JP2003141339A - 営業活動支援方法ならびに営業活動支援サーバ、および営業活動支援プログラム、同プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

営業活動支援方法ならびに営業活動支援サーバ、および営業活動支援プログラム、同プログラムを記録した記録媒体

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JP2003141339A
JP2003141339A JP2002231808A JP2002231808A JP2003141339A JP 2003141339 A JP2003141339 A JP 2003141339A JP 2002231808 A JP2002231808 A JP 2002231808A JP 2002231808 A JP2002231808 A JP 2002231808A JP 2003141339 A JP2003141339 A JP 2003141339A
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customer
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Toru Kawamoto
徹 川本
Keiichi Matsuzawa
佳一 松澤
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Kawasho Corp
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Kawasho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗土圧組立て構造物の簡易設計システムを公
開するために専用のサイトを立ち上げ、会員顧客からの
問合せ、資料請求、会員登録、設計の要求を検知するこ
とにより、営業ニーズをタイムリーに把握して営業活動
支援をはかる。 【解決手段】 顧客の端末装置とは通信ネットワークを
介して接続された営業活動支援サーバであって、抗土圧
組立て構造の設計にかかわる情報を通信ネットワーク上
に公開して顧客に閲覧を許可する情報公開手段313
と、閲覧にかかわる顧客の情報を利用履歴として保持す
る利用履歴保存手段314と、利用履歴を参照すること
により顧客の閲覧状況を分析して営業活動に反映させる
利用履歴管理手段316とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、営業活動支援方法
ならびに営業活動支援サーバ、および営業活動支援プロ
グラム、同プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】土木工事の分野において、メーカは、一
般の設計者(顧客)である役所、土木設計コンサルタン
ト、ゼネコン等から、上記各工法の安定性検討や価格の
問い合わせを受けることで顧客ニーズをキャッチし、顧
客との接触を築くきっかけとしている。そしてその対
応、提案をきっかけとして顧客の囲い込みと情報収集を
行っている。ここで囲い込んだ顧客(道路設計における
スポンサーである役所、または役所からの設計業務受託
者である土木建設コンサルタントや施工業者)に対して
設計サービス、設計織込み活動をすることで、例えば、
道路工事等での材料仕様を特定させ、その設計が事業化
され、工事発注させることで受注へと結び付けてきた。
【0003】ところで、抗土圧組立て構造物の中には、
土留め構造、土木工法を伴う組立て構造物があり、前者
に、擁壁、補強土、軽量盛土があり、後者に、橋梁、カ
ルバート、トンネル他がある。土留め構造におけるテー
ルアルメ(登録商標)工法は、砂質の盛土材料中に鋼帯
などの補強材を挿入することによって、盛土全体として
の安定性を高めるべくフランスで考案されたものであ
り、在来の擁壁が鉄筋コンクリート壁構造によって土圧
に抗しているのとは根本的に異なった機能を持つ。
【0004】土木工法を伴う組立て構造物におけるテク
スパン(登録商標)工法もまた、フランスで考案された
工法であり、3ヒンジ構造のプレキャストアーチ部材を
組立て、その周囲に盛土を施工し、盛土とアーチ部材と
を一体化してトンネルや短スパンの橋梁などを構築する
ものである。テクスパン工法によって構築される構造物
は、3ヒンジアーチ構造になることから、アーチ部材に
発生する曲げモーメントを低く抑えることができる。従
って、これに用いるプレキャストアーチ部材は、従来の
現場打ちアーチカルバートの部材に比べると非常に薄
く、盛土に対して有利な柔らかな構造になっている。抗
口工をテールアルメ工法と併用することによって優れた
景観を作り出すことができる。なお、テールアルメ工法
の構造計算手法は公共機関(財・土木研究センター)が
発刊している「補強土壁工法設計・施工マニュアル」技
術基準書で公知であり、また、テクスパン工法は、(財
・先端技術センター)が発刊している「テクスパン工法
設計マニュアル」により公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メーカは、
その煩雑な計算方法がプログラムされたソフトウェア
(テールアルメシステム、あるいはテクスパンシステ
ム)を開発し、保持しているが、一般市場には流通して
おらず、メーカ毎クローズにしていた。このことによ
り、一般の設計者(顧客)である役所、土木設計コンサ
ルタント、ゼネコン等から、テールアルメ工法、テクス
パン工法を含む抗土圧組立て構造の設計検討の利便性を
奪うことになる。
【0006】上記したように、従来は、煩雑な計算を処
理する抗土圧組立て構造の設計にかかわる情報をクロー
ズしてきたが、新たにインターネット等のオープンな通
信ネットワークを通じてそのソフトウェアを公開し、自
由に利用させることによって土木市場における抗土圧組
立て構造物における工法の利用ニーズをさらに拡大さ
せ、その際、顧客を会員化することによって個人を特定
し、抗土圧組立て構造の設計にかかわる情報を利用させ
ることで、誰がそれら工法を利用しているのかを特定す
ることを実現できるはずである。また、上記したテール
アルメシステム、テクスパンシステムを含む抗土圧組立
て構造物に関する設計情報をダウンロードさせるだけで
なく、サーバ上で動かすことで会員顧客の検討する構造
物の規模、金額、安定性、および入出力データをサイト
管理者が把握することを実現し、また、会員顧客の検討
内容データを把握することで顧客のニーズのタイムリー
な把握を可能とし、また顧客にはその検討結果データを
ダウンロード提供することで友好な関係を構築すること
ができるはずである。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、上記した抗土圧組立て構造物の簡易設計システム
を公開するために専用のサイトを立ち上げ、会員顧客か
らの問合せ、資料請求、会員登録、設計の要求を検知す
ることにより、営業ニーズをタイムリーに把握して営業
活動支援をはかった、営業活動支援方法ならびに営業活
動支援サーバ、および営業活動支援プログラム、同プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。また、テールアルメを含む土留め設計、あるいはテ
クスパンを含むカルバート設計システムをダウンロード
させることなく、サーバ上で動作させることにより、会
員顧客が検討する抗土圧組立て構造物の規模、金額、安
定性および入出力データをサイト管理者が把握すること
を実現し、会員顧客の検討内容データを把握することで
顧客ニーズのタイムリーな把握を可能とした営業活動支
援方法ならびに営業活動支援サーバ、および営業活動支
援プログラム、同プログラムを記録した記録媒体を提供
することも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、顧客の端末装置とは通信ネットワークを介して接続
された営業活動支援サーバであって、抗土圧組立て構造
の設計にかかわる情報を前記通信ネットワーク上に公開
して顧客に閲覧を許可する情報公開手段と、前記閲覧に
かかわる顧客の情報を利用履歴として保持する利用履歴
保存手段と、前記利用履歴を参照することにより顧客の
閲覧状況を分析して営業活動に反映させる利用履歴管理
手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、利用履歴
管理手段が利用履歴保存手段によって保持された利用履
歴を参照することにより顧客の閲覧状況を分析して営業
活動に反映させることで、会員顧客が検討する構造物の
規模、金額、安定性および入出力データをサイト管理者
が把握することを実現し、顧客ニーズのタイムリーな把
握を可能とした営業活動支援サーバを提供することがで
きる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の営業活動支援サーバにおいて、前記情報公開手段は、
前記抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログラムをウ
ェブに移植し、会員登録済みの顧客にその使用を許可す
るウェブ設計情報公開手段と、前記顧客の端末装置に対
して設計条件の入力を促がし、その内部安定計算の結果
を前記要求のあった顧客の端末装置にウェブ経由で返答
するウェブ設計実行手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、ウェブ設
計実行手段が、ウェブ設計情報公開手段により、会員登
録された顧客にのみその使用を許可された抗土圧組立て
構造の設計にかかわるプログラムに基づき、その顧客の
端末装置に対して設計条件の入力を促がし、内部安定計
算の結果をウェブ経由で返答することにより、テールア
ルメ、テクスパンの各工法を含む抗土圧組立て構造物の
設計検討の際に顧客に利便性を与える営業活動支援サー
バを提供することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の営業活動支援サーバにおいて、前記ウェブ設計実行手
段は、設計入力画面を送出して顧客に設計データの入力
を促し、前記顧客の端末装置を介してその設計データを
取り込む設計条件入力取り込み手段と、前記設計データ
を含む基礎データに基づき所定の演算式から最適断面寸
法を算出する簡易構造設計手段とを備えたことを特徴と
する。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、簡易構造
設計手段が、設計条件入力取り込み手段により取り込ま
れた設計データを含む基礎データに基づき、所定の演算
式から最適断面寸法を算出することにより、会員顧客
は、テールアルメを含む抗土圧組立て構造物の簡易設計
を自動化することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の営業活動支援サーバにおいて、前記ウェブ設計実行手
段は、用途、盛土の高さを含む基礎データ、及び過去の
設計実績データに基づきあらかじめ作成された検討断面
における建築限界の形状の選択入力を促がし、前記顧客
の端末装置を介してそれら設計条件入力を取り込む設計
条件入力取り込み手段と、前記用途、盛土の高さを含む
基礎データ、及び建築限界の形状データに基づき所定の
演算式からアーチ断面形状を算出する簡易構造設計手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、簡易構造
設計手段が、設計条件入力取り込み手段により取り込ま
れた建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データ
に基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出するこ
とにより、会員顧客は、テクスパンを含む抗土圧組立て
構造物の簡易設計を自動化することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の営業活動支援サーバにおいて、前記ウェブ設計実行手
段は、用途、盛土高さ、建築限界に関する設定データを
取り込み、予め用意された断面から最適アーチ断面を抽
出して要求のあった顧客の端末装置へ送信する最適断面
送信手段と、前記建築限界、及び用途、盛土の高さを含
む基礎データに基づき所定の演算式からアーチ断面形状
を算出する簡易構造設計手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、最適断面
送信手段が、用途、盛土高さ、建築限界に関する設定デ
ータを取り込み、予め用意された断面から最適アーチ断
面を抽出して要求のあった顧客の端末装置へ送信し、簡
易構造設計手段へ、建築限界、及び用途、盛土の高さを
含む基礎データに基づき所定の演算式からアーチ断面形
状を算出させることで、会員顧客は、テクスパンを含む
抗土圧組立て構造物の簡易設計を自動化することができ
る。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の営業活動支援サーバにおいて、前記ウェブ設
計実行手段は、前記簡易構造設計手段により算出された
寸法データに基づき必要な資材の材料費および工事費を
算出して施工に要する費用見積りを作成し、在来工法に
より算出される費用との比較の上、採算案件を分析して
前記要求のあった顧客の端末装置へ提供することを特徴
とする。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、ウェブ設
計実行手段が、簡易構造設計手段により算出された寸法
データに基づき必要な資材の材料費および工事費を算出
して施工に要する費用見積りを作成し、在来工法により
算出される費用との比較の上、採算案件を分析して要求
のあった顧客の端末装置へ提供することによりユーザに
利便性を与え、工法決定の一助とさせることができる。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の営業活動支援サーバにおいて、前記情報公開手段は、
設計条件入力に従い算出された寸法データに基づき補強
土壁、もしくはアーチ形状の断面図を作成する断面図作
成手段と、前記断面図を前記顧客の端末装置からの要求
に従い所定のファイルフォーマットで提供する断面図提
供手段を備えたことを特徴とする。
【0021】請求項7に記載の発明によれば、断面図提
供手段が設計結果を反映した例えばCAD図面を提供す
ることができ、このために要していた設計者の負担がな
くなり、かつ、ユーザに利便性を与えることができる。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の営業活動支援サーバにおいて、前記情報公開手段は、
前記条件入力に従い計算された寸法データに基づき必要
な資材の材料費および工事費を算出して施工に要する費
用見積りを作成する見積書作成手段と、前記作成された
見積書を前記顧客の端末装置からの要求に従い任意のフ
ァイルフォーマットで提供する見積書提供手段とを更に
備えたことを特徴とする。
【0023】請求項8に記載の発明によれば、見積書提
供手段が、見積書作成手段によって設計結果が反映され
た見積書を、例えば、PDFフォーマットで提供するこ
とができ、このために従来要していた設計者の負担がな
くなり、かつ、会員顧客に利便性を与えることができ
る。
【0024】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の営業活動支援サーバにおいて、前記情報公開手段は、
前記顧客条件入力を含む過去の設計履歴が蓄積される設
計履歴データベースと、前記顧客の端末装置からの要求
に基づき前記設計条件入力を含む書誌事項を提供すると
共に、更なる要求に基づき、過去の詳細設計データを提
供する設計履歴提供手段とを備えたことを特徴とする。
【0025】請求項9に記載の発明によれば、設計履歴
提供手段により顧客が必要とする時点で過去の設計履歴
を参照することができるため、次回設計時の参考とする
ことができ、顧客に利便性を提供することができる。
【0026】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の営業活動支援サーバにおいて、前記情報公開手段
は、過去の施工物件事例に関し、少なくとも用途、地区
別にインデックスを付し、図面もしくは画像情報とリン
クして蓄積された施工物件事例集データベースと、前記
顧客の端末装置から得られる検索条件入力に基づき前記
施工物件事例集データベースを検索して前記インデック
スを検索照会すると共に、更なる要求によってはそのイ
ンデックスに対応した図面もしくは画像事例を提供する
施工物件事例集検索照会手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0027】請求項10に記載の発明によれば、顧客の
要求に基づき施工物件事例集検索照会手段が図面や写真
等の画像情報を含めて構築した施工物件事例集データベ
ースを検索することにより、過去の施工物件事例を閲覧
可とすることで顧客に利便性を提供し、かつ、テールア
ルメ工法、テクスパン工法の利用ニーズを一層拡大させ
ることができる。
【0028】請求項11に記載の発明は、請求項1に記
載の営業活動支援サーバにおいて、前記利用履歴管理手
段は、前記利用履歴保存手段に保存された利顧客の利用
履歴に基づき統計処理して要営業活動候補として顧客を
選定する営業候補選定手段と、社内営業担当宛、その顧
客を特定するための情報ならびにその利用履歴をメール
送信して、その顧客の追跡営業を促す営業指示管理手段
とを備えたことを特徴とする。
【0029】請求項11に記載の発明によれば、営業候
補選定手段が利用履歴保存手段に保存された利顧客の利
用履歴に基づき統計処理して要営業活動候補として顧客
を選定することにより、選定した顧客に集中的に営業展
開が可能とした営業活動支援サーバを提供することがで
きる。
【0030】請求項12に記載の発明は、請求項1に記
載の営業活動支援サーバにおいて、前記営業候補選定手
段は、顧客の閲覧回数をチェックすることにより要営業
候補を選定し、閲覧時、端末装置を介して入力されるド
メインの識別子をチェックすることによって顧客の地理
的属性を認識することを特徴とする。
【0031】請求項12に記載の発明によれば、サイト
の利用度が高い顧客をランクングし、特に、会員に関し
ては抗土圧組立て構造物の工法に関するニーズが高いと
考えられるため、このデータから対面による営業を指示
できる。また、サイト訪問者の地理的属性は、ドメイン
の識別者によって識別されるため、活動の多い国、ある
いは地域や組織を特定することが可能な営業活動支援サ
ーバを提供することができる。
【0032】請求項13に記載の発明は、請求項1に記
載の営業活動支援サーバにおいて、前記顧客のうち会員
登録した顧客にIDを発行して前記抗土圧組立て構造物
の設計にかかわる情報の他に、前記設計にかかわる計算
プログラムの利用を許可する会員管理手段を備え、前記
会員登録した顧客に対して前記法計算プログラムを利用
して行った検討結果のダウンラインロードを許可すると
共に、前記利用履歴保存手段に前記検討内容の入出力デ
ータを保存することを特徴とする。
【0033】請求項13に記載の発明によれば、抗土圧
組立て構造物の設計システムをダウンロードさせずにサ
ーバ上で動作させることにより、会員顧客が検討する構
造物の規模、金額、安定性および入出力データをサイト
管理者が把握することを実現し、会員顧客の検討内容デ
ータを把握することで顧客ニーズのタイムリーな把握を
可能とし、また、会員顧客にその検討結果のデータのダ
ウンラインロード提供を行うことで顧客との関係を構築
できる営業活動支援サーバを提供することができる。
【0034】請求項14に記載の発明は、請求項1また
は13に記載の営業活動支援サーバにおいて、前記会員
となった顧客の抗土圧組立て構造物の計算プログラムを
利用した検討内容の入出力データをチェックすると共
に、検討回数をランキング集計することにより、ニーズ
のカテゴリ、マーケットレンジ、重要度の少なくとも一
つを分析する統計分析手段を備えたことを特徴とする。
【0035】請求項14に記載の発明によれば、会員の
入出力データおよび設計数のランキングを統計処理する
ことでニーズのカテゴリ、マーケットレンジ、重要度の
少なくとも一つを分析することができ、このことによ
り、要営業活動候補として顧客を選定することにより、
選定した顧客に集中的に営業展開が可能となる営業活動
支援サーバを提供することができる。
【0036】請求項15に記載の発明は、請求項11に
記載の営業活動支援サーバにおいて、前記営業指示管理
手段は、前記会員となった顧客が検討結果をダウンライ
ンロードしたことを検出し、社内担当宛、その顧客を特
定するための情報ならびにその利用履歴をメール送信し
て、その顧客の追跡営業を促すことを特徴とする。
【0037】請求項15に記載の発明によれば、営業指
示管理手段により会員顧客が検討した結果をダウンライ
ンロードしたことを検出し、社内担当宛、その顧客を特
定するための情報ならびにその利用履歴をメール送信す
ることでその顧客の追跡営業を促すことができ、選択さ
れた顧客に特化した営業戦略の展開を可能とした営業活
動支援サーバを提供することができる。
【0038】請求項16に記載の発明は、顧客の端末装
置と、営業活動支援サーバとは通信ネットワークを介し
て接続された営業活動支援システムに用いられる営業活
動支援方法であって、抗土圧組立て構造の設計にかかわ
る情報を前記通信ネットワーク上に公開して顧客に閲覧
を許可し、前記閲覧にかかわる顧客の情報を利用履歴と
して保持し、前記利用履歴を参照することにより顧客の
閲覧状況を分析して営業活動に反映させることを特徴と
する。
【0039】請求項16に記載の発明によれば、抗土圧
組立て構造の設計情報にかかわる利用履歴を参照するこ
とにより顧客の閲覧状況を分析して営業活動に反映させ
ることで、会員顧客が検討する構造物の規模、金額、安
定性および入出力データをサイト管理者が把握すること
を実現し、顧客ニーズのタイムリーな把握を可能とする
ことができる。
【0040】請求項17に記載の発明は、請求項16に
記載の営業活動支援方法において、前記抗土圧組立て構
造の設計にかかわる情報は、盛土中に鋼帯から成る補強
材を挿入して盛土の安定性を高めて土構造物を構築する
補強土壁工法によるものであることを特徴とする。
【0041】請求項17に記載の発明によれば、補強土
壁工法の設計情報にかかわる利用履歴を参照することに
より顧客の閲覧状況を分析して営業活動に反映させるこ
とで、会員顧客が検討する構造物の規模、金額、安定性
および入出力データをサイト管理者が把握することを実
現し、顧客ニーズのタイムリーな把握を可能とすること
ができる。
【0042】請求項18に記載の発明は、請求項16に
記載の営業活動支援方法において、前記抗土圧組立て構
造の設計にかかわる情報は、鉄筋コンクリート製プレキ
ャスト部材を用いて、盛土と一体化したアーチ構造物を
構築する、アーチの天端中心と脚部の3点にヒンジ構造
を持つプレキャストアーチカルバート工法によるもので
あることを特徴とする。
【0043】請求項18に記載の発明によれば、アーチ
の天端中心と脚部の3点にヒンジ構造を持つプレキャス
トアーチカルバート工法(テクスパン)の設計情報にか
かわる利用履歴を参照することにより顧客の閲覧状況を
分析して営業活動に反映させることで、会員顧客が検討
する構造物の規模、金額、安定性および入出力データを
サイト管理者が把握することを実現し、顧客ニーズのタ
イムリーな把握を可能とすることができる。
【0044】請求項19に記載の発明は、請求項16か
ら18のいずれか1項に記載の営業活動支援方法におい
て、前記情報公開にあたり、前記抗土圧組立て構造の設
計にかかわるプログラムをウェブに移植し、会員登録済
みの顧客にその使用を許可し、前記顧客の端末装置に対
して設計条件の入力を促がし、簡易設計後の内部安定計
算結果を前記要求のあった顧客の端末装置にウェブ経由
で返答することを特徴とする。
【0045】請求項19に記載の発明によれば、会員登
録された顧客にのみその使用を許可された抗土圧組立て
構造の設計にかかわるプログラムに基づき、その顧客の
端末装置に対して設計条件の入力を促がし、内部安定計
算の結果をウェブ経由で返答することにより、テールア
ルメ、テクスパンの各工法を含む抗土圧組立て構造物の
設計検討の際に利便性を提供することができる。
【0046】請求項20に記載の発明は、請求項16か
ら19のいずれか1項に記載の営業活動支援方法におい
て、前記顧客のうち会員登録した顧客にIDを発行し
て、前記抗土圧組立て構造の設計にかかわる情報の他
に、前記抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログラム
の利用を許可し、前記会員登録した顧客に対して前記プ
ログラムを利用して行った検討結果のダウンラインロー
ドを許可すると共に、前記検討内容の入出力データを保
存することを特徴とする。
【0047】請求項20に記載の発明によれば、前記抗
土圧組立て構造の設計にかかわるプログラムをダウンロ
ードさせることなく、サーバ上で動作させることによ
り、会員顧客が検討する構造物の規模、金額、安定性お
よび入出力データをサイト管理者が把握することを実現
し、会員顧客の検討内容データを把握することで顧客ニ
ーズのタイムリーな把握を可能とし、また、会員顧客に
その検討結果のデータのダウンラインロード提供を行う
ことで顧客との関係を構築できる。
【0048】請求項21に記載の発明は、顧客の端末装
置とは通信ネットワークを介して接続された営業活動支
援サーバに用いられる営業活動支援プログラムであっ
て、抗土圧組立て構造の設計にかかわる情報を前記通信
ネットワーク上に公開して顧客に閲覧を許可する情報公
開ステップと、前記閲覧にかかわる顧客の情報を利用履
歴として保持する利用履歴保存ステップと、前記利用履
歴を参照することにより顧客の閲覧状況を分析して営業
活動に反映させる利用履歴管理ステップと、を営業活動
支援サーバに実行させることを特徴とする。
【0049】請求項21に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、保持された利用履歴を参照すること
で顧客の閲覧状況を分析して営業活動に反映させること
ができ、このことにより、会員顧客が検討する構造物の
規模、金額、安定性および入出力データをサイト管理者
が把握することを実現し、顧客ニーズのタイムリーな把
握を可能とした営業活動支援システムを構築することが
できる。
【0050】請求項22に記載の発明は、請求項20に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記情報公開
ステップは、前記抗土圧組立て構造の設計にかかわるプ
ログラムをウェブに移植し、会員登録済みの顧客にその
使用を許可するウェブ設計情報公開ステップと、前記顧
客の端末装置に対して設計条件の入力を促がし、その内
部安定計算の結果を前記要求のあった顧客の端末装置に
ウェブ経由で返答するウェブ設計実行ステップとを含
み、前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる
ことを特徴とする。
【0051】請求項22に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、会員登録された顧客にのみその使用
を許可された抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログ
ラムに基づき、その顧客の端末装置に対して設計条件の
入力を促がし、内部安定計算の結果をウェブ経由で返答
することにより、抗土圧組立て構造物の設計検討の際に
顧客に利便性を与える営業活動支援システムを構築する
ことができる。
【0052】請求項23に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記ウェブ設
計実行ステップは、設計入力画面を送出して顧客に設計
データの入力を促し、前記顧客の端末装置を介してその
設計データを取り込む設計条件入力取り込みステップ
と、前記設計データを含む基礎データに基づき所定の演
算式から最適断面寸法を算出する簡易構造設計ステップ
とを含み、前記各ステップを営業活動支援サーバに実行
させることを特徴とする。
【0053】請求項23に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した営業活動支援プログラムを読み
出し実行することにより、取り込まれた設計データを含
む基礎データに基づき、所定の演算式から最適断面寸法
を算出することにより、会員顧客は、テールアルメを含
む抗土圧組立て構造物の簡易設計を自動化することがで
きる。
【0054】請求項24に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記ウェブ設
計実行ステップは、過去の設計実績データに基づきあら
かじめ作成された検討断面における建築限界の形状の選
択入力を促がし、前記顧客の端末装置を介してその建築
限界を取り込む設計条件入力取り込みステップと、前記
建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データに基
づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出する簡易構
造設計ステップとを含み、前記各ステップを営業活動支
援サーバに実行させることを特徴とする。
【0055】請求項24に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、会員登録された顧客にのみその使用
を許可された抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログ
ラムに基づき、その顧客の端末装置に対して設計条件の
入力を促がし、内部安定計算の結果をウェブ経由で返答
することにより、抗土圧組立て構造物の設計検討の際に
顧客に利便性を与える営業活動支援システムを構築する
ことができる。
【0056】請求項25に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記ウェブ設
計実行ステップは、用途、盛土高さ、建築限界に関する
設定データを取り込み、予め用意された断面から最適ア
ーチ断面を抽出して要求のあった顧客の端末装置へ送信
する最適断面送信ステップと、前記建築限界、及び用
途、盛土の高さを含む基礎データに基づき所定の演算式
からアーチ断面形状を算出する簡易構造設計ステップと
を含み、前記各ステップを営業活動支援サーバに実行さ
せることを特徴とする。
【0057】請求項25に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、用途、盛土高さ、建築限界に関する
設定データを取り込み、予め用意された断面から最適ア
ーチ断面を抽出して要求のあった顧客の端末装置へ送信
し、建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データ
に基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出させる
ことで、会員顧客は、テクスパンを含む抗土圧組立て構
造物の簡易設計を自動化することができる。
【0058】請求項26に記載の発明は、請求項23〜
25のいずれか1項に記載の営業活動支援プログラムに
おいて、前記ウェブ設計実行ステップは、前記簡易構造
設計ステップにより算出された寸法データに基づき必要
な資材の材料費および工事費を算出して施工に要する費
用見積りを作成し、在来工法により算出される費用との
比較の上、採算案件を分析して前記要求のあった顧客の
端末装置へ提供するステップを含み、前記ステップを営
業活動支援サーバに実行させることを特徴とする。
【0059】請求項26に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、より算出された寸法データに基づき
必要な資材の材料費および工事費を算出して施工に要す
る費用見積りを作成し、在来工法により算出される費用
との比較の上、採算案件を分析して要求のあった顧客の
端末装置へ提供することで会員顧客に利便性を与え、工
法決定の一助とさせることができる。
【0060】請求項27に記載の発明は、請求項21に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記情報公開
ステップは、設計条件入力に従い算出された寸法データ
に基づき補強土壁、もしくはアーチ形状の断面図を作成
する断面図作成ステップと、前記断面図を前記顧客の端
末装置からの要求に従い所定のファイルフォーマットで
提供する断面図提供ステップとを含み、前記各ステップ
を営業活動支援サーバに実行させることを特徴とする。
【0061】請求項27に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、設計結果を反映した、例えばCAD
図面を会員顧客に提供することができ、このために要し
ていた設計者の負担がなくなり、かつ、利便性を与える
ことができる。
【0062】請求項28に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記情報公開
ステップは、前記条件入力に従い計算された寸法データ
に基づき必要な資材の材料費および工事費を算出して施
工に要する費用見積りを作成する見積書作成ステップ
と、前記作成された見積書を前記顧客の端末装置からの
要求に従い任意のファイルフォーマットで提供する見積
書提供ステップとを含み、前記各ステップを営業活動支
援サーバに実行させることを特徴とする。
【0063】請求項28に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、設計結果が反映された見積書を、例
えば、PDFフォーマットで提供することができ、この
ために従来要していた設計者の負担がなくなり、かつ、
会員顧客に利便性を与える営業活動支援システムを構築
することができる。
【0064】請求項29に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記情報公開
ステップは、前記顧客条件入力を含む過去の設計履歴を
設計履歴データベースに蓄積する設計履歴蓄積ステップ
と、前記顧客の端末装置からの要求に基づき前記設計条
件入力を含む書誌事項を提供すると共に、更なる要求に
基づき、過去の詳細設計データを提供する設計履歴提供
ステップとを含み、前記各ステップを営業活動支援サー
バに実行させることを特徴とする。
【0065】請求項29に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、顧客が必要とする時点で過去の設計
履歴を参照することができるため、次回設計時の参考と
することができ、会員顧客に利便性を提供する営業活動
支援システムを構築することができる。
【0066】請求項30に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記情報公開
ステップは、過去の施工物件事例に関し、施工物件事例
集データベースに、少なくとも用途、地区別にインデッ
クスを付し、図面もしくは画像情報とリンクして蓄積す
る施工物件事例集蓄積ステップと、前記顧客の端末装置
から得られる検索条件入力に基づき前記施工物件事例集
データベースを検索して前記インデックスを検索照会す
ると共に、更なる要求によってはそのインデックスに対
応した図面もしくは画像事例を提供する施工物件事例集
検索照会ステップとを含み、前記各ステップを営業活動
支援サーバに実行させることを特徴とする。
【0067】請求項30に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、顧客の要求に基づき、図面や写真等
の画像情報を含めて構築した施工物件事例集データベー
スを検索することで、過去の施工物件事例を閲覧可とす
ることで会員顧客に利便性を提供し、かつ、テールアル
メ工法、テクスパン工法の利用ニーズを一層拡大させる
ことができる営業活動支援システムを構築することがで
きる。
【0068】請求項31に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記利用履歴
管理ステップは、前記利用履歴保存手段に保存された利
顧客の利用履歴に基づき統計処理して要営業活動候補と
して顧客を選定する営業候補選定ステップと、社内営業
担当宛、その顧客を特定するための情報ならびにその利
用履歴をメール送信して、その顧客の追跡営業を促す営
業指示管理ステップとを含み、前記各ステップを営業活
動支援サーバに実行させることを特徴とする。
【0069】請求項31に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、保存された利顧客の利用履歴に基づ
き統計処理して要営業活動候補として顧客を選定するこ
とで、選定した顧客に集中的に営業展開が可能とした営
業活動支援システムを構築することができる。
【0070】請求項32に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記営業候補
選定ステップは、顧客の閲覧回数をチェックすることに
より要営業候補を選定し、閲覧時、端末装置を介して入
力されるドメインの識別子をチェックすることによって
顧客の地理的属性を認識するステップを含み、前記各ス
テップを営業活動支援サーバに実行させることを特徴と
する。
【0071】請求項32に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、サイトの利用度が高い顧客をランク
ングし、特に、会員に関しては抗土圧組立て構造物の工
法に関するニーズが高いと考えられるため、このデータ
から対面による営業を指示できる。また、サイト訪問者
の地理的属性は、ドメインの識別者によって識別される
ため、活動の多い国、あるいは地域や組織を特定するこ
とが可能な営業活動支援システムを構築することができ
る。
【0072】請求項33に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記顧客のう
ち会員登録した顧客にIDを発行して前記抗土圧組立て
構造の設計にかかわる情報の他に、前記設計にかかわる
計算プログラムの利用を許可する会員管理ステップと、
前記会員登録した顧客に対して前記プログラムを利用し
て行った検討結果のダウンラインロードを許可すると共
に、前記検討内容の入出力データを保存する利用履歴保
存ステップとを更に備え、前記各ステップを営業活動支
援サーバに実行させることを特徴とする。
【0073】請求項33に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、抗土圧組立て構造物の設計システム
をダウンロードさせずにサーバ上で動作させることで、
会員顧客が検討する構造物の規模、金額、安定性および
入出力データをサイト管理者が把握することを実現し、
会員顧客の検討内容データを把握することで顧客ニーズ
のタイムリーな把握を可能とし、また、会員顧客にその
検討結果のデータのダウンラインロード提供を行うこと
で顧客との関係を構築できる営業活動支援システムを構
築することができる。
【0074】請求項34に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記会員とな
った顧客の前記プログラムを利用した検討内容の入出力
データをチェックすると共に、検討回数をランキング集
計することにより、ニーズのカテゴリ、マーケットレン
ジ、重要度の少なくとも一つを分析する統計分析ステッ
プを更に備え、前記各ステップを営業活動支援サーバに
実行させることを特徴とする。
【0075】請求項34に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、会員の入出力データおよび設計数の
ランキングを統計処理することでニーズのカテゴリ、マ
ーケットレンジ、重要度の少なくとも一つを分析するこ
とができ、このことにより、要営業活動候補として顧客
を選定することにより、選定した顧客に集中的に営業展
開が可能となる営業活動支援システムを構築することが
できる。
【0076】請求項35に記載の発明は、請求項22に
記載の営業活動支援プログラムにおいて、前記営業指示
管理ステップは、前記会員となった顧客が検討結果をダ
ウンラインロードしたことを検出し、社内担当宛、その
顧客を特定するための情報ならびにその利用履歴をメー
ル送信する利用履歴送信ステップを含み、前記各ステッ
プを営業活動支援サーバに実行させることを特徴とす
る。
【0077】請求項35に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、会員顧客が検討した結果をダウンラ
インロードしたことを検出し、社内担当宛、その顧客を
特定するための情報ならびにその利用履歴をメール送信
することでその顧客の追跡営業を促すことができ、選択
された顧客に特化した営業戦略の展開を可能とした営業
活動支援システムを構築することができる。
【0078】請求項36に記載の発明は、顧客の端末装
置とは通信ネットワークを介して接続された営業活動支
援サーバに用いられる営業活動支援プログラムを記録し
た営業活動支援サーバ読み取り可能な記録媒体であっ
て、抗土圧組立て構造の設計にかかわる情報を前記通信
ネットワーク上に公開して顧客に閲覧を許可する情報公
開ステップと、前記閲覧にかかわる顧客の情報を利用履
歴として保持する利用履歴保存ステップと、前記利用履
歴を参照することにより顧客の閲覧状況を分析して営業
活動に反映させる利用履歴管理ステップと、を営業活動
支援サーバに実行させる営業活動支援プログラムを記録
した記録媒体である。
【0079】請求項36に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援サー
バプログラムを読み出し実行することにより、保持され
た利用履歴を参照することで顧客の閲覧状況を分析して
営業活動に反映させることができ、このことにより、会
員顧客が検討する構造物の規模、金額、安定性および入
出力データをサイト管理者が把握することを実現し、顧
客ニーズのタイムリーな把握を可能とした営業活動支援
システムを構築することができる。
【0080】請求項37に記載の発明は、請求項36に
記載の記録媒体において、前記情報公開ステップは、前
記抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログラムをウェ
ブに移植し、会員登録済みの顧客にその使用を許可する
ウェブ設計情報公開ステップと、前記顧客の端末装置に
対して設計条件の入力を促がし、その内部安定計算の結
果を前記要求のあった顧客の端末装置にウェブ経由で返
答するウェブ設計実行ステップとを含み、前記各ステッ
プを営業活動支援サーバに実行させることを特徴とする
営業活動支援プログラムを記録した記録媒体である。
【0081】請求項37に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援サー
バプログラムを読み出し実行することにより、会員登録
された顧客にのみその使用を許可された抗土圧組立て構
造の設計にかかわるプログラムに基づき、その顧客の端
末装置に対して設計条件の入力を促がし、内部安定計算
の結果をウェブ経由で返答することにより、抗土圧組立
て構造物の設計検討の際に顧客に利便性を与える営業活
動支援システムを構築することができる。
【0082】請求項38に記載の発明は、請求項37に
記載の営業活動支援プログラムを記録した記録媒体にお
いて、前記ウェブ設計実行ステップは、設計入力画面を
送出して顧客に設計データの入力を促し、前記顧客の端
末装置を介してその設計データを取り込む設計条件入力
取り込みステップと、前記設計データを含む基礎データ
に基づき所定の演算式から最適断面寸法を算出する簡易
構造設計ステップとを含み、前記各ステップを営業活動
支援サーバに実行させることを特徴とする。
【0083】請求項38に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援サー
バプログラムを読み出し実行することにより、取り込ま
れた設計データを含む基礎データに基づき、所定の演算
式から最適断面寸法を算出することにより、会員顧客
は、テールアルメを含む抗土圧組立て構造物の簡易設計
を自動化することができる。
【0084】請求項39に記載の発明は、請求項37に
記載の営業活動支援プログラムを記録した記録媒体にお
いて、前記ウェブ設計実行ステップは、過去の設計実績
データに基づきあらかじめ作成された検討断面における
建築限界の形状の選択入力を促がし、前記顧客の端末装
置を介してその建築限界を取り込む設計条件入力取り込
みステップと、前記建築限界、及び用途、盛土の高さを
含む基礎データに基づき所定の演算式からアーチ断面形
状を算出する簡易構造設計ステップとを含み、前記各ス
テップを営業活動支援サーバに実行させることを特徴と
する。
【0085】請求項39に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援プロ
グラムを読み出し実行することにより、取り込まれた建
築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データに基づ
き所定の演算式からアーチ断面形状を算出することで、
会員顧客は、テクスパンを含む抗土圧組立て構造物の簡
易設計を自動化することができる。
【0086】請求項40に記載の発明は、請求項37に
記載の営業活動支援サーバプログラムを記録した記録媒
体において、前記ウェブ設計実行ステップは、用途、盛
土高さ、建築限界に関する設定データを取り込み、予め
用意された断面から最適アーチ断面を抽出して要求のあ
った顧客の端末装置へ送信する最適断面送信ステップ
と、前記建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎デ
ータに基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出す
る簡易構造設計ステップとを含み、前記各ステップを営
業活動支援サーバに実行させることを特徴とする。
【0087】請求項40に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援サー
バプログラムを読み出し実行することにより、用途、盛
土高さ、建築限界に関する設定データを取り込み、予め
用意された断面から最適アーチ断面を抽出して要求のあ
った顧客の端末装置へ送信し、建築限界、及び用途、盛
土の高さを含む基礎データに基づき所定の演算式からア
ーチ断面形状を算出させることで、会員顧客は、テクス
パンを含む抗土圧組立て構造物の簡易設計を自動化する
ことができる。
【0088】請求項41に記載の発明は、請求項36に
記載の記録媒体において、前記利用履歴管理ステップ
は、前記利用履歴保存手段に保存された利顧客の利用履
歴に基づき統計処理して要営業活動候補として顧客を選
定する営業候補選定ステップと、社内営業担当宛、その
顧客を特定するための情報ならびにその利用履歴をメー
ル送信して、その顧客の追跡営業を促す営業指示管理ス
テップとを含み、前記各ステップを営業活動支援サーバ
に実行させることを特徴とする営業活動支援プログラム
を記録した記録媒体である。
【0089】請求項41に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援サー
バプログラムを読み出し実行することにより、保存され
た利顧客の利用履歴に基づき統計処理して要営業活動候
補として顧客を選定することで、選定した顧客に集中的
に営業展開が可能とした営業活動支援システムを構築す
ることができる。
【0090】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明にお
ける営業活動支援システムのシステム構成を示すブロッ
ク図である。ここでは、顧客サイド1が持つ端末装置1
1と、サイト展開と共に社内システムが構築されたイン
トラネット3とがインターネット等オープンな通信ネッ
トワーク(以下、ウェブ2という)を介して接続され
る。ウェブ2上には、顧客のメールサーバ21の他に、
メールサーバ22、ウェブサーバ23が割り付けられ、
メールサーバ22、ウェブサーバ23のそれぞれに社内
従業員情報等に関するデータベースが備え付けられてい
る。
【0091】社内イントラネット3は、本発明の営業活
動支援サーバとして機能するイントラネットサーバ31
を核とし、管理者、あるいは営業担当各位の端末装置3
2、33、34がLAN(Local Area Network)経由
で共通接続されているものとする。イントラネットサー
バ31は、代表受信アカウント301、管理用アカウン
ト302、障害管理用アカウント303を持つ。代表受
信アカウント301、管理用アカウント302には、そ
れぞれ、後述する問合せ関連メール、資料請求関連メー
ル、会員登録メール、ウェブ設計関連メールが格納され
るものとし、障害管理用アカウント303には、本サイ
トへの苦情、アドレス誤り、なりすましメール等セキュ
リティ関連のメールが格納されるものとする。
【0092】また、各端末装置32、33、34は、そ
れぞれ、管理者のアカウント421、営業技術担当各位
のアカウント431、441を持つものとする。なお、
各アカウント301、302、303と、上記した42
1、431、441間のメールの転送は、以下に示す仕
分けルールに従い分配されるものとする。顧客からの問
い合わせを各担当営業に引き継ぐためのルールとなる仕
分けルールAが設定され、顧客からの問い合わせに対す
る、各担当営業の回答状況を管理、把握する為のルール
となる仕分けルールBが設定され、更に、顧客からの苦
情、障害状況を管理、把握する為のルールとなる仕分け
ルールCがそれぞれ設定されいずれもDB化してある。
【0093】上記した営業活動支援システムは、顧客の
端末装置11とはウェブ2経由で接続され、顧客対応を
行う社内担当者の端末装置33、34と、社内担当者に
対して営業活動支援を行うイントラネットサーバ31と
はLAN30を介して接続されている。イントラネット
サーバ31は、顧客の端末装置11を介して到来する、
問合せ、資料請求、あるいは会員登録、設計に基づく要
求をウェブ2経由で受信し、顧客要求の対応に関し、所
定の仕分けルールに基づいて社内担当者を決定してその
社内担当者の端末装置32、33宛、LAN30経由で
その要求を転送し、その要求の受信確認を促す。そし
て、社内担当者の端末装置32、33を介し社内担当者
による受信確認を得、かつ、受信確認メールを作成し、
要求のあった顧客の端末装置11に対しウェブ2経由で
送信すると共に、社内担当者の端末装置32、33宛回
答を促すメールを作成し、LAN30経由で送信するも
のである。
【0094】図2は、図1に示すイントラネットサーバ
のうち、顧客情報の取り込みを行う部分についてのみ内
部構成を機能展開して示したブロック図である。以下に
示す各ブロックは、具体的には、CPUならびにメモリ
を含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録さ
れたプログラムを逐次読み出し実行することによりその
機能を実現するものとする。イントラネットサーバ31
は、通信インタフェース部311、顧客要求受信部31
2、情報公開部313、利用履歴保存部314、利用履
歴DB315、利用履歴管理部316、会員顧客管理部
317、会員管理DB318で構成される。
【0095】通信インタフェース部311は、社内外と
の接続のためのインタフェースを司り、ここでは、社外
がインターネット接続、社内がLAN接続となっている
ため、通信インタフェース部311は、TCP/IP
(Transform Control Protocol/Internet Protoco
l)をサポートするものとする。顧客要求受信部312
は、顧客の端末装置11を介して到来する問合せ、ある
いは、資料請求に基づく要求をウェブ2経由で受信する
機能を持ち、要求を受信後、受信確認のためにその要求
を、顧客用メールサーバ21と、代表受信メールアカウ
ント301あるいは管理用メールアカウント302のう
ち少なくとも一つのアドレスへ送信する。
【0096】情報公開部313は、後述するテールアル
メ、テクスパン等、抗土圧組立て構造物の設計工法にか
かわる情報をウェブ2上に公開し、顧客に閲覧を許可す
る機能を持ち、利用履歴保存部314は、上記閲覧にか
かわる顧客の情報を利用履歴として利用履歴DB315
に保持する機能を持つ。利用履歴管理部316は、利用
履歴DB315に格納された利用履歴を参照することに
より顧客の閲覧状況を分析して営業活動に反映させる機
能を持ち、営業候補選定部319と、営業指示管理部3
20と、統計分析部321で構成される。
【0097】営業候補選定部319は、利用履歴DB3
15に保存された顧客の利用履歴に基づき統計処理して
要営業活動候補として顧客を選定する機能を持ち、営業
指示管理部320は、社内営業担当端末装置宛、その顧
客を特定するための情報ならびにその利用履歴をメール
送信して、その顧客の追跡営業を促す機能を持つ。営業
指示管理部320は、更に、会員となった顧客が検討結
果をダウンラインロードしたことを検出し、社内担当端
末装置32、33宛、その顧客を特定するための情報な
らびにその利用履歴をメール送信する機能も持つ。な
お、営業候補選定部319は、顧客の閲覧回数をチェッ
クすることにより要営業候補を選定し、閲覧時、顧客端
末装置11を介して入力されるドメインの識別子をチェ
ックすることによって顧客の地理的属性を認識すること
ができ、統計分析部321は、会員となつた顧客のテー
ルアルメ工法計算プログラムを利用した検討内容の入出
力データをチェックすると共に、検討回数をランキング
集計することにより、ニーズのカテゴリ、マーケットレ
ンジ、重要度の少なくとも一つを分析する機能を持つ。
【0098】次に、営業候補選定部319、統計分析部
321による解析内容の一例について説明する。ここで
は、営業候補選定部319、統計分析部321の負荷分
散については考慮せず、市販の解析プログラムを実行す
ることにより、以下の解析項目の解析を実現するもので
ある。解析項目として全般的な統計の表があり、ここに
は、指定された期間のサイトの全体的な活動の統計情報
が含まれる。具体的には、サイト全体のヒット数(日毎
などの統計)、ページ参照数、訪問者統計、使用時間等
であり、サイトの人気度や全体感をつかむことが可能で
ある。また、リクエストの多いページも解析項目として
あげられる。ここでは、ウェブサイトの人気のあるペー
ジとアクセスされた頻度を識別し、表には訪問者がペー
ジを見た時間の平均も示される。どのページにアクセス
が集中するかによって閲覧者の人気動向を探ることがで
きる。
【0099】次に最初に見たページも解析項目としてあ
げられる。ここでは、訪問者が訪れたときの最初のペー
ジを識別する。これは、ほとんどの場合ホームページで
あるが、場合によっては訪問者が特定のページに直接ア
クセスするために入力した特定のURL(Uniform・Reso
urce・Locator)である可能性があり、いきなりどのペー
ジから入るかによってリピータの訪れるページを特定す
ることができる。最初のリクエストも解析項目の一つで
ある。ここでは、サイトを訪問した訪問者の最初のヒッ
トを識別する。これも通常ホームページであるが、特定
のファイルに直接アクセスするために訪問者が入力した
特定のURLである場合もある。また、ページのみのア
クセスについても解析項目となる。ここでは、訪問者が
アクセスし、他のページを見ることなくサイトを出たペ
ージを識別する。この場合、そのページが魅力なかった
のか、必要な情報が取れたので帰ったのかがわかる。
【0100】次に、アクセスの多いディレクトリも解析
項目となる。ここでは、サイトのディレクトリへのアク
セスを分析する。この情報は、最も頻繁にリクエストさ
れたデータの種類を判断するのに使用され、最も頻繁に
リクエストされたデータ種類をランキングすることによ
り目的が達せられる。サイトの経路についても解析項目
となる。ここでは、訪問者がサイトを訪れたときに最も
頻繁に辿る経路を識別する。経路はエントリページから
始まり、連続して見られたページを示す。ダウンロード
の多いファイルも解析項目となる。ここでは、サイトの
人気のあるダウンロードファイルを識別し、人気ファイ
ルのランキング、工法拡販用材料の特定に寄与する。ダ
ウンロードされたファイルの種類も解析項目になる。こ
こでは、アクセスされたファイルの種類とファイルの種
類毎にダウンロードされたバイト数の合計を識別する。
なお、キャッシュされたリクエストとエラーヒットは、
合計から除外される。
【0101】訪問回数別の訪問者数も解析項目となる。
ここでは、訪問者がサイトを訪問した回数を基に訪問者
の分布を表示する。ここで、サイト利用度の多い顧客を
ランキングし、特に、会員顧客に関しては、テールアル
メ工法のニーズの高い顧客といえるため、このデータか
ら対面による営業候補顧客を選別することができる。次
に、新規訪問者と再訪問者も解析項目となる。ここで
は、サイトへの新規訪問者数と再訪者数を表示し、クッ
キーによって識別される訪問者だけがカウントされる。
新規訪問者は、最初のヒットではクッキーを持っていな
かったが、二度目以降のヒットではクッキーを持ってい
た訪問者である。再訪問者は最初のヒットでクッキーを
持っていた訪問者である(報告期間の開始前にサイトを
訪問した)。また、トップ認証訪問者も解析項目とな
る。ここでは、訪問者名とパスワードを要求する営業活
動支援サーバ31にログインした訪問者の名前と相対的
な活動レベルを識別して会員の活動を分析することがで
きる。
【0102】そして、活動の多い地域も解析項目にな
る。ここではサイトを訪れる訪問者の地理的属性を示
す。訪問者の地理的属性はドメイン名の識別子によって
識別され、この情報は訪問者のドメイン名が登録されて
いる場所を基にしており、会員DB318に登録された
会員顧客の住所とのマッチング処理により訪問者の実際
の住所を識別することができる。また、一般的ドメイン
分析についても解析項目となる。ここでは、サイトの訪
問者の場所を国別に識別し、活動の多い国を選別する。
訪問者の国はドメイン名の識別子によって識別される。
活動の多い組織についても同様識別でき、頻繁にサイト
にアクセスした会社や組織を識別する。アクセスした訪
問者の所属する団体によって分類でき、会員情報とは別
に、会社や組織のアクセス者数情報がランキングできれ
ば、個別の営業戦略が立案できる。組織の分類について
も解析項目となり、ここでは、co/ad/ne/ac
/or/goにより、組織の種類を分類することができ
る。この情報はDNS(Domain・Name・Server)の逆検索
が実行された場合にのみ表示される。
【0103】レポート期間の活動概要についても解析項
目となる。ここでは、平日と週末の活動レベルを比較す
ることによって、全般的な営業活動支援サーバ31の活
動の概要を示す。平日の訪問者数とヒット数の平均は平
日の各曜日の平均であり、どの時間帯が当サイトの最も
使用される時間帯なのかを特定し、タイムリーな対応の
ためのサポート体制を探ることができる。期間別の活動
概要についても解析項目となる。ここでは、転送された
バイト数で活動量を示すことによって、サイトに要求さ
れる帯域幅を理解する手助けになる。表では、報告期間
の時間単位によってさまざまな活動の測定単位を提供で
きる(報告書がカバーする時間に依存した時間の単位
で、通常は日になる)。システム用の解析、曜日別の活
動レベルについても解析項目となる。ここでは、報告期
間の各曜日の活動を示す(例えば、報告期間の2回月曜
日がある場合、表示される値は、両月曜日における全て
のヒットの合計になる)。
【0104】サイト分析、1日の時間別の活動レベルに
ついても解析項目となる。ここでは、報告期間の1日の
中で活動の多い時間と少ない時間を示す。2番目の表
は、指定された報告期間を分析して、1日の時間ごとの
平均活動を示す(報告期間が何日かある場合、表示され
る値は、全日の時間において全てのヒットの合計とな
る)。全ての時間は分析を実行したシステムの場所を参
照する。セクションごとのページ参照数も解析項目とな
る。ここでは、訪問とページ参照の数値、割合と、参照
されたページ数を解析する。訪問者セクションの統計も
解析項目の一つである。ここでは、サイトを見た訪問者
数と滞在時間を示す。この情報はログファイルの期間に
よって時間ごとに区切られている。クライアントエラー
についても解析項目である。ここでは、営業活動支援サ
ーバ31にアクセスするブラウザから戻されたエラーコ
ードを識別する。
【0105】会員特定訪問数ランキングは重要な解析項
目となる。ここでは会員の訪問回数のランキングを統計
処理するもので、ランキングの高い顧客は、テールアル
メ工法を使用しようとする意志のある顧客といえるの
で、アクセス候補者となる。会員特定統計数ランキング
も同様である。ここでは、会員の統計回数ランキングを
統計処理するものであり、他に、会員特定設計データ閲
覧、会員の個別設計履歴を閲覧、プロジェクト特定によ
るアクセス候補者選定、会員特定設計データと施工実績
閲覧情報の関連、会員の設計データと施工実績詳細の閲
覧回数(頻度の高いページを特定)の関係を閲覧、会員
のテールアルメ用途ニーズを特定分析することによるア
クセス候補者の特定も可能である。
【0106】説明を図2に戻す。会員顧客管理部317
は、顧客のうち会員登録した顧客にIDを発行して抗土
圧組立て構造物の設計工法にかかわる情報の他に、抗土
圧組立て構造物の設計工法計算プログラムの利用を許可
する機能を持ち、情報公開部313を介して会員登録し
た顧客に対して抗土圧組立て構造物の設計工法計算プロ
グラムを利用して行った検討結果のダウンラインロード
を許可すると共に、利用履歴DB315に検討内容の入
出力データを保存する機能を持つ。以下、本発明実施形
態の動作について詳細に説明するが、動作説明に先立
ち、本サイトで行うサービスの概要から説明する。
【0107】まず、本サイトを利用するユーザは、以下
の4種類に分類される。一般サイト利用者、登録済み会
員、社内営業担当、技術担当、そしてサイト管理者であ
る。ここで、一般サイト利用者とは、会員登録を行って
いない一般のユーザであって、テールアルメについて興
味があるが、発注、問合せ実績のないユーザのことをい
い、登録済み会員とは、会員登録を行っているユーザで
あって、設計、コンサルティング実績があり、リピータ
も含まれる。いずれも設計コンサルタント、施主、ゼネ
コン担当者が該当する。営業担当者とは、テールアルメ
を販売し、登録済み会員を顧客とする担当であり、ま
た、技術部担当者とは、ユーザからの技術問合せに対し
て回答を行う担当であり、更に、サイト管理者とは、サ
イト運営を行うための管理者であり、いずれもサイトを
運営する会社の社員および関係者が該当する。
【0108】一方、本サイトの運営にあたり、施工要領
書、標準設計図集、施工実績集(コメント)、施工実績
集(写真)、施工実績集(図面)、工法紹介(動画)、
技術情報文書、用語集(コメント)、用語集(添付画
像)、商品概要(写真)、商品概要(図面)、その他取
扱商品(写真)、設計見積もりソフトのそれぞれに関す
るドキュメントをサイト上において公開するものとす
る。保存形式はそれぞれ、PDF(Portable・Document・
Format)、GIF(Graphics・Interchange・Format)お
よびDXF(Data・Exchange・Format)、DB内テキス
ト、JPEG(Joint・Photographic・Coding・Experts・Gr
oup)、GIF、AVI(Audio・Visual・Interleave
d)、PDF、DB内テキスト、GIF、JPEG、G
IF、PDF(計算書)およびDXF(図面)とする。
【0109】まず、ウェブ設計室による、いわゆる設計
見積り機能から説明する。ここでは、抗土圧組立て構造
物の設計工法である内部安定計算ソフトウェアをウェブ
向けにカスタマイズし、登録済み会員専用サービスとし
て提供するものである。従って、一般サイト利用者には
公開されない。抗土圧組立て構造物の設計工法の詳細に
ついては後述する。顧客の端末装置11に内蔵されるブ
ラウザから設計条件の入力を行うことにより、その安定
計算結果をブラウザ上に出力する。また、数量表および
断面図のDXFファイルも出力し、ダウンロード可能と
する。
【0110】この設計見積りサービスにおいては、利用
履歴をデータベース上に格納して管理を行うものとし、
登録済み会員は、自身の利用履歴を検索することが出来
るものとする。また、ブラウザ上において表示される計
算結果は、安定計算の結果数値、および結果断面の画像
のみとし、数量および断面図のDXFファイルについて
はリンクを表示し、ダウンロード可能にしている。本サ
ービスが利用された場合には、サイト管理者へその旨を
通知するメールが自動的に送信される。ブラウザが利用
した計算履歴の一覧を任意の条件に基づき一覧表示し、
一覧表示された計算履歴から選択された履歴に対して、
内容表示および削除を行う。また、一覧表示された計算
履歴から選択された履歴に対して、結果データのダウン
ロードを行うことが出来る。
【0111】次に、実績/施工物件検索照会サービスに
ついて説明する。実績/施工物件検索照会サービスは、
任意の検索条件に基づいて、過去の施工物件事例の検索
を可能にするサービスである。検索された物件情報はテ
キストに一覧表示され、写真や図面を含む詳細情報ペー
ジへのリンクを表示する。詳細情報ページの表示は会員
専用とする。検索は、地区、施主、用途、適用、規模等
から行えるようになっており、検索結果は、概要条件を
テキストにて一覧表示する。そして、検索結果一覧表示
において、写真・図面を含む詳細情報へのリンクを行
う。なお、登録済み会員に対しては、詳細情報画面の閲
覧サービスを提供する。
【0112】次に、会員登録について説明する。会員登
録は、本サイトにおける会員専用サービスの紹介、およ
び会員に対するログイン機能を持つ。登録を行った会員
は、登録完了と同時に会員専用サービスの利用が可能と
なる。具体的には、会員の新規登録、変更、退会を行な
い、登録済み会員はログインが許可され、各種サービス
の提供を受けることができ、そのために登録済み会員に
対して、パスワードの自動照会機能を提供する。会員登
録時に送信される各データは暗号化によって保護される
ものとし、姓名・ふりがな、業種、職種、会社名、所属
部署名、メールアドレス、電話番号、住所等の登録を要
し、ここで登録されたデータは、会員管理DB318に
格納される。
【0113】他に、技術情報、FAQ(質疑応答集)、
用語集の検索サービス、工法紹介等、各種サービスを備
えており、特に、工法紹介については、テールアルメ工
法について、工法概要、部材、施工手順等の紹介をテキ
スト、写真、動画を用いて行う、電子カタログ的な役割
を果たすことを前提とし、代表的な施工物件については
写真、図面を添付して紹介する。
【0114】図3、図4は、本発明実施形態の動作を説
明するために引用した図であり、「問合せ」、「資料請
求」への対応についての流れ、「会員登録」、「ウェブ
設計室」への対応についての流れのそれぞれを示すフロ
ー図である。まず、図3に示すフロー図を参照しなが
ら、「問合せ」、「資料請求への対応についての動作説
明を行う。図中、図1に示すブロックと同一番号の付さ
れたブロックは、図1に示すそれと同じとする。
【0115】最初に、顧客が端末装置11を操作してテ
ールアルメサイトをアクセスし、「問い合わせ」あるい
は「資料請求」を行う(ステップS31)。このことに
より、入力案内がTAウェブサーバに送信され(ステッ
プS32)、TAウェブサーバ23は、入力内容確認の
ために要求のあった顧客の端末装置11に対して入力内
容を記載したメールを送信する(ステップS33)。こ
のメール文面のイメージの一例は図5に示されている。
一方、メールサーバ22は、入力情報に関し、代表受信
メールアカウント301宛て送信する。このとき、顧客
のメールアドレスの他に、管理用メールアカウント30
2にも転送する(ステップS34)。更に、仕分けルー
ルAに従い、担当者の端末装置32(33)に転送され
る(ステップS35)。担当者の端末装置32(33)
に表示されるメール文面のイメージは、図6に示されて
いる。更に、仕分けルールAに従い、担当者の端末装置
32(33)に転送される(ステップS35)。担当者
の端末装置32(33)に表示されるメール文面のイメ
ージは、図6に示されている。
【0116】担当者は、自身の端末装置32(33)に
表示されたメール文面の中に付されたURLをクリック
することにより受付・回答確認を行う。受付確認のため
の画面構成の一例を図7に示す。受付・回答確認では、
既に他の誰かが対応していないかを確認する。ここで、
誰も対応していないことが判明したら、画面下部に割り
付けられている受付・回答ボタンをクリックする。受付・
回答ボタンがクリックされた後の画面表示イメージを図
8に示す。受付・回答確認完了が表示されたら、画面下
部に割り付けられた「対応する(メール送信)」ボタン
をクリックすると、件名と宛先が自動設定された状態
で、日常使用しているメールソフトが起動される。宛先
は、送信先(To)には顧客のメールアドレスが、送信
先(Bcc)には管理用アカウント302の各アドレス
がセットされる。
【0117】次に、各担当は、自身の端末装置34を操
作することにより、顧客要望に応じたメール本文を編集
する。この時、必要であれば、ウェブ画面中の問い合わ
せ内容をコピーし、メール文面中にペーストする。そし
て、各担当は、編集した回答メールを顧客の端末装置1
1と管理用アカウント302宛てに送信する(ステップ
S38)。
【0118】管理用アカウント302で受信したメール
には、顧客の端末装置11からのメール及び営業担当の
端末装置32(33)からの回答メールが集まる。これ
らメールは、仕分けルールBに従い、サイト管理者の端
末装置34に転送される(ステップS39)。すなわ
ち、イントラネットサーバ31は、顧客端末装置11を
介して到来する「問合せ」、もしくは「資料請求」に基
づく要求をウェブ2経由で受信し、要求の対応に関し、
会社規定の所定のルール(仕分けルールA)に基づき担
当者を決定し、その担当者の端末装置34宛て要求を転
送して受信確認を促す。そして、担当者の端末装置34
を介して担当者による受信確認を得、顧客端末装置11
に対して受信確認メールを作成して送信すると共に、担
当者の端末装置34宛回答を促すメールを作成して送信
する。
【0119】すなわち、イントラネットサーバ31は、
抗土圧組立て構造物の設計工法にかかわる情報をウェブ
2上に公開して顧客に閲覧を許可し、閲覧にかかわる顧
客の情報を利用履歴として利用履歴DB315に保持
し、利用履歴を参照することにより顧客の閲覧状況を分
析して営業活動に反映させる。具体的に、イントラネッ
トサーバ31を構成する利用履歴管理部316は、利用
履歴DB315に保存された顧客の利用履歴に基づき統
計処理して要営業活動候補として顧客を選定し、営業指
示管理部320が社内営業担当宛、その顧客を特定する
ための情報ならびにその利用履歴をメール送信して、そ
の顧客の追跡営業を促す。
【0120】このとき、営業候補選定部319は、顧客
の閲覧回数をチェックすることにより要営業候補を選定
し、閲覧時、顧客の端末装置11を介して入力されるド
メインの識別子をチェックし、会員管理DB318にあ
る顧客の住所とのマッチングを行うことによって顧客の
住所を識別することができる。更に、統計分析部321
と協働して、会員となった顧客の抗土圧組立て構造物の
設計工法計算プログラムを利用した検討内容の入出力デ
ータをチェックすると共に、検討回数をランキング集計
することにより、ニーズのカテゴリ、マーケットレン
ジ、重要度の少なくとも一つを分析する。なお、営業候
補選定部319と統計分析部321による分析方法は上
記した通りであり、そのうちのいずれかを選択使用する
ものとする。
【0121】また、会員顧客管理部317は、顧客のう
ち会員登録した顧客にIDを発行して上記した抗土圧組
立て構造物の設計工法にかかわる情報の他に、抗土圧組
立て構造物の設計工法計算プログラムの利用を許可し、
会員登録した顧客に対して抗土圧組立て構造物の設計工
法計算プログラムを利用して行った検討結果のダウンラ
インロードを許可すると共に、利用履歴DB315に検
討内容の入出力データを保存する。更に、営業指示管理
部320は、会員となった顧客が検討結果をダウンライ
ンロードしたことを検出し、社内担当宛、その顧客を特
定するための情報ならびにその利用履歴をメール送信す
る。
【0122】なお、本ウェブサイトで発生する全ての苦
情、障害を管理するためのメールも受信する(ステップ
S40)。ここで受信するメールには、会員登録・問い
合わせ/資料請求にて、登録されたメールアドレスに誤
りがあり、未送達となったメールが返送される場合、会
員登録・問い合わせ/資料請求にて、登録されたルアド
レスに誤りがあり、メールが他人に送られ、間違われた
方からの苦情メールが送信される場合、図示せぬ自動監
視システム等の仕組みにより、ウェブサイトに障害が発
生した事を通知するメール、ウェブサイト全般に関する
苦情問い合わせのメール、一般的な資料請求・問い合わ
せのメール等が想定される。上記したメールは、仕分け
ルールCに従い、サイト管理者の端末装置34に送信さ
れる(ステップS41)。サイト管理者は、端末装置3
4を介して受け取ったメールの内容に応じて、返信、送
信、サイト変更計画の立案等々の処理を行う。
【0123】次に、図4に示すフロー図を参照しなが
ら、会員登録、ウェブ設計室への対応についての動作説
明を行う。図中、図1に示すブロックと同一番号の付さ
れたブロックは、図1に示すそれと同じとする。まず、
顧客が端末装置11を操作することにより、サイトをア
クセスして「会員登録」、あるいは「ウェブ設計室」を
利用する(ステップS51)。入力内容は、ウェブサー
バ23に送信される。(ステップS52)。ウェブサー
バ23は、入力内容確認のために、顧客の端末装置11
に入力内容を記載したメールを送信する(ステップS5
3)。このメール文面のイメージは図9にその一例が示
されており、ここでは、会員登録の場合が例示されてい
る。
【0124】次に、メールサーバ22は、入力情報を代
表受信メールアカウント301宛てに送信すると共に、
管理用メールアカウント302宛て転送する(ステップ
S54)。また、仕分けルールAに従い、担当者の端末
装置34宛てに転送される(ステップS55)。このメ
ール文面のイメージは図10、図11に示され、それぞ
れ、会員登録をした場合、ウェブ設計室がアクセスされ
た場合の一例が示されている。担当者は、上記メール文
面の中に記載されたURLをクリックすることにより、
会員登録内容、あるいはウェブ設計記録を参照する(ス
テップS56)。なお、この場合、問合せ・資料請求の
場合とは異なり、何らかの回答(営業等からのコンタク
ト)を期待してウェブサイトを利用したわけでは無く、
ウェブの匿名性を意識して利用されていることに配慮す
る必要がある。従って、この時点で顧客に対して直接コ
ンタクトを取るか否かについては営業判断となる。
【0125】すなわち、イントラネットサーバ31は、
抗土圧組立て構造物の設計にかかわる情報をウェブ2上
に公開して顧客に閲覧を許可し、閲覧にかかわる顧客の
情報を利用履歴として利用履歴DB315に保持し、利
用履歴を参照することにより顧客の閲覧状況を分析して
営業活動に反映させる。具体的に、イントラネットサー
バ31を構成する利用履歴管理部316は、利用履歴D
B315に保存された顧客の利用履歴に基づき統計処理
して要営業活動候補として顧客を選定し、営業指示管理
部320が社内営業担当宛、その顧客を特定するための
情報ならびにその利用履歴をメール送信して、その顧客
の追跡営業を促す。このとき、営業候補選定部319
は、顧客の閲覧回数をチェックすることにより要営業候
補を選定し、閲覧時、顧客の端末装置11を介して入力
されるドメインの識別子をチェックすることによって顧
客の地理的属性を認識することができる。更に、統計分
析部321と協働して、会員となった顧客の抗土圧組立
て構造物の設計計算プログラムを利用した検討内容の入
出力データをチェックすると共に、検討回数をランキン
グ集計することにより、ニーズのカテゴリ、マーケット
レンジ、重要度の少なくとも一つを分析する。なお、営
業候補選定部319と統計分析部321による分析方法
は上記した通りであり、そのうちのいずれかを選択使用
するものとする。
【0126】また、会員顧客管理部317は、顧客のう
ち会員登録した顧客にIDを発行して前記テールアルメ
工法にかかわる情報の他に、抗土圧組立て構造物の設計
計算プログラムの利用を許可し、会員登録した顧客に対
して抗土圧組立て構造物の設計計算プログラムを利用し
て行った検討結果のダウンラインロードを許可すると共
に、利用履歴DB315に検討内容の入出力データを保
存する。更に、営業指示管理部320は、会員となった
顧客が検討結果をダウンラインロードしたことを検出
し、社内担当宛、その顧客を特定するための情報ならび
にその利用履歴をメール送信する。
【0127】なお、本サイトで発生する全ての苦情・障
害を管理するためメールも受信する(ステップS5
7)。ここで受信するメールには、会員登録、ウェブ設
計にて、会員登録時に登録されたメールアドレスに誤り
があり、未送達となったメールの返送、会員登録、ウェ
ブ設計にて、会員登録時に登録されたメールアドレスに
誤りがあり、メールが他人に送られ、間違われた方から
の苦情メールが送信される場合、図示せぬ自動監視シス
テム等の仕組みにより、ウェブサイトに障害が発生した
事を通知するメール、ウェブサイト全般に関する苦情問
い合わせのメール、一般的な資料請求・問い合わせのメ
ール等が想定される。上記メールは、仕分けルールCに
従い、サイト管理者の端末装置34に送信される(ステ
ップS58)。
【0128】以上説明のように本発明は、抗土圧組立て
構造物の設計システムを公開するために専用のサイトを
立ち上げ、会員顧客からの問合せ、あるいは資料請求等
のアクションを検知して営業ニーズをタイムリーに把握
して営業活動支援をはかることにより、従来、どの顧客
にニーズが存在するのか判断がつかないまま勘に頼った
アクションを起こしていた無駄の多い人海的な営業が、
タイムリーかつ正確なニーズの発見が可能になることで
合理的な顧客の囲い込みを可能とした営業活動支援方法
ならびにシステムおよびそのサーバ、営業活動支援サー
バプログラムならびに同プログラムを記録した記録媒体
を提供するものである。
【0129】次にウェブ設計室の詳細について説明す
る。図12は、図1に示すイントラネットサーバのう
ち、ウェブ設計に関係する部分のみ内部構成を機能展開
して示したブロック図である。以下に示すブロックは、
図2同様、具体的には、CPUならびにメモリを含む周
辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプロ
グラムを逐次読み出し実行することによりその機能を実
現するものとする。
【0130】イントラネットサーバ31は、通信インタ
フェース部311、ウェブ設計公開部333、ウェブ設
計実行部334、プログラムDB335および設計マニ
ュアルDB336で構成される。通信インタフェース部
311は、社内外との接続のためのインタフェースを司
り、ここでは、社外がインターネット接続、社内がLA
N接続となっているため、TCP/IP(Transform C
ontrol Protocol/Internet Protocol)をサポートす
るものとする。
【0131】ウェブ設計公開部333は、抗土圧組立て
構造物の設計およびその内部安定計算を行うためのプロ
グラムをウェブに移植し、登録済み顧客にその使用を許
可する機能を持ち、ウェブ設計実行部334は、顧客の
端末装置11に対して設計条件の入力を促し、その内部
安定計算の結果を要求のあった顧客の端末装置11にウ
ェブ2経由で返答する機能を持つ。プログラムDB33
5はウェブ公開のために移植されたプログラムが格納さ
れ、また、設計マニュアルDB336には、抗土圧組立
て構造物の設計に必要な基準書に記述された定数等、各
種基準に関する数値が格納されているものとする。
【0132】ウェブ設計実行部334は、顧客要求受信
部340と、設計条件入力取込み部341と、簡易設計
部342と、最適断面図作成部343と、最適断面図提
供部344と、見積書作成部345と、見積書提供部3
46と、施工物件事例集検索照会部347と、設計履歴
提供部348と、設計履歴DB349と、施工物件事例
集DB350で構成される。
【0133】設計条件入力取り込み部341は、ウェブ
設計の要求があった顧客の端末装置11に設計条件の入
力を促し、顧客の端末装置11を介してその条件入力を
取り込み、簡易設計部342へ供給する。簡易設計部3
42は、設計条件入力取り込み部341により取り込ま
れた基礎データに基づき、所定の演算式から補強土壁工
法を用いた場合における各種寸法データ、あるいは、カ
ルバート工法に基づくアーチ断面形状を算出する機能を
持つ。最適断面図作成部343は、簡易設計部342で
設計された寸法データに基づき、例えば、補強土壁のC
AD断面図を作成する機能を持ち、この補強土壁断面図
作成部325で作成された補強土壁CAD断面図は、最
適断面図提供部344により、顧客の端末装置11から
の要求に従いDXF(Data Exchange Format)ファイ
ルフォーマットで提供される。また、用途、盛土高さ、
建築限界に関する設定データに基づき、予め用意された
断面から最適アーチ断面を抽出して要求のあった顧客の
端末装置へ送信する機能も併せ持つ。
【0134】見積書作成部345は、条件入力に従い簡
易設計部342で計算された寸法データに基づき必要な
資材の材料費および工事費を算出して補強土壁施工、あ
るいはカルバート施工に要する費用見積りを作成する機
能を持ち、この見積書作成部345で作成された見積書
は、見積書提供部346を介して顧客の端末装置11か
らの要求に従いPDFで要求のあった顧客の端末装置1
1に提供される。なお、見積書作成部345は、簡易設
計部342により算出された寸法データに基づき必要な
資材の材料費および工事費を算出して施工に要する費用
見積りを作成するが、このとき、在来工法により算出さ
れる費用との比較の上、採算案件を分析し、見積書提供
部346を介して要求のあった顧客の端末装置11へ送
信する機能も併せ持つ。
【0135】一方、設計履歴DB349には、顧客条件
入力を含む過去の設計履歴が蓄積されている。設計履歴
提供部348は、顧客要求受信部340を介して到来す
る顧客の端末装置11からの要求に基づき、設計条件入
力を含む書誌事項を提供すると共に、更なる要求に基づ
き、この設計履歴DB349を検索して過去の詳細設計
データを提供することも可能である。また、施工物件事
例集DB350には、過去の施工物件事例に関し、少な
くとも用途、地区別にインデックスを付し図面や画像情
報とリンクして蓄積された施工物件事例集が格納されて
いる。施工物件事例集検索照会部347は、顧客の端末
装置11から顧客要求受信部340を介して得られる検
索条件入力に基づき施工物件事例集DB350を検索し
てインデックスを検索照会すると共に、更なる要求によ
ってはそのインデックスに対応した図面や画像事例を得
て提供する機能を持つ。なお、顧客が端末装置11を介
して設計条件を入力したときに、その設計条件入力に応
じた類似の過去の施工物件事例を検索紹介することも可
能である。
【0136】図13は、ウェブ設計室による簡易設計の
概略動作の流れを示すフローチャートである。ウェブ設
計室では、まず、顧客からログイン要求を受信して認証
を行ない、会員顧客からの要求であることを確認する
(S131、S132)。ここで、会員顧客であること
が確認され、認証が成立すると、更に簡易設計要求を受
付け(S133)、その会員顧客に対して設計工法の選
択を促す(S134)。ここで、「土留め」が選択され
た場合は、テールアルメを含む土留め設計(S13
5)、カルバートが選択された場合は、テクスパンを含
むカルバート設計(S136)、杭が選択された場合は
杭の設計(S137)のためにそれぞれ公開された簡易
設計処理が開始される(S135〜S137)。なお、
同時に上記した顧客情報の取り込み、及び分析が行われ
ることとする(S138)。
【0137】図14、図15は、テールアルメによる簡
易設計処理についての流れを説明するために引用したフ
ローチャートであり、また、図16〜図19は、顧客の
端末装置を介して表示される画面構成の一例を示す図で
あり、設計条件入力設定画面、設計履歴(マイデータ)
画面、用途別施工事例一覧画面、用途別施工事例詳細画
面のそれぞれを示す。なお、図20は、テールアルメ工
法を施した道路の断面構造を示す図であり、ここでは、
簡易設計部342で値入深さを算出する際の各パラメー
タ定義を説明するために用いることとする。
【0138】図14にフローチャートで示されるよう
に、顧客が持つ端末装置11を操作してログインするこ
とにより、図16に示す設計条件入力設定画面を送出し
て顧客に入力を促し、入力された設計パラメータを取り
込む(ステップS301)。ここで、壁天端に防護柵を
つける場合は、のり肩から壁前面までの距離L2と、平
場の幅Bと、のり面の勾配(1:n)に対する入力は不
要であり、設計条件入力取込み部341はこれら設計パ
ラメータを取り込み、簡易設計部342に供給する(ス
テップS302〜S304)。
【0139】次に、設計開始ボタンのクリックを検出し
た簡易設計部342は、盛土の地上高L1/補強土壁の
高さ基準aによって決まる倍率nを順次設定し、残る高
さ(L1−an)を調整用のコンクリート高として決定
される設計開始点から、更に根入れ深さ方向へ前記補強
土壁の高さ基準a間隔で順次倍数設定したときの根入れ
深さ方向に直交して地山方向に延びるそれぞれの水平距
離lmを算出する(ステップS306、S307)。そ
して、根入れ深さ算出部322は、算出したlmが設計
マニュアルDB336にあらかじめ規定してある最小根
入れ深さDfminの基準を満たしたときのamを基礎の
設定位置とする(ステップS308、S309)。ある
いは、入力された仮想壁高L1と、仮想壁高L1と前記
補強土壁の壁高との差との和で決まる仮想壁高Hai
基準とし、傾斜角βが定める根入れ深さ基準を満足する
か否かをチェックし、基準を満たした時のポイントを基
に、そのときの仮想壁高Haiを補強土壁の高さで除
し、残った高さを調整用のコンクリート高とする。
【0140】なお、ここに示す仮想壁高Haに応じた最
小根入れ深さDfminについての詳細は、平成11年1
2月、財団法人土木研究センター発行の「補強土(テー
ルアルメ)壁工法設計・施工マニュアル第2回改訂
版」、頁122に、そして、仮想壁高の算出方法につい
ては頁87に詳細に記載されている。斜面上のテールア
ルメの根入れ深さを、あらゆる傾斜角においても対応で
きるように考察すれば以下のようになる。ここで、壁面
材(スキン)前面の下端(基礎の天端面とスキン前面の
交差する点)から前面の現地盤までの水平距離をb
(m)とすれば、傾斜角とbとの関係は以下のようにな
る。
【0141】β=18°(tanβ=1/3)のとき、 b=(Ha/10)×3+(0.5〜1.0) =0.3・Ha+(0.5〜1.0)m …(1) β=27°(tanβ=1/2)のとき、 b=(Ha/7)×2+(0.5〜1.0) ≒0.3・Ha+(0.5〜1.0)m …(2) β=34°(tanβ=2/3)のとき、 b=(Ha/5)×3/2+(0.5〜1.0) =0.3・Ha+(0.5〜1.0)m …(3) 以上の関係によりβの大きさに関係なく、b=0.3・
Ha+(0.5〜1.0)m以上とすれば、規定の最小
根入れ深さを確保することになる。
【0142】そして、基礎の設定位置情報を簡易設計部
342へ供給することにより、n+mを補強壁面材の必
要枚数とし、当該補強壁面材の水平間隔および長さを設
計マニュアルDB336に格納された所定の演算式によ
り算出する(ステップS310)。そして、これら計算
結果を要求のあった顧客の端末装置11宛て出力する
(ステップS311)。上記したウェブ設計室において
は、利用履歴を設計履歴DB349上に格納して管理を
行うものとし、登録済み会員は、自身の利用履歴を検索
することが出来る(ステップS315、S316)。図
17にマイデータとしての設計履歴の一例が示されてお
り、詳細ボタンをクリックすることにより、過去の詳細
データを閲覧することも可能である(ステップS31
7、S318)。
【0143】また、ブラウザ上において表示される計算
結果は、安定計算の結果数値、および結果断面の画像の
みとし、見積りおよび断面図のDXFファイルについて
はリンクを表示し、補強土壁断面図提供部328を介し
てダウンロード可能にしている(ステップS312〜S
314)。なお、本サービスが利用された場合には、サ
イト管理者へその旨を通知するメールが自動的に送信さ
れる。ブラウザが利用した計算履歴の一覧を任意の条件
に基づき一覧表示し、一覧表示された計算履歴から選択
された履歴に対して、内容表示および削除が行なわれ
る。また、一覧表示された計算履歴から選択された履歴
に対して、結果データのダウンロードを行うことが出来
る。
【0144】次に、ウェブ設計室から実績/施工物件検
索照会サービスに移行する場合の動作について説明す
る。実績/施工物件検索照会サービスは、任意の検索条
件に基づいて、過去の施工物件事例の検索を可能にする
サービスである。顧客が端末装置11を操作することに
より発せられる施工物件事例検索照会要求は、通信イン
タフェース部311経由、顧客要求受信部340で受信
され、施工物件事例集検索照会部347が施工物件事例
集DB350を検索することにより提供される。検索さ
れた物件情報は、例えば図18に示すようにテキスト形
式でインデックスが一覧表示され、写真や図面を含む詳
細情報ページへのリンクも表示される。なお、詳細情報
ページの表示は会員専用とする。検索照会は、地区、施
主、用途、適用、規模等いずれからも行えるようになっ
ており、検索結果は、図18に示されるように概要条件
がテキスト形式で一覧表示される(ステップS32
0)。そして、検索結果一覧表示において、詳細ボタン
の押下により、写真や図面を含む詳細情報へのリンクが
行なわれる(ステップS321、S322)。図19に
用途別施工事例の一例が写真付きで示されており、登録
済み会員に対してのみ詳細情報画面の閲覧サービスを提
供できるものとする。
【0145】なお、上記した本発明実施形態において
は、根入れ深さを決定する部分についてのみ詳細を記述
したが、この設計断面形状の設定の他に、活荷重の設
定、死荷重の設定、使用部材の設定、盛土材の設定、盛
土内水位の設定、設計水平震度の設定他各種設定があ
り、いずれもウェブを介してその設計方法を公開するこ
とによって土木市場におけるテールアルメ工法の利用ニ
ーズの拡大をはかるものである。以上説明のようにテー
ルアルメによるウェブ設計室は、例えば、補強土壁工法
の内部安定計算を行うためのプログラムをウェブに移植
して設計者を含む登録済み顧客にその利用を公開するこ
とで、設計者に対する負担を軽減し、かつ、一般顧客に
対して土木市場におけるテールアルメ工法の利用ニーズ
を拡大させるものであり、また、過去の施工物件事例に
関して画像情報を含む施工物件事例集データベースを構
築し、顧客の端末装置から得られる検索条件入力に基づ
き施工物件事例集データベースを検索して画像事例を検
索照会することで、土木市場におけるテールアルメ工法
利用ニーズの一層の拡大が図れる。
【0146】次に、図21〜図26を参照してカルバー
ト工法による簡易設計処理について詳細に説明する。図
21は、カルバート工法による簡易設計処理についての
流れを説明するために引用したフローチャートであり、
また、図22〜図26は、顧客の端末装置を介して表示
される画面構成の一例を示す図であり、ボックスカルバ
ートによる断面初期データの入力画面(図22)、テク
スパンによる断面初期データの入力画面(図23)、建
築限界の寸法形状画面(図24)、ボックスカルバート
による結果出力画面(図25)、テクスパンによる結果
出力画面(図26)、のそれぞれを示す。以下、図21
〜図26を参照しながら、テクスパンを含むカルバート
工法による簡易設計処理について詳細に説明する。
【0147】図21において、顧客による簡易設計の要
求が、在来工法に従うカルバートか、テクスパンである
かがチェックされる(S261)。テクスパンは、現場
打ちのカルバートや短スパン橋梁に変わって開発された
鉄筋コンクリート製プレキャスト部材を用いたアーチ構
造物であり、在来工法と比較して極めて迅速な施工とア
ーチ内空側の架設直後からの使用が可能であるといった
大きな特徴を持つ。
【0148】ここで、テクスパン工法が選択された場合
は、図23に示される断面の初期データ入力、及び図2
4に示される建築限界の寸法形状入力が促される(S2
69)。ここで入力される初期データとしては、内空の
用途(道路/水路)、盛土の高さH(最大部)、盛土の
高さh(最小部)、テクスパンの延長L、内空地表面の
勾配i、都道府県名、基礎形状の条件指定等である。ま
た、ここで入力される建築限界の寸法形状入力として
は、パターン、車道幅員、車道高さ、歩道幅員、歩道高
さ、水路天端幅、水路底の幅、水路深さ、隅切り高さ、
隅切り幅等である。顧客により上記した初期データ及び
建築限界の寸法形状が入力されると、イントラネットサ
ーバ31によって初期データが取り込まれて認識され
(S263)、テクスパンによる簡易設計が開始され
る。ここでは、上記した建築限界を満足する形状の決
定、テクスパンを支えうる所定の安定度を保証する基礎
形状、形式の決定がなされる。また、応力的に保証され
るテクスパンの断面(厚さと鉄筋本数)と、トータル工
事費の概算、関連する図面の提供が行われる。それら設
計結果は図26に示されるような結果出力として表示さ
れる(S268)。
【0149】一方、在来工法であるカルバートが選択さ
れた場合は、図22に示される断面の初期データ入力及
び図24に示される建築限界の寸法形状入力が促される
(S262)。初期データとしては、内空の用途(道路
/水路)、盛土の高さH(最大部)、盛土の高さh(最
小部)、カルバートの延長L、内空地表面の勾配i、都
道府県名等であり、建築限界の寸法形状入力としては、
パターン、車道幅員、車道高さ、歩道幅員、歩道高さ、
水路天端幅、水路底の幅、水路深さ、隅切り高さ、隅切
り幅等である。顧客により上記した初期データ及び建築
限界の寸法形状が入力されると、イントラネットサーバ
31によって初期データが取り込まれて認識され(S2
63)、カルバート工法による簡易設計が開始される
(S264)。同時に、テクスパンによる簡易設計、お
よび採算チェックも行われ、採算ありと判断された場合
には図26に示されるカルバート工法による結果出力
(S267)に加え、図25に示されるテクスパン工法
による結果出力(S268)も行ない、発注時における
工法選択の際の参考情報とする。なお、テクスパン工法
による採算がとれなかった場合には当初の顧客の希望で
あるカルバート工法による結果出力のみ行う(S26
7)。
【0150】以上説明のように、テクスパンを含むカル
バートウェブ設計室は、建築限界、及び用途、盛土の高
さを含む起訴データに基づき、所定の演算式からボック
ス断面形状、あるいはアーチ断面形状を算出する簡易設
計手段を提供することにより、設計者を含む登録済み顧
客にその利用を公開することで、設計者に対する負担を
軽減し、かつ、一般顧客に対して土木市場におけるテク
スパン工法の利用ニーズを拡大させるものであり、ま
た、過去の施工物件事例に関して画像情報を含む施工物
件事例集データベースを構築し、顧客の端末装置から得
られる検索条件入力に基づき施工物件事例集データベー
スを検索して画像事例を検索照会することで、土木市場
におけるテクスパン工法利用ニーズの一層の拡大が図れ
る。
【0151】なお、図12に示すイントラネットサーバ
31を構成する通信インタフェース部311、顧客要求
受信部312、情報公開部313、利用履歴保存部31
4、利用履歴管理部316、会員顧客管理部317、営
業候補選定部319、営業指示管理部320、統計分析
部321、また、図12に示すイントラネットサーバ3
1を構成する、通信インタフェース部311、ウェブ設
計公開部333、ウェブ設計実行部334、顧客要求受
信部340、設計条件入力取り込み部341、簡易設計
部342、最適断面図作成部343、最適断面図提供部
344、見積書作成部345、見積書提供部346、施
工事例集検索照会部347、設計履歴提供部348のそ
れぞれで実行される手順をコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録し、磁気、光、半導体等で構成される記
録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステム
に読み込ませ、実行することにより本発明における各機
能が実行されるものとする。ここでいうコンピュータシ
ステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含む。
【0152】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ウェブ
公開手段によって利用者に公開されたプログラムに基づ
き、ウェブ設計手段が、設計者を含む顧客からの設計条
件入力を受けて根入れ深さを含む内部安定計算に必要な
各種寸法データを計算して要求のあった顧客に提供する
ことで、設計者は設計の際における負担が軽減され、か
つ、一般顧客に対して土木市場におけるテールアルメ工
法の利用ニーズを拡大させることのできる補強土壁工法
を用いた営業活動支援サーバを提供することができる。
【0153】請求項2に記載の発明によれば、根入れ深
さの決定が根入れ深さ算出手段により技術基準書のチェ
ックを含めて自動的に算出されるため、設計者のスキル
をさほど必要とせず、従って設計者にかかる負担が大幅
に軽減され、かつ、施主、ゼネコン、設計コンサルタン
トのようにある程度のスキルを備えた一般顧客に対して
利用を許可することによって土木市場におけるテールア
ルメ工法の利用ニーズを拡大させることのできる補強土
壁工法を用いた営業活動支援サーバを提供することがで
きる。
【0154】請求項3に記載の発明によれば、簡易構造
設計手段が、設計条件入力取り込み手段により取り込ま
れた設計データを含む基礎データに基づき、所定の演算
式から最適断面寸法を算出することにより、会員顧客
は、テールアルメを含む抗土圧組立て構造物の簡易設計
を自動化することができる。
【0155】請求項4に記載の発明によれば、簡易構造
設計手段が、設計条件入力取り込み手段により取り込ま
れた建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データ
に基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出すると
により、会員顧客は、テクスパンを含む抗土圧組立て構
造物の簡易設計を自動化することができる。
【0156】請求項5に記載の発明によれば、最適断面
送信手段が、用途、盛土高さ、建築限界に関する設定デ
ータを取り込み、予め用意された断面から最適アーチ断
面を抽出して要求のあった顧客の端末装置へ送信し、簡
易構造設計手段へ、建築限界、及び用途、盛土の高さを
含む基礎データに基づき所定の演算式からアーチ断面形
状を算出させることで、会員顧客は、テクスパンを含む
抗土圧組立て構造物の簡易設計を自動化することができ
る。
【0157】請求項6に記載の発明によれば、ウェブ設
計実行手段が、簡易構造設計手段により算出された寸法
データに基づき必要な資材の材料費および工事費を算出
して施工に要する費用見積りを作成し、在来工法により
算出される費用との比較の上、採算案件を分析して要求
のあった顧客の端末装置へ提供することによりユーザに
利便性を与え、工法決定の一助とすることができる。
【0158】請求項7に記載の発明によれば、断面図提
供手段が設計結果を反映した例えばCAD図面を提供す
ることができ、このために要していた設計者の負担がな
くなり、かつ、ユーザに利便性を与えることができる。
【0159】請求項8に記載の発明によれば、見積書提
供手段が、見積書作成手段によって設計結果が反映され
た見積書を、例えば、PDFフォーマットで提供するこ
とができ、このために従来要していた設計者の負担がな
くなり、かつ、会員顧客に利便性を与えることができ
る。
【0160】請求項9に記載の発明によれば、設計履歴
提供手段により顧客が必要とする時点で過去の設計履歴
を参照することができるため、次回設計時の参考とする
ことができ、顧客に利便性を提供することができる。
【0161】請求項10に記載の発明によれば、顧客の
要求に基づき施工物件事例集検索照会手段が図面や写真
等の画像情報を含めて構築した施工物件事例集データベ
ースを検索することにより、過去の施工物件事例を閲覧
可とすることで顧客に利便性を提供し、かつ、テールア
ルメ工法、テクスパン工法の利用ニーズを一層拡大させ
ることができる。
【0162】請求項11に記載の発明によれば、営業候
補選定手段が利用履歴保存手段に保存された利顧客の利
用履歴に基づき統計処理して要営業活動候補として顧客
を選定することにより、選定した顧客に集中的に営業展
開が可能とした営業活動支援サーバを提供することがで
きる。
【0163】請求項12に記載の発明によれば、サイト
の利用度が高い顧客をランクングし、特に、会員に関し
ては抗土圧組立て構造物の工法に関するニーズが高いと
考えられるため、このデータから対面による営業を指示
できる。また、サイト訪問者の地理的属性は、ドメイン
の識別者によって識別されるため、活動の多い国、ある
いは地域や組織を特定することが可能な営業活動支援サ
ーバを提供することができる。
【0164】請求項13に記載の発明によれば、抗土圧
組立て構造物の設計システムをダウンロードさせずにサ
ーバ上で動作させることにより、会員顧客が検討する構
造物の規模、金額、安定性および入出力データをサイト
管理者が把握することを実現し、会員顧客の検討内容デ
ータを把握することで顧客ニーズのタイムリーな把握を
可能とし、また、会員顧客にその検討結果のデータのダ
ウンラインロード提供を行うことで顧客との関係を構築
できる営業活動支援サーバを提供することができる。
【0165】請求項14に記載の発明によれば、会員の
入出力データおよび設計数のランキングを統計処理する
ことでニーズのカテゴリ、マーケットレンジ、重要度の
少なくとも一つを分析することができ、このことによ
り、要営業活動候補として顧客を選定することにより、
選定した顧客に集中的に営業展開が可能となる営業活動
支援サーバを提供することができる。
【0166】請求項15に記載の発明によれば、営業指
示管理手段により会員顧客が検討した結果をダウンライ
ンロードしたことを検出し、社内担当宛、その顧客を特
定するための情報ならびにその利用履歴をメール送信す
ることでその顧客の追跡営業を促すことができ、選択さ
れた顧客に特化した営業戦略の展開を可能とした営業活
動支援サーバを提供することができる。
【0167】請求項16に記載の発明によれば、抗土圧
組立て構造の設計情報にかかわる利用履歴を参照するこ
とにより顧客の閲覧状況を分析して営業活動に反映させ
ることで、会員顧客が検討する構造物の規模、金額、安
定性および入出力データをサイト管理者が把握すること
を実現し、顧客ニーズのタイムリーな把握を可能とする
ことができる。
【0168】請求項17に記載の発明によれば、補強土
壁工法の設計情報にかかわる利用履歴を参照することに
より顧客の閲覧状況を分析して営業活動に反映させるこ
とで、会員顧客が検討する構造物の規模、金額、安定性
および入出力データをサイト管理者が把握することを実
現し、顧客ニーズのタイムリーな把握を可能とすること
ができる。
【0169】請求項18に記載の発明によれば、アーチ
の天端中心と脚部の3点にヒンジ構造を持つプレキャス
トアーチカルバート工法(テクスパン)の設計情報にか
かわる利用履歴を参照することにより顧客の閲覧状況を
分析して営業活動に反映させることで、会員顧客が検討
する構造物の規模、金額、安定性および入出力データを
サイト管理者が把握することを実現し、顧客ニーズのタ
イムリーな把握を可能とすることができる。
【0170】請求項19に記載の発明によれば、会員登
録された顧客にのみその使用を許可された抗土圧組立て
構造の設計にかかわるプログラムに基づき、その顧客の
端末装置に対して設計条件の入力を促がし、内部安定計
算の結果をウェブ経由で返答することにより、テールア
ルメ、テクスパンの各工法を含む抗土圧組立て構造物の
設計検討の際に利便性を提供することができる。
【0171】請求項20に記載の発明によれば、前記抗
土圧組立て構造の設計にかかわるプログラムをダウンロ
ードさせることなく、サーバ上で動作させることによ
り、会員顧客が検討する構造物の規模、金額、安定性お
よび入出力データをサイト管理者が把握することを実現
し、会員顧客の検討内容データを把握することで顧客ニ
ーズのタイムリーな把握を可能とし、また、会員顧客に
その検討結果のデータのダウンラインロード提供を行う
ことで顧客との関係を構築できる。
【0172】請求項21に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、保持された利用履歴を参照すること
で顧客の閲覧状況を分析して営業活動に反映させること
ができ、このことにより、会員顧客が検討する構造物の
規模、金額、安定性および入出力データをサイト管理者
が把握することを実現し、顧客ニーズのタイムリーな把
握を可能とした営業活動支援システムを構築することが
できる。
【0173】請求項22に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、会員登録された顧客にのみその使用
を許可された抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログ
ラムに基づき、その顧客の端末装置に対して設計条件の
入力を促がし、内部安定計算の結果をウェブ経由で返答
することにより、抗土圧組立て構造物の設計検討の際に
顧客に利便性を与える営業活動支援システムを構築する
ことができる。
【0174】請求項23に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した営業活動支援サーバプログラム
を読み出し実行することにより、取り込まれた設計デー
タを含む基礎データに基づき、所定の演算式から最適断
面寸法を算出することにより、会員顧客は、テールアル
メを含む抗土圧組立て構造物の簡易設計を自動化するこ
とができる。
【0175】請求項24に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、会員登録された顧客にのみその使用
を許可された抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログ
ラムに基づき、その顧客の端末装置に対して設計条件の
入力を促がし、内部安定計算の結果をウェブ経由で返答
することにより、抗土圧組立て構造物の設計検討の際に
顧客に利便性を与える営業活動支援システムを構築する
ことができる。
【0176】請求項25に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、用途、盛土高さ、建築限界に関する
設定データを取り込み、予め用意された断面から最適ア
ーチ断面を抽出して要求のあった顧客の端末装置へ送信
し、建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データ
に基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出させる
ことで、会員顧客は、テクスパンを含む抗土圧組立て構
造物の簡易設計を自動化することができる。
【0177】請求項26に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、より算出された寸法データに基づき
必要な資材の材料費および工事費を算出して施工に要す
る費用見積りを作成し、在来工法により算出される費用
との比較の上、採算案件を分析して要求のあった顧客の
端末装置へ提供することで会員顧客に利便性を与え、工
法決定の一助とさせることができる。
【0178】請求項27に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、設計結果を反映した、例えばCAD
図面を会員顧客に提供することができ、このために要し
ていた設計者の負担がなくなり、かつ、利便性を与える
ことができる。
【0179】請求項28に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、設計結果が反映された見積書を、例
えば、PDFフォーマットで提供することができ、この
ために従来要していた設計者の負担がなくなり、かつ、
会員顧客に利便性を与える営業活動支援システムを構築
することができる。
【0180】請求項29に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、顧客が必要とする時点で過去の設計
履歴を参照することができるため、次回設計時の参考と
することができ、会員顧客に利便性を提供する営業活動
支援システムを構築することができる。
【0181】請求項30に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、顧客の要求に基づき、図面や写真等
の画像情報を含めて構築した施工物件事例集データベー
スを検索することで、過去の施工物件事例を閲覧可とす
ることで会員顧客に利便性を提供し、かつ、テールアル
メ工法、テクスパン工法の利用ニーズを一層拡大させる
ことができる営業活動支援システムを構築することがで
きる。
【0182】請求項31に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、保存された利顧客の利用履歴に基づ
き統計処理して要営業活動候補として顧客を選定するこ
とで、選定した顧客に集中的に営業展開が可能とした営
業活動支援システムを構築することができる。
【0183】請求項32に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、サイトの利用度が高い顧客をランク
ングし、特に、会員に関しては抗土圧組立て構造物の工
法に関するニーズが高いと考えられるため、このデータ
から対面による営業を指示できる。また、サイト訪問者
の地理的属性は、ドメインの識別者によって識別される
ため、活動の多い国、あるいは地域や組織を特定するこ
とが可能な営業活動支援システムを構築することができ
る。
【0184】請求項33に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、抗土圧組立て構造物の設計システム
をダウンロードさせずにサーバ上で動作させることで、
会員顧客が検討する構造物の規模、金額、安定性および
入出力データをサイト管理者が把握することを実現し、
会員顧客の検討内容データを把握することで顧客ニーズ
のタイムリーな把握を可能とし、また、会員顧客にその
検討結果のデータのダウンラインロード提供を行うこと
で顧客との関係を構築できる営業活動支援システムを構
築することができる。
【0185】請求項34に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、会員の入出力データおよび設計数の
ランキングを統計処理することでニーズのカテゴリ、マ
ーケットレンジ、重要度の少なくとも一つを分析するこ
とができ、このことにより、要営業活動候補として顧客
を選定することにより、選定した顧客に集中的に営業展
開が可能となる営業活動支援システムを構築することが
できる。
【0186】請求項35に記載の発明によれば、上記し
た営業活動支援プログラムを営業活動支援サーバに実行
させることにより、会員顧客が検討した結果をダウンラ
インロードしたことを検出し、社内担当宛、その顧客を
特定するための情報ならびにその利用履歴をメール送信
することでその顧客の追跡営業を促すことができ、選択
された顧客に特化した営業戦略の展開を可能とした営業
活動支援システムを構築することができる。
【0187】請求項36に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援プロ
グラムを読み出し実行することにより、保持された利用
履歴を参照することで顧客の閲覧状況を分析して営業活
動に反映させることができ、このことにより、会員顧客
が検討する構造物の規模、金額、安定性および入出力デ
ータをサイト管理者が把握することを実現し、顧客ニー
ズのタイムリーな把握を可能とした営業活動支援システ
ムを構築することができる。
【0188】請求項37に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援プロ
グラムを読み出し実行することにより、会員登録された
顧客にのみその使用を許可された抗土圧組立て構造の設
計にかかわるプログラムに基づき、その顧客の端末装置
に対して設計条件の入力を促がし、内部安定計算の結果
をウェブ経由で返答することにより、抗土圧組立て構造
物の設計検討の際に顧客に利便性を与える営業活動支援
システムを構築することができる。
【0189】請求項38に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援プロ
グラムを読み出し実行することにより、取り込まれた設
計データを含む基礎データに基づき、所定の演算式から
最適断面寸法を算出することにより、会員顧客は、テー
ルアルメを含む抗土圧組立て構造物の簡易設計を自動化
することができる。
【0190】請求項39に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援プロ
グラムを読み出し実行することにより、取り込まれた建
築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データに基づ
き所定の演算式からアーチ断面形状を算出することで、
会員顧客は、テクスパンを含む抗土圧組立て構造物の簡
易設計を自動化することができる。
【0191】請求項40に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援プロ
グラムを読み出し実行することにより、用途、盛土高
さ、建築限界に関する設定データを取り込み、予め用意
された断面から最適アーチ断面を抽出して要求のあった
顧客の端末装置へ送信し、建築限界、及び用途、盛土の
高さを含む基礎データに基づき所定の演算式からアーチ
断面形状を算出させることで、会員顧客は、テクスパン
を含む抗土圧組立て構造物の簡易設計を自動化すること
ができる。
【0192】請求項41に記載の発明によれば、営業活
動支援サーバが上記した記録媒体から営業活動支援プロ
グラムを読み出し実行することにより、保存された利顧
客の利用履歴に基づき統計処理して要営業活動候補とし
て顧客を選定することで、選定した顧客に集中的に営業
展開が可能とした営業活動支援システムを構築すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における営業活動支援システムのシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すイントラネットサーバの内部構成を
機能展開して示したブロック図である。
【図3】本発明実施形態の動作を説明するために引用し
た図であり、「問合せ」、「資料請求」への対応につい
ての流れを示すフロー図である。
【図4】本発明実施形態の動作を説明するために引用し
た図であり、「会員登録」、「ウェブ設計室」への対応
についての流れを示すフロー図である。
【図5】本発明にて使用される画面構成の一例を示す図
である。
【図6】本発明にて使用される画面構成の一例を示す図
である。
【図7】本発明にて使用される画面構成の一例を示す図
である。
【図8】本発明にて使用される画面構成の一例を示す図
である。
【図9】本発明にて使用される画面構成の一例を示す図
である。
【図10】本発明にて使用される画面構成の一例を示す
図である。
【図11】本発明にて使用される画面構成の一例を示す
図である。
【図12】図1に示すイントラネットサーバのうち、ウ
ェブ設計室に関係する部分の内部構成を機能展開して示
したブロック図である。
【図13】テールアルメ工法によるウェブ設計動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図14】テールアルメ工法によるウェブ設計動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図15】テールアルメ工法によるウェブ設計動作を説
明するために引用したフローチャートである。
【図16】テールアルメ工法によるウェブ設計動作を説
明するために引用した画面構成の一例を示す図である。
【図17】テールアルメ工法によるウェブ設計動作を説
明するために引用した画面構成の一例を示す図である。
【図18】テールアルメ工法によるウェブ設計動作を説
明するために引用した画面構成の一例を示す図である。
【図19】テールアルメ工法によるウェブ設計動作を説
明するために引用した画面構成の一例を示す図である。
【図20】テールアルメ工法を施した道路の断面構造を
示す図である。
【図21】テクスパンを含むカルバート工法によるウェ
ブ設計動作を説明するために引用したフローチャートで
ある。
【図22】テクスパンを含むカルバート工法によるウェ
ブ設計動作を説明するために引用した画面構成の一例を
示す図である。
【図23】テクスパンを含むカルバート工法によるウェ
ブ設計動作を説明するために引用した画面構成の一例を
示す図である。
【図24】テクスパンを含むカルバート工法によるウェ
ブ設計動作を説明するために引用した画面構成の一例を
示す図である。
【図25】テクスパンを含むカルバート工法によるウェ
ブ設計動作を説明するために引用した画面構成の一例を
示す図である。
【図26】テクスパンを含むカルバート工法によるウェ
ブ設計動作を説明するために引用した画面構成の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 顧客サイド 2 ウェブ 3 社内イントラネット 11 顧客端末装置 31 イントラネットサーバ(営業活動支援サ
ーバ) 32(33) 社内担当端末装置 34 サイト管理者端末装置 311 通信インタフェース部 312 顧客要求受信部 313 情報公開部 314 利用履歴保存部 315 利用履歴DB 316 利用履歴管理部 317 会員顧客管理部 318 会員管理DB 319 営業候補選定部 320 営業指示管理部 321 統計分析部 333 ウェブ設計公開部 334 ウェブ設計実行部 335 プログラムDB 336 設計マニュアルDB 340 顧客要求受信部 341 設計条件入力取り込み部 342 簡易設計部 343 最適断面図作成部 344 最適断面図提供部 345 見積書作成部 346 見積書提供部 347 施工事例集検索照会部 348 履歴提供部 349 設計履歴DB 350 施工物件事例集DB

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の端末装置とは通信ネットワークを
    介して接続された営業活動支援サーバであって、 抗土圧組立て構造の設計にかかわる情報を前記通信ネッ
    トワーク上に公開して顧客に閲覧を許可する情報公開手
    段と、 前記閲覧にかかわる顧客の情報を利用履歴として保持す
    る利用履歴保存手段と、 前記利用履歴を参照することにより顧客の閲覧状況を分
    析して営業活動に反映させる利用履歴管理手段とを備え
    たことを特徴とする営業活動支援サーバ。
  2. 【請求項2】 前記情報公開手段は、 前記抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログラムをウ
    ェブに移植し、会員登録済みの顧客にその使用を許可す
    るウェブ設計情報公開手段と、 前記顧客の端末装置に対して設計条件の入力を促がし、
    その内部安定計算の結果を前記要求のあった顧客の端末
    装置にウェブ経由で返答するウェブ設計実行手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の営業活動支援サ
    ーバ。
  3. 【請求項3】 前記ウェブ設計実行手段は、 設計入力画面を送出して顧客に設計データの入力を促
    し、前記顧客の端末装置を介してその設計データを取り
    込む設計条件入力取り込み手段と、 前記設計データを含む基礎データに基づき所定の演算式
    から最適断面寸法を算出する簡易構造設計手段とを備え
    たことを特徴とする請求項2に記載の営業活動支援サー
    バ。
  4. 【請求項4】 前記ウェブ設計実行手段は、 用途、盛土の高さを含む基礎データ、及び過去の設計実
    績データに基づきあらかじめ作成された検討断面におけ
    る建築限界の形状の選択入力を促がし、前記顧客の端末
    装置を介してそれら設計条件入力を取り込む設計条件入
    力取り込み手段と、 前記用途、盛土の高さを含む基礎データ、及び建築限界
    の形状データに基づき所定の演算式からアーチ断面形状
    を算出する簡易構造設計手段と、を備えたことを特徴と
    する請求項2に記載の営業活動支援サーバ。
  5. 【請求項5】 前記ウェブ設計実行手段は、 用途、盛土高さ、建築限界に関する設定データを取り込
    み、予め用意された断面から最適アーチ断面を抽出して
    要求のあった顧客の端末装置へ送信する最適断面送信手
    段と、 前記建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データ
    に基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出する簡
    易構造設計手段と、を備えたことを特徴とする請求項2
    に記載の営業活動支援サーバ。
  6. 【請求項6】 前記ウェブ設計実行手段は、 前記簡易構造設計手段により算出された寸法データに基
    づき必要な資材の材料費および工事費を算出して施工に
    要する費用見積りを作成し、在来工法により算出される
    費用との比較の上、採算案件を分析して前記要求のあっ
    た顧客の端末装置へ提供すること、を特徴とする請求項
    4または5に記載の営業活動支援サーバ。
  7. 【請求項7】 前記情報公開手段は、 設計条件入力に従い算出された寸法データに基づき補強
    土壁、もしくはアーチ形状の断面図を作成する断面図作
    成手段と、 前記断面図を前記顧客の端末装置からの要求に従い所定
    のファイルフォーマットで提供する断面図提供手段を備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の営業活動支援サ
    ーバ。
  8. 【請求項8】 前記情報公開手段は、 前記条件入力に従い計算された寸法データに基づき必要
    な資材の材料費および工事費を算出して施工に要する費
    用見積りを作成する見積書作成手段と、 前記作成された見積書を前記顧客の端末装置からの要求
    に従い任意のファイルフォーマットで提供する見積書提
    供手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の営業活動支援サーバ。
  9. 【請求項9】 前記情報公開手段は、 前記顧客条件入力を含む過去の設計履歴が蓄積される設
    計履歴データベースと、 前記顧客の端末装置からの要求に基づき前記設計条件入
    力を含む書誌事項を提供すると共に、更なる要求に基づ
    き、過去の詳細設計データを提供する設計履歴提供手段
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の営業活動支
    援サーバ。
  10. 【請求項10】 前記情報公開手段は、 過去の施工物件事例に関し、少なくとも用途、地区別に
    インデックスを付し、図面もしくは画像情報とリンクし
    て蓄積された施工物件事例集データベースと、 前記顧客の端末装置から得られる検索条件入力に基づき
    前記施工物件事例集データベースを検索して前記インデ
    ックスを検索照会すると共に、更なる要求によってはそ
    のインデックスに対応した図面もしくは画像事例を提供
    する施工物件事例集検索照会手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の営業活動支
    援サーバ。
  11. 【請求項11】 前記利用履歴管理手段は、 前記利用履歴保存手段に保存された利顧客の利用履歴に
    基づき統計処理して要営業活動候補として顧客を選定す
    る営業候補選定手段と、 社内営業担当宛、その顧客を特定するための情報ならび
    にその利用履歴をメール送信して、その顧客の追跡営業
    を促す営業指示管理手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の営業活動支援サーバ。
  12. 【請求項12】 前記営業候補選定手段は、 顧客の閲覧回数をチェックすることにより要営業候補を
    選定し、閲覧時、端末装置を介して入力されるドメイン
    の識別子をチェックすることによって顧客の地理的属性
    を認識することを特徴とする請求項1に記載の営業活動
    支援サーバ。
  13. 【請求項13】 前記顧客のうち会員登録した顧客にI
    Dを発行して前記抗土圧組立て構造の設計にかかわる情
    報の他に、前記設計にかかわる計算プログラムの利用を
    許可する会員管理手段を備え、 前記会員登録した顧客に対して前記プログラムを利用し
    て行った検討結果のダウンラインロードを許可すると共
    に、前記利用履歴保存手段に前記検討内容の入出力デー
    タを保存することを特徴とする請求項1に記載の営業活
    動支援サーバ。
  14. 【請求項14】 前記会員となった顧客の前記プログラ
    ムを利用した検討内容の入出力データをチェックすると
    共に、検討回数をランキング集計することにより、ニー
    ズのカテゴリ、マーケットレンジ、重要度の少なくとも
    一つを分析する統計分析手段を備えたことを特徴とする
    請求項1または13に記載の営業活動支援サーバ。
  15. 【請求項15】 前記営業指示管理手段は、 前記会員となった顧客が検討結果をダウンラインロード
    したことを検出し、社内担当宛、その顧客を特定するた
    めの情報ならびにその利用履歴をメール送信することを
    特徴とする請求項11に記載の営業活動支援サーバ。
  16. 【請求項16】 顧客の端末装置と、営業活動支援サー
    バとは通信ネットワークを介して接続された営業活動支
    援システムに用いられる営業活動支援方法であって、 抗土圧組立て構造の設計にかかわる情報を前記通信ネッ
    トワーク上に公開して顧客に閲覧を許可し、 前記閲覧にかかわる顧客の情報を利用履歴として保持
    し、前記利用履歴を参照することにより顧客の閲覧状況
    を分析して営業活動に反映させることを特徴とする営業
    活動支援方法。
  17. 【請求項17】 前記抗土圧組立て構造の設計にかかわ
    る情報は、盛土中に鋼帯から成る補強材を挿入して盛土
    の安定性を高めて土構造物を構築する補強土壁工法によ
    るものであることを特徴とする請求項16に記載の営業
    活動支援方法。
  18. 【請求項18】 前記抗土圧組立て構造の設計にかかわ
    る情報は、鉄筋コンクリート製プレキャスト部材を用い
    て、盛土と一体化したアーチ構造物を構築する、アーチ
    の天端中心と脚部の3点にヒンジ構造を持つプレキャス
    トアーチカルバート工法によるものであることを特徴と
    する請求項16に記載の営業活動支援方法。
  19. 【請求項19】 前記情報公開にあたり、前記抗土圧組
    立て構造の設計にかかわるプログラムをウェブに移植
    し、会員登録済みの顧客にその使用を許可し、前記顧客
    の端末装置に対して設計条件の入力を促がし、簡易設計
    後の内部安定計算結果を前記要求のあった顧客の端末装
    置にウェブ経由で返答すること、 を特徴とする請求項16から18のいずれか1項に記載
    の営業活動支援方法。
  20. 【請求項20】 前記顧客のうち会員登録した顧客にI
    Dを発行して、前記抗土圧組立て構造の設計にかかわる
    情報の他に、前記抗土圧組立て構造の設計にかかわるプ
    ログラムの利用を許可し、 前記会員登録した顧客に対して前記プログラムを利用し
    て行った検討結果のダウンラインロードを許可すると共
    に、前記検討内容の入出力データを保存することを特徴
    とする請求項16から19のいずれか1項に記載の営業
    活動支援方法。
  21. 【請求項21】 顧客の端末装置とは通信ネットワーク
    を介して接続された営業活動支援サーバに用いられる営
    業活動支援プログラムであって、 抗土圧組立て構造の設計にかかわる情報を前記通信ネッ
    トワーク上に公開して顧客に閲覧を許可する情報公開ス
    テップと、 前記閲覧にかかわる顧客の情報を利用履歴として保持す
    る利用履歴保存ステップと、 前記利用履歴を参照することにより顧客の閲覧状況を分
    析して営業活動に反映させる利用履歴管理ステップと、 を営業活動支援サーバに実行させる営業活動支援プログ
    ラム。
  22. 【請求項22】 前記情報公開ステップは、 前記抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログラムをウ
    ェブに移植し、会員登録済みの顧客にその使用を許可す
    るウェブ設計情報公開ステップと、 前記顧客の端末装置に対して設計条件の入力を促がし、
    その内部安定計算の結果を前記要求のあった顧客の端末
    装置にウェブ経由で返答するウェブ設計実行ステップと
    を含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させること
    を特徴とする請求項20に記載の営業活動支援プログラ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記ウェブ設計実行ステップは、 設計入力画面を送出して顧客に設計データの入力を促
    し、前記顧客の端末装置を介してその設計データを取り
    込む設計条件入力取り込みステップと、 前記設計データを含む基礎データに基づき所定の演算式
    から最適断面寸法を算出する簡易構造設計ステップとを
    含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させること
    を特徴とする請求項22に記載の営業活動支援プログラ
    ム。
  24. 【請求項24】 前記ウェブ設計実行ステップは、 過去の設計実績データに基づきあらかじめ作成された検
    討断面における建築限界の形状の選択入力を促がし、前
    記顧客の端末装置を介してその建築限界を取り込む設計
    条件入力取り込みステップと、 前記建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データ
    に基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出する簡
    易構造設計ステップとを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させること
    を特徴とする請求項22に記載の営業活動支援プログラ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記ウェブ設計実行ステップは、 用途、盛土高さ、建築限界に関する設定データを取り込
    み、予め用意された断面から最適アーチ断面を抽出して
    要求のあった顧客の端末装置へ送信する最適断面送信ス
    テップと、 前記建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データ
    に基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出する簡
    易構造設計ステップとを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させること
    を特徴とする請求項22に記載の営業活動支援プログラ
    ム。
  26. 【請求項26】 前記ウェブ設計実行ステップは、 前記簡易構造設計ステップにより算出された寸法データ
    に基づき必要な資材の材料費および工事費を算出して施
    工に要する費用見積りを作成し、在来工法により算出さ
    れる費用との比較の上、採算案件を分析して前記要求の
    あった顧客の端末装置へ提供するステップを含み、 前記ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求項
    23から25のいずれか1項に記載の営業活動支援プロ
    グラム。
  27. 【請求項27】 前記情報公開ステップは、 設計条件入力に従い算出された寸法データに基づき補強
    土壁、もしくはアーチ形状の断面図を作成する断面図作
    成ステップと、 前記断面図を前記顧客の端末装置からの要求に従い所定
    のファイルフォーマットで提供する断面図提供ステップ
    とを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させること
    を特徴とする請求項22に記載の営業活動支援プログラ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記情報公開ステップは、 前記条件入力に従い計算された寸法データに基づき必要
    な資材の材料費および工事費を算出して施工に要する費
    用見積りを作成する見積書作成ステップと、 前記作成された見積書を前記顧客の端末装置からの要求
    に従い任意のファイルフォーマットで提供する見積書提
    供ステップとを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項22に記載の営業活動支援プログラム。
  29. 【請求項29】 前記情報公開ステップは、 前記顧客条件入力を含む過去の設計履歴を設計履歴デー
    タベースに蓄積する設計履歴蓄積ステップと、 前記顧客の端末装置からの要求に基づき前記設計条件入
    力を含む書誌事項を提供すると共に、更なる要求に基づ
    き、過去の詳細設計データを提供する設計履歴提供ステ
    ップとを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項22に記載の営業活動支援プログラム。
  30. 【請求項30】 前記情報公開ステップは、 過去の施工物件事例に関し、施工物件事例集データベー
    スに、少なくとも用途、地区別にインデックスを付し、
    図面もしくは画像情報とリンクして蓄積する施工物件事
    例集蓄積ステップと、 前記顧客の端末装置から得られる検索条件入力に基づき
    前記施工物件事例集データベースを検索して前記インデ
    ックスを検索照会すると共に、更なる要求によってはそ
    のインデックスに対応した図面もしくは画像事例を提供
    する施工物件事例集検索照会ステップとを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項22に記載の営業活動支援プログラム。
  31. 【請求項31】 前記利用履歴管理ステップは、 前記利用履歴保存手段に保存された利顧客の利用履歴に
    基づき統計処理して要営業活動候補として顧客を選定す
    る営業候補選定ステップと、 社内営業担当宛、その顧客を特定するための情報ならび
    にその利用履歴をメール送信して、その顧客の追跡営業
    を促す営業指示管理ステップとを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項22に記載の営業活動支援プログラム。
  32. 【請求項32】 前記営業候補選定ステップは、 顧客の閲覧回数をチェックすることにより要営業候補を
    選定し、閲覧時、端末装置を介して入力されるドメイン
    の識別子をチェックすることによって顧客の地理的属性
    を認識するステップを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項22に記載の営業活動支援プログラム。
  33. 【請求項33】 前記顧客のうち会員登録した顧客にI
    Dを発行して前記抗土圧組立て構造の設計にかかわる情
    報の他に、前記設計にかかわる計算プログラムの利用を
    許可する会員管理ステップと、 前記会員登録した顧客に対して前記プログラムを利用し
    て行った検討結果のダウンラインロードを許可すると共
    に、前記検討内容の入出力データを保存する利用履歴保
    存ステップとを更に備え、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項22に記載の営業活動支援プログラム。
  34. 【請求項34】 前記会員となった顧客の前記プログラ
    ムを利用した検討内容の入出力データをチェックすると
    共に、検討回数をランキング集計することにより、ニー
    ズのカテゴリ、マーケットレンジ、重要度の少なくとも
    一つを分析する統計分析ステップを更に備え、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項22に記載の営業活動支援プログラム。
  35. 【請求項35】 前記営業指示管理ステップは、 前記会員となった顧客が検討結果をダウンラインロード
    したことを検出し、社内担当宛、その顧客を特定するた
    めの情報ならびにその利用履歴をメール送信する利用履
    歴送信ステップを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項22に記載の営業活動支援プログラム。
  36. 【請求項36】 顧客の端末装置とは通信ネットワーク
    を介して接続された営業活動支援サーバに用いられる営
    業活動支援プログラムを記録した営業活動支援サーバ読
    み取り可能な記録媒体であって、 抗土圧組立て構造の設計にかかわる情報を前記通信ネッ
    トワーク上に公開して顧客に閲覧を許可する情報公開ス
    テップと、 前記閲覧にかかわる顧客の情報を利用履歴として保持す
    る利用履歴保存ステップと、 前記利用履歴を参照することにより顧客の閲覧状況を分
    析して営業活動に反映させる利用履歴管理ステップと、 を営業活動支援サーバに実行させる営業活動支援プログ
    ラムを記録した記録媒体。
  37. 【請求項37】 前記情報公開ステップは、 前記抗土圧組立て構造の設計にかかわるプログラムをウ
    ェブに移植し、会員登録済みの顧客にその使用を許可す
    るウェブ設計情報公開ステップと、 前記顧客の端末装置に対して設計条件の入力を促がし、
    その内部安定計算の結果を前記要求のあった顧客の端末
    装置にウェブ経由で返答するウェブ設計実行ステップと
    を含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項36に記載の営業活動支援プログラムを記録した記録
    媒体。
  38. 【請求項38】 前記ウェブ設計実行ステップは、 設計入力画面を送出して顧客に設計データの入力を促
    し、前記顧客の端末装置を介してその設計データを取り
    込む設計条件入力取り込みステップと、 前記設計データを含む基礎データに基づき所定の演算式
    から最適断面寸法を算出する簡易構造設計ステップとを
    含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項37に記載の営業活動支援プログラムを記録した記録
    媒体。
  39. 【請求項39】 前記ウェブ設計実行ステップは、 過去の設計実績データに基づきあらかじめ作成された検
    討断面における建築限界の形状の選択入力を促がし、前
    記顧客の端末装置を介してその建築限界を取り込む設計
    条件入力取り込みステップと、 前記建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データ
    に基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出する簡
    易構造設計ステップとを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項37に記載の営業活動支援プログラムを記録した記録
    媒体。
  40. 【請求項40】 前記ウェブ設計実行ステップは、 用途、盛土高さ、建築限界に関する設定データを取り込
    み、予め用意された断面から最適アーチ断面を抽出して
    要求のあった顧客の端末装置へ送信する最適断面送信ス
    テップと、 前記建築限界、及び用途、盛土の高さを含む基礎データ
    に基づき所定の演算式からアーチ断面形状を算出する簡
    易構造設計ステップとを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させること
    を特徴とする請求項37に記載の営業活動支援プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  41. 【請求項41】 前記利用履歴管理ステップは、 前記利用履歴保存手段に保存された利顧客の利用履歴に
    基づき統計処理して要営業活動候補として顧客を選定す
    る営業候補選定ステップと、 社内営業担当宛、その顧客を特定するための情報ならび
    にその利用履歴をメール送信して、その顧客の追跡営業
    を促す営業指示管理ステップとを含み、 前記各ステップを営業活動支援サーバに実行させる請求
    項36に記載の営業活動支援プログラムを記録した記録
    媒体。
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