JP2003141850A - マルチメディア再生装置、再生方法、およびそのコンピュータプログラム - Google Patents

マルチメディア再生装置、再生方法、およびそのコンピュータプログラム

Info

Publication number
JP2003141850A
JP2003141850A JP2001333416A JP2001333416A JP2003141850A JP 2003141850 A JP2003141850 A JP 2003141850A JP 2001333416 A JP2001333416 A JP 2001333416A JP 2001333416 A JP2001333416 A JP 2001333416A JP 2003141850 A JP2003141850 A JP 2003141850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
identification information
content
communication network
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001333416A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Furuichi
古市  潤
Koji Tsunekane
浩司 常包
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2001333416A priority Critical patent/JP2003141850A/ja
Publication of JP2003141850A publication Critical patent/JP2003141850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な再生装置で再生することができ、かつ
フレキシブルに再生内容を変えることのできるマルチメ
ディア再生方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体読取装置10は第1のコンテン
ツが記録されたCDから情報を読み取る。再生処理部1
2は、読み取られた第1のコンテンツを再生し、信号と
して出力する。制御部11は、記録媒体読取装置が前記
CDから読み取った情報を元に記録媒体識別情報31を
作成し、これを通信処理部13に渡す。通信処理部13
は、通信ネットワーク2を介して、この記録媒体識別情
報31をサーバ3に送信する。サーバ3は、配信コンテ
ンツデータベースから前記記録媒体識別情報(31)に
対応した配信コンテンツ32(第2のコンテンツ)を配
信コンテンツデータベース4から読み出し、通信処理部
13に対して返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば音楽と映
像など、複数の種類のコンテンツを再生するマルチメデ
ィア再生装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽用コンパクトディスク(C
D, Compact Disc)には、デジタル化されたオーディオ
情報のみが記録されており、再生装置によってこのオー
ディオ情報を再生することにより音楽を楽しむことがで
きた。このような音楽専用のコンパクトディスクでは、
CD−DA(Compact Disc-Digital Audio)という記録
フォーマットが用いられている。また、オーディオ情報
とともに、例えば画像や映像やテキストなどといった情
報を1枚のコンパクトディスクに記録することもでき
る。これには、上記CD−DAを拡張したエンハンスト
CD(Enhanced CD )あるいはミックスモードディスク
(Mixed-Mode Disc )と呼ばれる記録フォーマットが用
いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の音楽専用コンパ
クトディスクでは、音楽などのオーディオ情報だけしか
再生することができなかった。また、上記のエンハンス
トCDなどを用いた場合には、オーディオ情報以外各種
データが第1トラックに記録され、オーディオ情報が第
2トラック以降に記録される。このため、パーソナルコ
ンピュータなど、エンハンストCDに対応した機器は第
1トラックに記録されたデータを適切に認識して処理す
ることができるが、一部の再生装置は、第1トラックの
データをオーディオ情報と認識して再生してしまうため
高音成分を含んだ異常音を出力してしまうという不具合
があった。
【0004】また、上記のエンハンストCDなどを用い
て適切な機器によって再生した場合には、例えば音楽と
映像など、複数種類のコンテンツを同時に再生すること
ができるが、再生するコンテンツは予めコンパクトディ
スクに記録されたものに限られ、コンテンツをフレキシ
ブルに差し替えることはできなかった。
【0005】この発明は、上記のような事情を考慮して
なされたものであり、様々な再生装置で不具合を起こす
ことなく再生することができ、かつフレキシブルに再生
内容を変えることのできるマルチメディア再生方法およ
びその装置を提供することを目的とする。また、このよ
うな再生方法を応用したビジネス方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、第1のコンテンツが記録された記録媒
体を読み取る記録媒体読取装置と、前記記録媒体読取装
置によって読み取られたコンテンツを再生して信号とし
て出力する再生処理部と、前記記録媒体読取装置によっ
て読み取られた情報から前記記録媒体を識別するための
記録媒体識別情報を作成する制御部と、前記制御部から
受け取った前記記録媒体識別情報を通信ネットワークを
介して送信するとともに、当該記録媒体識別情報に対応
した第2のコンテンツを通信ネットワークを介して受信
し、該第2のコンテンツを信号として出力する通信処理
部とを備えることを特徴とするマルチメディア再生装置
を要旨とする。
【0007】また、本発明のマルチメディア再生装置
は、さらに、前記記録媒体識別情報と前記第2のコンテ
ンツとの関係を保持する配信コンテンツデータベース
と、前記通信処理部から通信ネットワークを介して前記
記録媒体識別情報を受信し、前記配信コンテンツデータ
ベースを参照することによって当該記録媒体識別情報に
対応した前記第2のコンテンツを読み取り、当該第2の
コンテンツを通信ネットワークを介して前記通信処理部
に対して送信するサーバとを備えることを特徴とする。
【0008】また、本発明のマルチメディア再生装置に
おいては、前記記録媒体識別情報は、前記記録媒体に記
録された識別記号情報であることを特徴とする。
【0009】また、本発明のマルチメディア再生装置に
おいては、前記記録媒体は、オーディオ情報を記録した
コンパクトディスクであり、前記記録媒体識別情報は、
前記オーディオ情報の少なくとも一部であることを特徴
とする。
【0010】また、本発明のマルチメディア再生装置に
おいては、前記通信処理部は、通信ネットワークを介し
て再生装置識別情報参照要求を受信した場合には、通信
ネットワークを介して当該再生装置に設定された再生装
置識別情報を要求元に返すことを特徴とする。
【0011】また、本発明のマルチメディア再生方法
は、第1のコンテンツが記録された記録媒体を読み取る
記録媒体読取過程と、前記記録媒体読取装置によって読
み取られたコンテンツを再生して信号として出力する再
生処理過程と、前記記録媒体読取過程において読み取ら
れた情報から前記記録媒体を識別するための記録媒体識
別情報を作成する制御過程と、前記記録媒体識別情報を
通信ネットワークを介して送信するとともに、当該記録
媒体識別情報に対応した第2のコンテンツを通信ネット
ワークを介して受信し、該第2のコンテンツを信号とし
て出力する通信処理過程とを有することを特徴とする。
【0012】また、本発明のマルチメディア再生方法
は、さらに、通信ネットワークを介して再生装置識別情
報参照要求を受信した場合には、通信ネットワークを介
して当該再生装置に設定された再生装置識別情報を要求
元に返す再生装置識別情報応答過程を有することを特徴
とするものである。
【0013】また、本発明のマルチメディア再生用コン
ピュータプログラムは、第1のコンテンツが記録された
記録媒体を読み取る記録媒体読取過程と、前記記録媒体
読取装置によって読み取られたコンテンツを再生して信
号として出力する再生処理過程と、前記記録媒体読取過
程において読み取られた情報から前記記録媒体を識別す
るための記録媒体識別情報を作成する制御過程と、前記
記録媒体識別情報を通信ネットワークを介して送信する
とともに、当該記録媒体識別情報に対応した第2のコン
テンツを通信ネットワークを介して受信し、該第2のコ
ンテンツを信号として出力する通信処理過程との処理を
コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0014】また、本発明のマルチメディア再生用コン
ピュータプログラムは、さらに、通信ネットワークを介
して再生装置識別情報参照要求を受信した場合には、通
信ネットワークを介して当該再生装置に設定された再生
装置識別情報を要求元に返す再生装置識別情報応答過程
の処理をコンピュータに実行させることを特徴とするも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>以下、図面を
参照しこの発明の一実施形態について説明する。図1
は、同実施形態による再生装置の構成を示すブロック図
である。図1に示すように、再生装置1は、記録媒体読
取装置10と、制御部11と、再生処理部12と、通信
処理部13と、音声出力部14と、映像出力部15とを
備えている。また、再生装置1は、通信ネットワーク2
を介してサーバ3に接続されている。また、サーバ3側
には配信コンテンツデータベース4が設けられており、
サーバ3からこの配信コンテンツデータベース4に記録
されたコンテンツデータを読み出すことができるように
なっている。なお、通信ネットワーク2としては、例え
ばインターネットやイントラネットなどを利用する。
【0016】再生装置1内の各部の機能は次のとおりで
ある。記録媒体読取装置10は、コンパクトディスクに
CD−DAのフォーマットで記録されたデジタルオーデ
ィオ情報(第1のコンテンツ)を読み取るとともに、コ
ンパクトディスクに記録された識別情報を読み取ること
ができる。なお、後述するようにコンパクトディスク上
にこのコンパクトディスクを識別するID番号(識別記
号情報)が記録されている場合には、記録媒体読取装置
10は、このID番号も読み取ることができる。制御部
11は、記録媒体読取装置10がコンパクトディスクか
ら読み取った情報を基に記録媒体識別情報を作成し、こ
れを通信処理部13に渡す。また、制御部11は、再生
処理部12による再生処理を制御する。再生処理部12
は、上記制御部11による制御下で、記録媒体読取装置
10によって読み取られたオーディオ情報を用いて音を
再生する処理を行う。具体的には、再生処理部12は、
符号化されたオーディオ情報を復号化したり、デジタル
形式のオーディオ情報をアナログオーディオ信号に変換
して出力したりする。音声出力部14は、再生処理部1
2によって出力されたアナログオーディオ信号を増幅
し、外部のスピーカ等に向けて出力する。
【0017】通信処理部13は、制御部11から受け取
った識別情報を基に生成した媒体識別情報31を通信ネ
ットワーク2経由でサーバ3に送信する。そして、当該
媒体識別情報に対応した配信コンテンツ32(第2のコ
ンテンツ)が、サーバ3から通信処理部13に対して、
ファイル転送あるいはストリーミングデータの形で送信
される。本実施形態においては、配信コンテンツ32は
映像コンテンツであり、通信処理部13は、サーバ3か
ら受信した映像コンテンツのデータを映像出力部15に
渡す。映像出力部15は、上記映像コンテンツのデータ
を復号化し、外部のディスプレイ装置等に向けて出力す
る。
【0018】次に、上記の再生装置(1)とサーバ
(3)との連携による動作の手順について説明する。図
2は、再生装置とサーバの動作手順を示すラダー図であ
る。まず、ステップA1において、再生装置(1)の記
録媒体読取装置(10)はコンパクトディスクなどの記
録媒体がセットされたことを検知する。次に、ステップ
A2において、再生装置(1)の記録媒体読取装置(1
0)は上記記録媒体の識別情報を読み取り、この識別情
報が制御部(11)を介して通信処理部(13)に渡さ
れる。次に、ステップA3において、再生装置(1)の
通信処理部(13)からサーバ(3)側に媒体識別情報
(31)が送信される。
【0019】そして、再生装置(1)側では、ステップ
A4において、再生処理部(12)は記録媒体から読み
取られたコンテンツの再生を開始する。上記ステップA
4と並行してサーバ(3)側では、ステップA5におい
て、受信した媒体識別情報をキーとして、配信コンテン
ツデータベース(4)の検索が行われ、当該媒体識別情
報に対応した配信コンテンツ(32)が配信コンテンツ
データベース(4)から読み出される。次に、ステップ
A6において、上記配信コンテンツ(32)がサーバ
(3)から再生装置(1)に送信される。そして、ステ
ップA7において、再生装置(1)の映像出力部(1
5)が受信した配信コンテンツ(32)の映像の表示を
開始する。
【0020】以上のようにして、再生装置(1)におい
ては、記録媒体から読み取られたコンテンツ(音楽な
ど)と、通信ネットワーク(2)を介して配信されたコ
ンテンツ(映像など)とを同時に再生することができ
る。
【0021】次に、上述した媒体識別情報の詳細につい
て説明する。図3は、記録媒体上での媒体識別情報の記
録に関して2種類の方式を示す概略図である。図3
(a)および(b)がそれぞれ各方式による記録方法を
示している。ここで、媒体識別情報とは、記録媒体の種
類を識別する方法であり、例えば音楽用コンパクトディ
スクの場合にはそのタイトル(アルバムCDの場合には
アルバムタイトル、シングルCDの場合には当該CDに
収録された代表曲のタイトル)ごとの識別が可能となる
情報である。
【0022】図3(a)に示す方式では、コンパクトデ
ィスク上の管理情報領域の一部に記録媒体の種別を表わ
すID(識別)番号(識別記号情報)を記録しておき、
これを読み取ることによって記録媒体の識別を可能とし
ている。ID番号としては、例えば6桁〜20桁程度の
数値情報を用いる。図3(b)に示す方式では、コンパ
クトディスク上の各トラックの先頭の所定ビット数分あ
るいは各トラックの先頭所定秒数分のオーディオ情報に
よって記録媒体を識別することとしている。つまり、こ
の方式では、記録媒体識別情報は、オーディオ情報の少
なくとも一部である。
【0023】なお、上記説明では、記録媒体単位で識別
可能な識別情報を用いることとしているが、同様の方法
でさらに細かい単位で各トラックごとの識別を行い、各
トラックに対応した配信コンテンツをサーバから受信す
るようにしても良い。
【0024】上述したように、本実施形態では、記録媒
体上の各トラックにはオーディオ情報のみを記録し、映
像などの非オーディオ情報はサーバから受信するように
している。このため、オーディオ情報のみが記録された
CD等を用いて、そのCD等に対応した映像などを表示
させることができるようになる。また、エンハンストC
Dのようにトラック1に非オーディオ情報を記録してお
く必要がないため、再生装置が非オーディオ情報をオー
ディオ情報と認識して再生してしまうという不具合は起
こらない。また、配信コンテンツをサーバから配信する
ようにしているため、記録媒体上に同様のコンテンツを
記録する場合と比較して、記録媒体上のデータ量を節約
することができる。また、図3(a)および(b)に示
した記録方式では、CD−DAフォーマットに則ってオ
ーディオ情報のみが各トラックに記録されているため、
従来の再生装置との互換性も保たれる。
【0025】次に、配信コンテンツデータベースについ
て説明する。図4は、配信コンテンツデータベースに記
録されたデータの構造を示す概略図である。図示するよ
うに、配信コンテンツデータベースはリレーショナル構
造を有しており、媒体識別情報と配信コンテンツのデー
タ項目を含んだテーブルとして表現されている。つま
り、配信コンテンツデータベースは、前記記録媒体識別
情報と前記第2のコンテンツとの関係を保持している。
【0026】なお、配信コンテンツデータベース上の配
信コンテンツの情報を更新することにより、ある媒体識
別情報に対応する配信コンテンツを差し替えることもで
きる。これにより、配信するコンテンツ内容にフレキシ
ビリティを持たせることができる。
【0027】例えば、あるアーティストのアルバムCD
の発売当初には当該アルバムCDに関連したプロモーシ
ョンビデオ映像を配信コンテンツとして提供し、そのア
ーティストの次作のアルバムCDの発売時期には当該次
作のアルバムCDの宣伝映像を配信コンテンツとして提
供することができる。また、あるアーティストのアルバ
ムCDに関連して、当該アーティストが出演している一
般商品の宣伝映像を配信することもできる。これによっ
て、音楽CDの購入者個別の住所や氏名や電子メールア
ドレスなどといった情報をサーバ側で管理することな
く、特定の購買層に的を絞った宣伝情報を配信すること
が可能となり、マーケティングツールとして極めて有効
な手段となる。
【0028】なお、上述した再生装置(1)は、コンテ
ンツ再生専用のオーディオビジュアル機器として実現し
ても良いし、パーソナルコンピュータなど汎用のコンピ
ュータシステムを用いて実現しても良い。コンピュータ
を用いて再生装置を実現する場合には、上述した制御処
理や再生処理や通信処理などの各処理の過程はプログラ
ムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶
されており、このプログラムをコンピュータが読み出し
て実行することによって各処理が行われる。ここでコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導
体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラム
を通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を
受けたコンピュータが当該プログラムを実行するように
しても良い。
【0029】<第2の実施形態>次に、この発明の第2
の実施形態について説明する。本実施形態においては、
サーバ(3)側に配信履歴データベースを備え、個別の
配信履歴情報を管理できるようにしている。図5は、本
実施形態による配信履歴データベースのデータ構造を示
す概略図である。図示するように、配信履歴データベー
スはリレーショナル構造を有しており、再生装置識別情
報と媒体識別情報と配信日時のデータ項目を含んだテー
ブルとして表現されている。再生装置識別情報は、再生
装置個体を識別する情報であり、この再生装置識別情報
は後述の方法によってサーバが取得する。また、配信日
時は、ある再生装置に対してある媒体識別情報に基づい
てコンテンツが配信された日時を表わす情報である。
【0030】次に、図6および図7を参照しながら、配
信履歴データベースに履歴情報を書き込むための手順に
ついて説明する。なお本実施形態においては、再生装置
内に記憶手段を有しており、サーバ側からの要求に応じ
て、再生装置内の通信処理部がこの記憶手段に情報を書
き込んだり同記憶手段から情報を読み出したりすること
ができるようになっている。また、この情報を書いたり
読んだりする際には、当該情報の種別を表わすキーワー
ドが指定される。このような記憶手段としては、パーソ
ナルコンピュータ用のウェブブラウザに備えられている
クッキーファイルや、これと同様の記憶手段を用いるよ
うにする。
【0031】図6は、再生装置のファイル(記憶手段)
内に再生装置識別情報が未設定の場合における再生装置
とサーバの動作手順を示すラダー図である。図6のステ
ップB1からステップB4までの処理は、図2に示した
ステップA1からステップA4までの処理と同様であ
る。
【0032】次に、ステップB5において、サーバは、
予め定められたキーワードにより再生装置識別情報を参
照する要求を行う。これに応じて、ステップB6におい
て、再生装置識別情報参照要求のデータがサーバから再
生装置に送信される。これを受信した再生装置の通信処
理部は、ステップB7において、ファイルを検索し、上
記所定のキーワードに対応した再生装置識別情報を得よ
うとするが、未設定であるために、ステップB8におい
て当該識別情報が未設定である旨を表わす再生装置識別
情報参照応答のデータをサーバ側に返す。
【0033】これを受けて、サーバは、ステップB9に
おいて再生装置識別情報を生成するとともに、ステップ
B10において再生装置識別情報設定要求のデータを再
生装置側に送信する。この要求に応じて、再生装置は、
ステップB11において受信した再生装置識別情報をフ
ァイルに設定し、ステップB12において再生装置識別
情報設定応答のデータをサーバ側に返す。そして、サー
バは、ステップB13において、ステップB9で生成し
た再生装置識別情報と、ステップB3で送られた媒体識
別情報と、コンテンツ配信を行う日時の情報とを含む履
歴情報を配信履歴データベースに書き込む。その後、ス
テップB14からステップB16までのコンテンツ配信
およびその表示の処理は、図2に示したステップA5か
らステップA7までの処理と同様である。
【0034】図7は、再生装置のファイル(記憶手段)
内に再生装置識別情報が既に設定されている場合におけ
る再生装置とサーバの動作手順を示すラダー図である。
図7のステップC1からステップC6までの処理は、図
6に示したステップB1からステップB6までの処理と
同様である。
【0035】図7に示す場合においては、再生装置のフ
ァイルに既に再生装置識別情報が設定されている。そし
て、再生装置の通信処理部は、ステップC7において当
該ファイルから再生装置識別情報を読み出し、ステップ
C8において当該読み出された再生装置識別情報を含ん
だ再生装置識別情報参照応答のデータをサーバに対して
送信する。
【0036】これを受信したサーバは、ステップC9に
おいて、ステップC9で送られた再生装置識別情報と、
ステップC3で送られた媒体識別情報と、コンテンツ配
信を行う日時の情報とを含む履歴情報を配信履歴データ
ベースに書き込む。その後、ステップC10からステッ
プC12までのコンテンツ配信およびその表示の処理
は、図6に示したステップB14からステップB16ま
での処理と同様である。
【0037】以上、図6および図7を参照しながら説明
した手順を実行することにより、履歴情報が配信履歴デ
ータベースに記録されるため、サーバ側では、いつ、ど
の再生装置に対して、どの記録媒体に基づくコンテンツ
の配信を行ったかを把握することができる。このような
履歴情報を利用することによって、サーバ側で、例えば
どの再生装置においてどのCDがどのような頻度で再生
されているかを分析することが可能になる。また、例え
ばあるCDを所定回数以上再生した利用者に対して、特
別な情報を提供したり、コンサートチケットをプレゼン
トしたり、景品の当たる抽せんに参加する権利を与える
など、音楽等のプロモーションの目的で上記履歴情報を
活用することもできる。
【0038】以上、図面を参照してこの発明の実施形態
を詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に
限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計等も含まれる。
【0039】例えば、上記実施形態では、再生装置によ
って読み取る記録媒体として音楽CDを用いることとし
たが、これ以外にも、ID番号や記録されているコンテ
ンツ情報そのものによってタイトルを識別することので
きる記録媒体を対象とする再生装置に本発明を適用して
も良い。例えば、そのような記録媒体としては、DVD
(Digital Versatile Disc)や、ビデオCDや、フォト
CDなどが含まれる。また、上記実施形態では、サーバ
から再生装置に対して映像コンテンツを配信することと
したが、映像情報以外にも、オーディオ情報や静止画情
報やテキスト情報など、様々なタイプの情報を配信する
ことが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、再生処理部が記録媒体読取装置によって読み取られ
たコンテンツを再生して信号として出力するとともに、
制御部は記録媒体読取装置によって読み取られた情報か
ら記録媒体を識別するための記録媒体識別情報を作成
し、通信処理部が前記制御部から受け取った前記記録媒
体識別情報を通信ネットワークを介して送信するととも
に、当該記録媒体識別情報に対応した第2のコンテンツ
を通信ネットワークを介して受信し、該第2のコンテン
ツを信号として出力するため、記録媒体に記録された第
1のコンテンツと、当該記録媒体自体には記録されてな
いが前記第1のコンテンツに対応した第2のコンテンツ
とを同時に再生することができる。
【0041】また、上記の第1のコンテンツが音楽用コ
ンパクトディスクに記録されたオーディオ情報であり、
第2のコンテンツが非オーディオ情報である場合、第2
のコンテンツの再生に対応していない再生装置であって
も、第2のコンテンツをオーディオ情報と認識して再生
してしまうことがなく、異常音を出力してしまうという
不具合が起こらない。
【0042】また、通信処理部は通信ネットワークを介
して第2のコンテンツを受信するため、第1のコンテン
ツを記録した既存の記録媒体に関しても、第2のコンテ
ンツを同時に再生することができる。また、同様の理由
により、本発明を適用していない従来型の再生装置にお
いても第1のコンテンツを記録した記録媒体を問題なく
再生することができ互換性が保たれる。
【0043】また、この発明によれば、記録媒体識別情
報と第2のコンテンツとの関係を保持する配信コンテン
ツデータベースを備え、サーバが、通信処理部から通信
ネットワークを介して前記記録媒体識別情報を受信し、
前記配信コンテンツデータベースを参照することによっ
て当該記録媒体識別情報に対応した前記第2のコンテン
ツを読み取り、当該第2のコンテンツを通信ネットワー
クを介して前記通信処理部に対して送信するため、上記
配信コンテンツデータベースの内容を更新することによ
り、第2のコンテンツを差し替えることが可能となる。
【0044】また、この発明によれば、前記記録媒体識
別情報は、前記記録媒体に記録された識別記号情報であ
るため、わずかな情報量で記録媒体を識別することがで
きる。
【0045】また、この発明によれば、記録媒体識別情
報は、コンパクトディスクに記録されたオーディオ情報
の少なくとも一部であるため、既存のコンパクトディス
クを用いた場合にも、このコンパクトディスクに対応し
た第2のコンテンツを配信して再生することが可能であ
る。
【0046】また、この発明によれば、通信処理部は、
通信ネットワークを介して再生装置識別情報参照要求を
受信した場合には、通信ネットワークを介して当該再生
装置に設定された再生装置識別情報を要求元に返すた
め、通信ネットワークを介して、どの再生装置に対して
どの記録媒体識別情報に基づくコンテンツを配信したか
を把握することができ、この配信履歴情報をマーケティ
ングやプロモーションなどに活用することも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による再生装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態における再生装置とサーバの動作
手順を示すラダー図である。
【図3】 同実施形態による記録媒体上での媒体識別情
報に関する方式を示す概略図である。
【図4】 同実施形態による配信コンテンツデータベー
スのデータ構造を示す概略図である。
【図5】 同実施形態による配信履歴データベースのデ
ータ構造を示す概略図である
【図6】 この発明の第2の実施形態において配信履歴
情報を記録するためのサーバおよび再生装置の動作手順
を示すラダー図である(再生装置識別情報が未設定の場
合)。
【図7】 この発明の第2の実施形態において配信履歴
情報を記録するためのサーバおよび再生装置の動作手順
を示すラダー図である(再生装置識別情報が設定済の場
合)。
【符号の説明】
1 再生装置 2 通信ネットワーク 3 サーバ 4 配信コンテンツデータベース 10 記録媒体読取装置 11 制御部 12 再生処理部 13 通信処理部 14 音声出力部 15 映像出力部 31 媒体識別情報 32 配信コンテンツ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 BG03 BG07 CA02 CA04 5C053 FA23 GB11 JA01 JA21 LA06 LA11 LA14 5D044 AB05 BC03 CC04 DE17 DE49 FG18 HL06 5D110 AA14 BB02 DA08 DB10 DE04 FA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコンテンツが記録された記録媒体
    を読み取る記録媒体読取装置と、 前記記録媒体読取装置によって読み取られたコンテンツ
    を再生して信号として出力する再生処理部と、 前記記録媒体読取装置によって読み取られた情報から前
    記記録媒体を識別するための記録媒体識別情報を作成す
    る制御部と、 前記制御部から受け取った前記記録媒体識別情報を通信
    ネットワークを介して送信するとともに、当該記録媒体
    識別情報に対応した第2のコンテンツを通信ネットワー
    クを介して受信し、該第2のコンテンツを信号として出
    力する通信処理部と、 を備えることを特徴とするマルチメディア再生装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体識別情報と前記第2のコン
    テンツとの関係を保持する配信コンテンツデータベース
    と、 前記通信処理部から通信ネットワークを介して前記記録
    媒体識別情報を受信し、前記配信コンテンツデータベー
    スを参照することによって当該記録媒体識別情報に対応
    した前記第2のコンテンツを読み取り、当該第2のコン
    テンツを通信ネットワークを介して前記通信処理部に対
    して送信するサーバと、 を備えることを特徴とする請求項1に記載のマルチメデ
    ィア再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体識別情報は、前記記録媒体
    に記録された識別記号情報であることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のマルチメディア再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体は、オーディオ情報を記録
    したコンパクトディスクであり、 前記記録媒体識別情報は、前記オーディオ情報の少なく
    とも一部であることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のマルチメディア再生装置。
  5. 【請求項5】 前記通信処理部は、通信ネットワークを
    介して再生装置識別情報参照要求を受信した場合には、
    通信ネットワークを介して当該再生装置に設定された再
    生装置識別情報を要求元に返すことを特徴とする請求項
    1から4までのいずれかに記載のマルチメディア再生装
    置。
  6. 【請求項6】 第1のコンテンツが記録された記録媒体
    を読み取る記録媒体読取過程と、 前記記録媒体読取装置によって読み取られたコンテンツ
    を再生して信号として出力する再生処理過程と、 前記記録媒体読取過程において読み取られた情報から前
    記記録媒体を識別するための記録媒体識別情報を作成す
    る制御過程と、 前記記録媒体識別情報を通信ネットワークを介して送信
    するとともに、当該記録媒体識別情報に対応した第2の
    コンテンツを通信ネットワークを介して受信し、該第2
    のコンテンツを信号として出力する通信処理過程と、 を有することを特徴とするマルチメディア再生方法。
  7. 【請求項7】 通信ネットワークを介して再生装置識別
    情報参照要求を受信した場合には、通信ネットワークを
    介して当該再生装置に設定された再生装置識別情報を要
    求元に返す再生装置識別情報応答過程を有することを特
    徴とする請求項6に記載のマルチメディア再生方法。
  8. 【請求項8】 第1のコンテンツが記録された記録媒体
    を読み取る記録媒体読取過程と、 前記記録媒体読取装置によって読み取られたコンテンツ
    を再生して信号として出力する再生処理過程と、 前記記録媒体読取過程において読み取られた情報から前
    記記録媒体を識別するための記録媒体識別情報を作成す
    る制御過程と、 前記記録媒体識別情報を通信ネットワークを介して送信
    するとともに、当該記録媒体識別情報に対応した第2の
    コンテンツを通信ネットワークを介して受信し、該第2
    のコンテンツを信号として出力する通信処理過程と、 の処理をコンピュータに実行させることを特徴とするマ
    ルチメディア再生のためのコンピュータプログラム。
  9. 【請求項9】 通信ネットワークを介して再生装置識別
    情報参照要求を受信した場合には、通信ネットワークを
    介して当該再生装置に設定された再生装置識別情報を要
    求元に返す再生装置識別情報応答過程の処理をコンピュ
    ータに実行させることを特徴とする請求項8に記載のコ
    ンピュータプログラム。
JP2001333416A 2001-10-30 2001-10-30 マルチメディア再生装置、再生方法、およびそのコンピュータプログラム Pending JP2003141850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001333416A JP2003141850A (ja) 2001-10-30 2001-10-30 マルチメディア再生装置、再生方法、およびそのコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001333416A JP2003141850A (ja) 2001-10-30 2001-10-30 マルチメディア再生装置、再生方法、およびそのコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003141850A true JP2003141850A (ja) 2003-05-16

Family

ID=19148675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001333416A Pending JP2003141850A (ja) 2001-10-30 2001-10-30 マルチメディア再生装置、再生方法、およびそのコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003141850A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1408500A2 (en) * 2002-10-09 2004-04-14 Pioneer Corporation Information providing system and method and information recorded medium
EP1408499A3 (en) * 2002-10-09 2004-06-30 Pioneer Corporation Information providing system and method and information recorded medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1408500A2 (en) * 2002-10-09 2004-04-14 Pioneer Corporation Information providing system and method and information recorded medium
EP1408499A3 (en) * 2002-10-09 2004-06-30 Pioneer Corporation Information providing system and method and information recorded medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7353250B2 (en) Reproducing apparatus and server system providing additional information therefor
US20050223039A1 (en) Method and apparatus for playing multimedia play list and storage medium therefor
CN101057294B (zh) 再现存储在存储介质中的视听数据的再现设备
CN100583273C (zh) 内容再现系统、内容再现装置及内容再现方法
KR100565069B1 (ko) Mpv 프로파일을 이용한 멀티미디어 데이터의 재생 방법및 그 재생 장치
KR100366760B1 (ko) 멀티미디어 파일 결합방법
JP2003255958A (ja) 楽曲利用状況及び音楽情報提供方法及び記録媒体
JP2010113776A (ja) 販売支援システム、販売支援方法、及び販売支援プログラム
JP2008504719A (ja) Mpvプロファイルを利用したマルチメディアデータの再生方法及びその再生装置
US20060224703A1 (en) Slideshow system, rule server, music reproducing apparatus and methods of controlling said server and apparatus
JP2003141850A (ja) マルチメディア再生装置、再生方法、およびそのコンピュータプログラム
US20020078181A1 (en) Apparatus and method for reading data from a data carrier and data carrier for use in the apparatus and method
JP2001312496A (ja) 情報提供方法及び情報提供システム
JP4312178B2 (ja) 管理情報取得装置及び管理情報取得プログラム
CN100576336C (zh) 记录和再现系统及方法、记录装置及方法、再现装置及方法
JP2004301885A (ja) カラオケ映像再生装置における映像更新方法
JP2004362697A (ja) ハードディスクへのオーディオ記録装置および方法
JP2007317262A (ja) コンテンツリスト生成装置およびコンテンツリスト生成プログラム
EP1733395A1 (en) Method and apparatus for playing multimedia play list and storage medium therefor
KR20030094155A (ko) 부가정보를 기록한 정보저장매체
JP2009276430A (ja) 楽曲記録装置、楽曲再生装置、プログラム、楽曲記録方法、及び楽曲再生方法
KR20030094154A (ko) 부가정보 제공 방법
KR20030094153A (ko) 부가정보 제공 방법
KR20030094152A (ko) 재생장치 및 부가정보 서비스 서버 시스템
JP2001243743A (ja) データ記録端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070813

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070911