JP2003142186A - カード用コネクタ - Google Patents
カード用コネクタInfo
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Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、簡単にカード46をコネクタ10に
装着でき、カバー18を確実に所定の位置に保持するこ
とができ、安定した接続を得られるカード用コネクタ1
0を提供することを目的としている。 【解決手段】上記目的は、カード46と接続する所要数
の接触端子14と、この接触端子14が保持・固定され
るとともに前記カード46が挿入されるカード挿入口2
4を有するハウジング12と、このハウジング12の前
記カード挿入口24の反対方向側にカード46を検出す
る検出端子18とからなるカード用コネクタ10におい
て、ハウジング12の幅方向両側に係合部28を設け、
この係合部28に対応した位置に突起部30を設けたカ
バー18をハウジング12に装着し、突起部20により
カード46を保持することで達成できる。また、カバー
18には突起部20方向に突出した押圧片22を設け、
この押圧片22でカード46を接触端子14側に押圧す
るようにした方がよい。
装着でき、カバー18を確実に所定の位置に保持するこ
とができ、安定した接続を得られるカード用コネクタ1
0を提供することを目的としている。 【解決手段】上記目的は、カード46と接続する所要数
の接触端子14と、この接触端子14が保持・固定され
るとともに前記カード46が挿入されるカード挿入口2
4を有するハウジング12と、このハウジング12の前
記カード挿入口24の反対方向側にカード46を検出す
る検出端子18とからなるカード用コネクタ10におい
て、ハウジング12の幅方向両側に係合部28を設け、
この係合部28に対応した位置に突起部30を設けたカ
バー18をハウジング12に装着し、突起部20により
カード46を保持することで達成できる。また、カバー
18には突起部20方向に突出した押圧片22を設け、
この押圧片22でカード46を接触端子14側に押圧す
るようにした方がよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等に使用
されるカード用コネクタに関するもので、特にカードの
保持方法に関するものである。
されるカード用コネクタに関するもので、特にカードの
保持方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にデータが書き込まれたカードか
らデータを読み込むときには、カード用コネクタが用い
られている。このカード用コネクタを用いる場合には、
カードの保持方法を考えなくてはならない。そこで、図
に基づいて、従来のカード用コネクタについて説明す
る。図4は、従来のカード用コネクタの斜視図である。
従来のカード用コネクタは、ハウジングと接触端子と検
出端子とからなっている。ハウジングには、カード挿入
口が設けられると共に側壁にはカードをガイドするガイ
ド部が設けられ、このカード挿入口とガード部にカード
が引っ掛けることでカードの浮き上がりを防止するよう
になっている。また、接触端子はカードの接触部に対応
した位置にハウジングに固定され、検出端子はカード挿
入口と反対側の壁に固定されている。
らデータを読み込むときには、カード用コネクタが用い
られている。このカード用コネクタを用いる場合には、
カードの保持方法を考えなくてはならない。そこで、図
に基づいて、従来のカード用コネクタについて説明す
る。図4は、従来のカード用コネクタの斜視図である。
従来のカード用コネクタは、ハウジングと接触端子と検
出端子とからなっている。ハウジングには、カード挿入
口が設けられると共に側壁にはカードをガイドするガイ
ド部が設けられ、このカード挿入口とガード部にカード
が引っ掛けることでカードの浮き上がりを防止するよう
になっている。また、接触端子はカードの接触部に対応
した位置にハウジングに固定され、検出端子はカード挿
入口と反対側の壁に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構造のカ
ード用コネクタでは、前記接触端子の接触圧だけでカー
ドを保持していたために、検出端子の接触圧でカードが
抜けてしまうと言った課題があった。検出端子の接触圧
を低くすることも考えられるが、あまり低くするとカー
ドが挿入されたかどうかの検出が出来なくなり、かと言
って接触端子の接触圧を高くするとカードを挿入する際
に挿入し難くなってしまうと言った相反する問題点があ
った。また、2種類の厚みの異なるカードを使用する場
合には、カードの厚みに対応した2種類のカード用コネ
クタを準備し、基板等に取付なければならないが、それ
では基板占有面積を多く使用することになり、コストも
高くなってしまう。そこで、1つのカード用コネクタで
2種類のカードに対応しようと考えたが、ハウジングの
ガイド部及びカード挿入口とカードとには、製造上の精
度やカード挿入の際の抵抗等を考え、厚みの厚いカード
に合わせて0.05〜0.15mm程度のクリアランス
を設けられていることが多いが、この厚みの厚いカード
のクリアランスによって、薄いカードは接触端子との接
触圧が小さくなったり、接触出来なくなったり、安定し
た接続が得られないと言った問題点もあった。さらに、
ハウジングのガイド部及びカード挿入口とカードとに
は、製造上の精度やカード挿入の際の抵抗等を考え、
0.05〜0.15mm程度のクリアランスを設けられ
ていることが多いが、このクリアランスによってカード
が接触端子の接触圧で浮き上がってしまいカードと接触
端子との安定した接続が得られないと言った問題点もあ
った。
ード用コネクタでは、前記接触端子の接触圧だけでカー
ドを保持していたために、検出端子の接触圧でカードが
抜けてしまうと言った課題があった。検出端子の接触圧
を低くすることも考えられるが、あまり低くするとカー
ドが挿入されたかどうかの検出が出来なくなり、かと言
って接触端子の接触圧を高くするとカードを挿入する際
に挿入し難くなってしまうと言った相反する問題点があ
った。また、2種類の厚みの異なるカードを使用する場
合には、カードの厚みに対応した2種類のカード用コネ
クタを準備し、基板等に取付なければならないが、それ
では基板占有面積を多く使用することになり、コストも
高くなってしまう。そこで、1つのカード用コネクタで
2種類のカードに対応しようと考えたが、ハウジングの
ガイド部及びカード挿入口とカードとには、製造上の精
度やカード挿入の際の抵抗等を考え、厚みの厚いカード
に合わせて0.05〜0.15mm程度のクリアランス
を設けられていることが多いが、この厚みの厚いカード
のクリアランスによって、薄いカードは接触端子との接
触圧が小さくなったり、接触出来なくなったり、安定し
た接続が得られないと言った問題点もあった。さらに、
ハウジングのガイド部及びカード挿入口とカードとに
は、製造上の精度やカード挿入の際の抵抗等を考え、
0.05〜0.15mm程度のクリアランスを設けられ
ていることが多いが、このクリアランスによってカード
が接触端子の接触圧で浮き上がってしまいカードと接触
端子との安定した接続が得られないと言った問題点もあ
った。
【0004】本発明は、簡単にカードをコネクタに装着
でき、カバーを確実に所定の位置に保持することがで
き、安定した接続を得られるカード用コネクタを提供す
ることを目的としている。
でき、カバーを確実に所定の位置に保持することがで
き、安定した接続を得られるカード用コネクタを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、カードと接
続する所要数の接触端子と、この接触端子が保持・固定
されるとともに前記カードが挿入されるカード挿入口を
有するハウジングと、このハウジングの前記カード挿入
口の反対方向側にカードを検出する検出端子とからなる
カード用コネクタにおいて、前記ハウジングの幅方向両
側に係合部を設け、この係合部に対応した位置に突起部
を設けたカバーを前記ハウジングに装着し、前記突起部
により前記カードを保持することで達成できる。前記カ
バーには前記突起部方向に突出した押圧片を設け、この
押圧片でカードを接触端子側に押圧するようにする。こ
のように押圧片を設けることで、より確実にカードを接
触端子に押し付けることができる。前記カバーの前記突
起部のカード挿入方向側に誘い部を設けるとともに前記
突起部の内側に窪み部を設けるようにする。このように
誘い部を設けることで、カード挿入時にカードが傷付か
ないで挿入でき、さらに前記窪み部を設けることで、カ
ード挿入時に前記突起部が撓むようになり、よりカード
が傷付かなく挿入できる。
続する所要数の接触端子と、この接触端子が保持・固定
されるとともに前記カードが挿入されるカード挿入口を
有するハウジングと、このハウジングの前記カード挿入
口の反対方向側にカードを検出する検出端子とからなる
カード用コネクタにおいて、前記ハウジングの幅方向両
側に係合部を設け、この係合部に対応した位置に突起部
を設けたカバーを前記ハウジングに装着し、前記突起部
により前記カードを保持することで達成できる。前記カ
バーには前記突起部方向に突出した押圧片を設け、この
押圧片でカードを接触端子側に押圧するようにする。こ
のように押圧片を設けることで、より確実にカードを接
触端子に押し付けることができる。前記カバーの前記突
起部のカード挿入方向側に誘い部を設けるとともに前記
突起部の内側に窪み部を設けるようにする。このように
誘い部を設けることで、カード挿入時にカードが傷付か
ないで挿入でき、さらに前記窪み部を設けることで、カ
ード挿入時に前記突起部が撓むようになり、よりカード
が傷付かなく挿入できる。
【0006】
【作用】カードをカード用コネクタに挿入していくと、
カードの先端が前記突起部の誘い部に接し、更にカード
を挿入すると前記突起部には前記窪み部が設けてあるた
めに内側方向に撓むことにより前記カードは前記突起部
を乗り越え、カードが検出端子接触するまで更に押し込
むことでカードの挿入が完了し、前記突起部でカードが
保持される。
カードの先端が前記突起部の誘い部に接し、更にカード
を挿入すると前記突起部には前記窪み部が設けてあるた
めに内側方向に撓むことにより前記カードは前記突起部
を乗り越え、カードが検出端子接触するまで更に押し込
むことでカードの挿入が完了し、前記突起部でカードが
保持される。
【0007】
【発明の実施の形態】図に基づいて本発明のカード用コ
ネクタについて説明する。図1は本発明のカード用コネ
クタの斜視図である。図2(A)はカバーを取り外した
状態のカード用コネクタの斜視図であり、(B)はコネ
クタ装着側から見た状態のカバーの斜視図である。図3
はカバーの突起部の形状を説明する図である。本発明の
カード用コネクタ10は、主にハウジング12と接触端
子14と検出端子16とカバー18とからなっている。
以下で、それぞれの構成部品について説明する。
ネクタについて説明する。図1は本発明のカード用コネ
クタの斜視図である。図2(A)はカバーを取り外した
状態のカード用コネクタの斜視図であり、(B)はコネ
クタ装着側から見た状態のカバーの斜視図である。図3
はカバーの突起部の形状を説明する図である。本発明の
カード用コネクタ10は、主にハウジング12と接触端
子14と検出端子16とカバー18とからなっている。
以下で、それぞれの構成部品について説明する。
【0008】図1と図2に基づいて、本発明のカード用
コネクタ10について説明する。まず、本発明のポイン
トであるカバー18について説明する。このカバー18
は、金属でもプラスチックでも何でも良いが、コストや
加工性やカード46の損傷を考えると、電気絶縁性のプ
ラスチックがよく、公知技術の射出成形で製作される。
このカバー18の材質としては、寸法安定性や強度や低
コストが要求されるので、ポリブチレンテレフタレート
(PBT)・ポリアミド(PA)・ポリカーボネイト
(PC)等が使用されることが多い。前記カバー18に
は、幅方向両側でハウジング12への挿入方向に突出し
た突起部20が設けられるとともに同方向に突出した押
圧片22が設けられている。前記突起部20の役割はカ
ードを所定の位置で保持するものであり、前記押圧片2
2の役割はカード46を接触端子14側に押圧するため
のものである。前記突起部20の数量は、上記役割を満
足できればいくつでもよいが、少なくても幅方向両側に
1個ずつは必要である。本実施例では幅方向両側に1個
ずつ設けた。
コネクタ10について説明する。まず、本発明のポイン
トであるカバー18について説明する。このカバー18
は、金属でもプラスチックでも何でも良いが、コストや
加工性やカード46の損傷を考えると、電気絶縁性のプ
ラスチックがよく、公知技術の射出成形で製作される。
このカバー18の材質としては、寸法安定性や強度や低
コストが要求されるので、ポリブチレンテレフタレート
(PBT)・ポリアミド(PA)・ポリカーボネイト
(PC)等が使用されることが多い。前記カバー18に
は、幅方向両側でハウジング12への挿入方向に突出し
た突起部20が設けられるとともに同方向に突出した押
圧片22が設けられている。前記突起部20の役割はカ
ードを所定の位置で保持するものであり、前記押圧片2
2の役割はカード46を接触端子14側に押圧するため
のものである。前記突起部20の数量は、上記役割を満
足できればいくつでもよいが、少なくても幅方向両側に
1個ずつは必要である。本実施例では幅方向両側に1個
ずつ設けた。
【0009】前記突起部20間の間隔はカードの幅より
小さくし、軽圧入程度にしておくことが望ましく、本実
施例ではカードの幅より0.1〜0.2mm程度小さく
した。前記突起部20の位置としては、幅方向で対称に
なるように設けることが望ましく、本実施例では幅方向
両側で奥行き方向のほぼ中央部に1個ずつ設けたが、幅
方向両側で奥行き方向の両側にそれぞれ1個ずつの計4
個を設けたものでも良い。また、前記突起部20のカー
ド挿入方向側に誘い部23を設けるとともに前記突起部
20の内側に窪み部21が設けられている。前記誘い部
23の役割はカード挿入時にカード46が傷付かないよ
うに挿入するための誘いであり、前記窪み部21の役割
はカード挿入時に前記突起部20が撓むようになりカー
ド46を傷付けることなく、容易にカード46を挿入で
き、かつ、保持するためのものである。前記窪み部21
は、前記カバー18の成形時のヒケ逃げの役割もあるの
で、出来る限り前記突起部20の形状に沿ったものにす
ることが望ましい。前記押圧片22の位置は、上記役割
を考えると、接触端子14に対応した位置に設けること
が望ましい。前記押圧片22の形状及び数量は、上記役
割を満足すれば如何なるものでもよく、本実施例では接
触端子14に対応した位置に1個設け、カード46を押
圧し易くかつカード46を傷付けないように中央部が湾
曲した形状にしている。前記押圧片22は、本実施例で
はカバー18と一体に設けたが、別部品にしカバー18
に固定するものでもよい。前記カバー18は、前記ハウ
ジング12に圧入や引っ掛け等により固定されている。
本実施例では、図2(B)のように、幅方向両側にそれ
ぞれ1個ずつ略コ字形状のフックを設けて、前記ハウジ
ング12に引っ掛けるものを図示した。
小さくし、軽圧入程度にしておくことが望ましく、本実
施例ではカードの幅より0.1〜0.2mm程度小さく
した。前記突起部20の位置としては、幅方向で対称に
なるように設けることが望ましく、本実施例では幅方向
両側で奥行き方向のほぼ中央部に1個ずつ設けたが、幅
方向両側で奥行き方向の両側にそれぞれ1個ずつの計4
個を設けたものでも良い。また、前記突起部20のカー
ド挿入方向側に誘い部23を設けるとともに前記突起部
20の内側に窪み部21が設けられている。前記誘い部
23の役割はカード挿入時にカード46が傷付かないよ
うに挿入するための誘いであり、前記窪み部21の役割
はカード挿入時に前記突起部20が撓むようになりカー
ド46を傷付けることなく、容易にカード46を挿入で
き、かつ、保持するためのものである。前記窪み部21
は、前記カバー18の成形時のヒケ逃げの役割もあるの
で、出来る限り前記突起部20の形状に沿ったものにす
ることが望ましい。前記押圧片22の位置は、上記役割
を考えると、接触端子14に対応した位置に設けること
が望ましい。前記押圧片22の形状及び数量は、上記役
割を満足すれば如何なるものでもよく、本実施例では接
触端子14に対応した位置に1個設け、カード46を押
圧し易くかつカード46を傷付けないように中央部が湾
曲した形状にしている。前記押圧片22は、本実施例で
はカバー18と一体に設けたが、別部品にしカバー18
に固定するものでもよい。前記カバー18は、前記ハウ
ジング12に圧入や引っ掛け等により固定されている。
本実施例では、図2(B)のように、幅方向両側にそれ
ぞれ1個ずつ略コ字形状のフックを設けて、前記ハウジ
ング12に引っ掛けるものを図示した。
【0010】ここで、前記突起部20と前記窪み部21
の形状について説明する。前記突起部20の形状は、役
割を満足すれば如何なるものでもよいが、図2(B)の
ように断面略半円状でもよいし、図3(A)のように断
面略四角状でも、(B)のように断面略台形状でも、
(C)のように断面略三角状でもいいが、カードへの損
傷などを考えると、理想的には半円状がよい。また、前
記窪み部21の形状は、役割を満足すれば如何なるもの
でもよいが、図2(B)のように断面略半円状でもよい
し、図3(A)のように断面略四角状でも、(B)のよ
うに断面略台形状でも、(C)のように断面略三角状で
もよい。即ち、前記突起部20の形状に沿った形状にし
ており、カードへの損傷などを考えると、理想的には半
円状がよい。
の形状について説明する。前記突起部20の形状は、役
割を満足すれば如何なるものでもよいが、図2(B)の
ように断面略半円状でもよいし、図3(A)のように断
面略四角状でも、(B)のように断面略台形状でも、
(C)のように断面略三角状でもいいが、カードへの損
傷などを考えると、理想的には半円状がよい。また、前
記窪み部21の形状は、役割を満足すれば如何なるもの
でもよいが、図2(B)のように断面略半円状でもよい
し、図3(A)のように断面略四角状でも、(B)のよ
うに断面略台形状でも、(C)のように断面略三角状で
もよい。即ち、前記突起部20の形状に沿った形状にし
ており、カードへの損傷などを考えると、理想的には半
円状がよい。
【0011】次に、前記ハウジング12について説明す
る。このハウジング12は、電気絶縁性のプラスチック
で、公知技術の射出成形で製作される。このハウジング
12の材質としては、寸法安定性や強度や低コストが要
求されるので、ポリブチレンテレフタレート(PBT)
・ポリアミド(PA)・ポリカーボネイト(PC)等が
使用されることが多い。図1のように前記ハウジング1
2には、カード46が挿入される挿入口24が設けられ
ており、幅方向両側壁にはカード46の挿入をガイドす
るガイド部36が設けられ、側壁30や底板34や底壁
32でカード挿入部26を形成している。前記ハウジン
グ12の側壁30両側には、前記カバー18の突起部2
0に対応した位置に窪み状の係合部28が設けられてい
る。この係合部28は、カバー18の突起部20の逃げ
であり、前記突起部20より0.1〜0.2mm程度大
きくしてある。また、本実施例では、ハウジング12に
は前記カバー18のフックに対応した位置に凸部を設け
て、前記カバー18のフックがこの凸部に引っ掛かるこ
とで、前記カバー18は前記ハウジング12に装着され
ている。
る。このハウジング12は、電気絶縁性のプラスチック
で、公知技術の射出成形で製作される。このハウジング
12の材質としては、寸法安定性や強度や低コストが要
求されるので、ポリブチレンテレフタレート(PBT)
・ポリアミド(PA)・ポリカーボネイト(PC)等が
使用されることが多い。図1のように前記ハウジング1
2には、カード46が挿入される挿入口24が設けられ
ており、幅方向両側壁にはカード46の挿入をガイドす
るガイド部36が設けられ、側壁30や底板34や底壁
32でカード挿入部26を形成している。前記ハウジン
グ12の側壁30両側には、前記カバー18の突起部2
0に対応した位置に窪み状の係合部28が設けられてい
る。この係合部28は、カバー18の突起部20の逃げ
であり、前記突起部20より0.1〜0.2mm程度大
きくしてある。また、本実施例では、ハウジング12に
は前記カバー18のフックに対応した位置に凸部を設け
て、前記カバー18のフックがこの凸部に引っ掛かるこ
とで、前記カバー18は前記ハウジング12に装着され
ている。
【0012】次に、接触端子14について説明する。こ
の接触端子14は金属製であり、公知技術のプレス加工
により製作され、バネ性や導電性等が要求されるので黄
銅やベリリウム銅やリン青銅が使用されることが多い。
前記接触端子14は、カード46の接触部38に対応し
た位置に固定されており、主にICカード46と接触す
る接触部38とハウジング12に固定される固定部と基
板等に接続する接続部40とから構成されている。前記
接触部38はハウジング12の挿入部26内に突出して
おり、ハウジング12に圧入等により固定されている。
前記接触部38の形状は、カード46との接触性や傷付
けないように中央部を湾曲させている。
の接触端子14は金属製であり、公知技術のプレス加工
により製作され、バネ性や導電性等が要求されるので黄
銅やベリリウム銅やリン青銅が使用されることが多い。
前記接触端子14は、カード46の接触部38に対応し
た位置に固定されており、主にICカード46と接触す
る接触部38とハウジング12に固定される固定部と基
板等に接続する接続部40とから構成されている。前記
接触部38はハウジング12の挿入部26内に突出して
おり、ハウジング12に圧入等により固定されている。
前記接触部38の形状は、カード46との接触性や傷付
けないように中央部を湾曲させている。
【0013】次に、検出端子16について説明する。こ
の検出端子16は金属製であり、公知技術のプレス加工
により製作され、バネ性や導電性等が要求されるので黄
銅やベリリウム銅やリン青銅が使用されることが多い。
前記検出端子16はカード挿入口24と反対側の底壁3
2に固定されており、カード46が挿入されたどうかを
検出するためのものである。前記検出端子16も、主に
ICカード46と接触する接触部A42とハウジング1
2に固定される固定部Aと基板等に接続する接続部A4
4とから構成されている。前記接触部A42はハウジン
グ12の挿入部26内に突出しており、ハウジング12
に圧入等により固定されている。前記接触部A42の形
状は、カード46との接触性や傷付けないように中央部
を湾曲させている。
の検出端子16は金属製であり、公知技術のプレス加工
により製作され、バネ性や導電性等が要求されるので黄
銅やベリリウム銅やリン青銅が使用されることが多い。
前記検出端子16はカード挿入口24と反対側の底壁3
2に固定されており、カード46が挿入されたどうかを
検出するためのものである。前記検出端子16も、主に
ICカード46と接触する接触部A42とハウジング1
2に固定される固定部Aと基板等に接続する接続部A4
4とから構成されている。前記接触部A42はハウジン
グ12の挿入部26内に突出しており、ハウジング12
に圧入等により固定されている。前記接触部A42の形
状は、カード46との接触性や傷付けないように中央部
を湾曲させている。
【0014】最後に、前記カバー18の装着方法と前記
カード46の挿入方法について説明する。まず、前記カ
バー18は、ハウジング12の係合部28とカバー18
の突起部20とが合致するように、図2(A)の矢印
「イ」方向からハウジングに装着する。次に、カバー1
8が装着された状態で、前記カード46をカード挿入口
24方向から挿入する。さらに挿入していくと、カード
46が前記カバー18の突起部20に接し、また更に挿
入するとカード46が前記突起部20を乗り越え、さら
にカード46が検出端子16に接触するまで挿入するこ
とで挿入が完了する。
カード46の挿入方法について説明する。まず、前記カ
バー18は、ハウジング12の係合部28とカバー18
の突起部20とが合致するように、図2(A)の矢印
「イ」方向からハウジングに装着する。次に、カバー1
8が装着された状態で、前記カード46をカード挿入口
24方向から挿入する。さらに挿入していくと、カード
46が前記カバー18の突起部20に接し、また更に挿
入するとカード46が前記突起部20を乗り越え、さら
にカード46が検出端子16に接触するまで挿入するこ
とで挿入が完了する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述の構造をとることで、以
下のような顕著な効果を得ることができる。 (1)前記ハウジング12の幅方向両側に係合部28を
設け、この係合部28に対応した位置に突起部20を設
けたカバー18を前記ハウジング12に装着し、前記突
起部20により前記カード46を保持しているので、検
出端子18の接触圧によってカード46が押し出される
ことがなく、カード46を所定の位置に保持できるため
に安定した接続を得ることができる。 (2)前記カバー18には前記突起方向に突出した押圧
片22を設け、この押圧片22でカード46を接触端子
14側に押圧するようしているので、より確実にカード
46を接触端子14に押し付けることができ、安定した
接続を得ることができる。 (3)前記カバー18に押圧片22を設けているので、
厚さの異なる2種類のカードにも対応することができ、
安定した接続を得ることができる。 (4)前記突起部20のカード挿入方向側に誘い部23
を設けるとともに前記突起部20の内側に窪み部21を
設けているので、カード46を傷付けることなく、容易
に挿入することができ、確実にカード46を保持するこ
とができる。
下のような顕著な効果を得ることができる。 (1)前記ハウジング12の幅方向両側に係合部28を
設け、この係合部28に対応した位置に突起部20を設
けたカバー18を前記ハウジング12に装着し、前記突
起部20により前記カード46を保持しているので、検
出端子18の接触圧によってカード46が押し出される
ことがなく、カード46を所定の位置に保持できるため
に安定した接続を得ることができる。 (2)前記カバー18には前記突起方向に突出した押圧
片22を設け、この押圧片22でカード46を接触端子
14側に押圧するようしているので、より確実にカード
46を接触端子14に押し付けることができ、安定した
接続を得ることができる。 (3)前記カバー18に押圧片22を設けているので、
厚さの異なる2種類のカードにも対応することができ、
安定した接続を得ることができる。 (4)前記突起部20のカード挿入方向側に誘い部23
を設けるとともに前記突起部20の内側に窪み部21を
設けているので、カード46を傷付けることなく、容易
に挿入することができ、確実にカード46を保持するこ
とができる。
【図1】本発明のカード用コネクタの斜視図である。
【図2】(A)カバーを取り外した状態のカード用コネ
クタの斜視図である。 (B)コネクタ装着側から見た状態のカバーの斜視図で
ある。
クタの斜視図である。 (B)コネクタ装着側から見た状態のカバーの斜視図で
ある。
【図3】カバーの突起部の形状を説明する図である。
【図4】従来のカード用コネクタの斜視図である。
10 カード用コネクタ
12 ハウジング
14 接触端子
16 検出端子
18 カバー
20 突起部
21 窪み部
22 押圧片
23 誘い部
24 カード挿入口
26 挿入部
28 係合部
30 側壁
32 底壁
34 底板
36 ガイド部
38 接触部
40 接続部
42 接触部A
44 接続部A
46 カード
Claims (3)
- 【請求項1】 カードと接続する所要数の接触端子と、
この接触端子が保持・固定されるとともに前記カードが
挿入されるカード挿入口を有するハウジングと、このハ
ウジングの前記カード挿入口の反対方向側にカードを検
出する検出端子とからなるカード用コネクタにおいて、 前記ハウジングの幅方向両側に係合部を設け、この係合
部に対応した位置に突起部を設けたカバーを前記ハウジ
ングに装着し、前記突起部により前記カードを保持した
したことを特徴とするカード用コネクタ。 - 【請求項2】 前記カバーには前記突起部方向に突出し
た押圧片を設け、この押圧片でカードを接触端子側に押
圧したことを特徴とする請求項1記載のカード用コネク
タ。 - 【請求項3】 前記突起部のカード挿入方向側に誘い部
を設けるとともに前記突起部の内側に窪み部を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340497A JP2003142186A (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | カード用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001340497A JP2003142186A (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | カード用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003142186A true JP2003142186A (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=19154684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001340497A Pending JP2003142186A (ja) | 2001-11-06 | 2001-11-06 | カード用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003142186A (ja) |
-
2001
- 2001-11-06 JP JP2001340497A patent/JP2003142186A/ja active Pending
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