JP2553504Y2 - フック付き陳列用包装台紙 - Google Patents
フック付き陳列用包装台紙Info
- Publication number
- JP2553504Y2 JP2553504Y2 JP3784093U JP3784093U JP2553504Y2 JP 2553504 Y2 JP2553504 Y2 JP 2553504Y2 JP 3784093 U JP3784093 U JP 3784093U JP 3784093 U JP3784093 U JP 3784093U JP 2553504 Y2 JP2553504 Y2 JP 2553504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- board
- mount
- plate
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Packages (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は商品を収容し、吊り下
げ陳列するための陳列用包装台紙の改良に関するもので
ある。
げ陳列するための陳列用包装台紙の改良に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】各種物品を収容し、吊り下げ陳列するた
めの包装台紙の吊り下げ方法には種々の様式のものが提
案実施されているが、最も簡易な手段としては台紙の上
部中央に通孔を設け、これを前方に向かって突出する棒
杆に突きさして保持せしめる方法が広く行われているも
のである。
めの包装台紙の吊り下げ方法には種々の様式のものが提
案実施されているが、最も簡易な手段としては台紙の上
部中央に通孔を設け、これを前方に向かって突出する棒
杆に突きさして保持せしめる方法が広く行われているも
のである。
【０００３】しかしながら、この方法においては多数の
台紙を同一の棒杆に突きさし陳列した場合には、後方の
ものを取り出すためにはそれより前方に陳列したものを
一旦取り外した後、あらためて突きさし保持せしめねば
ならず、極めて煩わしい欠点がある。
台紙を同一の棒杆に突きさし陳列した場合には、後方の
ものを取り出すためにはそれより前方に陳列したものを
一旦取り外した後、あらためて突きさし保持せしめねば
ならず、極めて煩わしい欠点がある。
【０００４】この欠点を解消するため、片側が開放した
フック部を有するフック部材を使用し、これをなんらか
の手段にて台紙又は商品に取り付ける方法が広く採用さ
れているものである。
フック部を有するフック部材を使用し、これをなんらか
の手段にて台紙又は商品に取り付ける方法が広く採用さ
れているものである。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フック部材はフック部材と台紙又は商品との結合に際
し、ステープラーによる針止め、ウエルダーによる溶
着、糸綴じ機による糸止め等の手段を要し、取り付けが
容易でないのみならず、フック部は台紙又は商品の上端
より突出するように取り付けられるのが通常であるた
め、輸送中や取り扱い中の衝撃にて損傷しやすい欠点が
ある。
フック部材はフック部材と台紙又は商品との結合に際
し、ステープラーによる針止め、ウエルダーによる溶
着、糸綴じ機による糸止め等の手段を要し、取り付けが
容易でないのみならず、フック部は台紙又は商品の上端
より突出するように取り付けられるのが通常であるた
め、輸送中や取り扱い中の衝撃にて損傷しやすい欠点が
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案はフック部材と台
紙との結合が容易で、且つフック部の損傷も生じにくい
フック付き陳列用包装台紙を提供することを目的とする
ものてある。
紙との結合が容易で、且つフック部の損傷も生じにくい
フック付き陳列用包装台紙を提供することを目的とする
ものてある。
【０００７】本考案のフック付き陳列用包装台紙は基板
２の上縁より上方に突出する片側開放のフック部３を設
けてなるフック板１の基板表面に、先端部において側方
に突出する膨大部４を有する突起５を二個以上設け、下
方に物品収容保持部６を有する台紙７に設けた取付孔８
に該突起を貫挿し、更に該突起に対応する位置に該膨大
部よりは小さな透孔９を設けた係止板10を係合せしめて
なる包装台紙において、台紙７の上縁中央部に設けた切
欠部11においてフック部３の上端が台紙上縁12より突出
しないようにフック板１を取り付けることにより目的を
達成しようとするものである。
２の上縁より上方に突出する片側開放のフック部３を設
けてなるフック板１の基板表面に、先端部において側方
に突出する膨大部４を有する突起５を二個以上設け、下
方に物品収容保持部６を有する台紙７に設けた取付孔８
に該突起を貫挿し、更に該突起に対応する位置に該膨大
部よりは小さな透孔９を設けた係止板10を係合せしめて
なる包装台紙において、台紙７の上縁中央部に設けた切
欠部11においてフック部３の上端が台紙上縁12より突出
しないようにフック板１を取り付けることにより目的を
達成しようとするものである。
【０００８】
【作用】本考案のフック付き陳列用包装台紙において
は、フック板１の基板２に設けた突起５を台紙７の取付
孔８に貫挿した上、係止板10の透孔９を突起５に合わせ
て押し当て、透孔９の縁部が膨大部４を乗り越えるよう
に押し込み係合せしめれば、透孔９の縁部が膨大部４に
繋止されて脱出を阻止されるため、以後は係止板10を無
理に引きはがす力を加えないかぎり係止板が脱出するこ
とはなくなり、台紙７に対して安定にフック板１を取り
付けられるものである。
は、フック板１の基板２に設けた突起５を台紙７の取付
孔８に貫挿した上、係止板10の透孔９を突起５に合わせ
て押し当て、透孔９の縁部が膨大部４を乗り越えるよう
に押し込み係合せしめれば、透孔９の縁部が膨大部４に
繋止されて脱出を阻止されるため、以後は係止板10を無
理に引きはがす力を加えないかぎり係止板が脱出するこ
とはなくなり、台紙７に対して安定にフック板１を取り
付けられるものである。
【０００９】また、台紙７の上縁中央部に設けた切欠部
１１においてフック部３の上端が台紙上縁により突出し
ないようにフック板１を取り付けることにより、輸送中
や取り扱い中に当って台紙同志がぶつかり合ったり、他
のものと衝突したりする際に、台紙上縁部が先に接触す
るため、フック部３が衝突することを阻止できるもので
あり、フック部を損傷せしめることをなくす作用をなす
ものである。
１１においてフック部３の上端が台紙上縁により突出し
ないようにフック板１を取り付けることにより、輸送中
や取り扱い中に当って台紙同志がぶつかり合ったり、他
のものと衝突したりする際に、台紙上縁部が先に接触す
るため、フック部３が衝突することを阻止できるもので
あり、フック部を損傷せしめることをなくす作用をなす
ものである。
【００１０】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づき詳述する。図
１〜図５は本考案の好ましい実施例を示すものであり、
ＰＶＣ、ＰＰ、ナイロン等の合成樹脂よりなるフック板
１は小判形の基板２の上縁より上方に突出する片側開放
のフック部３を設け、基板２の表面には先端部において
側方に突出する膨大部２を二ケ所に有する突起５を三個
並列して設けてある。
１〜図５は本考案の好ましい実施例を示すものであり、
ＰＶＣ、ＰＰ、ナイロン等の合成樹脂よりなるフック板
１は小判形の基板２の上縁より上方に突出する片側開放
のフック部３を設け、基板２の表面には先端部において
側方に突出する膨大部２を二ケ所に有する突起５を三個
並列して設けてある。
【００１１】台紙７は適宜厚さを有する厚紙製にて、長
尺のものを二つ折りになし、折り目を下辺とした長方形
状にて、その中央下部寄りに窓孔13を設けておく。該窓
孔13３にはＰＶＣ、ＰＥＴなどの透明合成樹脂製の凸枠
14が前後両面に突出するように嵌め込まれた物品収容保
持部６を形成している。該凸枠14はその縁部14a が窓孔
13の枠部にて係止され前後より挾み込まれることにより
脱出不能に保持されているものである。
尺のものを二つ折りになし、折り目を下辺とした長方形
状にて、その中央下部寄りに窓孔13を設けておく。該窓
孔13３にはＰＶＣ、ＰＥＴなどの透明合成樹脂製の凸枠
14が前後両面に突出するように嵌め込まれた物品収容保
持部６を形成している。該凸枠14はその縁部14a が窓孔
13の枠部にて係止され前後より挾み込まれることにより
脱出不能に保持されているものである。
【００１２】台紙７の上縁12の中央部には下方に切り下
げた切欠部11を設け、その上端付近に取付孔８を設け、
これにフック板の突起５を挿通せしめることによりフッ
ク板と台紙とを結合してある。なお、この際フック部３
の上端が台紙７の最上縁12よりも突出しないように切欠
部11の切り下げ深さを設定しておくものである。
げた切欠部11を設け、その上端付近に取付孔８を設け、
これにフック板の突起５を挿通せしめることによりフッ
ク板と台紙とを結合してある。なお、この際フック部３
の上端が台紙７の最上縁12よりも突出しないように切欠
部11の切り下げ深さを設定しておくものである。
【００１３】突起５には、更に、該突起に対応する位置
に突起４の基部太さよりは大きく、膨大部４よりは小さ
な透孔９を三個設けた係止板10をあてがい圧入係合せし
め、台紙７を脱出不能に係止せしめてあるものである。
に突起４の基部太さよりは大きく、膨大部４よりは小さ
な透孔９を三個設けた係止板10をあてがい圧入係合せし
め、台紙７を脱出不能に係止せしめてあるものである。
【００１４】なお、台紙７は長方形状に限定することな
く、他のいかなる形状とすることも任意である。また、
物品収容保持部６の実施例における形成方法はあくまで
も一例であり、他の構成とすることを妨げない。
く、他のいかなる形状とすることも任意である。また、
物品収容保持部６の実施例における形成方法はあくまで
も一例であり、他の構成とすることを妨げない。
【００１５】
【考案の効果】本考案のフック付き陳列用包装台紙は請
求項１の構成とすることにより、フック板の台紙に対す
る取り付けに際し、手指のみにて取り付けることがで
き、機械器具類による面倒な工程及び作業を要さず、極
めて容易に取り付けができる利点がある。
求項１の構成とすることにより、フック板の台紙に対す
る取り付けに際し、手指のみにて取り付けることがで
き、機械器具類による面倒な工程及び作業を要さず、極
めて容易に取り付けができる利点がある。
【００１６】また、輸送中や取り扱い中に受ける衝撃に
よりフック部が損傷することを防止でき、出荷後の事故
による不良品の発生をなくすことができるものである。
よりフック部が損傷することを防止でき、出荷後の事故
による不良品の発生をなくすことができるものである。
【図１】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図２】同実施例の正面図である。
【図３】Ａ−Ａ線断面拡大図である。
【図４】Ｂ−Ｂ線断面図である。
【図５】フック板及び係止板と台紙との関係を示す分離
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
１…フック板 ２…基板 ３…フック部 ４…膨大部 ５…突起 ６…物品収容保持部 ７…台紙 ８…取付孔 ９…透孔 10…係止板 11…切欠部 12…台紙上縁 13…窓孔 14…凸枠
Claims (1)
- 【請求項１】基板２の上縁より上方に突出する片側開放
のフック部３を設けてなるフック板１の基板表面に、先
端部において側方に突出する膨大部４を有する突起５を
二個以上設け、下方に物品収容保持部６を有する台紙７
に設けた取付孔８に該突起を貫挿し、更に該突起に対応
する位置に該膨大部よりは小さな透孔９を設けた係止板
10を係合せしめてなる包装台紙において、台紙７の上縁
中央部に設けた切欠部11においてフック部３の上端が台
紙上縁12より突出しないようにフック板１を取り付けた
ことを特徴とするフック付き陳列用包装台紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3784093U JP2553504Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | フック付き陳列用包装台紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3784093U JP2553504Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | フック付き陳列用包装台紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072268U JPH072268U (ja) | 1995-01-13 |
| JP2553504Y2 true JP2553504Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=12508735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3784093U Expired - Lifetime JP2553504Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | フック付き陳列用包装台紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553504Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP3784093U patent/JP2553504Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH072268U (ja) | 1995-01-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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