JP2003141502A - 文字情報照合修正装置 - Google Patents

文字情報照合修正装置

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JP2003141502A
JP2003141502A JP2001334698A JP2001334698A JP2003141502A JP 2003141502 A JP2003141502 A JP 2003141502A JP 2001334698 A JP2001334698 A JP 2001334698A JP 2001334698 A JP2001334698 A JP 2001334698A JP 2003141502 A JP2003141502 A JP 2003141502A
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Tetsuya Onishi
鉄矢 大西
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイリング装置側に対して別々のタイミン
グで送っても、同一患者の同一検査の画像を正しく扱う
ことができ、正しくファイリングが行なえるような、画
像データと文字情報との照合・修正を行う。 【解決手段】画像データと文字情報の組の情報を記憶し
ておく情報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶された画
像データと文字情報の組の情報を検索する情報検索手段
と、前記情報検索手段での検索により、入力された画像
データと文字情報とが、既に情報記憶手段内に存在する
ものと同一の検査によって生成されたものであることが
判明した場合に、前記情報記憶手段内に存在する画像デ
ータと文字情報との組と同一の組として、前記入力され
た画像データと文字情報との組を対応づける決定手段
と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字情報照合修正
装置に関し、更に詳しくは画像中に文字を含む画像デー
タから文字認識により抽出した文字情報と画像データと
を対応付けて記憶させる装置に関する。その応用分野の
一つとして、例えば画像記録再生装置に関する分野で、
特に医療画像情報の記録再生を行なう装置に供給する画
像データと文字情報を対応付けて記憶し、文字情報修正
を行なう装置等が挙げられる。
【0002】
【従来の技術】例えばMRI(磁気共鳴イメージング)
装置やCT(断層撮影)装置等によって得られる医用画
像には、患者ID、患者名等の文字情報が画像内に画像
データの一部として記録されている。
【0003】そこで、医用診断装置では、これら患者I
D等を画像から抽出し、画像情報と共に文字情報として
記憶するようになっているのが通常である。このような
画像に記録されている文字の認識結果から、文字情報デ
ータベースで検索を行ない、その検索結果を基にその他
の情報を付加して、ファイリング装置に送信するように
なっている。
【0004】医療用ネットワーク規格のひとつであるD
ICOMに準拠した画像ファイリング装置では、改ざん
防止のために、画像データだけでなく、画像データに対
応して記録される文字情報等の情報についても、一旦登
録された後は、内容を変更するためには作業者(ユー
ザ)に対して煩雑な作業を要求するように構成された装
置が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】画像データ毎に文字認
識して認識された文字情報を付すようにすると、同一の
文字情報に複数枚の画像データが対応する場合、これら
複数枚の画像データは別々のものとして送られてしま
う。これでは、同一の検査にかかる複数の画像データの
場合には、ファイリング装置で別検査として扱われるこ
とになる。
【0006】単に同一の文字認識結果のものをまとめた
だけでは、複数枚の画像データの内、文字認識が成功し
たものは、同一の文字情報が付され、まとめられる。し
かしながら、上記複数枚中で文字認識に失敗あるいは検
索照合に失敗したものがあった場合、その失敗した部分
については、後でユーザが修正して送られることにな
る。従って、検索照合に成功したものと、失敗して後で
ユーザが修正したものが、別々のもので送られてしまう
という問題があった。
【0007】また、上記とは逆に、文字認識が成功した
ものと、失敗してユーザが後で修正したものとで同一の
文字情報が付された場合に、実際は別検査にかかるもの
であったのにもかかわらず、ファイリング装置側で同一
検査として扱われてしまうという不具合も考えられる。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、ファイリング装置等に対して別々のタイ
ミングで送っても、同一患者の同一検査の画像を正しく
扱うことができ、正しくファイリングが行なえるよう
に、画像データと文字情報とを照合・修正することが可
能な文字情報照合修正装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の発
明は、画像データと文字情報が入力され、文字情報につ
いて修正する機能を有する文字情報照合修正装置であっ
て、画像データと文字情報の組の情報を記憶しておく情
報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶された画像データ
と文字情報の組の情報を検索する情報検索手段と、前記
情報検索手段での検索により、入力された画像データと
文字情報とが、既に情報記憶手段内に存在するものと同
一の検査によって生成されたものであることが判明した
場合に、前記情報記憶手段内に存在する画像データと文
字情報との組と同一の組として、前記入力された画像デ
ータと文字情報との組を対応づける決定手段と、を有す
ることを特徴とする文字情報照合修正装置である。
【0010】この発明では、入力された画像データと文
字情報とが、既に情報記憶手段内に存在するものと同一
の検査によって生成されたものであることが判明した場
合に、情報記憶手段内に存在する画像データと文字情報
との組と同一の組として、入力された画像データと文字
情報との組を対応づける。
【0011】すなわち、既に存在する画像データと文字
情報との組と同一検査であると判明した場合には、既存
の画像データと文字情報の組と同一の組として対応づけ
ることで、ファイリング装置側で検索及び再生が効率よ
く行なえるという効果がある。
【0012】(2)請求項2記載の発明は、画像データ
と文字情報が入力され、文字情報について修正する機能
を有する文字情報照合修正装置であって、画像データと
文字情報の組の情報を記憶しておく情報記憶手段と、該
情報記憶手段に記憶された画像データと文字情報の組の
情報を検索する情報検索手段と、前記情報検索手段での
検索により、入力された画像データと文字情報とが、既
に情報記憶手段内に存在するものと同一と判断される場
合であって、かつ、既に情報記憶手段内に存在するもの
の直前あるいは直後に入力されたものである場合に、前
記情報記憶手段内に存在する画像データと文字情報との
組と同一の組として、前記入力された画像データと文字
情報との組を対応づける決定手段と、を有することを特
徴とする文字情報照合修正装置である。
【0013】この発明では、入力された画像データと文
字情報とが、既に情報記憶手段内に存在するものと同一
と判断される場合であって、かつ、既に情報記憶手段内
に存在するものの直前あるいは直後に入力されたもので
ある場合に、情報記憶手段内に存在する画像データと文
字情報との組と同一の組として、入力された画像データ
と文字情報との組を対応づける。
【0014】すなわち、既に存在する画像データと文字
情報との組と同一患者かつ連続して入力されたものであ
ると判明した場合には、既存の画像データと文字情報の
組と同一の組として対応づけることで、ファイリング装
置側で検索及び再生が効率よく行なえるという効果があ
る。
【0015】(3)請求項3記載の発明は、画像データ
と文字情報が入力され、文字情報について修正する機能
を有する文字情報照合修正装置であって、画像データと
文字情報の組の情報を記憶しておく情報記憶手段と、画
像データと文字情報との組が入力された場合に、入力さ
れた組の直前か直後の組であって前記情報記憶手段に記
憶されたものと比較を行う情報検索手段と、前記情報検
索手段での比較により、入力された画像データと文字情
報とが、既に情報記憶手段内に存在するものと同一と判
断される場合に、前記情報記憶手段内に存在する画像デ
ータと文字情報との組と同一の組として、前記入力され
た画像データと文字情報との組を対応づける決定手段
と、を有することを特徴とする文字情報照合修正装置で
ある。
【0016】この発明では、画像データと文字情報との
組が入力された場合に、入力された組の直前か直後の組
であって情報記憶手段に記憶されたものと比較を行い、
入力された画像データと文字情報とが、既に情報記憶手
段内に存在するものと同一と判断される場合に、情報記
憶手段内に存在する画像データと文字情報との組と同一
の組として、入力された画像データと文字情報との組を
対応づける。
【0017】すなわち、既に存在する画像データと文字
情報との組と同一患者かつ連続して入力されたものであ
ると判明した場合には、既存の画像データと文字情報の
組と同一の組として対応づけることで、ファイリング装
置側で検索及び再生が効率よく行なえるという効果があ
る。
【0018】(4)請求項4記載の発明は、前記入力さ
れる文字情報が、画像中に文字を含む画像データから文
字認識により抽出された文字情報である、ことを特徴と
する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の文字情報
照合修正装置である。
【0019】このように構成すれば、画像データに含ま
れる文字の部分を、既知の文字認識手段などで抽出した
うえで、文字情報として用いることができるようにな
り、効率的な処理が行える。
【0020】(5)請求項5記載の発明は、複数の文字
情報が蓄積された文字情報データベースから前記入力さ
れた文字情報を検索するデータベース検索手段と、前記
入力された文字情報と前記文字情報データベースの検索
により得られた検索結果とを比較する比較手段と、前記
比較手段による比較結果に基づいて文字情報を決定付け
する決定手段と、を有することを特徴とする請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の文字情報照合修正装置で
ある。
【0021】この発明では、画像の撮影に際して入力さ
れて蓄積されている文字情報データベースを有効に活用
することができ、正確な文字情報を簡易に得ることが可
能になる。
【0022】(6)請求項6記載の発明は、各種操作の
入力がなされる操作手段を有し、前記操作手段で修正操
作を行われた画像データと文字情報に関してのみ、その
画像データと文字情報の組を既に存在する画像データと
文字情報の組と同一の組として、前記決定手段により対
応づける、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のい
ずれかに記載の文字情報照合修正装置である。
【0023】この発明では、操作手段で修正操作を行わ
れた画像データと文字情報に関してのみ、(1)〜
(5)の対応付けを行うことになり、文字認識の失敗な
どにより修正したものについて、同一患者・同一検査に
かかるものを正しく対応付けることが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例について詳細に説明する。図1は本発明の一
実施の形態例を示すブロック図である。
【0025】この図1において、1はMRI(磁気共鳴
イメージング)装置やCT(断層撮影)装置等の医用画
像を得る医用画像撮影装置、2は医用画像撮影装置1の
出力である画像に含まれる文字情報を認識して画像デー
タと文字情報とを出力する文字認識手段、10は本実施
の形態例の特徴部分である文字情報照合修正装置、30
は医用画像に関する文字情報が撮影の際に入力されて蓄
積されている文字情報データベース、31は画像データ
と文字情報とを多数ファイリングするためのファイリン
グ装置である。なお、このファイリング装置31として
は、例えば画像サーバが該当する。また、このファイリ
ング装置31としては、例えばビューアも該当する。
【0026】ここで、医用画像撮影装置10は文字を含
んだ画像を生成する。さらに、文字認識手2は文字を含
んだ画像から文字情報を抽出して画像データ+文字情報
を出力する。また、文字情報照合修正装置10は画像デ
ータ+文字情報を受けて、文字情報の修正や追加をした
うえで、画像データ+文字情報を出力する。
【0027】この文字情報照合修正装置10において、
11は画像データ+文字情報を受けて一時保存する一時
保存手段である。12は一時保存手段11からの文字情
報を受けて文字情報データベース30の文字情報を検索
する検索手段、13は文字情報データベース30から読
み出した文字情報と、一時保存手段11に保存されてい
る文字情報とを比較する比較手段である。
【0028】14は文字情報照合修正装置10で出力し
た画像データと文字情報の組を記憶しておく記憶手段、
15は以前にその患者で出力したものがないかどうかを
記憶手段14から検索する情報検索手段、16は比較手
段13,記憶手段14及び情報検索手段15と接続さ
れ、画像データと文字情報の組の対応付けを決定する決
定手段である。17は該決定手段16の出力を受けて画
像データと文字情報の組をまとめるまとめ手段である。
該まとめ手段17は、その結果を一時保存手段11に通
知する。
【0029】18は一時保存手段11に記憶されている
画像データと文字情報の組をファイリング装置31に転
送する転送手段、19は文字情報照合修正装置10の操
作手段としての操作部、20は画像データと文字情報を
表示する表示部である。操作部19としては、例えばキ
ーボードやマウス等が用いられ、表示部20としては、
例えばCRTや液晶を用いたディスプレイなどが用いら
れる。
【0030】このように構成された文字情報照合修正装
置10の動作を図2のフローチャートを参照して説明す
ると、以下の通りである。CT、MRI等の医用画像撮
影装置1から出力された画像は、文字認識手段2に入
る。該文字認識手段2は画像に含まれている患者名、患
者ID等の画像情報を、既知の文字認識の手法により文
字情報として抽出・認識する。この文字認識のアルゴリ
ズムは、従来技術と同じものを用いることができる。こ
のようにすれば、文字認識手段2で認識した文字を文字
情報として用いることができる。この結果、文字認識手
段2からは画像データと文字情報とが出力される(図2
S1)。
【0031】この画像データ+文字情報は、文字情報照
合修正装置10内の一時保存手段11に入って一時保存
される。ここで、1つの文字情報に対して、そこに含ま
れる画像データが1つの場合もあれば、複数の場合もあ
りうる。
【0032】データベース検索手段12は、文字認識で
得られた文字情報を基に、文字情報データベース30の
検索を行なう(図2S2)。ここで、文字情報データベ
ース30には、医用画像撮影装置1で撮影を行う際、あ
るいは撮影前の予約などの際に、図示されない病院内情
報システムなどにより、各種の情報(患者名、患者I
D、体重、身長、誕生日、性別、患者住所、撮影手法、
診断項目など)が入力されて蓄積されている。
【0033】ここで、文字情報として患者IDで検索す
る場合、“123”で検索すると、その患者ID“12
3”についての、その他の文字情報を得ることができ
る。その他の文字情報とは、たとえば、患者名であった
り、体重、身長、誕生日、性別等であったりする。
【0034】次に、文字情報データベース30から文字
情報が得られたら、比較手段13により、一時保存手段
11の文字情報と検索で得られた文字情報とを比較し、
同一患者にかかるものでないと判断された場合(図2S
2で「同一患者なし」)、作業者の修正を待つ。作業者
は、表示部20に表示された画像を確認して、必要な文
字情報を操作部19から修正あるいは入力する(図2S
3)。
【0035】そして、修正あるいは入力(図2S3)の
後に、決定手段16により、文字情報を確定し(図2S
4)、記憶手段14に記憶させる。また、比較の結果、
文字情報が同一患者にかかるものであると判断されたら
(図2S2で「同一患者あり」)、決定手段16によ
り、文字情報を決定し(上書き)し(図2S4)、記憶
手段14に記憶させる。
【0036】ここで、上書きとは、例えば、患者名とし
てローマ字、カナ、漢字を全部、すなわち、文字認識か
ら得た文字情報以外の項目も含めて、書き込むことをい
う。このようにすれば、入力された文字情報とデータベ
ースからの文字情報とを比較して文字情報を決定するこ
とができる。
【0037】ここで、記憶手段14に決定手段16によ
り決定した文字情報の履歴を保存しておき、ファイリン
グ装置31に転送する前に、記憶手段14に、現在送ろ
うとしている画像データと文字情報の組のうち、文字情
報と同じものが既にあったかどうか情報検索手段15に
より検索することができるようになる。
【0038】すなわち、情報検索手段15は、以前にそ
の患者の画像データ+文字情報について、ファイリング
装置31に対して出力したものの有無を記憶手段14か
ら検索する(図2S5)。
【0039】次に、その患者の画像データ+文字情報に
ついてファイリング装置31に対して出力したものがあ
った場合(図2S5でY、すなわち「同一と判断される
場合」)に、情報検索手段15は、以前にその患者で出
力したものが同一検査にかかるものであるかを記憶手段
14から検索する(図2S6)。
【0040】ここで、同一検査にかかるものであるか否
かは、現在調べている画像データ+文字情報が、既に出
力した画像データ+文字情報と連続した状態で入力され
たものか(すなわち、既に出力した画像データ+文字情
報と、現在調べている画像データ+文字情報とが、直前
あるいは直後に文字情報照合修正装置10に入力された
データであるか)によって判断する。すなわち、現在調
べている画像データ+文字情報と、既に出力した画像デ
ータ+文字情報との間に、他の患者の画像データ+文字
情報が入力されていれば、連続した状態で入力されたも
のではなく、同一検査にかかるものではないことが分か
る。
【0041】そして、同一患者の画像データ+文字情報
が存在しており(図2S5で「あり」)、現在調べてい
る画像データ+文字情報が、既に出力した画像データ+
文字情報と連続した状態で入力されたものである(図2
S6でY)場合、新たな画像データと文字情報を既に存
在する画像データと文字情報の組として対応づけ可能な
ようにデータの修正を行う(図2S7)。
【0042】この場合において、ファイリング装置31
側で同一なものとしてまとめるために使用している項目
を文字情報の中で、以前のものと同一になるような修正
を行なう。すなわち、ファイリング装置31上で、同一
検査としてまとめられるように、必要な項目のデータを
修正する(図2S7)。例えば、DICOMで検査を識
別するために定められている「スタディUID」を同一
になるように修正(設定)する。なお、このようなデー
タの修正は、これ以外の検査を識別するための項目であ
っても構わない。
【0043】次に、記憶手段14にこの患者情報を記憶
し(図2S8)、画像データと文字情報の組としてまと
め手段17によりまとめ、転送手段18からファイリン
グ装置31に送る。すなわち、該一時保存手段11に保
存されている画像データを読み出し、画像データと文字
情報の組として転送手段18によりファイリング装置3
1へ送る(図2S9)。
【0044】なお、同一患者のものが記憶手段14に存
在しない場合(図2S5で「なし」)、あるいは、同一
患者のものが記憶手段14に存在していても同一検査で
はない場合(図2S6でN)、データの修正は行わず
に、記憶手段14にこの患者情報を記憶し(図2S
8)、画像データと文字情報の組としてまとめ手段17
によりまとめ、転送手段18からファイリング装置31
に送る(図2S9)。
【0045】以上のような修正(図2S7)を実行すれ
ば、同一患者であって同一検査にかかる画像データ+文
字情報を、ファイリング装置31側において、画像デー
タ+文字情報のファイリングおよび検索ならびに再生を
効率よく行なえるようになる。
【0046】例えば、患者IDが“001”の画像デー
タと文字情報の組を調べている場合に、記憶手段14内
に患者ID“001”のデータがあった場合、それらが
連続して入力されたものであることが判明すれば、文字
情報の中のDICOM規格中の検査を一意に識別するた
めに用いられるスタディUIDを同じにして送ること
で、ファイリング装置31側で、以前送った画像データ
と文字情報の組でファイリングされる。例えば、スタデ
ィUIDが“1234”のものを送った場合、ファイリ
ング装置31側でスタディUIDが“1234”のもの
があった場合、同じスタディUIDの領域に画像データ
が記憶される。
【0047】以上のように、本実施の形態例によれば、
既に存在する画像データと文字情報と比較して、同一患
者であり、同一検査にかかるものであるかを正確に調べ
ることができ、既存の画像データと文字情報の組と同一
の組として対応づけることで、ファイリング装置31側
で検索及び再生を効率よく行なうことができる。
【0048】図3は本発明の動作説明のための説明図で
ある。ここでは、患者IDを記憶しており、ファイリン
グ装置側ではスタディUIDを基にして同一検査か否か
を決定している場合について説明する。
【0049】時刻t1に文字認識と検索を行なった結
果、患者IDが“123”、患者名が“YAMADA”
であった場合、記憶手段14に患者ID“123”と患
者名“YAMADA”を記憶させる。次に、ファイリン
グ装置31側に患者ID“123”と患者名“YAMA
DA”を送信する。この時、スタディUID“567
8”で送信する。ファイリング装置31側では、スタデ
ィUID“5678”で患者情報(画像を含む)を記憶
(ファイル)する。
【0050】次に時刻t2に次の文字認識、検索の結
果、患者IDが“123”、患者名が“YAMADA”
であったものとする。この時には、記憶手段14内に同
じ患者IDがあるかどうか検索する。検索の結果、同じ
患者IDがあった場合であって、現在調べている画像デ
ータ+文字情報が、記憶手段14内の画像データ+文字
情報の直前あるいは直後のデータである場合、スタディ
UIDを“5678”と修正した後に、ファイリング装
置31に送信する。
【0051】ここで、ファイリング装置31は、スタデ
ィUIDが“5678”であることを認識すると、同じ
スタディUID“5678”の記憶領域に送られてきた
画像としてファイルする。
【0052】なお、同じ患者IDであっても、直前ある
いは直後のデータでない場合(文字情報照合修正装置1
0に連続して入力されたデータでない場合)には、別検
査であるため、スタディUIDとしては、“5679”
等の異なるスタディUIDを付すようにする。
【0053】上述の実施の形態例では、記憶手段14に
文字情報が記憶されている場合について説明したが、本
発明はこれに限るものではなく、画像データと文字情報
の組を記憶手段14に記憶し、画像データと文字情報自
体を検索するようにすることができる。
【0054】また、本実施の形態例では、作業者が操作
入力するための操作部19を有し、作業者が修正操作を
行なった画像データと文字情報に関してのみ、その画像
データと文字情報を既に存在する画像データと文字情報
の組と同一の組か調べた上で、画像データと文字情報と
を対応づけることができる。これによれば、作業者が修
正した画像データと文字情報に関してのみ、既に存在す
る画像データと文字情報の組と同一検査か否かを調べた
うえで、対応づけることができる。
【0055】たとえば、文字認識が成功したものを滞ら
せずに順次ファイリング装置側に送るようにし、文字認
識が失敗したものを後でゆっくり修正するような場合、
すなわち別々なタイミングでファイリング装置側に送る
ような場合に、このような動作によれば有効である。
【0056】すなわち、以上説明してきた実施の形態例
の構成および動作によれば、以下の〜に述べるよう
な効果が得られる。 この実施の形態例では、入力された画像データと文字
情報とが、既に情報記憶手段内に存在するものと同一の
検査によって生成されたものであることが判明した場合
に、情報記憶手段内に存在する画像データと文字情報と
の組と同一の組として、入力された画像データと文字情
報との組を対応づける。すなわち、既に存在する画像デ
ータと文字情報との組と同一検査であると判明した場合
には、既存の画像データと文字情報の組と同一の組とし
て対応づけることで、ファイリング装置側で検索及び再
生が効率よく行なえるという効果がある。
【0057】この実施の形態例では、入力された画像
データと文字情報とが、既に情報記憶手段内に存在する
ものと同一と判断される場合(同一患者のものが存在す
ると求められる場合)であって、かつ、既に情報記憶手
段内に存在するものの直前あるいは直後に入力されたも
のである場合に、情報記憶手段内に存在する画像データ
と文字情報との組と同一の組として、入力された画像デ
ータと文字情報との組を対応づける。すなわち、既に存
在する画像データと文字情報との組と同一患者かつ連続
して入力されたものであると判明した場合には、既存の
画像データと文字情報の組と同一の組として対応づける
ことで、ファイリング装置側で検索及び再生が効率よく
行なえるという効果がある。
【0058】この実施の形態例では、画像データと文
字情報との組が入力された場合に、入力された組の直前
か直後の組であって情報記憶手段に記憶されたものと比
較を行い、入力された画像データと文字情報とが、既に
情報記憶手段内に存在するものと同一と判断される場合
(同一患者のものが存在すると求められる場合)に、情
報記憶手段内に存在する画像データと文字情報との組と
同一の組として、入力された画像データと文字情報との
組を対応づける。すなわち、既に存在する画像データと
文字情報との組と同一患者かつ連続して入力されたもの
であると判明した場合には、既存の画像データと文字情
報の組と同一の組として対応づけることで、ファイリン
グ装置側で検索及び再生が効率よく行なえるという効果
がある。
【0059】この実施の形態例では、前記入力される
文字情報が、画像中に文字を含む画像データから文字認
識により抽出された文字情報である、ことを特徴とする
ものであり、このように構成すれば、画像データに含ま
れる文字の部分を、既知の文字認識手段などで抽出した
うえで、文字情報として用いることができるようにな
り、効率的な処理が行える。
【0060】この実施の形態例では、複数の文字情報
が蓄積された文字情報データベースにより文字情報を検
索するデータベース検索手段を備え、入力された文字情
報と検索により得られた検索結果とを比較した結果に基
づいて文字情報を決定付けするようにしているので、画
像の撮影に際して入力されて蓄積されている文字情報デ
ータベースを有効に活用することができ、正確な文字情
報を簡易に得ることが可能になる。
【0061】この実施の形態例では、操作手段で修正
操作を行われた画像データと文字情報に関してのみ、
〜の対応付けを行うことにより、文字認識の失敗など
により修正したものについて、同一患者・同一検査にか
かるものを正しく対応付けることが可能になる。
【0062】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、同一患者の同一検査の画像データと文字情報と
を正確に照合・修正することができ、ファイリング装置
側に対して別々のタイミングで送っても、同一患者の同
一検査の画像を正しく扱うことができ、正しくファイリ
ングが行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の電気的構成を示すを示
すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例の動作状態を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の実施の形態例における動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 医用画像撮影装置 2 文字認識手段 10 文字情報照合修正装置 11 一時保存手段 12 データベース検索手段 13 比較手段 14 記憶手段 15 情報検索手段 16 決定手段 17 まとめ手段 18 転送手段 19 操作部 20 表示部 30 文字情報データベース 31 ファイリング装置
フロントページの続き Fターム(参考) 4C093 AA22 FB08 FB10 FG16 FH03 FH07 FH08 FH09 4C096 AA20 AB50 AD16 DD01 DD11 DD16 DD18 DE03 DE06 DE08 DE09 5B050 AA02 BA03 BA10 BA20 CA07 EA04 FA02 FA08 FA19 GA08 5B075 MM55 ND06 NK13 NR13 UU29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データと文字情報が入力され、文字
    情報について修正する機能を有する文字情報照合修正装
    置であって、 画像データと文字情報の組の情報を記憶しておく情報記
    憶手段と、 該情報記憶手段に記憶された画像データと文字情報の組
    の情報を検索する情報検索手段と、 前記情報検索手段での検索により、入力された画像デー
    タと文字情報とが、既に情報記憶手段内に存在するもの
    と同一の検査によって生成されたものであることが判明
    した場合に、前記情報記憶手段内に存在する画像データ
    と文字情報との組と同一の組として、前記入力された画
    像データと文字情報との組を対応づける決定手段と、を
    有することを特徴とする文字情報照合修正装置。
  2. 【請求項2】 画像データと文字情報が入力され、文字
    情報について修正する機能を有する文字情報照合修正装
    置であって、 画像データと文字情報の組の情報を記憶しておく情報記
    憶手段と、 該情報記憶手段に記憶された画像データと文字情報の組
    の情報を検索する情報検索手段と、 前記情報検索手段での検索により、入力された画像デー
    タと文字情報とが、既に情報記憶手段内に存在するもの
    と同一と判断される場合であって、かつ、既に情報記憶
    手段内に存在するものの直前あるいは直後に入力された
    ものである場合に、前記情報記憶手段内に存在する画像
    データと文字情報との組と同一の組として、前記入力さ
    れた画像データと文字情報との組を対応づける決定手段
    と、を有することを特徴とする文字情報照合修正装置。
  3. 【請求項3】 画像データと文字情報が入力され、文字
    情報について修正する機能を有する文字情報照合修正装
    置であって、 画像データと文字情報の組の情報を記憶しておく情報記
    憶手段と、 画像データと文字情報との組が入力された場合に、入力
    された組の直前か直後の組であって前記情報記憶手段に
    記憶されたものと比較を行う情報検索手段と、前記情報
    検索手段での比較により、入力された画像データと文字
    情報とが、既に情報記憶手段内に存在するものと同一と
    判断される場合に、前記情報記憶手段内に存在する画像
    データと文字情報との組と同一の組として、前記入力さ
    れた画像データと文字情報との組を対応づける決定手段
    と、を有することを特徴とする文字情報照合修正装置。
  4. 【請求項4】 前記入力される文字情報が、画像中に文
    字を含む画像データから文字認識により抽出された文字
    情報である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の文字情報照合修正装置。
  5. 【請求項5】 複数の文字情報が蓄積された文字情報デ
    ータベースから前記入力された文字情報を検索するデー
    タベース検索手段と、 前記入力された文字情報と前記文字情報データベースの
    検索により得られた検索結果とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて文字情報を決定
    付けする決定手段と、を有することを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれかに記載の文字情報照合修正装
    置。
  6. 【請求項6】 各種操作の入力がなされる操作手段を有
    し、 前記操作手段で修正操作を行われた画像データと文字情
    報に関してのみ、その画像データと文字情報の組を既に
    存在する画像データと文字情報の組と同一の組として、
    前記決定手段により対応づける、ことを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載の文字情報照合修正
    装置。
JP2001334698A 2001-03-08 2001-10-31 文字情報照合修正装置 Pending JP2003141502A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003783A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Toshiba Corp 医用画像管理システム
JP2008183336A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 小規模診断システム

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