JP2003141277A - 電子フォーム提供システム及び電子フォーム処理プログラム - Google Patents

電子フォーム提供システム及び電子フォーム処理プログラム

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JP2003141277A
JP2003141277A JP2001341596A JP2001341596A JP2003141277A JP 2003141277 A JP2003141277 A JP 2003141277A JP 2001341596 A JP2001341596 A JP 2001341596A JP 2001341596 A JP2001341596 A JP 2001341596A JP 2003141277 A JP2003141277 A JP 2003141277A
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Yoshifumi Takamune
桂史 高宗
Toshio Ariyoshi
俊雄 有吉
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを通じて利用者が電子フォーム
サーバから電子フォームを取得し利用する環境におい
て、利用者が効率よく電子フォームを利用することを可
能とする。 【解決手段】 電子フォームを利用する利用者の利用者
端末と、電子フォーム提供装置とがネットワークを通じ
て接続されている。利用者が利用者端末を操作して、電
子フォーム識別情報及び利用者識別情報を含む電子フォ
ーム要求を送信すると、電子フォーム提供装置は、受信
した電子フォーム識別情報に対応する電子フォームをフ
ォームデータベースから取得する。そして、その電子フ
ォームに含まれている個人情報項目定義データを参照し
て、個人情報項目を特定し、それらの項目に対応する個
人情報を個人情報データベースから取得して電子フォー
ム中に転記した後、要求元の利用者端末へ送信する。よ
って、利用者は、自分の個人情報が転記された状態で電
子フォームを取得することができ、入力作業が効率化さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
代表されるネットワークを利用した電子フォームの提供
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、省庁や企業などに対する申請、届
出、申込などの各種の手続は、ユーザが申請書などの紙
の書類に必要事項を記入し提出することにより行われて
いた。
【0003】しかし、近年のインターネットなどのネッ
トワーク技術の進歩により、今後はそのような手続がオ
ンラインで電子的に行われることが予測される。ユーザ
が紙の帳票に相当する電子フォームに必要事項を入力し
て電子書類(電子申請書、届出書など)を作成し、それ
をインターネットなどを利用してオンラインで申請先に
送信して電子的に手続を行うことができれば便利であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子フォームを利用し
て各種手続を行う際に、使用する電子フォーム中に個人
情報の入力欄が多数存在する場合、利用者は電子フォー
ムを作成する機会ごとに各項目を手入力する必要があ
る。しかし、各種の手続に使用する電子フォームにおい
ては、個人情報に関する入力欄が共通して存在する場合
が多い。例えば、利用者の氏名、住所などの一般的な個
人情報は、ほとんどの電子フォームに入力欄が設けられ
ているのが実状である。よって、そのような利用者の個
人情報を、利用者が電子フォーム毎に手入力していくの
は手間である。
【0005】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、ネットワークを通じて利用者が電子フォームサ
ーバから電子フォームを取得し利用する環境において、
利用者が効率よく電子フォームを利用することを可能と
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、ネットワークを通じて利用者端末と接続された電
子フォーム提供装置において、入力すべき個人情報項目
を示す個人情報項目定義データを含む電子フォームを記
憶するフォームデータベースと、利用者の個人情報を記
憶する個人情報データベースと、電子フォーム識別情報
及び利用者識別情報を含む電子フォーム要求を前記利用
者端末から受け取り、前記電子フォーム識別情報に基づ
いて前記フォームデータベースから電子フォームを取得
するフォーム取得手段と、取得した電子フォームに含ま
れる前記個人情報項目定義データ及び前記利用者識別情
報に基づいて、当該電子フォームに含まれる個人情報項
目に対応する個人情報を前記個人情報データベースから
取得して当該電子フォーム内の適切な位置に転記する転
記手段と、個人情報の転記後の電子フォームを前記利用
者端末に送信する手段と、を備える。
【0007】上記の電子フォーム提供装置によれば、電
子フォームを利用する利用者の利用者端末と、電子フォ
ーム提供装置とがネットワークを通じて接続されてい
る。利用者が利用者端末を操作して、電子フォーム識別
情報及び利用者識別情報を含む電子フォーム要求を送信
すると、電子フォーム提供装置は、受信した電子フォー
ム識別情報に対応する電子フォームをフォームデータベ
ースから取得する。そして、その電子フォームに含まれ
ている個人情報項目定義データを参照して、個人情報項
目を特定し、それらの項目に対応する個人情報を個人情
報データベースから取得して電子フォーム中に転記した
後、要求元の利用者端末へ送信する。よって、利用者
は、自分の個人情報が転記された状態で電子フォームを
取得することができ、入力作業が効率化される。
【0008】上記の電子フォーム提供装置の一態様で
は、前記転記手段は、前記電子フォーム中に含まれる個
人情報項目と一致する項目の個人情報を前記個人情報デ
ータベースから取得して電子フォーム中に転記する。
【0009】この態様によれば、要求された電子フォー
ム中の個人情報項目と一致する項目の個人情報を個人情
報データベースから読み出して転記すればよいので、転
記処理を容易に行うことができる。
【0010】上記の電子フォーム提供装置の他の一態様
では、前記個人情報項目定義データにより示される個人
情報項目と、前記個人情報データベース中に記憶されて
いる個人情報の項目との対応を示すマッピングテーブル
をさらに備え、前記転記手段は、前記マッピングテーブ
ルを参照して、前記電子フォーム中に含まれる個人情報
項目に対応する項目の個人情報を前記個人情報データベ
ースから取得して電子フォーム中に転記する。
【0011】この態様によれば、電子フォーム中の個人
情報項目と、個人情報データベース中に記憶されている
個人情報の項目とが一致しない場合でも、マッピングテ
ーブルを参照して対応する個人情報を電子フォーム中に
転記することができるので、各種のデータベースを利用
することが可能となる。
【0012】本発明の他の観点によれば、ネットワーク
を通じて電子フォーム提供装置と接続された利用者端末
上において実行される電子フォーム処理プログラムにお
いて、前記利用者端末を、前記電子フォーム提供装置か
ら電子フォームを受信する手段、受信した電子フォーム
に含まれる前記個人情報項目定義データを参照して、当
該電子フォームに含まれる個人情報項目を抽出する手
段、及び、抽出された個人情報項目に対応する個人情報
を、利用者の個人情報が記憶された記憶媒体から取得し
て当該電子フォーム内の適切な位置に転記する転記手
段、として機能させる。
【0013】上記の電子フォーム提供装置によれば、電
子フォームを利用する利用者の利用者端末と、電子フォ
ーム提供装置とがネットワークを通じて接続されてお
り、電子フォーム処理プログラムは利用者端末上で実行
される。利用者が利用者端末を操作して電子フォーム提
供装置に電子フォームを要求すると、電子フォーム提供
装置は、受信した電子フォーム識別情報に対応する電子
フォームを利用者端末へ送信する。利用者端末は、受信
した電子フォームに含まれている個人情報項目定義デー
タを参照して、個人情報項目を特定し、それらの項目に
対応する個人情報を、記憶媒体から取得して電子フォー
ム中に転記する。よって、利用者は、自分の個人情報が
転記された状態で電子フォームを取得することができ、
入力作業が効率化される。
【0014】上記の電子フォーム処理プログラムの一態
様では、前記転記手段は、前記電子フォーム中に含まれ
る個人情報項目と一致する項目の個人情報を、前記記憶
媒体から取得して電子フォーム中に転記する。
【0015】この態様によれば、要求された電子フォー
ム中の個人情報項目と一致する項目の個人情報を個人情
報データベースから読み出して転記すればよいので、転
記処理を容易に行うことができる。
【0016】上記の電子フォーム処理プログラムの他の
一態様では、前記転記手段は、前記個人情報項目定義デ
ータにより示される個人情報項目と前記個人情報データ
ベース中に記憶されている個人情報の項目との対応を示
す前記マッピングテーブルを参照して、前記電子フォー
ム中に含まれる個人情報項目に対応する項目の個人情報
を前記記憶媒体から取得して電子フォーム中に転記す
る。
【0017】この態様によれば、電子フォーム中の個人
情報項目と、個人情報データベース中に記憶されている
個人情報の項目とが一致しない場合でも、マッピングテ
ーブルを参照して対応する個人情報を電子フォーム中に
転記することができるので、各種のデータベースを利用
することが可能となる。
【0018】上記の電子フォーム処理プログラムにおい
て、前記記憶媒体は、前記利用者端末内のハードディス
ク又はICカードとすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0020】本発明は、予め用意された、電子フォーム
利用者の個人情報を、電子フォーム中に転記することを
特徴とする。以下に述べる第1実施形態は電子フォーム
利用者の個人情報が電子フォーム提供サーバ側に保存さ
れている場合のものであり、第2実施形態は電子フォー
ム利用者の個人情報が電子フォーム利用者側にある場合
のものである。以下、順に説明する。
【0021】[第1実施形態]図1に、本発明の第1実
施形態にかかる電子フォーム提供システムの概略構成を
示す。図示のように、電子フォーム提供サーバ1と利用
者端末2はインターネットに代表される通信ネットワー
ク(以下、単に「ネットワーク」と呼ぶ。)5に相互に
接続されている。電子フォーム提供サーバ1は、電子フ
ォームを管理する電子フォームデータベース3と、個人
情報を管理する個人情報データベース4とに接続されて
いる。
【0022】電子フォームデータベース3には、各種電
子フォームのデータが、個々の電子フォームの識別情報
などと対応付けされて記憶されている。なお、詳細は後
述するが、電子フォームデータベース3中に記憶されて
いる各電子フォームには、個人情報項目定義データが付
属している。
【0023】個人情報データベース4には、電子フォー
ム提供サーバ1に対して予め利用者登録などを済ませて
いる利用者の個人情報が記憶されている。個人情報デー
タベース4の記憶内容例を図2に示す。図2に示すよう
に、個人情報データベース4内には、利用者毎に発行さ
れている利用者ID毎に、例えば姓名、住所、年齢、そ
の他の利用者の個人情報が記憶されている。これらの個
人情報は、後述するように必要に応じて電子フォーム中
に転記される。
【0024】利用者端末2は、電子フォーム提供サーバ
1へ接続する際に利用者が使用する端末であり、具体的
には家庭や勤務先に設置されたパソコン、PDA、携帯
電話機などとすることができる。利用者端末2は、電子
フォームを要求・表示するためのブラウザアプリケーシ
ョンを有する。ブラウザアプリケーションはパソコンの
場合はウェブブラウザ、PDFブラウザなどであり、PDAの
場合はCHTMLブラウザ、携帯電話機の場合はWMLブラウ
ザ、CHTMLブラウザを利用することができる。
【0025】電子フォーム提供サーバ1は、利用者が要
求した電子フォーム中に個人情報を転記する個人情報転
記機能を備える。なお、この機能は、電子フォーム提供
サーバ1が予め用意されたプログラムを実行することに
より実現される。以下、個人情報転記機能について図3
を参照して説明する。
【0026】個人情報転記機能は、利用者が電子フォー
ム提供サーバ1に対して要求した電子フォーム中に、そ
の利用者の個人情報を転記する機能である。図3に、電
子フォームに対して個人情報を転記する方法を示す。図
示のように、電子フォーム31は氏名、住所などの個人
情報入力欄を含む。個人情報入力欄は、その電子フォー
ム31を利用する利用者の個人情報を入力する入力欄
(入力フィールド)である。
【0027】ここで、電子フォーム31には、個人情報
の転記を可能とするために、個人情報項目定義データ3
3が付属している。なお、図3は電子フォーム31の利
用者に対する表示例を示しているが、実際には個人情報
項目定義データ33は電子フォーム31にファイルなど
の形式で付属しているデータであり、利用者に対しては
表示されない。
【0028】電子フォーム31中の各入力フィールド
は、その入力フィールドに対して入力すべき情報をタグ
の形式で規定している。即ち、電子フォーム31中の
「氏名」の入力フィールドには、電子フォームのデータ
上は<氏名>というタグが付されている。また、電子フ
ォーム31中の「住所」の入力フィールドには、<住所
>というタグが付されている。
【0029】そして、個人情報項目定義データ33は、
電子フォーム31の個人情報入力欄のそれぞれに対応付
けられたタグのリストとなっている。従って、個人情報
項目定義データ33を参照することにより、そのリスト
が付属している電子フォーム31中にどの個人情報の入
力フィールドが含まれているかがわかるようになってい
る。また、個人情報項目定義データ33には、各入力フ
ィールドに対して利用者が入力した入力データを電子フ
ォーム31に挿入する際の位置及びサイズの情報も含ま
れている。
【0030】電子フォーム提供サーバ1は、この個人情
報項目定義データ33と、個人情報データベース4とを
利用して、個人情報の転記を行う。即ち、利用者が要求
した電子フォーム31が特定されると、電子フォーム提
供サーバ1は、その電子フォーム31に付属する個人情
報項目定義データ33を参照し、そこに含まれる個人情
報項目が、その利用者について個人情報データベース4
内に保存されているか否かを判定する。そして、対応す
る個人情報項目が個人情報データベース4内に存在する
場合には、個人情報項目定義データ33中の位置及びサ
イズ情報などを参照して、個人情報を電子フォーム31
の入力フィールドに転記する。こうして、利用者が要求
した電子フォーム31中に、予め個人情報データベース
4中に保存されている個人情報が転記されて利用者に提
供されるので、利用者は自分の個人情報を手入力する必
要がなくなる。
【0031】但し、現実には、電子フォーム31に含ま
れる個人情報項目が、同一の名称(タグ名)で個人情報
データベース4内に保存されているとは限らない。例え
ば、図2及び図3からわかるように、電子フォーム31
内の個人情報項目は「氏名」であるのに対し、個人情報
データベース4内には利用者の氏名の情報が「姓」と
「名」として保存されている場合がある。このような場
合に、電子フォーム提供サーバ1は、図4に示す個人情
報マッピングテーブル51を参照する。個人情報マッピ
ングテーブル51は、図示のように、電子フォーム31
で使用されている個人情報項目と、個人情報データベー
ス4中に登録されている個人情報項目との対応関係を示
している。具体的には、電子フォーム31中の個人情報
項目「氏名」は、個人情報データベース4中の個人情報
項目「姓」と「名」とを連結することにより得られるこ
とが示されている。従って、個人情報マッピングテーブ
ル51を利用することにより、電子フォーム中で使用さ
れている個人情報項目と個人情報データベース中で使用
されている個人情報項目とが異なる場合であっても、個
人情報を正しく電子フォーム中に転記することが可能と
なる。
【0032】実際には、電子フォーム提供サーバ1は、
転記処理を行う際に、まず個人情報項目定義データ33
中に示されている個人情報項目と一致する個人情報項目
が個人情報データベース内にあるか否かを調べ、ある場
合にはその個人情報を電子フォーム31中に転記する。
次に、電子フォーム提供サーバ1は、個人情報マッピン
グテーブル51を参照して、電子フォームデータ中の個
人情報項目に対応する個人情報項目が個人情報データベ
ース中にあるか否かを調べ、対応する個人情報を電子フ
ォーム中に転記する。こうして、個人情報データベース
中にある個人情報がもれなく電子フォームに転記され
る。
【0033】なお、本実施形態では、上述の個人情報マ
ッピングテーブル51はデータ配信サーバ1内に保存さ
れる。
【0034】次に、利用者が電子フォームを利用する際
の処理の流れについて、図5を参照して説明する。ま
ず、利用者は、利用者端末を操作して電子フォーム提供
サーバにユーザID、フォームIDを含む電子フォーム要求
情報を送信する(ステップS201)。これを受け取った電
子フォーム提供サーバ1は、ユーザIDをもとに個人情報
データベース4より個人情報を取得して一時的にメモリ
などに保存し(ステップS202)、フォームIDをもとに電
子フォームデータベース3より空の電子フォーム31を
取得する(ステップS203)。
【0035】次に電子フォーム提供サーバ1は、取得し
た電子フォーム31に含まれる個人情報項目定義データ
33を取り出す(ステップS204)。そして、この個人情
報項目定義データに基づき、空の電子フォーム31に個
人情報を転記し、送信すべき電子フォームを生成する
(ステップS205)。そして、電子フォーム提供サーバ1
は、生成された電子フォームを利用者端末に配信する
(ステップS206)。
【0036】利用者端末は電子フォーム提供サーバ1か
ら、個人情報が転記された電子フォームを受け取り、表
示装置に表示する(ステップS207)。その後、利用者は
必要に応じて他の入力事項などを電子フォーム31に入
力し、電子フォームの作成を行う。
【0037】以上のように、本発明の第1実施形態によ
れば、利用者が特定の電子フォームを要求すると、電子
フォーム提供サーバ1側に予め登録されている個人情報
が、要求した電子フォーム中に転記されてから利用者端
末へ送信される。よって、利用者は、個人情報を自ら入
力する手間が省ける。これは、利用者が複数の電子フォ
ームを同時に作成するような場合には特に有効である。
【0038】[第2実施形態]次に、本発明の第2実施
形態について説明する。先に述べた第1実施形態は、利
用者の個人情報が電子フォーム提供サーバ側に保存され
ている場合であったが、以下の第2実施形態では、利用
者の個人情報は、利用者が使用する利用者端末内に保存
されているか、又は、利用者が所持するICカードなど
の記憶媒体に記憶されている場合である。
【0039】図6に第2実施形態に係る電子フォーム提
供システムの構成を示す。図1と比較するとわかるよう
に、第2実施形態に係る電子フォームシステムにおいて
は、電子フォーム提供サーバ1側に個人情報データベー
スが不要となる。また、利用者端末2側には、利用者が
所持するICカードなどの記憶媒体との間でデータの読
み書きを行うための図示しないドライブ装置が設けられ
る。それ以外の構成要素は図1に示す電子フォーム提供
システムと同様であるので、説明は省略する。
【0040】図7に、第2実施形態において個人情報を
電子フォームに転記する方法を示す。本実施形態におい
ては、電子フォームに転記すべき個人情報は、利用者端
末2内のハードディスク又は利用者が所持するICカー
ドなどの補助記憶装置7内に保存されている。記憶され
ている個人情報の例は、図2に示すものと同様である。
【0041】電子フォーム提供サーバ1側から利用者端
末2へ提供される電子フォーム31は、第1実施形態の
場合と同様に、個人情報項目定義データ33を含んでい
る。利用者端末2は、電子フォーム提供サーバ1から電
子フォーム31を受信すると、その電子フォーム31に
含まれている個人情報項目定義データ33を参照して、
転記すべき個人情報を特定し、ハードディスク又はIC
カードなどの補助記憶装置7から対応する個人情報を取
得して、電子フォーム31内に転記する。
【0042】なお、ハードディスク又はICカードなど
の補助記憶装置7内には、図2に示す個人情報に加え
て、図4に示す個人情報マッピングテーブル51が記憶
されている。よって、第1実施形態と同様に、電子フォ
ーム31に含まれる個人情報項目と、補助記憶装置7内
に記憶されている個人情報の項目とが相互に一致しない
場合には、利用者端末2は個人情報マッピングテーブル
51を参照して該当する個人情報の転記を行う。
【0043】次に、本実施形態において、利用者が電子
フォームを利用する際の処理の流れについて図8を参照
して説明する。
【0044】まず、利用者はフォームIDを含む電子フォ
ーム要求情報を電子フォーム提供サーバ1に送信する
(ステップS501)。要求情報を受け取った電子フォーム
提供サーバ1は、電子フォームデータベース3より要求
されたフォームIDに合致する電子フォーム31を取得し
(ステップS502)、未記入のまま利用者端末2に送信す
る(ステップS503)。
【0045】利用者端末2は個人情報をICカードやハー
ドディスクなどの補助記憶装置7から取り出し、一時的
に利用者端末2内のメモリなどに保存する(ステップS5
04)。空の電子フォームを受け取った利用者端末2は、
電子フォームに含まれる個人情報項目定義データ33を
取得し(ステップS505)、取り出した個人情報項目の定
義に従い個人情報を電子フォームの各項目に転記する
(ステップS506)。そして、転記後の電子フォームを利
用者端末2の表示画面上に表示する(ステップS507)。
その後、利用者は個人情報以外の情報の入力などを行
う。
【0046】なお、上記の説明では利用者端末がパソコ
ンなどであり、補助記憶装置としてはそのハードディス
ク又はICカードなどを例示したが、補助記憶装置はM
Oなどの他の記憶媒体であってもよい。また、利用者端
末がPDAや携帯電話機である場合には、それに装着可
能な半導体メモリやカード型メモリなどを本実施形態の
補助記憶装置として使用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子フォームを利用する利用者個人に関する情報を自動
的に電子フォームに転記することにより、利用者が電子
フォームを利用する機会ごとに個人情報を入力する手間
を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる電子フォーム提
供システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】個人情報データベースなどに保存される個人情
報の例を示す。
【図3】本発明の第1実施形態において電子フォームに
個人情報を転記する方法を示す図である。
【図4】個人情報マッピングテーブルの例を示す。
【図5】本発明の第1実施形態において、利用者が電子
フォームを利用する処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態にかかる電子フォーム提
供システムの概略構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2実施形態において電子フォームに
個人情報を転記する方法を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態において、利用者が電子
フォームを利用する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子フォーム提供サーバ 2 利用者端末 3 電子フォームデータベース 4 個人情報データベース 5 ネットワーク 31 電子フォーム 33 個人情報項目定義データ 51 個人情報マッピングテーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを通じて利用者端末と接続
    された電子フォーム提供装置において、 入力すべき個人情報項目を示す個人情報項目定義データ
    を含む電子フォームを記憶するフォームデータベース
    と、 利用者の個人情報を記憶する個人情報データベースと、 電子フォーム識別情報及び利用者識別情報を含む電子フ
    ォーム要求を前記利用者端末から受け取り、前記電子フ
    ォーム識別情報に基づいて前記フォームデータベースか
    ら電子フォームを取得するフォーム取得手段と、 取得した電子フォームに含まれる前記個人情報項目定義
    データ及び前記利用者識別情報に基づいて、当該電子フ
    ォームに含まれる個人情報項目に対応する個人情報を前
    記個人情報データベースから取得して当該電子フォーム
    内の適切な位置に転記する転記手段と、 個人情報の転記後の電子フォームを前記利用者端末に送
    信する手段と、を備えることを特徴とする電子フォーム
    提供システム。
  2. 【請求項2】 前記転記手段は、前記電子フォーム中に
    含まれる個人情報項目と一致する項目の個人情報を前記
    個人情報データベースから取得して電子フォーム中に転
    記することを特徴とする請求項1に記載の電子フォーム
    提供システム。
  3. 【請求項3】 前記個人情報項目定義データにより示さ
    れる個人情報項目と、前記個人情報データベース中に記
    憶されている個人情報の項目との対応を示すマッピング
    テーブルをさらに備え、 前記転記手段は、前記マッピングテーブルを参照して、
    前記電子フォーム中に含まれる個人情報項目に対応する
    項目の個人情報を前記個人情報データベースから取得し
    て電子フォーム中に転記することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の電子フォーム提供システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークを通じて電子フォーム提供
    装置と接続された利用者端末上において実行される電子
    フォーム処理プログラムにおいて、前記利用者端末を、 前記電子フォーム提供装置から電子フォームを受信する
    手段、 受信した電子フォームに含まれる前記個人情報項目定義
    データを参照して、当該電子フォームに含まれる個人情
    報項目を抽出する手段、及び、 抽出された個人情報項目に対応する個人情報を、利用者
    の個人情報が記憶された記憶媒体から取得して当該電子
    フォーム内の適切な位置に転記する転記手段、として機
    能させることを特徴とする電子フォーム処理プログラ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記転記手段は、前記電子フォーム中に
    含まれる個人情報項目と一致する項目の個人情報を、前
    記記憶媒体から取得して電子フォーム中に転記すること
    を特徴とする請求項4に記載の電子フォーム処理プログ
    ラム。
  6. 【請求項6】 前記転記手段は、前記個人情報項目定義
    データにより示される個人情報項目と前記個人情報デー
    タベース中に記憶されている個人情報の項目との対応を
    示す前記マッピングテーブルを参照して、前記電子フォ
    ーム中に含まれる個人情報項目に対応する項目の個人情
    報を前記記憶媒体から取得して電子フォーム中に転記す
    ることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子フォー
    ム処理プログラム。
  7. 【請求項7】 前記記憶媒体は、前記利用者端末内のハ
    ードディスク又はICカードを含むことを特徴とする請
    求項4乃至6のいずれか一項に記載の電子フォーム処理
    プログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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