JP2003143677A - 携帯端末用受信機器 - Google Patents

携帯端末用受信機器

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JP2003143677A
JP2003143677A JP2001339433A JP2001339433A JP2003143677A JP 2003143677 A JP2003143677 A JP 2003143677A JP 2001339433 A JP2001339433 A JP 2001339433A JP 2001339433 A JP2001339433 A JP 2001339433A JP 2003143677 A JP2003143677 A JP 2003143677A
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Japan
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receiver
air chamber
electro
circuit board
electric circuit
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JP2001339433A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Matsuoka
文啓 松岡
Yasutaka Mizutani
保恭 水谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は電気ー音変換器の背面側に配置された
電気回路基板により大きな気室構造を設けることが難し
く、出力音圧低下や、低域再生周波数限界の上昇した
り、或いは異常分割振動によって、再生音声の歪みが増
大する。 【解決手段】 電気ー音変換器の前端面周縁部と外筐体
との間に気密を保って設けられた第1の接合部品によっ
て前気室を形成し、電気ー音変換器を電気回路基板に所
定の間隙を有して保持・固定する固定具と、電気回路基
板と外筐体との間に気密を保って設けられた第2の接合
部品よって、上記電気ー音変換器の背面から外周側にか
けて後気室を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機、携
帯無線通信機、携帯ラジオ、携帯テレビ等のように、音
声、音響信号の出力を行なうためのレシーバ、若しくは
スピーカ等の電気-音響変換器を備えた、小型の携帯通
信機器、携帯音響再生機器筐体における、同電気-音響
変換器の固定構造にかかわる。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機をはじめとする音声、
音響信号の入出力を伴う携帯機器の小型、軽量化が進ん
でおり、狭小な実装スペースにおいて確実に部品実装
し、工作性を向上させつつ、製品間の音響特性のばらつ
きを抑える事が可能な、電気-音響変換器の組み込み方
法に対する要請が強い。この一方で、従来の電気-音響
変換器の固定構造としては、電気回路プリント基板上
に、同電気-音響変換器固定用のホルダを装着して、こ
れに固定し、同電気-音響変換器を電気回路プリント基
板と電気的な接続をさせる方法が用いられている。
【0003】図6は、この一例として、特開平10-17828
5に示されたレシーバ固定構造である。図6を基に特開
平10-178285に記載の従来例の構造について説明を行な
う。レシーバ1は、その形状をレシーバ1に合わせて成
形加工されたレシーバ用ゴムホルダ8に封入されてい
る。レシーバ1を封入したゴムホルダ8は、レシーバ部
固定ホルダ9に圧接挿入され、さらにレシーバ部固定ホ
ルダ9は、弾性を有し、かつ先端が係合爪として加工さ
れたその脚部9a、9bが、電気回路基板3に設けられ
た固定用の穴に挿入・係合されることで、電気回路基板
3に固定されている。この係合の際、位置決め支持棒1
0によってレシーバ部固定ホルダ9の固定位置決めがな
されており、最終的にこれらが組み合わされた電気回路
基板3を携帯機前面筐体6の内面に固定することで、レ
シーバ1が携帯機前面筐体6の内面に取付けられる構造
になっている。
【0004】この結果、レシーバ1は、レシーバ部固定
ホルダ9によって、単独で電気回路基板3側に装着され
る為に、実装時の省スペース化が図られるとしている。
また同時に、ゴムホルダ8に挿入されたレシーバ1を、
レシーバ部固定ホルダ9に挿入する際には、位置決め支
持棒10によって位置合せを行なえることにより、工作
精度の向上が見られ、また電気回路基板3と、携帯機前
面筐体6との組み付けの際に、携帯機前面筐体6と、電
気回路基板3とをリード線等を用いて改めて結線する必
要がなく、この結果、工数削減と保守性の向上が同時に
可能であるとしている。
【0005】一方、電気-音響変換器とは、一般にダイ
ヤフラム(振動板)の振動によって、入力電気信号に応
じた空気振動を発生させ、音響信号に変換するものであ
る。いま、電気-音響変換器がレシーバであり、音響信
号の放射対象となる空間が、放音孔から使用者(受聴
者)の外耳道に至る、容積6cc乃至10cc程度の、ほぼ密
閉状態に近い空間である場合(例えば携帯機の受話口部
が、使用者の耳介を十分覆うことが出来る形状、大きさ
を備える場合)を例に考える。
【0006】この場合、レシーバを含めた電気-音響変
換器の特性設計上の命題は、この密閉空間内において周
波数に無関係に所望の音圧を生じさせる事にあるが、こ
のためには、周波数に対して、ダイヤフラムが一定の変
位をするようにすればよい。これは、密閉空間に於いて
はダイヤフラムの変位変化=空間内の圧力変化であるこ
と。また同時に、放射空間が微小容積の密閉空間である
ので、ダイヤフラムの変位が小さくとも、この空間内に
生ずる音圧は非常に大きくなることを条件に考えればよ
い。
【0007】ここで改めてレシーバの特性設計条件の観
点から、従来例図6におけるレシーバ固定構造を考察す
る。この従来のレシーバ固定構造においては、レシーバ
をゴムホルダ8に挿入後、このゴムホルダ8をレシーバ
部固定ホルダ9に挿入し、さらに、このレシーバ部固定
ホルダ9を電気回路基板3へ装着する。この結果、電気
-音響変換器(ここではレシーバ)の背面側の気室容積
が非常に小さく、通気が妨げられ、この部分に容量性の
負荷が生じると考えられる。このとき、ダイヤフラムの
変位に比例して、この負荷が増大するので、ダイヤフラ
ムの変位が大きい場合には、この容量性負荷の影響が無
視できない条件であると考えられる。
【0008】但し上記のように、容積6cc乃至10cc程度
の、ほぼ密閉状態に近い空間においては、ダイヤフラム
の振動変位はかなり微小でも十分な音圧を生じる点、及
び、ダイヤフラムの振動変位=振動系の駆動力を周波数
に対して一定にするために、機械振動系の制御条件とし
てスティフネス制御が用いることが必要となるが、この
とき、ダイヤフラム背面の容量性負荷(音響容量はステ
ィフネスの逆数である)をこの制御パラメータとして、
積極的に利用可能である点の2点を鑑みた場合、従来の
レシーバ固定構造に見られるようにダイヤフラム背面の
気室容積を積極的に確保して、通気を稼がなくとも、音
響特性面で大きな問題を生じることは、ほぼ皆無であっ
たと考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】冒頭にも述べたよう
に、携帯電話機をはじめとする音声、音響信号の入出力
を伴う携帯機器の小型、軽量化が進んでいる。同時に、
様々な意匠の携帯機器が開発されている。この結果、電
気-音響変換器としてレシーバを内蔵する携帯機器で
は、携帯機の受話口部が、使用者の耳介を十分覆うこと
が出来る大きさ、形状に必ずしもなっていない。即ち、
従来のレシーバ固定構造を用いる際に前提条件となって
いた、音響信号の放射空間が密閉状態であるという条件
を満足できなくなっている。
【0010】また携帯機器で扱うことの出来る通信・記
録メディア、及びコンテンツの増大に従って、近接受話
に用いるレシーバと、拡声受話(聴取)に用いるスピー
カを同時に、或いはスピーカ兼用のレシーバとして搭載
する携帯機器が増えてきている。
【0011】これら、従来のレシーバ聴取条件から逸脱
する場合、その音響設計条件は以下の要件を満たす必要
がある。即ち、携帯機器の受話口部が、使用者の耳介を
十分覆うことが出来ない大きさ、形状となっている場合
には、携帯機器受話口部と、耳介との間に隙間が生じて
いることが多いが、この隙間からの音響信号の漏洩は、
放音孔から使用(受聴者)の外耳道に至る部分の容積に
対し、並列に挿入される抵抗成分として働き、この影響
により再生周波数帯域のうち低音域の出力音圧特性が大
きく低下してしまう。即ち、この隙間が開いた条件を常
態として、例えば低音域まで平坦な音圧を得ようとする
場合には、低音域でのダイヤフラムの振幅が、周波数に
反比例して増大するようにしなければならない。この場
合、ダイヤフラムの大振幅を伴なうので、ダイヤフラム
背面側の気室容積を大きく取っておく必要がある。
【0012】一方、電気-音響変換器としてスピーカを
内蔵する場合、若しくは、スピーカ兼用動作が可能なレ
シーバを、十分な能率で拡声再生動作させる場合には、
音響信号の放射空間が開放空間であるので、上記のレシ
ーバとは異なるダイヤフラム制御が必要である。即ち、
スピーカの場合、周波数に対して音圧感度が一定になる
条件としては、ダイヤフラムの動作速度が周波数に対し
て反比例するように制御させる(慣性制御)ことであ
り、上記のレシーバ単独の条件とは異なる。
【0013】しかし、この慣性制御条件の成立下(即
ち、周波数に対して音圧感度が一定となるように設計さ
れたスピーカ)で、出力音圧をより大きくしようとする
場合には、ダイヤフラムによる空気の排除容積を、より
大きく取ることが必要であるという別の条件が伴なう。
このダイヤフラムによる空気の排除容積はダイヤフラム
の面積と振幅の積で定義される。即ち、小型の携帯機器
においては、非常に小径のスピーカを搭載せざるを得な
いので、相応の音圧を得ようとした場合、ダイヤフラム
の振幅をかなり大きく取る必要がある。このときも、レ
シーバの場合と同様に、ダイヤフラム背面の気室容積が
少ないと、媒質(空気)の圧縮に伴なって容量性負荷が
大きくなり、ダイヤフラム振幅が妨げられる。
【0014】また、スピーカのダイヤフラムにおいて
は、低域と中域以上の帯域ではその振動動作に大きな違
いが見られる。即ち、系が慣性制御されているために、
低域の再生に於いてはダイヤフラムの質量を最大限に利
用しつつ、ダイヤフラムは一体となって、当該周波数に
対応する速度で振動するが、中域以上の帯域では、スピ
ーカダイヤフラムを分割し、各分割パートの見かけの質
量を小さくとるような、分割振動を行っていることが知
られている。このとき、低域に於いてはダイヤフラム全
体での高速振動となるため、特にダイヤフラム背面の容
積が少ない場合には、気室容積が不足しているためにダ
イヤフラム背面の媒質(空気)の圧縮に伴なって容量性
負荷が大きくなり、この結果、ダイヤフラムに対し、振
幅に比例した力で制動がかかった状態となる。このた
め、低音域の再生周波数限界が上昇するという問題があ
ると同時に、この容量性負荷の程度によっては、ダイヤ
フラムの剛性がこれに屈し、低音域であるのにも拘わら
ず、ダイヤフラムの分割振動を引き起こしたり、ひどい
場合には、ダイヤフラムが異常変形したまま振動してし
まい、再生音声に大きな歪みを生ずる場合がある。
【0015】これに対し従来の電気-音響変換器の固定
構造では、ダイヤフラムの背面側に電気回路基板が配置
されているために大きな気室構造を設けることが難し
く、結果、同気室を小容積のまま動作させた場合には、
上記で述べたような容量性負荷の増大に伴なうダイヤフ
ラム振幅の妨害によって、出力音圧低下や、低域再生周
波数限界の上昇する問題が生じたり、或いは異常分割振
動によって、再生音声の歪みが増大するという問題があ
った。
【0016】また、従来の電気-音響変換器固定構造に
おいて、ダイヤフラム背面の気室を、固定部品の一部を
切り取ること等によって開放し、筐体内部の余剰空間を
使うように構成することも可能であるが、例えば同一組
み込み構造部品を用いた場合であっても、ダイヤフラム
背面の気室容積は、その他の部品配置に依存し、これが
異機種筐体間で大きく異なるために、各電気-音響変換
器の動作にバラツキを生じ、異機種筐体間の特性管理が
非常に難しいという問題があった。
【0017】また、上記のようにダイヤフラム背面の気
室を、固定部品の一部を切り取ること等によって開放
し、筐体内部の余剰空間を使うように構成しつつ、この
ダイヤフラム背面の気室から、筐体受話口付近に抜き孔
を設けることで、携帯機器受話口部と、耳介との間に隙
間が生じている場合にあっても、低域特性のフラットネ
ス改善が図られる電気-音響変換器の組み込み方法があ
るが、例え同一組み込み構造部品を用いた場合であって
も、ダイヤフラム背面の気室容積は、その他の部品配置
に依存し、これが異機種筐体間で大きく異なるために、
各電気-音響変換器の動作にバラツキを生じ、結果、該
抜き孔の口径についても、筐体毎に設計し直す必要があ
り、異機種筐体間の特性管理が非常に難しいという問題
があった。
【0018】この発明は、従来の電気-音響変換器の固
定構造における、上記の各問題を解消するためになされ
たものであり、特に、電気回路基板上への新規な付属物
の配置を全く行うことなく、ダイヤフラム背面に、常に
一定以上の気室容積を確保することによって、固定され
た電気-音響変換器をレシーバとして用いる場合におけ
る、携帯機受話口部と耳介との隙間(カップリングの不
足)に伴なう特性劣化問題、或いは同電気-音響変換器
をスピーカとして用いる場合の、出力音圧低下、低域再
生周波数限界の上昇、或いは、再生音声の歪み増大の各
問題を阻止出来、かつ、当該電気-音響変換器の固定先
が異なる筐体であっても、受話音声の出力特性を一定に
管理し得る電気-音響変換器の固定構造を提供するもの
である。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯端末
用受信機器は、 電気信号を音に変換する電気-音響変
換器を収容する外筐体、電気-音響変換器のダイヤフラ
ムに対応する外筐体の位置に設けられた放音孔、電気-
音響変換器の前端面周縁部と外筐体との間に気密を保っ
て設けられた第1の接合部品によって形成される前気
室、電気-音響変換器の背面設けられ電気-音響変換器に
電気信号を供給する電気回路基板電気-音響変換器を電
気回路基板に所定の間隙を有して保持・固定する固定
具、電気回路基板と外筐体との間に気密を保って設けら
れた第2の接合部品よって、上記電気-音響変換器の背
面から外周側にかけて形成される後気室、を備える。
【0020】また、この発明に係る携帯端末用受信機器
は、電気-音響変換器を電気回路基板に保持・固定する
固定具は、有底筒状体をなし、内部にその底面とは所定
の間隙を有して電気-音響変換器を収納固定し、周壁部
の一端が電気回路基板に係合して固定され、他端は外筐
体に接するよう延在された電気-音響変換器固定部品で
構成され、後気室は電気-音響変換器固定部品周壁部の
他端と外筐体との間に設けられ、気密に圧接される第2
のクッション部品とで形成される空間である。
【0021】また、この発明に係る携帯端末用受信機器
は、第1の接合部品は、電気-音響変換器外周に沿う第
1のクッション部品と、この第1のクッション部品に食
い込んで気密性を保つことが可能な外筐体に形成された
環状の第1のリブとで構成され、後気室は、電気回路基
板に対しほぼ接触可能な高さであって、電気-音響変換
器を覆うことが可能な外筐体に形成された第2のリブ
と、この第2のリブの外周に沿う形状で電気回路基板に
接する部分の気密を保持するための第2のクッション部
品とで形成される空間である。
【0022】また、この発明に係る携帯端末用受信機器
は、外筐体の放音孔周囲でかつ前気室とは分離された位
置に、後気室から通ずる抜き孔を設ける。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明に係る電
気-音響変換器の組込み構造、および部品の実施の形態
1について、図1、及び図2を用いて説明する。図1
は、電気-音響変換器を、実耳近接受話用のレシーバと
した場合の組込み構造を説明する分解視線図であり、図
2は、最終的な組合わせ状態を示すため、一部を切り欠
いた正面図である。
【0024】両図において、1は円形のレシーバ、1
a、1bはレシーバ1のダイヤフラム取付け周端面から
周側面にかけて設けられたレシーバ1への入力信号用の
電気接点、1c、1dは同じくレシーバ1の周側面に設
けられた係合用突起、1eはレシーバヨーク部に設けら
れた突起である。3はレシーバ1へ入力信号を供給する
電気回路基板、3a、3bは電気接点、3f、3gは係
合孔である。2は上記レシーバ1を固定し、電気回路基
板3と固定される楕円形の有底筒状体をしたレシーバ固
定部品、2a、2bはレシーバ固定部品2内部に設けら
れ、弾性材質で形成され一端が上記電気接点3a、3b
と接触し、他端部分が上記電気接点1a、1bをその弾
性力で圧接する電気接点を兼ねるばね材、2c、2dは
レシーバ固定部品2の内壁に形成され上記係合用突起1
c、1dに合致する係合用溝、2eはレシーバ1の周側
面から端面を鉤部で係り止する弾性をもつレシーバ保持
用の係合爪、2f、2gは電気回路基板3の係合孔3
f、3gに係合する係合爪である。
【0025】4はレシーバ1の端面周縁部に載置される
リング状のレシーバ用クッション部品、5はレシーバ固
定部品2の端面周縁部に嵌合される断面L字状のレシー
バ固定部品用クッション部品、6は携帯機前面筐体、6
aはレシーバ固定部品用クッション部品5外周部に対応
する位置に設けられた後気室形成用リブ、6bは携帯機
前面筐体6のレシーバ用クッション部品4に対応する位
置に設けられた前気室形成用リブ、6cはレシーバ1の
ダイヤフラムに対応する位置に設けられたレシーバ放音
孔である。なお、電気-音響変換器外周に沿うレシーバ
用クッション部品と、このレシーバ用クッション部品に
食い込んで気密性を保つことが可能な外筐体に形成され
た環状の前気室形成用リブとで第1の接合部品は構成さ
れる。また、第2の接合部品は、電気-音響変換器固定
部品周壁部と、その周壁部の他端と外筐体との間に設け
られ、気密に圧接される第2のクッション部品とで形成
される
【0026】まずレシーバ1は、係合用突起1c、1d
をレシーバ固定部品2の内壁に形成された係合用溝2
c、2dに係り止めしつつ、レシーバ1をレシーバ固定
部品2に挿入する。レシーバ1がレシーバ固定部品2に
挿入されるとレシーバ固定部品2上に設けた電気接点を
兼ねるばね材2a、2bとレシーバ1上の電気接点1
a、1bとの間で電気的に接続される。なお、レシーバ
1のヨーク部の突起1eがレシーバ固定部品2の底部と
レシーバ1と接触を防止し、レシーバ固定部品2との間
に間隙を形成して、レシーバ1の周囲、即ちレシーバ背
面の外周部は、ダイヤフラム背面からの通気が確保され
る構造になる。
【0027】一方、レシーバ1の挿入の完了と同時にレ
シーバ保持用の係合爪2eがレシーバ1の外周に係合
し、レシーバ1の脱落を防ぐ。この際、レシーバ保持用
の係合爪2をプラスティック素材、金属素材等で製作す
ることによって弾性を持たせるものとする。また、電気
接点を兼ねるばね材2a、2bが、同時に弾性を持つこ
とにより、レシーバ1が容易に脱落することなく一体と
して保持可能となる。
【0028】一方、レシーバ1のヨーク部の突起1eに
よって、レシーバ1の外周部がレシーバ固定部品2の底
面との間に通気に十分な隙間を生じる。更に、レシーバ
固定部品2の係合爪2f、2gが、電気回路基板3に設
けた係合孔3f、3gに嵌合されることによって、レシ
ーバ固定部品2が電気回路基板3に固定される。この
際、同時にレシーバ固定部品2上に設けた電気接点を兼
ねるばね材2a、2bは電気回路基板3上の電気接点3
a、3bと電気的に結合され、この結果、電気回路から
の電気的音響信号をレシーバ1へ入力可能となる。
【0029】レシーバ用クッション部品4はレシーバ1
の前面側に貼付され、同様にレシーバ固定部品用クッシ
ョン部品5は、レシーバ固定用部品2上に、レシーバ用
クッション部品4と同じ面に貼付される。この状態で、
電気回路基板3を携帯機前面筐体6に組み込んだ際、予
めレシーバ固定部品2の外周と同じ大きさの環状に構成
された後気室形成用突起6a、同様にレシーバ1と同じ
径で環状に構成された前気室形成用突起6bが各々、レ
シーバ固定部品用クッション部品5、レシーバ用クッシ
ョン部品4に食い込み、各接合部分での気密を保った接
合が可能となる。
【0030】この結果、実施の形態1によれば、レシー
バ1の外周部、レシーバ固定部品2の底面との空隙、レ
シーバ固定部品2の壁面、レシーバ固定部品用クッショ
ン部品5、携帯機前面筐体6、レシーバ用クッション部
品4の各部分によって囲われる、従来に比較して容積の
大きな気室がダイヤフラム背面に形成できるようにな
る。従って、従来例に見られたような気室容積の不足に
伴なう出力音圧低下、低域再生周波数限界の上昇、或い
は、再生音声の歪み増大の各問題を阻止出来るという効
果がある。
【0031】また、実施の形態1によれば、上記、レシ
ーバ1の外周部、レシーバ固定部品2の底面との空隙、
レシーバ固定部品2の壁面、レシーバ固定部品用クッシ
ョン部品5、携帯機前面筐体6、レシーバ用クッション
部品4の各部分によって囲われる気室は、レシーバ1の
直径、及びレシーバ固定部品2の外周囲が決まれば、そ
の容積が一定に保たれるので、当該レシーバ1を、外部
形状の異なる他の筐体への組み込みを検討する必要があ
っても、レシーバ固定部品2の外周囲を合わせるだけ
で、その他の設計をやりなおす必要がなくなるという効
果がある。
【0032】他の実施例.上記実施の形態1では、電気
-音響変換器としてレシーバ1の例を記述したが、これ
をスピーカとした場合でも同様である。
【0033】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
おける電気-音響変換器の組込み構造、および部品につ
いて、図3を用いて説明する。図3では新規の構成要素
は無く、レシーバ固定部品2、レシーバ固定部品用クッ
ション部品5、及び後気室形成用突起6aの形状が、実
施の形態1の楕円形から、円形に変わったのみである。
またこのとき、各構成要素の接続関係についても、上記
実施の形態1の場合と全く変わらない。即ち、上記実施
の形態1では、レシーバ固定部品2、レシーバ固定部品
用クッション部品5、及び後気室形成用突起6aを、楕
円形とし、レシーバ1の側面にダイヤフラム背面の気室
を設ける構造としたが、これを図3に示すように全て正
円形とし、レシーバ1の全周囲方向に気室容積を確保す
る構造としたことである。同様に、レシーバ固定部品
2、レシーバ固定部品用クッション部品5、及び後気室
形成用突起6aの形状は、各接合部の密閉を保ちつつ、
ダイヤフラム背面の気室を形成できれば、上記の楕円
形、正円形のほか、方形、多角形等、自由な形状を持た
せる事も、もちろん可能である。この結果、実施の形態
2によれば、筐体内の実装スペース、部品配置等の制約
を大きく受けることなくこの発明の組み込み構造、及び
部品の使用が可能であるという効果がある。
【0034】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
おける電気-音響変換器の組込み構造、および部品につ
いて、図4を用いて説明する。この実施の形態3は上記
実施の形態1におけるレシーバ固定部品2を省いたもの
である。図中上記実施の形態1と異なる構成要素は、電
気回路基板3に設けられた、電気接点を兼ねるばね材3
c、3d、係合溝3h、3j、レシーバ保持用の弾性を
もつ係合爪3k、携帯機前面筐体6に設けられた後気室
構成用リブ6d、及び後気室形成用クッション部品7で
ある。なお、図4の断面図中、バネ材3cはバネ材3d
によって隠れる位置にあり、また、係合溝3jは、レシ
ーバ1に対し、係合溝3hの対称位置あり、レシーバ1
によって隠れる位置に配置されるので、描画を省略し、
符号のみ( )内に記してある。
【0035】以降、新規な構成要素についてのみ解説を
行う。電気接点を兼ねるばね材3c、3dは、レシーバ
1の電気接点1a、1bに当接しその弾性力によって、
レシーバ1を電気回路基板3の方向に加圧する。係合溝
3h、3jはレシーバ1の係合片1c、1dが嵌合す
る。係合爪3kは実施の形態1における係合爪2eに相
当する機能を有するもので、レシーバ1を電気回路基板
3の方向に加圧する。携帯機前面筐体6に設けられた後
気室構成用リブ6dは楕円形を成し、電気回路基板3に
接する様に設けられている。後気室形成用クッション部
品7は、後気室構成用リブ6dと、電気回路基板3の間
に載置され、その結合を気密にする
【0036】レシーバ1の係合片1c、1dを、電気回
路基板3上に設けた、係合溝3h、3jに各々合致させ
つつレシーバ1を挿入する。このとき、電気接点を兼ね
るばね材3c、3dは、電気回路基板3上に配置固定さ
れ、各々、レシーバ1上の電気接点1a、1bとの間で
電気的な接続を確立すると共に、弾性によってレシーバ
1を保持する。挿入の完了と同時にレシーバ保持用の係
合爪3eがレシーバ1の外周に係合し、レシーバ1の脱
落を防ぐ。この際、レシーバ保持用の係合爪3をプラス
ティック素材、金属素材等で製作することによって弾性
を持たせるものとする。この結果、電気接点を兼ねるば
ね材3c、3dが、同時に弾性を持つことにより、容易
に脱落することなく一体として保持可能となる。またこ
の際、レシーバ1のヨーク部の突起が電気回路基板3
と、レシーバ1の外周部の間に隙間を生ずる。一方、後
気室構成用リブ6dは、前面筐体6の内面側、前気室構
成用突起6bの外周に環状に形成され、後気室形成用ク
ッション部品7を介して電気回路基板3に対し密着する
ように構成される。
【0037】この結果、実施の形態3によれば、レシー
バ1の外周部、電気回路基板3の間の空隙、電気回路基
板3の表面、後気室形成用クッション部品7、後気室構
成用リブ6dの壁面、携帯機前面筐体6の内面、及びレ
シーバ本体側面で囲われる、従来に比較して容積の大き
な気室がダイヤフラム背面に形成できるようにしたの
で、従来例に見られたような気室容積の不足に伴なう出
力音圧低下、低域再生周波数限界の上昇、或いは、再生
音声の歪み増大の各問題を阻止出来るという効果があ
る。
【0038】また、実施の形態3によれば、上記の、レ
シーバ1の外周部、電気回路基板3の間の空隙、電気回
路基板3の表面、後気室形成用クッション部品7、後気
室構成用リブ6dの壁面、携帯機前面筐体6の内面、及
びレシーバ本体側面で囲われる気室の容積は、レシーバ
1の直径、及び後気室構成用リブ6の外周囲が決まれば
その容積が一定に保たれるので、当該レシーバ1を、外
部形状の異なる他の筐体への組み込みを検討する必要が
あっても、後気室構成用リブ6の外周囲を合わせるだけ
で、その他の設計をやりなおす必要がなくなるという効
果がある。
【0039】また、この実施の形態3によれば、実施の
形態1に示したレシーバ固定部品2を省略することが可
能であるので、実施の形態1と同様の効果を、より構成
部品点数を少なく実現できるという効果がある。
【0040】他の実施例 上記実施の形態3では、レシーバ1を基本として記述し
たが、これをスピーカとして動作させた場合でも全く問
題ない。この結果、実施の形態3によればスピーカのダ
イヤフラム背面に、従来に比較して大きな気室容積を確
保することが可能になる。これによって、スピーカのダ
イヤフラム背面にかかる容量性負荷が減少し、ダイヤフ
ラム動作を制限する力が抑えられ、出力音圧低下や、低
域再生周波数限界の上昇する問題が生じたり、或いは異
常分割振動によって、再生音声の歪みが増大するという
問題が解消できる効果がある。
【0041】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
おける電気-音響変換器の組込み構造、および部品につ
いて、図5を用いて説明する。この実施の形態4におけ
る上記実施の形態1と異なる構成要素は携帯機前面筐体
6に設けられた6eの抜き孔と、レシーバ固定部品2に
設けられた2hの筐体内部通気孔である。以降、異なる
構成要素についてのみ解説を行う。
【0042】抜き孔6eは、携帯機前面筐体6に設けら
れたダイヤフラム後面の気室から、筐体放音孔6cの近
傍(耳介周囲の平均的な大きさである25mm以内が適当)
へ通ずる孔であって、放音孔6c周囲が耳介とカップリ
ングした際、同時に耳介内に配置され、携帯機受話口部
と耳介との隙間(カップリングの不足)がある場合に、
レシーバ1のダイヤフラム前面に負荷として挿入される
音響抵抗成分をダイヤフラム後面に均等に分散させる働
きがある。同時に、レシーバ固定部品2に設けられた筐
体内部通気孔2hは、ダイヤフラム大振動時に、ダイヤ
フラム背面の気室での容量性負荷の想定外の上昇を緩和
する目的で挿入されており、適度な抵抗成分を持ちつ
つ、レシーバ固定部品2から、筐体内に抜けるよう設計
されている。
【0043】この結果、本実施の形態4によれば、抜き
孔6、及び筐体内部通気孔2hが、実施の形態1乃至3
に示したように、適当な容積を持った気室を介して設定
したので、従来の組み込み方法にこれを適用した場合に
見られたような、ダイヤフラム後面の容積の違いを生じ
にくく、筐体種によらず常に、抜き孔6e、及び筐体内
部通気孔2hに対し、同一の各孔径を用いても、特性の
バラツキを生ずることがなく、このため、当該レシーバ
1の他の筐体への組み込みを検討する際に、抜き孔6、
及び筐体内部通気孔2hの各孔径の設計をやりなおす必
要がなくなり、安定した音響特性を提供できるという効
果がある。
【0044】なお、本実施の形態4では、抜き孔6、及
び筐体内部通気孔2hを設けたが、これは抜き孔6のみ
であっても同様な効果を有する。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、電気-音響変換器を
電気回路基板に所定の間隙を有して保持・固定する固定
具と、電気回路基板と外筐体との間に気密を保って設け
られた第2の接合部品よって、上記電気-音響変換器の
背面から外周側にかけて、従来に比較して容積の大きな
後気室が形成できるので、従来例に見られたような気室
容積の不足に伴なう出力音圧低下、低域再生周波数限界
の上昇、或いは、再生音声の歪み増大の各問題を阻止出
来るという効果がある。
【0046】また、後気室は、電気-音響変換器の直
径、及び電気-音響変換器固定部品の外周囲が決まれ
ば、その容積が一定に保たれるので、当該電気-音響変
換器を、外部形状の異なる他の筐体への組み込みを検討
する必要があっても、電気-音響変換器固定部品の外周
囲を合わせるだけで、その他の設計をやりなおす必要が
なくなるという効果がある。
【0047】また、この発明によれば、後気室を形成す
る第2の接合部品は外筐体に形成され、電気回路基板に
対しほぼ接触可能な高さの第2のリブで構成しているの
で、後気室の容積は、電気-音響変換器の直径、及び後
気室構成用第2のリブの外周囲が決まればその容積が一
定に保たれるので、当該電気-音響変換器を、外部形状
の異なる他の筐体への組み込みを検討する必要があって
も、後気室構成用第2リブの外周囲を合わせるだけで、
その他の設計をやりなおす必要がなくなるという効果が
ある。
【0048】また、この発明によれば、後気室は電気回
路基板に対しほぼ接触可能な高さであって、電気-音響
変換器を覆うことが可能な外筐体に形成された第2のリ
ブと、この第2のリブの外周に沿う形状で電気回路基板
に接する部分の気密を保持するための第2のクッション
部品とで形成されるので、気室容積の不足に伴なう出力
音圧低下、低域再生周波数限界の上昇、或いは、再生音
声の歪み増大の各問題を阻止出来るという効果を、より
構成部品点数を少なく実現できる。
【0049】また、この発明によれば、外筐体の放音孔
周囲に設けられた抜き孔が、適当な容積を持った気室を
介して設定されるので、従来の組み込み方法にこれを適
用した場合に見られたような、ダイヤフラム後面の容積
の違いを生じにくく、筐体種によらず常に、抜き孔に対
し、同一の各孔径を用いても、特性のバラツキを生ずる
ことがなく、このため、電気-音響変換器の他の筐体へ
の組み込みを検討する際に、抜き孔の設計をやりなおす
必要がなくなり、安定した音響特性を提供できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の組込み構造を説明
する分解視線図。
【図2】 実施の形態1における最終的な組合わせ状態
を示し、一部を切り欠いて主要部を示す正面図。
【図3】 実施の形態2における最終的な組合わせ状態
を示し、一部を切り欠いて主要部を示す正面図。
【図4】 実施の形態3における最終的な組合わせ状態
を示し、一部を切り欠いて主要部を示す正面図。
【図5】 実施の形態4における最終的な組合わせ状態
を示し、一部を切り欠いて主要部を示す正面図。
【図6】 従来のレシーバ固定構造を示し、一部を切り
欠いて主要部を示す正面図。
【符号の説明】
1:レシーバ、1a、1b:入力信号用の電気接点、1
c、1d:係合用突起、1e:突起、2:レシーバ固定
部品、2a、2b:電気接点を兼ねるばね材、2c、2
d:係合用溝、2e:レシーバ保持用の係合爪、2f、
2g:係合爪、2h:筐体内部通気孔、3:電気回路基
板、3a、3b:電気接点、3f、3g:係合孔、3
c、3d:電気接点を兼ねるばね材、3h、3j:係合
溝、3k:係合爪、4:レシーバ用クッション部品、
5:レシーバ固定部品用クッション部品、6:携帯機前
面筐体、6a:後気室形成用突起、6b:前気室形成用
突起、6c:レシーバ放音孔、6d:後気室構成用リ
ブ、6e:抜き孔、7:後気室形成用クッション部品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/12 H05K 7/12 A P 7/14 7/14 D E Fターム(参考) 4E353 AA10 AA16 AA17 BB02 BB05 CC16 DD05 DR12 DR27 DR52 GG13 GG32 5D017 AE22 AE29 AG06 AH06 AH08 5E348 AA07 AA11 AA13 CC08 CC09 EE32 FF01 5K023 AA07 BB06 EE07 PP00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号を音に変換する電気-音響変換
    器を収容する外筐体、 電気-音響変換器のダイヤフラムに対応する外筐体の位
    置に設けられた放音孔、 電気-音響変換器の前端面周縁部と外筐体との間に気密
    を保って設けられた第1の接合部品によって形成される
    前気室、 電気-音響変換器の背面に設けられ電気-音響変換器に電
    気信号を供給する電気回路基板、 電気-音響変換器を電気回路基板に所定の間隙を有して
    保持・固定する固定具、 電気回路基板と外筐体との間に気密を保って設けられた
    第2の接合部品よって、電気-音響変換器の背面から外
    周側にかけて形成される後気室、を備えた携帯端末用受
    信機器。
  2. 【請求項2】 電気-音響変換器を電気回路基板に保持
    ・固定する固定具は、有底筒状体をなし、内部にその底
    面とは所定の間隙を有して電気-音響変換器を収納固定
    し、周壁部の一端が電気回路基板に係合して固定され、
    他端は外筐体に接するよう延在された電気-音響変換器
    固定部品で構成され、 後気室は電気-音響変換器固定部品周壁部とその周壁部
    の他端と外筐体との間に設けられ、気密に圧接される第
    2のクッション部品とで形成される空間であることを特
    徴とする請求項1に記載の携帯端末用受信機器。
  3. 【請求項3】 第1の接合部品は、電気-音響変換器外
    周に沿うレシーバ用クッション部品と、このレシーバ用
    クッション部品に食い込んで気密性を保つことが可能な
    外筐体に形成された環状の前気室形成用リブとで構成さ
    れ、 後気室は電気回路基板に対しほぼ接触可能な高さであっ
    て、電気-音響変換器を覆うように外筐体に形成された
    第2のリブと、この第2のリブの外周に沿う形状で電気
    回路基板に接する部分の気密を保持するための第2のク
    ッション部品とで形成される空間であることを特徴とす
    る請求項1に記載の携帯端末用受信機器。
  4. 【請求項4】 外筐体の放音孔周囲でかつ前気室とは分
    離された位置に、後気室から通ずる抜き孔を設けること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の携帯端末
    用受信機器。
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