JP2003137355A - 緩衝材 - Google Patents
緩衝材Info
- Publication number
- JP2003137355A JP2003137355A JP2001335897A JP2001335897A JP2003137355A JP 2003137355 A JP2003137355 A JP 2003137355A JP 2001335897 A JP2001335897 A JP 2001335897A JP 2001335897 A JP2001335897 A JP 2001335897A JP 2003137355 A JP2003137355 A JP 2003137355A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base surface
- cushioning material
- base
- cushioning
- supporting surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Cartons (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の緩衝材は支持面、折り返し面、ベース
面と柱部で緩衝空間を有する柱構造を形成し、ベース面
に形成したロック部が折り返し面の切り欠きにロックし
緩衝材を構成する。重量物を受ける面が支持面の場合、
ベース面が固定又は拘束されていると落下等の衝撃荷重
を受けたときに、前後方向に対して支持面とベース面が
ズレることにより柱構造の直角が保てなくなり、緩衝材
の耐荷重が低く包装内の収納物の製品に破損が生じやす
かった。 【解決手段】 支持面16、折り返し面17、ベース面
18を所定間隔(h、h')を置いて折り返し、緩衝空
間8を形成する緩衝材10において、支持面16にはベ
ース面18に向けて折り返すとともにベース面18に挿
入される挿入片3を有する爪Sを設け、ベース面18に
は挿入片3とほぼ同一形状の挿入穴5を設けた。
面と柱部で緩衝空間を有する柱構造を形成し、ベース面
に形成したロック部が折り返し面の切り欠きにロックし
緩衝材を構成する。重量物を受ける面が支持面の場合、
ベース面が固定又は拘束されていると落下等の衝撃荷重
を受けたときに、前後方向に対して支持面とベース面が
ズレることにより柱構造の直角が保てなくなり、緩衝材
の耐荷重が低く包装内の収納物の製品に破損が生じやす
かった。 【解決手段】 支持面16、折り返し面17、ベース面
18を所定間隔(h、h')を置いて折り返し、緩衝空
間8を形成する緩衝材10において、支持面16にはベ
ース面18に向けて折り返すとともにベース面18に挿
入される挿入片3を有する爪Sを設け、ベース面18に
は挿入片3とほぼ同一形状の挿入穴5を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種製品を収納す
る包装において、その製品を保護するための緩衝材の構
造に係るものである。
る包装において、その製品を保護するための緩衝材の構
造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】各種製品を収納する包装において、その
製品を保護するため緩衝材は緩衝空間を有し構成された
物が広く普及している。緩衝材は例えばダンボール紙
で、折り曲げて所定の形状を成すものである。
製品を保護するため緩衝材は緩衝空間を有し構成された
物が広く普及している。緩衝材は例えばダンボール紙
で、折り曲げて所定の形状を成すものである。
【0003】図6に示す如く、従来の緩衝材は支持面、
折り返し面、ベース面と柱部で緩衝空間と柱構造を形成
し、ベース面に形成したロック部が折り返し面の切り欠
きにロックし緩衝材を構成する。重量物を受ける面が支
持面の場合、ベース面が固定又は拘束されていると落下
等の衝撃荷重を受けたときに、前後方向に対して支持面
とベース面がズレることにより柱構造の直角が保てなく
なり、緩衝材の耐荷重が低く包装内の収納物の製品に破
損が生じやすかった。
折り返し面、ベース面と柱部で緩衝空間と柱構造を形成
し、ベース面に形成したロック部が折り返し面の切り欠
きにロックし緩衝材を構成する。重量物を受ける面が支
持面の場合、ベース面が固定又は拘束されていると落下
等の衝撃荷重を受けたときに、前後方向に対して支持面
とベース面がズレることにより柱構造の直角が保てなく
なり、緩衝材の耐荷重が低く包装内の収納物の製品に破
損が生じやすかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は斯かる点を鑑
みてなされたもので、支持面とベース面のズレを小さく
した柱構造を形成し耐荷重を上げることを目的としてい
る。
みてなされたもので、支持面とベース面のズレを小さく
した柱構造を形成し耐荷重を上げることを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、支持面、折り返し面、ベース面を所定
間隔(h、h')を置いて折り返して緩衝空間を形成す
る緩衝材において、前記支持面にはベース面に向けて折
り返されるとともにベース面に挿入される挿入片を有す
る爪を設け、前記ベース面には前記挿入片とほぼ同一形
状の挿入穴を設けた。即ち、爪に形成した挿入片を、ベ
ース面に形成した挿入穴に挿入することによって、支持
面とベース面のズレが防止できるロック機構を構成す
る。
に、本発明では、支持面、折り返し面、ベース面を所定
間隔(h、h')を置いて折り返して緩衝空間を形成す
る緩衝材において、前記支持面にはベース面に向けて折
り返されるとともにベース面に挿入される挿入片を有す
る爪を設け、前記ベース面には前記挿入片とほぼ同一形
状の挿入穴を設けた。即ち、爪に形成した挿入片を、ベ
ース面に形成した挿入穴に挿入することによって、支持
面とベース面のズレが防止できるロック機構を構成す
る。
【0006】さらに爪に舌片をつけ、舌片を拘束する折
り返し面に拘束穴を作ることによって、支持面とベース
面のズレをより防止することができる。
り返し面に拘束穴を作ることによって、支持面とベース
面のズレをより防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照しながら
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0008】図1は、包装箱11にポリ袋15で包装さ
れた温水洗浄便座9を収納する包装形態を示しており、
本発明の緩衝材10は、温水洗浄便座9の底部に配置さ
れる。温水洗浄便座9の後部には温水噴出装置のノズル
等が収納されている機能部9aが設けられている。機能
部9aは比較的重い部分となっている為、緩衝材10は
重量物を受ける場所である。よって、緩衝材10には外
からの衝撃荷重を緩和させる構造が必要である。
れた温水洗浄便座9を収納する包装形態を示しており、
本発明の緩衝材10は、温水洗浄便座9の底部に配置さ
れる。温水洗浄便座9の後部には温水噴出装置のノズル
等が収納されている機能部9aが設けられている。機能
部9aは比較的重い部分となっている為、緩衝材10は
重量物を受ける場所である。よって、緩衝材10には外
からの衝撃荷重を緩和させる構造が必要である。
【0009】図2に示す如く、緩衝材10の一端には緩
衝空間形成部Aが設けられている。
衝空間形成部Aが設けられている。
【0010】図3に、緩衝材10の展開図を示す。緩衝
材10は1枚のダンボール材にて構成する。緩衝材形成
部Aは、ダンボール材の一端に連続して形成される、ベ
ース面18、支持面16、折り返し面17により構成さ
れる。ベース面18には、挿入穴5を4箇所形成してい
る。支持面16には、爪Sを4箇所形成している。爪S
は、柱部1と舌片2で構成されていて、柱部1の先端に
は挿入片3が形成されている。折り返し面17には、4
つの挿入片3が貫通する拘束穴4を3箇所形成してい
る。これら支持面16、折り返し面17、ベース面18
の間には各々空間形成部h、h'、を設ける。hは{h'
−折り返し面厚さ(ダンボールの厚み程度)}に設定す
る。
材10は1枚のダンボール材にて構成する。緩衝材形成
部Aは、ダンボール材の一端に連続して形成される、ベ
ース面18、支持面16、折り返し面17により構成さ
れる。ベース面18には、挿入穴5を4箇所形成してい
る。支持面16には、爪Sを4箇所形成している。爪S
は、柱部1と舌片2で構成されていて、柱部1の先端に
は挿入片3が形成されている。折り返し面17には、4
つの挿入片3が貫通する拘束穴4を3箇所形成してい
る。これら支持面16、折り返し面17、ベース面18
の間には各々空間形成部h、h'、を設ける。hは{h'
−折り返し面厚さ(ダンボールの厚み程度)}に設定す
る。
【0011】支持面16、折り返し面17、ベース面1
8は図4のように、折り返し面17を支持面16とベー
ス面18とで挟みこむようにして折り込まれる。ベース
面18に形成するロック部13を立てて、折り返し面1
7に形成する切り欠き14にロックして、位置決め固定
する。このようにして折り返し面17とベース面18は
固定され緩衝空間8(後述)が構成される。
8は図4のように、折り返し面17を支持面16とベー
ス面18とで挟みこむようにして折り込まれる。ベース
面18に形成するロック部13を立てて、折り返し面1
7に形成する切り欠き14にロックして、位置決め固定
する。このようにして折り返し面17とベース面18は
固定され緩衝空間8(後述)が構成される。
【0012】図5に示す如く、折り返し面17とベース
面18とは重合し、拘束穴4の下に挿入穴5がのぞく。
図5(b)のように、支持面16に設けた爪Sを、折り
線6を山折りに、折り線7を谷折りにして、爪Sを形作
る。ベース面18に形成した挿入穴5に、爪Sの柱部1
に設けた挿入片3を挿入すると舌片2が拘束穴4に入り
込む。これにより支持面16とベース面18は所定間隔
h'を有した状態で一体化される。この所定間隔h'によ
る緩衝空間8のために、包装箱11に収められた温水洗
浄便座へ外部からの衝撃が加わらないようになる。
面18とは重合し、拘束穴4の下に挿入穴5がのぞく。
図5(b)のように、支持面16に設けた爪Sを、折り
線6を山折りに、折り線7を谷折りにして、爪Sを形作
る。ベース面18に形成した挿入穴5に、爪Sの柱部1
に設けた挿入片3を挿入すると舌片2が拘束穴4に入り
込む。これにより支持面16とベース面18は所定間隔
h'を有した状態で一体化される。この所定間隔h'によ
る緩衝空間8のために、包装箱11に収められた温水洗
浄便座へ外部からの衝撃が加わらないようになる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明は、挿入片、
舌片により支持面とベース面とを一体化することにより
耐荷重を上げることが実現できた。
舌片により支持面とベース面とを一体化することにより
耐荷重を上げることが実現できた。
【図1】 本発明による緩衝材を用いて温水洗浄便座を
包装する場合の斜視図である。
包装する場合の斜視図である。
【図2】 本発明による緩衝材の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】 図2の緩衝材の展開形状を示す平面図であ
る。
る。
【図4】 図3の本発明の特徴部の折り方を示す斜視図
である。
である。
【図5】 本発明の特徴部を示す斜視図である。
【図6】 従来技術の、緩衝空間を有して構成される緩
衝材を示す斜視図である。
衝材を示す斜視図である。
1:柱部
2:舌片
3:挿入片
4:拘束穴
5:挿入穴
6:折り線
7:折り線
8:緩衝空間
9:温水洗浄便座
9a:温水洗浄便座の機能部
10:緩衝材
11:包装箱
12:折り線
13:ロック部
14:切り欠き
15:ポリ袋
16:支持面
17:折り返し面
18:ベース面
19:緩衝材
20:緩衝材
A:緩衝空間形成部
h:空間形成部
h':空間形成部
S:爪
フロントページの続き
(72)発明者 宮城 兼一
福岡県福岡市博多区博多駅前3−2−1
株式会社テクシア内
(72)発明者 小田 篤史
福岡県福岡市博多区博多駅前3−2−1
株式会社テクシア内
Fターム(参考) 3E037 AA20 BA03 BB03
3E060 AA03 AB05 BA03 BC02 CA01
CA12 CA23 CC12 CC19 CC70
DA12 EA06
3E066 AA03 BA06 CA04 JA03 KA20
NA25
Claims (4)
- 【請求項1】 支持面、折り返し面、ベース面を所定間
隔(h、h')を置いて折り返して緩衝空間を形成する
緩衝材において、前記支持面にはベース面に向けて折り
返されるとともにベース面に挿入される挿入片を有する
爪を設け、前記ベース面には前記挿入片とほぼ同一形状
の挿入穴を設けたことを特徴とする緩衝材。 - 【請求項2】 前記爪及び挿入穴を複数設けたことを特
徴とする請求項1記載の緩衝材。 - 【請求項3】 前記爪には前記折り返し面と平行に折ら
れる舌片を設け、該舌片が挿入される拘束穴を前記折り
返し面に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2
記載の緩衝材。 - 【請求項4】 前記舌片は、挿入片よりも先端側に設け
たことを特徴とする請求項3記載の緩衝材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001335897A JP2003137355A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001335897A JP2003137355A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 緩衝材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003137355A true JP2003137355A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19150823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001335897A Withdrawn JP2003137355A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 緩衝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003137355A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105523285A (zh) * | 2014-03-28 | 2016-04-27 | 友达光电股份有限公司 | 包装缓冲结构 |
-
2001
- 2001-10-31 JP JP2001335897A patent/JP2003137355A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105523285A (zh) * | 2014-03-28 | 2016-04-27 | 友达光电股份有限公司 | 包装缓冲结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7882956B2 (en) | Suspension packaging system | |
US5529187A (en) | Multi-circuit board carton and blank | |
US5339958A (en) | Two-piece dunnage device for dunnage separation | |
US6685025B1 (en) | Cartridge insert which fits into a box | |
US8322664B2 (en) | Support device | |
KR20130139292A (ko) | 압축성 티슈 상자 | |
JP2003137355A (ja) | 緩衝材 | |
JPH0818626B2 (ja) | 包装構成要素 | |
JP2010149907A (ja) | 収容袋 | |
JP6794676B2 (ja) | 自立性包装体 | |
JP2725144B2 (ja) | 瓶収納箱 | |
JP3763838B2 (ja) | ブリスターパッケージ | |
JP5189349B2 (ja) | 梱包箱 | |
JPH06329149A (ja) | 傾斜壁付きカートン | |
JP4069190B2 (ja) | 展示函 | |
JP5079532B2 (ja) | 台紙付き収納ケース | |
JP2008105718A (ja) | 仕切体及びそれを装填した包装箱 | |
JP3902614B2 (ja) | 梱包用緩衝構造体 | |
JPH07300156A (ja) | 包装容器 | |
JPH084412Y2 (ja) | 運搬箱用組立仕切具 | |
JPH0672433A (ja) | 包装用ケース | |
JP4926581B2 (ja) | スタンドラック | |
JPH076115U (ja) | 折り畳み包装箱 | |
JPH079778Y2 (ja) | 壜体の包装用支持体 | |
JP2553504Y2 (ja) | フック付き陳列用包装台紙 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |