JP2003143200A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JP2003143200A JP2001332965A JP2001332965A JP2003143200A JP 2003143200 A JP2003143200 A JP 2003143200A JP 2001332965 A JP2001332965 A JP 2001332965A JP 2001332965 A JP2001332965 A JP 2001332965A JP 2003143200 A JP2003143200 A JP 2003143200A
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    • H04L67/1008Server selection for load balancing based on parameters of servers, e.g. available memory or workload

Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷分散機能と通信資源確保機能を相互に関連
させることにより、通信品質の保証を図ったデータ転送
装置を提供する。 【解決手段】転送先情報読出部が送信元端末11から受信
した宛先端末12との通信品質の要求に基づいて該宛先端
末12に対応した転送先端末12及び13の情報を読み出し、
資源確保指示部が該転送先端末12及び13への、該品質に
よる通信のための通信資源の確保を指示し、資源確保部
が該資源確保指示部の指示に基づき該転送先端末12及び
13への通信資源を確保できたか否かを判定して、その判
定結果を該資源確保指示部に返答する。そして資源確保
指示部は資源確保部が該転送先端末12及び13との通信資
源を確保できたと判定したとき、該宛先端末12を該通信
資源を確保できた転送先端末13に変更するよう該宛先変
更部に指示し、宛先変更部22は指示に従い宛先端末12を
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ転送装置に関
し、特に通信品質保証機能を有するデータ転送装置に関
する。サーバへの通信品質を保証するためのデータ転送
装置の一例としては負荷分散装置が用いられており、こ
の負荷分散装置は、ユーザ端末からのデータを複数サー
バ間で切り換えてデータを転送することにより、CPU負
荷及び接続数等のサーバの状態に因る通信品質の低下を
防止するものである。
【0002】また通信経路上の通信品質を保証するた
め、通信資源確保機能を備えたデータ転送装置も用いら
れており、データ送受信に必要な通信経路上の資源を確
保することにより、通信経路の状態に因る通信品質の低
下を防止するものである。
【0003】
【従来の技術】図23は、かかるデータ転送装置としての
負荷分散装置の一例を示している。この負荷分散装置が
適用されるネットワークは、ユーザ端末101、負荷分散
装置102、サーバ103、及びミラーサーバ104で構成され
ている。
【0004】動作において、ユーザ端末101のサーバ103
に対する要求REQ21を受信した負荷分散装置102は、例え
ば所定の切換順序に基づき、サーバ103に対応したミラ
ーサーバ104に要求REQ22として転送し、ミラーサーバ10
4からの応答RES23を応答RES24としてユーザ端末101に転
送する。
【0005】これにより、負荷分散装置102は、サーバ1
03からミラーサーバ104にユーザ端末101からの要求REQ2
1を切り換えることができる。転送の手法としては、ユ
ーザ端末101から送信されたデータのIPアドレス書換、M
ACアドレス書換、又はMPLSによるラベル付替が知られて
おり、その内、図24は、図23の負荷分散装置においてサ
ーバ103の負荷分散が行われる場合のIPアドレスの書換
手法を示している。
【0006】ユーザ端末101は、サーバ103に対して要求
REQ21を送信する。要求REQ21には、宛先IPアドレスとし
て、サーバ103のIPアドレス“A”が与えられている。負
荷分散装置102は、要求REQ21内にある宛先IPアドレス
“A”を、サーバ103の宛先IPアドレス“A”からミラー
サーバ104の宛先IPアドレス“B”に変換してサーバ104
に要求REQ22として転送する。
【0007】ミラーサーバ104は、ユーザ端末101からの
要求REQ22を受信し、所定のデータ処理を行ってから、
応答RES23をユーザ端末101に向けて送信する。負荷分散
装置102は、応答RES23に含まれる送信元IPアドレス
“B”をサーバ103のIPアドレス“A”に書き換えてユー
ザ端末101に応答RES24として転送する。この結果、応答
RES24を受信したユーザ端末101からはサーバ103と通信
しているように見える。
【0008】このように負荷分散装置102は、サーバ104
の物理的あるいは論理的位置を隠蔽することができるた
め、ユーザ端末101は、特に機能追加を必要とせずに目
的のサーバと見なせるサーバ104と通信可能となる。図2
5は、従来の他の負荷分散装置の例を示している。この
負荷分散装置が適用されるネットワークは、図23と同様
にユーザ端末101、サーバ103、及びミラーサーバ104を
含む他、負荷分散装置としてのDNSサーバ111及び拡張DN
Sサーバ112により構成されている。
【0009】ユーザ端末101は、サーバ103と通信を行う
ためにDNSサーバ111にサーバ103の名前解決要求REQ25
(IPアドレスの要求)を送信する。DNSサーバ111は、拡
張DNSサーバ112にユーザ端末101から受信した名前解決
要求REQ26を転送する。
【0010】拡張DNSサーバ112は、名前解決要求REQ26
を受信して、負荷分散を行うため、例えばサーバ103のI
P アドレス“A”ではなく、ミラーサーバ104のIP アド
レス“B”を応答することを決定する。ただし、本例で
は拡張DNSサーバ112は、単に予め登録しているミラーサ
ーバ104のIPアドレス“B”をランダムに応答するものと
する。
【0011】そして、拡張DNSサーバ112は、ミラーサー
バ104のIP アドレス“B”を名前解決応答RES27としてDN
Sサーバ111に応答する。DNSサーバ111は受信した名前解
決応答RES27のIP アドレス“B”に基づき、ユーザ端末1
01に対してIP アドレス“B”を応答RES28として転送す
る。
【0012】ユーザ端末101は、本来のサーバ103ではな
く、ミラーサーバ104とデータDAT29の送受信を行う。上
記のようにして、ユーザ端末101は、拡張DNSサーバ112
が指定したミラーサーバ104と通信することで、サーバ1
03の負荷を軽減することが可能となる。
【0013】また、本例では拡張DNS112はミラーサーバ
104をランダムに選択決定したが、選択アルゴリズムに
よっては、DNSサーバ111のIPアドレスから距離的に近い
と考えられるミラーサーバを選択してもよく、その場合
にはユーザ端末101とサーバ103の間の距離的な遅延増加
を防ぐことが可能となる。
【0014】図26(1)から(3)は、従来の通信資源確
保機能を有するデータ転送装置を示している。まず、同
図(1)に示すように、データ送信装置121は経路指定メ
ッセージPMをデータ受信装置122に向けて送信する。デ
ータ送信装置121からデータ受信装置122の間にあるルー
タ123〜125は経路指定メッセージPMを転送するとき共に
転送して来た装置を記憶する。
【0015】次に、同図(2)に示すように、データ受
信装置122は、経路指定メッセージPMの受信に対し、帯
域予約を要求するメッセージである帯域予約メッセージ
Resvをデータ送信装置121に向けて送信する。帯域予約
メッセージResvを受信した各ルータ123〜125は、各帯域
要求メッセージResvに基づき帯域を確保すると共に、記
憶されている次の装置に対して帯域予約メッセージResv
を転送する。
【0016】次に、同図(3)に示すように、通信サー
ビスの提供を開始するため、データ送信装置121は、帯
域予約メッセージResvの受信に対し、データ受信装置12
2へデータDataを送信する。これにより、データ受信装
置122は、帯域が確保された経路にてデータを受信する
ことで通信品質が保証されたサービス提供を受けること
が可能となる。また、LDP(Label Distribution Protoc
ol)等によるラベル配布を用いて、同様の方法で通信経
路上の資源確保をすることもできる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図23か
ら図25に示した負荷分散装置102やDNSサーバ111及び拡
張DNSサーバ112を用いてミラーサーバ104を指定して
も、通信資源を確保をした後にミラーサーバ104を選択
した訳ではないため、ユーザ端末101とミラーサーバ104
との間の通信品質が保証されないという問題点がある。
【0018】また図26(1)から(3)に示したデータ転
送装置においては、複数のサーバから1つのサーバを選
択するという機能を持たない単一のサーバとの資源を確
保する機能しか有していない。そのため、或るサーバと
の通信において資源確保は不可能であるが、他のサーバ
との通信において資源確保は可能であるような場合にお
いて、その資源確保可能な他のサーバとの通信を行うこ
とが出来ないという問題点がある。
【0019】ここで、上述した2種類のデータ転送装
置、すなわち負荷分散装置と通信資源確保機能を有する
データ転送装置とを組み合わせた構成例について、図27
を参照して考えてみる。まずユーザ端末101はサーバ103
(図示せず)との通信開始要求REQ31を送信する。負荷
分散装置102は、要求REQ32から応答RES35による通信開
始要求及び応答の送受信を行い、応答RES36をユーザ端
末101に転送する。ここまでが負荷分散機能によるサー
バ104の決定であり、DNSサーバ等を用いる場合も同様で
ある。
【0020】そして、ユーザ端末101は、通信資源確保
機能により、要求REQ37により通信資源確保を要求する
が、今、中継機器131において通信資源が確保されない
と仮定した場合、ユーザ端末101の要求REQ37はミラーサ
ーバ104との経路上にある中継機器131で拒否され、拒否
応答RES38が返される。従って結果的にユーザ端末101は
通信品質保証を受けることは出来ない。
【0021】このような問題が生じるのは、負荷分散機
能と通信資源確保機能が互いに独立していることが原因
である。すなわち、通信資源の確保はデータの送信先と
なるサーバが選択された後でないとできない。
【0022】にも拘らず、ミラーサーバ104を通信品質
保証可能であると予想して、ユーザ端末101から通信し
ようとしても、その選択されたミラーサーバ104につい
て資源確保されていないため、ミラーサーバ104との通
信サービスについて品質が保証できない場合がある。特
にネットワークやサーバの状態が動的に変化する場合に
はサーバ選択後の通信品質の保証はより困難となる。
【0023】そこで本発明は、負荷分散機能と通信資源
確保機能を相互に関連させることにより、通信品質の保
証を図るデータ転送装置を提供することを目的としてい
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るデータ転送装置は、送信元端末から受
信した宛先端末との通信品質の要求に基づいて該宛先端
末に対応した転送先端末の情報を読み出す転送先情報読
出部と、該転送先端末への、該品質による通信のための
通信資源の確保を指示する資源確保指示部と、該資源確
保指示部の指示に基づき該転送先端末への通信資源を確
保できたか否かを判定して、その判定結果を該資源確保
指示部に返答する資源確保部と、宛先変更部とを備え、
該資源確保指示部は、該資源確保部が該転送先端末との
通信資源を確保できたと判定したとき、該宛先端末を該
通信資源を確保できた転送先端末に変更するよう該宛先
変更部に指示することを特徴としている。
【0025】すなわち本発明においては、転送先情報読
出部が送信元端末から受信した宛先端末との所定の品質
による通信要求に基づいて該宛先端末に対応した転送先
端末の情報を読み出し、資源確保指示部が該転送先端末
について、該品質による通信のための通信資源の確保を
指示し、資源確保部が該資源確保指示部の指示に基づき
該転送先端末への通信資源を確保できるか否かを判定し
て、その判定結果を該資源確保指示部に返答する。
【0026】そして資源確保指示部は、資源確保部が該
転送先端末との通信資源を確保できたと判定したとき、
該宛先端末を該通信資源を確保できた転送先端末に変更
するよう該宛先変更部に指示し、宛先変更部は指示に従
い宛先端末を変更する。従って、所定品質による通信を
行うに当たり、通信資源が確保できた転送先端末にデー
タを送信することができるため、例えば或るサーバによ
る所定品質の通信サービスの利用に対し、通信資源の確
保状態に応じてミラーサーバ等を選択することができ
る。
【0027】これにより、ミラーサーバ等を選択した後
に所定品質の通信サービスを利用できないという事態を
回避することができ、特にネットワークやサーバの状態
が動的に変化する場合にも通信品質を保証する事ができ
る(請求項1/付記1)。また、転送先情報読出部は、
該宛先端末のアドレスに対応した転送先端末のアドレス
を保持する転送先情報保持部を備えてもよい(付記
2)。
【0028】また、該通信資源としては通信の帯域を対
象とすることができる。よって通信の帯域が確保された
転送先端末とのアクセスを保証することができ、例えば
ミラーサーバ選択後に帯域が保証できないという事態を
回避することができる(付記3)。
【0029】また、転送先端末は、該宛先端末を含めて
もよい。よって転送先端末として宛先端末を含めて判定
されるため、宛先端末のみが通信資源が確保できる場合
には宛先アドレスにそのままデータを送信することがで
きる(付記4)。
【0030】また、資源確保指示部は、該転送先端末が
複数存在する場合、その内の1つについて通信資源の確
保を該資源確保部に指示し、該資源確保部が該1つの転
送先端末との通信資源が確保できたときに、該宛先変更
部には該宛先端末の変更を指示し、通信資源が確保でき
なかったときは、該転送先端末の内の他の1つについて
通信資源の確保を指示してもよい。
【0031】すなわち、所定の順序に従って複数の転送
先端末の中から通信資源確保の可否を判定するので、優
先順位の高い転送先端末との通信資源が確保され次第、
アクセスできるようになる(請求項2/付記5)。ま
た、資源確保指示部は、該転送先端末の各々について通
信資源の確保を一斉に該資源確保部に指示し、該資源確
保部が最先に通信資源を確保した転送先端末に該宛先端
末を変更するよう、該宛先変更部に指示してもよい。
【0032】よって、1の転送先端末について通信資源
が確保できた時点で次の処理に進むため、処理時間の短
縮を図ることができる。また、各転送先端末に対して同
時に通信資源確保の有無を判定することができるため、
順番に1つづつ判定していく場合に比べて時間の短縮を
図ることができる(請求項3/付記6)。
【0033】また、資源確保指示部は、該転送先端末の
各々について通信資源の確保を一斉に該資源確保部に指
示し、該資源確保部が、通信資源を確保した転送先端末
の中から所定の優先順位に従って1つの転送先端末を選
択し、該宛先変更部に、該宛先端末を該選択された転送
先端末に変更するよう指示してもよい。
【0034】従って、各転送先端末についての通信資源
確保が済んだ後、所定の優先順位に従い転送先端末が選
択されるため、通信資源が確保された転送先端末の中か
ら更に他の要素(優先順位)に基づいて選択できる。ま
た、各転送先端末に対して同時に通信資源確保の有無を
判定することができるため、順番に1つづつ判定してい
く場合に比べて時間の短縮を図ることができる(請求項
4/付記7)。
【0035】また、資源確保指示部は、該宛先端末を変
更する転送先端末が決定されたとき、該宛先端末の変更
する転送先端末を除く転送先端末について、該資源確保
部に通信資源の解放を指示してもよい。従って、アクセ
ス先でないアドレスについて通信資源を確保しつづける
ことを防ぐことができる(請求項5/付記8)。
【0036】また、資源確保部が通信資源の確保を行う
転送先端末との間のデータ量を監視するサービス監視部
を更に備え、該資源確保指示部は、該データ量が所定未
満となる転送先端末について、該資源確保部に通信資源
の解放を指示してもよい。よって、通信が終了し、デー
タ量がなくなると、通信資源が開放される。従ってデー
タ量が所定未満の経路を経るアドレスについては、通信
資源の確保が難しいにもかかわらず通信資源を確保しつ
づけることがなくなる(付記9)。
【0037】また、転送先情報保持部に保持されている
転送先端末のアドレスを、外部入力に基づいて変更する
アドレス管理部を更に備えてもよい。従って、宛先アド
レスと転送先アドレスを設定したままではなく、外部か
ら変更することができる(付記10)。
【0038】
【発明の実施の形態】実施例(1):図1−14 図1は、本発明に係るデータ転送装置の実施例(1)が適
用されるネットワークの一構成例を示した図である。こ
のネットワークNWは、ユーザ端末11、サーバ12、ミラー
サーバ13、LSR(Label Switching Router)14、LSR15、
LSR16、及びLSR17により構成されている。この内、LSR1
4が本発明に係るデータ転送装置に相当する。
【0039】ユーザ端末11がサーバ12に所定品質での通
信サービスを要求した場合に、LSR15で通信資源が確保
できず、ミラーサーバ13により通信サービスを受ける場
合のネットワークNW上におけるデータ転送手順は次の通
りとなる。まず、ユーザ端末11は要求REQ1をLSR14に送
信する。LSR14はサーバ12に向けて通信資源確保の可否
を確認要求するため、要求REQ2を送る。
【0040】ここでは、LSR15は通信資源が確保できな
いと仮定して、通信資源確保不可の応答RES3をLSR14に
送信する。LSR14は応答RES3を受けると、次にミラーサ
ーバ13に向けて通信資源確保の可否を確認要求するた
め、要求REQ4をLSR17に送る。ここでは、ミラーサーバ1
3への経路における通信資源は確保できると仮定して、L
SR16は、通信資源確保可との応答RES5をLSR14に送信す
る。LSR14は応答RES5を受けると、サーバ13について通
信資源が確保できると判定して、データDAT6の送受信を
行う。
【0041】図2は、本発明の実施例(1)に係るLSR14
の構成例を示した図であり、受信部21、宛先変更部22、
転送先情報読出部23、複数端末データベース24、資源確
保指示部25、資源確保部26、及び送信部28により構成さ
れている。これらの各部は、CPU、ROM、RAM等を用いる
ことができる。
【0042】なお、この図2の構成は後述する実施例
(2)及び(3)にも同様に適用される。以下、この構成
例の動作を各実施例に関して図1を参照することにより
説明する。受信部21はデータを受信する。宛先変更部22
は、転送先情報読出部23に転送先端末についての情報を
要求し、転送先情報読出部23からの指示に基づきデータ
中に含まれる宛先IPアドレス及び送信元IPアドレスを書
き換える。
【0043】転送先情報読出部23は、宛先変更部22から
指示された宛先IPアドレスに基づき複数端末データベー
ス24から転送先端末のIPアドレスを読み出す。複数端末
データベース24は、宛先端末に対して転送先候補となる
サーバ(以下、転送先端末と称する。)のIPアドレスを
記憶している。
【0044】本実施例(1)においては、宛先端末はサ
ーバ12であり、転送先端末はサーバ12及びミラーサーバ
13のみである。転送先端末については、複数のミラーサ
ーバを設置し、サーバ12及びその複数のミラーサーバを
転送先端末としてもよい。資源確保指示部25は、(1)
転送先情報読出部23からの指示に基づく資源確保部26へ
の資源確保可否の確認を行うための指示の送信、(2)
資源確保可否の返答を受けたときの、転送先端末読出部
23への転送、を行う。
【0045】資源確保部26は、(1)LSR14における通信
資源の確保、(2)資源確保指示部25への資源確保結果
の返答、(3)LSR15〜17に対する資源確保指示の転送、
を行う。転送先情報読出部23、複数端末データベース2
4、及び資源確保指示部25は転送先選択部27を構成し、
全体として宛先変更部22からの要求及び資源確保部26か
らの確認結果に基づいて転送先端末を選択する。送信部
28は、宛先変更部22及び資源確保部26の出力データを送
信する。
【0046】図3は、本発明の実施例(1)における受信
部21で受信したデータを送信部28から送信するまでの、
図2の各部の動作の流れを示した図である。符号から
の順に各部が処理を実行することで全体の処理が進
む。この各部の動作を、図4から図8に示すフローチャー
トにより説明する。
【0047】図4は、本発明の実施例(1)の受信部の動
作を示した図である。なお図4は、後述する実施例(2)
〜(4)においても同様に適用される。受信部21は、デ
ータを受信したか否かを判定する(ステップS11)。デ
ータを受信していなければ最初に戻り、再度受信待ちと
なる。
【0048】次に受信部21は、受信したデータが資源確
保に関するデータか否かを判定する(ステップS12)。
資源確保に関するデータであれば受信したデータを資源
確保部26に送信し、最初に戻る(ステップS13)。資源
確保に関するデータでなければ宛先変更部22にデータを
送信し、最初に戻る(ステップS14)。
【0049】図5は、本発明の実施例(1)の宛先変更部
22の動作を示したフローチャートである。なお、この図
5も、後述する実施例(2)〜(4)において同様に適用
される。宛先変更部22はデータを受信したか否を判定す
る(ステップS21)。受信していなければ最初に戻り、
受信待ちとなる。
【0050】次に宛先変更部22は、受信したデータがユ
ーザ端末11から送信されたデータであり、かつデータに
含まれている宛先IPアドレスと送信元IPアドレスが、選
択された転送先端末(ミラーサーバ13へデータ送信され
る場合はミラーサーバ13が該当)からの返信データの各
IPアドレスであることを判定するために、宛先変更部22
に保持されている宛先IPアドレスと送信元IPアドレスの
組み(以下、変更実施情報と言い、これについては後述
する。)と一致するか否かを判定する(ステップS2
2)。
【0051】受信したデータがユーザ端末11から送信さ
れたデータであり、該データに含まれる宛先IPアドレス
と送信元IPアドレスが変更実施情報と一致しない場合
は、転送先情報読出部23にデータを送信し、結果を待つ
(ステップS23及び図3)。結果の返信を受けたときは
最初に戻る。
【0052】次に宛先変更部22は、受信したデータが、
選択された転送先端末(例えばミラーサーバ13)から送
信されたデータであり、かつデータに含まれている宛先
IPアドレスと送信元IPアドレスが、変更実施情報と一致
するか否かを判定する(ステップS24)。
【0053】受信したデータが、選択された転送先端末
(例えばミラーサーバ13)から返信されたデータであ
り、データに含まれる宛先IPアドレスと送信元IPアドレ
スが変更実施情報と一致する場合は、宛先変更部22は、
変更実施情報に書かれている宛先IPアドレス及び送信元
IPアドレスに基づいて、ユーザ端末11から見た場合にサ
ーバ12とデータを送受信しているように見せるべく、デ
ータに含まれる送信元IPアドレスをサーバ12のIPアドレ
スに書き換える(ステップS25)。データを書き換えた
ら、宛先変更部22は、書き換えたデータを送信部27に送
信し(ステップS26)、最初に戻る。
【0054】次に宛先変更部22は、ステップS24で受信
したデータが、選択された転送先端末(例えばミラーサ
ーバ13)からの送信データでない場合又は各IPアドレス
が変更実施情報と一致していないと判定された場合は、
データが転送先情報読出部23からのデータか否かを判定
する(ステップS27)。転送先情報読出部23からのデー
タでない場合は最初に戻る。
【0055】データが転送先情報読出部23からのデータ
であると判定された場合は、宛先変更部22は、該データ
についての宛先変更指示であるか否かを判定する(ステ
ップS28)。宛先変更部22はさらに、宛先変更指示であ
る場合は、該データ中の宛先IPアドレス(例えばサーバ
12のIPアドレス)及び送信元IPアドレス(ユーザ端末11
のIPアドレス)の組みを上記の変更実施情報として記憶
し、宛先IPアドレスを選択された転送先端末(例えばミ
ラーサーバ13)のIPアドレスに書き換える(ステップS2
9及び図3)。そしてステップS26に進み、書き換えたI
Pアドレスと共にデータを送信部28に送信する。
【0056】ステップS28で宛先変更指示ではないと判
った場合、宛先変更部22は、宛先変更無しの指示である
か否かを判定する(ステップS30)。宛先変更無しの返
答であると判った場合、宛先IPアドレス及び送信元IPア
ドレスを変更することなく(ステップS31)、ステップS
26に進み、書き換えたIPアドレスと共にデータを送信部
28に送信する。
【0057】ステップS30で宛先変更無しの指示ではな
いと判った場合、宛先変更部22は、宛先変更解除の指示
であるか否かを判定する(ステップS32)。宛先変更解
除の指示であると判った場合、指定された宛先IPアドレ
ス及び送信元IPアドレスの組みについて、記憶している
変更実施情報を削除し(ステップS33)、宛先変更解除
との指示ではないと判った場合はデータを破棄し(ステ
ップS34)、最初に戻る。
【0058】図6は、本発明の実施例(1)の転送先情報
読出部23の動作を示したフローチャートである。なおこ
の図6も、後述の実施例(2)〜(4)において同様に適
用される。転送先情報読出部23はデータを受信したか否
かを判定する(ステップS41)。受信していなければ最
初に戻り、受信待ちとなる。
【0059】次に転送先情報読出部23は、受信したデー
タが宛先変更部22からのデータか否かを判定する(ステ
ップS42)。宛先変更部22からのデータであると判定さ
れた場合、転送先情報読出部23は、複数端末データベー
ス24を読み出し、データの宛先IPアドレスが登録されて
いるか否かを判定する(ステップS43)。
【0060】登録されていると判定された場合、転送先
情報読出部23は、宛先端末(例えばサーバ12)に対応し
た転送先端末(例えばサーバ12及びミラーサーバ13)の
情報を資源確保指示部25に送信し(ステップS44及び図3
)、最初に戻る。登録されていないと判定された場
合、宛先端末の変更無しの情報をデータと共に宛先変更
部22に返信し(ステップS45)最初に戻る。
【0061】ステップS42で宛先変更部22からのデータ
でないと判定された場合、転送先情報読出部23は、デー
タが資源確保指示部25からのデータであるか否かを判定
する(ステップS46)。資源確保指示部25からのデータ
でなければ最初に戻る。資源確保指示部25からのデータ
であれば、転送先情報読出部23は、受信したデータを宛
先変更部22にデータを送信して(ステップS47及び図3
)、最初に戻る。
【0062】図7は、本発明の実施例(1)の資源確保指
示部24の動作を示したフローチャートである。資源確保
指示部25は、転送先情報読出部23からデータを受信した
か否かを判定する(ステップS51)。受信していなけれ
ば最初に戻り、受信待ち状態となる。次に、転送先情報
読出部23が読み出した転送先端末が複数あるか否かを判
定する(ステップS52)。
【0063】複数端末データベース24は、或る宛先端末
について複数の転送先端末がある場合は、その複数の転
送先端末の間で予め所定の優先順位を記憶しておく。ス
テップS52で複数の転送先端末があると判定された場
合、資源確保指示部25は、予め記憶された優先順位に従
って、或る1つの転送先端末について資源確保部27に資
源確保できるか否かの確認指示を送信し、結果を待つ
(ステップS53及び図3)。
【0064】資源確保部27から確認指示に対する応答を
受信した場合、資源確保指示部25は、その応答結果に基
づき資源確保の可否を判定する(ステップS54)。資源
確保可能との判定結果であれば、資源確保指示部25は、
転送先端末の中から資源確保された端末を選択し、宛先
端末(例えばサーバ12)を選択した転送先端末(例えば
ミラーサーバ13)に書き換えるよう指示するための変更
指示情報を作成する(ステップS55)。
【0065】資源確保不可との判定結果であれば、資源
確保指示部25は、転送先端末で資源確保の可否を確認し
ていない端末の有無を判定し(ステップS56)、資源確
保の可否を確認していない端末がある場合には次の優先
順位に基づいて資源確保の可否を確認すべくステップS5
3に戻る。
【0066】例えば、最初にサーバ12に資源確保の可否
を確認してLSR15から資源確保不可との拒否応答を資源
確保部26を介して受けた場合、資源確保指示部25は、ス
テップS54で資源確保できなかったと判定し、次の転送
先端末であるミラーサーバ13に資源確保可否の確認を行
う。
【0067】そしてミラーサーバ13から資源確保可能と
の応答を得た場合に、資源確保指示部25は、ステップS5
4で資源確保できたと判定し、ミラーサーバ13を選択す
る。ステップS56で全ての転送先端末について資源確保
の可否を確認したと判定された場合、全ての転送先端末
について資源確保できないとの応答を受けた訳であるか
ら、資源確保指示部25は、通信不可である旨の情報を作
成する(ステップS57)。
【0068】ステップS55又はステップS57でそれぞれ変
更指示情報又は通信不可情報を作成した場合には、資源
確保指示部25は、作成した各情報を転送先情報読出部23
に対する応答として送信する(ステップS58及び図3
)。送信したら最初に戻る。ステップS52で転送先端
末が1つであると判定された場合、資源確保指示部25
は、資源確保部27に資源確保できるか否かの確認指示を
送信し、結果を待つ(ステップS59及び図3)。
【0069】資源確保部27から確認指示に対する応答を
受信した場合、ステップS54と同様、資源確保指示部25
は、応答結果に基づき資源確保の可否を判定し(ステッ
プS60)、判定結果に応じてステップS55又はステップS5
7に進み、上述の通り通信不可情報の作成及び送信を行
う。
【0070】図8は、本発明の実施例(1)の資源確保部
27の動作を示したフローチャートである。なお、この図
8も、後述する実施例(2)及び(3)において同様に適
用される。資源確保部27は、データを受信したか否かを
判定する(ステップS61)。受信していなければ最初に
戻り、受信待ち状態となる。
【0071】次に、資源確保部27は、受信したデータが
資源確保要求か否かを判定する(ステップS62)。資源
確保要求の場合、資源確保部27は、LSR14自身の通信資
源を確保できるか否かを判定する(ステップS63)。資
源確保不可と判定された場合は、その時点で他のLSRに
おける通信資源確保の可否を判定するまでもなく通信資
源が確保できないのであるから、資源確保部27は、資源
確保不可との情報を作成し、資源確保指示部25に送信す
る(ステップS64)ステップS63で資源確保可能と判定さ
れた場合、資源確保部27はLSR14の通信資源を確保する
(ステップS65)。そして、資源確保指示部25で選択さ
れた転送先端末への資源確保を指示する情報、及び資源
確保の可否情報を作成する(ステップS66)。
【0072】ステップS62で資源確保要求でないと判定
された場合、資源確保部27は、資源解放要求であるか否
かを判定する(ステップS67)。資源解放要求であると
判定された場合、資源確保部27はLSR14の通信資源を解
放する(ステップS68)。そして通信経路上で次の位置
となるLSRへの通信資源の解放を指示する情報を作成す
る(ステップS69)。ステップS66又はステップS69で情
報が作成された後、資源確保部27は、作成された情報を
送信部28に送信する(ステップS70)。
【0073】ステップS67で資源解放要求でないと判定
された場合、資源確保部27は、資源確保に対する結果応
答であるか否かを判定する(ステップS71)。資源確保
に対する結果応答の場合、結果応答を資源確保指示部25
に転送し(ステップS72)、最初に戻る。資源確保に対
する結果応答でない場合、特に処理することなく最初に
戻る。
【0074】図9は、全実施例におけるユーザ端末11、
サーバ12、及びミラーサーバ13に共通な構成例を示した
図である。受信部31はデータ及び信号の受信を行い、送
信部32はデータ及び信号の送信を行う。図10は、図9に
示す受信部31の動作を示したフローチャートである。
【0075】受信部31はデータ受信の有無を判定し(ス
テップS81)、データ受信がないと判定された場合は、
最初に戻る。データ受信があったと判定された場合は、
受信部31は受信したデータについて所定の処理を行い
(ステップS82)、データを送信部32に送信する(ステッ
プS83)。
【0076】図11は、図9に示す送信部32の動作を示し
たフローチャートである。なお図11は、ユーザ端末11、
サーバ12、及びミラーサーバ13だけでなく、LSR14〜17
にも適用される。送信部32は送信すべきデータの受信の
有無を判定し(ステップS84)、送信すべきデータの受信
がないと判定された場合は最初に戻る。送信すべきデー
タの受信があったと判定された場合は、受信したデータ
を宛先となるサーバ等に送信する(ステップS85)。
【0077】図12は、実施例(1)に用いるLSR15〜17の
一般的な構成例を示した図である。なお、この図12も、
後述する実施例(2)〜(4)で用いられるLSRに同様に
適用される。受信部33はデータ及び信号の受信を行い、
送信部34はデータ及び信号の送信を行う。資源確保部35
は(1)通信資源の確保、(2)資源確保結果の返答、及
び(3)資源確保指示の転送を行う。
【0078】例えば、LSR15がLSR14から資源確保指示を
受けた場合、LSR15の資源確保部35は、(1)LSR15自身
について資源確保を行い、(2)資源確保できた旨の結
果をLSR14に応答し、そして、(3)次のLSR16に資源確
保指示を転送する。そして資源確保指示を受けたLSR16
は同様の処理を実行することで、ネットワークNW中の資
源確保が行われる。
【0079】図13は、受信部33の動作を示したフローチ
ャートである。なお、送信部34の動作は図11に示した通
りである。受信部33は、データの受信の有無を判定し
(ステップS91)、データの受信がないと判定された場
合、最初に戻る。データの受信があったと判定された場
合、受信部33は、受信したデータが資源確保に関するデ
ータであるか否かを判定する(ステップS92)。
【0080】資源確保に関するデータであると判定され
た場合は、受信したデータを資源確保部35に送信し(ス
テップS93)、最初に戻る。資源確保に関するデータで
はないと判定された場合、通常のデータの受信であるか
ら、受信部33はデータの送信先を決定し(ステップS9
4)、送信部34にデータを送信し(ステップS95)、最初
に戻る。
【0081】図14は、資源確保部35の動作を示したフロ
ーチャートである。資源確保部35は、データの受信の有
無を判定し(ステップS101)、データの受信がないと判
定された場合、最初に戻る。データを受信したと判定さ
れた場合、受信したデータが資源確保要求であるか否か
を判定する(ステップS102)。
【0082】資源確保要求であると判定された場合、資
源確保部35は、資源確保部35のあるLSRにおいて資源確
保が可能であるか否かを判定する(ステップS103)。例
えばLSR14からの資源確保要求があったとき、LSR15の資
源確保部35は、LSR15において資源確保ができるか否か
を判定する。
【0083】資源確保不可と判定された場合、資源確保
部35は、資源確保に対する拒否の結果応答をデータの送
信元端末に対して送り返す応答情報を作成する(ステッ
プS104)。例えばLSR14からの資源確保指示に対する応
答の場合は、LSR14が応答情報を作成すべきデータの送
信元となる。
【0084】ステップS103で資源確保可能と判定された
場合、資源確保部35は、資源確保部35のあるLSRにおい
て資源確保を行う(ステップS105)。そして、資源確保
部35は、資源確保指示の情報を次のLSRに転送するよう
書き換える(ステップS106)。例えばLSR15における処
理の場合、次に転送されるのはLSR16なので、LSR16に転
送すべく資源確保指示情報を書き換える。
【0085】ステップS102で資源確保要求でないと判定
された場合、資源確保部は受信したデータが資源解放要
求であるか否かを判定する(ステップS107)。資源解放
要求であると判定された場合、資源確保部35は、資源確
保部35のあるLSRについて資源解放を行い(ステップS10
8)、次のLSRに転送すべく資源解放要求を書き換える
(ステップS106)。
【0086】ステップS107で資源解放要求でないと判
定された場合、資源確保部35は、受信したデータが資源
確保に対する結果応答であるか否かを判定する(ステッ
プS109)。資源確保に対する結果応答であると判定され
た場合、資源確保部35は、次のLSRに転送すべく結果応
答を書き換える(ステップS106)。例えばLSR15におけ
る処理の場合、次に結果応答を転送するのはLSR14なの
で、LSR14に転送すべく結果応答を書き換える。
【0087】ステップS109で資源確保に対する結果応答
でないと判定された場合、又はステップS106で転送先へ
送信すべき情報が作成された場合は、資源確保部35は、
受信したデータ又は作成されたデータを送信部34に送信
し(ステップS110)、最初に戻る。
【0088】実施例(2):図15−16 図15は、本発明に係るデータ転送装置の実施例(2)が
適用されるネットワークの一構成例を示した図である。
なお、この図15は、後述する実施例(3)においても同
様に適用される。このネットワークNWは、実施例(1)
と同様の構成であるユーザ端末11、サーバ12、ミラーサ
ーバ13、及びLSR14の他、LSR51及びLSR52により構成さ
れている。
【0089】ユーザ端末11がサーバ12に所定品質での通
信サービスを要求した場合に、LSR14が資源確保の要求
をサーバ12及びミラーサーバ13に向けて送信し、ミラー
サーバ13に接続されたLSR52から最先に資源確保可能と
の応答を得て、ユーザ端末11がミラーサーバ13により通
信サービスを受ける場合を想定する。このような場合の
ネットワークNW上における、データ転送手順は以下の通
りとなる。
【0090】まず、ユーザ端末11は要求REQ11をLSR14に
送信する。LSR14は、サーバ12及びミラーサーバ13に向
けて通信資源確保の可否を確認要求するため、要求REQ1
2を送る。ここで、LSR51及びLSR52から要求REQ12に対す
る応答RES13及び応答RES14が返されるが、応答RES13
は、応答RES14よりも先にLSR14で受信され、資源確保可
能の応答であると想定する。この場合、LSR14はサーバ1
3に対して最先に通信資源が確保できたと判定して、デ
ータDAT15の送受信を行う。
【0091】上記の実施例(1)で触れた様に、実施例
(2)におけるLSR14の構成は、図2に示した通りのもの
であり、その受信部21の動作は図4に、宛先変更部22の
動作は図5に、転送先情報部23の動作は図6に、そして資
源確保部26の動作は図8に、それぞれ示した通りのもの
である。
【0092】また、ユーザ端末11、サーバ12、及びミラ
ーサーバ13の構成は図9に、受信部31の動作は図10に、
送信部32の動作は図11に示した通りであり、そして一般
的なLSRの構成及び動作は図12及び図13に示した通りで
ある。本実施例(2)では、資源確保指示部25の動作の
みが実施例(1)と異なるので、これについて図16を用
いて説明する。
【0093】まず資源確保指示部25は、既に送信された
資源確保指示に対する結果待ちの状態であるか否かを判
定し、結果待ちであると判定された場合は後述するステ
ップS125に進む(ステップS121)。結果待ちでないと判
定された場合は、資源確保指示部25は、転送先情報読出
部23からデータを受信したか否かを判定し(ステップS1
22)、受信していないと判定された場合、最初に戻る。
【0094】転送先情報読出部23からデータを受信した
と判定された場合、資源確保指示部25は、受信したデー
タに基づき、転送先端末が複数あるか否かを判定し(ス
テップS123)。転送先端末が複数あると判定された場
合、資源確保指示部25は、転送先端末全てに対して資源
確保するよう、資源確保部26に指示する(ステップS12
4)。
【0095】次に、資源確保指示部25は、送信された資
源確保指示に対する資源確保部26からの結果を待ち(ス
テップS125)、資源確保済みの応答を受信したか否かを
判定する(ステップS126)。資源確保済みの応答を受信
したと判定された場合、資源確保指示部25は、受信した
応答が最初の資源確保済みの応答であるか否かを判定す
る(ステップS127)。これは、最初に資源確保可能との
応答を得た転送先端末を選択するためである。
【0096】例えば、最初にステップS124で資源確保指
示部25は、サーバ12とミラーサーバ13に同時に資源確保
指示を送信し、ミラーサーバ13から最先に資源確保可能
の応答を得た場合、ステップS126で資源確保済み応答で
あると判定し、ステップS127で最初の資源確保済み応答
であると判定する。
【0097】そして後に、資源確保指示部25は、サーバ
12から資源確保済み応答を得た場合であってもステップ
S127で最初の資源確保指示応答ではないと判定する。ス
テップS127で最初の資源確保済み応答であると判定され
なかった場合、資源確保指示部25は、実行済みの資源確
保に対して資源解放させるべく、資源確保部26に通知し
(ステップS128)、ステップS125に戻る。
【0098】最初の資源確保済み応答であると判定され
た場合、資源確保指示部25は、データ中の宛先端末を、
資源確保済みの転送先端末へと書き換える旨の変更指示
情報を作成する(ステップS129)。ステップS126で資源
確保済みの応答を受信しなかったと判定された場合、資
源確保指示部25は、全ての資源確保指示に対して応答を
受信したか否かを判定し(ステップS130)、受信してい
ないと判定された場合は、全ての資源確保指示に対して
応答を得るべく、ステップS125に戻る。
【0099】全ての資源確保指示に対して応答を受信し
た場合は、資源確保指示部25は、受信した応答全てが資
源確保の要求に対する拒否応答であるか否かを判定する
(ステップS131)。全てが拒否応答ではないと判定され
た場合は、資源確保された転送先端末及び資源確保でき
なかった転送先端末の全てに対して処理が終わったこと
になるので、最初に戻る。
【0100】受信した応答全てが拒否応答であると判定
された場合は、全ての転送先端末に対して資源確保がで
きなかったということになるので、資源確保指示部25
は、通信不可情報を作成する(ステップS132)。そし
て、ステップS129及びステップS133でそれぞれ情報が作
成されたら、作成された情報を転送先情報読出部133に
送信し(ステップS133)、最初に戻る。
【0101】実施例(3):図17 本発明の実施例(3)におけるネットワークの構成は実
施例(2)と同様に図15が適用される。実施例(1)と同
様に、実施例(3)におけるLSR14の構成は図2に、受信
部21の動作は図4に、宛先変更部22の動作は図5に、転送
先情報部23の動作は図6に、そして、資源確保部26の動
作は図8に示した通りである。
【0102】また、ユーザ端末11、サーバ12及びミラー
サーバ13の構成は図9に、受信部31の動作は図10に、送
信部32の動作は図11に示す通りであり、そして一般的な
LSRの構成及び動作は図12及び図13に示した通りであ
る。本実施例(3)では、資源確保指示部25の動作のみ
が実施例(1)と異なるので、これについて図17を用い
て説明する。
【0103】まず、実施例(2)を示すステップS122〜S
125に対応したステップS141〜S144を実行する。次に、
資源確保指示部25は、全ての資源確保指示に対して応答
を受信したか否かを判定し(ステップS145)、受信して
いないと判定された場合は、全ての資源確保指示に対し
て応答を得るべく、ステップS144に戻る。
【0104】全ての資源確保指示に対して応答を受信し
た場合は、資源確保指示部25は、受信した応答全てが資
源確保要求に対する拒否応答であるか否かを判定する
(ステップS146)。全てが拒否応答ではないと判定され
た場合、すなわち資源確保された転送先端末がある場合
は、資源確保指示部25は、資源確保された転送先端末の
中から所定の優先順位に基づいて1つの転送先端末を選
択する(ステップS147)。
【0105】そして、資源確保指示部25は、選択されな
かった全ての転送先端末に対して、資源確保を続ける必
要がなくなるので、資源解放の指示を資源確保部26に送
信する(ステップS148)。次に、資源確保指示部25は、
データ中の宛先端末を選択した転送先端末に書き換える
旨の変更指示情報を作成する(ステップS149)。
【0106】ステップS146で受信した応答全てが拒否応
答であると判定された場合は、全ての転送先端末に対し
て資源確保ができなかったということになるので、資源
確保指示部25は、通信不可情報を作成する(ステップS1
50)。
【0107】そして、ステップS149及びステップS150で
それぞれ情報が作成されたら、作成された情報を転送先
情報読出部133に送信し(ステップS151)、最初に戻
る。実施例(4):図18−22 図18は、本発明に係るデータ転送装置の実施例(4)が
適用されるネットワークの一構成例を示した図である。
このネットワークNWは、ユーザ端末11、サーバ12、LSR1
4、及びLSR53により構成されている。
【0108】本実施例(4)では実施例(1)〜(3)の
手順で転送先端末から1つのデータ送信先が選択されて
データDAT16の送受信が行われた後に、データDAT16の送
受信量がなくなった場合、又は一定値以下になった場
合、LSR14が資源解放要求REQ17を送信することにより通
信資源の解放を行う。
【0109】図19は本発明の実施例(4)に係るLSR14の
構成例を示した図であり、図2に示す各構成に、サービ
ス監視部61及び入出力部62を付加した構成となってい
る。以下、この構成例の動作を説明する。サービス監視
部61は、データの送受信量を監視し、その監視結果を資
源確保指示部25又は入出力部62に送信する。入出力部62
は、複数端末データベース24に登録されている転送先端
末の情報の表示、変更、及びサービス監視部61から受信
したデータ送受信量の表示を行う。
【0110】上記の実施例(1)で触れた様に、実施例
(4)におけるLSR14の構成は、図2に示した通りのもの
であり、その受信部21の動作は図4に、宛先変更部22の
動作は図5に、転送先情報部23の動作は図6に、そして資
源確保部26の動作はそれぞれ図8に示した通りのもので
ある。
【0111】また、ユーザ端末11、サーバ12、及びミラ
ーサーバ13の構成は図9に、受信部31の動作は図10に、
送信部32の動作は図11に示した通りであり、そして一般
的なLSRの構成及び動作は図12及び図13に示す通りであ
る。本実施例(4)では、資源確保指示部25、サービス
監視部61、及び入出力部62の動作がそれぞれ実施例
(1)と異なるので、これについて図20〜23を用いて説
明する。
【0112】図20は、本実施例(4)の資源確保指示部2
5の動作を示したフローチャートである。まず資源確保
指示部25は、転送先情報読出部23からデータを受信した
か否かを判定し(ステップS161)、データを受信してい
ると判定された場合は実施例(1)〜(3)の図7、図1
6、及び図17に示される資源確保部26への資源確保指示
動作を実行する(ステップS162)。
【0113】資源確保指示部25は、資源確保指示動作に
対して資源確保が行われたか否かを判定し(ステップS1
63)、資源確保が行われたと判定された場合、資源確保
を行った転送先端末の情報をサービス監視部61に通知し
て(ステップS164)、最初に戻る。ステップS163で資源
確保が行われていないと判定された場合は、特に処理を
行うことなく最初に戻る。
【0114】ステップS161でデータを受信していないと
判定された場合、資源確保指示部25はサービス監視部61
から資源解放通知を受信したか否かを判定し(ステップ
S165)、受信していないと判定された場合は最初に戻
る。資源解放通知を受信したと判定された場合、資源確
保指示部25は、資源確保部26に資源解放を指示し(ステ
ップS166)、最初に戻る。
【0115】図21は、本実施例(4)のサービス監視部6
1の動作を示したフローチャートである。まずサービス
監視部61は、資源確保指示部25から資源確保指示があっ
たか否かを判定し(ステップS171)、該指示があったと
判定された場合、指示に基づき伝送媒体上を流れるデー
タ量を監視する(ステップS172)。
【0116】そしてサービス監視部61は、伝送媒体上を
データが流れているか否かを判定し(ステップS173)、
データが流れていないと判定された場合はステップS172
に戻る。データが流れていると判定された場合は、サー
ビス監視部61は、資源確保指示部25に資源解放通知を送
信して最初に戻る(ステップS174)。
【0117】ステップS171で資源確保指示部25から該指
示がないと判定された場合、資源確保指示部25は、入出
力部62からデータを受信したか否かを判定する(ステッ
プS175)。入出力部62からデータを受信したと判定され
た場合、資源確保指示部25は、監視しているデータ量を
入出力部62に送信して最初に戻り、データを受信してい
ないと判定された場合、処理することなく最初に戻る
(ステップS176)。
【0118】図22は、本実施例(4)の入出力部62の動
作を示したフローチャートである。まず入出力部62は、
外部から命令を受信したか否かを判定し(ステップS18
1)、受信していないと判定された場合は最初に戻る。
受信したと判定された場合、入出力部62は、受信した命
令が表示命令か否かを判定する(ステップS182)。
【0119】表示命令であると判定された場合、入出力
部62は、サービス監視部61にデータ量の情報の要求を送
信し、その応答としてサービス監視部62が監視している
データ量の情報を取得する(ステップS183)。そして入
出力部62は、複数端末データベース24上の転送先端末の
情報を読み出し(ステップS184)、取得した情報及び読
み出した情報を、画面上に表示して情報の要求先に対し
て送信し(ステップS185)、最初に戻る。
【0120】ステップS182で表示命令でないと判定され
た場合、入出力部62は、受信した命令が複数端末データ
ベース24に対する書換命令か否かを判定し(ステップS1
86)。書換命令でないと判定された場合、特に処理する
ことなく最初に戻る。書換命令であると判定された場
合、入出力部62は、書換命令に従って複数端末データベ
ース24の転送先端末に関するデータを書き換えて(ステ
ップS187)、最初に戻る。
【0121】(付記1)送信元端末から受信した宛先端
末との通信品質の要求に基づいて該宛先端末に対応した
転送先端末の情報を読み出す転送先情報読出部と、該転
送先端末への、該品質による通信のための通信資源の確
保を指示する資源確保指示部と、該資源確保指示部の指
示に基づき該転送先端末への通信資源を確保できたか否
かを判定して、その判定結果を該資源確保指示部に返答
する資源確保部と、宛先変更部とを備え、該資源確保指
示部は、該資源確保部が該転送先端末との通信資源を確
保できたと判定したとき、該宛先端末を該通信資源を確
保できた転送先端末に変更するよう該宛先変更部に指示
することを特徴としたデータ転送装置。
【0122】(付記2)付記1において、該転送先情報
読出部は、該転送先端末のアドレスを保持する転送先情
報保持部を備えることを特徴としたデータ転送装置。
(付記3)付記1において、該通信資源は、通信の帯域
であることを特徴とするデータ転送装置。
【0123】(付記4)付記1において、該転送先端末
は、該宛先端末を含むことを特徴とするデータ転送装
置。 (付記5)付記1から4のいずれか1つにおいて、該資源
確保指示部は、該転送先端末が複数存在する場合、その
内の1つについて通信資源の確保を該資源確保部に指示
し、該資源確保部が該1つの転送先端末との通信資源が
確保できたときに、該宛先変更部には該宛先端末の変更
を指示し、通信資源が確保できなかったときは、該転送
先端末の内の他の1つについて通信資源の確保を指示す
ることを特徴とするデータ転送装置。
【0124】(付記6)付記1から4のいずれかに1つに
おいて、該資源確保指示部は、該転送先端末の各々につ
いて通信資源の確保を一斉に該資源確保部に指示し、該
資源確保部が最先に通信資源を確保した転送先端末に該
宛先端末を変更するよう、該宛先変更部に指示すること
を特徴とするデータ転送装置。
【0125】(付記7)付記1から4のいずれかに1つに
おいて、該資源確保指示部は、該転送先端末の各々につ
いて通信資源の確保を一斉に該資源確保部に指示し、該
資源確保部が、通信資源を確保した転送先端末の中から
所定の優先順位に従って1つの転送先端末を選択し、該
宛先変更部に、該宛先端末を該選択された転送先端末に
変更するよう指示することを特徴とするデータ転送装
置。
【0126】(付記8)付記3又は4において、該資源確
保指示部は、該宛先端末を変更する転送先端末を除く転
送先端末について、該資源確保部に通信資源の解放を指
示することを特徴とするデータ転送装置。
【0127】(付記9)付記1、6又は7において、該資
源確保部が通信資源の確保を行う転送先端末との間のデ
ータ量を監視するサービス監視部を更に備え、該資源確
保指示部は、該データ量が所定未満となる転送先端末に
ついて、該資源確保部に通信資源の解放を指示すること
を特徴とするデータ転送装置。
【0128】(付記10)付記2において、該転送先情
報保持部に保持されている転送先端末のアドレスを、外
部入力に基づいて変更するアドレス管理部を更に備えた
ことを特徴とするデータ転送装置。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデー
タ転送装置によれば、所定品質による通信を行うに当た
り、通信資源が確保できた転送先端末にデータを送信す
ることができる。例えば或るサーバによる所定品質の通
信サービスの利用に対し、通信資源の確保状態に応じて
ミラーサーバ等を選択することができる。
【0130】これにより、ミラーサーバ等を選択した後
に所定品質の通信サービスを利用できないという事態を
回避することができ、特にネットワークやサーバの状態
が動的に変化する場合にも通信品質を保証する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ転送装置の実施例(1)が適
用されるネットワークの構成例を示した概略図である。
【図2】本発明に係るデータ転送装置の実施例(1)〜
(3)の構成の一実施例を示したブロック図である。
【図3】本発明に係るデータ転送装置のデータの流れを
示したブロック図である。
【図4】本発明に係るデータ転送装置の全実施例で用い
る受信部の動作実施例を示したフローチャート図であ
る。
【図5】本発明に係るデータ転送装置の全実施例で用い
る宛先変更部の動作実施例を示したフローチャート図で
ある。
【図6】本発明に係るデータ転送装置の全実施例で用い
る転送先情報読出部の動作実施例を示したフローチャー
ト図である。
【図7】本発明に係るデータ転送装置の実施例(1)で用
いる資源確保指示部の動作実施例を示したフローチャー
ト図である。
【図8】本発明に係るデータ転送装置の全実施例で用い
る資源確保部の動作実施例を示したフローチャート図で
ある。
【図9】一般的なユーザ端末及びサーバの構成の一実施
例を示したブロック図である。
【図10】一般的なユーザ端末及びサーバの受信部の動作
実施例を示したフローチャート図である。
【図11】一般的なLSR、ユーザ端末及びサーバの送信部
の動作実施例を示したフローチャート図である。
【図12】一般的なLSRの構成を示したブロック図であ
る。
【図13】一般的なLSRにおける受信部の動作実施例を示
したフローチャート図である。
【図14】一般的なLSRにおける資源確保部の動作実施例
を示したフローチャート図である。
【図15】本発明に係るデータ転送装置の実施例(2)及
び(3)が適用されるネットワークの構成例を示した概
略図である。
【図16】本発明に係るデータ転送装置の実施例(2)で
用いる資源確保指示部の動作実施例を示したフローチャ
ート図である。
【図17】本発明に係るデータ転送装置の実施例(3)で
用いる資源確保指示部の動作実施例を示したフローチャ
ート図である。
【図18】本発明に係るデータ転送装置の実施例(4)で
用いる適用されるネットワークの構成例を示した概略図
である。
【図19】本発明に係るデータ転送装置の実施例(4)の
構成の一実施例を示したブロック図である。
【図20】本発明に係るデータ転送装置の実施例(4)で
用いる資源確保指示部の動作実施例を示したフローチャ
ート図である。
【図21】本発明に係るデータ転送装置の実施例(4)で
用いるサービス監視部の動作実施例を示したフローチャ
ート図である。
【図22】本発明に係るデータ転送装置の実施例(4)で
用いる入出力部の動作実施例を示したフローチャート図
である。
【図23】従来の負荷分散装置が適用されるネットワーク
の一例を示した概略図である。
【図24】従来の負荷分散装置のIPアドレス書換手順を示
した概略図である。
【図25】従来の負荷分散装置が適用されるネットワーク
の他の例を示した概略図である。
【図26】従来の通信資源確保機能を有するデータ転送装
置の例を示したブロック図である。
【図27】従来技術の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
11 ユーザ端末 12 サーバ 13 ミラーサーバ 14 LSR 15 LSR 16 LSR 17 LSR 21 受信部 22 宛先変更部 23 転送先情
報読出部 24 複数端末データベース 25 資源確保
指示部 26 資源確保部 27 転送先選
択部 28 送信部 31 受信部
(サーバ及びユーザ端末) 32 送信部(サーバ及びユーザ端末) 33 受信部
(LSR) 34 送信部(LSR) 35 資源確保
部(LSR) 51 LSR 52 LSR 54 LSR 61 サービス
監視部 62 入出力部 101 ユーザ
端末 102 負荷分散装置 103 サーバ 104 ミラーサーバ 111 DNSサー
バ 112 拡張DNSサーバ 121 データ
送信装置 122 データ受信装置 123 ルータ 124 ルータ 125 ルータ 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA13 HA08 HD10 KA04 KX23 LB09 MB09 MB16 MD07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信元端末から受信した宛先端末との通信
    品質の要求に基づいて該宛先端末に対応した転送先端末
    の情報を読み出す転送先情報読出部と、 該転送先端末への、該品質による通信のための通信資源
    の確保を指示する資源確保指示部と、 該資源確保指示部の指示に基づき該転送先端末への通信
    資源を確保できたか否かを判定して、その判定結果を該
    資源確保指示部に返答する資源確保部と、 宛先変更部とを備え、 該資源確保指示部は、該資源確保部が該転送先端末との
    通信資源を確保できたと判定したとき、該宛先端末を該
    通信資源を確保できた転送先端末に変更するよう該宛先
    変更部に指示することを特徴としたデータ転送装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該資源確保指示部は、該転送先端末が複数存在する場
    合、その内の1つについて通信資源の確保を該資源確保
    部に指示し、該資源確保部が該1つの転送先端末との通
    信資源が確保できたときに、該宛先変更部には該宛先端
    末の変更を指示し、通信資源が確保できなかったとき
    は、該転送先端末の内の他の1つについて通信資源の確
    保を指示することを特徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 該資源確保指示部は、該転送先端末の各々について通信
    資源の確保を一斉に該資源確保部に指示し、該資源確保
    部が最先に通信資源を確保した転送先端末に該宛先端末
    を変更するよう、該宛先変更部に指示することを特徴と
    するデータ転送装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 該資源確保指示部は、該転送先端末の各々について通信
    資源の確保を一斉に該資源確保部に指示し、該資源確保
    部が、通信資源を確保した転送先端末の中から所定の優
    先順位に従って1つの転送先端末を選択し、該宛先変更
    部に、該宛先端末を該選択された転送先端末に変更する
    よう指示することを特徴とするデータ転送装置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4において、 該資源確保指示部は、該宛先端末を変更する転送先端末
    を除く転送先端末について、該資源確保部に通信資源の
    解放を指示することを特徴とするデータ転送装置。
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