JP2003141745A - 光ピックアップ調整装置 - Google Patents

光ピックアップ調整装置

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JP2003141745A
JP2003141745A JP2001338349A JP2001338349A JP2003141745A JP 2003141745 A JP2003141745 A JP 2003141745A JP 2001338349 A JP2001338349 A JP 2001338349A JP 2001338349 A JP2001338349 A JP 2001338349A JP 2003141745 A JP2003141745 A JP 2003141745A
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light source
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receiving element
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JP2001338349A
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English (en)
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Kazumasa Hirai
和政 平井
Ikuo Maeda
育夫 前田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源位置調整を行う際、光ピックアップの対
物レンズと調整装置側の受光素子の間に光分布調整手段
を設けることにより、光源移動時に、回折光の干渉によ
る受光素子への入射光強度分布変化の非線形性を防ぎ、
光源位置調整が正確に行える光ピックアップ調整装置を
提供する。 【解決手段】 光ピックアップの発光ユニット4を固定
し、かつ図示したXY方向に移動可能に設けられている
チャッキング部14と、光ピックアップ本体13が動か
ないように固定する受け台15と、立ち上げミラー9に
より立ち上げられた光を透過させ、かつ意図的に拡散さ
せる拡散板16と、光を絞るための絞り17と、絞り1
7を通過した光が入射する4分割の受光素子18と、受
光素子18によって光から変換された電気信号をとらえ
演算処理を行う計測制御部19と、計測制御された結果
を元に発光ユニット4の位置を表示する表示部20から
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップ調
整装置に関し、さらに詳しくは、光ピックアップ製造工
程において光源の位置を調整する光ピックアップ調整装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置における光ピックアップ
は、主にレーザダイオード(LD)を光源として発光を
行い、コリメートレンズによりその光束を平行光にし
て、さらに対物レンズにより記録媒体へ集光させる。そ
して、その記録媒体からの反射光を受光素子で受光する
ことにより再生信号を得ている。またこの時、永久磁石
の極性と導電時の発生磁界の極性により、対物レンズを
上下・左右に動かし、ビームスポット位置を所望の位置
に設定するためのアクチュエータが用いられており、こ
れにより適正な駆動のための信号が得られるようになっ
ている。ここで、適正なアクチュエータの駆動を行うた
め、発光光を回折格子により1つの主ビームと2つの副
ビームに分割し、主ビームと副ビームの記録媒体からの
反射光量及び光量バランスから演算された信号を元に、
常に発光光が記録媒体の記録溝(以下、トラックと記
す)中央に集光するようにアクチュエータ制御する方式
が主に用いられている。このような光ピックアップで
は、光源の位置、コリメートレンズや対物レンズの位
置、回折格子の取り付け角度、受光素子の位置を適切に
決定することが、記録媒体から正確な再生信号を得るの
に重要である。そのために、光ピックアップ製造時にこ
れら部品の取付位置調整を正確に行う必要がある。ここ
で、特開平8−111026号公報には、図14に示す
ように、発光素子と、発光素子21からの照射光の反射
光を受光する受光素子22と、発光素子21からの照射
光を複数のピットが形成されたディスク状記録媒体33
の反射面33aに集光する対物レンズ26と、発光素子
21からの照射光を対物レンズ26に与え、前記ディス
ク状記録媒体からの反射光を受光素子22に与える光学
素子とを備えるピックアップ32の調整方法において、
ピットが形成されていない比較的平滑な反射板33を用
いて、受光素子22での受光強度が最大値となるように
前記発光素子21、受光素子22対物レンズ26及び光
学素子を位置あわせすることを特徴とするピックアップ
の調整方法が開示されており、これにより直流信号の強
度を比較するだけで、比較的容易にピックアップの調整
ができ、調整時間が短くなるとされている。また、特開
2001−126299公報には、図15に示すよう
に、光源が、ピックアップハウジング1に対してシーク
方向と平行な軸を中心として回転移動可能に、かつ、記
録媒体のラジアル方向とフォーカシング方向とに対して
それぞれ直交する方向、及びフォーカシング方向の2方
向へ移動可能に設置された構成の光ピックアップにおい
て、前記光源をホルダ体に保持し、このホルダ体を前記
ピックアップハウジング1に対して面接触させ、かつ、
前記回転方向及び移動方向に対して摺動可能に設置し、
さらにホルダ体における回転方向の周部に傾斜面あるい
は円弧面を形成する光ピックアップについて開示されて
おり、これにより光源の調整のためにホルダ体を回転さ
せたときに、ホルダ体の角部が外部に突出するようなこ
とがないため、その分、従来の光源調整が可能なものに
比べて薄型にすることができるとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のいずれの構成においても、発光光を回折格子で分割
し3ビームとするため、光ピックアップ製造の初期の工
程において対物レンズがない状況で、光源の位置調整を
調整装置側の受光素子を用いて調整しようとすると、回
折光の干渉により、受光素子に入射する光の強度分布が
凹凸を持つようになる。そのため、光源を、光軸に垂直
なXY平面内で移動して位置調整を行いたい場合に、一
方向へ光源を動かしても、受光素子に対する入射光強度
分布が凹凸をもって変化するので、光源の移動量にたい
する光強度が一定の線形特性を持った関係にならず、非
線形特性をもった関係となってしまう。そのため、バラ
ンスのとれた光源位置が特定できず、誤った位置に光源
を設置してしまう不具合がある。本発明は、かかる課題
に鑑み、光源位置調整を行う際、光ピックアップの対物
レンズと調整装置側の受光素子の間に光分布調整手段を
設けることにより、光源移動時に、回折光の干渉による
受光素子への入射光強度分布変化の非線形性を防ぎ、光
源位置調整が正確に行える光ピックアップ調整装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1は、記録媒体に対して複数のビ
ームスポットでトラッキング検出を行う光ピックアップ
の光源位置を調整する光ピックアップ調整装置におい
て、前記光ピックアップ本体を固定する本体固定手段
と、光源を2次元的な任意の方向に移動可能な光源移動
手段と、前記光源から順次配置され前記光源の光強度分
布の偏り及び不均一性を補正する光分布補正手段と、該
光分布補正手段により補正された光を所定の光束に絞る
光量調整手段と、該光量調整手段により絞られた光束の
光軸に対して直交配置され、前記光束を複数個に分割さ
れた受光素子により光電変換する受光手段と、該受光手
段の前記各受光素子により生成される電気信号を演算処
理する計測制御手段と、該計測制御手段の計測結果を表
示する表示手段とを備えたことを特徴とする。製造工程
での調整及び測定で最も重要なことは、その調整した結
果の測定データに再現性があることである。これを実現
するためには、調整装置を狂いのない測定台に堅固に固
定し、測定器および測定方法を充分校正しておく必要が
ある。例えば、光ピックアップ本体は動かない堅牢な固
定台に強固に固定し、それを基準に光源をX,Y方向に
移動可能な装置に同じく強固に固定する。この状態で光
源からの光の強度分布あるいは不均一性を無くすために
拡散版を取り付け、それを絞ってスポット状にし、その
スポットを4分割の受光素子で受光する。そのとき、受
光素子の光量が4素子均等に検出できるように予め設置
角度と位置の調整をしておく。かかる発明によれば、本
体固定手段、光源移動手段、光分布補正手段、光量調整
手段、受光手段、計測制御手段および表示手段を備えて
いるので、光源位置調整を行う際、光ピックアップの対
物レンズと調整装置側の受光素子の間に光分布補正手段
を設けることにより、光源移動時に、回折光干渉による
受光素子に対しての入射光強度分布変化の非線形性が防
げるので、光源位置と、受光素子への入射光強度が一定
の線形関係となり、適切な位置に光源を設置できる。
【0005】請求項2は、前記受光手段は上下左右に等
しい面積に分割された複数の受光素子により構成され、
前記計測制御手段がY軸方向の移動を検出する場合は、
前記受光素子の上下の受光素子からの電気信号の差を演
算し、X軸方向の移動を検出する場合は、前記受光素子
の左右の受光素子からの電気信号の差を演算して、該演
算結果から導かれる差分に応じて前記光源移動手段によ
り前記光源を移動することも本発明の有効な手段であ
る。受光素子に入射する光量と電気信号のレベルは比例
する。従って、予め光源の位置が正しい位置にあるとき
の受光素子からの信号レベルがゼロになるように調整し
ておけば、Y軸方向のズレは上下の受光素子のレベル差
でわかり、また、X軸方向のズレは左右の受光素子のレ
ベル差で判定できる。かかる技術手段によれば、Y軸方
向の移動を検出する場合は、前記受光素子の上下の受光
素子からの電気信号の差を演算し、X軸方向の移動を検
出する場合は、前記受光素子の左右の受光素子からの電
気信号の差を演算して、該演算結果から導かれる差分に
応じて前記光源移動手段により前記光源を移動するの
で、簡単にしかも正確に光源の位置を調整することがで
きる。請求項3は、前記光源移動手段の支持構造は、少
なくとも前記光源を構成する構造体の光軸方向全てを支
持するように形成されていることも本発明の有効な手段
である。チャッキング部に発光ユニットをセットする
際、チャッキング部の幅が短いため、発光ユニットの端
部のみを固定すると、光軸に対して傾いた状態でセット
されてしまう場合がある。こうなると、受光素子に対す
る光の入射位置が変化するので、発光ユニットの位置調
整後、ユニットを固定しようとネジ締めを行うと、発光
点が調整終了時の位置からずれてしまい、再調整しなけ
ればならなくなる。これを防ぐために、チャッキング部
が発光ユニット全長に渡る程度に幅をもち、発光ユニッ
ト全体を固定できる状態であれば、傾きを抑えることが
できる。かかる技術手段によれば、光源移動手段の支持
構造は、少なくとも前記光源を構成する構造体の光軸方
向全てを支持するように形成されているので、光源位置
調整時と光源位置固定時の受光素子への入射光位置及び
角度が変化せず、再度調整し直す必要がなくなる。
【0006】請求項4は、前記光源移動手段は、前記支
持構造のX軸方向及びY軸方向に前記本体固定手段を基
準点として固定されたマイクロメータを備え、該マイク
ロメータの目盛を回転することにより前記光源を個別に
移動可能とすると共に、前記光源の移動量を前記目盛に
より計測可能としたことも本発明の有効な手段である。
通常、ピックアップ本体内部の光学部品の組み付け精度
や部品精度に問題がなければ、発光ユニットの位置調整
時の移動量は大きくばらつくことはない。しかし、何ら
かの原因で光学部品の組み付け精度が悪い場合には、発
光ユニットの移動量が大きくなるものがでてくる。この
ような時は、部品ないしは組み付け不良が原因の場合が
多いので予め除外しておかないと、不良品に対して余計
な組み付けを行い、無駄な工数がかかってしまうことに
なる。かかる技術手段によれば、マイクロメータの目盛
を回転することにより前記光源を個別に移動可能とする
と共に、前記光源の移動量を前記目盛により計測可能と
したので、光ピックアップ本体に対する光源の設置位置
データが光ピックアップごとに収集でき、異常な部品が
混入していた場合に排除することができる。請求項5
は、前記光分布補正手段は、前記光源の光軸を中心に回
転可能な構造を備えていることも本発明の有効な手段で
ある。光ピックアップ内にある回折格子は、回転位置調
整を行う場合、通常その回転範囲がある範囲内に限定さ
れており、その範囲内で調整されることになる。しか
し、調整は発光ユニットの位置調整以降の調整で行われ
るものであり、発光ユニット調整時には回折格子の位置
はランダムな回転位置にある。そのため、拡散板により
ある程度の光強度分布の滑らかさは得られるものの、角
度によっては非線形性の原因となる強度分布の凹凸が発
生することも考えられる。また、使用する拡散板の特性
によっても変化する。こえらを考えると拡散板は回折格
子の回転状態にあわせ、回転可能に設置されてあること
が望ましいことが分かる。かかる技術手段によれば、前
記光分布補正手段は、前記光源の光軸を中心に回転可能
な構造を備えているので、光ピックアップ内部に設置さ
れている回折格子の配列方向が変化し光強度分布が変化
しても、適切な回転位置に光分布調整手段を設置でき、
適切な位置に光源を設置することができる。
【0007】請求項6は、前記計測制御手段が前記分割
受光素子の総和信号を計測することにより、前記光源の
発光光量を計測可能としたことも本発明の有効な手段で
ある。4分割受光素子から得られる総和信号は、発光光
量そのものであり、光ピックアップ光源のレーザーがど
の程度発光しているかを知ることができる。もし、総和
信号が求められない調整装置であると、光源のレーザー
がどの程度光っているかを別の光パワーメータ等を用い
て測定しなければならず、設備的にもコストがかかり不
便である。かかる技術手段によれば、計測制御手段が前
記分割受光素子の総和信号を計測することにより、前記
光源の発光光量を計測可能としたので、計測値から、光
ピックアップが任意の値の光出力が可能かどうかを判断
することができる。請求項7は、前記受光手段の前記分
割受光素子面が前記光源の入射光軸に対する垂直面に対
して角度を変更可能としたことも本発明の有効な手段で
ある。入射光軸に対して垂直な面に受光素子が設置され
ている場合、入射光はそのまま反射光として光源に戻ろ
うとする。ここで、発光部と受光部が異なる位置にある
光ピックアップでは、反射光が光源に戻らず受光素子に
入射するので問題ないが、発光部と受光部が同一パッケ
ージ内にあるホログラムLDを用いるような光ピックア
ップの場合、光源に多くの戻り光があるため、光出力が
不安定となり出力変動が起きる不具合がある。かかる技
術手段によれば、前記受光手段の前記分割受光素子面が
前記光源の入射光軸に対する垂直面に対して角度を変更
可能としたので、受光手段により反射された光のうち、
光源に戻る量を極力下げることができ、戻り光による光
源の出力変動を押さえることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、本発明の光ピックアップの構成図である。
この構成は、複数のピットによりデータが記録された記
録媒体1と、LDを用いた光源2と、光源から出射され
た光を平行光に変換するコリメートレンズ3と、光源2
とコリメートレンズ3が一体となった発光ユニット4
と、コリメートレンズ3通過後の平行光を3ビームに回
折する回折格子5と、4分割された受光素子6と、受光
素子6へ光を集光するための集光レンズ7と、受光素子
6と集光レンズ7が一体となった受光ユニット8と、光
を垂直に立ち上げるための立ち上げミラー9と、図示さ
れないマグネットとコイルによりフォーカス方向及びト
ラック方向に駆動するアクチュエータ10と、アクチュ
エータ10に固定された対物レンズ11と、発光ユニッ
トからの発光光を透過し、記録媒体1により反射され戻
ってくる戻り光を反射して受光ユニット8に導く偏向ビ
ームスプリッタ12と、光ピックアップ本体13から構
成されている。
【0009】次に、前記光ピックアップ本体13を組み
立てる概略の手順について説明する。まず、光ピックア
ップ本体13に回折格子5が回転可能にセットされ、偏
向ビームスプリッタ12,立ち上げミラー9がUV接着
され固定される。続いて、既に組みあがった発光ユニッ
ト4が光源位置調整(XY調整)を行った後、光ピック
アップ本体13にネジ締め及びUV接着により固定され
る。さらに対物レンズ11の搭載されたアクチュエータ
10があおり調整(傾き調整)後、光ピックアップ本体
13に設置される。続いて回折格子5の回転位置が記録
媒体1からの反射光を元にしたトラック系信号の振幅及
びバランスから決定される。最後に受光ユニット8が記
録媒体1からの反射光をとらえながら位置調整され、ネ
ジ締め及びUV接着により固定される。本発明では、前
述の、光ピックアップ本体13への発光ユニット4取り
付けの際の位置調整を行う調整装置が対象であり、以下
にその実施形態について説明する。図2は、本発明の第
1の実施形態の光ピックアップ調整装置の構成図であ
る。この構成は、前述の光ピックアップの発光ユニット
4を固定し、かつ図示したXY方向に移動可能に設けら
れているチャッキング部14と、光ピックアップ本体1
3が動かないように固定する受け台15と、立ち上げミ
ラー9により立ち上げられた光を透過させ、かつ意図的
に拡散させる拡散板16と、光を絞るための絞り17
と、絞り17を通過した光が入射する4分割の受光素子
18と、受光素子18によって光から変換された電気信
号をとらえ演算処理を行う計測制御部19と、計測制御
された結果を元に発光ユニット4の位置を表示する表示
部20から構成されている。
【0010】図3は、受光素子18の構成と、それによ
って生成される電気信号を説明する図である。4分割受
光素子は均等に分割されたA〜Dの素子からなり、図の
ように配列されている。そして、計測制御部19により
様々な演算が行われる。本発明では発光ユニット4のY
方向の移動に相当する信号として、TAN(タンジェン
シャル)差信号を、X方向の移動に相当する信号として
RAD(ラジアル)差信号を定義しており、TAN差信
号=(A+B)−(C+D)、RAD差信号=(A+
C)−(B+D)となる。つまり、Y方向の位置を調整
するために、受光素子18の上側の素子AとBの和信号
と、下側の素子CとDの和信号の差がゼロになるように
チャッキング部14をY方向に移動させる。また、X方
向の位置を調整するために、受光素子18の左側の素子
AとCの和信号と、右側の素子BとDの和信号の差がゼ
ロになるようにチャッキング部14をX方向に移動させ
る。このとき、受光素子18は、発光ユニット4のXY
移動方向がTAN差信号、RAD差信号により正しく検
知できるように、あらかじめ設置角度・位置の調整が行
われている。
【0011】図4は、受光素子の光強度分布を表す図で
ある。図4(a)は図1の回折格子5がない状態の光強
度分布を表す図であり、図4(b)は図1の回折格子5
がある状態の光強度分布を表す図である。通常、回折格
子5がない状態では、立ち上げミラー9から来る平行光
の光強度分布は、縦ないし横方向に対して図4(a)の
ような滑らかな曲線を描いている。しかし、回折格子5
がある場合、回折格子5により回折された光が干渉をす
るため、特定の場所で光強度が大きくなったり小さくな
ったりするので、結果的に光強度分布が図4(b)のよ
うに凹凸をもった状態になってしまう。このような光強
度分布をもった光が受光素子18に入射すると、本来線
形的に増加もしくは減少すべき差信号が、増加減少を繰
り返すために非線形的になる。これを示したのが図5で
あり、TAN差信号のY方向送り量と差出力の関係を表
す図である。拡散板16が無い場合、Yプラス方向から
マイナス方向に発光ユニットを移動すると+0.07m
mから−0.07mm以下の範囲で差信号出力が減少
し、非線形の状態となっていることが分かる。このた
め、破線で示した本来の線形関係がくずれてしまい、差
信号出力=0となるB点で発光ユニット4を固定してし
まうと、本来の差信号=0となるA点位置からずれて固
定されることになる。ここでの位置ずれは、この後光ピ
ックアップが完全に組みあがった状態でのフォーカスま
たはトラック系の信号のオフセット分として影響してく
るので、光ピックアップを制御することが非常に困難に
なる。一方、X方向についての状態を図6に示す。これ
はRAD差信号のX方向送り量と差出力の関係を表す図
である。図から、X方向に対しては線形性が維持されて
おり問題はない。このようにY方向に影響し、X方向に
影響しなかったのは、回折格子の溝が1方向にそろって
いるためであり、干渉が発生する原因が回折格子にある
ことを示している。
【0012】ここで、回折格子による非線形の影響を少
なくするために、拡散板16を用いた場合について説明
する。図7は拡散板有無での光強度分布の変化を示した
図である。図7(a)はそれを部分的に示した図であ
り、図7(b)は光強度分布の全体を表す図である。図
7(a)で、拡散板なしの状態では実線のように凹凸の
ある分布となっているものが、拡散板を用いることで破
線のように滑らかな分布に変化する、これは、拡散板
が、突出した光強度の高いものほど光を拡散させて強度
を下げる効果による。なお、拡散板としてはメタクリル
樹脂、乳化アクリル、トレーシングペーパなどが上げら
れるが、これらに限定されるものではなく、使用する光
ピックアップに併せて適宜選択可能である。図7(b)
は図7(a)における拡散板の効果が光強度分布全体に
渡ることを示しており、光強度分布が図7(b)の破線
の状態になれば、発光ユニット4の移動量と前述の各差
信号出力の関係が線形性を持ち、適切な位置に発光ユニ
ットを設置することができる。以上の拡散板16を用い
ることにより、図5の特性の調整装置に対して図8のよ
うに非線形性であった送り量と差信号出力の間の関係に
線形性が戻り、適切な位置に発光ユニット4を設置する
ことができるようになる。以上のように、光源位置調整
を行う際、光ピックアップの対物レンズと調整装置側の
受光素子の間に光分布補正手段を設けることにより、光
源移動時に、回折光干渉による受光素子に対しての入射
光強度分布変化の非線形性が防げるので、光源位置と、
受光素子への入射光強度が一定の線形関係となり、適切
な位置に光源を設置できる。
【0013】図9は、本発明の第2の実施形態の光ピッ
クアップ調整装置の発光ユニットの固定状態を模式的に
示した図である。図9(a)は前述の発光ユニット4
と、幅が短く、かつ発光ユニット4の端をチャッキング
しているチャッキング部21と、発光ユニット4が設置
される光ピックアップの端部22の位置関係を示してい
る。ここで、チャッキング部21に発光ユニット4をセ
ットする際、チャッキング部21の幅が短くかつ発光ユ
ニット4の端部のみを固定するので、本来図の点線で示
した位置にあるべきものが、実線で示したように光軸に
対して傾いた状態でセットされてしまう場合がある。こ
うなると、図示されない前述の受光素子18に対する光
の入射位置が変化するので、発光ユニット4の位置調整
後、該ユニットを固定しようとネジ締めを行うと、発光
点が調整終了時の位置からずれてしまい調整し直す不具
合が発生する。これに対し、図9(b)に示すように、
チャッキング部23が発光ユニット4全長に渡る程度に
幅をもち、発光ユニット4全体を固定できる状態であれ
ば、発光ユニット4の傾きを抑えることができる。これ
により、光源移動手段が、光軸方向に対する光源全長に
わたって光源を搭載しているので、光源位置調整時と光
源位置固定時の受光素子への入射光位置及び角度が変化
せず再度調整し直す必要がなくなる。
【0014】図10は本発明の第3の実施形態の光ピッ
クアップ調整装置の移動方法を示す図である。これは、
チャッキング部24をX,Y方向に動かすために、移動
量が分かるように、図示しない受け台15に固定された
2つのマイクロメータを使用する例である。この調整方
法は、Y方向のマイクロメータ25の目盛部を回転する
ことにより、チャッキング部24をY方向に移動でき、
X方向のマイクロメータ26の目盛部を回転することに
より、チャッキング部24をX方向に移動できる。そし
て、その移動量が目盛から読みとれるようになってい
る。これによりチャッキング部24により固定されてい
る前述の発光ユニット4の移動及び移動量が制御でき
る。ここで、チャッキング部24について任意の基準位
置を設定すると、その基準点に対する発光ユニット4の
移動量が求められるようになる。通常、ピックアップ本
体内部の光学部品の組み付け精度や部品精度に問題がな
ければ、発光ユニット4の位置調整時の移動量は大きく
ばらつくことはない。しかし、何らかの原因で光学部品
の組み付け精度が悪い場合には、発光ユニットの移動量
が大きくなるものがでてくる。このような状況で部品な
いしは組み付け不良と判定しないと、不良品に対して余
計な組み付けを行い、無駄な工数がかかってしまうこと
になる。それを回避するため、本発明では上述のよう
に、光ピックアップそれぞれに対して発光ユニット4の
移動量が計測できるマイクロメータを使用し、組み付け
不良ないしは部品不良による不良品を調整時に判別する
ことができる。以上により、光源移動手段が光源自体の
移動量を計測できるので、光ピックアップ本体に対する
光源の設置位置データが光ピックアップごとに収集で
き、異常な部品が混入していた場合に排除することがで
きる。
【0015】図11は、本発明の第4の実施形態の光ピ
ックアップ調整装置の受光部を模式的に示した図であ
る。ここで、前述の拡散板16は受光素子18の中心P
を通り、受光素子18の受光面に垂直な軸を中心として
回転可能に設置されている。これにより以下の利点が生
じる。図示されない前述の光ピックアップ内にある回折
格子5は、回転位置調整を行う場合、通常その回転範囲
がある範囲内に限定されており、その範囲内で調整され
ることになる。しかし、調整は発光ユニットの位置調整
以降の調整で行われるので、発光ユニット調整時には回
折格子の位置はランダムな回転位置にあることになる。
そのため、拡散板16によりある程度の光強度分布の滑
らかさは得られるものの、角度によっては非線形性の原
因となる強度分布の凹凸が発生することも考えられる。
これは使用する拡散板の特性にもよるものであり、こえ
らを考えると拡散板は回折格子の回転状態にあわせ、回
転可能に設置されてあることが望ましいことが分かる。
これにより、光分布調整手段が受光手段の中心を通る軸
を中心として回転するように設けられているので、光ピ
ックアップ内部に設置されている回折格子の配列方向が
変化し光強度分布が変化しても、適切な回転位置に光分
布調整手段を設置でき、適切な位置に光源を設置するこ
とができる。
【0016】図12は本発明の第5の実施形態の光ピッ
クアップ調整装置の受光素子18により総和信号を求め
た状態を示す図である。4分割受光素子A,B,C,D
から得られる総和信号(A+B+C+D)は、光源の発
光光量そのものであり、光ピックアップ光源のレーザー
がどの程度発光しているかを知ることができる。ここ
で、総和信号が求められない調整装置であると、光源の
レーザーがどの程度光っているかを別の光パワーメータ
等を用いて測定しなければならず、設備的にもコストが
かかり不便であるが、総和信号が求められる本発明で
は、受光素子により光源の出力量が求められるので、余
計な工数、設備がかからないという利点がある。これに
より、計測制御手段が分割受光素子の総和信号を計測す
ることができるので、受光素子により光源の出力量が求
められ、余計な工数、設備がかからない利点がある。図
13は、本発明の第6の実施形態の光ピックアップ調整
装置の受光部を模式的に示した図である。これは4分割
受光素子18が、入射光軸に対する垂直面に対して角度
変更可能に設けられている。入射光軸に対して垂直な面
に受光素子18が設置されている場合、入射光はそのま
ま反射光として光源に戻ろうとする。ここで、前述のよ
うに発光部と受光部が異なる位置にある光ピックアップ
では、反射光が光源に戻らず受光素子に入射するので問
題ないが、発光部と受光部が同一パッケージ内にあるホ
ログラムLDを用いるような光ピックアップの場合は、
光源に多くの戻り光があるため、光出力が不安定とな
り、出力変動が起きる不具合がある。しかし、受光素子
の角度を?が変更可能であり、例えば角度?を1〜2°傾
いた状態に設置することができるので、ホログラムLD
を用いるような光ピックアップを調整する場合でも、戻
り光による出力変動が防げ、安定した発光状態で調整が
行える。これにより、受光手段が光源の光軸に対して角
度変更可能に設けられているので、受光手段により反射
された光のうち、光源に戻る量を極力下げることがで
き、戻り光による光源の出力変動を押さえることができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1は、本体固定手段、光源移動手段、光分布補正手
段、光量調整手段、受光手段、計測制御手段および表示
手段を備えているので、光源位置調整を行う際、光ピッ
クアップの対物レンズと調整装置側の受光素子の間に光
分布補正手段を設けることにより、光源移動時に、回折
光干渉による受光素子に対しての入射光強度分布変化の
非線形性が防げるので、光源位置と、受光素子への入射
光強度が一定の線形関係となり、適切な位置に光源を設
置できる。また請求項2は、Y軸方向の移動を検出する
場合は、前記受光素子の上下の受光素子からの電気信号
の差を演算し、X軸方向の移動を検出する場合は、前記
受光素子の左右の受光素子からの電気信号の差を演算し
て、該演算結果から導かれる差分に応じて前記光源移動
手段により前記光源を移動するので、簡単にしかも正確
に光源の位置を調整することができる。また請求項3
は、光源移動手段の支持構造は、少なくとも前記光源を
構成する構造体の光軸方向全てを支持するように形成さ
れているので、光源位置調整時と光源位置固定時の受光
素子への入射光位置及び角度が変化せず、再度調整し直
す必要がなくなる。
【0018】また請求項4は、マイクロメータの目盛を
回転することにより前記光源を個別に移動可能とすると
共に、前記光源の移動量を前記目盛により計測可能とし
たので、光ピックアップ本体に対する光源の設置位置デ
ータが光ピックアップごとに収集でき、異常な部品が混
入していた場合に排除することができる。また請求項5
は、前記光分布補正手段は、前記光源の光軸を中心に回
転可能な構造を備えているので、光ピックアップ内部に
設置されている回折格子の配列方向が変化し光強度分布
が変化しても、適切な回転位置に光分布調整手段を設置
でき、適切な位置に光源を設置することができる。また
請求項6は、計測制御手段が前記分割受光素子の総和信
号を計測することにより、前記光源の発光光量を計測可
能としたので、計測値から、光ピックアップが任意の値
の光出力が可能かどうかを判断することができる。また
請求項7は、前記受光手段の前記分割受光素子面が前記
光源の入射光軸に対する垂直面に対して角度を変更可能
としたので、受光手段により反射された光のうち、光源
に戻る量を極力下げることができ、戻り光による光源の
出力変動を押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の光ピックアップ調整
装置の構成図である。
【図3】本発明の受光素子の構成と、それによって生成
される電気信号を説明する図である。
【図4】本発明の受光素子の光強度分布を表す図であ
り、(a)は図1の回折格子がない状態の光強度分布を
表す図、(b)は図1の回折格子がある状態の光強度分
布を表す図である。
【図5】本発明のTAN差信号のY方向送り量と差出力
の関係を表す図である。
【図6】本発明のRAD差信号のX方向送り量と差出力
の関係を表す図である。
【図7】(a)(b)は本発明の拡散板有無での光強度
分布の変化を示した図である。
【図8】本発明の拡散板があるときの、TAN差信号の
Y方向送り量と差出力の関係を表す図である。
【図9】(a)(b)は本発明の第2の実施形態の光ピ
ックアップ調整装置の発光ユニットの固定状態を模式的
に示した図である。
【図10】本発明の第3の実施形態の光ピックアップ調
整装置の移動方法を示す図である。
【図11】本発明の第4の実施形態の光ピックアップ調
整装置の受光部を模式的に示した図である。
【図12】第5の実施形態の光ピックアップ調整装置の
受光素子18により総和信号を求めた状態を示す図であ
る。
【図13】第6の実施形態の光ピックアップ調整装置の
受光部を模式的に示した図である。
【図14】従来例の光ピックアップの構成図である。
【図15】従来例の光学ユニットの外観図である。
【符号の説明】
4 発光ユニット、13 光ピックアップ本体、14
チャッキング部、15受け台、16 拡散板、17 絞
り、18 4分割の受光素子、19 計測制御部、20
表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D117 AA02 CC07 HH01 KK04 KK18 KK20 5D118 AA06 BA01 BF02 CD03 CF16 CG04 CG24 DA33 DC03 5D119 AA38 BA01 FA37 NA04 PA01 5D789 AA38 BA01 FA37 NA04 PA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して複数のビームスポット
    でトラッキング検出を行う光ピックアップの光源位置を
    調整する光ピックアップ調整装置において、 前記光ピックアップ本体を固定する本体固定手段と、光
    源を2次元的な任意の方向に移動可能な光源移動手段
    と、前記光源から順次配置され前記光源の光強度分布の
    偏り及び不均一性を補正する光分布補正手段と、該光分
    布補正手段により補正された光を所定の光束に絞る光量
    調整手段と、該光量調整手段により絞られた光束の光軸
    に対して直交配置され、前記光束を複数個に分割された
    受光素子により光電変換する受光手段と、該受光手段の
    前記各受光素子により生成される電気信号を演算処理す
    る計測制御手段と、該計測制御手段の計測結果を表示す
    る表示手段とを備えたことを特徴とする光ピックアップ
    調整装置。
  2. 【請求項2】 前記受光手段は上下左右に等しい面積に
    分割された複数の受光素子により構成され、前記計測制
    御手段がY軸方向の移動を検出する場合は、前記受光素
    子の上下の受光素子からの電気信号の差を演算し、X軸
    方向の移動を検出する場合は、前記受光素子の左右の受
    光素子からの電気信号の差を演算して、該演算結果から
    導かれる差分に応じて前記光源移動手段により前記光源
    を移動すること特徴とする請求項1記載の光ピックアッ
    プ調整装置。
  3. 【請求項3】 前記光源移動手段の支持構造は、少なく
    とも前記光源を構成する構造体の光軸方向全てを支持す
    るように形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の光ピックアップ調整装置。
  4. 【請求項4】 前記光源移動手段は、前記支持構造のX
    軸方向及びY軸方向に前記本体固定手段を基準点として
    固定されたマイクロメータを備え、該マイクロメータの
    目盛を回転することにより前記光源を個別に移動可能と
    すると共に、前記光源の移動量を前記目盛により計測可
    能としたことを特徴とする請求項1〜3記載の光ピック
    アップ調整装置。
  5. 【請求項5】 前記光分布補正手段は、前記光源の光軸
    を中心に回転可能な構造を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の光ピックアップ調整装置。
  6. 【請求項6】 前記計測制御手段が前記分割受光素子の
    総和信号を計測することにより、前記光源の発光光量を
    計測可能としたことを特徴とする請求項1、2記載の光
    ピックアップ調整装置。
  7. 【請求項7】 前記受光手段の前記分割受光素子面が前
    記光源の入射光軸に対する垂直面に対して所定の角度を
    変更可能としたことを特徴とする請求項6に記載の光ピ
    ックアップ調整装置。
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