JP2003139651A - 光信号検出方法及び光信号検出装置 - Google Patents
光信号検出方法及び光信号検出装置Info
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Abstract
号を検出する際に、より狭い帯域を有するフィルタを使
用可能であり、その結果として、良好なS/N比を実現
すること。 【解決手段】 光伝送路を介して伝送された信号を光ヘ
テロダイン検波方式により検出する際に、光伝送路を通
過することにより周波数がαだけシフトした第1の光
と、第1の光と周波数がΔfだけ異なる第2の光とを光
カップラにて合波する。光カップラの出力を光/電気変
換器に入力し、光/電気変換器が周波数Δf+αを有す
る電気信号甲を出力する。光伝送路を通過することによ
り第1の光の周波数がシフトする量をα’と予測する。
周波数Δf+α’の電気信号乙を生成する。電気信号甲
と電気信号乙とをミキサに入力し、その出力をフィルタ
に通過させる。
Description
の伝送状態を監視する技術に関する。特に、光ヘテロダ
イン検波方式によるOTDR(Optical Tim
e DomainReflectometry)に関す
る。
伝送容量の大容量化が求められている。波長多重技術の
発展を背景として伝送路光ファイバの高密度化が進みつ
つあり、伝送容量の大容量化を図る技術として波長多重
伝送方式が有力視されている。
する必要がある。光ファイバ伝送路における伝送状態を
監視するためには、光ファイバ中の後方散乱光を検出す
ることが考えられる。このような考え方に基づく技術
に、光ヘテロダイン検波方式によるOTDR技術があ
る。
その後方散乱光を検出するものであるが、ファイバ中の
後方散乱光は非常にパワーが小さいため検出結果がノイ
ズに埋もれてしまうという問題がある。
てフィルタを用いるものがある。即ち、プローブ光とΔ
f(Hz)だけ周波数の異なる局部発振光源を用意する。
この局部発振光とプローブ光の後方散乱光とを合波す
る。合波した光をO/E(光/電気)変換し、周波数Δ
fを電気の領域で扱うことにより、フィルタを用いるこ
とができるようになる。このフィルタとして狭帯域なも
のを用いることにより、ノイズの抑制を可能とする。こ
の技術では、フィルタの帯域が狭いほど、ノイズに対す
る信号の割合(S/N比)は良くなる。
にこの技術を適用する場合、プローブ光は伝送過程で非
線形光学効果を受けて、その周波数がシフトすることが
確認されている。周波数シフト後の信号を検出するため
にはフィルタの狭帯域化や長距離監視には限界があっ
た。
ものであり、本発明が解決しようとする課題は、非線形
光学効果を受けて周波数シフトした信号を検出する際
に、より狭い帯域を有するフィルタを使用可能であり、
その結果として、良好なS/N比を実現することができ
る光信号検出方法及び装置を提供することである。
め、本発明は次のような光信号検出方法及び装置を提供
する。
号を光ヘテロダイン検波方式により検出する方法におい
て、伝送路に周波数fを有する第0の光を入力する段階
0と、光伝送路を通過することにより周波数がシフトし
た、周波数f+αを有する第1の光と、第0の光と周波
数がΔfだけ異なる第2の光とを光カップラにて合波す
る段階1と、光カップラの出力を光/電気変換器に入力
し、光/電気変換器が周波数Δf+αを有する電気信号
甲を出力する段階2と、光伝送路を通過することにより
第0の光の周波数がシフトする量をα’と予測する段階
3と、周波数Δf+α’の電気信号乙を生成する段階4
と、電気信号甲と電気信号乙とをミキサに入力し、その
出力をフィルタに通過させる段階5とを含むことを特徴
とする光信号検出方法を提供する。
とをミキシングする時点で非線形光学効果の周波数シフ
トによる影響を折り込み済みなので、フィルタの帯域を
決定する際に周波数シフトを考慮する必要がなく、より
狭帯域のフィルタを用いることが可能となり、結果とし
て、S/N比の改善を図ることができる。
有する第0の光を生成して光伝送路に入力する段階と、
周波数f+Δfを有する第2の光を生成する段階と、光
伝送路を通過後の周波数f+αを有する第1の光と、第
2の光とを光カップラにて合波する段階とを含むことと
してよい。
成する段階と、第0の光を周波数シフタに入力し、周波
数をf+Δfにシフトして第2の光として出力する段階
と、光伝送路を通過後の周波数f+Δf+αを有する第
3の光と、第0の光とを光カップラにて合波する段階と
を含むこととしてもよい。
れた信号を光ヘテロダイン検波方式により検出する方法
において、光伝送路を通過したときに第1の光の周波数
がシフトする量をα’と予測する段階1と、第1の光と
周波数がΔf+α’異なる第2の光を生成する段階2
と、光伝送路を通過して周波数がαシフトした第3の光
と、第2の光とを光カップラにて合波する段階と、光カ
ップラの出力を光/電気変換器に入力し、光/電気変換
器が周波数Δfを有する電気信号甲を出力する段階と、
周波数Δfの電気信号乙を生成する段階と、電気信号甲
と電気信号乙とをミキサに入力し、その出力をフィルタ
に通過させる段階とを含むことを特徴とする光信号検出
方法を提供する。
第1の光を周波数シフタに入力し、周波数をΔf+α’
だけシフトして第2の光として出力する段階を含むこと
としてもよい。
数シフト量α’は、非線形光学効果に基づくものとして
予測される。また、周波数シフト量α’は、予め実施さ
れた伝送実験により定められる。
れた信号を光ヘテロダイン検波方式により検出する光信
号検出装置において、周波数fを有する第0の光を伝送
路に入力する第1の光源と、光伝送路を通過することに
より周波数がαだけシフトし、周波数f+αを有する第
1の光と、周波数f+Δfを有する第2の光とを合波す
る光カップラと、光カップラが出力する光信号を元に、
周波数Δf+αを有する電気信号甲を出力する光/電気
変換器と、光伝送路を通過することにより第1の光の周
波数がシフトする量をα’と予測するとき、周波数Δf
+α’の電気信号乙を生成する発振器と、電気信号甲と
電気信号乙とをミキシングするミキサと、ミキサの出力
を通過させるフィルタとを備えることを特徴とする光信
号検出装置を提供する。
数f+Δfを有する第2の光を生成する第2の光源を備
え、光カップラは、光伝送路を通過後の周波数f+αを
有する第1の光と、第2の光とを合波することとしても
よい。あるいは、更に、第0の光の周波数をf+Δfに
シフトして第1の光として出力する周波数シフタを備
え、光カップラは、光伝送路を通過後の周波数f+Δf
+αを有する第3の光と、第0の光とを合波することと
してもよい。
められた範囲の周波数で電気信号乙を生成することとす
れば、予測値α’の誤差を補償することができる。
送された信号を光ヘテロダイン検波方式により検出する
光信号検出装置において、第1の光を生成する光源と、
光伝送路を通過したときに第1の光の周波数がシフトす
る量をα’と予測するとき、第1の光と周波数がΔf+
α’異なる第2の光を生成する手段と、光伝送路を通過
して周波数がαシフトした第1の光と、第2の光とを合
波する光カップラと、光カップラが出力する光信号を元
に、周波数Δfを有する電気信号甲を出力する光/電気
変換器と、周波数Δfの電気信号乙を生成する発振器
と、電気信号甲と電気信号乙とをミキシングするミキサ
と、ミキサの出力を通過させるフィルタとを備えること
を特徴とする光信号検出装置を提供する。
生成する手段は、第1の光の周波数をΔf+α’だけシ
フトして第2の光として出力する周波数シフタを備える
こととしてもよい。
2の光を生成する手段は、第1の光の周波数をΔf+
α’だけシフトした周波数を含む予め定められた範囲の
周波数で第2の光を出力することとしてもよい。
数シフト量α’は、非線形光学効果に基づくものとして
予測される。また、周波数シフト量α’は、予め実施さ
れた伝送実験により定められる。
用いて局部発信周波数でミキシングしベースバンドにす
る際、狙った距離レンジからの受信光の非線形光学効果
による周波数シフトをあらかじめ予測し、その局部発振
周波数でヘテロダイン検波することで、その領域のS/
Nを劣化させることなく受信することである。
について図1を参照して説明する。
ブ光発生用の光源1を備える。光源1は伝送路400の
送信側伝送路410に接続されており、周波数f(H
z)のプローブ光を発振する。また、受信部は局部発振
光発生用の光源2を備え、周波数f+Δf(Hz)の局
部発振光を発振する。伝送路400を経たプローブ光
は、散乱光受信側の伝送路420を介して光カップラ3
にて局部発振光と合波された後、O/E変換器4にて光
―電気変換される。電気変換された信号は増幅器5で増
幅され、ミキサ6にて予め定められた局部発振周波数で
発振する発振器7の出力とミキシングされる。ミキサ6
の出力はローパスフィルタ8を通過した後、光線路測定
装置100から出力される。
て説明する。光源1で発生した周波数f(Hz)のプロ
ーブ光は伝送路400に送信される。伝送路400で散
乱して戻ってくる受信光は基本的には周波数f(Hz)
のまま戻ってくるが、伝送距離やプローブ光のパワーに
依存して非線形光学効果の影響を受け、周波数がα(H
z)だけシフトして周波数f+α(Hz)で受信され
る。
源2で発生した周波数f+Δf(Hz)の局部発振光と
光カップラ3で合波され、O/E変換器4で検出され
る。検出された信号成分はΔf+α(Hz)の成分を有
する。この信号成分を増幅器5で増幅する。
周波数を発生する発振器7の出力とミキシングする。こ
の局部発振周波数Δf+α’(Hz)のうち、α’につ
いては予め伝送実験を行なうことにより、近似値を予測
しておく。予測した近似値を中心とした可変の周波数で
出力するように発振器7を構成すれば、実際の周波数シ
フト量αと、予想した周波数シフト量α’との間にずれ
があっても補償することができる。
と局部発振光の周波数差、即ちΔf(Hz)の周波数で
ミキシングするが、光線路測定装置100では非線形光
学効果にてシフトした後の周波数を予め予測しておき、
周波数Δf+α’(Hz)でミキシングする。ミキサ6
の出力からローパスフィルタ8でノイズ成分を除去する
が、非線形光学効果による周波数シフトの影響は解消さ
れているので、ローパスフィルタ8として従来よりも狭
帯域のものを用いることができる。
について図2を参照して説明する。
ーブ光と局部発振光の光源が同一である点、一の光源か
ら発振した周波数fの光を二分し、一方を周波数シフタ
にてΔf(Hz)シフトして伝送路400に入力してい
る点、その結果として伝送路420から受信する光は、
非線形光学効果を受けて周波数f+Δf+α(Hz)で
ある点が異なる。
生する光源10を備える。光源10の出力はスプリッタ
11にて二分され、一方が周波数シフタ12に入力され
る。スプリッタ11の他方の出力は局部発振光として出
力される。周波数シフタ12は入力光の周波数をシフト
して周波数f+Δf(Hz)のプローブ光として伝送路
400の送信側伝送路410に出力される。伝送路40
0を経たプローブ光は、散乱光受信側の伝送路420を
介して光カップラ3に入力され、局部発振光と合波され
る。後の構成は光線路測定装置100と同様である。
て説明する。光源10で発生した周波数f(Hz)の光
はスプリッタ11にて二分された後、一方は周波数シフ
タ12を経てプローブ光として伝送路400に送信さ
れ、他方は局部発振光として伝送路400で散乱後の受
信光と合波される。伝送路400で散乱して戻ってくる
受信光は基本的には周波数f+Δf(Hz)のまま戻っ
てくるが、伝送距離やプローブ光のパワーに依存して非
線形光学効果の影響を受け、周波数がα(Hz)だけシ
フトして周波数f+Δf+α(Hz)で受信される。
は、スプリッタ11が出力する周波数fの局部発振光と
光カップラ3で合波され、O/E変換器4で検出され
る。検出された信号成分はΔf+α(Hz)の成分を有
する。この信号成分を増幅器5で増幅する。以後は光線
路測定装置100の動作と同様である。
について図3を参照して説明する。
キサ6の段階、即ち、光―電気変換を行なった後の段階
で周波数シフトの影響を取り除いている。これに対し
て、光線路測定装置300では、光カップラ3の段階、
即ち、光―電気変換を行なう前の段階で周波数シフトの
影響を取り除いている。
生する光源20を備える。光源20の出力はスプリッタ
21にて二分され、一方はプローブ光として送信側伝送
路410に入力される。また、他方は周波数シフタ22
に入力されて周波数f+Δf+α’(Hz)の局部発振
光として出力される。α’は予測される周波数シフト量
である。
受信側の伝送路420を介して光カップラ3に入力さ
れ、局部発振光と合波された後、O/E変換器4にて光
―電気変換される。電気変換された信号は増幅器5で増
幅され、ミキサ6にて周波数Δfで発振する発振器7の
出力とミキシングされる。ミキサ6の出力はローパスフ
ィルタ8を通過した後、光線路測定装置300から出力
される。
て説明する。光源20で発生した周波数f(Hz)のプ
ローブ光は伝送路400に送信される。伝送路400で
散乱して戻ってくる受信光は基本的には周波数f(H
z)のまま戻ってくるが、伝送距離やプローブ光のパワ
ーに依存して非線形光学効果の影響を受け、周波数がα
(Hz)だけシフトして周波数f+α(Hz)で受信さ
れる。
波数シフタ22が出力する周波数f+Δf+α’(H
z)の局部発振光と光カップラ3で合波され、O/E変
換器4で検出される。周波数シフタ22はスプリッタ2
1の一方の出力をΔf+α’(Hz)だけシフトする
が、このうちα’については予め伝送実験を行なうこと
により、近似値を予測しておく。予測した近似値を中心
とした可変の周波数で出力するように周波数シフタ22
を構成すれば、実際の周波数シフト量αと、予想した周
波数シフト量α’との間にずれがあっても補償すること
ができる。実際の周波数シフト量αと予測した周波数シ
フト量α’が十分に近ければ、検出された信号成分はΔ
f(Hz)の成分を有する。
器5で増幅し、局部発振周波数Δf(Hz)を発生する
発振器7の出力とミキシングする。
同様に、プローブ光と局部発振光の周波数差、即ちΔf
(Hz)の周波数でミキシングするが、予測した周波数
シフト量α’が十分に正確であれば、光カップラ3を経
た段階で周波数シフトαの影響は解消されており、ミキ
サ6は非線形光学効果に基づく周波数シフトの影響を受
けない。従って、光線路測定装置100及び200と同
様に、ローパスフィルタ8として従来よりも狭帯域のも
のを用いることができる。
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業
者の通常の知識の範囲内でその変更や改良が可能である
ことは勿論である。
る非線形光学効果の影響を除去できることである。つま
り、伝送路や送信光のパワーなどの様々な要因で起こり
得る非線形光学効果を局部発振光の周波数を最適化する
ことで除去する事ができる。
効果による周波数シフトを想定して、受信部のフィルタ
の帯域幅を広げざるを得なかったのに対し、本発明によ
れば、狭帯域なフィルタの使用が可能となり、その結
果、S/N比を改善できることである。
置100の機能ブロック図である。
置200の機能ブロック図である。
置300の機能ブロック図である。
1)
装置
Claims (16)
- 【請求項1】 光伝送路を介して伝送された信号を光ヘ
テロダイン検波方式により検出する方法において、 前記伝送路に周波数fを有する第0の光を入力する段階
0と、 前記光伝送路を通過することにより周波数がシフトし
た、周波数f+αを有する第1の光と、前記第0の光と
周波数がΔfだけ異なる第2の光とを光カップラにて合
波する段階1と、 前記光カップラの出力を光/電気変換器に入力し、前記
光/電気変換器が周波数Δf+αを有する電気信号甲を
出力する段階2と、 光伝送路を通過することにより前記第0の光の周波数が
シフトする量をα’と予測する段階3と、 周波数Δf+α’の電気信号乙を生成する段階4と、 前記電気信号甲と前記電気信号乙とをミキサに入力し、
その出力をフィルタに通過させる段階5とを含むことを
特徴とする光信号検出方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光信号検出方法におい
て、前記段階1は、 周波数fを有する前記第0の光を生成して光伝送路に入
力する段階と、 周波数f+Δfを有する前記第2の光を生成する段階
と、 光伝送路を通過後の周波数f+αを有する前記第1の光
と、前記第2の光とを光カップラにて合波する段階とを
含むことを特徴とする光信号検出方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の光信号検出方法におい
て、前記段階1は、 周波数fを有する前記第0の光を生成する段階と、 前記第0の光を周波数シフタに入力し、周波数をf+Δ
fにシフトして前記第2の光として出力する段階と、 光伝送路を通過後の周波数f+Δf+αを有する第3の
光と、前記第0の光とを光カップラにて合波する段階と
を含むことを特徴とする光信号検出方法。 - 【請求項4】 光伝送路を介して伝送された信号を光ヘ
テロダイン検波方式により検出する方法において、 光伝送路を通過したときに第1の光の周波数がシフトす
る量をα’と予測する段階1と、 前記第1の光と周波数がΔf+α’異なる第2の光を生
成する段階2と、 光伝送路を通過して周波数がαシフトした第3の光と、
前記第2の光とを光カップラにて合波する段階と、 前記光カップラの出力を光/電気変換器に入力し、前記
光/電気変換器が周波数Δfを有する電気信号甲を出力
する段階と、 周波数Δfの電気信号乙を生成する段階と、 前記電気信号甲と前記電気信号乙とをミキサに入力し、
その出力をフィルタに通過させる段階とを含むことを特
徴とする光信号検出方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の光信号検出方法におい
て、前記段階2は、前記第1の光を周波数シフタに入力
し、周波数をΔf+α’だけシフトして前記第2の光と
して出力する段階を含むことを特徴とする光信号検出方
法。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の光信
号検出方法において、前記周波数シフト量α’は、非線
形光学効果に基づくものとして予測されることを特徴と
する光信号検出方法。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の光信
号検出方法において、前記周波数シフト量α’は、予め
実施された伝送実験により定められることを特徴とする
光信号検出方法。 - 【請求項8】 光伝送路を介して伝送された信号を光ヘ
テロダイン検波方式により検出する光信号検出装置にお
いて、 周波数fを有する第0の光を前記伝送路に入力する第1
の光源と、 前記光伝送路を通過することにより周波数がαだけシフ
トし、周波数f+αを有する第1の光と、周波数f+Δ
fを有する第2の光とを合波する光カップラと、 前記光カップラが出力する光信号を元に、周波数Δf+
αを有する電気信号甲を出力する光/電気変換器と、 光伝送路を通過することにより前記第1の光の周波数が
シフトする量をα’と予測するとき、周波数Δf+α’
の電気信号乙を生成する発振器と、 前記電気信号甲と前記電気信号乙とをミキシングするミ
キサと、 前記ミキサの出力を通過させるフィルタとを備えること
を特徴とする光信号検出装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載の光信号検出装置におい
て、 更に、周波数f+Δfを有する前記第2の光を生成する
第2の光源を備え、 前記光カップラは、光伝送路を通過後の周波数f+αを
有する前記第1の光と、前記第2の光とを合波すること
を特徴とする光信号検出装置。 - 【請求項10】 請求項8に記載の光信号検出装置にお
いて、 更に、前記第0の光の周波数をf+Δfにシフトして前
記第1の光として出力する周波数シフタを備え、 前記光カップラは、光伝送路を通過後の周波数f+Δf
+αを有する第3の光と、前記第0の光とを合波するこ
とを特徴とする光信号検出装置。 - 【請求項11】 請求項8乃至10に記載の光信号検出
装置において、前記発振器は、周波数Δf+α’を含む
予め定められた範囲の周波数で前記電気信号乙を生成す
ることを特徴とする光信号検出装置。 - 【請求項12】 光伝送路を介して伝送された信号を光
ヘテロダイン検波方式により検出する光信号検出装置に
おいて、 第1の光を生成する光源と、 光伝送路を通過したときに前記第1の光の周波数がシフ
トする量をα’と予測するとき、前記第1の光と周波数
がΔf+α’異なる第2の光を生成する手段と、 光伝送路を通過して周波数がαシフトした前記第1の光
と、前記第2の光とを合波する光カップラと、 前記光カップラが出力する光信号を元に、周波数Δfを
有する電気信号甲を出力する光/電気変換器と、 周波数Δfの電気信号乙を生成する発振器と、 前記電気信号甲と前記電気信号乙とをミキシングするミ
キサと、 前記ミキサの出力を通過させるフィルタとを備えること
を特徴とする光信号検出装置。 - 【請求項13】 請求項12に記載の光信号検出装置に
おいて、前記第2の光を生成する手段は、前記第1の光
の周波数をΔf+α’だけシフトして前記第2の光とし
て出力する周波数シフタを備えることを特徴とする光信
号検出装置。 - 【請求項14】 請求項12及び13のいずれかに記載
の光信号検出装置において、前記第2の光を生成する手
段は、前記第1の光の周波数をΔf+α’だけシフトし
た周波数を含む予め定められた範囲の周波数で前記第2
の光を出力することを特徴とする光信号検出装置。 - 【請求項15】 請求項8乃至14のいずれかに記載の
光信号検出装置において、前記周波数シフト量α’は、
非線形光学効果に基づくものとして予測されることを特
徴とする光信号検出装置。 - 【請求項16】 請求項8乃至15のいずれかに記載の
光信号検出装置において、前記周波数シフト量α’は、
予め実施された伝送実験により定められることを特徴と
する光信号検出装置。
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---|---|---|---|
JP2001335891A JP2003139651A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 光信号検出方法及び光信号検出装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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