JP2003139876A - 通信機能付電子時計及び通信機能システム - Google Patents

通信機能付電子時計及び通信機能システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナが不可欠で通信機能処理するための
機能部品が必要になる通信機能付き電子時計は構造的に
携帯性を損ねる大きな形になりがちである。そこで、小
型、薄型化を目指しながら、生産性が良く、コンパクト
な携帯性の良い構造が要求される。 【解決手段】 通信機能付き電子時計のムーブメントを
主ムーブメントユニット、アンテナユニット、通信回路
ユニットの3つのユニットに分け、このユニットをバン
ド方向に主ムーブメントを中心にほぼ同じ角度で配置
し、これらを可撓性接続部材で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置を有する
電子時計に関する。とりわけ、この電子時計が携帯型の
腕時計であるものに関する。
【0002】さらに、受信装置を有する電子時計を含む
通信機能システムに関する。
【0003】
【従来の技術】デジタル技術の進歩により、時刻表示を
専らとしていた腕時計にアラームやクロノグラフなど腕
時計の時間標準を利用した付加機能をつけた多機能化が
実現して久しい。つまり、こうした多機能腕時計には発
信部品、それを処理する論理回路部品、処理結果を表示
する液晶などのデジタル表示や針式のアナログ表示する
表示部品とこれらを動かす電源である電池、さらにはこ
れらを操作する幾つものボタンやリューズを組み合わせ
た操作部材などを備えながら、携帯性の良い腕時計にま
とめる技術は確立してきた。
【0004】更にはセンサー部品の小型化やその処理回
路の小型化も著しく、ICの高密度化と相俟って脈拍計
や水深計や高度計のように各種センサーと組み合わせた
新たな機能と合体した腕時計が実現し、腕時計も時計と
一体となった小型(腕)携帯機器機器としてその一環を占
めるようになった。
【0005】センサーとしてアンテナを用いた例として
標準電波を受信して時刻表示や時刻修正する腕電波時計
も出回るようになってきている。
【0006】このように、最近では無線通信分野でも携
帯端末としての機能時計が各種提案されるようになっ
た。GPS受信装置を搭載してGPS衛星から発信され
る位置情報などの電波を受信し、位置情報を表示する携
帯機器もその一つで、特開2001−13867号公報
にその例を見ることが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】時計に対する機能化が
進んでも腕に携帯する電子時計には常に携帯性が要求さ
れる。即ち小型、薄型化を目指しながら、コンパクトな
携帯性の良い構造が要求される。一方、無線通信機能を
有する機器には電波を送受信するアンテナとこのアンテ
ナが送受信するためのための通信回路が必要となる。ア
ンテナの小型化が進んだとは言え、時計部品から見ると
アンテナ部品は大きな部品である。また、通信回路も一
般にアナログ処理・デジタル処理の両方を行わなければ
ならず、比較的複雑な構成となり通常のIC技術ではワ
ンチップになりずらい形態をしている。ここに用いられ
るアンテナやアナログ回路はノイズの影響を受け易く、
電磁遮蔽を行うための構造物も必要となる。
【0008】通信機能付き電子時計においては従来の電
子時計部品に加え、上述したような通信機能を処理する
ための機能部品が必要になり構造的にも携帯性を損ねる
大きな形になりがちである。
【0009】例示した特開報においても同じ問題をかか
え、一つの解決策としてアンテナ部品と電池及び表示体
との関係でいろいろな配置を提案している。しかし、こ
の提案では時計を腕に装着したときに、バンド方向とは
直角関係にある腕方向にいずれかの構造物が飛び出す形
になり、携帯性でも、デザイン性でも制約をもたらす原
因となっていた。
【0010】このように通信機能を有する携帯機器であ
っても、電子時計としての携帯性をよくすることが要求
される。
【0011】本発明の課題は製造し易く、電磁ノイズの
影響も受けずらい、携帯性の高い構造をした通信機能を
備えた電子時計とそのシステムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明では、時計の主ムーブメントユニットとア
ンテナユニットと通信回路ユニットとを別体にし、この
主ムーブメントユニットを中央に配し、この主ムーブメ
ントユニットの両端の位置にアンテナユニットと通信回
路ユニットとを配置した通信機能付電子時計であること
を特徴とする。
【0013】前記通信機能付電子時計が通信機能付電子
ウオッチであり、前記主ムーブメントユニットを中央に
配し、この主ムーブメントユニットの両端の位置に前記
アンテナユニットと前記通信回路ユニットとを配する方
向をバンド方向としたことを特徴とする。
【0014】中央に配した前記主ムーブメントユニット
を前記通信機能付電子ウオッチの表示面風防部と平行に
配し、この主ムーブメントユニットの両端の位置に一方
のバンド部との間に前記アンテナユニットを、もう一方
のバンド部との間に前記通信回路ユニットを配し、主ム
ーブメントユニットとアンテナユニットとの配置角度と
主ムーブメントユニットと通信回路ユニットとの配置角
度とを略同一としたことを特徴とする。
【0015】前記主ムーブメントユニットと前記通信回
路ユニットと前記アンテナユニットとを可撓性接続部材
で接続する構造であることを特徴とする。
【0016】前記アンテナユニットと前記通信回路ユニ
ットを接続する可撓性接続部材と前記主ムーブメントユ
ニットとの間に電磁遮蔽板を配置したことを特徴とす
る。
【0017】前記アンテナユニットが通信衛星からの信
号を受信する通信アンテナユニット若しくは位置情報信
号等の近距離通信信号を受信する近距離通信アンテナユ
ニットであることを特徴とする。
【0018】前記通信アンテナユニットが受信する前記
信号がGPS信号であることを特徴とする。
【0019】時計の主ムーブメントユニットとアンテナ
ユニットと通信回路ユニットとより成り、各ユニットが
別体にて構成され、この主ムーブメントユニットを中央
に配し、この主ムーブメントユニットの両端の位置に前
記アンテナユニットと前記通信回路ユニットとを配した
通信機能付電子時計と、通信衛星からの信号を受信し、
この信号に基づき演算された所定の情報を前記通信機能
付電子時計に対して無線にて出力する通信インターフェ
ース装置とを備えたシステムであることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るGPS通信機
能付き電子時計及びそれを含む通信システムについて図
面を参照しながら詳しく説明する。
【0021】図1は本電子時計の機能を示すシステム図
で、GPS衛星が発射する電波を受信するための受信ア
ンテナ部1が受信した電波を受信回路部で増幅・検波し
てGPS信号を取り出し、この信号を元に位置情報や時
刻情報としてデジタル化した信号を演算処理部2に送
る。演算処理部3は本時計を司る全ての演算処理を行う
部分で、ワンチップマイコンICを中心として、時間標
準にとなる発振部など従来のデジタル時計を処理する機
能も含んでいる。入力部6からの指示で制御されたり、
記憶部4とのやり取りで行う演算処理に必要なプログラ
ムはワンチップマイコンICに組み込まれている。従っ
て、この演算処理部3では前記受信回路部2から送られ
てきた位置情報や時刻情報を演算処理するばかりでな
く、時計としての時刻処理やクロノグラフやアラームな
ど通常の付加機能の処理も行う。この演算結果は従来の
電子時計と同じく液晶などの表示部5に送られその内容
を表示する。また受信関係以外の構成部である入出力処
理手段64は、演算処理部3、記憶部4、表示部5及び
入力部6により成る。
【0022】図2は本実施形態の完成電子時計で、図2
aは正面図、図2bはその側面図である。10はケー
ス、11はこのケース10の中央に位置し、ベゼル13に
囲われた風防12に覆われた液晶表示部、14a〜14
dは操作ボタン、15aは上バンド、1bは下バンド、
19は裏蓋である。
【0023】液晶表示部11は時刻(12時34分)と
北緯(40度43分36秒)、東経(135度24分1
2秒)の位置表示を示している例で、操作ボタン14d
の操作により別のモードを選択し、例えば日付表示と時
刻表示を並べて表示したり、或いはまた、距離モードを
選択して、GPSの示す2点間の距離計算や積算した移
動距離を計算し、表示することも出来る。また、クロノ
やアラームなど従来の電子時計と組み合わせた機能を搭
載し、表示することも出来る。
【0024】ケース10は上ケース10aと下ケース1
0bとからなり、少なくとも上ケース10aはプラスチ
ックのような電波の受信を阻害しない材料で作られてい
る。上ケース10aと下ケース10bとはねじ止め又は
はめ込みなどで一体化構造となっている。
【0025】ケース10の中には裏蓋19側に開いた1
6〜18の3つの収納部を有する。16は中央収納部で裏
蓋の反対側はベゼル13の内側に位置する風防12側に
開き、一般の時計ケースと同じような空洞となってい
て、後述する主ムーブメントユニットを収納する。17
はこの中央収納部16と上バンド15aとの間に位置する
上ケース10a内にあって、後述するアンテナユニット
を収納する上収納部であり、18は中央収納部16と下
バンド15bとの間に位置する下ケース10b内にあっ
て、後述する通信回路ユニットを収納する下収納部であ
る。
【0026】上下ケース10aと10bは風防12の面
を基準にバンド方向に向け、腕形状に沿った傾きを持た
せた角度を有している。従って、腕と接する裏蓋19の
形状もほぼ腕形状に沿った形となり、腕とのフィット感
を持たせるようになっている。
【0027】図3はケース10に収納するGPS通信機
能付き電子時計のムーブメント構造を示す側面図で、2
0が主ムーブメントユニット、30が通信回路ユニッ
ト、40がアンテナユニットである。
【0028】主ムーブメントユニット20は図1の点線
部で示す演算処理部3、記憶部4、表示部5、入力部6
にかかわる機能部品で構成し、ムーブメント体21には
液晶表示部11を備えている。ムーブメント体21は電
源となる電池、時間基準を発生する水晶発信器、信号処
理をするIC、機能選択など外部指示を行う操作ボタン
に係る接点構造部品などからなり、これらを搭載するメ
イン基板22を含む。このメイン基板22には、通信回
路ユニット30へ電源を供給し、また、通信ユニット3
0からの情報を受けるための信号を受けるフレキシブル
な接続シート33が接続している他は従来の多機能時計
と同じ要素で構成されており、通常の時計ケースに納ま
る構造をしているのでその詳細は省略する。
【0029】通信回路ユニット30は図1の受信回路部
2にかかわる機能部品で構成し、通信回路基板31にア
ナログ信号である受信信号を処理する通信回路部品32
を搭載している。具体的には抵抗やコンデンサーとIC
部品を組み合わせたものである。通信回路基板31の上
面では主ムーブメントユニット20と接続シート33で
接続し、下面ではアンテナ線43が接続している。
【0030】アンテナユニット40は図1の受信アンテ
ナ部1にかかわる機能部品で構成され、アンテナ基板4
1とGPS電波を受信する受信アンテナ42からなる。
受信アンテナ42で受けた信号はフィーダー線など可撓
的な接続部材のアンテナ線43で通信回路ユニット30
に接続している。接続部材43と主ムーブメントユニッ
トの間には電磁遮蔽板44が設けてある。
【0031】図において、接続シート33、アンテナ線
43、電磁遮蔽板44は説明し易く充分な厚みをもって
示しているが、実際には百ミクロンオーダーの薄い素材
を使用している。
【0032】図4は図3を平面的に展開した平面展開図
で、通信基板31に搭載されている通信回路を構成する
ICチップ34や抵抗部品35、コンデンサー部品36
などの配置例を示す。他の部番は図3と同じである。
【0033】このように構成されている事から、アンテ
ナユニット40の受信アンテナ42で受けたGPS電波
はフレキシブルなアンテナ線43を介して通信回路ユニ
ット30に送られ、ここの通信回路32でデジタル信号
化された衛星情報は接続シート33を介して主ムーブメ
ントユニット20へ送られ、この主ムーブメントユニッ
ト20内で演算処理され、その結果が液晶表示部に表示
される。
【0034】時計ムーブメントを3つのユニットに分
け、アンテナユニットと通信回路ユニットを主ムーブメ
ントユニットから分離したことで、主ムーブメントユニ
ット20の構成部品は従来の電子時計とほぼ同じにな
り、従来培ってきた構造技術が容易に取り入れ易くな
る。その結果、主ムーブメントユニットの小型薄型化が
容易に実現し易くなる。従って、中央収納部16に収納
する主ムーブメントユニット20は従来の構造そのまま
にコンパクトに納めることが出来る。
【0035】主ムーブメントユニット20は風防12と
平行の中央収容部16に配置され、通信回路ユニット3
0はこの主ムーブメントユニット20と下バンド15b
の間に位置する下収容部17に、アンテナユニット40
は主ムーブメントユニット20を挟んで反対側の上バン
ド15aとの間に位置する上収容部18に配置されるか
ら、主ムーブメントユニット20に対する通信回路ユニ
ット30とのなす角とアンテナユニット40とのなす角
は腕の形に沿ったほぼ同じ角度をもって配置される。こ
のように、バンド方向の角度をほぼ腕の丸みに合わせた
角度に持たせる事が出来るから、通信機能付きに伴なう
構成部品の増加で本来大きくなる時計構造物が、あたか
もバンドの一部に部品が納まったかのようになり、スマ
ートなデザイン感覚の装着性の良い電子時計が実現でき
る。
【0036】このとき、アンテナユニット40を収納す
る上ケース10aの材質は電波障壁にならないプラスチ
ックなどを使っているので、電波は容易に受信しやすく
なっている。アンテナユニットと通信回路ユニットを結
ぶアンテナ線43と主ムーブメントユニットの間には電
磁遮蔽板44が設けてあるので、ムーブメントの出すノ
イズを遮蔽でき安定した信号を通信回路ユニット30に
送ることが出きる。
【0037】アンテナ線43に可撓的なシールド線を用
いることにより電磁遮蔽板を省略することが出来る。
【0038】裏蓋19は一体もので図示したが、各収納
部に対応してそれぞれ別体のものでも良く、さらに、裏
蓋材質が違うものでも良い。
【0039】ケース内に収容された完成時計のムーブメ
ントは図3に示すように3つのユニット20、30、40
はお互いに角度を持って配置しているが、ムーブメント
の組立段階ではお互いを平行位置にして作業出来る。図
5がその作業時の配置関係を示す側面図で、各ユニット
20、30、40の間の接続に可撓性接続部材を使用し
ているから可能となる。
【0040】即ち、図示するように、アンテナ線43や
接続シート33は作業性の良い比較的平行位置で行い、
ケースへの収納時には接続部材の可撓性を利用して角度
を持たせてそれぞれの収納部に納める事が出来、生産性
の良いムーブメント製造が可能となる。
【0041】ここまで、本実施形態としてGPS衛星か
らの電波を直接受ける電子時計を例に説明してきたが、
GPS電波は微弱であるのに加え、位置情報を抽出する
には同時に4個以上の衛星から受信し、複雑な計算を逐
次迅速に行う必要がある。そのために通信回路が複雑に
なり、電力消費も大きくなる。このことは、回路部品を
増やことになったり、大きな容量の電池が望まれ、構造
設計の困難さが増す。
【0042】本電子時計にあっては、これを軽減するた
めにインターフェースをおくシステムを利用することが
ある。次に、その場合の実施形態を説明する。
【0043】図6はGPSインターフェースの機能シス
テムズである。GPS受信アンテナ部51が受信したG
PS衛星からの電波は受信回路部52で増幅・検波さ
れ、演算処理部53で記憶部54とやり取りしながら位
置情報や時間情報のデジタル信号となるようにデジタル
処理する。その信号は、送信回路部55に送られ、送信
アンテナ56から前述した電子時計に向けて電波を発信
する。
【0044】GPS衛星からの電波は数ギガヘルツの極
超短波であるが、インターフェースから発射する電波は
携帯受信装置としては比較的扱い易いもっと低い周波数
帯の電波、例えば、300メガヘルツ近辺の電波が利用
できる。また、インターフェースユニットそのものは時
計のように腕に携帯するという制約は受けないので、十
分大きな電源の搭載が可能であり、強い電力での発信が
可能となる。その分、時計側では電波が受け安くなるか
ら、時計側のアンテナ条件や受信回路の処理条件は緩和
され、構造的にも設計が容易になる。
【0045】このようにインターフェースを用いるシス
テムにおいても、ムーブメントを3つのユニットに分け
てバンド方向に分散して収納する時計構造の特徴は利用
できることに変わりは無い。前述したように、通信回路
の負担を軽減し、ひいては回路ユニットの構成をより簡
素な形にし、併せて、主ムーブメントユニットの電池も
小さく出来るので、その分、小型かつ携帯性の良いもの
となる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、アンテ
ナを装備する通信機能を有する電子時計において、その
ムーブメントを主ムーブメントユニットと通信回路ユニ
ットとアンテナユニットの3つのユニットに分け、主ム
ーブメントユニットの両端、バンドとの間に通信回路ユ
ニットとアンテナユニットをほぼ腕に沿った角度を持た
せて配置する事により、携帯性に富んだ電子時計を提供
できる。
【0047】さらにアンテナユニットと通信回路ユニッ
ト及び通信回路ユニットと主ムーブメントユニットの間
を可撓性のある接続手段で接続することに加工性が高
く、組立性の良いムーブメントを提供できる。
【0048】さらにまた、ムーブメントとアンテナ線の
間に遮蔽板を設けいることにより、ムーブメントの発す
るノイズに強い通信機能付き構造が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子時計の機能システム図
【図2】(a)完成電子時計の正面図、(b)完成電子
時計の側面図
【図3】ムーブメントの構造側面図
【図4】ムーブメントの平面展開図
【図5】作業時の配置関係を示す側面図
【図6】GPSインターフェースユニットの機能システ
ム図
【符号の説明】
1 受信アンテナ部 2 受信回路部 3 演算処理部 4 記憶部 5 表示部 6 入力手段 10 ケース 11 液晶表示部 12 風防 13 ベゼル 14 操作ボタン 15a 上バンド 15b 下バンド 16 中央収納部 17 上収納部 18 下収納部 19 裏蓋 20 主ムーブメントユニット 21 ムーブメント体 22 メイン基板 30 通信回路ユニット 31 通信回路基板 32 通信回路部品 33 接続シート 34 ICチップ 35 抵抗部品 36 コンデンサー部品 40 アンテナユニット 41 アンテナ基板 42 受信アンテナ 43 アンテナ線 44 電磁遮蔽板 51 GPS受信アンテナ部 52 GPS受信回路部 53 演算処理部 54 記憶部 55 送信回路部 56 送信アンテナ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計の主ムーブメントユニットとアンテ
    ナユニットと通信回路ユニットとが別体であり、該主ム
    ーブメントユニットを中央に配し該主ムーブメントユニ
    ットの両端の位置に該アンテナユニットと該通信回路ユ
    ニットとを配したことを特徴とする通信機能付電子時
    計。
  2. 【請求項2】 当該する通信機能付電子時計が通信機能
    付電子ウオッチであり、前記主ムーブメントユニットを
    中央に配し、該主ムーブメントユニットの両端の位置に
    前記アンテナユニットと前記通信回路ユニットとを配す
    る方向をバンド方向としたことを特徴とする請求項1記
    載の通信機能付電子時計。
  3. 【請求項3】 中央に配した前記主ムーブメントユニッ
    トを前記通信機能付電子ウオッチの表示面風防部と平行
    に配し、該主ムーブメントユニットの両端の位置に一方
    のバンド部との間に前記アンテナユニットを、もう一方
    のバンド部との間に前記通信回路ユニットを配し、該主
    ムーブメントユニットと該アンテナユニットとの配置角
    度と主ムーブメントユニットと通信回路ユニットとの配
    置角度とを略同一としたことを特徴とする請求項2記載
    の通信機能付電子時計。
  4. 【請求項4】 前記主ムーブメントユニットと前記通信
    回路ユニットと前記アンテナユニットとを可撓性接続部
    材で接続する構造であることを特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載の通信機能付電子時計。
  5. 【請求項5】 前記アンテナユニットと前記通信回路ユ
    ニットを接続する可撓性接続部材と前記主ムーブメント
    ユニットとの間に電磁遮蔽板を配置したことを特徴とす
    る請求項1乃至3の何れかに記載の通信機能付電子時計
  6. 【請求項6】 前記アンテナユニットが通信衛星からの
    信号を受信する通信アンテナユニット若しくは位置情報
    信号等の近距離通信信号を受信する近距離通信アンテナ
    ユニットであることを特徴とする請求項1乃至5の何れ
    かに記載の通信機能付電子時計。
  7. 【請求項7】 前記通信アンテナユニットが受信する前
    記信号がGPS信号であることを特徴とする請求項1乃
    至6記載の何れかに通信機能付電子時計。
  8. 【請求項8】 時計の主ムーブメントユニットとアンテ
    ナユニットと通信回路ユニットとより成り、各ユニット
    が別体にて構成され、該主ムーブメントユニットを中央
    に配し、該主ムーブメントユニットの両端の位置に前記
    アンテナユニットと前記通信回路ユニットとを配した通
    信機能付電子時計と、通信衛星からの信号を受信し該信
    号に基づき演算された所定の情報を前記通信機能付電子
    時計に対して無線にて出力する通信インターフェース装
    置とを備えたことを特徴とする通信機能システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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