JP2003143159A - 無線通信装置および無線通信方式 - Google Patents

無線通信装置および無線通信方式

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JP2003143159A
JP2003143159A JP2001341680A JP2001341680A JP2003143159A JP 2003143159 A JP2003143159 A JP 2003143159A JP 2001341680 A JP2001341680 A JP 2001341680A JP 2001341680 A JP2001341680 A JP 2001341680A JP 2003143159 A JP2003143159 A JP 2003143159A
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transmission buffer
transmission
wireless communication
communication device
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Application number
JP2001341680A
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Inventor
Hirokazu Kobayashi
広和 小林
Makoto Funabiki
誠 船引
Taisuke Matsumoto
泰輔 松本
Yoshinori Watanabe
善規 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非同期データ伝送と等時性データ転送を行う
ことができる無線通信において、等時性データのアクセ
ス試行を優先的に行うことで等時性データの転送遅延を
削減する。 【解決手段】 無線通信装置に対して優先送信バッファ
101、と通常送信バッファ102と、送信バッファ切
替部104、とを設け、優先送信バッファ101にデー
タが存在している場合には、非同期データに適したアク
セス期間においても、優先送信バッファ101内のデー
タに対するアクセス試行を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線端末間
でデータを通信するデータ通信装置に関し、さらに詳し
くは、ある無線端末の送信データを中継する機能を有
し、中継するデータの性質により中継データに対し優先
権を与えることのできる無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の端末から構成されるパケッ
ト型の無線ローカルエリアネットワークに関して、代表
的なものにIEEE Std 802.11−1997で
記載されているデータ伝送方式がある。本方式はデータ
を送信する端末は一定期間無線媒体が未使用であるか否
かを判断し、未使用である場合に信号を送出することが
できるというCSMA/CA(キャリアセンスマルチプ
ルアクセスウィズコリージョンアボイダンス)方式を用
いており、ファイル転送や電子メールなどの非同期デー
タ通信に適しているアクセス方式である。
【0003】図13はIEEE802.11で用いられ
ているCSMA/CAによるアクセスを示したものであ
る。送信データを所有している無線通信装置は、DIF
S(Distributed Interframe
Space)と呼ばれる期間だけ無線媒体が未使用であ
る事を、信号の有無を監視することにより確認したら、
ランダムスロット分だけ待つ。この間においても信号が
無線媒体中に現れなければ、送信権を獲得したものとし
てデータを送信する。これをフィジカルキャリアセンス
という。この送信データがただ1つの特定の無線通信装
置宛である場合は、受信無線装置はデータの受信後SI
FS(Short Interframe Spac
e)というDIFSよりも短い時間間隔でACK(Ac
knowledgement)という送達確認信号を直
ちに送信データの送信局に対して送信する。これがIE
EE802.11における基本的なデータ転送シーケン
スであり、DCF(Destribution Coo
rdination Function)と呼ばれる機
能を用いて実現している。
【0004】この方式でアクセスを行う期間をCP(C
ontention Period)という。本アクセ
スはイーサネット(登録商標)で使用されているCSM
A/CD方式と親和性が高く、電子メールやファイル転
送などの、リアルタイム性を強く要求しない非同期デー
タの転送に適している。
【0005】また、IEEE802.11では、PCF
(Point Coordination Funct
ion)機能を所有する端末に対してPC(Point
Coordinator)と呼ばれる端末を用いて、
他の無線端末の通信機会を制御する転送シーケンスをオ
プションで設けており、これを図14に示す。PCは、
一つのPCF機能所有端末(以下、PCF端末とす
る。)に対し、データの送信権を与えるポーリングフレ
ームを送信する。
【0006】ポーリングフレームを受信したPCF端末
は、送信するデータがある場合は、ポーリングフレーム
受信後SIFS間隔後にポーリングフレームに対するA
CKとデータをPCに対して送信する。このとき、デー
タの最終宛先はPCである必要はなく、一旦PCにおい
て受信され、後に中継されることになる。送信データが
ない場合は、ポーリングフレームに対するACKのみを
PCに対して送信する。PCは、直前に送信したポーリ
ングフレーム宛先端末からのACK(データを含む場合
もある)を受信後、SIFS間隔後に次のPCF端末へ
ポーリングフレームを送信する。
【0007】このとき、PCは以前受信した中継データ
をポーリングに付加して送信する、つまり、(ポーリン
グ+データ)フレームとして送信することが可能であ
る。本方式は、一定の周期で実行され、ポーリングフレ
ームの宛先端末のみがデータの送信権を与えられるた
め、無線媒体へのアクセスに衝突が発生することなく、
データの転送遅延をある程度見積もることができるた
め、リアルタイムでの通信を必要とする音声データや、
映像データといった等時性データに対して適している。
この方式でアクセスを行う期間をCFP(Conten
tion FreePeriod)という。
【0008】IEEE802.11では、PCFによる
アクセスを採用する場合、DCFによるアクセスとPC
Fによるアクセスを交互に繰り返し実行する。ただし、
PCF区間においても、PCF機能を有しない端末に対
し、PCからの中継データを送信することは可能となっ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】無線端末では、データ
が発生した後、所定のアクセス方式により送信権が与え
られ、実際の送信が可能になるまで送信バッファにデー
タを格納している。本来送信優先度の高い等時性データ
を優先に送信行うためには、送信バッファから取り出す
までに、送信するデータの格納ポインタを、また、どの
アクセス方式で送信試行を行えばよいかを判断するため
に、格納されているデータの種別をMACレイヤに対し
て示す、格納されているデータの性質をといった方式を
とる。このとき、上位レイヤとの間で制御コマンドを送
るなど複雑な処理が生じるといった課題がある。
【0010】そこで本発明は前記の問題点を解決するた
めのもので、等時性データ用の送信バッファと、非同期
データ用の送信バッファをそれぞれ設けるように無線端
末を構成し、等時性データ用送信バッファ内にデータが
存在する場合にはそのデータを優先的に中継することで
リアルタイム生を要求しているデータの転送遅延を軽減
することを目的とする。
【0011】また、IEEE802.11では、ネット
ワークを構築する際に、アクセスポイント(以下APと
する。)と呼ばれる局を設け、他の無線端末がアクセス
ポイントに従属するという形態をもつ。APに従属した
無線端末は、送信データは一旦アクセスポイントに対し
て送信し、APにおいて中継転送される。前述のPC
は、一般的にAPに対し実装する。したがって、APの
存在するネットワークでは、前述のDCFにて送信され
るデータ、PCFにて送信されるデータ、それぞれがA
Pから中継されることになり、DCFにおいて送信され
たデータの中継がPCF区間において行われる場合が発
生し、本来、一定遅延でのデータ転送が完結するPCF
におけるデータ転送を妨げるという課題がある。
【0012】そこで、本発明は前記の問題点を解決する
ためのもので、APにおいてDCFにおけるデータ中継
用の送信バッファと、PCFにおけるデータ中継用の送
信バッファをそれぞれ設けるようにAPを構成し、PC
Fバッファ内にデータが存在する場合にはPCFバッフ
ァ内のデータを優先的に中継することでリアルタイム生
を要求しているデータの転送遅延を軽減することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題を解決す
るために本発明は、無線通信装置の送信バッファを複数
個設け、低遅延でのデータ転送を要求している等時性デ
ータが発生した場合には、等時性データ用の送信バッフ
ァへ格納し、低遅延でのデータ転送を要求しない非同期
データが発生した場合には、非同期データ用の送信バッ
ファへ格納するように構成したものである。
【0014】これにより、性質の異なるデータを扱うこ
とができる無線通信装置において、複雑な処理を行うこ
となく、アクセス方式に適したデータの転送を行うこと
が可能となり、等時性データの転送遅延が大幅に減少す
るという大きな効果が得られる。
【0015】前記第2の課題を解決するために本発明
は、APの中継用の送信バッファを複数個設け、低遅延
でのデータ転送を要求している等時性データを受信した
場合には、中継が必要な場合、等時性データ用の送信バ
ッファへ格納し、低遅延でのデータ転送を要求しない非
同期データを受信した場合には、中継が必要な場合、非
同期データ用の送信バッファへ格納するように構成した
ものである。
【0016】これにより、ネットワークの負荷が高い場
合においても、等時性データを優先的に中継することが
可能となり、等時性データの転送遅延が大幅に減少する
という大きな効果が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、送信データが宛先装置に到着するまでの時間が一定
の範囲内に定まるように規定されている等時性データを
格納する優先送信バッファと、送信データが宛先装置に
到着するまでの時間が一定に定まるようには規定されて
いない非同期データを格納する通常送信バッファとを有
する無線通信装置であり、等時性データと非同期データ
それぞれに対して適切なアクセス方式を容易に選択で
き、非同期データの発生により等時性データの転送を妨
げることなく迅速に等時性データの伝送を行うことがで
きるという作用を有する。
【0018】請求項2に記載の発明は、優先送信バッフ
ァと通常送信バッファとを切り替える機能を有する請求
項1記載の無線通信装置であり、それぞれを適切に選択
し切り替えることにより等時性データと非同期データそ
れぞれに対して適切なアクセス方式を容易に選択でき、
非同期データの発生により等時性データの転送を妨げる
ことなく迅速に等時性データの伝送を行うことができる
という作用を有する。
【0019】請求項3に記載の発明は、他の無線通信装
置からのデータを中継する機能を有する請求項1又は2
記載の無線通信装置であり、非同期データの発生により
等時性データの転送を妨げないという作用を有する。
【0020】請求項4に記載の発明は、等時性データの
送信に適したアクセス方式が実行されている期間では、
優先的に等時性データを送信する機能を有する請求項
1、2又は3記載の無線通信装置であり、非同期データ
の発生により等時性データの転送を妨げないという作用
を有する。
【0021】請求項5に記載の発明は、優先的に等時性
データを送信する機能を有する請求項1、2又は3記載
の無線通信装置であり、非同期データ伝送に適したアク
セス方式の区間においても優先的に等時性データの送信
を行うことができ、低遅延での等時性データの転送を可
能にするという作用を有する。
【0022】請求項6に記載の発明は、等時性データを
送信するために適したアクセス方式を実行することので
きる無線通信装置への送信データを格納する優先送信バ
ッファと、非同期データを送信するために適したアクセ
ス方式を実行することのできる無線通信装置への送信デ
ータを格納する通常送信バッファとを有する無線通信装
置であり、等時性データに適したアクセス方式を採用し
ている無線通信装置へのデータ転送と、非同期データに
対して適切なアクセス方式を採用している無線通信装置
へのデータ転送とをそれぞれ適切なタイミングで行うこ
とができるという作用を有する。
【0023】請求項7に記載の発明は、優先送信バッフ
ァと通常送信バッファとを切り替える機能を有する請求
項6記載の無線通信装置であり、等時性データに適した
アクセス方式を採用している無線通信装置へのデータ転
送と、非同期データに対して適切なアクセス方式を採用
している無線通信装置へのデータ転送とをそれぞれ適切
なタイミングで行うことができるという作用を有する。
【0024】請求項8に記載の発明は、他の無線通信装
置からのデータを中継する機能を有する請求項6又は7
記載の無線通信装置であり、非同期データの発生、およ
び中継により等時性データの転送を妨げないという作用
を有する。
【0025】請求項9に記載の発明は、等時性データの
送信に適したアクセス方式が実行されている期間では、
優先的に等時性データを送信する機能を有する請求項
6、7又は8記載の無線通信装置であり、非同期データ
の発生により等時性データの転送を妨げないという作用
を有する。
【0026】請求項10に記載の発明は、優先的に等時
性データを送信する機能を有する請求項6、7又は8記
載の無線通信装置であり、非同期データ伝送に適したア
クセス方式の区間においても優先的に等時性データの送
信を行うことができ、低遅延での等時性データの転送を
可能にするという作用を有する。
【0027】請求項11に記載の発明は、非同期データ
を送信するために適したアクセス方式が、CSMA/C
Aである請求項6ないし10のいずれか記載の無線通信
装置であり、非同期データの発生により等時性データの
転送を妨げないという作用を有する。
【0028】請求項12に記載の発明は、等時性データ
を送信するために適したアクセス方式が、ポーリング方
式である請求項6ないし11のいずれか記載の無線通信
装置であり、非同期データの発生により等時性データの
転送を妨げないという作用を有する。
【0029】請求項13に記載の発明は、請求項1ない
し12のいずれか記載の無線通信装置の少なくとも二つ
を含む無線通信システムであり、非同期データの発生に
より等時性データの転送を妨げないという作用を有す
る。
【0030】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0031】(実施の形態1)図1〜図3は、本発明に
係る無線通信装置の一実施例を示している。図1は本発
明の無線通信装置の構成を示すブロック図である。本無
線通信装置は、物理レイヤ処理部(107)、MACレ
イヤ送信処理部(105)、MACレイヤ受信処理部
(106)、優先送信バッファ(101)、通常送信バ
ッファ(102)、送信バッファ切替部(104)、受
信バッファ(108)、上位レイヤ処理部(109)と
からなる。
【0032】物理レイヤ処理部107では、アンテナよ
り受信した無線信号をベースバンド処理により復調した
デジタル信号としてMACレイヤ受信処理部106へデ
ータを受け渡す処理、および、MACレイヤ送信処理部
105から受け取ったデジタル信号に変調を施し、その
後アナログの無線信号としてアンテナから放射する処理
を行う。
【0033】MACレイヤ送信処理部105では、優先
送信バッファ101又は通常送信バッファ102から受
け取った送信データに対し、例えばCRC符号のような
誤り検出符号を付加し、PCF、もしくはDCFにおい
てデータの送信タイミングを決定し、物理レイヤ処理部
107へと送信データを受け渡す処理を行う。また、M
ACレイヤ受信処理部106において受信したデータに
対する応答フレームを送信する必要がある場合は、MA
Cレイヤ受信処理部106から、送信元アドレス、NA
V情報、送信レート情報を受け取り、MACレイヤ送信
処理部105において応答フレームを作成し、該当フレ
ーム受信後SIFS間隔でアンテナよりデータが放射さ
れるよう、物理レイヤ処理部107に受け渡す。
【0034】MACレイヤ受信処理部106では、物理
レイヤ処理部107より受け取ったデータフレームに対
し、アドレス比較を行い、自端末宛てのデータの場合、
受信処理を行い、受信バッファ108へデータを受け渡
し、応答フレームの送信が必要な場合はMACレイヤ送
信処理部105に対して指示をする。また、本無線通信
装置が中継機能を有する場合には、MACヘッダを送信
データ形式に構成しなおして、優先送信バッファ101
又は通常送信バッファ102へ受け渡す。
【0035】図4はMACフレームの構成を示したもの
である。FrameControlフィールド内のTo
DSフィールドのみが1に設定されている場合、フレー
ムは無線端末からAPへのデータフレームである。
【0036】FromDSフィールドのみが1に設定さ
れている場合、フレームはAPから無線端末へのフレー
ムである。ToDS、FromDSフィールド双方に1
が設定されている場合、あるAPに従属している無線端
末から別のAPに従属している無線端末へのフレームを
示している。
【0037】Address1フィールドはこのフレー
ムを受信する端末のアドレス、Address2フィー
ルドはこのフレームを送信している端末のアドレス、A
ddress3フィールドはToDS、FromDSの
組み合わせが(0,0)の場合、従属しているAPのア
ドレス、(0,1)の場合、データの発生した無線端末
のアドレス、(1,0)および(1,1)の場合は、最
終的な宛先のアドレスを意味する。Address4フ
ィールドはToDS、FromDSフィールドが(1,
1)の時にのみ存在し、データの発生した無線端末のア
ドレスを示す。
【0038】Address1とAddress3が自
端末のアドレスに一致する場合、自端末宛てのデータで
あり、受信バッファを経由して上位レイヤ処理部にデー
タを受け渡す。中継データである場合は、MACヘッダ
を送信データ形式に構成しなおして、送信バッファへ受
け渡す。
【0039】図5は、その変換の一例を示したものであ
る。ST2で発生したST3へのデータのヘッダは、
(ToDS,FromDS,Address1,Add
ress2,Address3,Addres4)は、
(1,0,AP1,ST2,ST3,None)に設定
されている。
【0040】このフレームをAP1にて受信すると、
(ToDS,FromDS,Address1,Add
ress2,Address3,Addres4)は、
(0,1,ST3,AP1,ST2,None)に変換
し、送信バッファに受け渡す。
【0041】優先送信バッファには、送信データが等時
性データである場合に、送信データがバッファリングさ
れる。
【0042】通常送信バッファには、送信データが非同
期データである場合に、送信データがバッファリングさ
れる。
【0043】送信バッファ切替部は、受信バッファから
得られる中継データ、もしくは上位レイヤから得られる
送信データが等時性データある場合には、データバスを
優先送信バッファに接続し、非同期データである場合に
はデータバスを通常送信バッファに接続し、それぞれの
データの格納先を切り替える機能を有する。
【0044】図2は、本発明に係る無線通信装置におい
て送信データが上位レイヤにて発生した場合の処理のフ
ローを示したものである。送信データが上位レイヤにて
発生すると、発生したデータが等時性データか否かを判
別する。
【0045】発生データが等時性データである場合は、
送信バッファ切替部を優先送信バッファに選択し、送信
データを優先送信バッファに格納する。優先送信バッフ
ァにデータが格納された場合、アクセス期間がCFP
か、CPかを判別する。CFPである場合には、優先送
信バッファよりデータフレームを抜き出し、送信処理を
行う。このとき、ポーリングフレームの宛先を、優先送
信バッファの先頭にあるデータフレームの宛先に設定
し、直前に、APへのデータ送信があった場合には(ポ
ーリング+データ+ACK)フレームとして構成し、直
前のデータ受信後SIFS間隔でアンテナより放射され
るように、物理レイヤにデータを受け渡し、送信処理を
完了する。直前にAPへのデータ送信がない場合には、
(ポーリング+データ)フレームとして、直前のポーリ
ングに対するACK受信後SIFS間隔でアンテナより
放射されるように、物理レイヤにデータを受け渡し、送
信処理を完了する。
【0046】なお、PCF区間において最初のフレーム
送信の場合には、PCF区間の開始を指示するビーコン
送信後SIFS間隔でアンテナより放射されるように、
物理レイヤにデータを受け渡し、(ポーリング+デー
タ)フレームとして送信を行う。送信データが非同期デ
ータである場合は、送信バッファ切替部を通常送信バッ
ファに選択し、送信データを通常送信バッファに格納す
る。通常送信バッファにデータが格納された場合、アク
セス期間がCFPか、CPかを判別する。
【0047】CFPである場合には、優先送信バッファ
が空になるまでアクセス試行を行わない。優先送信バッ
ファが空になると、キャリアセンスを行い、DIFS+
ランダムスロットの間キャリアフリーを確認すると、通
常送信バッファよりデータを取り出し、CRC符号を付
加して、物理レイヤ処理部へ受け渡し、データの送信を
行う。ただし、このキャリアフリーを確認する間、キャ
リアがビジーになる、もしくは、優先送信バッファにデ
ータが格納された場合にはアクセス試行を中止し、優先
送信バッファが空になると、再度アクセス試行を開始す
る。
【0048】アクセス期間がCPである場合には、DC
F機能を用いた通常のCSMA/CAアルゴリズムによ
るアクセス試行を行い、送信処理タイミングになると、
通常送信バッファよりデータを取り出し、CRC符号を
付加して、物理レイヤ処理部へ受け渡し、データの送信
を行う。
【0049】図3は、本発明に係る無線通信装置におい
て中継すべきデータを受信した場合の処理のフローを示
したものである。受信データが中継すべきデータである
場合、中継データが等時性データか否かを判定する。
【0050】中継データが等時性データである場合は、
送信バッファ切替部を優先送信バッファに選択し、中継
データのMACヘッダ変換を施し、優先送信バッファに
格納する。優先送信バッファにデータが格納された場
合、アクセス期間がCFPか、CPかを判別する。CF
Pである場合には、優先送信バッファよりデータフレー
ムを抜き出し、送信処理を行う。このとき、ポーリング
フレームの宛先を、優先送信バッファの先頭にあるデー
タフレームの宛先に設定し、直前に、APへのデータ送
信があった場合には(ポーリング+データ+ACK)フ
レームとして構成し、直前のデータ受信後SIFS間隔
でアンテナより放射されるように、物理レイヤにデータ
を受け渡し、送信処理を完了する。
【0051】直前にAPへのデータ送信がない場合に
は、(ポーリング+データ)フレームとして、直前のポ
ーリングに対するACK受信後SIFS間隔でアンテナ
より放射されるように、物理レイヤにデータを受け渡
し、送信処理を完了する。なお、PCF区間において最
初のフレーム送信の場合には、PCF区間の開始を指示
するビーコン送信後SIFS間隔でアンテナより放射さ
れるように、物理レイヤにデータを受け渡し、(ポーリ
ング+データ)フレームとして送信を行う。
【0052】中継データが非同期データである場合は、
送信バッファ切替部を通常送信バッファに選択し、中継
データのMACヘッダ変換を施し、通常送信バッファに
格納する。通常送信バッファにデータが格納された場
合、アクセス期間がCFPか、CPかを判別する。CF
Pである場合には、優先送信バッファが空になるまでア
クセス試行を行わない。優先送信バッファが空になる
と、キャリアセンスを行い、DIFS+ランダムスロッ
トの間キャリアフリーを確認すると、通常送信バッファ
よりデータを取り出し、CRC符号を付加して、物理レ
イヤ処理部へ受け渡し、データの送信を行う。
【0053】ただし、キャリアフリーを確認する間、キ
ャリアがビジーになる、もしくは、優先送信バッファに
データが格納された場合にはアクセス試行を中止し、優
先送信バッファが空になると、再度アクセス試行を開始
する。アクセス期間がCPである場合には、DCF機能
を用いた通常のCSMA/CAアルゴリズムによるアク
セス試行を行い、送信処理タイミングになると、通常送
信バッファよりデータを取り出し、CRC符号を付加し
て、物理レイヤ処理部へ受け渡し、データの送信を行
う。
【0054】本実施の形態により、等時性データを優先
的に送信することが実現できるため、非同期データの発
生が、等時性データの送信処理を遅らせるという原因を
取り除くことができるため、等時性データの転送遅延を
大幅に削減することができる。
【0055】(実施の形態2)図6〜図7は、本発明に
係る無線通信装置におけるデータ送信方法の一実施例を
示している。
【0056】図6は、本発明に係る無線通信装置におい
て送信データが上位レイヤにて発生した場合の処理のフ
ローを示したものである。送信データが上位レイヤにて
発生すると、送信データが等時性データか否かを判定す
る。
【0057】送信データが等時性データである場合は、
送信バッファ切替部を優先送信バッファに選択し、送信
データを優先送信バッファに格納する。優先送信バッフ
ァにデータが格納された場合、アクセス期間がCFP
か、CPかを判別する。CFPである場合には、優先送
信バッファよりデータフレームを抜き出し、送信処理を
行う。
【0058】このとき、ポーリングフレームの宛先を、
優先送信バッファの先頭にあるデータフレームの宛先に
設定し、直前に、APへのデータ送信があった場合には
(ポーリング+データ+ACK)フレームとして構成
し、直前のデータ受信後SIFS間隔でアンテナより放
射されるように、物理レイヤにデータを受け渡し、送信
処理を完了する。直前にAPへのデータ送信がない場合
には、(ポーリング+データ)フレームとして、直前の
ポーリングに対するACK受信後SIFS間隔でアンテ
ナより放射されるように、物理レイヤにデータを受け渡
し、送信処理を完了する。
【0059】なお、PCF区間において最初のフレーム
送信の場合には、PCF区間の開始を指示するビーコン
送信後SIFS間隔でアンテナより放射されるように、
物理レイヤにデータを受け渡し、(ポーリング+デー
タ)フレームとして送信を行う。アクセス期間がCPで
ある場合には、DCF機能を用いた通常のCSMA/C
Aアルゴリズムによるアクセス試行を行い、送信処理タ
イミングになると、優先送信バッファよりデータを取り
出し、CRC符号を付加して、物理レイヤ処理部へ受け
渡し、データの送信を行う。
【0060】送信データが非同期データである場合は、
送信バッファ切替部を通常送信バッファに選択し、送信
データを通常送信バッファに格納する。通常送信バッフ
ァにデータが格納された場合、優先送信バッファが空か
否かを判別し、空になるまでアクセス試行を行わない。
優先送信バッファが空になると、キャリアセンスを行
い、DIFS+ランダムスロットの間キャリアフリーを
確認すると、通常送信バッファよりデータを取り出し、
CRC符号を付加して、物理レイヤ処理部へ受け渡し、
データの送信を行う。
【0061】ただし、このキャリアフリーを確認する
間、キャリアがビジーになる、もしくは優先送信バッフ
ァにデータが格納された場合にはアクセス試行を中止
し、優先送信バッファが空になると、再度アクセス試行
を開始する。
【0062】図7は、本発明に係る無線通信装置におい
て中継すべきデータを受信した場合の処理のフローを示
したものである。受信データが中継すべきデータである
場合、中継データが等時性データか否かを判定する。
【0063】中継データが等時性データである場合は、
送信バッファ切替部を優先送信バッファに選択し、中継
データのMACヘッダ変換を施し、優先送信バッファに
格納する。優先送信バッファにデータが格納された場
合、アクセス期間がCFPか、CPかを判別する。CF
Pである場合には、優先送信バッファよりデータフレー
ムを抜き出し、送信処理を行う。
【0064】このとき、ポーリングフレームの宛先を、
優先送信バッファの先頭にあるデータフレームの宛先に
設定し、直前に、APへのデータ送信があった場合には
(ポーリング+データ+ACK)フレームとして構成
し、直前のデータ受信後SIFS間隔でアンテナより放
射されるように、物理レイヤにデータを受け渡し、送信
処理を完了する。
【0065】直前にAPへのデータ送信がない場合に
は、(ポーリング+データ)フレームとして、直前のポ
ーリングに対するACK受信後SIFS間隔でアンテナ
より放射されるように、物理レイヤにデータを受け渡
し、送信処理を完了する。なお、PCF区間において最
初のフレーム送信の場合には、PCF区間の開始を指示
するビーコン送信後SIFS間隔でアンテナより放射さ
れるように、物理レイヤにデータを受け渡し、(ポーリ
ング+データ)フレームとして送信を行う。アクセス期
間がCPである場合には、DCF機能を用いた通常のC
SMA/CAアルゴリズムによるアクセス試行を行い、
送信処理タイミングになると、優先送信バッファよりデ
ータを取り出し、CRC符号を付加して、物理レイヤ処
理部へ受け渡し、データの送信を行う。
【0066】中継データが非同期データである場合は、
送信バッファ切替部を通常送信バッファに選択し、中継
データのMACヘッダ変換を施し、通常送信バッファに
格納する。通常送信バッファにデータが格納された場
合、優先送信バッファが空か否かを判別し、空になるま
でアクセス試行を行わない。優先送信バッファが空にな
ると、キャリアセンスを行い、DIFS+ランダムスロ
ットの間キャリアフリーを確認すると、通常送信バッフ
ァよりデータを取り出し、CRC符号を付加して、物理
レイヤ処理部へ受け渡し、データの送信を行う。
【0067】ただし、キャリアフリーを確認する間、キ
ャリアがビジーになる、もしくは、優先送信バッファに
データが格納された場合にはアクセス試行を中止し、優
先送信バッファが空になると、再度アクセス試行を開始
する。
【0068】本実施の形態により、等時性データに対す
るデータをCP、CFPにかかわらず優先的に送信する
ことが実現できるため、非同期データの送信が、等時性
データの送信処理を遅らせるという原因を取り除くこと
ができるため、等時性データの転送遅延を大幅に削減す
ることができる。
【0069】(実施の形態3)図8〜図10は、本発明
に係る無線通信装置の一実施例を示している。図8は無
線通信装置の構成を示すブロック図である。本無線通信
装置は、物理レイヤ処理部(107)、MACレイヤ送
信処理部(105)、MACレイヤ受信処理部(10
6)、優先送信バッファ(101)、通常送信バッファ
(102)、端末情報テーブル(103)、送信バッフ
ァ切替部(104)、受信バッファ(108)、上位レ
イヤ処理部(109)とからなる。
【0070】物理レイヤ処理部107では、アンテナよ
り受信した無線信号をベースバンド処理により復調した
デジタル信号としてMACレイヤ受信処理部106へデ
ータを受け渡す処理、および、MACレイヤ送信処理部
105から受け取ったデジタル信号に変調を施し、その
後アナログの無線信号としてアンテナから放射する処理
を行う。
【0071】MACレイヤ送信処理部105では、優先
送信バッファ101又は通常送信バッファ102から受
け取った送信データに対し、例えばCRC符号のような
誤り検出符号を付加し、PCF、もしくはDCFにおい
てデータの送信タイミングを決定し、物理レイヤ処理部
107へと送信データを受け渡す処理を行う。また、M
ACレイヤ受信処理部106において受信したデータに
対する応答フレームを送信する必要がある場合は、MA
Cレイヤ受信処理部106から、送信元、NAV情報、
送信レート情報を受け取り、MACレイヤ送信処理部1
05において応答フレームを作成し、該当フレーム受信
後SIFS間隔でアンテナよりデータが放射されるよ
う、物理レイヤ処理部107に受け渡す。
【0072】MACレイヤ受信処理部106では、物理
レイヤ処理部107より受け取ったデータフレームに対
し、アドレス比較を行い、自端末宛てのデータの場合、
受信処理を行い、受信バッファ108へデータを受け渡
し、応答フレームの送信が必要な場合はMACレイヤ送
信処理部105に対して指示をする。また、本無線通信
装置が中継機能を有する場合には、MACヘッダを送信
データ形式に構成しなおして、優先送信バッファ101
又は通常送信バッファ102へ受け渡す。
【0073】図4はMACフレームの構成を示したもの
である。FrameControlフィールド内のTo
DSフィールドのみが1に設定されている場合、フレー
ムは無線端末からAPへのデータフレームである。Fr
omDSフィールドのみが1に設定されている場合、フ
レームはAPから無線端末へのフレームである。ToD
S、FromDSフィールド双方に1が設定されている
場合、あるAPに従属している無線端末から別のAPに
従属している無線端末へのフレームを示している。
【0074】Address1フィールドはこのフレー
ムを受信する端末のアドレス、Address2フィー
ルドはこのフレームを送信している端末のアドレス、A
ddress3フィールドはToDS、FromDSの
組み合わせが(0,0)の場合、従属しているAPのア
ドレス、(0,1)の場合、データの発生した無線端末
のアドレス、(1,0)および(1,1)の場合は、最
終的な宛先のアドレスを意味する。Address4フ
ィールドはToDS、FromDSフィールドが(1,
1)の時にのみ存在し、データの発生した無線端末のア
ドレスを示す。Address1とAddress3が
自端末のアドレスに一致する場合、自端末宛てのデータ
であり、上位レイヤ処理部にデータを受け渡す。中継デ
ータである場合は、MACヘッダを送信データ形式に構
成しなおして、送信バッファへ受け渡す。
【0075】図5は、その変換の一例を示したものであ
る。ST2で発生したST3へのデータのヘッダは、
(ToDS,FromDS,Address1,Add
ress2,Address3,Addres4)は、
(1,0,AP1,ST2,ST3,None)に設定
されている。このフレームをAP1にて受信すると、
(ToDS,FromDS,Address1,Add
ress2,Address3,Addres4)は、
(0,1,ST3,AP1,ST2,None)に変換
し、送信バッファに受け渡す。
【0076】優先送信バッファには、送信データの宛先
がPCF端末である場合に、送信データがバッファリン
グされる。
【0077】通常送信バッファには、送信データの宛先
がPCF端末でない場合に、送信データがバッファリン
グされる。
【0078】端末情報テーブルには、あらかじめ収集さ
れた、ネットワークを構築している無線端末の情報が格
納されており、各無線端末に対し、PCF端末か否かを
指示するように構成されている。
【0079】送信バッファ切替部は、受信バッファから
得られる中継データ、もしくは上位レイヤから得られる
送信データの宛先が端末情報テーブル内の情報によりP
CF端末である場合には、データバスを優先送信バッフ
ァに接続し、PCF端末でない場合にはデータバスを通
常送信バッファに接続し、それぞれのデータの格納先を
切り替える機能を有する。
【0080】受信バッファには、MACレイヤ受信処理
部において受信処理を施された受信データが格納され
る。
【0081】上位レイヤ処理部では、自端末宛ての受信
データの処理、自端末で発生したデータをMACレイヤ
へ受け渡すための送信処理などを行う。
【0082】図9は、本発明に係る無線通信装置におい
て送信データが上位レイヤにて発生した場合の処理のフ
ローを示したものである。送信データが上位レイヤにて
発生すると、端末情報テーブルを参照し、宛先端末がP
CF端末か否かを判定する。
【0083】宛先端末がPCF端末である場合は、送信
バッファ切替部を優先送信バッファに選択し、送信デー
タを優先送信バッファに格納する。優先送信バッファに
データが格納された場合、アクセス期間がCFPか、C
Pかを判別する。CFPである場合には、優先送信バッ
ファよりデータフレームを抜き出し、送信処理を行う。
【0084】このとき、ポーリングフレームの宛先を、
優先送信バッファの先頭にあるデータフレームの宛先に
設定し、直前に、APへのデータ送信があった場合には
(ポーリング+データ+ACK)フレームとして構成
し、直前のデータ受信後SIFS間隔でアンテナより放
射されるように、物理レイヤにデータを受け渡し、送信
処理を完了する。直前にAPへのデータ送信がない場合
には、(ポーリング+データ)フレームとして、直前の
ポーリングに対するACK受信後SIFS間隔でアンテ
ナより放射されるように、物理レイヤにデータを受け渡
し、送信処理を完了する。なお、PCF区間において最
初のフレーム送信の場合には、PCF区間の開始を指示
するビーコン送信後SIFS間隔でアンテナより放射さ
れるように、物理レイヤにデータを受け渡し、(ポーリ
ング+データ)フレームとして送信を行う。
【0085】宛先端末がPCF端末でない場合は、送信
バッファ切替部を通常送信バッファに選択し、送信デー
タを通常送信バッファに格納する。通常送信バッファに
データが格納された場合、アクセス期間がCFPか、C
Pかを判別する。CFPである場合には、優先送信バッ
ファが空になるまでアクセス試行を行わない。優先送信
バッファが空になると、キャリアセンスを行い、DIF
S+ランダムスロットの間キャリアフリーを確認する
と、通常送信バッファよりデータを取り出し、CRC符
号を付加して、物理レイヤ処理部へ受け渡し、データの
送信を行う。ただし、このキャリアフリーを確認する
間、キャリアがビジーになる、もしくは、優先送信バッ
ファにデータが格納された場合にはアクセス試行を中止
し、優先送信バッファが空になると、再度アクセス試行
を開始する。
【0086】アクセス期間がCPである場合には、DC
F機能を用いた通常のCSMA/CAアルゴリズムによ
るアクセス試行を行い、送信処理タイミングになると、
通常送信バッファよりデータを取り出し、CRC符号を
付加して、物理レイヤ処理部へ受け渡し、データの送信
を行う。
【0087】図10は、本発明に係る無線通信装置にお
いて中継すべきデータを受信した場合の処理のフローを
示したものである。受信データが中継すべきデータであ
る場合、端末情報テーブルを参照し、データの宛先端末
がPCF端末か否かを判定する。
【0088】宛先端末がPCF端末である場合は、送信
バッファ切替部を優先送信バッファに選択し、中継デー
タのMACヘッダ変換を施し、優先送信バッファに格納
する。優先送信バッファにデータが格納された場合、ア
クセス期間がCFPか、CPかを判別する。CFPであ
る場合には、優先送信バッファよりデータフレームを抜
き出し、送信処理を行う。
【0089】このとき、ポーリングフレームの宛先を、
優先送信バッファの先頭にあるデータフレームの宛先に
設定し、直前に、APへのデータ送信があった場合には
(ポーリング+データ+ACK)フレームとして構成
し、直前のデータ受信後SIFS間隔でアンテナより放
射されるように、物理レイヤにデータを受け渡し、送信
処理を完了する。
【0090】直前にAPへのデータ送信がない場合に
は、(ポーリング+データ)フレームとして、直前のポ
ーリングに対するACK受信後SIFS間隔でアンテナ
より放射されるように、物理レイヤにデータを受け渡
し、送信処理を完了する。なお、PCF区間において最
初のフレーム送信の場合には、PCF区間の開始を指示
するビーコン送信後SIFS間隔でアンテナより放射さ
れるように、物理レイヤにデータを受け渡し、(ポーリ
ング+データ)フレームとして送信を行う。
【0091】宛先端末がPCF端末でない場合は、送信
バッファ切替部を通常送信バッファに選択し、中継デー
タのMACヘッダ変換を施し、通常送信バッファに格納
する。通常送信バッファにデータが格納された場合、ア
クセス期間がCFPか、CPかを判別する。CFPであ
る場合には、優先送信バッファが空になるまでアクセス
試行を行わない。優先送信バッファが空になると、キャ
リアセンスを行い、DIFS+ランダムスロットの間キ
ャリアフリーを確認すると、通常送信バッファよりデー
タを取り出し、CRC符号を付加して、物理レイヤ処理
部へ受け渡し、データの送信を行う。
【0092】ただし、キャリアフリーを確認する間、キ
ャリアがビジーになる、もしくは、優先送信バッファに
データが格納された場合にはアクセス試行を中止し、優
先送信バッファが空になると、再度アクセス試行を開始
する。アクセス期間がCPである場合には、DCF機能
を用いた通常のCSMA/CAアルゴリズムによるアク
セス試行を行い、送信処理タイミングになると、通常送
信バッファよりデータを取り出し、CRC符号を付加し
て、物理レイヤ処理部へ受け渡し、データの送信を行
う。
【0093】本実施の形態により、PCF端末に対する
データを優先的にAPから送信することが実現できるた
め、PCF未対応端末から発生したデータの中継が、P
CF端末の中継処理を遅らせるという原因を取り除くこ
とができるため、PCF端末からのデータの転送遅延を
大幅に削減することができる。
【0094】(実施の形態4)図11〜図12は、本発
明に係る無線通信装置におけるデータ送信方法の一実施
例を示している。
【0095】図11は、本発明に係る無線通信装置にお
いて送信データが上位レイヤにて発生した場合の処理の
フローを示したものである。送信データが上位レイヤに
て発生すると、端末情報テーブルを参照し、宛先端末が
PCF端末か否かを判定する。
【0096】宛先端末がPCF端末である場合は、送信
バッファ切替部を優先送信バッファに選択し、送信デー
タを優先送信バッファに格納する。優先送信バッファに
データが格納された場合、アクセス期間がCFPか、C
Pかを判別する。CFPである場合には、優先送信バッ
ファよりデータフレームを抜き出し、送信処理を行う。
このとき、ポーリングフレームの宛先を、優先送信バッ
ファの先頭にあるデータフレームの宛先に設定し、直前
に、APへのデータ送信があった場合には(ポーリング
+データ+ACK)フレームとして構成し、直前のデー
タ受信後SIFS間隔でアンテナより放射されるよう
に、物理レイヤにデータを受け渡し、送信処理を完了す
る。
【0097】直前にAPへのデータ送信がない場合に
は、(ポーリング+データ)フレームとして、直前のポ
ーリングに対するACK受信後SIFS間隔でアンテナ
より放射されるように、物理レイヤにデータを受け渡
し、送信処理を完了する。なお、PCF区間において最
初のフレーム送信の場合には、PCF区間の開始を指示
するビーコン送信後SIFS間隔でアンテナより放射さ
れるように、物理レイヤにデータを受け渡し、(ポーリ
ング+データ)フレームとして送信を行う。アクセス期
間がCPである場合には、DCF機能を用いた通常のC
SMA/CAアルゴリズムによるアクセス試行を行い、
送信処理タイミングになると、優先送信バッファよりデ
ータを取り出し、CRC符号を付加して、物理レイヤ処
理部へ受け渡し、データの送信を行う。
【0098】宛先端末がPCF端末でない場合は、送信
バッファ切替部を通常送信バッファに選択し、送信デー
タを通常送信バッファに格納する。通常送信バッファに
データが格納された場合、優先送信バッファが空か否か
を判別し、空になるまでアクセス試行を行わない。優先
送信バッファが空になると、キャリアセンスを行い、D
IFS+ランダムスロットの間キャリアフリーを確認す
ると、通常送信バッファよりデータを取り出し、CRC
符号を付加して、物理レイヤ処理部へ受け渡し、データ
の送信を行う。
【0099】ただし、このキャリアフリーを確認する
間、キャリアがビジーになる、もしくは優先送信バッフ
ァにデータが格納された場合にはアクセス試行を中止
し、優先送信バッファが空になると、再度アクセス試行
を開始する。
【0100】図12は、本発明に係る無線通信装置にお
いて中継すべきデータを受信した場合の処理のフローを
示したものである。受信データが中継すべきデータであ
る場合、端末情報テーブルを参照し、データの宛先端末
がPCF端末か否かを判定する。
【0101】宛先端末がPCF端末である場合は、送信
バッファ切替部を優先送信バッファに選択し、中継デー
タのMACヘッダ変換を施し、優先送信バッファに格納
する。優先送信バッファにデータが格納された場合、ア
クセス期間がCFPか、CPかを判別する。CFPであ
る場合には、優先送信バッファよりデータフレームを抜
き出し、送信処理を行う。
【0102】このとき、ポーリングフレームの宛先を、
優先送信バッファの先頭にあるデータフレームの宛先に
設定し、直前に、APへのデータ送信があった場合には
(ポーリング+データ+ACK)フレームとして構成
し、直前のデータ受信後SIFS間隔でアンテナより放
射されるように、物理レイヤにデータを受け渡し、送信
処理を完了する。直前にAPへのデータ送信がない場合
には、(ポーリング+データ)フレームとして、直前の
ポーリングに対するACK受信後SIFS間隔でアンテ
ナより放射されるように、物理レイヤにデータを受け渡
し、送信処理を完了する。
【0103】なお、PCF区間において最初のフレーム
送信の場合には、PCF区間の開始を指示するビーコン
送信後SIFS間隔でアンテナより放射されるように、
物理レイヤにデータを受け渡し、(ポーリング+デー
タ)フレームとして送信を行う。アクセス期間がCPで
ある場合には、DCF機能を用いた通常のCSMA/C
Aアルゴリズムによるアクセス試行を行い、送信処理タ
イミングになると、優先送信バッファよりデータを取り
出し、CRC符号を付加して、物理レイヤ処理部へ受け
渡し、データの送信を行う。
【0104】宛先端末がPCF端末でない場合は、送信
バッファ切替部を通常送信バッファに選択し、中継デー
タのMACヘッダ変換を施し、通常送信バッファに格納
する。通常送信バッファにデータが格納された場合、優
先送信バッファが空か否かを判別し、空になるまでアク
セス試行を行わない。優先送信バッファが空になると、
キャリアセンスを行い、DIFS+ランダムスロットの
間キャリアフリーを確認すると、通常送信バッファより
データを取り出し、CRC符号を付加して、物理レイヤ
処理部へ受け渡し、データの送信を行う。
【0105】ただし、キャリアフリーを確認する間、キ
ャリアがビジーになる、もしくは、優先送信バッファに
データが格納された場合にはアクセス試行を中止し、優
先送信バッファが空になると、再度アクセス試行を開始
する。
【0106】本実施の形態により、PCF端末に対する
データをCP、CFPにかかわらず優先的にAPから送
信することが実現できるため、PCF未対応端末から発
生したデータの中継が、PCF端末の中継処理を遅らせ
るという原因を取り除くことができるため、PCF端末
からのデータの転送遅延を大幅に削減することができ
る。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
性質の異なるデータを扱うことができる無線通信装置に
おいて、複雑な処理を行うことなく、アクセス方式に適
したデータの転送を行うことが可能となり、非同期デー
タの発生により等時性データ伝送の送信を遅らせること
がなくなり、等時性データの転送遅延が大幅に減少する
という有利な効果が得られる。
【0108】また、無線通信装置がデータの中継を行う
場合に、PCF端末とPCF未対応端末とに対する中継
の優先度を設けることができ、リアルタイム性が重視さ
れる等時性データの転送に有効なアクセス方式に対応し
ているPCF端末からのデータ中継を優先的に行うこと
で、等時性データの転送遅延を大幅に削減するという有
利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施の形態に係る無線通信装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明第1の実施の形態に係る無線通信装置に
おいてデータが発生した場合のデータ送信のフローを示
す図
【図3】本発明第1の実施の形態に係る無線通信装置に
おいて中継するデータを受信した場合のデータ送信のフ
ローを示す図
【図4】IEEE802.11のMACフレームの構成
を示す図
【図5】本発明第1の実施の形態に係る無線通信装置に
おいて、ヘッダ部の変換を示す図
【図6】本発明第2の実施の形態に係る無線接続装置に
おいてデータが発生した場合のデータ送信のフローを示
すブロック図
【図7】本発明第2の実施の形態に係る無線通信装置に
おいて中継するデータを受信した場合のデータ送信のフ
ローを示す図
【図8】本発明第3の実施の形態に係る無線通信装置の
構成を示すブロック図
【図9】本発明第3の実施の形態に係る無線通信装置に
おいてデータが発生した場合のデータ送信のフローを示
す図
【図10】本発明第3の実施の形態に係る無線通信装置
において中継するデータを受信した場合のデータ送信の
フローを示す図
【図11】本発明第4の実施の形態に係る無線接続装置
においてデータが発生した場合のデータ送信のフローを
示すブロック図
【図12】本発明第4の実施の形態に係る無線通信装置
において中継するデータを受信した場合のデータ送信の
フローを示す図
【図13】従来例における基本アクセス方式を示す図
【図14】従来例におけるオプション設定の転送シーケ
ンスを示す図
【符号の説明】
101 優先送信バッファ 102 通常送信バッファ 103 端末情報テーブル 104 送信バッファ切替部 105 MACレイヤ送信処理部 106 MACレイヤ受信処理部 107 物理レイヤ処理部 108 受信バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 泰輔 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 渡辺 善規 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA02 CA01 CB17 DA17 DB13 5K067 AA13 AA33 BB21 EE02 EE06 EE25 HH22 HH23 KK15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データが宛先装置に到着するまでの
    時間が一定の範囲内に定まるように規定されている等時
    性データを格納する優先送信バッファと、送信データが
    宛先装置に到着するまでの時間が一定に定まるようには
    規定されていない非同期データを格納する通常送信バッ
    ファとを有する無線通信装置。
  2. 【請求項2】 優先送信バッファと通常送信バッファと
    を切り替える機能を有する請求項1記載の無線通信装
    置。
  3. 【請求項3】 他の無線通信装置からのデータを中継す
    る機能を有する請求項1又は2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 等時性データの送信に適したアクセス方
    式が実行されている期間では、優先的に等時性データを
    送信する機能を有する請求項1、2又は3記載の無線通
    信装置。
  5. 【請求項5】 優先的に等時性データを送信する機能を
    有する請求項1、2又は3記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 等時性データを送信するために適したア
    クセス方式を実行することのできる無線通信装置への送
    信データを格納する優先送信バッファと、非同期データ
    を送信するために適したアクセス方式を実行することの
    できる無線通信装置への送信データを格納する通常送信
    バッファとを有する無線通信装置。
  7. 【請求項7】 優先送信バッファと通常送信バッファと
    を切り替える機能を有する請求項6記載の無線通信装
    置。
  8. 【請求項8】 他の無線通信装置からのデータを中継す
    る機能を有する請求項6又は7記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 等時性データの送信に適したアクセス方
    式が実行されている期間では、優先的に等時性データを
    送信する機能を有する請求項6、7又は8記載の無線通
    信装置。
  10. 【請求項10】 優先的に等時性データを送信する機能
    を有する請求項6、7又は8記載の無線通信装置。
  11. 【請求項11】 非同期データを送信するために適した
    アクセス方式が、CSMA/CAである請求項6ないし
    10のいずれか記載の無線通信装置。
  12. 【請求項12】 等時性データを送信するために適した
    アクセス方式が、ポーリング方式である請求項6ないし
    11のいずれか記載の無線通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか記載の
    無線通信装置の少なくとも二つを含む無線通信システ
    ム。
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