JP7032922B2 - 診断装置、診断装置の制御方法、および制御プログラム - Google Patents
診断装置、診断装置の制御方法、および制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7032922B2 JP7032922B2 JP2017249668A JP2017249668A JP7032922B2 JP 7032922 B2 JP7032922 B2 JP 7032922B2 JP 2017249668 A JP2017249668 A JP 2017249668A JP 2017249668 A JP2017249668 A JP 2017249668A JP 7032922 B2 JP7032922 B2 JP 7032922B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diagnostic
- diagnosis
- unit
- information
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Description
以下、本発明の一実施形態について、図1~図9に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る設備診断システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る設備診断システムの一例である、設備診断システム100を示す図であり、設備診断システム100に含まれる診断装置1の要部構成の一例を示すブロック図である。
引き続き図1を参照し、診断装置1の要部構成について説明する。診断装置1は、制御部10、記憶部11、計測情報取得部12、通信部13、および操作部14を備えている。
実行部101は、診断装置1における各種処理を実行する。実行部101は、取得制御部103(取得部)、診断部104、および診断情報送信部105(送信部)を含んでいる。
実行制御部102は、実行部101の処理を監視し、該処理負荷(実行部101を動作させるCPUのCPU負荷率)が所定の閾値以上となることが予測される場合、該処理負荷が所定の閾値未満となるように、実行部101が実行する処理を制御する。具体的には、実行制御部102は、上記処理負荷が所定の閾値以上となることが予測される場合、取得制御部103による計測情報の取得、診断部104による診断、および診断情報送信部105による診断情報の送信の少なくともいずれかの実行を制御する。これにより、実行部101の安定した動作を維持させる。なお、上記所定の閾値としては、例えば、実行部101の安定した動作を確実に維持できる処理負荷の最大値を選択すればよい。当該選択は、処理負荷の実測値に基づいて行ってもよい。
図5は、実行制御部102が実行する制御の一例を示す図である。実行制御部102は、図示のように、診断情報の送信の処理の前に、実行部101が実行する処理の処理負荷が所定の閾値未満となるような制御が必要か否かを判定する(S4)。該判定は、一例として、診断部104による診断が開始されてから、該診断が終了するまでに行われてもよい。
実行制御部102が行う制御は、上述したものに限定されない。以降、実行制御部102が行う制御の他の例を説明する。図7は、実行制御部102が実行する制御のさらなる別の例を示す図である。
図8は、実行制御部102が実行する制御のさらなる別の例を示す図である。実行制御部102は、制御が必要であると判定した場合、一例として、診断部104に、診断を一時停止させながら(S45、実行制御ステップ)、実行させる(S42)。これにより、図8に示すように、診断の実行時間は長くなるものの、診断に基づく処理負荷が小さくなるため、処理負荷の合計値を所定の閾値未満とすることができる。
図9は、実行制御部102が実行する制御のさらなる別の例を示す図である。実行制御部102は、制御が必要であると判定した場合、一例として、診断情報の送信の期間中に開始される予定の新たな診断を、該送信が完了した後に、診断部104に開始させる。つまり、実行制御部102は、図示のように、診断情報の送信が完了するまで、診断部104に診断の開始を待機させ(S6、実行制御ステップ)、診断情報の送信が完了した後に、診断を開始させる。換言すれば、実行制御部102は、診断の開始を遅らせる。
以下、本発明の他の実施形態について、図10~図12に基づいて詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
診断装置1aは、制御部10に代えて制御部10aを備える点、および、記憶部11に代えて記憶部11aを備える点が、実施形態1で説明した診断装置1と異なる。
図12は、実行制御部102が実行する制御のさらなる別の例を示す図である。実行制御部102は、制御が必要であると判定した場合、一例として、診断の実行期間中に開始される予定の診断情報の送信を、該診断が完了した後に、診断情報送信部105aに開始させる。つまり、実行制御部102は、図示のように、診断が完了するまで、診断情報送信部105aに診断情報の送信開始を待機させ(S7、実行制御ステップ)、診断が完了した後に、診断情報の送信を開始させる。換言すれば、実行制御部102は、診断情報の送信開始を遅らせる。
以下、本発明のさらなる別の実施形態について、図13~図16に基づいて詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
診断装置1bは、制御部10に代えて制御部10bを備える点、および、記憶部11に代えて記憶部11bを備える点が、実施形態1で説明した診断装置1と異なる。
図15は、実行制御部102が実行する制御のさらなる別の例を示す図である。実行制御部102は、制御が必要であると判定した場合、一例として、診断情報送信部105bに、計測情報の一部をサーバ4へ送信させる(S58、実行制御ステップ)。例えば、診断情報送信部105bは、送信バッファに格納された計測情報の10%のみをサーバ4へ送信し、残りの90%を破棄する。これにより、図示のように、計測情報の送信にかかる時間が短縮される。実行制御部102が、図示のように、計測情報の送信が、診断情報の送信および診断の少なくとも一方と同時に行われなくなる程度に、計測情報の送信にかかる時間を短縮することで、処理負荷の合計値を所定の閾値未満とすることができる。
図16は、実行制御部102が実行する制御のさらなる別の例を示す図である。実行制御部102は、制御が必要であると判定した場合、一例として、診断情報送信部105bに、サーバ4への計測情報の送信を中止させる(実行制御ステップ)。これにより、図示のように、計測情報の送信に基づく処理負荷が0となるので、処理負荷の合計値を所定の閾値未満とすることができる。
実行制御部102は、上述した「制御の例1~7」に記載のいずれか1つのみを実行可能な構成であってもよいし、複数の制御を実行可能な構成であってもよい。後者の場合、実行制御部102は、複数の制御から1つを選択して実行してもよいし、複数の制御を同時に実行してもよい。前者の場合、実行制御部102は、各実施形態に係る実行部101、101a、101bの処理の実行状況、および、処理の実行予定の少なくとも一方に応じて、適切な制御を選択する構成であればよい。一例として、実行制御部102は、診断装置1に診断開始トリガが入力されることにより、予定されたタイミングとは異なるタイミングで診断が開始される場合、「制御の例3」に記載の、診断部104に診断を一時停止させながら実行させる制御を優先して行なってもよい。
診断装置1、1a、1bの制御ブロック(特に制御部10、10a、10bの各部)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
2 運転設備
4 サーバ(外部装置)
101 実行部
102 実行制御部
103 取得制御部(取得部)
104 診断部
105 診断情報送信部(送信部)
Claims (10)
- 産業施設において運転される運転設備の診断を行う診断装置であって、
前記運転設備において計測された物理量を示す計測情報を所定期間毎に取得する取得部と、
前記取得された計測情報に基づき前記運転設備を診断する診断部と、
前記診断部による診断が完了した後、当該診断に関する診断情報を外部装置に送信する送信部と、を含む実行部を備え、
前記取得、前記診断、および前記送信が同時に実行されると前記実行部の処理負荷が所定の閾値以上となることが予測される場合、前記処理負荷が前記閾値未満となるように、前記診断情報に係る送信の実行の制御をする実行制御部を備え、
前記実行制御部は、前記診断に関する前記診断情報の一部を選択し、選択された診断情報に係る送信が次の診断が開始される前までに完了するよう、前記診断情報に係る送信の実行の制御をする、ことを特徴とする診断装置。 - 前記所定期間は、前記診断の1回あたりの実行期間、および、前記送信の1回あたりの実行期間より短いことを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
- 前記実行制御部は、前記送信部に、前記診断情報のうち、前記外部装置に送信しなかった未送信情報を、該未送信情報を送信しても前記処理負荷が前記閾値未満となることが予測される期間において送信させることを特徴とする請求項1または2に記載の診断装置。
- 前記実行制御部は、前記処理負荷が前記閾値以上となることが予測されると、前記取得の実行の制御をし、前記取得部に、前記計測情報を前記所定期間より長い期間毎に取得させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の診断装置。
- 前記実行制御部は、前記処理負荷が前記閾値以上となることが予測されると、前記診断の実行の制御をし、前記診断部に、前記診断を一時停止させながら実行させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の診断装置。
- 前記実行制御部は、前記処理負荷が前記閾値以上となることが予測されると、前記診断の実行の制御をし、前記診断情報に係る送信の期間中に開始される予定の新たな診断を、当該送信が完了した後に、前記診断部に開始させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の診断装置。
- 前記実行制御部は、前記診断の期間中に開始される予定の送信を、当該診断が完了した後に、前記送信部に開始させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の診断装置。
- 前記送信部は、さらに、定期的に前記計測情報を前記外部装置へ送信するものであり、
前記実行制御部は、前記送信部に、前記計測情報の一部を前記外部装置へ送信させるか、または、前記計測情報の前記外部装置への送信を中止させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の診断装置。 - 産業施設において運転される運転設備の診断を行う診断装置を制御する制御方法であって、
前記運転設備において計測された物理量を示す計測情報を所定期間毎に取得する取得ステップと、
前記取得された計測情報に基づき前記運転設備を診断する診断ステップと、
前記診断ステップにおける診断が完了した後、当該診断に関する診断情報を外部装置に送信する送信ステップと、
前記取得ステップ、前記診断ステップ、および前記送信ステップが同時に実行されると処理負荷が所定の閾値以上となることが予測される場合、前記処理負荷が前記閾値未満となるように、前記診断情報に係る送信ステップの実行の制御をする実行制御ステップと、を含み、
前記実行制御ステップは、前記診断ステップに関する前記診断情報の一部を選択し、選択された診断情報に係る送信ステップが次の診断ステップが開始される前までに完了するよう、前記診断情報に係る送信ステップの実行の制御をする、ことを特徴とする制御方法。 - 請求項1に記載の診断装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記取得部、前記診断部、前記送信部、および前記実行制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017249668A JP7032922B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 診断装置、診断装置の制御方法、および制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017249668A JP7032922B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 診断装置、診断装置の制御方法、および制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019117429A JP2019117429A (ja) | 2019-07-18 |
JP7032922B2 true JP7032922B2 (ja) | 2022-03-09 |
Family
ID=67304404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017249668A Active JP7032922B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 診断装置、診断装置の制御方法、および制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7032922B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005038245A (ja) | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 設備監視制御装置、設備監視制御システム、設備監視制御方法及び設備監視制御用プログラム |
JP2006093855A (ja) | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子機器および監視システム |
JP2010033510A (ja) | 2008-07-31 | 2010-02-12 | Yokogawa Electric Corp | プラント診断装置 |
-
2017
- 2017-12-26 JP JP2017249668A patent/JP7032922B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005038245A (ja) | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 設備監視制御装置、設備監視制御システム、設備監視制御方法及び設備監視制御用プログラム |
JP2006093855A (ja) | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子機器および監視システム |
JP2010033510A (ja) | 2008-07-31 | 2010-02-12 | Yokogawa Electric Corp | プラント診断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019117429A (ja) | 2019-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6424930B1 (en) | Distributed processing system for component lifetime prediction | |
JP5075762B2 (ja) | センサノード及びセンサネットワークシステム | |
EP1703348B1 (en) | Programmable controller system | |
JP7330920B2 (ja) | データ流通制御装置、方法およびプログラム | |
JP5295352B2 (ja) | システムに関する動作予測を特定するための方法 | |
CN105209995A (zh) | 监视系统及其诊断装置和监视终端 | |
JP2011520170A5 (ja) | ||
CN104615067A (zh) | 控制装置以及控制方法 | |
JP7032922B2 (ja) | 診断装置、診断装置の制御方法、および制御プログラム | |
JP2021015494A (ja) | 警告管理システム | |
CN115904719B (zh) | 数据采集方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JP6773725B2 (ja) | データ収集システム、データ収集方法及び制御装置 | |
EP3139322A1 (en) | Data processing apparatus | |
JP7038629B2 (ja) | 機器状態監視装置及びプログラム | |
US11457293B2 (en) | Wireless communication device, control program and control method | |
JP2005136811A (ja) | 基地局診断装置及び基地局診断方法 | |
JP2007249759A (ja) | 監視システム | |
JP2018116518A (ja) | ジョブ監視プログラム、ジョブ監視装置及びジョブ監視方法 | |
JP7414789B2 (ja) | 故障時期予測装置、システム、方法、及びプログラム | |
WO2024062690A1 (ja) | データ処理装置、物理量計測装置、データ処理システム、及び、データ処理方法 | |
JPH03288242A (ja) | 計算機システムの負荷制御方法 | |
CN114175002B (zh) | 数据处理装置、方法及计算机可读取的记录介质 | |
EP4123403B1 (en) | Data distribution control device, method, and program | |
JP2021033630A (ja) | 監視システム、監視システムにおける監視方法、監視システムにおける監視プログラム | |
KR970008912B1 (ko) | 원격 프로토콜 시험장치에서 프로토콜 시험장치와 시험 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210824 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7032922 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |