JP2003140931A - データベース更新のための方法とシステム - Google Patents

データベース更新のための方法とシステム

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JP2003140931A
JP2003140931A JP2001332277A JP2001332277A JP2003140931A JP 2003140931 A JP2003140931 A JP 2003140931A JP 2001332277 A JP2001332277 A JP 2001332277A JP 2001332277 A JP2001332277 A JP 2001332277A JP 2003140931 A JP2003140931 A JP 2003140931A
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Kenji Sadamasa
憲司 定政
Tadaaki Onishi
忠明 大西
Tetsuya Shioda
哲也 塩田
Hiroshi Sawamura
浩 澤村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量のデータを含むデータベース情報を光
記録媒体に記録し配布するシステムにおいて最新のデー
タベース情報を活用できるようにする。 【解決手段】 1次データベース及びそれに関連づけら
れた1次素材情報を作成し、1次データベース及び1次
素材情報を格納した光記録媒体を作成し、利用者に配布
する。光記録媒体作成時以降の、サーバにおけるデータ
ベース情報及び素材情報についての更新履歴を基に、1
次データベース及び1次素材情報との差分情報を出力す
る。または、光記録媒体から読み出したデータベース及
び素材情報を部分的に更新するための、もとのデータベ
ース及び素材情報との差分情報を作成する。利用者は、
この差分情報を読込み、光記録媒体と差分情報を用いて
1次データベース及び1次素材情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバにおいて作
成したデータベースをもとに作成した光記録媒体(CD
−ROMなど)を利用者端末で利用するデータベースシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】商品情報などとして構築、蓄積されたデ
ータベースの情報は、アプリケーションを用いて種々の
加工が行われて利用される。サーバで蓄積されたデータ
ベースを利用者端末で利用するシステムにおいて、デー
タベース情報が、必要な素材情報(画像情報など)を含
めると大きな記憶容量となるサーバ内データベースの一
部のデータのみ必要な場合、たとえばパッケージメディ
アであるCD−ROMに格納され、利用者に配布され
る。利用者は、その端末で、CD−ROM内のデータベ
ース情報を読出し各種アプリケーションで利用する。た
とえば、商品データベース情報は、電子カタログとして
の閲覧や検索のために用いられ、また、販売促進の企画
書などを作成するための材料として用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】データベースについて
メンテナンスが行われる。たとえば、商品情報のデータ
ベースに対して、商品の仕様の変更、新規商品の追加、
廃番商品の削除などに対処するためのメンテナンスが随
時行われる。しかし、データベース情報の配布のための
媒体としてCD−ROMを用いる場合、CD−ROMへ
の書きこみができないため、CD−ROMの中のデータ
は更新できない。データベース内の商品情報を更新する
には、CD−ROMを作成しなおすしかないが、データ
変更のたびにCD−ROMを焼き直すのは費用も手間も
かかる。一方、画像情報を含む場合などの大容量のデー
タを含むデータベースでは、ネットワークを介してデー
タベースを更新することは、データの送信に時間がかか
るので現実的でない。新しいバージョンのCD−ROM
を提供しないでいると、CD−ROM内のデータベース
情報が陳腐化していき、また、仕様が変更されたりする
ので、利用者がデータベース情報をしだいに使用しなく
なってくる。次のバージョンのCD−ROMが配布され
るまでデータベース情報が活用できないのは、ユーザー
にとって不便であり、損失である。したがって、大容量
のデータを扱うデータベースシステムにおいても、少々
の変更ならば、手軽にCD−ROM内のデータベース情
報を更新できることが望ましい。
【0004】この発明の目的は、大容量のデータを含む
データベース情報を光記録媒体に記録し配布するシステ
ムにおいて最新のデータベース情報を活用できるように
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のデー
タベース情報更新方法では、サーバの商品データベース
を基に1次データベース及びそれに関連づけられた1次
素材情報を作成し、1次データベース及び1次素材情報
を格納した光記録媒体を作成し、利用者がその光記録媒
体内の情報を読み出すシステムにおいて、サーバにアク
セスし、光記録媒体作成時以降の商品データベースの更
新履歴を基に、1次データベース及び1次素材情報との
差分情報を出力して、利用者に配布する。次に、配布さ
れた差分情報を基に1次データベース全体を更新して書
き込み可能な記憶媒体に2次データベースとして記憶
し、配布された差分情報を基に1次素材情報を更新し、
更新分のみの更新素材情報を書き込み可能な記憶媒体に
記憶する。そして、2次データベースと、1次素材情報
の非更新分と更新素材情報からなる2次素材情報とを利
用する。
【0006】好ましくは、さらに、サーバにアクセス
し、前回の差分情報出力時以降の商品データベースの更
新履歴情報を基に、現在の2次データベース及び2次素
材情報との差分情報を出力して、利用者に配布する.次
に、配布された差分情報を基に2次データベース全体を
更新して書き込み可能な記憶媒体に3次データベースと
して記憶し、配布された差分情報を基に2次素材情報を
更新し、更新分のみの現在の更新素材情報を書き込み可
能な記憶媒体に記憶する。そして、3次データベース
と、1次素材情報の非更新分と更新素材情報とからなる
3次素材情報とを利用する。
【0007】本発明に係る第2のデータベース情報更新
方法では、1次データベース及びそれに関連づけられた
1次素材情報を格納した光記録媒体を利用者に配布し、
利用者がその光記録媒体内の情報を読み出すシステムに
おいて、光記録媒体内の1次データベース及び1次素材
情報を部分的に更新するための、1次データベース及び
1次素材情報との差分情報を作成して、利用者に配布す
る。先に説明したように、第1のデータベース情報更新
方法では、光記録媒体作成時以降の商品データベースの
更新履歴を基に差分情報を出力している。これに対し、
第2のデータベース情報更新方法では、1次データベー
ス及びそれに関連づけられた1次素材情報を格納した光
記録媒体はサーバの商品データベースを基に作成される
が、データベース情報の更新においては、サーバとは切
り離された環境において、サーバにアクセスせずに1次
データベース及び1次素材情報との差分情報を作成す
る。次に、配布された差分情報を基に1次データベース
全体を更新して書き込み可能な記憶媒体に2次データベ
ースとして記憶し、配布された差分情報を基に1次素材
情報を更新し、更新分のみの更新素材情報を書き込み可
能な記憶媒体に記憶する。そして、2次データベース
と、1次素材情報の非更新分と更新素材情報とからなる
2次素材情報とを利用する。
【0008】好ましくは、同様に、2次データベース及
び2次素材情報を部分的に更新するための、前回の差分
情報出力時の2次データベース及び2次素材情報との差
分情報を出力して、利用者に配布する。次に、配布され
た差分情報を基に2次データベース全体を更新して書き
込み可能な記憶媒体に3次データベースとして記憶し、
配布された差分情報を基に2次素材情報を更新し、更新
分のみの現在の更新素材情報を書き込み可能な記憶媒体
に記憶する。そして、3次データベースと2次素材情報
の非更新分と更新素材情報とからなる3次素材情報とを
利用する。
【0009】前記の第1又は第2のデータベース情報更
新方法において、素材情報は、商品データにリンクする
データであり、たとえば画像、図表、音声、動画または
文書のデータのファイルを含む。
【0010】前記の第1又は第2のデータベース情報更
新方法において、前記の2次データベースは、たとえ
ば、1次素材情報の非更新分及び更新素材情報を構成す
る各ファイルのファイル名及びデータ媒体における格納
位置のデータを含む。たとえば、格納位置のデータは、
データ媒体識別番号およびファイルパスからなり、2次
データベースは、データ媒体の識別番号とそのデータ媒
体内で素材情報を構成するファイルのディレクトリ名と
からなるテーブルを含む。
【0011】前記の第1又は第2のデータベース情報更
新方法において、たとえば、前記の2次データベース及
び前記の更新素材情報が記憶される記憶媒体は、利用者
が使用する端末の記憶媒体である。
【0012】本発明に係る第1のシステムは、サーバ、
サーバーにネットワークを介して接続された管理者端
末、および、管理者端末にネットワークを介して接続さ
れた複数の利用者端末とからなる。このシステムにおい
て、管理者端末は、サーバの商品データベースを基に1
次データベース及びそれに関連づけられた1次素材情報
を作成する作成手段と、データベース作成手段により作
成された1次データベース及び1次素材情報を格納した
光記録媒体を作成する格納手段と、サーバにアクセス
し、光記録媒体作成時以降の商品データベースの更新履
歴を基に、1次データベース及び1次素材情報との差分
情報を出力する差分出力手段とを備える。また、利用者
端末は、差分出力手段により出力された差分情報を基に
1次データベース及び1次素材情報を更新する更新手段
と、更新された1次データベース全体と更新分のみの更
新素材情報を記憶する書き込み可能な記憶手段とを備え
る。
【0013】本発明に係る第2のシステムは、管理者端
末、および、管理者端末にネットワークを介して接続さ
れた複数の利用者端末とからなる。このシステムにおい
て、管理者端末は、光記録媒体に格納された1次データ
ベース及び1次素材情報を部分的に更新するための、1
次データベース及び1次素材情報との差分情報を作成す
る作成手段を備える。また、利用者端末は、作成手段に
より作成された差分情報を基に1次データベース及び1
次素材情報を更新する更新手段と、更新された1次デー
タベース全体と更新分のみの更新素材情報を記憶する書
き込み可能な記憶手段とを備える。
【0014】前記の第1又は第2のシステムにおいて、
2次データベースは、たとえば、1次素材情報の非更新
分及び更新素材情報を構成する各ファイルのファイル名
及びデータ媒体における格納位置のデータを含む。たと
えば、前記の格納位置のデータは、データ媒体識別番号
およびファイルパスからなり、2次データベースは、デ
ータ媒体の識別番号とそのデータ媒体内で素材情報を構
成するファイルのディレクトリ名とからなるテーブルを
含む。
【0015】本発明に係るコンピュータにより実行され
る差分ファイル読込プログラムは、データベース及びそ
れに関連付けられた素材情報とを格納した光記録媒体の
情報を読み出すコンピュータにおいて、光記録媒体内の
データベース及び素材情報との差分情報を読み込むステ
ップと、読み込んだ差分情報を用いて、光記録媒体内の
データベース及び素材情報を更新し、記憶手段に記憶す
るステップとからなる。前記のプログラムにおいて、た
とえば、素材情報は商品データにリンクする画像、図
表、音声、動画または文書のファイルを含み、前記の差
分情報は、データベースの更新部分についてのデータ
と、素材情報の更新部分についてのデータとからなる。
たとえば、更新されたデータベースは、差分情報を用い
て更新された全体のデータベースであり、更新された素
材情報は、更新部分のみの素材情報である。本発明に係
るコンピュータにより読出し可能な記録媒体は、前述の
いずれかのプログラムを記録する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態を説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施形態の商品デ
ータベースを利用するシステムを示す。データベース
(DB)サーバ100は、商品情報のデータベース情報
(商品情報にリンクする素材情報を伴う)及びデータベ
ースソフトを格納していて、データベースソフトにより
データベース情報を扱う。データベース情報に対するメ
ンテナンスは随時行う。サーバ100は、イントラネッ
トなどのネットワーク200を介して管理者端末300
に接続され、管理者端末300は、LANなどのネット
ワーク400を介して複数の利用者端末500に接続さ
れる。なお、これらの利用者端末500に対して、管理
者は一人であり、管理者用端末300も1台である。管
理者端末300は、サーバ100のデータベース情報を
加工して得たデータベースの情報を、必要な素材情報と
ともに、CD−ROMに格納する。CD−ROMに格納
されているデータベース及び素材情報を、ここでは、
「1次データベース」及び「1次素材情報」という。素
材情報とは、商品データにリンクする画像、図表、音
声、動画、文書などのデータである。CD−ROMは、
利用者端末500に配布される。なお、CD−ROMへ
の記録は、サーバ100側で行ってもよい。利用者は、
端末500でCD−ROMを用いて1次データベースと
1次素材情報を利用する。
【0018】サーバ100の商品データベース情報はメ
ンテナンスにより絶えず変化している。しかし、データ
変更のたびにCD−ROMを焼き直すのは費用も手間も
かかる。そこで、そのような状況でも最新のデータベー
ス情報を利用できるようにするため、管理者は、差分フ
ァイルを出力し、利用者端末に配布する。利用者端末側
では、利用者は差分ファイルを用いて最新のデータベー
ス情報に対応させる。以下では、差分ファイルを読み込
んで部分的に更新したデータベース及び素材情報を「2
次データベース」及び「2次素材情報」という。ここ
で、CD−ROM内の1次データベースについては、差
分ファイルを基に全体を更新して、「2次データベー
ス」としてハードディスクに記憶する。CD−ROM内
の素材情報については、差分ファイルを基に、更新分の
みの更新素材情報をハードディスクに記憶する。「2次
素材情報」は、CD−ROM内の1次素材情報の非更新
分とハードディスク内の更新素材情報からなる。
【0019】図2は、差分更新の状況を示す。管理者
は、管理者端末300で、データベースソフトを用いて
CD−ROMを作成し、利用枚数分コピーして、利用者
に配布する。サーバ100において商品情報のメンテナ
ンスが随時行われているので、管理者は、管理者端末3
00で、差分ファイル出力ツールを用いてサーバ100
にアクセスして、データベース情報についての差分更新
情報を抽出して差分ファイル(バージョンチェック用デ
ータを含む)を出力し、利用者に配布する。管理者のみ
が差分ファイル出力ツールを用いて差分ファイルを出力
する権限を持っている。利用者端末500では、利用者
は、差分ファイル読込ツールを用いて、受け取った差分
ファイルを読み込み、データベース及び素材情報を更新
して、2次データベース及び2次素材情報を得る。な
お、管理者は、利用者の利用するデータベースとバージ
ョンを合わせるために、自己の端末300でも、差分フ
ァイル読込ツールを用いて、差分ファイルを読み込み、
データベースを更新しておく。次にデータベース情報を
更新する場合は、管理者端末300で、同様に、前回の
差分情報出力時以降の更新更新情報を基に現在の2次デ
ータベース及び2次素材情報との差分情報を出力して、
利用者に配布する。利用者端末500では、利用者は、
同様に、データベース及び素材情報を更新して、3次デ
ータベース及び3次素材情報を得る。ここで、2次デー
タベース全体を更新して3次データベースとして記憶
し、また、2次素材情報を更新し、更新分のみ現在の更
新素材情報を記憶する。3次素材情報は、2次素材情報
の非更新分と現在の更新素材情報とからなる。以下同様
に、データベース及び素材情報を更新して、4次データ
ベース及び4次素材情報、5次データベース及び5次素
材情報、・・・を得る。
【0020】データベース情報(1次データベースと1
次素材情報)の1例について説明すると、CD−ROM
の中には、商品明細テーブル、素材情報テーブル及び商
品・素材リンクテーブル(すなわち1次データベース)
と、素材ファイル(すなわち1次素材情報)が格納され
ている。商品明細テーブルには、表1のように、商品識
別番号(id)、品名、品番その他のスペックデータが格
納される。素材情報テーブルには、表2のように、素材
識別番号(id)、素材ファイルの名称、ファイルの属性
およびファイルの位置(格納場所volume_id及びファイ
ルパスfile_path)が格納される。素材ファイルとは、
商品データにリンクする画像、図表、音声、動画、文書
などのファイルである。この例では、素材ファイルは、
画像ファイル(ここではJPEGファイル)である。表
2の素材情報テーブルにおいて、すべてのレコードはC
D−ROM内のファイルに関連する(したがってパスは
記憶されていない)。また、商品・素材リンクテーブル
は、商品識別番号(id)と素材識別番号(id)をリンクする
と共に、素材ファイルの種別を示す。なお、素材情報テ
ーブルにおいて格納場所(volume)も記録しておくの
は、更新後にはCD−ROMとハードディスクの複数の
媒体に格納される素材ファイルを利用するようになるた
めである。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】 ここで、素材種別は、画像、図表、音声などの種類を示
し、素材種別=1は画像ファイルであることを示す。
【0024】最新のデータベース情報に更新する場合、
利用者は、差分ファイル読込ツールを用いて差分ファイ
ル内の更新情報をハードディスクに読み込む。ここで、
差分ファイルのバージョンがチェックされる。バージョ
ンチェックにおいては、まずファイル名(図2のUpdate
1など)で一応のチェックをする。たとえば、CD−R
OMのバージョンがn(n=1、2、…)であり、差分
情報がUpdate1の名称であると、ファイル名の最後に付
加した数字よりバージョンはn.1であると判断する。
ここでは、更新ごとにバージョンが0.1づつ増加する
ようにしている。ファイル名によるチェックの後で、差
分ファイルを読み込み、その中のバージョンチェック用
データで再度バージョンをチェックする。はじめての更
新の場合には、ハードディスクにはデータベースが存在
しない。この場合差分ファイルのバージョンがn.1で
あればバージョンは合っている。すでに更新があった場
合は、ハードディスク内の2次データベースには、更新
履歴としてバージョン情報が書きこまれている。そのバ
ージョン情報と差分ファイルのバージョンチェック用デ
ータによりバージョンが合っていると判断すると、差分
ファイルを用いてデータベースの更新を開始する。たと
えば現在のバージョンが1.1であり、差分ファイルの
バージョンデータが1.2であれば、バージョンが合っ
ているので、更新を開始する。そして、更新後のデータ
ベースのバージョンを1.2として、更新履歴に記憶し
ておく。
【0025】管理者が配布する差分ファイルには、デー
タベースファイルについての差分情報(複数のCSV形
式(テキスト形式)のファイル)と、更新分の素材ファ
イル(更新素材情報)が含まれる。差分情報は、現在の
データベースと素材情報を更新するための情報である。
データベースファイルについての差分情報は、商品明細
ファイル、素材属性ファイル、volumeテーブル、商品・
素材リンクファイル、バージョンチェック用ファイルを
含む。データベースについては、CD−ROM内の1次
データベースファイルは、読み込んだ差分情報を用いて
全体が更新され、新しいデータベースファイル(2次デ
ータベース)として利用者端末のハードディスク内に記
憶される。一方、素材ファイルについては、素材ファイ
ルを変更または追加する場合、素材ファイルの記憶容量
が大きいので、更新分の素材ファイル(更新素材情報)
のみがハードディスクに書き込まれる。したがって、今
後は、ハードディスク内の2次データベースファイル
と、CD−ROM内の1次素材ファイルの非更新分とハ
ードディスク内の更新分の素材ファイルがアクセスされ
る。
【0026】差分ファイルについて、さらに説明する
と、商品明細ファイルは、表1の商品明細テーブルの更
新情報を表わすCSV形式のデータ(品番、品名、商品
id、価格など)からなる。素材情報ファイルは、表2の
素材情報テーブルの更新のためのデータを表わすCSV
形式のデータ(素材id、画像ファイル名、画像の幅、画
像の高さ、解像度など)からなる。商品・素材リンクフ
ァイルは、表3の商品・素材リンクテーブルの更新のた
めのデータを表わすCSV形式のデータ(商品id、素材
id、素材種別)からなる。バージョンチェック用ファイ
ルは、差分情報のバージョンを示すバージョン識別デー
タversion_idを含む。
【0027】また、表4に示すvolumeテーブルは、素材
ファイルが格納されるドライブ名を管理するテーブルで
あり、データベース更新時に作成される。差分更新の後
は、CD−ROM内の素材ファイルとハードディスク内
に取り込んだ素材ファイルの両方にアクセスするので、
volumeテーブルにより画像ファイルへのパスを管理す
る。表4の例では、volumeテーブルは、素材ファイルが
格納されているドライブ名volume_idと格納場所(Img-vo
lume)を格納する。ここで、volume_id=1はQ:\(CD−
ROM)を表わし、volume_id=101はC:\(ハードディ
スク内のディレクトリ)を表わす。なお、さきに説明し
たように、さらに、ファイルパスを素材情報テーブルに
記憶する。
【0028】
【表4】
【0029】たとえば、素材ファイルを変更または追加
する場合、たとえば、id=1001の商品の色が変わった場
合、差分ファイルは新しい商品の画像ファイル(BBB.jp
g)を含み、その画像ファイルがハードディスクに書き
込まれる。その画像ファイルについてのCSV形式の素
材情報ファイルを用いて、図5に示すように、素材情報
テーブルにおいて、volume_idが1から101(ハードディ
スク)に書きかえられ、ファイル名もBBB.jpgに書き換
えられる。表5は、書き換えられた後の素材情報テーブ
ルを示す。この例では、更新後は、id=1001の商品の画
像ファイルのファイル名がBBB.jpgであり、その画像フ
ァイルがハードディスク内のディレクトリ(volume_id
(C:\)+素材情報テーブルのfile_path)に存在すること
がわかる。
【0030】
【表5】
【0031】データベースの場合、テキストデータであ
って記憶容量が小さいため、該当するファイル全体をC
D−ROMからハードディスクにコピーする。そして、
配布された差分情報の中のCSV形式の情報をもとにデ
ータベースの内容を書きかえる。表6は、差分ファイル
の内容の1例を示し、これがCSV形式で記載されてい
る。この例では、識別番号101の商品の価格が変更され
ている。表7は、差分ファイルを用いて更新された最新
の商品明細テーブルの全体(2次データベース)を示
し、それがハードディスク内に存在する。差分更新の後
はハードディスク内に記憶した2次データベースのみを
利用する。2回目以降の差分更新の場合は、ハードディ
スク内の2次データベースが、配布された差分ファイル
の中のCSV形式の情報をもとに書き換えられる。
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】次に、DBサーバ100、管理者端末30
0及び利用者端末500の構成について説明する。これ
らは通常のサーバや端末と同様の構成を備える。
【0035】まず、DBサーバ100について説明する
と、図3に示すように、DBサーバ100は、全体を制
御するCPU102を備える。CPU102には、プロ
グラム、データなどを記憶するROM104、ワークエ
リアとしてのRAM106、記憶装置としてのハードデ
ィスクドライブ108やCDドライブ110、入力装置
としてのキーボード112やマウス114、各種表示を
行うディスプレイ装置116や印刷物を作成するプリン
タ118、及び、外部との通信のための通信装置120
が接続される。ハードディスクドライブ108内のハー
ドディスク(図示しない)には、データベースソフト13
0、データベースファイル132、ウェブサーバ13
4、ウェブブラウザ136、CDソフト138などが記
憶されている。
【0036】データベースソフト130は、商品情報と
して構築、蓄積されたデータベースファイル情報(素材
情報を含む)132をもとに電子カタログなどの用途に
使える形式に加工した1次データベースを、必要な1次
素材情報(商品画像など)とともに出力する。出力した
1次データベースおよび1次素材情報を格納した配布用
のCD−ROMを、CDソフト138を用いて利用者の
数だけ作成する。なお、データベース情報132は、商
品の仕様の変更、新規商品の追加、廃番商品の削除など
に対応して随時メンテナンスされ、その更新履歴はデー
タベース情報132に記録されている。
【0037】図4は、管理者端末300の構成を示す。
管理者端末300は、全体を制御するCPU302を備
える。CPU302には、プログラム、データなどを記
憶するROM304、ワークエリアとしてのRAM30
6、記憶装置としてのハードディスクドライブ308や
CDドライブ310、フレキシブルディスクドライブ3
12、入力装置としてのキーボード314やマウス31
6、各種表示を行うディスプレイ装置318や印刷物を
作成するプリンタ320、外部との通信のための通信装
置322が接続される。ハードディスクドライブ308
内のハードディスク(図示しない)には、差分ファイル出
力ツール330、差分読込ツール332、ウェブサーバ
334、ウェブブラウザ336、CDソフト338など
が記憶されている。さらに、データベースソフト340
を備え、サーバ100にアクセスして1次データベース
および1次素材情報を出力し、CDソフト338を用い
てCD−ROMに書き込める。
【0038】サーバ100のデータベース情報は、CD
−ROM作成後もメンテナンスにより日々更新されてい
る。これにより、CD−ROMの形で配布した1次デー
タベース及び1次素材情報とサーバ100のデータベー
ス情報との差分が発生する。そこで、その差分を反映さ
せるため、管理者は、差分ファイル出力ツール330を
用いて、サーバ100の商品更新履歴を基にサーバ10
0のデータベース情報132との差分を求め、差分ファ
イル342を出力し配布する。差分ファイル342は、
先に説明したように、CSV形式のファイルと素材ファ
イルを含む。なお、サーバ100内のデータベース情報
について、データベース構造にかかわるような大幅修正
を加えた場合、差分ファイル出力ツール330では対応
できない。この場合、CD−ROMを焼き直して配布す
るしかない。また、利用者側のデータベースとのバージ
ョンを合わせるため、差分読込ツール332により、差
分ファイル342を読み込んで2次データベースファイ
ル344と更新分のみの素材ファイル346を作成し、
記憶する。
【0039】図5は、差分ファイル出力ツール330の
フローを示す。まず、サーバ100にアクセスし(S1
0)、データベース情報132に含まれる商品更新履歴
を基にサーバ100のデータベース情報132との差分
を求め(S12)、CD−ROM作成時または前回差分
ファイル出力時との差を表す差分ファイル342を出力
する(S14)。
【0040】図6は、利用者端末500の構成を示す。
利用者端末500は、全体を制御するCPU502を備
える。CPU502には、プログラム、データなどを記
憶するROM504、ワークエリアとしてのRAM50
6、記憶装置としてのハードディスクドライブ508や
CDドライブ510、入力装置としてのキーボード51
2やマウス514、各種表示を行うディスプレイ装置5
16や印刷物を作成するプリンタ518、外部との通信
のための通信装置520が接続される。ハードディスク
ドライブ508内のハードディスク(図示しない)には、
差分ファイル読込ツール530、データベースを利用す
る各種アプリケーション532、ウェブブラウザ534
などが記憶されている。差分ファイル読込ツール530
を用いて、配布された差分ファイル342を読み込んで
データベースを更新することにより、2次データベース
ファイル536と更新分のみの素材ファイル538が作
成され記憶される。
【0041】各端末500のユーザーがCD−ROMの
情報と差分の情報とを併せてもつことで、最新の情報を
利用できる。すなわち、利用者は、差分ファイル読込ツ
ール530を用いて、管理者端末300から提供される
差分ファイル342を取り込み、2次データベースファ
イル536及び更新分のみの素材ファイル538を作成
する。ここで、差分ファイルは、前回更新時のデータベ
ース情報に対する差分情報であることを確認する。そこ
で、差分ファイル336のバージョンを確認し、前回の
更新に対する差分ファイルである場合にのみ、その差分
ファイルを取り込む。そして、その情報を用いて2次デ
ータベースファイル536及び更新分の素材ファイル5
38の更新、追加、削除などを行う。こうして、販売促
進アプリケーションなどにおいて、最新の商品情報を活
用できる。なお、端末利用者は、他品目に対する差分フ
ァイルを取り込んではならない。次のバージョンのCD
−ROMが配布されるまで、差分ファイルの管理者によ
る配布と利用者による取り込みを繰り返す。
【0042】差分ファイル342は圧縮して配布され、
利用者端末500は、これを解凍する。差分ファイルの
配布には、システムの形態に対応して次の2つの場合が
ある。ここでは、管理者端末300が出力した差分ファ
イル342をネットワークを介して配信するものとした
が、管理者は、フレキシブルディスク、MOディスクな
どの媒体の形態で差分ファイル342を出力し、配信し
てもよい。ネットワークを介して配信する場合、サーバ
100または他のウェブサーバは、そのためのツールで
あるウェブサーバセットアップキットを備える。管理者
端末300は、LAN内のサーバに差分ファイルをアッ
プロードし、利用者端末500では、その差分ファイル
をダウンロードする。
【0043】図7は、差分ファイル読込ツール534の
フローを示す。まず、管理者端末300から提供される
差分ファイル342のバージョンを確認し(S20)、
前回の更新に対する差分ファイルである場合にのみ、そ
の差分ファイル342をハードディスクに取り込む(S
22)。次に、差分ファイル342の情報を用いて、2
次データベースファイル536及び更新分のみの素材フ
ァイル538のデータの変更、追加、削除などを行う
(S24)。
【0044】図8は、本発明の第2の実施形態の商品情
報のデータベースを利用するシステムを示す。また、図
9は、差分ファイルを用いて最新のデータベース情報に
更新する状況を示す。データベース(DB)サーバ10
0は、データベースソフト及び商品情報のデータベース
を格納していて、データベースソフトによりデータベー
スを扱う。サーバ100のデータベース情報を加工して
得たデータベースの情報(「1次データベース」)は、
必要な素材情報(「1次素材情報」)とともに、CD−
ROMに格納され、利用者に配布される。本実施形態で
は、CD−ROMに格納された1次データベースに対す
るメンテナンスは管理者が行う。管理者端末300は、
LANなどのネットワーク400を介して複数の利用者
端末500に接続される。このシステムでは、管理者端
末300は、サーバ100とは切り離された環境にあ
る。管理者端末300は、サーバ100における商品デ
ータベースの更新履歴とは無関係に、差分ファイル作成
ツール331(図10)を用いて、データベース情報の
差分ファイルを作成し、利用者に配布する。なお、管理
者は一人であり、管理者用端末300も1台である。管
理者のみが差分ファイル作成ツールを用いて差分ファイ
ルを作成する権限を持っている。
【0045】利用者端末300は、差分ファイル読込ツ
ール530を用いて、CD−ROMの商品情報データを
更新する。利用者は、他品目に対する差分ファイルを取
り込んではならない。また、利用者側とのバージョンを
合わせるため、管理者は、利用者と同様に、差分ファイ
ル読込ツール530を用いて差分ファイルを取り込み、
管理者用端末内の2次データベースと2次素材情報を更
新する。次のデータ更新を行う場合は、管理者端末30
0で更新した2次データベースと2次素材情報を元に差
分ファイルを作成する。次のバージョンのCD−ROM
が配布されるまで、上述の管理者による差分ファイルの
作成及び配布と利用者による取り込みを繰り返す。
【0046】このシステムにおいて、DBサーバ10
0、管理者端末300及び利用者端末500は、第1の
実施形態と同様の構成を備える。ただし、図10に示す
ように、管理者端末300は、差分ファイル出力ツール
の代わりに、差分ファイル作成ツール331を備える。
利用者端末500において、第1の実施形態の場合と同
様に差分ファイル読込ツール331を用いて、2次デー
タベース及び更新分の素材情報がハードディスクに作成
される。
【0047】図11は、差分ファイル作成ツール331
のフローを示す。CD−ROMの情報または前回差分フ
ァイル作成時の更新情報をもとにデータベース情報の差
分ファイルを作成し(S30)、利用者に配布する。
【0048】
【発明の効果】大容量のデータを含むデータベース情報
を利用するシステムにおいて、差分ファイルを用いて最
新のデータベース情報に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のデータベースシステムの
【図2】 データベース情報差分更新の状況を示す図
【図3】 DBサーバの構成を示す図
【図4】 管理者端末の構成を示す図
【図5】 差分ファイル出力ツールのフローチャート
【図6】 利用者端末の構成を示す図
【図7】 差分ファイル読込ツールのフローチャート
【図8】 第2の実施の形態のデータベースシステムの
【図9】 データベース情報差分更新の状況を示す図
【図10】 管理者端末の構成を示す図
【図11】 差分ファイル作成ツールのフローチャート
【符号の説明】
100 サーバ、 130 データベースソフト、
132 データベース情報、 300 管理者端
末、 330 差分ファイル出力ツール、331 差
分ファイル作成ツール、 342 差分ファイル、
500 利用者端末、 530 差分ファイル読込
ツール、 536 2次データベースファイル、
538 更新分の素材ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 哲也 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 澤村 浩 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK13 KK24 KK33 KK37 MM02 MM11 ND03 ND08 ND12 ND14 ND20 ND22 ND23 ND36 NK54 NR03 NR20 PQ02 PQ04 PQ05 PR03 UU06 UU38 5B082 GA04 GA14 JA11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバの商品データベースを基に1次デ
    ータベース及びそれに関連づけられた1次素材情報を作
    成し、1次データベース及び1次素材情報を格納した光
    記録媒体を作成し、利用者がその光記録媒体内の情報を
    読み出すシステムにおいて、 サーバにアクセスし、光記録媒体作成時以降の商品デー
    タベースの更新履歴を基に、1次データベース及び1次
    素材情報との差分情報を出力して、利用者に配布し、 配布された差分情報を基に1次データベース全体を更新
    して書き込み可能な記憶媒体に2次データベースとして
    記憶し、配布された差分情報を基に1次素材情報を更新
    し、更新分のみの更新素材情報を書き込み可能な記憶媒
    体に記憶し、2次データベースと、1次素材情報の非更
    新分と更新素材情報からなる2次素材情報とを利用する
    データベース更新方法。
  2. 【請求項2】 さらに、 サーバにアクセスし、前回の差分情報出力時以降の商品
    データベースの更新履歴情報を基に、2次データベース
    及び2次素材情報との差分情報を出力して、利用者に配
    布し、 配布された差分情報を基に2次データベース全体を更新
    して書き込み可能な記憶媒体に3次データベースとして
    記憶し、配布された差分情報を基に2次素材情報を更新
    し、更新分のみの現在の更新素材情報を書き込み可能な
    記憶媒体に記憶し、3次データベースと、2次素材情報
    の非更新分と更新素材情報とからなる3次素材情報とを
    利用する請求項1に記載されたデータベース更新方法。
  3. 【請求項3】 1次データベース及びそれに関連づけら
    れた1次素材情報を格納した光記録媒体を利用者に配布
    し、利用者がその光記録媒体内の情報を読み出すシステ
    ムにおいて、 光記録媒体内の1次データベース及び1次素材情報を部
    分的に更新するための、1次データベース及び1次素材
    情報との差分情報を作成して利用者に配布し、 配布された差分情報を基に1次データベース全体を更新
    して書き込み可能な記憶媒体に2次データベースとして
    記憶し、配布された差分情報を基に1次素材情報を更新
    し、更新分のみの更新素材情報を書き込み可能な記憶媒
    体に記憶し、2次データベースと、1次素材情報の非更
    新分と更新素材情報とからなる2次素材情報とを利用す
    るデータベース更新方法。
  4. 【請求項4】 さらに、 2次データベース及び2次素材情報を部分的に更新する
    ための、前回の差分情報出力時の2次データベース及び
    2次素材情報との差分情報を出力して、利用者に配布
    し、 配布された差分情報を基に2次データベース全体を更新
    して書き込み可能な記憶媒体に3次データベースとして
    記憶し、配布された差分情報を基に2次素材情報を更新
    し、更新分のみの現在の更新素材情報を書き込み可能な
    記憶媒体に記憶し、3次データベースと2次素材情報の
    非更新分と更新素材情報とからなる3次素材情報とを利
    用する請求項3に記載されたデータベース更新方法。
  5. 【請求項5】 前記の素材情報は商品データにリンクす
    る画像、図表、音声、動画または文書のファイルを含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項
    に記載された方法。
  6. 【請求項6】 2次データベースは、1次素材情報の非
    更新分及び更新素材情報を構成する各ファイルのファイ
    ル名及びデータ媒体における格納位置のデータを含むこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載された方法。
  7. 【請求項7】 前記の格納位置のデータは、データ媒体
    識別番号およびファイルパスからなり、2次データベー
    スは、データ媒体の識別番号とそのデータ媒体内で素材
    情報を構成するファイルのディレクトリ名とからなるテ
    ーブルを含むことを特徴とする請求項6に記載された方
    法。
  8. 【請求項8】 前記の2次データベース及び前記の更新
    素材情報が記憶される記憶媒体は、利用者が使用する端
    末の記憶媒体であることを特徴とする請求項1から請求
    項5のいずれか1項に記載された方法。
  9. 【請求項9】 サーバ、サーバーにネットワークを介し
    て接続された管理者端末、および、管理者端末にネット
    ワークを介して接続された複数の利用者端末とからなる
    システムにおいて、 管理者端末は、サーバの商品データベースを基に1次デ
    ータベース及びそれに関連づけられた1次素材情報を作
    成する作成手段と、データベース作成手段により作成さ
    れた1次データベース及び1次素材情報を格納した光記
    録媒体を作成する格納手段と、サーバにアクセスし、光
    記録媒体作成時以降の商品データベースの更新履歴を基
    に、1次データベース及び1次素材情報との差分情報を
    出力する差分出力手段とを備え、 利用者端末は、差分出力手段により出力された差分情報
    を基に1次データベース及び1次素材情報を更新する更
    新手段と、更新された1次データベース全体と更新分の
    みの更新素材情報を記憶する書き込み可能な記憶手段と
    を備えるシステム。
  10. 【請求項10】 管理者端末、および、管理者端末にネ
    ットワークを介して接続された複数の利用者端末とから
    なるシステムにおいて、 管理者端末は、光記録媒体に格納された1次データベー
    ス及び1次素材情報を部分的に更新するための、1次デ
    ータベース及び1次素材情報との差分情報を作成する作
    成手段を備え、 利用者端末は、作成手段により作成された差分情報を基
    に1次データベース及び1次素材情報を更新する更新手
    段と、更新された1次データベース全体と更新分のみの
    更新素材情報を記憶する書き込み可能な記憶手段とを備
    えるシステム。
  11. 【請求項11】 2次データベースは、1次素材情報の
    非更新分及び更新素材情報を構成する各ファイルのファ
    イル名及びデータ媒体における格納位置のデータを含む
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載され
    たシステム。
  12. 【請求項12】 前記の格納位置のデータは、データ媒
    体識別番号およびファイルパスからなり、2次データベ
    ースは、データ媒体の識別番号とそのデータ媒体内で素
    材情報を構成するファイルのディレクトリ名とからなる
    テーブルを含むことを特徴とする請求項11に記載され
    たシステム。
  13. 【請求項13】 データベース及びそれに関連付けられ
    た素材情報とを格納した光記録媒体の情報を読み出すコ
    ンピュータにおいて、 光記録媒体内のデータベース及び素材情報との差分情報
    を読み込むステップと、 読み込んだ差分情報を用いて、光記録媒体内のデータベ
    ース及び素材情報を更新し、記憶手段に記憶するステッ
    プとからなり、 コンピュータにより実行される差分ファイル読込プログ
    ラム。
  14. 【請求項14】 前記の素材情報は商品データにリンク
    する画像、図表、音声、動画または文書のファイルを含
    み、前記の差分情報は、データベースの更新部分につい
    てのデータと、素材情報の更新部分についてのデータと
    からなることを特徴とする請求項13に記載されたプロ
    グラム。
  15. 【請求項15】 更新されたデータベースは、差分情報
    を用いて更新された全体のデータベースであり、更新さ
    れた素材情報は、更新部分のみの素材情報であることを
    特徴とする請求項14に記載されたプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項13から請求項15のいずれか
    1項に記載されたプログラムを記録した、コンピュータ
    により読出し可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015153203A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 株式会社リコー 機器、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015153203A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 株式会社リコー 機器、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

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