺に配置されるので外観が雑然となる不具合
が生じる。
【0004】そこで、本発明は、机と別体に構成され、
持ち運びが自在で机等の家具の天板上に載せ置いて使用
中の機器に接続してある配線コード類の余長や、コンセ
ントや集線装置等の機器関連部材を好適に収容する配線
ボックスを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、机
等の家具と別体で構成してあり家具の天板に載せ置いて
利用するものであって、天板で使用する機器の接続コー
ドや電源コード等の配線コード類における余長や、コン
セントや集線装置等の機器関連部材を収容する収容空間
を具備することを特徴とする配線ボックスである。
【0006】このような構成のものであると、天板に散
乱している径が異なるLANケーブルやUSBケーブル
等の多種類の配線コード類の余長や、コンセントやネッ
トワークの集線装置等の機器関連部材を収容空間にひと
まとめに収容できるので、天板を常時整理した状態で使
用できる。また、家具と配線ボックスが別体であるの
で、使用する家具を選ばず、配置自由度が高い配線ボッ
クスを構成するとともに、配線コード類や機器関連部材
をひとまとめにした状態で自由に持ち運ぶことを可能と
し、機器の使用位置の変更にも柔軟に対応できる。な
お、ここでは、前記コンセントは、主として情報コンセ
ント等の部材を示しており、前記集線装置は、主として
ハブ等の部材を示している。
【0007】そして、配線ボックスの使い勝手を良好に
する好適な態様としては、収容空間を形成するボックス
本体と、前記収容空間を隠蔽または開放し得るようにボ
ックス本体に装着可能なカバーとを具備しており、前記
ボックス本体が、収容空間を隠蔽された状態である隠蔽
状態と、開放された状態である開放状態とをとり得る構
成のものが挙げられる。
【0008】また、ボックス本体に取り付けたカバーの
取付状態を確実に維持できるようにして、配線コード類
を引っ張ることにより加わる力や外部からの衝撃により
カバーが外れるのを防止するためには、前記ボックス本
体とカバーに、隠蔽状態におけるカバーとボックス本体
の係わり合いをロックおよび解除するロック手段を具備
しているものが望ましい。
【0009】そして、また、収容空間に収容された余長
を整理して、余長の絡まり合いを防止するためには、収
容空間に余長を保持する保持部を備えているものが望ま
しい。
【0010】さらに、余長を収容した後に長さ調整を行
う際の好適な態様としては、収容空間の一部を開放する
ためにカバーに設けた開口に取り付けてある開閉可能な
蓋部を具備しており、該蓋部を開けた状態で開口を開放
状態にして収容された余長を調整し得るように構成して
いるものが望ましい。
【0011】また、蓋部を開いた際に蓋部の紛失を防止
するためには、前記蓋部が、カバーに常時付帯した状態
であるものが望ましい。
【0012】さらに、また、ボックス本体とカバーとの
間に配線コード類を引き込んだ際に、例えば、ボックス
本体とカバーをはめ合わせることで生じる配線コード類
を圧迫する力等のコードへの負荷を防いで配線コード類
の損傷を防止するとともに、配線ボックスに収容される
余長の引き込み場所を統一して外観を良好にするには、
ボックス本体の一部に奥行方向から配線コード類を挿通
し得る第1の挿通部を形成するとともに、カバーの一部
に奥行方向から配線コード類を挿通し得る第2の挿通部
を形成するものが望ましい。
【0013】配線ボックスの利便性を向上するには、複
数の配線ボックスを幅方向に隣接させて使用する際、一
方の配線ボックスから他方の配線ボックスに幅方向に沿
って配線コード類を渡し得る開口手段を具備しているも
のが挙げられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0015】本実施形態の配線ボックス1は、図1に示
すように、家具たる机Aと別体で構成してあり、机Aの
天板A1に載せ置いて、図9に示すように、天板A1で
使用する機器たるパソコンBの接続コードや電源コード
等の配線コード類Dにおける余長d1や、コンセントや
ネットワークの集線装置等の機器関連部材Cを収容する
際に利用されるものである。なお、図9は、配線コード
類Dの余長d1や機器関連部材Cを収容する際の使用例
を示す参考斜視図である。なお、ここでは、前記コンセ
ントは、主として情報コンセント等の部材を示してお
り、前記集線装置は、主としてハブ等の部材を示してい
る。
【0016】この配線ボックス1は、樹脂等の素材で形
成してあり、具体的には、配線コード類Dの余長d1
や、機器関連部材Cを収容する収容空間S1を形成する
ボックス本体2と、収容空間S1を隠蔽または開放し得
るようにボックス本体2に装着可能なカバー3と、装着
したカバー3をボックス本体2にロックまたは解除し得
るロック手段4とを具備している。なお、ここでは、請
求項に記載した配線ボックス1の幅方向を左右方向、奥
行方向を前後方向、そして高さ方向を上下方向としてい
る。
【0017】そして、本実施形態では、前記ボックス本
体2が、カバー3によって収容空間S1を隠蔽された状
態である隠蔽状態Pと、図5に示すように、カバー3を
取り外して収容空間S1を開放した状態である開放状態
Qとをとり得るように構成している。
【0018】以下、各部の詳細について図面を参照して
説明する。
【0019】ボックス本体2は、図2から図5に示すよ
うに、側面視略L字形に形成してあり、前後寸法を左右
寸法より短尺に形成した平面視略矩形状の底面要素21
と、図3、図4および図5に示すように、該底面要素2
1の後縁部21aより若干前方に偏位した場所から起立
する背面要素22と、前記底面要素21と背面要素22
とで形成する収容空間S1に余長d1を保持する保持部
23とを備えている。底面要素21は、図2、図4およ
び図5に示すように、その裏側に前後方向に延びる半円
柱状の部材で形成した、天板A1に接地する接地部21
bを有している。また、底面要素21は、カバー3の取
付位置をガイドし得るように、図2から図5に示すよう
に、左右両側縁から起立する垂直ガイド21cを具備し
ている。垂直ガイド21cは、後述するカバー3の水平
壁33bと共に協動するもので、利用者がカバー3をボ
ックス本体2に取り付ける際、上下方向の遊びを設けて
容易に位置合わせをし得るように、前方から後方に向か
って上下寸法が漸次長寸になるように傾斜して形成して
ある。背面要素22は、正面視略矩形状に形成してあ
り、図2、図4および図5に示すように、下縁部22a
近傍を略チャネル状にして、前記底面要素21の後縁部
21a近傍の上方に背面から底面要素21に沿って引き
回された配線コード類Dを退避させる退避空間S2(図
4および図5参照)を形成している。また、下縁部22
aの左右方向略中央部近傍には、図2、図3および図5
に示すように、前後方向から配線コード類Dを挿通し得
るように貫通させた正面視略矩形状の第1の挿通部22
bが設けてある。保持部23は、図2から図5に示すよ
うに、背面要素22の左右方向および上下方向に配列さ
せて設けてあり、背面要素22から前方に延び出す保持
要素23aと、保持要素23aの先端側に設けてあり保
持要素23aから保持された余長d1の抜け外れを防止
する平面視略楕円形状の平板で形成された抜け止め要素
23bとを具備している。なお、本実施の形態では、前
記保持部23の他に、余長d1を挟み込んで保持し得る
フック部24を前記底面要素21に設けている。具体的
には、図6に示すように、フック部24は、底面要素2
1に上下方向に貫通させて設けた平面視略矩形状の取付
孔24aに着脱可能に取り付けてあり、複数の配線コー
ド類Dの余長d1を押さえ得るようにフック状に形成し
てある。なお、図6は、図3におけるII−II線要部
端面図である。
【0020】カバー3は、ボックス本体2に装着した状
態において、図2、図3および図5に示すように、収容
空間S1の前方側を覆い隠す前面要素31と、図3およ
び図5に示す、収容空間S1の上方を覆い得るよう前面
要素31の上縁側から延び出す上面要素32と、図4お
よび図5に示す、収容空間S1の左右両側方を覆い得る
ように形成された側面要素33と、図2から図5に示
す、収容空間S1の一部を開放する第1の開口32b
(図3参照)に取り付けてある開閉可能な蓋部34と、
配線ボックス1を左右方向に隣接させて使用する際、図
4に示す、左右方向から配線コード類Dを渡し得る第2
の開口35aを形成する開口手段35とを具備してい
る。前面要素31は、図2、図3および図5に示すよう
に、前記背面要素22と対向するように位置しており、
図2および図5に示すように、前面要素31の下縁近傍
に切欠を設けて、前後方向から配線コード類Dを挿通し
得る第2の挿通部31aを形成している。側面要素33
は、図4に示すように、その下縁部33a近傍から内方
に向かって水平に延び出る水平壁33bを具備してい
る。水平壁33bは、図3から図5に示すように、前記
ボックス本体2の底面要素21に設けた垂直ガイド21
cと共に協動してカバー3の取付位置をガイドするため
のものである。蓋部34は、図3に示すように、上面要
素32の後縁側から前記前面要素31の上縁近傍に亘っ
て設けた平面視略矩形状の第1の開口32bを覆う大き
さで形成してあり、その第1の開口32bの後方側と重
なる位置の左右両端部近傍に設けた取付片34aを、図
2に示すように、第1の開口32b周縁の対応する部分
に設けた取付孔34bに係わり合わせるとともに、図3
に示すように、第1の開口32b周縁の前縁部32aに
蓋部34の前方側を載せ置いて、カバー3に常時付帯し
た状態で構成してある。そして、図4の想像線で示すよ
うに、取付片34aを基端として蓋部34の前方側が後
方に向かうように蓋部34を回転させることで、該蓋部
34を開けた状態で第1の開口32bを開放状態にして
収容された余長d1を調整し得るように構成してある。
開口手段35は、カバー3の側面要素33の後縁側に切
り欠いて形成した第2の開口35aと、その第2の開口
35aに取り付けられており前後方向にスライドさせて
着脱し得る第2の蓋部35bとで構成してある。
【0021】ロック手段4は、図2から図5に示すよう
に、隠蔽状態Pにおけるカバー3とボックス本体2の係
わり合いをロックするロック部41と、ロックした状態
を解除するための操作部42とを具備している。ロック
部41は、前記ボックス本体2の背面要素22における
左右両側縁の上端部22c近傍から前方に延び出してお
り、中空の直方体状に形成されている。そして、カバー
3の側面要素33との対向面側にスリットを略水平に設
けて、図2、図4および図5に示すように、略中央に位
置する部分に変形部41aを形成している。変形部41
aには、図2から図5に示すように、左右方向の外方に
延長させて形成した爪41bが設けてあり、カバー3を
装着する際に、図3から図5に示す、前記カバー3の側
面要素33の内面側に設けた凹部43と係わり合うよう
にしてある。また変形部41aは、その内側を空洞に形
成しており後述する左右方向の操作力Fに対して容易に
弾性変形し得るように形成してある。操作部42は、図
7に示すように、ロック部41と別体に構成しており、
左右寸法をロック部41の先端部41cの左右寸法より
若干長尺に設定した平面視略矩形状の枠体で構成してあ
る。そして、操作部42には、図2および図7に示すよ
うに、ロック部41に取り付けた際に、前記ロック部4
1の変形部41aと対向する位置に変形部41aに向か
って延びる押さえ片42aを設けている。なお、操作部
42は、図7に示すように、ロック部41と、ロック部
41の若干内方に位置する第1のストッパー44とを囲
み込むように、ロック部41の先端部41cに挿し通し
て取り付けられるとともに、操作部42の上下一対の前
縁部42bが、ロック部41の上面側および下面側に設
けた第2のストッパー41dに突き当たってロック部4
1からの抜出を防止される。
【0022】次に、ボックス本体2に対するカバー3の
装着方法を図5を参照して説明する。
【0023】ここでは、ボックス本体2は、カバー3を
取り外して収容空間S1を開放した状態である開放状態
Qとする。そして、収容空間S1を隠蔽した状態である
隠蔽状態Pを取り得るように、前記ボックス本体2にカ
バー3を装着する。
【0024】まず、利用者は、ボックス本体2に対して
カバー3の取り付けの位置を合わせる。具体的には、前
記ボックス本体2の底面要素21の垂直ガイド21cの
上縁に、前記カバー3の側面要素33の前記水平壁33
bの裏面側を重ね合わせた状態にして左右方向の位置合
わせをおこなった後、カバー3を後方にスライドさせ
る。カバー3が、垂直ガイド21cにガイドされて後方
に向かうと、高さ方向の遊びが減少して正確な取り付け
位置に案内される。そして、後方までガイドされたカバ
ー3は、その側面要素33における後縁側の左右両下端
部近傍の内面側に設けた一対の突部33cを、ボックス
本体2の背面要素22における下縁部22aの左右両端
近傍に設けた一対の切欠22dに係わり合わされる。ま
た、カバー3の側面要素33の内面側には、前後方向に
延びるリブ33dが設けてあり、その後端側に溝を設け
て形成した係合溝33eが、ボックス本体2の前記背面
要素22の左右両縁近傍から前方に延び出した装着ガイ
ド22eを抱き込むように位置付けされる。これによ
り、左右方向の位置合わせが正確に行われる。その後、
前記ロック本体41の変形部41aに設けた爪41bを
側面要素33の凹部43にはめ込む位置までカバー3を
押し込み、カバー3をボックス本体2にロックして装着
を完了する。
【0025】次に、ボックス本体2を隠蔽状態Pから開
放状態Qにする際には、利用者は、前記ロック手段4の
操作部42の表出している部分を指などで内方に向かっ
て押し込み、図8に示すように、水平方向の操作力Fを
操作部42に加える。すると、操作部42の押さえ片4
2bが同図(a)の位置から内方に向かい、ロック部4
1の変形部41aを内方に押し込こむ。これにより、同
図(b)に示すように、変形部41aが弾性変形を起こ
してカバー3の凹部43とはまり合っている爪41bを
内方に退避させてロックを解除する。その後、利用者
は、カバー3の側面要素33の後縁側に設けた突部33
cを切欠22dから外して、カバー3を前方にスライド
して取り外し、ボックス本体2を開放状態Qにする。な
お、図8は、図2におけるI−I線端面図を利用した作
用説明図である。
【0026】次に、配線コード類Dの余長d1や機器関
連部材Cを収容する際には、図9に示すように、配線コ
ード類Dの余長d1を、保持部23に巻いた状態にし、
機器関連部材Cを、ボックス本体2の底面要素21に載
せ置く等してボックス本体2に収容する。
【0027】このような構成であると、天板A1に散乱
している径が異なるLANケーブルやUSBケーブル等
の多種類の配線コード類Dの余長d1や、コンセントや
ネットワークの集線装置等の機器関連部材Cを収容空間
S1にひとまとめに収容できるので、天板A1を常時整
理した状態で使用できる。また、家具と配線ボックス1
が別体であるので、使用する家具を選ばず、配置自由度
が高い配線ボックス1を構成するとともに、配線コード
類Dや機器関連部材Cをひとまとめにした状態で自由に
持ち運ぶことを可能とし、パソコンBの使用位置の変更
にも柔軟に対応できる。
【0028】そして、収容空間S1を形成するボックス
本体2と、前記収容空間S1を隠蔽または開放し得るよ
うにボックス本体2に装着可能なカバー3とを具備して
おり、前記ボックス本体2が、収容空間S1を隠蔽され
た状態である隠蔽状態Pと、開放された状態である開放
状態Qとをとり得る構成なので、簡単な構成で配線ボッ
クス1の使い勝手を良好にすることができる。
【0029】また、前記ボックス本体2とカバー3に、
隠蔽状態Pにおけるカバー3とボックス本体2の係わり
合いをロックおよび解除するロック手段4を具備してい
るので、ボックス本体2に取り付けたカバー3の取付状
態を確実に維持することができ、配線コード類Dを引っ
張ることにより加わる力や外部からの衝撃によりカバー
3が外れるのを防止することができる。
【0030】そして、また、収容空間S1に余長d1を
保持する保持部23を備えているものなので、収容空間
S1に収容された余長d1を整理して、余長d1の絡ま
り合いを防止することができる。
【0031】さらに、カバー3に、収容空間S1の一部
を開放するためにカバー3に設けた第1の開口32bに
取り付けてある開閉可能な蓋部34を具備しており、該
蓋部34を開けた状態で第1の開口32bを開放状態に
して収容された余長d1を調整し得るように構成してい
るので、余長d1を収容した後でも、カバー3を取り外
すことなく蓋部34を開状態にするだけで第1の開口3
2bから長さ調整を容易に行うことができる。
【0032】また、前記蓋部34が、カバー3に常時付
帯した状態であるので、蓋部34を開いた際に蓋部34
の紛失を防止することがきる。
【0033】さらに、また、ボックス本体2の一部に前
後方向から配線コード類Dを挿通し得る第1の挿通部2
2bを形成するとともに、カバー3の一部に前後方向か
ら配線コード類Dを挿通し得る第2の挿通部31aを形
成するので、ボックス本体2とカバー3との間に配線コ
ード類Dを引き込んだ際に、例えば、ボックス本体2と
カバー3をはめ合わせることで生じる配線コード類Dを
圧迫する力等のコードへの負荷を防いで配線コード類D
の損傷を防止するとともに、配線ボックス1に収容され
る余長d1の引き込み場所を統一して外観を良好にでき
る。
【0034】そして、複数の配線ボックスを左右方向に
隣接させて使用する際、一方の配線ボックスから他方の
配線ボックスに左右方向から配線コード類Dを渡し得る
開口手段35を具備しているので、さらに利便性の向上
を図ることができる。また、開口手段35は、保持部2
3に掛け回すのが困難な太さ及び硬さの配線コード類D
等の取り回しを良くするべく、該配線コード類Dを収容
空間S1から外側方へ直接引き出すこともできる。
【0035】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、カバー
3をボックス本体2に対して装着可能に形成している
が、これに限らず、カバー3をボックス本体2に常時付
帯するように構成したものでもよい。
【0036】その他、各部の具体的構成についても上記
実施の形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0038】すなわち、本発明は、机等の家具と別体で
構成してあり家具の天板に載せ置いて利用するものであ
って、天板で使用する機器の配線コード類における余長
や機器関連部材を収容する収容空間を具備している配線
ボックスであるので、天板に散乱している径が異なるL
ANケーブルやUSBケーブル等の多種類の配線コード
類の余長や、コンセントやネットワークの集線装置等の
機器関連部材を収容空間にひとまとめに収容できるの
で、天板を常時整理した状態で使用できる。また、家具
と配線ボックスが別体であるので、使用する家具を選ば
ず、配置自由度が高い配線ボックスを構成するととも
に、配線コード類や機器関連部材をひとまとめにした状
態で自由に持ち運ぶことを可能とし、機器の使用位置の
変更にも柔軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体斜視図。
【図2】同正面図。
【図3】同平面図。
【図4】同側面図。
【図5】同要部の拡大説明図。
【図6】図3におけるII−II線要部端面図。
【図7】同要部の拡大説明図。
【図8】図2におけるI−I線端面を利用した作用説明
図。
【図9】同使用例を示す参考斜視図。
【符号の説明】
1・・・配線ボックス 2・・・ボックス本体 23・・・保持部 22b・・・第1の挿通部 3・・・カバー 31a・・・第2の挿通部 32b・・・開口(第1の開口) 34・・・蓋部 35・・・開口手段 4・・・ロック手段 A・・・家具(机) A1・・・天板 B・・・機器(パソコン) C・・・機器関連部材 D・・・配線コード類 d1・・・余長 P・・・隠蔽状態 Q・・・開放状態 S1・・・収容空間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】机等の家具と別体で構成してあり家具の天
    板に載せ置いて利用するものであって、天板で使用する
    機器の接続コードや電源コード等の配線コード類におけ
    る余長や、コンセントや集線装置等の機器関連部材を収
    容する収容空間を具備することを特徴とする配線ボック
    ス。
  2. 【請求項2】収容空間を形成するボックス本体と、前記
    収容空間を隠蔽または開放し得るようにボックス本体に
    装着可能なカバーとを具備しており、前記ボックス本体
    が、収容空間を隠蔽された状態である隠蔽状態と、開放
    された状態である開放状態とをとり得ることを特徴とす
    る請求項1記載の配線ボックス。
  3. 【請求項3】前記ボックス本体とカバーに、隠蔽状態に
    おけるカバーとボックス本体の係わり合いをロックおよ
    び解除するロック手段を具備していることを特徴とする
    請求項2記載の配線ボックス。
  4. 【請求項4】収容空間に余長を保持する保持部を備えて
    いることを特徴とする請求項1、2または3記載の配線
    ボックス。
  5. 【請求項5】収容空間の一部を開放するためにカバーに
    設けた開口に取り付けてある開閉可能な蓋部を具備して
    おり、該蓋部を開けた状態で開口を開放状態にして収容
    された余長を調整し得るように構成していることを特徴
    とする請求項1、2、3または4記載の配線ボックス。
  6. 【請求項6】前記蓋部が、カバーに常時付帯した状態で
    あることを特徴とする請求項5記載の配線ボックス。
  7. 【請求項7】ボックス本体の一部に奥行方向から配線コ
    ード類を挿通し得る第1の挿通部を形成するとともに、
    カバーの一部に奥行方向から配線コード類を挿通し得る
    第2の挿通部を形成することを特徴とする請求項2、
    3、4、5または6記載の配線ボックス。
  8. 【請求項8】複数の配線ボックスを幅方向に隣接させて
    使用する際、一方の配線ボックスから他方の配線ボック
    スに幅方向に沿って配線コード類を渡し得る開口手段を
    具備していることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6または7記載の配線ボックス。
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