JP2003141312A - 廃棄物データ管理システム及び廃棄物データ管理方法 - Google Patents

廃棄物データ管理システム及び廃棄物データ管理方法

Info

Publication number
JP2003141312A
JP2003141312A JP2001342449A JP2001342449A JP2003141312A JP 2003141312 A JP2003141312 A JP 2003141312A JP 2001342449 A JP2001342449 A JP 2001342449A JP 2001342449 A JP2001342449 A JP 2001342449A JP 2003141312 A JP2003141312 A JP 2003141312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
waste
report
approval
workflow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001342449A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Fujisawa
剛 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001342449A priority Critical patent/JP2003141312A/ja
Publication of JP2003141312A publication Critical patent/JP2003141312A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 承認の得られた正確なデータが把握でき、ひ
いては廃棄物処理に関する適切なアクションを取ること
ができる廃棄物データ管理システムを実現する。 【解決手段】 廃棄物データ管理システムは、予め決め
られた期間の、かつ予め決められた部署毎の、少なくと
も廃棄物の量データを含む廃棄物データをデータベース
にストアするための入力処理と、その入力された前記廃
棄物データについての承認処理を含むワークフロー処理
を実行するワークフロー処理部と、廃棄物データに付さ
れる承認フラグデータをストアする承認フラグデータ部
とを有する。承認フラグデータは、承認処理された廃棄
物データと関連付けられ、かつコード化されたデータで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物データ管理
システム及び廃棄物データ管理方法に関し、特に、
ワークフローを用いて承認処理を行なう廃棄物データ
管理システム及び廃棄物データ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題が注目され、企業内で廃
棄物処理データの適切かつ迅速な管理が要求されてい
る。
【0003】紙、廃液、スラッジ等の廃棄物が企業から
廃棄されるとき、廃棄された種々の廃棄物データの記録
が取られる。そして、各廃棄物の記録データを監視し、
予め設定した排出量を超えそうな廃棄物があれば、その
排出量が設定された量を超えないように、生産管理、廃
棄物処理等のアクションが取られる。
【0004】従って、企業は、各工場、各事業所等から
の廃棄物データを集計し、適切な廃棄物処理の管理を行
っている。廃棄物データは、まず、工場毎、事業所毎に
集計され、最後は企業単位で集計される。集計に先立
ち、工場内、企業内の最小単位の各部署において、担当
者が基礎データを作成する。その担当者が部署内で生成
された廃棄物の量を調査して、その基礎データが作成さ
れる。作成された基礎データは、例えばその部署の上位
の単位である工場等の単位で再度集計されて、さらに上
位の単位で集計されていく。
【0005】通常、集計データは、一般に表計算ソフト
ウエアを用いて作成され、集計されたデータは、電子メ
ールの添付ファイルとして送信されて、さらに上位の単
位での集計に利用される。
【0006】そして、データの信頼性の確保と、各部署
ごとでの生産管理、廃棄物処理等のアクションのため
に、担当者の作成した基礎データ、あるいは集計データ
については、担当者は、上司の承認を受ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各上位の単位
へ送られた各部署の集計データについて、上司の承認を
受けたか否かを確認することができなかった。上司の承
認を受けていれば、廃棄物の量が多くても、その部署で
廃棄物に対して適切なアクションが取られていると考え
られるが、そのデータが承認を得ていないものである
と、その部署で適切なアクションが取られているかが疑
問な場合が有り得る。
【0008】また、基礎データに変更が生じると集計デ
ータが変更されるので、変更の度に担当者は上司の承認
を得てからデータの送信をしなければならないが、集計
期限が迫っている場合、あるいはその期限後に急いで再
送信する場合には、上司の承認を得ないで、集計データ
が送信されてしまう虞がある。
【0009】上司の承認を得ないデータが集計されるこ
とは、各部署ごとでの生産管理、廃棄物処理等のアクシ
ョンが適切に取られないことに繋がってしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、部署
毎に承認の得られた正確なデータが把握できる廃棄物デ
ータ管理システムを提供し、ひいては廃棄物処理に関す
る適切なアクションが取られるようにすることを目的と
する。
【0011】本発明の廃棄物データ管理システムは、予
め決められた期間の、かつ予め決められた部署毎の、少
なくとも廃棄物の量データを含む廃棄物データをデータ
ベースにストアするための入力処理と、その入力された
廃棄物データについての承認処理を含むワークフロー処
理を実行するワークフロー処理部と、廃棄物データに付
される承認フラグデータをストアする承認フラグデータ
部とを有し、承認フラグデータは、承認処理された廃棄
物データと関連付けられ、かつコード化されたデータで
ある。
【0012】本発明の廃棄物データ管理方法は、ワーク
フローシステムの制御の下で端末装置を用いて、予め決
められた期間の、かつ予め決められた部署毎の、少なく
とも廃棄物の量データを含む廃棄物データをデータベー
スにストアするための入力処理と、その入力された廃棄
物データについての承認処理を行い、廃棄物データに承
認フラグデータを付し、その承認フラグデータは、承認
処理された廃棄物データと関連付けられ、かつコード化
されたデータである。
【0013】このような構成によれば、承認の得られた
正確なデータが把握できる廃棄物データ管理システムを
提供することができる。
【0014】また、承認フラグデータは、未承認および
承認済を示すコードであることが望ましい。
【0015】このような構成によれば、承認の得られた
廃棄物データであることを確実に把握することができ
る。
【0016】また、承認フラグデータは、前記廃棄物レ
ポートに関連付けられたアクションレポートの有無を示
すコードであることが望ましい。
【0017】このような構成によれば、廃棄物レポート
に関してアクションレポートが作成されているかを確実
に把握することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0019】図1から図8は、本発明の実施の形態を示
す。図1は、本実施の形態に関わる廃棄物管理データシ
ステムの全体構成を示す図である。
【0020】まず図1に基づき、廃棄物データ管理シス
テムの構成を説明する。
【0021】図1において、1は、センタ装置であり、
後述する各種のプログラム及びデータをストアするメモ
リ装置2が接続されている。センタ装置1は、ローカル
エリアネットワーク(以下、LANという)等の通信線
3に接続されている。4は、各部署に設定されたパーソ
ナルコンピュータ等の端末装置である。各部署の担当者
あるいはその上司は、端末装置4を用いて、廃棄物に関
する基礎データの入力、集計、送信、承認を行う。
【0022】図2は、メモリ装置2にストアされたデー
タ及びプログラムの構成の例を説明するための図であ
る。メモリ装置2は、ワークフロー制御処理部2−1、
ワークフローデータ部2−2及び廃棄物関連データ部2
−3を有する。廃棄物関連データ部2−3は、廃棄物に
関する各種データ、ここでは、少なくとも廃棄物の量デ
ータを含む廃棄物レポートデータ部2−4、承認データ
部2−5及びアクションデータ部2−6を含む。
【0023】ワークフロー制御部2−1は、端末装置間
でワークフロー処理を実行するための処理プログラムが
ストアされた部分である。ワークフロー処理プログラム
は、各ワークフローの処理を予め設定された順番に実行
するプログラムである。
【0024】ワークフローデータ部2−2は、各ワーク
フロー処理を実行するために必要な種々のデータがスト
アされた部分である。例えば、各ワークフローの各ノー
ドとなる端末装置あるいは人の識別番号、各ノードの前
処理ノードおよび後処理ノードの識別番号等のデータ、
各ワークフローの流れのデータ等がストアされる。
【0025】廃棄物レポートデータ部2−4は、部署毎
の定期的な廃棄物レポートのフォーマット及びデータを
ストアする部分であり、例えば、各部署の毎月の廃棄物
レポートのデータがストアされている。
【0026】承認データ部2−5は、廃棄物レポート毎
の承認データをストアする部分である。
【0027】アクションデータ部2−6は、各廃棄物レ
ポートに関連付けられた対策レポート、調査レポート等
のアクションレポートのデータをストアする部分であ
る。
【0028】ワークフロー制御処理部2−1は、ワーク
フローデータ部2−2のデータに基づいて、予め決めら
れたワークフロー処理を実行する。このようなワークフ
ローシステムの制御の下、電子的な廃棄物レポートが転
送されていくことにより、基礎データの入力、承認、集
計等のデータ処理が行なわれる。
【0029】図3は、そのワークフローの例を示す図で
ある。ここでは、説明の簡単化のために3つのノードの
例で説明する。
【0030】N1、N2、N3は、夫々ノードを示し、
A1からA4はワークフローの流れの方向を示す矢印で
ある。ここでは、ノードN1がある担当者の処理であ
り、基礎データを含む廃棄物レポートを作成する処理を
示す。ノードN2は、矢印A1で示された流れに基づい
て行う上司の処理であり、その担当者から送信された廃
棄物レポートについての承認処理を示す。ノードN3
は、矢印A2で示された流れに基づいて行う事務局の処
理であり、廃棄物レポートを集計処理する処理を示す。
ノードN2からノードN1へ戻る矢印A3は、担当者か
らのレポートを承認しないで、上司から担当者への差戻
処理を示す。ノードN3からノードN2へ戻る矢印A4
は、事務局からのレポートを承認しないで、事務局から
その上司への差戻処理を示す。
【0031】このようなワークフローの流れが、ワーク
フローデータ部2−2に定義され、ワークフロー制御部
2−1がその定義されたデータに基づいてワークフロー
制御を行う。
【0032】さらに具体的に説明する。図4は、担当者
が自己の端末装置4で、予め決められたワークフローを
起動してノードN1の処理を行なうときに、廃棄物レポ
ートデータ部2−4から廃棄物レポートのフォーマット
データを端末装置4の表示装置の画面上に表示して、廃
棄物レポートを作成するときの画面の例を示す。
【0033】21は、端末装置4の表示装置上に表示さ
れる画面の表示枠を示す。22は、報告日および報告す
る部署名を入力あるいは表示される表示部である。
【0034】23は、報告する廃棄物のデータを入力す
る廃棄物データ入力部である。23には、廃棄の日付、
廃棄物の内容、量、分類等のデータが入力される。
【0035】24はデータ入力が終了し、ワークフロー
の処理を次へ移行させるための入力終了ボタンである。
25は、キャンセルボタンである。
【0036】担当者が、端末装置45において予め決め
られたワークフローを起動し、表示部22及びデータ入
力部23に必要なデータを入力し、入力終了ボタン24
をクリックすると、図3のノードN1の処理を終了し、
矢印A1に沿って、ノードN2の処理へ移行する。な
お、この廃棄物レポートのデータは、予め決められた期
間の、かつ予め決められた部署毎に作成される。また、
廃棄物レポートの作成時に、その作成と併せて、あるい
はその作成とは別個に廃棄物に関するアクションレポー
トが作成される場合もある。アクションレポートは、担
当者によって廃棄物データと関連付けられてアクション
データ部2−6にストアされる。
【0037】上司は、ワークフローの制御下で、担当者
からのレポートが受信されたことが電子メール等で通知
され、端末装置4を用いてノードN2の処理、すなわち
承認処理を行なう。
【0038】図5は、上司の端末装置4上の表示装置
で、ワークフローを起動し、ノードN2の処理を行なう
ときに、廃棄物レポートデータ部から担当者からの廃棄
物レポートを端末装置4の表示装置の画面上に表示され
る廃棄物レポートの承認画面の例を示す。
【0039】21は、端末装置4の表示装置上に表示さ
れる画面の表示枠を示す。31は、報告日および報告す
る部署名が表示される表示部である。
【0040】32は、報告する廃棄物のデータが表示さ
れる廃棄物データ表示部である。
【0041】33は承認するときのボタンで、ワークフ
ローの処理を次へ移行させるための承認ボタンである。
34は、承認しないときのボタンで、ワークフローの処
理を前のノードN1へ戻すための差し戻しボタンであ
る。35は、キャンセルボタンである。
【0042】上司は、担当者からのレポートを見て、さ
らに必要なアクションレポートを参照してそのレポート
を承認するか否かを判断する。
【0043】ここで、承認者である上司は、廃棄物レポ
ートのデータを見てアクションが必要であると判断した
ときは、そのアクションを指示する。例えば、原因調査
が必要であれば、その調査を指示する。既に、アクショ
ンが取られ、担当者からの廃棄物レポートと共にアクシ
ョンレポートが作成されていれば、その内容をチェック
する。
【0044】上司が、承認する場合、承認ボタン33を
クリックする前に、承認コード入力用のポップアップウ
インドウ(図示せず)が、画面上に表示され、そこで、
承認コードを入力する。
【0045】次の表は、部署毎の廃棄物レポート毎に付
与される、あるいは廃棄物レポートに対応して付与され
る承認データの内容を説明するための表である。
【0046】
【表】
承認コードが0の場合は、未承認を意味する。承認コー
ドが1の場合は、承認を意味するが、特に、その承認さ
れた廃棄物レポートに関連付けられたアクションレポー
トがない状態で承認されたときを意味する。承認コード
が2の場合は、承認を意味するが、特に、その承認され
た廃棄物レポートに関連付けられたアクションレポート
として対策レポートがある状態で承認されたときを意味
する。承認コードが3の場合は、承認を意味するが、特
に、その承認された廃棄物レポートに関連付けられたア
クションレポートとして原因調査レポートがある状態で
承認されたときを意味する。承認コードが4の場合は、
承認を意味するが、特に、その承認された廃棄物レポー
トに関連付けられたアクションレポートとして対策レポ
ートと原因調査レポートの両方がある状態で承認された
ときを意味する。なお、未承認は画面上の差し戻しボタ
ン34がクリックされると自動的に付与される。このよ
うに、承認フラグデータは、ワークフロー処理において
承認された廃棄物データと関連付けられ、かつコード化
されたデータである。
【0047】部署毎に予め作成される廃棄物レポート
は、予め決められた期間毎に作成される。従って、廃棄
物レポートの数は、予め既知である。例えば、ある部署
は、毎月廃棄物レポートを作成するときは、年間で12
個作成されることになる。従って、ある月においては、
前月までの分のレポートは存在するが、その月の次月以
降のレポートは存在しない。従って、廃棄物レポートが
作成されていないときは、承認コードが0となってい
る。廃棄物レポートが作成されているときは、1から4
のいずれかの値が付与されている。
【0048】図6は、ある部署の廃棄物レポートの承認
フラグデータの状態の例を示す図である。データ識別子
であるデータIDは、その部署の廃棄物レポートを一意
に特定するものである。図6は、1月から12月までの
内、7月までのレポートには、0以外の承認フラグが付
与されている。3月の廃棄物レポート(aa003)
は、対策レポートと原因調査レポートの両方がある承認
であることを示している。5月の廃棄物レポート(aa
005)は、対策レポートがある承認であり、それ以外
の1月、2月、4月、6月及び7月は、関連付けられた
アクションレポート等はない承認であることが示されて
いる。
【0049】上司が必要なアクションレポートを参照し
て廃棄物レポートを承認する場合、承認ボタン33をク
リックする。承認ボタン33のクリックによって承認さ
れたことがワークフローシステムによって検出される
と、図3のノードN2の処理を終了し、矢印A2に沿っ
て、ノードN3の処理へ移行する。
【0050】承認しない場合、差し戻しボタン34をク
リックすると図3のノードN2の処理を終了し、ワーク
フローシステムは、矢印A3に沿ってノードN1の処理
へ移行する。差し戻されると、担当者に差し戻されたこ
とが電子メール等で通知され、再度担当者はデータの入
力を行う。上司の指示の下で必要なアクションレポート
が作成され、廃棄物レポートのデータの修正等が行われ
た後、その再度レポートは、入力終了ボタン24がクリ
ックされることによって、ワークフローシステムは上司
へ通知を行う。
【0051】このように、アクションレポートの要否を
考慮して、承認が行われるので、廃棄物管理が適切に行
われることを期待することができる。
【0052】上司により廃棄物レポートが承認された場
合、事務局では、ワークフローの制御下で、承認済のレ
ポートが受信されたことが電子メール等で通知され、ノ
ードN3の処理、すなわち受信処理を行なう。
【0053】事務局では、複数の部署から送られた廃棄
物レポートをチェックし、必要な場合は、図3の矢印A
4で示すようにノードN2へ差し戻す。例えば、予め決
められた量を超える廃棄物があった場合に、大量の廃棄
物が生じた原因の調査をしてアクションレポートとして
の調査レポートを事務局に報告しなければならないの
に、その調査レポートが作成されていない場合等に、差
し戻す。あるいは、対策をとりアクションレポートとし
ての対策レポートを作成して事務局に報告しなければな
らないのに、その対策レポートが作成されていない場合
等に、差し戻す。
【0054】このように、事務局では、承認された廃棄
物レポートの送信があったか否かだけでなく、その内容
を確認し、かつその廃棄物レポートに関連付けられたア
クションレポートを参照することによって、どのような
対策あるいは原因調査がされたのかも把握することがで
きる。
【0055】事務局では、さらに、全ての部署からの廃
棄物データが収集されると、廃棄物毎あるいは廃棄物の
種類毎に予め設定された目標値、すなわち廃棄物の年間
排出制限値を超えそうか否かの判断を行い、その目標値
を超えそうであると判断された廃棄物については、特定
の部署あるいは全ての部署に対して、指導あるいは警告
を行う。
【0056】図7は、事務局がその警告を行うときの処
理の流れを示すフローチャートである。予め決められた
期間毎、例えば月毎に、すべての部署からの廃棄物レポ
ートのデータが収集されると、ステップ(以下、Sと略
す)1において、廃棄物毎あるいは廃棄物の種類毎に集
計値を計算する集計処理を実行する。
【0057】次に、目標値が予め定められている廃棄物
あるいは廃棄物の種類について、基準値との比較処理を
実行する(S2)。具体的には、ある廃棄物に年間目標
値(年間排出制限値)が設定されている場合、1月から
廃棄物レポートの存在する月までの廃棄物量の和、ある
いは予め決められた期間の廃棄物量の積算値の傾きに基
づいて、年間目標値を超えるか否かを判定のための比較
を行う。
【0058】そして、S3において、比較の結果、警告
(アラーム)の出力が必要か否かを判断する。廃棄物量
の和あるいは積算値の傾きに基づいて、年間目標値を超
えないと予想されたときは、S3でNOとなり、何もし
ないで処理は終了する。
【0059】S3において、YESとなった場合は、そ
の目標値を超えそうな廃棄物について廃棄量を減らすよ
うにその廃棄物を排出する部署へ、あるいは全ての部署
へ、警告をするためのアラーム処理を実行する(S
4)。具体的には、年間目標値に対して超過する量の割
合から算出した削減率を示す電子メールを各部署へ送信
する等、を行う。
【0060】なお、廃棄物量の和あるいは積算値の傾き
に基づいて、年間目標値を超えるか否かは、予めセンタ
装置1のコンピュータにストアされたプログラムによっ
て判断される。
【0061】このように、上記の構成によれば、各部署
から正確な廃棄物データを収集することができるので、
部署毎に承認の得られた正確なデータを把握して、ひい
ては廃棄物処理に関する適切なアクションを取ることが
できる廃棄物データ管理システムを実現することができ
る。
【0062】なお、以上の説明では、アクションレポー
トとして対策レポートと原因調査レポートを挙げたが、
アクションレポートはこれらに限られるものではない。
【0063】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を変えない範囲におい
て、種々の変更、改変等が可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
承認の得られた正確なデータが把握でき、ひいては廃棄
物処理に関する適切なアクションを取ることができる廃
棄物データ管理システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に関わる廃棄物管理データ
システムの全体構成を示す図である。
【図2】本実施の形態に関わるメモリ装置にストアされ
たデータ及びプログラムの構成の例を説明するための図
である。
【図3】本実施の形態に関わるワークフローの例を示す
図である。
【図4】担当者が端末装置において、廃棄物レポートを
作成するときの画面の例を示す。
【図5】上司が端末装置において、廃棄物レポートの承
認画面の例を示す。
【図6】廃棄物レポートの承認フラグデータの状態の例
を示す図である。
【図7】事務局が警告を行うときの処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1・・・センタ装置 2・・・メモリ装置 3・・・LAN 4・・・端末装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め決められた期間の、かつ予め決められ
    た部署毎の、少なくとも廃棄物の量データを含む廃棄物
    データをデータベースにストアするための入力処理と、
    その入力された前記廃棄物データについての承認処理を
    含むワークフロー処理を実行するワークフロー処理部
    と、 前記廃棄物データに付される承認フラグデータをストア
    する承認フラグデータ部と、 を有し、前記承認フラグデータは、前記承認処理された
    前記廃棄物データと関連付けられ、かつコード化された
    データであることを特徴とする廃棄物データ管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記承認フラグデータは、未承認および承
    認済を示すコードであることを特徴とする請求項1に記
    載の廃棄物データ管理システム。
  3. 【請求項3】前記承認フラグデータは、前記廃棄物レポ
    ートに関連付けられたアクションレポートの有無を示す
    コードであることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物
    データ管理システム。
  4. 【請求項4】ワークフローシステムの制御の下で端末装
    置を用いて、予め決められた期間の、かつ予め決められ
    た部署毎の、少なくとも廃棄物の量データを含む廃棄物
    データをデータベースにストアするための入力処理と、
    その入力された前記廃棄物データについての承認処理を
    行い、 前記廃棄物データに承認フラグデータを付し、 その承認フラグデータは、前記承認処理された前記廃棄
    物データと関連付けられ、かつコード化されたデータで
    あることを特徴とする廃棄物データ管理方法。
  5. 【請求項5】前記承認フラグデータは、未承認および承
    認済を示すコードであることを特徴とする請求項4に記
    載の廃棄物データ管理方法。
  6. 【請求項6】前記承認フラグデータは、前記廃棄物レポ
    ートに関連付けられたアクションレポートの有無を示す
    コードであることを特徴とする請求項4に記載の廃棄物
    データ管理方法。
JP2001342449A 2001-11-07 2001-11-07 廃棄物データ管理システム及び廃棄物データ管理方法 Withdrawn JP2003141312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342449A JP2003141312A (ja) 2001-11-07 2001-11-07 廃棄物データ管理システム及び廃棄物データ管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342449A JP2003141312A (ja) 2001-11-07 2001-11-07 廃棄物データ管理システム及び廃棄物データ管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003141312A true JP2003141312A (ja) 2003-05-16

Family

ID=19156306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001342449A Withdrawn JP2003141312A (ja) 2001-11-07 2001-11-07 廃棄物データ管理システム及び廃棄物データ管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003141312A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082424A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Hitachi Plant Technologies Ltd 細胞培養調整に用いた廃棄資材の管理方法及び管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082424A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Hitachi Plant Technologies Ltd 細胞培養調整に用いた廃棄資材の管理方法及び管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109426543B (zh) 针对混合劳动力的机器人操作控制系统
van der Aalst et al. Deadline-based escalation in process-aware information systems
US20090063234A1 (en) Method and apparatus for capacity management and incident management system
WO2005010681A2 (en) Method and system for managing regulatory information
WO2011014442A1 (en) Systematic rule-based workflow tasking and event scheduling
WO2005078612A1 (en) Intelligent state engine system
US20140136216A1 (en) System and method for processing data related to case management for injured individuals
CN101124571A (zh) 生成与电子图像文件相关的任务的系统及方法
WO2002019242A1 (en) Method for selling marine cargo insurance in a network environment
CN114462969A (zh) 项目进度实时监控方法、装置、电子设备及存储介质
US20090177517A1 (en) System and method for tracking a contract
KR101845417B1 (ko) 지적재산권 업무 관리 시스템 및 지적재산권 업무 관리 방법
JP2007280396A (ja) フォームを用いたビジネス案件管理
CN112396397A (zh) 运维事务归集和管理系统
US20060224400A1 (en) Business event notifications on aggregated thresholds
JP2016512907A (ja) レビューポータル
JP5772358B2 (ja) レビュー評価システムおよび方法
JP2021009668A (ja) 労務関係書面作成システム、労務関係書面作成プログラム、及び労務関係書面作成サービスの提供方法
JP2003141312A (ja) 廃棄物データ管理システム及び廃棄物データ管理方法
US20100145748A1 (en) Information technology planning based on enterprise architecture
US8775217B1 (en) System and method for managing account processing
JP2003331113A (ja) ビジネスプロセスの自律改善システム及び方法
JP4360055B2 (ja) 作業遅延を防止するワークフローの支援プログラム、支援方法、および支援サーバ
Otjacques et al. Cooperation indexes to support workspace awareness
JP2015230549A (ja) メンテナンスレポート提供システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201