JP2003141338A - 顧客集中管理システムおよび顧客集中管理方法 - Google Patents

顧客集中管理システムおよび顧客集中管理方法

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JP2003141338A
JP2003141338A JP2001339027A JP2001339027A JP2003141338A JP 2003141338 A JP2003141338 A JP 2003141338A JP 2001339027 A JP2001339027 A JP 2001339027A JP 2001339027 A JP2001339027 A JP 2001339027A JP 2003141338 A JP2003141338 A JP 2003141338A
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JP2001339027A
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Haruhiro Hamano
春広 濱野
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Tsubasa System Co Ltd
Original Assignee
Tsubasa System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動産の賃貸業者が特定顧客の情報を逐次確認
でき、特定顧客に関する情報を必要時に認識可能にす
る。 【解決手段】 ネットワーク網5に、レンタカー業者
6,7の端末6a,7aと、レンタカー協会8,9の端
末8a,9aと、特定顧客情報管理センタ4の顧客管理
サーバ10とを接続する。サーバ10のHD10aに、
データファイル11と、これに関連づけした顧客IDデ
ータベース12を格納する。業者6,7および協会8,
9のそれぞれの端末6a〜9aに特定顧客データベース
を格納する。端末6a〜9aから顧客管理サーバ10に
アクセスして、更新された特定顧客データファイル11
および顧客IDデータベース12をダウンロードし、業
者側および協会側の特定顧客データベースと、サーバ1
0側の顧客IDデータベース12および特定顧客データ
ファイル11とを一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、顧客集中管理シ
ステムおよび顧客集中管理方法に関し、特に、不良顧客
の情報の集中管理に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レンタカーなどの物(動産)の賃
貸を業として行う賃貸業務においては、顧客が賃貸業者
に所定の貸借料を払うことにより、所定の約束期間、顧
客がその借りたものを使用できるようになっている。
【0003】ところが、顧客が、所定期間を過ぎても賃
貸業者に物を返還しなかったり、その物を処分してしま
ったりする場合がある。
【0004】例えば、ある顧客がレンタカー業者から車
を借りた後、この借りた車をどこかに乗り捨ててしまっ
たり、所定の約束期間を過ぎてもレンタカー業者に車を
返還しなかったりする場合などである。
【0005】そこで、レンタカー業者などの動産の賃貸
業者は、このような不良顧客に車を貸さないようにする
ことを目的とした対応策として、このような不良顧客と
他の顧客とを区別するために、不良顧客名簿などの顧客
区別名簿を作成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな賃借業における顧客区別名簿などは、それぞれの賃
貸業者ごとにおいて、独自に作成されている。そのた
め、ある賃貸業者に対して、レンタカーを返還しなかっ
たなどの行為を行った不良顧客が、他のレンタカー業者
に対して同様の行為を行うことを防止するのは、極めて
困難であった。
【0007】このような問題は、レンタカー業者に限ら
ず、レンタルビデオ業者やその他のレンタル業者など
の、動産の賃貸業者にとっては同様に生じる問題であ
る。
【0008】したがって、この発明の目的は、動産の賃
貸業者において、特定顧客の情報を逐次確認することが
できのみならず、全国の賃貸業者がこの特定顧客に関す
る情報を必要時に認識することができる、顧客集中管理
のシステムおよび方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の発明は、ネットワーク網に、複数
の賃貸業者の端末と、メインサーバとを接続し、このメ
インサーバに、特定顧客に関する情報データからなる特
定顧客データファイルを含むサーバ側管理データベース
を格納し、複数の賃貸業者の端末に、特定顧客に関する
情報データからなる特定顧客データファイルを含む業者
側管理データベースをそれぞれ格納し、賃貸業者の端末
からメインサーバにアクセスして、サーバ側管理データ
ベースにおいて更新された特定顧客データファイルを含
む管理データベースの部分をダウンロードして、業者側
管理データベースとサーバ側管理データベースとを一致
させるものである。
【0010】また、この発明の第2の発明は、ネットワ
ーク網に、複数の賃貸業者の端末と、メインサーバとを
接続し、メインサーバに、特定顧客に関する情報データ
からなる特定顧客データファイルを含むサーバ側管理デ
ータベースを格納し、複数の賃貸業者の端末に、特定顧
客に関する情報データファイルからなる業者側管理デー
タベースをそれぞれ格納し、賃貸業者の端末からメイン
サーバにアクセスして、アクセスしている賃貸業者によ
り特定された特定顧客に関する情報データファイルを、
サーバ側管理データベースに登録するものである。
【0011】上述のように構成されたこの発明による顧
客集中管理のシステムおよび方法によれば、賃貸業者の
端末からメインサーバにアクセスすることによって、特
定顧客の情報データをサーバ側管理データベースに送信
して特定顧客の登録を行い、メインサーバにおいて更新
された情報データをダウンロードすることによって、業
者側管理データベースとサーバ側管理データベースとを
一致させるようにしていることにより、業者によって特
定された顧客を一元的に管理することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照しながら説明する。なお、以下の一実施
形態の全図においては、同一または対応する部分には同
一の符号を付す。
【0013】以下、この発明の一実施形態による顧客管
理データベースおよび顧客集中管理システムについて説
明する。なお、この一実施形態においては、賃貸業とし
てレンタカー業務を例として説明する。
【0014】図1に、この一実施形態によるレンタカー
業務における顧客情報管理システム1を示す。図1に示
すように、顧客情報管理システム1は、複数の賃貸業者
2と、複数の賃貸業協会3と、これらの賃貸業者2およ
び賃貸業協会3によって特定された特定顧客のデータ
(特定顧客データ)を管理する特定顧客情報管理センタ
4と、これらの施設を接続するネットワーク網5とから
構成されている。
【0015】なお、この「特定顧客」とは、複数の顧客
の中から、賃貸業者2により特定された顧客である。具
体的に、この一実施形態においては、レンタカー業者
6,7から車輌を借り、その車輌の返却期限が超過して
いるにも関わらず故意に返却しない顧客、借りた車輌を
返却することなく乗り捨ててしまった顧客、または自損
事故などを起こした顧客といった、いわゆる問題となる
行為を行った顧客で、レンタカー業者側から注意が必要
な顧客と特定された顧客とする。
【0016】この顧客管理システムにおいては、賃貸業
者2として、店舗などでレンタカー業務などを実際に営
むレンタカー業者6,7があり、それらの保有する端末
6a,7aがネットワーク網5に接続されている。ま
た、賃貸業協会3としては、複数のレンタカー業者が加
盟するレンタカー協会8,9があり、それらの保有する
端末8a、9aがネットワーク網5に接続されている。
なお、これらの端末6a〜9aは、社内におけるローカ
ルエリアネットワーク(LAN)を介して、ネットワー
ク網5に接続されていてもよい。
【0017】また、レンタカー業者6,7およびレンタ
カー協会8,9が保有するそれぞれの端末6a〜9aに
は、それぞれハードディスクなどの補助記憶装置6b〜
9bが接続されて設けられている。
【0018】そして、これらの補助記憶装置6b〜9b
には、それぞれ特定顧客データベースが格納されてい
る。なお、図1中図示省略したが、これらの補助記憶装
置6b〜9bには、それぞれの端末6a〜9aにおける
オペレーティングシステムがインストールされていると
ともに、ネットワークに接続するための接続アプリケー
ションなどの各種のアプリケーションプログラムがイン
ストールされている。
【0019】また、特定顧客情報管理センタ4において
は、メインサーバとしての顧客管理サーバ10が設けら
れている。この顧客管理サーバ10は、特定顧客の管理
を行うとともに、所定の検索処理を実行可能に構成され
ている。
【0020】この顧客管理サーバ10には、補助記憶装
置10aが接続されて設けられている。そして、この補
助記憶装置10aには、個々の特定顧客に関する情報デ
ータからなる、複数の特定顧客データファイル11が格
納されている。
【0021】また、この補助記憶装置10aには、特定
顧客データファイル11と特定顧客IDとが関連づけさ
れた顧客IDデータベース12が格納されている。
【0022】すなわち、特定顧客データファイル11
は、個々の特定顧客ごとに特定顧客IDが付与されて一
つのファイルとされ、この顧客IDごとのファイルが所
定のアドレス付けをされて補助記憶装置10aに格納さ
れている。そして、この特定顧客データファイル11の
格納されたアドレスと特定顧客IDとが関連付けされ
た、顧客IDデータベース12が構成されている。この
顧客IDデータベース12の一例を図2に示し、特定顧
客データファイル11の出力画面の一例を図3に示す。
【0023】図2に示すように、顧客IDデータベース
12は、特定顧客IDと、その特定顧客の所持している
免許証における免許証番号、後述するレンタカー業者
6,7からの特定顧客データの送信(アップロード)日
付、特定顧客となった原因である特定事由、特定顧客デ
ータの格納アドレスなどから構成される。
【0024】そして、この顧客IDデータベース12を
検索することにより、顧客管理サーバ10の補助記憶装
置10aにおける所定のアドレスにそれぞれ格納された
特定顧客データファイル11を検索可能に構成されてい
る。
【0025】また、特定顧客データファイル11は、図
3に示すように、特定顧客ID(“ID”)、特定顧客
の免許証番号(“免許証No.”)、顧客の姓および名
(“顧客氏名”)、特定事由、この特定顧客が所定の行
為を行ったことに起因してレンタカー業者に特定された
日付(“特定日付”)、免許証から読み取った住所、特
定顧客の電話番号、および免許証のコピーの画像(“免
許証コピー画像”)などが記録されている。
【0026】そして、顧客管理サーバ10においては、
補助記憶装置10aに格納された図2に示す顧客IDデ
ータベース12を検索することによって、所望の特定顧
客データファイル11を索出することができる。
【0027】さらに、ネットワーク網5には、銀行や証
券会社などの、いわゆる金融機関13の端末13aが接
続されている。また、この金融機関13の端末13aに
は、ハードディスクなどの補助記憶装置13bが接続さ
れている。そして、この補助記憶装置13bには、それ
ぞれのレンタカー業者6,7や、レンタカー協会8,
9、および特定顧客情報管理センタ4に関する金融情報
データが格納されている。
【0028】この金融機関13は、レンタカー業者6,
7の端末6a,7aや、レンタカー協会8,9の端末8
a、9aからの指示によって、特定顧客情報管理センタ
4に所定の契約に基づいた手数料を支払うために利用さ
れる機関である。
【0029】以上のようにして、この一実施形態による
顧客情報管理システム1が構成されている。
【0030】次に、上述した顧客管理サーバ10および
補助記憶装置10aにおけるハードウェア構成につい
て、以下に具体的に説明する。図4に、この顧客管理サ
ーバ10のハードウェア構成のブロック図を示す。
【0031】すなわち、図4に示すように、この一実施
形態による顧客管理サーバ10のシステム構成は、バス
21に、CPU(中央演算処理装置、Central Processi
ng Unit)22と、このCPUを中心としたメモリ23
とを有する情報処理部24、およびハードディスク(H
D)などの電磁的作用により記録される上述した補助記
憶装置10aを有している。なお、バス21は、これに
よって接続された各回路間において、データの転送を行
うためのものである。
【0032】また、顧客管理サーバ10を操作するため
の実行プログラムであるオペレーティングシステムや、
上述したデータベース検索プログラムおよび後述するデ
ータベース比較プログラムなどソフトウェアは、この補
助記憶装置10a内にインストールされ、情報処理部2
4により実行される。そして、この補助記憶装置10a
には、所定のアドレス付けがされた特定顧客データファ
イル11および顧客IDデータベース12が格納されて
いる。
【0033】また、バス21には、表示装置25が接続
されているとともに、キーボードやマウス(いずれも図
示せず)などから構成される入力装置26が接続されて
いる。
【0034】さらに、この顧客管理サーバ10における
バス21は、モデム、ケーブル、USB,RS232
C,またはIEEE1394などのインターフェース2
7を介してネットワーク網5に接続されている。なお、
ネットワーク網5には、特定顧客情報管理センタ4内に
おけるLAN(ローカルエリアネットワーク)を介して
接続するようにしてもよい。
【0035】また、各レンタカー業者6,7の端末6
a,7aや、レンタカー協会8,9の端末8a、9a、
および金融機関13の端末13aのハードウェア構成に
関しては、上述した顧客管理サーバ10のシステム構成
とほぼ同様であるので、その説明を省略する。なお、図
1中の端末6a〜9aに接続された補助記憶装置6b〜
9bに格納されている特定顧客データベースは、顧客管
理サーバ10の補助記憶装置10aに格納されている特
定顧客データファイル11と顧客IDデータベース12
とを併せて描画したものである。
【0036】次に、以上のように構成されたこの一実施
形態による顧客管理システムにおいて行われる特定顧客
管理方法について説明する。
【0037】すなわち、まず、顧客が所定のレンタカー
業者6に出向き、所望の車輌(レンタカー)を借りる。
このとき、レンタカー業者6の従業員(以下、レンタカ
ー業者6側などと称する)は、貸し出す車輌の担保情報
として、この顧客の免許証をコピーするとともに、端末
6aを操作して、この顧客の氏名、住所、電話番号、免
許証番号などの必要事項を入力し、顧客データベースに
登録する。これとともに、レンタカー業者6側は、レン
タカーの使用規約などを顧客に説明する。
【0038】このとき、端末6a内の情報処理部(図示
せず)は、検索アプリケーションを起動させて、補助記
憶装置6bに格納された特定顧客データベースに、上述
の顧客データが特定顧客データ内に存在するか否かを検
索する。この検索によって上述の顧客が索出されたとき
には、レンタカー業者6側は、この顧客に対して、車輌
の貸出をしないような所定の処理を行う。他方、検索に
よって上述の顧客が索出されなかった場合には、通常の
貸出処理を行う。
【0039】その後、この顧客が借りたレンタカーを乗
り捨ててしまうなどの、使用規約に違反した不当な行為
を行ったことをレンタカー業者6側が知見した場合、ま
ず、レンタカー業者6側は、端末6aを操作して、その
顧客を特定顧客として抽出し、自社の特定顧客データベ
ースに登録する。
【0040】このとき、上述の顧客が行った不当な行為
の内容、すなわち特定事由を併せて入力する。これによ
って、レンタカー業者6の特定顧客データベースに、顧
客のデータと特定事由の内容が登録される。
【0041】自社の特定顧客データベースへの登録が完
了した後、レンタカー業者6側は、端末6aを操作し
て、ネットワーク網5を介して特定顧客情報管理センタ
4の顧客管理サーバ10にアクセスする。
【0042】このレンタカー業者6側からのアクセスに
よって、顧客管理サーバ10における情報処理部24
は、補助記憶装置10aにインストールされているデー
タベース比較プログラムを起動させる。そして、レンタ
カー業者6側から送信された特定顧客データベース内の
免許証番号のデータを抽出するとともに、この免許証番
号のデータと、補助記憶装置10aに格納されている顧
客IDデータベース12内の免許証番号のデータとの比
較を行う。
【0043】この比較の結果、レンタカー業者6の端末
6aから送信された特定顧客データベースに、顧客ID
データベース12に含まれていない免許証番号のデータ
が存在した場合には、顧客管理サーバ10の情報処理部
24は、この免許証番号をメモリ23に一時的に記憶さ
せておくとともに、レンタカー業者6の端末6aに、こ
の含まれていない顧客データを送信する命令信号を送
る。
【0044】命令信号を受信した端末6aの情報処理部
は、上述したレンタカーの貸し出し時に端末6aに入力
された顧客の情報データファイルおよび特定事由データ
を、顧客管理サーバ10に送信する。
【0045】この顧客の情報データファイルおよび特定
事由データを受信した顧客管理サーバ10の情報処理部
24は、この受信した情報データファイルに特定顧客I
D(例えば“0003”)を付与するとともに、例えば
この特定顧客IDとファイルの種類を指定する拡張子と
からなるファイル名を付与する。そして、この特定顧客
ID、ファイル名、および特定事由データは、一時的に
メモリ23に記憶される。
【0046】その後、情報処理部24により、ファイル
名の付与された情報データファイルが、補助記憶装置1
0a内の所定のフォルダに格納される。これにより、特
定顧客の情報データファイルに、例えば、「D¥特定顧
客¥0003.htm」などの所定のアドレスが付与さ
れる。この特定顧客の情報データファイルのアドレス
は、一時的に情報処理部24のメモリ23に記憶され
る。
【0047】その後、情報処理部24により、補助記憶
装置10aの顧客IDデータベース12に、メモリ23
に記憶された特定顧客ID、免許証番号、顧客データフ
ァイルが格納された顧客データ格納アドレス、および特
定事由データを登録するとともに、情報データファイル
が送信された日付、いわゆるアップロード日を登録す
る。
【0048】以上により、顧客管理サーバ10への新た
な特定顧客データファイル11の登録が完了するととも
に、顧客IDデータベース12の更新が行われる。
【0049】以上のようにして顧客IDデータベース1
2の更新および特定顧客データファイル11の登録が行
われた後、別のレンタカー業者7の補助記憶装置7bに
格納されている特定顧客データベースの更新を行う場合
には、まず、レンタカー業者7の端末7aから特定顧客
情報管理センタ4の顧客管理サーバ10に、ネットワー
ク網5を介してアクセスする。
【0050】端末7aからのアクセスを受信した顧客管
理サーバの情報処理部24は、補助記憶装置10aにイ
ンストールされたデータベース比較プログラムを起動さ
せる。そして、端末7aに対して、特定顧客IDのリス
トデータの送信命令信号を送信するとともに、顧客ID
データベース12から特定顧客IDを抽出して、そのリ
ストデータを作成する。
【0051】一方、送信命令信号を受信した端末7aの
情報処理部は、特定顧客データベースにおける顧客ID
データベースから特定顧客IDを抽出し、特定顧客ID
リストデータを作成した後、これを顧客管理サーバ10
に送信する。
【0052】端末7aから送信された特定顧客IDのリ
ストデータを受信した顧客管理サーバ10の情報処理部
24は、データベース比較プログラムを実行することに
よって、受信した特定顧客IDのリストデータと、顧客
IDデータベース12における特定顧客IDのリストデ
ータとを比較する。
【0053】この比較の結果、受信した特定顧客IDの
リストデータにおいて、顧客IDデータベース12にお
ける特定顧客IDのリストデータのうちの不足分が抽出
される。
【0054】次に、顧客管理サーバ10の情報処理部2
4により、不足分の特定顧客IDのリストデータに該当
する特定顧客IDが、顧客IDデータベース12から抽
出されて、差分の顧客IDデータベースを作成される。
この差分の顧客IDデータベースは、メモリ23に記憶
される。
【0055】その後、この差分の顧客IDデータベース
に関連付けされた複数の特定顧客データファイルのコピ
ーが作成される。これらの特定顧客データファイルのコ
ピーは、上述した差分の顧客IDデータベースに関連付
けされた状態でメモリ23に記憶される。
【0056】次に、差分の顧客IDデータベースと、こ
の顧客IDデータベースに関連付けされた複数の特定顧
客データファイルとが、レンタカー業者7の端末7aに
送信される。
【0057】差分の顧客IDデータベースと、複数の特
定顧客データファイルとを受信した端末7aの情報処理
部により、複数の特定顧客データファイルを補助記憶装
置7bの所定のフォルダに格納するとともに、これらの
顧客IDデータベースを送信前の特定顧客データベース
に登録する。
【0058】これにより、レンタカー業者7の特定顧客
データベースが更新され、顧客管理サーバ10の補助記
憶装置10aに格納された特定顧客データファイル11
および顧客IDデータベース12と一致した状態とな
る。その後、端末7aと顧客管理サーバ10との接続を
切断する。
【0059】以上のようにして、レンタカー業者7側の
端末7aにおける特定顧客データベースの更新が行われ
る。
【0060】その後、特定顧客情報管理センタ4とレン
タカー業者7との契約に基づいて、所定の時期に、レン
タカー業者7側が端末7aから金融機関13の端末13
aにアクセスし、手数料の納付を行うように指示する。
これにより、レンタカー業者7側から、金融機関13を
介して、特定顧客情報管理センタ4に、この特定顧客デ
ータベースの更新手数料が支払われる。
【0061】なお、レンタカー協会8,9においても、
上述した方法に基づいて、それらの端末8a,9aから
特定顧客情報管理センタ4の顧客管理サーバ10にアク
セスすることにより、特定顧客の情報を得ることができ
る。
【0062】以上説明したように、この一実施形態によ
れば、顧客のうちの特定顧客が特定された段階で、この
顧客の情報を特定顧客情報管理センタ4の顧客管理サー
バ10に登録することにより、特定顧客の管理を一元化
することができるとともに、業者の側から顧客管理サー
バ10にアクセスして、特定顧客の情報を得ていること
により、不当な行為を行った顧客(特定顧客)が、別の
レンタカー業者などの賃貸業者に、レンタカーなどの貸
出物を借りに行ったとしても、このレンタカー業者によ
ってその貸出を事前に防止することができるので、不当
な行為を行った顧客が再度同様の行為を実行することを
防止することができ、また、業者の側の被害を未然に防
ぐことができる。
【0063】以上、この発明の一実施形態について具体
的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定
されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各
種の変形が可能である。
【0064】例えば上述の一実施形態においては、特定
顧客データファイル11として、特定顧客ID、免許証
No.、顧客氏名、特定事由、特定日付、などの項目を
用いているが、賃貸業者などで顧客情報として必要なそ
の他の項目、例えば賃貸履歴や賃貸物品種別を採用する
ことも可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
発明によれば、ネットワーク網に、複数の賃貸業者の端
末と、メインサーバとを接続し、このメインサーバに、
特定顧客データファイルを含むサーバ側管理データベー
スを格納し、複数の賃貸業者の端末に、特定顧客データ
ファイルを含む業者側管理データベースをそれぞれ格納
し、賃貸業者の端末からメインサーバにアクセスして、
サーバ側管理データベースにおける更新された情報デー
タをダウンロードすることによって、業者側管理データ
ベースとサーバ側管理データベースとを一致させるよう
にしていることにより、動産の賃貸業者が、特定顧客の
情報を逐次確認することができ、その特定顧客の情報を
一元管理することができ、特定顧客が動産を借りる際の
悪影響を最小限に抑制することができる。
【0066】また、この発明の第2の発明によれば、賃
貸業者の端末からメインサーバにアクセスして、アクセ
スしている賃貸業者により特定された特定顧客に関する
情報データファイルを、サーバ側管理データベースに登
録するようにしていることにより、所定の賃貸業者の特
定した特定顧客を、自社のみならず、メインサーバを介
して他の賃貸業者も知見することができるので、特定顧
客に対する注意をより徹底することができ、他の賃貸業
者においても、特定顧客による悪影響を最小限に抑制す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による顧客集中管理シス
テムを示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態による顧客IDデータベ
ースを示す略線図である。
【図3】この発明の一実施形態による特定顧客データフ
ァイルを示す略線図である。
【図4】この発明の一実施形態による顧客管理サーバの
ハードウェア構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・情報顧客管理システム 2・・・賃貸業者 3・・・賃貸業協会 4・・・特定顧客情報管理センタ 5・・・ネットワーク網 6,7・・・レンタカー業者 6a,7a,8a,9a・・・端末 6b,7b,8b,9b・・・補助記憶装置 8,9・・・レンタカー協会 10・・・顧客管理サーバ 10a・・・補助記憶装置 11・・・特定顧客データファイル 12・・・顧客IDデータベース 13・・・金融機関 13a・・・端末 13b・・・補助記憶装置 21・・・バス 23・・・メモリ 24・・・情報処理部 25・・・表示装置 26・・・入力装置 27・・・インターフェース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク網に、複数の賃貸業者の端
    末と、メインサーバとが接続され、 上記メインサーバに、特定顧客に関する情報データから
    なる特定顧客データファイルを含むサーバ側管理データ
    ベースが格納され、 上記複数の賃貸業者の端末に、特定顧客に関する情報デ
    ータからなる特定顧客データファイルを含む業者側管理
    データベースがそれぞれ格納され、 上記賃貸業者の端末から上記メインサーバにアクセスし
    て、上記サーバ側管理データベースにおいて更新された
    特定顧客データファイルを含む管理データベースの部分
    をダウンロードすることにより、上記業者側管理データ
    ベースと上記サーバ側管理データベースとを一致させる
    顧客集中管理システム。
  2. 【請求項2】 上記メインサーバにおいて、上記サーバ
    側管理データベースと、上記メインサーバにアクセスし
    ている上記賃貸業者の上記業者側管理データベースと
    を、相互に所定の項目によって比較し、上記サーバ側管
    理データベースに対して上記業者側管理データベースの
    不足したデータベースの部分を、上記アクセスしている
    賃貸業者側の端末に送信する請求項1記載の顧客集中管
    理システム。
  3. 【請求項3】 上記ネットワーク網に、さらに金融機関
    の端末が接続され、上記賃貸業者の端末から上記金融機
    関の端末にアクセスすることにより、上記更新情報デー
    タを得た賃貸業者から上記メインサーバの管理業者に手
    数料の納付する構成を有する請求項1記載の顧客集中管
    理システム。
  4. 【請求項4】 ネットワーク網に、複数の賃貸業者の端
    末と、メインサーバとが接続され、 上記メインサーバに、特定顧客に関する情報データから
    なる特定顧客データファイルを含むサーバ側管理データ
    ベースが格納され、 上記複数の賃貸業者の端末に、特定顧客に関する情報デ
    ータファイルからなる業者側管理データベースがそれぞ
    れ格納され、 上記賃貸業者の端末から上記メインサーバにアクセスし
    て、上記アクセスしている賃貸業者により特定された特
    定顧客に関する情報データファイルを、上記サーバ側管
    理データベースに登録する顧客集中管理システム。
  5. 【請求項5】 上記メインサーバにおいて、上記サーバ
    側管理データベースと、上記メインサーバにアクセスし
    ている上記賃貸業者の上記業者側管理データベースと
    を、相互に所定の項目によって比較した後、上記サーバ
    側管理データベースにおける不足部分を、上記アクセス
    している賃貸業者の端末から送信する請求項4記載の顧
    客集中管理システム。
  6. 【請求項6】 ネットワーク網に、複数の賃貸業者の端
    末とメインサーバとを接続し、 上記メインサーバに、特定顧客に関する情報データから
    なる特定顧客データファイルを含むサーバ側管理データ
    ベースを格納し、 上記複数の賃貸業者の端末に、特定顧客に関する情報デ
    ータからなる特定顧客データファイルを含む業者側管理
    データベースをそれぞれ格納し、 上記賃貸業者の端末から上記メインサーバにアクセスし
    て、上記メインサーバの情報信号部が、上記サーバ側管
    理データベースにおいて更新された特定顧客データファ
    イルを含む管理データベースの部分を、上記賃貸業者の
    端末にダウンロードすることにより、上記業者側管理デ
    ータベースと上記サーバ側管理データベースとを一致さ
    せて上記特定顧客の情報データを管理する顧客集中管理
    方法。
  7. 【請求項7】 上記メインサーバにおいて、上記サーバ
    側管理データベースと、上記メインサーバにアクセスし
    ている上記賃貸業者の上記業者側管理データベースとを
    相互に所定の項目によって比較し、上記サーバ側管理デ
    ータベースと比較して上記業者側管理データベースの不
    足しているデータベースの部分を、上記アクセスしてい
    る賃貸業者側の端末に送信して、上記サーバ側管理デー
    タベースと上記業者側管理データベースとを一致させる
    請求項6記載の顧客集中管理方法。
  8. 【請求項8】 上記ネットワーク網に、さらに金融機関
    の端末を接続し、上記賃貸業者の端末における情報処理
    部から上記金融機関の端末にアクセスして、上記金融機
    関の端末に上記更新情報データを得た賃貸業者から上記
    メインサーバの管理業者に手数料の納付する命令信号を
    送信する請求項6記載の顧客集中管理方法。
  9. 【請求項9】 ネットワーク網に、複数の賃貸業者の端
    末と、メインサーバとを接続し、 上記メインサーバに、特定顧客に関する情報データから
    なる特定顧客データファイルを含むサーバ側管理データ
    ベースを格納し、 上記複数の賃貸業者の端末に、特定顧客に関する情報デ
    ータファイルからなる業者側管理データベースをそれぞ
    れ格納し、 上記端末の情報処理部によって、上記賃貸業者の端末を
    上記メインサーバにアクセスした後、上記アクセスして
    いる賃貸業者の端末に入力された特定顧客に関する情報
    データファイルを上記サーバ側管理データベースに登録
    する顧客集中管理方法。
  10. 【請求項10】 上記メインサーバにおいて、上記サー
    バ側管理データベースと、上記メインサーバにアクセス
    中の上記賃貸業者の端末における上記業者側管理データ
    ベースとを、相互に所定の項目によって比較した後、上
    記端末の情報処理部が、上記サーバ側管理データベース
    における不足部分を上記賃貸業者の端末から送信する請
    求項9記載の顧客集中管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107666498A (zh) * 2016-07-27 2018-02-06 比亚迪股份有限公司 车载模块的更新方法、装置、云端服务器、系统和车辆
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