JP2003137230A - 紐結束具 - Google Patents

紐結束具

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JP2003137230A
JP2003137230A JP2001335426A JP2001335426A JP2003137230A JP 2003137230 A JP2003137230 A JP 2003137230A JP 2001335426 A JP2001335426 A JP 2001335426A JP 2001335426 A JP2001335426 A JP 2001335426A JP 2003137230 A JP2003137230 A JP 2003137230A
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JP
Japan
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cord
insertion passage
slit
holder
Prior art date
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Application number
JP2001335426A
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English (en)
Inventor
Masahide Umetsu
征英 梅津
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紐結束具において、紐の連結や締め付け、長さ
の調節を片手で容易に行えるようにし、操作性を向上さ
せる。 【解決手段】適宜な間隔を開けて配置された内部に紐を
通して支持する二つの筒状の紐挿通路と両紐挿通路に通
された紐と係合する紐係合部とからなる一対の紐保持体
を並設し、一側の紐保持体の紐挿通路の周側部にスリッ
トを形成し、このスリットから紐を挿通路内部に押し入
れることができるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紐やロープを結束
したり適宜な長さで締め付けたりするときに用いられる
結束具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紐結束具として、実公平2−4
6731号公報に記載のように、一側を幅広、他側を幅
狭の開口部とした箱体内にすべり子をスライド自在に設
置し、開口部間を挿通させた二本の紐をすべり子の両側
面と箱体内側面の間に挟んで締め付け、摩擦力を利用し
て固定する構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものは、紐
の締め付けが緩む方向にすべり子を一旦スライドさせる
と、二本の紐は共に緩み、一方の紐を締め付けたまま他
方の紐を緩んだ状態として紐の長さを調節することはで
きなかった。また、二本の紐の一方をピンと張った状態
にして結束する場合、紐を締め付ける際に片手でピンと
張る紐を引っ張り、もう片方の手すべり子を締め付け方
向へスライドさせなければならず、紐の締め付け操作が
面倒であるという問題があった。
【0004】本発明は従来技術の有するこのような問題
点に鑑み、紐の締め付けや長さの調節を片手で容易に行
うことができる、操作性に優れた紐結束具を得ることを
技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の紐結束具は、内部に紐を通して支持する筒状の
紐挿通路と紐挿通路に通された紐と係合する紐係合部と
からなる一対の紐保持体が並設され、少なくとも一側の
紐保持体の少なくとも一つの紐挿通路が、他側の紐保持
体に面する周側部にスリットを備えてなり、このスリッ
トから紐を内部に挿通させ得るように構成されたことを
特徴とする。
【0006】これによれば、紐は、その端部を一側の紐
挿通路内を通し、上方へ屈曲させて紐係合部の上面に係
合させ、さらに下方へ屈曲させて他側の紐挿通路内を通
すことにより紐保持体に固定される。二本の紐がそれぞ
れ別個に紐保持体に固定されるので、一方の紐を締め付
けたまま他方の紐を緩めたり紐の長さを調節したりする
ことができる。一方の紐をピンと張った状態で結束する
ときは、一側の紐保持体に他方の紐を固定した後、ピン
と張る一方の紐を、先ず他側の紐保持体の紐挿通路内を
通し、その端部を引っ張って紐を緊張させ、次いでこれ
を紐係合部の上面に係合させながらスリットが形成され
た紐挿通路の内部にスリットから押し入れて紐挿通路内
に通せば、紐を緊張状態に保持したまま固定して結束す
ることができる。前記構成において、一側の紐保持体の
全ての紐挿通路がスリットを備え、或いは両紐保持体の
それぞれの紐挿通路がスリットを備えていてもよい。紐
挿通路にスリットが形成してあることにより、紐挿通路
に紐を通す作業が簡便となる。
【0007】また、前記構成において、紐係合部の上面
に紐が嵌まる凹部が設けてあれば、紐係合部上面に係合
する紐は凹部内に位置決めされ、容易且つ確実に紐を紐
係合部上面に係合させることができ、また、結束後に紐
が紐係合部上面からずれて結束が緩んだり外れたりする
こともない。
【0008】本発明の紐結束具は、例えばプラスチック
を用い、射出成形により一体に成形することができる
が、他の素材、方法によっても成形可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の斜視
図、図2はその側面図、図3は紐を結束する手順を説明
するための図である。
【0010】本形態の結束具1は、平面視矩形の基部2
の上面に、一対の紐保持体3、4を並設して形成されて
いる。詳しくは、紐保持体3、4は、基部2の中央部に
適宜な間隙を開けて基部2の長手両端部までそれぞれ伸
びた紐挿通路5、5と、基部2の中央部で紐挿通路5の
上面と略同じ高さに上方へ突出した紐係合部6から構成
されている。
【0011】各紐挿通路5は、紐が略一杯に通る大きさ
の中空部を有する筒状をなし、それぞれ紐保持体3の紐
挿通路5、5は円筒形状に形成され、紐保持体4の紐挿
通路5、5は、紐保持体3に面した筒状の周側部に紐を
中空内部に押し入れることが可能な幅のスリット7を設
けた断面C字形を呈する形状に形成されている。両紐保
持体3、4の紐挿通路5、5はそれぞれ基部2の上面に
同軸に配置され、また、紐保持体3、4の間で隣接する
紐挿通路5、5同士は平行に配置されている。
【0012】また、両紐保持体3、4の紐係合部6、6
は基部2の短手両端部に渡る細幅の突片によって一体に
形成されており、紐を結束する際に紐が当接する上面部
には紐が嵌まる凹部8がそれぞれ設けてある。
【0013】なお、紐係合部6と、その両側の紐挿通路
5の端面との間隙は、紐挿通路5に通した紐を屈曲させ
て紐係合部6の上面に係合させることが可能な、紐の外
径よりも僅かに大きい幅に設定してある。
【0014】紐結束具1を用いた紐の結束操作は次の手
順で行われる。先ず、結束すべき二本の紐の内の一方の
紐H1を紐保持体3に固定する(図3(A))。紐の固
定は、紐H1の端部を一側の紐挿通路5に通し、これを
上方へ屈曲させて紐係合部6上面の凹部8に係合させ、
さらに下方へ屈曲させて他側の紐挿通路5に通すことに
よって行われる。次に、他方の紐H2を紐保持体4に固
定する。この際、紐H2をピンと張った状態で結束する
ときは、一側の紐挿通路5にU字状に取り回した紐H2
を引っ掛け、これを外方へ引っ張ってスリット7から紐
挿通路5内に紐H2を押し入れ、紐挿通路5に紐H2を
通す(同図(B))。紐H2を通したならば、その端部
を引っ張って緊張させる。次いで、紐H2を紐係合部4
上面の凹部8に係合させながら、前記と同様に、他側の
紐挿通路5のスリット7が形成された側に紐H2を引っ
掛けるとともに、これを外方へ引っ張ってスリット7か
ら紐挿通路5内に押し込み、紐挿通路5に紐H2を通す
(同図(C))。これにより紐H2は、緊張状態に保持
されたまま紐保持体4に固定され、両方の紐が結束具1
を介して結束される(同図(D))。
【0015】図4は本発明の他の実施形態を示してお
り、同図(A)の紐結束具1は紐保持体4の一対の紐挿
通路5の内、一側の紐挿通路5にのみスリット7を設け
た形態、同図(B)の紐結束具1は両紐保持体3、4の
それぞれの紐挿通路5にスリット7を設けた形態、同図
(C)の紐結束具1は紐保持体3を基部2の下面に、紐
保持体4を基部2の上面にそれぞれ設けた形態である。
【0016】前記何れの形態であっても本発明の紐結束
具1は、二本の紐がそれぞれ別個に紐保持体3、4に固
定されるので、一方の紐を締め付けたまま他方の紐を緩
めたり紐の長さを調節したりすることができ、また、紐
挿通路5にスリット7が設けてあり、この紐挿通路5に
紐を引っ掛けて引っ張るという簡単な操作によって紐を
紐挿通路5に通すことができ、紐を緊張状態に保持した
まま固定する操作も極めて容易に行うことができる。ま
た、紐係合部6の上面に凹部8が設けてあることによ
り、紐が凹部8内に位置決めされて容易且つ確実に紐を
紐係合部6上面に係合させることができる。
【0017】なお、図示した形態は一例であり、本発明
はこれらに限定されない。紐保持具の各部の成形寸法
は、結束する紐やロープの太さなどに応じて適宜に設定
することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の紐結束具によれば、結束する二
本の紐をそれぞれ片手で操作して、容易に紐同士を連結
し、各々の紐を別個に締め付けたり長さを調節したりす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紐結束具の一実施形態の斜視図であ
る。
【図2】図1の紐結束具の側面図である。
【図3】紐を結束する手順を説明するための図である。
【図4】(A)〜(C)は本発明の他の実施形態の斜視
図である。
【符号の説明】
1 紐結束具 2 基部 3、4 紐保持体 5 紐挿通路 6 紐係合部 7 スリット 8 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に紐を通して支持する筒状の紐挿通
    路と紐挿通路に通された紐と係合する紐係合部とからな
    る一対の紐保持体が並設され、少なくとも一側の紐保持
    体の少なくとも一つの紐挿通路が、他側の紐保持体に面
    する周側部にスリットを備えてなり、このスリットから
    紐を内部に挿通させ得るように構成された紐結束具。
  2. 【請求項2】 紐係合部の上面に紐が嵌まる凹部を設け
    てなる請求項1に記載の紐結束具。
JP2001335426A 2001-10-31 2001-10-31 紐結束具 Pending JP2003137230A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086312A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 株式会社ニフコ 紐留め具、及び紐留め装置

Cited By (3)

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DE112016005109T5 (de) 2015-11-06 2018-07-19 Nifco Inc. Bandbefestigung und Bandbefestigungsvorrichtung
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