JP2003136455A - ロボットシステム、遠隔操作装置及び遠隔操作方法並びにロボット装置及びその制御方法 - Google Patents

ロボットシステム、遠隔操作装置及び遠隔操作方法並びにロボット装置及びその制御方法

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JP2003136455A
JP2003136455A JP2001341394A JP2001341394A JP2003136455A JP 2003136455 A JP2003136455 A JP 2003136455A JP 2001341394 A JP2001341394 A JP 2001341394A JP 2001341394 A JP2001341394 A JP 2001341394A JP 2003136455 A JP2003136455 A JP 2003136455A
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remote control
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JP2001341394A
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Osamu Ota
攻 太田
Shinji Isozaki
眞治 磯崎
Hiroshi Mizuno
博志 水野
Satoshi Kamoto
聡 嘉本
Kenichiro Kamijo
賢一郎 上条
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ロボット装置を遠隔操作可能なロボ
ットシステムのエンターテインメント性を向上させるこ
とを目的とする。 【解決手段】ロボット装置を遠隔操作するための遠隔操
作装置における負荷状態に基づいて、ロボット装置が送
信すべき所定情報の送信タイミングを制御するようにし
た。また、遠隔操作装置に対する1回の操作により当該
遠隔操作装置から送信される所定コマンドの入力に応動
して、撮像方向が変更自在に設けられた撮像手段の当該
撮像方向にロボット装置を向かせるように、当該ロボッ
ト装置の向きを変更させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボットシステム、
遠隔操作装置及び遠隔操作方法並びにロボット装置及び
その制御方法に関し、例えばロボットを無線遠隔操作で
きるようになされたロボットシステムに適用して好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動型のロボットを無線等により
遠隔操作できるようにされたロボットシステムが多く見
受けられるようになってきた。そしてこのようなロボッ
トシステムとして、遠隔操作用のソフトウェアをインス
トールしたパーソナルコンピュータを遠隔操作装置とし
て用い、当該パーソナルコンピュータのモニタ上に表示
されたコントロールパネルを利用してロボットを操作で
きるようになされたものなどもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なパーソナルコンピュータを遠隔操作装置として用いる
ロボットシステムにおいて、ロボットの状態をモニタす
ることができれば、遠隔操作システムとしてのエンター
テインメント性を向上させ得ると考えられる。
【0004】ただしこのようにロボットシステムを構築
するに際し、ロボット側から何の制限もなくモニタ用の
情報をパーソナルコンピュータ側に送りつけるようにす
るのでは、パーソナルコンピュータ側の負荷が大きくな
り過ぎて不具合が生じる場合もある。
【0005】一方、ロボットを遠隔操作できるようにな
された従来のロボットシステムでは、ある程度パターン
が決まっている一連の動作についてもユーザがロボット
を逐一操作しなければならないなど、操作性が未だ不十
分な問題があった。
【0006】従って、かかる操作性を向上させることが
できれば、遠隔操作システムとしてのエンターテインメ
ント性をより向上させ得ると考えられる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、エンターテインメント性を向上させ得るロボットシ
ステム、遠隔操作装置及び遠隔操作方法並びにロボット
装置及びその制御方法を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、遠隔操作装置を用いてロボット装
置を遠隔操作できるようになされたロボットシステムに
おいて、遠隔操作装置に、ロボット装置から送信される
所定情報の送信タイミングを制御する送信タイミング制
御手段と、ロボット装置から送信される情報を処理する
情報処理手段とを設け、送信タイミング制御手段が、情
報処理手段の負荷状態に応じて所定情報の送信タイミン
グを制御するようにした。この結果このロボットシステ
ムによれば、負荷過多による遠隔操作装置の不具合の発
生を未然に防止することができる。
【0009】また本発明においては、ロボット装置を遠
隔操作するための遠隔操作装置において、ロボット装置
から送信される所定情報の送信タイミングを制御する送
信タイミング制御手段と、ロボット装置から送信される
情報を処理する情報処理手段とを設け、送信タイミング
制御手段が、情報処理手段の負荷状態に応じて所定情報
の送信タイミングを制御するようにした。この結果この
遠隔操作装置においては、負荷過多による不具合の発生
を未然に防止することができる。
【0010】さらに本発明においては、遠隔操作装置を
用いてロボット装置を遠隔操作する遠隔操作方法におい
て、遠隔操作装置における負荷状態に基づいて、ロボッ
ト装置が送信すべき所定情報の送信タイミングを制御す
るようにした。この結果この遠隔操作方法によれば、負
荷過多による遠隔操作装置の不具合の発生を未然に防止
することができる。
【0011】さらに本発明においては、遠隔操作装置を
用いてロボット装置を遠隔操作できるようになされたロ
ボットシステムにおいて、遠隔操作装置は、所定の1回
の操作に応動して所定コマンドを送信する送信手段を有
し、ロボット装置は、撮像方向が変更自在に設けられた
撮像手段と、ロボット装置の向きを変更させる変更手段
と、変更手段を制御する制御手段とを有し、制御手段
が、遠隔操作装置からコマンドが与えられたときに、撮
像手段の撮像方向にロボット装置を向かせるように、変
更手段を制御するようにした。この結果このロボットシ
ステムでは、煩雑な操作を必要とせずにロボット装置の
向きを撮像手段の撮像方向に変えることができる。
【0012】さらに本発明においては、遠隔操作装置を
用いて遠隔操作できるようになされたロボット装置にお
いて、撮像方向が変更自在に設けられた撮像手段と、ロ
ボット装置の向きを変更させる変更手段と、変更手段を
制御する制御手段とを設け、制御手段が、遠隔操作装置
から与えられる所定コマンドの入力に応動して、撮像手
段の撮像方向にロボット装置を向かせるように、変更手
段を制御するようにした。この結果このロボット装置で
は、煩雑な操作を必要とせずにロボット装置の向きを撮
像手段の撮像方向に変えることができる。
【0013】さらに本発明においては、遠隔操作装置を
用いて遠隔操作できるようになされたロボット装置の制
御方法において、遠隔操作装置から与えられる所定コマ
ンドの入力に応動して、撮像方向が変更自在に設けられ
た撮像手段の当該撮像方向にロボット装置を向かせるよ
うに、当該ロボット装置の向きを変更させるようにし
た。この結果このロボット装置の制御方法によれば、煩
雑な操作を必要とせずにロボット装置の向きを撮像手段
の撮像方向に変えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0015】(1)ロボット1の構成 図1において、1は全体として本実施の形態によるロボ
ットを示し、胴体部ユニット2の前後左右にそれぞれ脚
部ユニット3A〜3Dが連結されると共に、胴体部ユニ
ット2の前端部に頭部ユニット4が連結されることによ
り構成されている。
【0016】この場合胴体部ユニット2には、図2に示
すように、このロボット1全体の動作を制御するコント
ローラ10と、このロボット1の動力源としてのバッテ
リ11と、バッテリセンサ12及び加速度センサ13な
どの各種センサなどが収納されると共に、幾つかのタッ
チセンサ14(14A〜14D)及びLED(LightEmi
tting Diode)15(15A〜15D)と、専用の外部
メモリ26及びPC(Personal Computer)カード用の
各スロット(図示せず)となどがそれぞれ胴体部ユニッ
ト2の所定位置にそれぞれ配設されている。
【0017】また頭部ユニット4には、このロボット1
の「耳」に相当するマイクロホン16、「目」に相当す
るCCD(Charge Coupled Device )カメラ17、距離
センサ18、フェイスタッチセンサ19及びヘッドタッ
チセンサ20などの各種センサと、「口」に相当するス
ピーカ21となどがそれぞれ所定位置に配置されると共
に、頂上部にリトラクタブルヘッドライト22が飛出し
及び収納自在に配置され、かつ中段部の周囲に沿って一
定間隔で複数のLED23が配設されている。
【0018】さらに各脚部ユニット3A〜3Dの膝関節
や、各脚部ユニット3A〜3D及び胴体部ユニット2を
それぞれ連結する各肩関節、頭部ユニット4及び胴体部
ユニット2を連結する首関節、並びにリトラクタブルヘ
ッドライト22の開閉駆動部(図示せず)などには、そ
れぞれ自由度数分や必要数のアクチュエータ24〜2
及びこれらアクチュエータ24〜24とそれぞ
れ対をなすポテンショメータ25〜25が配設され
ている。
【0019】そして頭部ユニット4のマイクロホン16
は、ユーザから与えられる「歩け」、「伏せ」又は「ボ
ールを追いかけろ」などの音声入力や、その他の音声及
びその他種々の音を集音し、得られた音声信号S1をコ
ントローラ10に送出する。またCCDカメラ17は、
周囲を撮像し、得られた画像信号S2をコントローラ1
0に送出し、距離センサ18は、前方の障害物までの距
離を測定し、測定結果を距離測定信号S3としてコント
ローラ10に送出する。
【0020】さらにフェイスタッチセンサ18は、ユー
ザの押圧操作を検出して、検出結果を操作検出信号S4
としてコントローラ10に送出する。またヘッドタッチ
センサ20は、図1において明らかなように、頭部ユニ
ット4の右側に揺動自在に配設されたレバーが前後方向
(矢印x方向又はこれと逆方向)に倒されたときにこれ
を検出して、検出結果を操作検出信号S4としてコント
ローラ10に送出する。
【0021】一方、胴体部ユニット2のバッテリセンサ
12は、バッテリ11のエネルギ残量を検出し、検出結
果をバッテリ残量検出信号S5としてコントローラ10
に送出する。また加速度センサ13は、図1におけるロ
ボット1の矢印x方向、y方向及びz方向の加速度を検
出し、検出結果を加速度検出信号S6としてコントロー
ラ10に送出する。
【0022】さらに胴体部ユニット2に配設された各タ
ッチセンサ14(14A〜14D)は、それぞれユーザ
の押圧操作を検出し、検出結果を操作検出信号S7とし
てコントローラ10に送出する。
【0023】さらに各ポテンショメータ25〜25
は、それぞれ対応するアクチュエータ24〜24
出力軸の回転角度を検出し、それぞれ検出結果を角度検
出信号S8〜S8としてコントローラ10に送出す
る。
【0024】コントローラ10は、CPU(Central Pr
ocessing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びR
AM(Random Access Memory)を含むマイクロコンピュ
ータ構成でなり、予め装填された外部メモリ26に格納
されている制御プログラムや、後述の各種モーションフ
ァイル、音声ファイル及びLEDファイル等の制御デー
タに従ってこのロボット1の動作を制御する。
【0025】実際上、コントローラ10は、例えば自律
モード用の制御データが格納された外部メモリ26(以
下、これを自律モード用メモリ26Aと呼ぶ)が装填さ
れている場合、マイクロホン16からの音声信号S1、
CCDカメラ17からの画像信号S2及び距離センサ2
0からの距離測定信号S3、並びにフェイスタッチセン
サ19及びヘッドタッチセンサ20からの操作検出信号
S4(以下、適宜これらをまとめて外部情報信号と呼
ぶ)と、バッテリセンサ12からのバッテリ残量信号S
5、加速度センサ13からの加速度検出信号S6及び各
ポテンショメータ25〜25からの角度検出信号S
〜S8(以下、適宜これらをまとめて内部情報信
号と呼ぶ)とに基づいて、外部及び内部の状態や、ユー
ザからの指令及び働きかけの有無などを判断する。
【0026】そしてコントローラ10は、この判断結果
と、自律モード用メモリ26Aに格納されている制御プ
ログラムとに基づいて続く行動を決定し、当該決定結果
に基づき必要に応じて、自律モード用メモリ26Aに格
納された各種動作パターンごとの制御データでなるモー
ションファイルの中から対応するモーションファイルを
再生し、かくして得られた制御データに基づいて対応す
るアクチュエータ24 〜24に駆動信号S9〜S
を送出してこれを駆動させることにより、頭部ユニ
ット4を上下左右に振らせたり、リトラクタブルヘッド
ライト22を飛び出させてこれを点灯させたり、各脚部
ユニット3A〜3Dを駆動して歩行させるなどの各種動
作や、一連の動作からなる各種行動を行わせる。
【0027】またこの際コントローラ10は、必要に応
じて自律モード用メモリ26Aに格納されている各種音
声ファイルの中から対応する音声ファイルを再生し、か
くして得られた音声信号S10をスピーカ21に与える
ことにより当該音声信号S10に基づく音声を外部に出
力させる。同様に、この際コントローラ10は、必要に
応じて自律モード用メモリ26Aに格納されている胴体
部ユニット2の各LED15や頭部ユニット4の各LE
D23の各種点滅パターンごとのLEDファイルの中か
ら対応するLEDファイルを再生し、かくして得られた
制御データに基づいてLED15、23を対応するパタ
ーンで点滅駆動する。
【0028】このようにしてこのロボット1において
は、コントローラ10の制御のもとに、装填された外部
メモリ26に格納された制御プログラムや各種データフ
ァイルに応じた動作や行動を行い得るようになされてい
る。
【0029】なおこのロボット1の場合、各脚部ユニッ
ト3A〜3D及び頭部ユニット4においては、それぞれ
図示しない所定規格化のコネクタを介して胴体部ユニッ
ト2に物理的及び電気的に接続されており、かくしてこ
れら各脚部ユニット3A〜3D及び頭部ユニット4をそ
れぞれかかるコネクタを有する他の機種の脚部ユニット
3A〜3D及び頭部ユニット4とユニット単位で自在に
交換し得るようになされている。
【0030】この場合、このように脚部ユニット3A〜
3D及び頭部ユニット4を他の機種の対応部位と交換自
在にするときには、脚部ユニット3A〜3Dや頭部ユニ
ット4のモーメントや関節角のデフォルト値等がその形
態ごとに異なっているため、ロボット1に同じ動作を発
現させる場合においても、胴体部ユニット2に取り付け
られた脚部ユニット3A〜3Dや頭部ユニット4の種別
に応じて、その種別に適した制御が必要となる。
【0031】そこでこの実施の形態の場合、脚部ユニッ
ト3A〜3D及び頭部ユニット4の内部には、それぞれ
その脚部ユニット3A〜3D又は頭部ユニット4がどの
機種のものであるかを示す識別子(以下、これをそのユ
ニットの種別識別子と呼ぶ)が記憶された図示しないメ
モリが収納されると共に、自律モード用メモリ26Aに
は、各種脚部ユニット3A〜3D及び頭部ユニット4に
ついて、コントローラ10がその種別に応じた制御を行
うための種別ごとの補正データがその種別の種別識別子
と対応付けて格納されている。
【0032】これによりこのロボット1においては、胴
体部ユニット2に取り付けられた脚部ユニット3A〜3
Dや頭部ユニット4の種別に関わりなく、その頭部ユニ
ット4や脚部ユニット3A〜3D内のメモリに格納され
た種別識別子と、自律モード用メモリ26Aに格納され
た各種補正データとに基づいて、コントローラ10がそ
のとき胴体部ユニット2に取り付けられた脚部ユニット
3A〜3Dや頭部ユニット4の種別に応じた適切な制御
を行い得るようになされている。
【0033】(2)本実施の形態によるロボットシステ
ム30の構成 ここで図3は、上述のロボット1と、当該ロボット1の
ユーザが所有するパーソナルコンピュータ31とから構
成される本実施の形態によるロボットシステム30を示
すものであり、パーソナルコンピュータ31を用いてか
かるロボット1を無線遠隔操作することができるように
なされている。
【0034】この場合パーソナルコンピュータ31とし
ては、図4に示すように、CPU32、ROM33、R
AM34、PCカードスロット35、ハードディスク装
置36、画像表示処理部37及びモニタ38等を有する
汎用のものが用いられる。
【0035】そしてこのパーソナルコンピュータ31に
は、例えばCD(Compact Disc)−ROM39(図3)
に記録されて提供される、このロボットシステム30全
体としてかかる機能を発揮させるためのアプリケーショ
ンソフトウェア(以下、これをPC用遠隔操作ソフトと
呼ぶ)がインストールされると共に、所定の無線通信規
格に対応した無線LANカード40が装着される。
【0036】またロボット1には、当該ロボット1を無
線遠隔操作できるようにするための遠隔操作モード用の
ソフトウェア(以下、これをロボット用遠隔操ソフトと
呼ぶ)や、必要な動作や行動をロボット1に発現させる
ための制御プログラム並びに各種モーションファイル、
音声ファイル及びLEDファイル等が格納された外部メ
モリ26(以下、これを遠隔操作モード用メモリ26B
と呼ぶ)と、パーソナルコンピュータ31の無線LAN
カード40と対をなす無線LANカード41とが装着さ
れる。
【0037】そしてロボット1は、遠隔操作モード用メ
モリ26Bが装填された後電源が投入されると、当該遠
隔操作モード用メモリ26Bからロボット用遠隔操ソフ
トを読み出し、これを内部メモリ10A(図2)に展開
することにより遠隔操作モードで起動する。
【0038】またロボット1は、この遠隔操作モード
時、マイクロホン16(図2)からの音声信号S1に基
づく音声情報、CCDカメラ17(図2)からの画像信
号S2に基づく画像情報、距離センサ18(図2)から
の距離測定信号S3に基づく距離測定情報、及び各タッ
チセンサ14(14A〜14D)、19、20(図2)
からの操作検出信号S7、S4に基づく操作検出情報な
どの外部センサ情報と、バッテリセンサ12(図2)か
らのバッテリ残量信号S5に基づくバッテリ残量情報、
加速度センサ13(図2)からの加速度検出信号S6に
基づく加速度検出情報及び各ポテンショメータ25
25(図2)からの角度検出信号S8〜S8に基
づく角度検出情報などの内部センサ情報と、これら外部
センサ情報及び内部センサ情報(以下、適宜これらをま
とめてセンサ情報と呼ぶ)に基づきそのときロボット1
が認識している各種認識情報等のうち、パーソナルコン
ピュータ31から要求のあったものを無線LANカード
41を介して順次パーソナルコンピュータ31に送信す
る。
【0039】一方、パーソナルコンピュータ31は、P
C用遠隔操作ソフトの起動時、当該PC用遠隔操作ソフ
トと、ロボット1から順次送信される各種情報とに基づ
く所定のGUI(Graphical User Interface)でなるコ
ントロールパネルをモニタ38上に表示する。
【0040】かくしてユーザは、このコントロールパネ
ルを用い、マウス、キーボード又はジョイステック等を
操作することによりロボット1に行わせるべき各種動作
を指定することができる。
【0041】そしてパーソナルコンピュータ31は、コ
ントロールパネル上の所定動作や所定行動と対応付けら
れたボタン等が操作されると、これに応じたコマンドを
無線LANカード40を介してロボット1に送信する。
【0042】このときロボット1は、パーソナルコンピ
ュータ31からのコマンド等を無線LANカード41を
介して受信すると、ロボット用遠隔操作ソフトに基づい
て、必要に応じて対応するモーションファイル、音声フ
ァイル及び又はLEDファイルを再生することによりそ
のコマンドに対応する動作を発現する。
【0043】このようにしてこのロボットシステム30
においては、ユーザがパーソナルコンピュータ31を用
いてロボット1を遠隔操作し得るようになされている。
【0044】(3)メインパネル45を用いたロボット
1の遠隔操作 ここで実際上パーソナルコンピュータ31は、例えば図
5に示すようなコントロールパネル45をモニタ38上
に表示する。
【0045】このコントロールパネル45は、メインパ
ネル46及びサブパネル47から構成されており、メイ
ンパネル46の中央部にカメラ状況エリア50が設けら
れ、ロボット1から送信される画像情報に基づく動画像
が当該カメラ状況エリア50内に表示される。
【0046】またカメラ状況エリア50の下側には距離
表示エリア51が設けられており、この距離表示エリア
51内に、カメラ状況エリア50の動画像上に表示され
た十字マーク52の中心位置にある物体までの距離がレ
ベルメータ方式で表示される。
【0047】一方、メインパネル46におけるカメラ状
況エリア50の左側にはカメラアングル表示エリア53
が設けられ、当該カメラアングル表示エリア53内に、
ロボット1から送信される当該ロボット1における頭部
ユニット4のヨー方向及びピッチ方向用のアクチュエー
タ24〜24と対応するポテンショメータ25
25からの角度検出信号S8〜S8に基づくCC
Dカメラ17(図2)のカメラアングルが黄色の点P1
として表示される。なおそのときロボット1が特定色
(例えばピンク色)のボールを認識している場合には、
そのボールの位置が赤色の点(図示せず)として同時に
カメラアングル表示エリア53内に表示される。
【0048】またカメラアングル表示エリア53の上下
左右には、当該カメラアングル表示エリア53を取り囲
むようにカメラアングル操作ボタン54A〜54Dが設
けられており、これらカメラアングル操作ボタン54A
〜54Dをクリックすることにより、ロボット1の頭部
ユニット4(図1)の向きを対応する方向に回転させ
て、ロボット1におけるCCDカメラ17(図2)の向
きをその方向に移動させ得るようになされている。
【0049】さらにカメラアングル表示エリア53の上
側には、回転ボタン55及びトラッキングボタン56が
設けられており、このうち回転ボタン55をクリックす
ることによってロボット1の向きをそのときのカメラア
ングルの向きに合わせるように胴体部ユニット2の向き
を移動させることができ、またトラッキングボタン56
をクリックしてオンとすることによって、ロボット1
を、ボールを探し出してそれを自動追尾するトラッキン
グモードに移行させることができるようになされてい
る。
【0050】なお、トラッキングボタン56を再度クリ
ックしてオフとすることによって、ロボット1を遠隔操
作モードに戻すことができるが、これとは別にロボット
が予め設定された時間内にボールを探し出せなかったと
きや、ボールの追尾中にそのボールを見失ったときなど
には、トラッキングボタン56が自動的にオフとなり、
ロボット1も自動的に遠隔操作モードに戻るようになさ
れている。
【0051】さらにカメラアングル表示エリア53の下
側には、スチルキャプチボタン57、アルバムボタン5
8及びライトボタン59が設けられており、このうちス
チルキャプチャボタン57をクリックすることによっ
て、その瞬間にカメラ状況エリア53に表示されていた
動画像の1フレームを静止画像としてパーソナルコンピ
ュータ31内に保存することができ、アルバムボタン5
8をクリックすることによって、かかる静止画像をロボ
ット1の遠隔操作モード用メモリ26B内に保存するこ
とができ、さらにライトボタン59をクリックすること
によって、ロボット1のリトラクタブルヘッドライト2
2(図1)を順次交互に点灯又は消灯させることができ
るようになされている。
【0052】他方、メインパネル46におけるカメラ状
況エリア50の右側には、十字形状の移動方向エリア6
0が設けられており、当該移動方向エリア60における
十字の上、下、右又は左の先端部分をクリックすること
によって、ロボット1をそれぞれ前進、後進、右旋回又
は左旋回させることができ、また十字の中心部分をクリ
ックすることによって、ロボット1の移動を停止させる
ことができるようになされている。
【0053】またこの移動方向エリア60の周囲には、
当該移動方向エリア60を取り囲むようにバッテリ残量
表示エリア61と、前進速度をコントロールするための
3つの速度ボタン62A〜62Cとが設けられており、
バッテリ残量表示エリア61内にロボット1におけるバ
ッテリ11(図2)のエネルギ残量が4段階で表示され
ると共に、3つの速度ボタン62A〜62Cの中から所
望の速度ボタン62A〜62Cをクリックすることによ
って、ロボット1の前進速度をその速度ボタン62A〜
62Cに対応付けられた移動速度(「速い」、「普通」
又は「遅い」)に設定することができるようになされて
いる。
【0054】さらに移動方向エリア60の上側にはステ
ータスインジケータ63が設けられており、このステー
タスインジケータ63内に「stand」、「wal
k」等のそのときのロボット1の状態が文字表示される
ようになされている。
【0055】さらに移動方向エリア60の下側には、ヒ
アーボタン64、トークボタン65及び転倒復帰ボタン
66が設けられており、ヒアーボタン64をクリックす
ることによって、ロボット1のマイクロホン16(図
2)により集音された音をパーソナルコンピュータ31
側において聞くことができ、トークボタン65をクリッ
クすることによって、パーソナルコンピュータ31から
音声データをロボット1に送信して、その音声データに
基づく音声をロボット1のスピーカ21(図2)から出
力させることができ、さらに転倒復帰ボタン66をクリ
ックすることによって、転倒状態にあるロボット1を立
ち上がらせることができるようになされている。
【0056】これに対してサブパネル47の中央部には
3次元ロボット表示エリア70が設けられており、この
3次元ロボット表示エリア70内に、ロボット情報に基
づき検出されるロボット1の現在の姿勢と同じ姿勢のロ
ボット1の3次元コンピュータグラフィック画像(以
下、これをロボット3D画像71と呼ぶ)が順次更新さ
れながらリアタイムで表示される。なおこのロボット3
D画像71においては、ロボット1のいずれかのタッチ
センサ14(14A〜14D)、19、20(図2)が
押圧操作されたときに、その対応部位が青色で表示され
る。
【0057】また3次元ロボット表示エリア70の左側
にはリプレイボタン72及びモーション選択メニュー7
3が設けられており、リプレイボタン72をクリックす
ることによって、ロボット1に直前に行った動作をもう
一度行わせることができ、またモーション選択メニュー
73内に表示された各種動作の中から所望の動作を選択
することによって、その動作をロボット1に行わせるこ
とができるようになされている。
【0058】一方、3次元ロボット表示エリア70の直
ぐ右側には、3次元ロボットビュー切り換えボタン74
(74A〜74D)が縦方向に並べるようにして複数設
けられている。これら3次元ロボットビュー切替えボタ
ン74は、3次元ロボット表示エリア70に表示された
ロボット3D画像71の表示状態を切り換えるためのも
のであって、実際にロボット1がその通りに動くもので
はないが、例えばビューホームポジションボタン74A
をクリックすることによって、ロボット3D画像71の
向きや表示位置等をホームポジションに戻すことができ
る。
【0059】また3次元ロボットビュー切り換えボタン
74のうち、ビュー移動ボタン74Bをクリックするこ
とによって、ロボット3D画像71をドラッグ操作によ
り3次元ロボット表示エリア70内の所望位置に移動さ
せることができ、ビュー回転ボタン74Cをクリックす
ることによって、ロボット3D画像71をドラッグ操作
により回転させることができ、ビューズームボタン74
Dをクリックすることによって、3次元ロボット表示エ
リア70におけるロボット3D画像71を拡大表示させ
得るようになされている。
【0060】さらに3次元ロボットビュー切り換えボタ
ン74の左側には、それぞれ複数のヘディングボタン7
5と、複数のキックボタン76とが設けられており、こ
れらヘディングボタン75の中から所望のものをクリッ
クすることによって、ロボット1にそのヘディングボタ
ン75に対応付けられた方向へのヘディング動作を行わ
せることができ、またこれらキックボタン76の中から
所望のものをクリックすることによって、ロボット1に
そのキックボタン76に対応付けられた方向へのキック
動作を行わせることができるようになされている。
【0061】なお、サブパネル47は、メインパネル4
6の左下に表示されたサブパネル表示ボタン77をクリ
ックすることにより、順次交互に表示させ又は表示させ
ないようにすることができる。
【0062】(4)パーソナルコンピュータ31におけ
るロボット3D画像71の表示処理 次に、パーソナルコンピュータ31において、サブパネ
ル47の3次元ロボット表示エリア70内にロボット3
D画像71を表示する際のCPU32(図4)の処理に
ついて説明する。
【0063】パーソナルコンピュータ31のCPU32
は、PC用遠隔操作ソフトが起動されると、図6に示す
ロボット3D画像表示処理手順RT1に従ってロボット
3D画像71の画像データを生成し、当該画像データに
基づくロボット3D画像71をサブパネル47の3次元
ロボット表示エリア70内に表示する一方、当該ロボッ
ト3D画像71をそのときのロボット1の姿勢に応じて
順次更新する。
【0064】すなわちCPU32は、PC用遠隔操作ソ
フトが起動されるとこのロボット3D画像表示処理手順
RT1をステップSP0において開始し、続くステップ
SP1において、ロボット1に対し、胴体部ユニット2
にどの種別の脚部ユニット3A〜3D及び頭部ユニット
4が取り付けられた構成(以下、これをロボットデザイ
ンと呼ぶ)であるかを示すロボットデザイン情報の送信
要求を送信する。
【0065】このときロボット1のコントローラ10
(図2)は、上述のように胴体部ユニット2に取り付け
られた脚部ユニット3A〜3D及び頭部ユニット4の種
別をこれら脚部ユニット3A〜3D及び頭部ユニット4
内に設けられたメモリに格納されている種別識別子に基
づいて認識している。またロボット1に装填された遠隔
操作モード用メモリ26B(図2)には、予め組立て可
能な全てのロットデザインに対してそれぞれ固有の識別
子(以下、これをロボットデザイン識別子と呼ぶ)を対
応付けたデータベースが格納されている。
【0066】かくしてロボット1のコントローラ10
は、パーソナルコンピュータ31からのロボットデザイ
ン情報の送信要求に応じて、かかる認識結果と、かかる
遠隔操作モード用メモリ26Bに格納されたロボットデ
ザイン識別子のデータベースとに基づいて、現在のロボ
ット1の構成と対応するロボットデザイン識別子を選択
し、これをロボットデザイン情報としてパーソナルコン
ピュータ31に送信する。
【0067】一方、パーソナルコンピュータ31のCP
U32(図4)は、かかるロボットデザイン情報を取得
すると、ステップSP2に進んで、このロボットデザイ
ン情報に基づき現在のロボット1の構成に応じたロボッ
ト3D画像71(図5)を作成するための関節リストを
生成する。
【0068】実際上、パーソナルコンピュータ31のハ
ードディスク装置36(36)には、例えば図7に示す
ように、各ロボットデザイン識別子にそれぞれ対応させ
て、そのロボットデザイン識別子のロボット1の胴体部
ユニット2、各脚部ユニット3A〜3D及び頭部ユニッ
ト4としてどの種別のものを用いているかの情報が格納
されたデータベース(以下、これをロボットデザインデ
ータベースと呼ぶ)80が記録されている。
【0069】またパーソナルコンピュータ31のハード
ディスク装置36には、これと共に図8に示すようなロ
ボット1の各機種について、関節の各軸ごとの胴体部ユ
ニット2からの接続順位や、各関節の動作及び制御時の
基準についての各種情報が格納された関節リストファイ
ル81も格納されている。例えば図8に示した関節リス
トファイル81では、「ERS−210G」というロボ
ット機種(「機種識別子」)の首関節(「関節識別
子」)のx軸(「回転軸」)について、胴体部ユニット
2に直接接続され(「親リスト」が「0」)、同じ首関
節に胴体部ユニット2に直接接続された軸はなく(「兄
弟リスト」が「−1」)、当該関節を介して胴体部ユニ
ット2に接続された他の関節が存在し(「子リスト」が
「1」)、ホームポジション位置が「0.0f(0.0度)」
であり(「ホームポジション」)、デフォルト角度が
「0.0f(0.0度)」である(「デフォルト角度」)こと
などが記述されている。
【0070】そしてパーソナルコンピュータ31のCP
U32は、上述のようにして遠隔操作対象のロボット1
からロボットデザイン情報を取得すると、当該ロボット
デザイン情報と、かかるロボットデザインデータベース
80とに基づいて、そのロボット1の各脚部ユニット3
A〜3D及び頭部ユニット4の種別をそれぞれ判断し、
この判断結果に基づいて関節リストファイル81を検索
することにより、そのロボット1の各関節について各種
情報を収集する。
【0071】またCPU32は、この後ステップSP3
に進んで、このようにして収集した各関節についての各
種情報に基づいて、例えば図9に示すようなそのロボッ
ト1の各関節の接続関係からみた構成を示す関節リスト
82を作成する。
【0072】そしてCPU32は、この後ステップSP
4に進んで、関節リストファイル81に格納された対応
するデータと、かかる関節リスト82のデータと、ハー
ドディスク装置36に予め格納されている胴体部ユニッ
ト2、脚部ユニット3A〜3D及び頭部ユニット4の各
種別ごとの3次元コンピュータグラフィック画像用デー
タとに基づいて、現在のロボット1のロボット3D画像
71を生成し、これをコントロールパネル45(図5)
におけるサブパネル47(図5)の3次元ロボット表示
エリア70(図5)内に表示させる。
【0073】次いでCPU32は、ステップSP5に進
んで、ロボット1の姿勢等に応じてかかるロボット3D
画像71を順次更新するために必要な外部センサ情報を
指定する。この場合このセンサ情報としては、更新に必
要な最低限のもののみが指定され、例えば3次元ロボッ
ト表示エリア70内に表示されるロボット3D画像71
がロボット1の頭部のみである場合には、首関節の各ポ
テンショメータ25〜25(図2)から出力された
角度検出信号S8〜S8(図2)に基づく角度検出
情報と、加速度センサ13(図2)から出力される加速
度検出信号S6(図2)に基づく加速度検出情報と、フ
ェイスタッチセンサ19(図2)及びヘッドタッチセン
サ20(図2)からそれぞれ出力される操作検出信号S
4(図2)に基づく操作検出情報となどが指定される。
またかかるロボット3D画像71がロボット1の全体で
ある場合には、全てのポテンショメータ25〜25
からそれぞれ出力された角度検出信号S8〜S8
基づく角度検出情報と、加速度センサ13から出力され
る加速度検出信号S6に基づく加速度検出情報と、全て
のタッチセンサ14(14Aから4D)、19、20
(図2)からそれぞれ出力される操作検出信号S7、S
4に基づく操作検出情報となどが指定される。
【0074】続いてCPU32は、ステップSP6に進
んで、現在のCPU32の負荷状態から、3次元ロボッ
ト表示エリア70内に表示しているロボット3D画像7
1の更新が可能であるか否かを判断する。そしてCPU
32は、このステップSP6において否定結果を得ると
この後このステップSP6において肯定結果を得られの
を待ち受ける。
【0075】そしてCPU32は、やがてCPU32の
負荷が軽減し、3次元ロボット表示エリア70内に表示
しているロボット3D画像71の更新が可能な状態とな
ることによりステップSP6において肯定結果を得る
と、ステップSP7に進んでロボット1に対してステッ
プSP5において指定した各外部センサ及び内部センサ
出力に基づくのセンサ情報の送信要求を送信する。
【0076】次いでCPU32は、ステップSP8に進
んでロボット1からかかるセンサ情報が送信されるのを
待ち受け、やがてこれが送信されると、ステップSP9
に進んでこのロボット1からのセンサ情報に基づいて3
次元ロボット表示エリア70内に表示しているロボット
3D画像71を現在のロボット1の状態に応じて更新す
る。
【0077】そしてCPU32は、その後ステップSP
6に戻り、この後上述と同様にしてステップSP6〜S
P9−SP6のループを順次繰り返す。
【0078】このようにしてパーソナルコンピュータ3
1のCPU32は、自己の負荷状態に基づいてロボット
1からのセンサ情報の送信タイミングを制御しながら、
サブパネル47の3次元ロボット表示エリア70内に表
示するロボット3D画像71を順次更新するようになさ
れている。
【0079】(5)ロボットシステム30におけるロボ
ット1の視線方向への回転機能 次に、このロボットシステム30におけるロボットの視
線方向への回転機能について説明する。
【0080】このロボットシステム30の場合、上述の
ようにメインパネル45(図5)の回転ボタン55(図
5)をクリックすることによって、ロボット1の向きを
そのときのカメラアングルの向き、すなわちそのときの
ロボット1のCCDカメラ17(図2)の光軸方向(撮
像方向)に変えさせる機能が搭載されている。
【0081】実際上、パーソナルコンピュータ31のC
PU32は、遠隔操作モード時において、メインパネル
45の回転ボタン55がクリックされると、これに応じ
た所定コマンドをロボット1に送信する。
【0082】そしてロボット1のコントローラ10は、
パーソナルコンピュータ31からかかる所定コマンドが
与えられると、遠隔操作モード用メモリ26Bに予め格
納された制御プログラムに基づいて、図10に示す向き
変更処理手順RT2を実行することにより、ロボット1
の胴体部ユニット2の向きをそのときのロボット1のC
CDカメラ17(図2)の光軸方向に変えさせる。
【0083】すなわちロボット1のコントローラ10
は、パーソナルコンピュータ31からかかるコマンドが
与えられると、この向き変更処理手順RT2をステップ
SP10において開始し、続くステップSP11におい
て、図11(A)に示すように、そのときの胴体部ユニ
ット2の向き(矢印a)に対するCCDカメラ17の光
軸Kの角度θ及び方向を、首関節におけるヨー方向のポ
テンショメータ25〜25(図2)から出力された
角度検出信号S8〜S8に基づいて検出する。
【0084】次いでコントローラ10は、ステップSP
12に進んで、ステップSP11において検出した胴体
部ユニット2に対するCCDカメラ17の光軸Kの方向
と逆方向に当該ステップSP11において検出した胴体
部ユニット2の向きに対するCCDカメラ17の光軸K
の角度θだけ当該胴体部ユニット2を回転させるように
各脚部ユニット3A〜3D内のアクチュエータ24
24を駆動すると共に、この後首関節の対応するアク
チュエータ24〜24を駆動することにより、CC
Dカメラ10の光軸Kの向きをそのときの胴体部ユニッ
ト2の向きと平行な元の方向に向け、この後ステップS
P13に進んでこの向き変更処理手順RT2を終了す
る。
【0085】このようにしてこのロボットシステム30
では、1回のクリック操作によって、ロボット1をその
ときのCCDカメラ17の光軸Kの方向に向かせること
ができるようになされている。
【0086】(6)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、このロボットシステム30では、
パーソナルコンピュータ31のCPU32がそのときの
当該CPU32の負荷状態に基づいてロボット1からの
センサ情報の送信タイミングを制御しながら、サブパネ
ル47の3次元ロボット表示エリア70内に表示するロ
ボット3D画像71を順次更新する。
【0087】従って、このロボットシステム30では、
パーソナルコンピュータ31のCPU32の負荷が多く
なり過ぎたことによる各種処理の遅延化等の各種不具合
の発生を未然に防止することができ、常に快適な状態で
の使用ができる。
【0088】またこのロボットシステム30では、メイ
ンパネル45の回転ボタン55をクリックすることによ
って、ロボット1をそのときの当該ロボット1のCCD
カメラ17の撮像方向に向かせることができる。
【0089】従って、このロボットシステム30では、
煩雑な操作を必要とせず、かかるロボット1の向き変更
を1回のクリック操作のみによって行わせることができ
るため、その分格段的に操作性を向上させることができ
る。
【0090】以上の構成によれば、パーソナルコンピュ
ータ31のCPU32がそのときの当該CPU32の負
荷状態に基づいてロボット1からのセンサ情報の送信タ
イミングを制御しながら、サブパネル47の3次元ロボ
ット表示エリア70内に表示するロボット3D画像71
を順次更新するようにしたことにより、パーソナルコン
ピュータ31のCPU32の負荷過多による各種不具合
の発生を未然に防止することができる。かくするにつき
常に快適な状態での使用ができ、かくしてアミューズメ
ントシステムとしてのエンターテインメント性を向上さ
せることができる。
【0091】またパーソナルコンピュータ31側におい
て、1回のクリック操作のみによってロボット1をその
ときの当該ロボット1のCCDカメラ17の撮像方向に
向かせることができるようにしたことにより、操作性を
向上させることができ、かくしてアミューズメントシス
テムとしてのエンターテインメント性を向上させること
ができる。
【0092】(7)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明を図1のよう
に構成されたロボット1及びこれを含む図3のようなロ
ボットシステム30に適用するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の形態の
ロボット装置及びそのロボット装置を含むロボットシス
テムに広く適用することができる。
【0093】また上述の実施の形態においては、ロボッ
ト1を遠隔操作するための遠隔操作装置として汎用のパ
ーソナルコンピュータ31を適用するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の
形態の遠隔操作装置を広く適用することができる。この
場合において、遠隔操作装置は、専用品であっても良
い。
【0094】さらに上述の実施の形態においては、パー
ソナルコンピュータ31側において、ロボット1から送
信されるセンサ情報の送信タイミングを制御するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、こ
れに加え又はこれ以外の情報の送信タイミングをも制御
するようにしても良い。
【0095】さらに上述の実施の形態においては、ロボ
ット1をその視線方向に回転させるための操作子とし
て、GUIでなるコントロールパネル45上の回転ボタ
ン55を適用するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、かかる操作子として有体のスイッ
チ等を実際にコントロールパネル45とは別に設けるよ
うにしても良い。
【0096】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、遠隔操作
装置を用いてロボット装置を遠隔操作できるようになさ
れたロボットシステムにおいて、遠隔操作装置に、ロボ
ット装置から送信される所定情報の送信タイミングを制
御する送信タイミング制御手段と、ロボット装置から送
信される情報を処理する情報処理手段とを設け、送信タ
イミング制御手段が、情報処理手段の負荷状態に応じて
所定情報の送信タイミングを制御するようにしたことに
より、負荷過多による遠隔操作装置の不具合の発生を未
然に防止することができ、かくしてエンターテインメン
ト性を向上させ得るロボットシステムを実現できる。
【0097】また本発明によれば、ロボット装置を遠隔
操作するための遠隔操作装置において、ロボット装置か
ら送信される所定情報の送信タイミングを制御する送信
タイミング制御手段と、ロボット装置から送信される情
報を処理する情報処理手段とを設け、送信タイミング制
御手段が、情報処理手段の負荷状態に応じて所定情報の
送信タイミングを制御するようにしたことにより、負荷
過多による遠隔操作装置の不具合の発生を未然に防止す
ることができ、かくしてエンターテインメント性を向上
させ得る遠隔操作装置を実現できる。
【0098】さらに本発明によれば、遠隔操作装置を用
いてロボット装置を遠隔操作する遠隔操作方法におい
て、遠隔操作装置における負荷状態に基づいて、ロボッ
ト装置が送信すべき所定情報の送信タイミングを制御す
るようにしたことにより、負荷過多による遠隔操作装置
の不具合の発生を未然に防止することができ、かくして
エンターテインメント性を向上させ得る遠隔操作方法を
実現できる。
【0099】さらに本発明によれば、遠隔操作装置を用
いてロボット装置を遠隔操作できるようになされたロボ
ットシステムにおいて、遠隔操作装置は、所定の1回の
操作に応動して所定コマンドを送信する送信手段を有
し、ロボット装置は、撮像方向が変更自在に設けられた
撮像手段と、ロボット装置の向きを変更させる変更手段
と、変更手段を制御する制御手段とを有し、制御手段
が、遠隔操作装置からコマンドが与えられたときに、撮
像手段の撮像方向にロボット装置を向かせるように、変
更手段を制御するようにしたことにより、煩雑な操作を
必要とせずにロボット装置の向きを撮像手段の撮像方向
に変えることができ、かくしてエンターテインメント性
を向上させ得るロボットシステムを実現できる。
【0100】さらに本発明によれば、遠隔操作装置を用
いて遠隔操作できるようになされたロボット装置におい
て、撮像方向が変更自在に設けられた撮像手段と、ロボ
ット装置の向きを変更させる変更手段と、変更手段を制
御する制御手段とを設け、制御手段が、遠隔操作装置か
ら与えられる所定コマンドの入力に応動して、撮像手段
の撮像方向にロボット装置を向かせるように、変更手段
を制御するようにしたことにより、煩雑な操作を必要と
せずにロボット装置の向きを撮像手段の撮像方向に変え
ることができ、かくしてエンターテインメント性を向上
させ得るロボット装置を実現できる。
【0101】さらに本発明によれば、遠隔操作装置を用
いて遠隔操作できるようになされたロボット装置の制御
方法において、遠隔操作装置から与えられる所定コマン
ドの入力に応動して、撮像方向が変更自在に設けられた
撮像手段の当該撮像方向にロボット装置を向かせるよう
に、当該ロボット装置の向きを変更させるようにしたこ
とにより、煩雑な操作を必要とせずにロボット装置の向
きを撮像手段の撮像方向に変えることができ、かくして
エンターテインメント性を向上させ得るロボット装置の
制御方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるロボットの構成を示す斜視
図である。
【図2】ロボットの内部構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態によるロボットシステムの構成を
示す略線図である。
【図4】パーソナルコンピュータの構成を簡略的に示す
ブロック図である。
【図5】コントロールパネルの構成を示す略線図であ
る。
【図6】3D画像表示処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図7】ロボットデザインデータベースの説明に供する
概念図である。
【図8】関節リストファイルの説明に供する概念図であ
る。
【図9】関節リストの説明に供する概念図である。
【図10】向き変更処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】向き変更時のロボットの動きの説明に供する
略線図である。
【符号の説明】
1……ロボット、2……胴体部ユニット、3A〜3D…
…脚部ユニット、4……頭部ユニット、10……コント
ローラ、10A……内部メモリ、12……バッテリセン
サ、13……加速度センサ、14(14A〜14D)、
19、20……タッチセンサ、16……マイクロホン、
17……CCDカメラ、18……距離センサ、24
24……アクチュエータ、25〜25……ポテン
ショメータ、26……外部メモリ、26A……自律モー
ド用メモリ、26B……遠隔操作モード用メモリ、30
……ロボットシステム、31……パーソナルコンピュー
タ、32……CPU、36……ハードディスク装置、4
5……コントロールパネル、46……メインパネル、4
7……サブパネル、55……回転ボタン、70……3次
元ロボット表示エリア、71……ロボット3D画像、R
T1……3D画像表示処理手順、RT2……向き変更処
理手順、K……光軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 博志 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 嘉本 聡 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 上条 賢一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 2C150 CA02 DA05 DA24 DA26 DA27 DA28 ED10 ED42 ED52 EF07 EF16 EF17 EF22 EF23 EF24 EF29 EF33 EF36 3C007 AS36 CS08 JS01 JS07 JU03 JU12 KS10 KS12 KS23 KS27 KS31 KS36 KS39 KT01 KX02 MT14 WA04 WA14 WB18 WC03

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠隔操作装置を用いてロボット装置を遠隔
    操作できるようになされたロボットシステムにおいて、 上記遠隔操作装置は、 上記ロボット装置から送信される所定情報の送信タイミ
    ングを制御する送信タイミング制御手段と、 上記ロボット装置から送信される上記情報を処理する情
    報処理手段とを具え、 上記送信タイミング制御手段は、上記情報処理手段の負
    荷状態に応じて上記所定情報の送信タイミングを制御す
    ることを特徴とするロボットシステム。
  2. 【請求項2】上記所定情報は、 上記ロボット装置に設けられたセンサの出力に基づくセ
    ンサ情報であることを特徴とする請求項1に記載のロボ
    ットシステム。
  3. 【請求項3】上記遠隔操作装置は、 上記ロボット装置に対して送信すべき上記所定情報を指
    定する送信情報指定手段を具え、 上記ロボット装置は、 上記送信情報指定手段により指定された上記所定情報を
    送信することを特徴とする請求項1に記載のロボットシ
    ステム。
  4. 【請求項4】上記所定情報は、 上記ロボット装置に設けられたセンサの出力に基づくセ
    ンサ情報であることを特徴とする請求項3に記載のロボ
    ットシステム。
  5. 【請求項5】上記遠隔操作装置の上記情報処理手段は、 上記ロボット装置から送信される上記所定情報に基づい
    て現在の上記ロボット装置の状態を可視表示することを
    特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
  6. 【請求項6】上記遠隔操作装置の上記情報処理手段は、 上記現在のロボット装置の状態を3次元グラフィック画
    像として上記可視表示することを特徴とする請求項5に
    記載のロボットシステム。
  7. 【請求項7】上記ロボット装置は、交換自在の部位を有
    すると共に、現在の構成を示す構成情報を上記遠隔操作
    装置に送信し、 上記遠隔操作装置の上記情報処理手段は、 上記ロボット装置から送信される上記構成情報及び上記
    所定情報に基づいて、上記現在のロボット装置の状態を
    上記可視表示することを特徴とする請求項5に記載のロ
    ボットシステム。
  8. 【請求項8】ロボット装置を遠隔操作するための遠隔操
    作装置において、 上記ロボット装置から送信される所定情報の送信タイミ
    ングを制御する送信タイミング制御手段と、 上記ロボット装置から送信される上記情報を処理する情
    報処理手段とを具え、 上記送信タイミング制御手段は、上記情報処理手段の負
    荷状態に応じて上記所定情報の送信タイミングを制御す
    ることを特徴とする遠隔操作装置。
  9. 【請求項9】上記所定情報は、 上記ロボット装置に設けられたセンサの出力に基づくセ
    ンサ情報であることを特徴とする請求項8に記載の遠隔
    操作装置。
  10. 【請求項10】上記ロボット装置に対して送信すべき上
    記所定情報を指定する送信情報指定手段を具えることを
    特徴とする請求項8に記載の遠隔操作装置。
  11. 【請求項11】上記所定情報は、 上記ロボット装置に設けられたセンサの出力に基づくセ
    ンサ情報であることを特徴とする請求項10に記載の遠
    隔操作装置。
  12. 【請求項12】上記情報処理手段は、 上記ロボット装置から送信される上記所定情報に基づい
    て現在の上記ロボット装置の状態を可視表示することを
    特徴とする請求項8に記載の遠隔操作装置。
  13. 【請求項13】上記情報処理手段は、 上記現在のロボット装置の状態を3次元グラフィック画
    像として上記可視表示することを特徴とする請求項12
    に記載の遠隔操作装置。
  14. 【請求項14】上記ロボット装置は、交換自在の部位を
    有すると共に、現在の構成を示す構成情報を送信し、 上記情報処理手段は、 上記ロボット装置から送信される上記構成情報及び上記
    所定情報に基づいて、上記現在のロボット装置の状態を
    上記可視表示することを特徴とする請求項12に記載の
    遠隔操作装置。
  15. 【請求項15】遠隔操作装置を用いてロボット装置を遠
    隔操作する遠隔操作方法において、 上記遠隔操作装置における負荷状態に基づいて、上記ロ
    ボット装置が送信すべき所定情報の送信タイミングを制
    御する第1のステップを具えることを特徴とする遠隔操
    作方法。
  16. 【請求項16】上記所定情報は、 上記ロボット装置に設けられたセンサの出力に基づくセ
    ンサ情報であることを特徴とする請求項15に記載の遠
    隔操作方法。
  17. 【請求項17】予め上記ロボット装置に対して送信すべ
    き上記所定情報を指定することを特徴とする請求項15
    に記載の遠隔操作方法。
  18. 【請求項18】上記所定情報は、 上記ロボット装置に設けられたセンサの出力に基づくセ
    ンサ情報であることを特徴とする請求項17に記載の遠
    隔操作方法。
  19. 【請求項19】上記ロボット装置から送信される上記所
    定情報に基づいて現在の上記ロボット装置の状態を可視
    表示する第2のステップを具えることを特徴とする請求
    項15に記載の遠隔操作方法。
  20. 【請求項20】上記第2のステップでは、 上記現在のロボット装置の状態を3次元グラフィック画
    像として上記可視表示することを特徴とする請求項19
    に記載の遠隔操作方法。
  21. 【請求項21】上記ロボット装置は、交換自在の部位を
    有すると共に、現在の構成を示す構成情報を送信し、 上記第2のステップでは、 上記ロボット装置から送信される上記構成情報及び上記
    所定情報に基づいて、上記現在のロボット装置の状態を
    上記可視表示することを特徴とする請求項19に記載の
    遠隔操作方法。
  22. 【請求項22】遠隔操作装置を用いてロボット装置を遠
    隔操作できるようになされたロボットシステムにおい
    て、 上記遠隔操作装置は、 所定の1回の操作に応動して所定コマンドを送信する送
    信手段を具え、 上記ロボット装置は、 撮像方向が変更自在に設けられた撮像手段と、 上記ロボット装置の向きを変更させる変更手段と、 上記変更手段を制御する制御手段とを具え、 上記制御手段は、 上記遠隔操作装置から上記コマンドが与えられたとき
    に、上記撮像手段の撮像方向に上記ロボット装置を向か
    せるように、上記変更手段を制御することを特徴とする
    ロボットシステム。
  23. 【請求項23】上記遠隔操作装置の上記送信手段は、 所定の操作画面をモニタ表示し、当該操作画面内の所定
    の操作子がクリック操作されたときに上記所定コマンド
    を送信することを特徴とする請求項22に記載のロボッ
    トシステム。
  24. 【請求項24】上記ロボット装置は、 上記撮像手段から出力される画像信号に基づく画像情報
    を上記遠隔操作装置に送信し、 上記遠隔操作装置は、 上記ロボット装置から送信される上記画像情報に基づく
    画像を上記操作画面内に表示することを特徴とする請求
    項22に記載のロボットシステム。
  25. 【請求項25】遠隔操作装置を用いて遠隔操作できるよ
    うになされたロボット装置において、 撮像方向が変更自在に設けられた撮像手段と、 上記ロボット装置の向きを変更させる変更手段と、 上記変更手段を制御する制御手段とを具え、 上記制御手段は、 上記遠隔操作装置から与えられる所定コマンドの入力に
    応動して、上記撮像手段の撮像方向に上記ロボット装置
    を向かせるように、上記変更手段を制御することを特徴
    とするロボット装置。
  26. 【請求項26】遠隔操作装置を用いて遠隔操作できるよ
    うになされたロボット装置の制御方法において、 上記遠隔操作装置から与えられる所定コマンドの入力に
    応動して、撮像方向が変更自在に設けられた撮像手段の
    当該撮像方向に上記ロボット装置を向かせるように、当
    該ロボット装置の向きを変更させることを特徴とするロ
    ボット装置の制御方法。
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