JP2003139089A - 単段オーバハング型圧縮機 - Google Patents

単段オーバハング型圧縮機

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JP2003139089A
JP2003139089A JP2001333974A JP2001333974A JP2003139089A JP 2003139089 A JP2003139089 A JP 2003139089A JP 2001333974 A JP2001333974 A JP 2001333974A JP 2001333974 A JP2001333974 A JP 2001333974A JP 2003139089 A JP2003139089 A JP 2003139089A
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JP
Japan
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impeller
type compressor
bearing
overhang type
rotating shaft
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JP2001333974A
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Hirotsugu Futagami
裕嗣 二神
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、系内圧力が高い場合も減圧するこ
となく起動可能となり、起動時の誤操作によるトラブル
を防止でき、各部のクリアランス調整を正確に行い、軸
受交換等のメンテナンス性および運転性能の向上を図る
ことが可能な単段オーバハング型圧縮機を提供すること
にある。 【解決手段】 本発明は、一対のジャーナル軸受7,8
によって回転自在に支持されるインペラ回転軸2と、イ
ンペラ回転軸2の先端に取付けられるインペラ3とを備
え、起動時に入力圧力がインペラ3およびインペラ回転
軸2から成るロータに作用する燃料流体G用の単段オー
バハング型圧縮機1において、インペラ3と反対側の箇
所にスラスト軸受9を設けると共に、ロータの重心が一
対のジャーナル軸受7,8間に設定される重さのウェイ
ト10をインペラ回転軸2に取付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然ガス等の燃料
流体の圧縮などに適用される単段オーバハング型圧縮機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、ガスタービンなどの燃料供給に
使用される従来の単段オーバハング型圧縮機を示すもの
である。この単段オーバハング型圧縮機51は、インペ
ラ(羽根車)52がインペラ回転軸(主軸)53の先端
に取付けられており、これらインペラ52およびインペ
ラ回転軸53によってロータ(回転体)が構成されてい
る。したがって、単段オーバハング型圧縮機51では、
インペラ52が片持ちとなるために、ロータの重心がイ
ンペラ52側となり、単段オーバハング型圧縮機51の
静止時、当該ロータがインペラ52側へ傾いてインペラ
回転軸53を支持するスラスト軸受(図示せず)が片当
たりを起こすことになる。また、上記ロータには、単段
オーバハング型圧縮機51の静止中にもプロセス側から
矢印で示す方向へ燃料ガスGに基づく約30kg/cm
2の圧力が掛かっている。
【0003】このような構造の単段オーバハング型圧縮
機51においては、起動時の系内圧力が高い場合、スラ
スト軸受に高いスラスト荷重が作用することになる。そ
のため、スラスト軸受が片当たり状態(軸受全面で荷重
を受けることができない状態)で起動すると、局部的に
面圧が大きくなり、油膜形成ができずにスラスト軸受が
損傷するおそれがあった。また、ロータ組込時およびメ
ンテナンス時に、ロータ位置が傾くために、各部のクリ
アランス調整が正確に行うことができないという欠点が
あった。さらに、起動時の接触を防ぐため、特にオーバ
ハング側のインペラ52とスクロールとのクリアランス
を大きくとる必要があり、これに伴って単段オーバハン
グ型圧縮機51の性能が低下してしまうおそれがあっ
た。
【0004】そこで、従来の単段オーバハング型圧縮機
51では、図3に示すような圧力コントロールシステム
がプロセス側に設置されており、該コントロールシステ
ムによって、起動時のロータに対するスラスト荷重の低
減を行っている。このコントロールシステムには、燃料
ガスGの供給路61の途中にコントロールバルブ62が
設けられ、該コントロールバルブ62の上下流に減圧バ
ルブ63を有するバイパス64が接続されていると共
に、バイパス64の接続箇所より上下流に位置する供給
路61に圧力検出器65,66が配設されている。ま
た、コントロールバルブ62には、バルブ開閉動作を制
御するコントローラ67が電気的に接続されている。し
たがって、単段オーバハング型圧縮機51の起動時に、
上流側圧力検出器65での吸込圧力が機器側の許容圧力
を超える場合、減圧バルブ63によって下流側圧力検出
器66での圧力を許容値以下にする必要がある。このと
き、コントロールバルブ62は起動時全閉であり、起動
後に種々条件が満足された時点で開動作が行われる。そ
のため、コントローラ67には、インペラ52の背圧や
圧縮機の運転条件等の各種情報が送られ、これら制御信
号に基づいてコントロールバルブ62を制御するように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の単段オーバハング型圧縮機51では、圧力コン
トロールシステムを構成するコントロールバルブ62や
減圧バルブ63、コントロールバルブ62を制御するコ
ントローラ67等の設置が必要となる上、コントローラ
67へ各種条件を入力するための付属の計器も必要とな
るので、設備費が嵩むという不具合を有していた。しか
も、圧力コントロールシステムは、単段オーバハング型
圧縮機51の起動時の度に操作して圧力調整を行わなけ
ればならないので、作業が煩雑となるばかりか、生産性
の向上を図ることが困難であった。なお、従来の単段オ
ーバハング型圧縮機51の中には、共振点の位置をずら
す等のためにインペラ回転軸53の長さを短く設計した
ものもあるが、圧縮機全体のバランスが悪くなり、組立
工数、メンテナンス作業時間が増加し、コスト高を招く
という不具合を有していた。
【0006】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、系内圧力が高い場合も減圧
することなく起動可能となり、起動時の誤操作によるト
ラブルを防止でき、各部のクリアランス調整を正確に行
い、軸受交換等のメンテナンス性および運転性能の向上
を図ることが可能な単段オーバハング型圧縮機を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明は、一対のジャーナル軸受
によって回転自在に支持されるインペラ回転軸と、該イ
ンペラ回転軸の先端に取付けられるインペラとを備え、
起動時に入力圧力が前記インペラおよびインペラ回転軸
から成るロータに作用する燃料流体用の単段オーバハン
グ型圧縮機において、前記インペラと反対側の箇所にス
ラスト軸受を設けると共に、前記ロータの重心が前記一
対のジャーナル軸受間に設定される重さのウェイトを前
記インペラ回転軸に取付けている。
【0008】また、本発明において、前記ウェイトは、
前記スラスト軸受に対して前記インペラ回転軸の軸方向
外側に配置されている。さらに、本発明において、前記
スラスト軸受は起動時の入力圧力に耐え得るように構成
されている。そして、本発明において、前記スラスト軸
受は、ケーシングに取付けられ、かつ前記インペラ回転
軸の軸方向に間隔を置いて設けられる一対の軸受台と、
前記インペラ回転軸に取付けられ、かつ前記軸受台間に
配置されるスラストディスクと、前記軸受台の前記スラ
ストディスク側の面に取付けられる複数個のパッドとを
備えており、これらパッドは1点で支持され、その支持
点が各パッドの中心から前記ロータの回転方向にオフセ
ットされている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の実
施形態に係る単段オーバハング型圧縮機の断面図、図2
は図1の単段オーバハング型圧縮機に設けられるスラス
ト軸受のパッドの拡大正面図である。
【0010】本発明の実施形態の単段オーバハング型圧
縮機1は、特に天然ガスなどの燃料流体を圧縮してガス
タービン等に供給する燃料流体用の流体機械であり、図
1に示す如く、水平方向に沿って回転可能に配設される
インペラ回転軸2と、このインペラ回転軸2の軸方向先
端に同軸状に取付けられるインペラ(羽根車)3と、イ
ンペラ回転軸2およびインペラ3から成るロータ(回転
体)を収容するケーシング4と、このケーシング4に形
成される燃料流体Gの吸込口5および吐出口6とをそれ
ぞれ備えている。このロータには、単段オーバハング型
圧縮機1の静止中にもプロセス側から矢印で示す方向へ
燃料流体Gに基づく約30kg/cm2の圧力(セット
リング圧力)が掛かっており、後述のスラスト軸受に大
きなスラスト荷重が作用する状態となっている。なお、
単段オーバハング型圧縮機1の起動後は、インペラ3の
背面圧力が上昇して、静止時とは反対方向にスラスト荷
重が作用し、後述のスラスト軸受は適度にバランスした
状態に保持されるようになっている。
【0011】上記単段オーバハング型圧縮機1のインペ
ラ回転軸2は、図1に示す如く、左右一対のジャーナル
軸受7,8やスラスト軸受9などによってケーシング4
内に回転自在に支持されている。しかも、単段オーバハ
ング型圧縮機1では、インペラ3が片持ちとなりロータ
の重心がインペラ側に位置し、当該ロータがインペラ側
に傾くことから、本実施形態のインペラ回転軸2におい
ては、インペラ3と反対側の軸方向基端にウェイト10
が取付けられ、該ウェイト10によって左右両側の重量
バランスを保つ構造となっている。
【0012】上記左右一対のジャーナル軸受7,8は、
インペラ回転軸2の軸方向中間を支持すべく、これと対
応するケーシング4内に間隔を置いて配設されている。
また、本実施形態のスラスト軸受9は、右側のジャーナ
ル軸受8に対してウェイト10側寄りに配置されてお
り、単段オーバハング型圧縮機1の起動時の入力圧力
(約30kg/cm2)に耐え得るような強度および剛
性を持たせて構成されている。そのため、スラスト軸受
9は、ケーシング4内に取付けられ、かつインペラ回転
軸2の軸方向に間隔を置いて設けられる左右一対の軸受
台(軸受ハウジング)8a,11と、インペラ回転軸2
に一体的に取付けられ、かつ軸受台8a,11間に配置
されるスラストディスク(スラストカラーともいう)1
2と、軸受台8a,11のスラストディスク12側の面
にそれぞれ取付けられる複数個のパッド13とを備えて
いる。そして、スラスト軸受9の軸受台8a,11は、
起動時の入力圧力に対して十分な肉厚と径を持って形成
されており、左側の軸受台8aは、右側の軸受台11よ
りも肉厚が厚く形成され、右側のジャーナル軸受8を兼
用している。
【0013】上記スラストディスク12は、スラスト荷
重の負荷および解除によりインペラ回転軸2が軸方向へ
移動する際に軸受台8a,11に当接して、インペラ回
転軸2の軸方向移動を阻止するものである。したがっ
て、スラストディスク12の肉厚は、熱変形量および圧
力変形量を少なくするため、インペラ回転軸2の径など
に対して通常使用されるものよりも、約25%程度増大
させて形成されている。
【0014】上記パッド13は、図1および図2に示す
如く、スラストディスク12の側面に当接する突出厚さ
で、軸受台8a,11の対向面に設けた凹部14に収納
され、一定の間隔を開けながら円周方向に沿って複数個
(本実施形態では6個)配設されており、隣接するパッ
ド13間には、ネジ止めされたストッパ15が固定され
ている。また、パッド13は、ピン16により1点で支
持されており、その支持点が各パッド13の中心Cから
L寸法(幅の約10%程度)だけロータの回転方向Rに
向かってそれぞれオフセットされ、スラストディスク1
2との磨耗量を少なくし、またスラストディスク12と
パッド13との間に形成される潤滑油膜温度の上昇を少
なくするように配置されている。
【0015】一方、上記ウェイト10は、図1に示す如
く、スラスト軸受9に対してインペラ回転軸2の軸方向
外側に配置されている。しかも、ウェイト10は、単段
オーバハング型圧縮機1の静止時、ロータの重心が左右
一対のジャーナル軸受7,8間の範囲S内に設定される
重さに調整され、この重さでインペラ回転軸2に取付け
られている。特に、ウェイト10は、左右両側のバラン
ス上、ロータの重心が左右一対のジャーナル軸受7,8
間の中央に位置する重さのものを用いるのが好ましい。
【0016】次に、本発明の実施形態に係る単段オーバ
ハング型圧縮機1の作用について説明する。燃料流体G
に基づく入力圧力がインペラ3およびインペラ回転軸2
から成るロータに作用している状態で単段オーバハング
型圧縮機1を起動すると、潤滑油が供給されていても、
スラスト軸受9は大きなスラスト荷重のために無潤滑状
態で回転し始める。しかし、本実施形態の単段オーバハ
ング型圧縮機1においては、ウェイト10の存在によっ
て、起動時もスラストディスク12が片当たりすること
なく軸受台11に設けた複数個のパッド13の全部に当
接し、バランスよくスラスト荷重をスラスト軸受9の全
面で受け、回転するスラストディスク12と静止状態の
パッド13との間に迅速に油膜が形成され、両者の磨耗
量が少ないことになる。したがって、単段オーバハング
型圧縮機1の系内圧力が高くても、圧力コントロールシ
ステムなどで減圧することなく、円滑に起動することが
可能となる。なお、単段オーバハング型圧縮機1の起動
後は、潤滑油がスラスト軸受9に供給されることにな
る。
【0017】また、本実施形態の単段オーバハング型圧
縮機1においては、ロータ組込時およびメンテナンス時
にケーシング4の上半分を取外していても、ウェイト1
0の存在によって、ロータがインペラ側へ傾くことなく
水平状態に保持される。このため、各部のクリアランス
を精度良く計測しながら調整することが可能となり、軸
受交換等の作業が容易となり、メンテナンス性が向上す
る。特に、インペラ3とスクロールとのクリアランスを
最小に設定することが可能となり、単段オーバハング型
圧縮機1の性能向上が図れることになる。
【0018】このように、本発明の実施形態に係る単段
オーバハング型圧縮機1では、インペラ回転軸2の軸方
向先端のインペラ3に対して反対側箇所のケーシング4
にスラスト軸受9が設けられ、かつロータの重心が左右
一対のジャーナル軸受7,8間の範囲Sに設定される重
さのウェイト10がインペラ回転軸2の軸方向基端に取
付けられているため、単段オーバハング型圧縮機1の起
動時の系内圧力が高くて、スラスト軸受9が大きなスラ
スト荷重を受けても、このスラスト荷重を軸受全面で受
けることができ、軸受の片当たりに基づく起動時の誤操
作によるトラブル発生を防止できる。しかも、本実施形
態のスラスト軸受9は、ケーシング4に取付けられ、か
つインペラ回転軸2の軸方向に間隔を置いて設けられる
一対の軸受台8a,11と、インペラ回転軸2に取付け
られ、かつ軸受台8a,11間に配置されるスラストデ
ィスク12と、軸受台8a,11のスラストディスク1
2側の凹部14に取付けられる複数個のパッド13とを
備えており、これらパッド13がピン16により1点で
支持され、その支持点が各パッド13の中心Cからロー
タの回転方向にオフセットされて配置されているため、
簡単な構造でスラストディスク12とパッド13との磨
耗量を低減させ、単段オーバハング型圧縮機1を円滑に
起動させることができる。
【0019】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更
が可能である。
【0020】例えば、既述の実施形態では、特殊な構造
のスラスト軸受9を使用したが、本発明の単段オーバハ
ング型圧縮機1は、起動時の入力圧力に耐え得るように
構成されていれば、市販されている一般的なスラスト軸
受を使用したりすることも可能である。
【0021】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る単段オーバハ
ング型圧縮機は、一対のジャーナル軸受によって回転自
在に支持されるインペラ回転軸と、該インペラ回転軸の
先端に取付けられるインペラとを備え、起動時に入力圧
力が前記インペラおよびインペラ回転軸から成るロータ
に作用する燃料流体用の流体機械であって、前記インペ
ラと反対側の箇所にスラスト軸受を設けると共に、前記
ロータの重心が前記一対のジャーナル軸受間に設定され
る重さのウェイトを前記インペラ回転軸に取付けている
ので、系内圧力が高い場合も、圧力コントロールシステ
ムなどにより減圧することなく円滑に起動でき、起動時
の誤操作によるトラブルを防止できると共に、コントロ
ールシステムの廃止などによりコストダウンを図ること
ができる。また、本発明に係る単段オーバハング型圧縮
機によれば、ロータ組込時およびメンテナンス時にロー
タがインペラ側に傾くことがなくなり、各部のクリアラ
ンス計測の精度が増し、クリアランス調整を迅速かつ正
確に行えるため、軸受交換等のメンテナンス性を高める
ことができる上、インペラとスクロールのクリアランス
を最小にすることにより運転性能を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る単段オーバハング型
圧縮機を示す断面図である。
【図2】図1の単段オーバハング型圧縮機に設けられる
スラスト軸受のパッドを示す拡大正面図である。
【図3】従来の単段オーバハング型圧縮機を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 単段オーバハング型圧縮機 2 インペラ回転軸 3 インペラ 4 ケーシング 5 吸込口 6 吐出口 7,8 ジャーナル軸受 8a 軸受台 9 スラスト軸受 10 ウェイト 11 軸受台 12 スラストディスク 13 パッド 14 凹部 15 ストッパ 16 ピン G 燃料流体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のジャーナル軸受によって回転自在
    に支持されるインペラ回転軸と、該インペラ回転軸の先
    端に取付けられるインペラとを備え、起動時に入力圧力
    が前記インペラおよびインペラ回転軸から成るロータに
    作用する燃料流体用の単段オーバハング型圧縮機におい
    て、前記インペラと反対側の箇所にスラスト軸受を設け
    ると共に、前記ロータの重心が前記一対のジャーナル軸
    受間に設定される重さのウェイトを前記インペラ回転軸
    に取付けたことを特徴とする単段オーバハング型圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 前記ウェイトは、前記スラスト軸受に対
    して前記インペラ回転軸の軸方向外側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の単段オーバハング型
    圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記スラスト軸受は、起動時の入力圧力
    に耐え得るように構成されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の単段オーバハング型圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記スラスト軸受は、ケーシングに取付
    けられ、かつ前記インペラ回転軸の軸方向に間隔を置い
    て設けられる一対の軸受台と、前記インペラ回転軸に取
    付けられ、かつ前記軸受台間に配置されるスラストディ
    スクと、前記軸受台の前記スラストディスク側の面に取
    付けられる複数個のパッドとを備えており、これらパッ
    ドは1点で支持され、その支持点が各パッドの中心から
    前記ロータの回転方向にオフセットされていることを特
    徴とする請求項3に記載の単段オーバハング型圧縮機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102734216A (zh) * 2012-07-18 2012-10-17 无锡杰尔压缩机有限公司 一种离心鼓风机的高速转子结构
WO2017110129A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 三菱重工業株式会社 遠心圧縮機及び多段圧縮装置
CN114483607A (zh) * 2021-12-30 2022-05-13 格瑞拓动力股份有限公司 一种开式三元流叶轮与导流器之间的间隙测量方法

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