JP2003141280A - 稼働状況監視システム、商品情報処理装置、監視装置、およびプログラム - Google Patents

稼働状況監視システム、商品情報処理装置、監視装置、およびプログラム

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JP2003141280A
JP2003141280A JP2001342703A JP2001342703A JP2003141280A JP 2003141280 A JP2003141280 A JP 2003141280A JP 2001342703 A JP2001342703 A JP 2001342703A JP 2001342703 A JP2001342703 A JP 2001342703A JP 2003141280 A JP2003141280 A JP 2003141280A
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Atsushi Nakamura
篤 中村
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品情報処理装置の稼働状況を常時把握する
ことができる稼働状況監視システムを提供する。 【解決手段】 稼働状況監視システム1において、監視
装置2と複数の商品情報処理装置3とをLAN8で接続
する。商品情報処理装置3の制御部30がタイマ37を
参照しつつ、定期的に商品情報処理装置3の稼働状況を
取得して、ステータスコードに変換し、監視装置2に送
信する。監視装置2では、受信したステータスコードか
ら商品情報処理装置3の稼働状況を判定し、表示部24
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地から商品情
報処理装置の稼働状況を把握する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メーカのメンテナンスセンタ
のような遠隔地からユーザの店舗に設置されている電子
料金秤やラベルプリンタなどの商品情報処理装置の稼働
状況を把握する技術が知られている。例えば、特開20
01−202569公報には、インターネットを介して
メーカのホストコンピュータと商品情報処理装置とを接
続して、商品情報処理装置の稼働状況を把握し、メンテ
ナンスを行う技術が提案されている。上記公報に記載さ
れた技術によれば、商品情報処理装置に不具合が生じた
場合、ユーザが当該商品情報処理装置を遠隔操作モード
に切り替えて、メーカ側のホストコンピュータを呼び出
し、商品情報処理装置の稼働状況に関する必要な情報を
送受信することにより当該商品情報処理装置を復旧させ
ることができる。また、同様の手順により商品に関する
情報なども送受信され、担当者がユーザの店舗に行くこ
となくこれらの処理を完了することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
記載された技術では、商品情報処理装置をユーザが操作
しなければホストコンピュータに接続されないため、メ
ーカのホストコンピュータにおいて、任意のタイミング
あるいは常時、商品情報処理装置の稼働状況を把握する
ことはできないという問題があった。
【0004】また、送受信されるデータが画面の情報な
どであるため情報量が比較的多く、接続される商品情報
処理装置の数が増加するとネットワークに膨大な負担が
かかるという問題があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、ネットワークに負荷をかけることなく、任意のタ
イミングあるいは常時、商品情報処理装置の稼働状況を
把握することができる稼働状況監視システムを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、稼働状況監視システムであっ
て、a)商品に関する情報を処理する商品情報処理装置
と、b)前記商品情報処理装置の稼働状況を監視する監視
装置とを備え、前記商品情報処理装置が、a-1)前記商品
情報処理装置の稼働状況を定期的に取得する取得手段
と、a-2)前記取得手段により取得された前記稼働状況を
ステータスコードに変換する変換手段と、a-3)ネットワ
ークを介して前記ステータスコードの最新のものを前記
監視装置に送信する第1通信手段と、を備え、前記監視
装置が、b-1)前記ネットワークを介して前記商品情報処
理装置との間でデータ通信を行う第2通信手段と、b-2)
前記第2通信手段が受信した前記ステータスコードに基
づいて前記商品情報処理装置の稼働状況を判定する判定
手段と、b-3)前記判定手段により判定された前記商品情
報処理装置の稼働状況を表示する表示手段とを備える。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る稼働状況監視システムであって、前記第1通信手
段が、前記ステータスコードとともに、前記商品情報処
理装置のメモリ使用量に関する情報を前記監視装置に送
信する。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項1または
2の発明に係る稼働状況監視システムであって、前記監
視装置が、b-4)オペレータの指示入力に基づいて前記ス
テータスコードの最新のものを送信するよう前記商品情
報処理装置に要求する状況要求手段をさらに備える。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
3のいずれかの発明に係る稼働状況監視システムであっ
て、前記監視装置が前記ネットワークを介して複数の前
記商品情報処理装置とデータ通信可能とされており、前
記表示手段が、それぞれの前記商品情報処理装置の稼働
状況を表示する。
【0010】また、請求項5の発明は、商品に関する情
報を処理する商品情報処理装置であって、前記商品情報
処理装置の稼働状況を定期的に取得する取得手段と、前
記取得手段により取得された前記稼働状況をステータス
コードに変換する変換手段と、ネットワークを介して前
記ステータスコードの最新のものを監視装置に送信する
通信手段とを備える。
【0011】また、請求項6の発明は、商品に関する情
報を処理するプログラムであって、前記プログラムのコ
ンピュータによる実行は、前記コンピュータに、前記コ
ンピュータの稼働状況を定期的に取得する取得工程と、
前記取得手段により取得された前記稼働状況をステータ
スコードに変換する変換工程と、ネットワークを介して
前記ステータスコードの最新のものを監視装置に送信す
る通信工程とを実行させる。
【0012】また、請求項7の発明は、商品情報処理装
置の稼働状況を監視する監視装置であって、ネットワー
クを介して前記商品情報処理装置との間でデータ通信を
行う通信手段と、前記通信手段が前記商品情報処理装置
から受信したステータスコードに基づいて前記商品情報
処理装置の稼働状況を判定する判定手段と、前記判定手
段により判定された前記商品情報処理装置の稼働状況を
表示する表示手段とを備える。
【0013】また、請求項8の発明は、商品情報処理装
置の稼働状況を監視するプログラムであって、前記プロ
グラムのコンピュータによる実行は、前記コンピュータ
に、ネットワークを介して前記商品情報処理装置との間
でデータ通信を行う通信工程と、前記通信工程が前記商
品情報処理装置から受信したステータスコードに基づい
て前記商品情報処理装置の稼働状況を判定する判定工程
と、前記判定工程により判定された前記商品情報処理装
置の稼働状況を表示する表示工程とを実行させる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0015】<1. 実施の形態>図1は、本実施の形
態における稼働状況監視システム1の構成を示すブロッ
ク図である。稼働状況監視システム1は、監視装置2と
商品情報処理装置3とがLAN(local area network)
8を介して接続される構成である。なお、図1には2台
の商品情報処理装置3のみ図示しているが、商品情報処
理装置3の数はこれに限られるものではない。また、商
品情報処理装置3は、具体的には計量器やラベルプリン
タ、値付け装置などが該当する。
【0016】監視装置2は、一般的なパーソナルコンピ
ュータと同様の構成であり、監視装置2の各部の制御を
行う制御部20、後述する処理を実行するためのプログ
ラム210および各種データを記憶する記憶部21、L
AN8を介して複数の商品情報処理装置3との間でデー
タ通信を行う通信部22、キーボードやマウスからなる
操作部23、各種データを表示する表示部24、および
時間を測定するタイマ27を備える。なお、表示部24
としては、例えば液晶ディスプレイなどを用いることが
できる。また、制御部20には、各種演算を行うCPU
200および一時的にデータを記憶するメモリ201が
含まれる。
【0017】商品情報処理装置3は、商品情報処理装置
3の各部の制御を行う制御部30、後述する処理を実行
するためのプログラム310および各種データを記憶す
る記憶部31、LAN8を介して各種データを監視装置
2に送信する通信部32、各種ボタン類などからなる操
作部33、および各種データを表示する表示部34を備
える。また、価格や商品名などの商品に関する情報をラ
ベルなどに印刷する印刷部35、商品の重量などを計量
する計量部36、および定期的に稼働状況を取得するた
めの時間を計測するタイマ37を備える。なお、制御部
30には、各種演算を行うCPU300および一時的に
データを記憶するメモリ301が含まれる。
【0018】監視装置2は一般的には管理センタや監視
室などオペレータのいる場所に設置され、商品情報処理
装置3は工場内や店舗内などの実際に商品を取り扱う構
内に設置される。
【0019】図2は、監視装置2の制御部20における
機能構成をデータの流れ、および他の構成とともに示す
図である。図2に示すデータ取得部202および状況判
定部203は、CPU200が記憶部21に記憶されて
いるプログラム210に従って動作することにより実現
される機能である。
【0020】データ取得部202は、オペレータにより
操作部23が操作され、商品情報処理装置3のステータ
スデータ101を取得するよう指示が入力されると、そ
の指示を通信部22に転送する。また、随時得られる状
況判定データ102に基づいて稼働状況履歴(図示せ
ず)を作成し、記憶部21に保存する。さらに、必要に
応じてメモリ201および記憶部21上の各種データを
取得して必要な処理を行って表示部24に表示させる機
能をも有する。なお、稼働状況履歴とは、各商品情報処
理装置3ごとに作成され、当該商品情報処理装置3が過
去、どのような稼働状況にあったかを示す情報である。
【0021】状況判定部203は、通信部22により受
信される最新のステータスデータ101を取得して、予
め記憶部21に保存されている変換テーブルを参照しつ
つ、商品情報処理装置3の稼働状況を判定し、状況判定
データ102を作成する。また、タイマ27を参照する
ことにより、所定の時間が経過してもステータスデータ
101を送信してこない商品情報処理装置3について
は、稼働状況が電源OFFであるとみなして処理を行
う。なお、作成された状況判定データ102は、メモリ
201上に保存される。
【0022】図3は、商品情報処理装置3の制御部30
における機能構成をデータの流れ、および他の構成とと
もに示す図である。図3に示す状況取得部302および
変換部303は、CPU300が記憶部31に記憶され
ているプログラム310に従って動作することにより実
現される機能である。
【0023】状況取得部302は、タイマ37からの指
示があると、商品情報処理装置3の各部の状態を取得す
ることにより商品情報処理装置3の稼働状況を取得し、
状況データ100を作成する。例えば、計量部36が稼
働している状態では、計量値付け中であることを示す状
況データ100を作成する。なお、タイマ37は所定の
時間が経過するごとに(定期的に)状況取得部302に
対して状況データ100を作成するよう指示を与える。
また、通信部32がステータスデータ101を送信する
よう要求する情報(以下、単に「送信要求」と略す
る。)を監視装置2から受信した場合、通信部32から
の指示に応じて状況データ100を作成する。さらに、
状況取得部302は、状況データ100を作成する際に
メモリ301の使用量に関する情報(本実施の形態にお
いては「メモリ残量」)と、監視装置2が個々の商品情
報処理装置3を識別するための情報(以下、「装置I
D」と称する。)とを状況データ100に含める。
【0024】変換部303は、状況データ100をメモ
リ301上から取得し、予め記憶部31に記憶されてい
る変換テーブルに基づいて状況データ100をステータ
スデータ101に変換する機能を有する。
【0025】図4は、商品情報処理装置3の本実施の形
態に係る動作を示す流れ図である。
【0026】まず、状況取得部302がタイマ37から
状況データ100を作成するよう指示があったか否か、
および通信部32が送信要求を受信しているか否かを判
定する(ステップS11,S12)。ステップS11お
よびステップS12における判定がいずれもNoである
場合(タイマ37および通信部32のいずれもが状況デ
ータ100を作成するよう指示していない場合)は、ス
テップS11からの処理を繰り返す。
【0027】一方、ステップS11およびステップS1
2における判定のいずれかがYesである場合(タイマ
37および通信部32のいずれかが状況データ100を
作成するよう指示している場合)は、状況取得部302
が商品情報処理装置3の稼働状況を取得し(ステップS
13)、状況データ100を作成する(ステップS1
4)。なお、前述のようにステップS14が実行される
際に状況データ100にはメモリ残量と、装置IDとが
付加される。
【0028】状況データ100が作成されると、変換部
303が記憶部31に記憶されている変換テーブルを参
照しつつ、状況データ100に示されている稼働状況を
ステータスコードに変換し(ステップS15)、ステー
タスデータ101を作成する(ステップS16)。
【0029】表1は、変換部303がステップS16で
参照する変換テーブルの例を示した表である。
【0030】
【表1】
【0031】例えば、変換部303は、状況データ10
0に示される稼働状況が「計量値付け中」である場合
は、ステータスコード「1」を示すステータスデータ1
01を作成する。すなわち、この例においては商品情報
処理装置3の稼働状況を1バイトのデータ量で表現する
ことができる。
【0032】ステータスデータ101が作成されると、
通信部32がLAN8を介してステータスデータ101
を監視装置2に送信する(ステップS17)。なお、変
換部303は、ステータスデータ101を作成する際に
は、以前に作成したステータスデータ101を削除する
ため、メモリ301上に作成されているステータスデー
タ101は、常に最新のものである。
【0033】これにより、稼働状況監視システム1で
は、予め定期的に商品情報処理装置3の稼働状況を取得
して、最新の情報を監視装置2に送信することにより、
監視装置2においては常に最新の稼働状況を把握するこ
とができる。また、ステータスデータ101にはステー
タスコードとともに、商品情報処理装置3のメモリ使用
量に関する情報が含まれており、当該情報を監視装置2
に送信することにより、商品情報処理装置3のメモリ残
量が足りなくなったことによって稼働が阻害されている
ような場合に、それを早期に知得してその対策をとるこ
とができる。
【0034】図5は、監視装置2の本実施の形態に係る
動作を示す流れ図である。
【0035】まず、通信部22が商品情報処理装置3か
らステータスデータ101を受信したか否かを状況判定
部203が判定し、ステータスデータ101を受信して
いない場合はステップS22ないしS26をスキップす
る(ステップS21)。
【0036】一方、ステータスデータ101を受信した
場合は、状況判定部203がステータスデータ101を
メモリ201上から取得し、記憶部21に記憶されてい
る変換テーブルを参照しつつ稼働状況の判定を行い、状
況判定データ102を作成する(ステップS22)。な
お、ステータスデータ101は、LAN8に接続された
それぞれの商品情報処理装置3から送信されるため、以
下の処理はステータスデータ101に含まれる装置ID
に基づいて各商品情報処理装置3ごとに行われる。
【0037】表2は、状況判定部203がステップS2
2において参照する変換テーブルの例を示す表である。
【0038】
【表2】
【0039】なお、状況判定部203は、常にタイマ2
7を参照しており、所定の時間が経過してもステータス
データ101を送信しなかった商品情報処理装置3につ
いては、ステータスコード「8」のステータスデータ1
01を受信したものとして処理を行う。すなわち、その
場合、稼働状況が「電源OFF」を示す状況判定データ
102が作成される。これにより、電源が切られている
ために定期的にステータスデータ101を送信すること
ができない商品情報処理装置3の稼働状況も監視装置2
において把握することができる。
【0040】状況判定データ102が作成されると、デ
ータ取得部202が状況判定データ102を取得し(ス
テップS23)、必要な処理を行って、表示部24に商
品情報処理装置3の稼働状況を表示する(ステップS2
4)。
【0041】図6および図7は、監視装置2において商
品情報処理装置3の稼働状況を示す稼働状況表示画面4
00の例を示した図である。なお、図6および図7に
は、図1において図示しない3台目ないし5台目の商品
情報処理装置3の稼働状況についても表示している。
【0042】図6に示す稼働状況表示画面400では、
装置IDが「01」の商品情報処理装置3が「計量値付
け中」であり、装置IDが「02」の商品情報処理装置
3が「待機中」であって、他の商品情報処理装置3は
「電源OFF」の状態であることが表示されている。ま
た、電源が投入されているものについてはメモリ残量も
表示される。なお、リフレッシュボタン410および履
歴表示ボタン411の機能については後述する。
【0043】ここで、例えば装置ID「03」の商品情
報処理装置3からステータスデータ101を受信する
と、前述の処理(ステップS21ないしS24)に従っ
て稼働状況表示画面400の表示が、例えば図7に示す
ような画面に更新される。
【0044】これにより、LAN8に接続された複数の
商品情報処理装置3のうちのいずれの装置からステータ
スデータ101を受信した場合であっても、その情報か
らそれぞれの商品情報処理装置3の稼働状況を判定して
一覧として表示することができ、監視装置2において複
数の商品情報処理装置3の稼働状況を一括して管理する
ことができる。
【0045】ステップS24が実行され表示部24に稼
働状況が表示(稼働状況表示画面400が更新)される
と、データ取得部202は、ステップS23で取得した
状況判定データ102に基づいて稼働状況履歴を作成し
て記憶部21に保存する(ステップS25)。
【0046】ステータスデータ101を受信した場合の
処理(ステップS22ないしS25)が終了すると、デ
ータ取得部202は、オペレータが操作部23を操作す
ることにより各商品情報処理装置3に対してステータス
データ101の送信要求の指示が入力されたか否かを判
定する(ステップS26)。送信要求の指示が入力され
ている場合は、送信要求を各商品情報処理装置3に送信
する(ステップS27)。送信要求を受信した各商品情
報処理装置3では、前述のステップS12が実行される
ことにより、監視装置2にステータスデータ101を送
信する処理が行われ(図4:ステップS13ないしS1
7)、監視装置2では受信したステータスデータ101
に基づいてステップS22ないしS24が実行され、稼
働状況表示画面400が更新(リフレッシュ)される。
【0047】これにより、オペレータの指示入力に基づ
いてステータスコードの最新のものを送信するよう商品
情報処理装置3に要求することができ、オペレータが望
む任意のタイミングで情報を更新することにより、情報
のリアルタイム性を向上させることができる。なお、本
実施の形態において、当該送信要求の指示は図6および
図7に示すリフレッシュボタン410をマウスでクリッ
クすることによって与えられるが、もちろん他の方法が
用いられてもよい。例えば、専用のボタンを押下する、
あるいはコマンドを入力するなどによって与えられても
よい。
【0048】次に、データ取得部202は、オペレータ
が操作部23を操作することにより稼働履歴表示の指示
が入力されたか否かを判定し(ステップS28)、履歴
表示ボタン411(図6および図7参照)がマウスでク
リックされることにより、稼働履歴表示の指示が入力さ
れた場合には、記憶部21に記憶されている稼働履歴に
基づいて表示部24に稼働履歴を表示する。
【0049】図8は、表示部24に表示される稼働履歴
表示画面401の例を示す図である。図8に示す稼働履
歴表示画面401は、装置ID「01」の商品情報処理
装置3の稼働履歴を示している。
【0050】稼働履歴表示画面401における「電源投
入比率」の円グラフは、当該商品情報処理装置3の電源
が投入されていた時間と電源OFFにされていた時間と
の比率を示している。「電源投入時の稼働状況種別比
率」の円グラフは、当該商品情報処理装置3の電源が投
入されていた時間に対する各稼働状況の占める時間比率
を示している。
【0051】このように、稼働履歴表示画面401を見
ながらオペレータが各商品情報処理装置3の過去の稼働
状況を把握することにより、例えば、電源投入時間に対
して「計量値付け中」の時間の占める比率が多い商品情
報処理装置3が設置されている部門には新たに商品情報
処理装置3を増設したり、あるいは逆に「待機中」の時
間の占める比率が多い商品情報処理装置3に対しては電
源OFFにするなどの対策を採ることができる。なお、
再度稼働状況表示画面400を表示させるには、オペレ
ータが戻るボタン412をマウスでクリックすれば、監
視装置2の表示部24に稼働状況表示画面400が表示
される。
【0052】監視装置2では以上の処理が終了すると、
ステップS21に戻って処理を繰り返す。
【0053】以上により、本実施の形態における稼働状
況監視システム1では、商品情報処理装置3において予
め定期的に稼働状況を取得して、最新の情報を監視装置
2に送信することにより、監視装置2においては常に最
新の稼働状況を把握することができる。また、商品情報
処理装置3の稼働状況をオペレータが任意のタイミング
で要求することができることから、情報のリアルタイム
性を向上させることができる。
【0054】また、稼働状況をステータスコードに変換
して送信することにより、送信するデータ量を最小限に
することができ、複数の商品情報処理装置3が定期的に
送信してもネットワークにかかる負担を減らすことがで
きるとともに、データの送信遅延を防止することができ
ることから情報のリアルタイム性を向上させることがで
きる。さらに、ネットワークを介して接続される商品情
報処理装置3が複数であっても、それぞれの稼働状況を
表示することにより、監視装置2において一括して管理
することができ、例えば、部門ごとに商品情報処理装置
3が使用される頻度などを把握することができる。
【0055】<2. 変形例>以上、本発明の実施の形
態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0056】例えば、上記実施の形態では、LAN8に
接続される2つの商品情報処理装置3の構成が全く同一
のものとして示されている(図1参照)が、商品情報処
理装置3の構成はこれに限られるものではない。例え
ば、計量部36を備え商品の計量を行う機能は有してい
るが、ラベルを印刷する機能(印刷部35)がないもの
であってもよい。すなわち、本実施の形態における商品
情報処理装置3は、商品に関する情報を処理するための
機能、制御部30、記憶部31、通信部32、およびタ
イマ37を備える装置であれば異なる構成を有する装置
であってもよい。
【0057】また、監視装置2は、ステータスデータ1
01を受信するたびに表示部24に稼働状況を表示する
(ステップS24)と説明したが、オペレータが稼働履
歴表示画面401を表示している間はステップS24を
スキップするようにしてもよい。
【0058】また、上記実施の形態では、タイマにより
定期的に稼働状況の取得がされステータスデータ101
が送信されるが、所定時間間隔で定期的に取得する場合
だけでなく、商品情報処理装置3の稼働状況が変化した
場合にも監視装置2に対してステータスデータ101を
送信するようにしてもよい。例えば、「待機中」から
「計量値付け中」に稼働状況が変化する場合に「計量値
付け中」を示すステータスデータ101を送信するよう
にしてもよい。
【0059】
【発明の効果】請求項1ないし4に記載の発明では、商
品情報処理装置が、商品情報処理装置の稼働状況を定期
的に取得し、取得された稼働状況をステータスコードに
変換して、ネットワークを介してステータスコードの最
新のものを監視装置に送信することにより、監視装置に
おいては常に最新の稼働状況を把握することができる。
また、稼働状況をステータスコードに変換して送信する
ため、データ量を減らすことができ、ネットワークの負
担を軽減することができる。
【0060】請求項2に記載の発明では、ステータスコ
ードとともに、商品情報処理装置のメモリ使用量に関す
る情報を監視装置に送信することにより、商品情報処理
装置のメモリ残量が足りなくなったことによって稼働が
阻害されているような場合に、それを早期に知得してそ
の対策をとることができる。
【0061】請求項3に記載の発明では、オペレータの
指示入力に基づいてステータスコードの最新のものを送
信するよう商品情報処理装置に要求することにより、オ
ペレータが望むタイミングで情報を更新することがで
き、リアルタイム性を向上させることができる。
【0062】請求項4に記載の発明では、監視装置がネ
ットワークを介して複数の商品情報処理装置とデータ通
信可能とされており、表示手段が、それぞれの商品情報
処理装置の稼働状況を表示することにより、複数の商品
情報処理装置の稼働状況を一括して管理することができ
る。
【0063】請求項5に記載の発明では、請求項1に記
載の発明に最適な商品情報処理装置を提供することがで
きる。
【0064】請求項6に記載の発明では、コンピュータ
を請求項1に記載の発明に最適な商品情報処理装置とし
て機能させることができる。
【0065】請求項7に記載の発明では、請求項1に記
載の発明に最適な監視装置を提供することができる。
【0066】請求項8に記載の発明では、コンピュータ
を請求項1に記載の発明に最適な監視装置として機能さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における稼働状況監視システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】監視装置の制御部における機能構成をデータの
流れ、および他の構成とともに示す図である。
【図3】商品情報処理装置の制御部における機能構成を
データの流れ、および他の構成とともに示す図である。
【図4】商品情報処理装置の本実施の形態に係る動作を
示す流れ図である。
【図5】監視装置の本実施の形態に係る動作を示す流れ
図である。
【図6】監視装置において商品情報処理装置の稼働状況
を表示する稼働状況表示画面の例を示した図である。
【図7】監視装置において商品情報処理装置の稼働状況
を表示する稼働状況表示画面の例を示した図である。
【図8】表示部に表示される稼働履歴表示画面の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 稼働状況監視システム 2 監視装置 20 制御部 202 データ取得部 203 状況判定部 210 プログラム 22 通信部 23 操作部 24 表示部 3 商品情報処理装置 30 制御部 302 状況取得部 303 変換部 310 プログラム 32 通信部 37 タイマ 400 稼働状況表示画面 401 稼働履歴表示画面 410 リフレッシュボタン 8 LAN

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 稼働状況監視システムであって、 a)商品に関する情報を処理する商品情報処理装置と、 b)前記商品情報処理装置の稼働状況を監視する監視装置
    と、を備え、 前記商品情報処理装置が、 a-1)前記商品情報処理装置の稼働状況を定期的に取得す
    る取得手段と、 a-2)前記取得手段により取得された前記稼働状況をステ
    ータスコードに変換する変換手段と、 a-3)ネットワークを介して前記ステータスコードの最新
    のものを前記監視装置に送信する第1通信手段と、を備
    え、 前記監視装置が、 b-1)前記ネットワークを介して前記商品情報処理装置と
    の間でデータ通信を行う第2通信手段と、 b-2)前記第2通信手段が受信した前記ステータスコード
    に基づいて前記商品情報処理装置の稼働状況を判定する
    判定手段と、 b-3)前記判定手段により判定された前記商品情報処理装
    置の稼働状況を表示する表示手段と、を備えることを特
    徴とする稼働状況監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の稼働状況監視システム
    であって、 前記第1通信手段が、前記ステータスコードとともに、
    前記商品情報処理装置のメモリ使用量に関する情報を前
    記監視装置に送信することを特徴とする稼働状況監視シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の稼働状況監視
    システムであって、前記監視装置が、 b-4)オペレータの指示入力に基づいて前記ステータスコ
    ードの最新のものを送信するよう前記商品情報処理装置
    に要求する状況要求手段をさらに備えることを特徴とす
    る稼働状況監視システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の稼
    働状況監視システムであって、 前記監視装置が前記ネットワークを介して複数の前記商
    品情報処理装置とデータ通信可能とされており、 前記表示手段が、それぞれの前記商品情報処理装置の稼
    働状況を表示することを特徴とする稼働状況監視システ
    ム。
  5. 【請求項5】 商品に関する情報を処理する商品情報処
    理装置であって、 前記商品情報処理装置の稼働状況を定期的に取得する取
    得手段と、 前記取得手段により取得された前記稼働状況をステータ
    スコードに変換する変換手段と、 ネットワークを介して前記ステータスコードの最新のも
    のを監視装置に送信する通信手段と、を備えることを特
    徴とする商品情報処理装置。
  6. 【請求項6】 商品に関する情報を処理するプログラム
    であって、前記プログラムのコンピュータによる実行
    は、前記コンピュータに、 前記コンピュータの稼働状況を定期的に取得する取得工
    程と、 前記取得手段により取得された前記稼働状況をステータ
    スコードに変換する変換工程と、 ネットワークを介して前記ステータスコードの最新のも
    のを監視装置に送信する通信工程と、を実行させること
    を特徴とするプログラム。
  7. 【請求項7】 商品情報処理装置の稼働状況を監視する
    監視装置であって、 ネットワークを介して前記商品情報処理装置との間でデ
    ータ通信を行う通信手段と、 前記通信手段が前記商品情報処理装置から受信したステ
    ータスコードに基づいて前記商品情報処理装置の稼働状
    況を判定する判定手段と、 前記判定手段により判定された前記商品情報処理装置の
    稼働状況を表示する表示手段と、を備えることを特徴と
    する監視装置。
  8. 【請求項8】 商品情報処理装置の稼働状況を監視する
    プログラムであって、前記プログラムのコンピュータに
    よる実行は、前記コンピュータに、 ネットワークを介して前記商品情報処理装置との間でデ
    ータ通信を行う通信工程と、 前記通信工程が前記商品情報処理装置から受信したステ
    ータスコードに基づいて前記商品情報処理装置の稼働状
    況を判定する判定工程と、 前記判定工程により判定された前記商品情報処理装置の
    稼働状況を表示する表示工程と、を実行させることを特
    徴とするプログラム。
JP2001342703A 2001-11-08 2001-11-08 稼働状況監視システム、商品情報処理装置、監視装置、およびプログラム Pending JP2003141280A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510227A (ja) * 2003-10-28 2007-04-19 ストーク タウンゼント インコーポレイテッド 装置からのデータをダウンロードする方法及びシステム
JP2014174935A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Kyocera Document Solutions Inc 機器管理システム、機器管理方法、および機器管理プログラム

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