JP2003136407A - 自動車識別番号の刻印装置 - Google Patents

自動車識別番号の刻印装置

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JP2003136407A
JP2003136407A JP2001333773A JP2001333773A JP2003136407A JP 2003136407 A JP2003136407 A JP 2003136407A JP 2001333773 A JP2001333773 A JP 2001333773A JP 2001333773 A JP2001333773 A JP 2001333773A JP 2003136407 A JP2003136407 A JP 2003136407A
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abrasive
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glass
automobile
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Yoshikazu Fukunaga
芳和 福永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス、特に、自動車のウィンドウに所望の記
号、例えば、自動車の認識番号を容易に刻印すること。 【解決手段】ガラスに所望の記号を刻印する刻印装置で
あって、前記刻印装置は、研磨剤噴射装置と、前記研磨
剤噴射装置の研磨剤噴出口を挿入することができる挿入
口9を有する刻印装置本体2aと、前記刻印装置本体2
aを保持するホルダー1aと、を備え、前記刻印装置本
体2aには、前記挿入口9に対向する面に、前記ガラス
に刻印する前記記号を型抜いた型抜き板が着脱自在に取
り付けられており、前記挿入口9に挿入された前記研磨
剤噴出口から前記型抜き板に向かって研磨剤を噴射する
ことにより、前記記号を前記ガラスに刻印することがで
きるようにしたことを特徴とする刻印装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスに所望の記
号を刻印する刻印装置に関する。特に、自動車の盗難防
止を図るために、自動車の識別番号を自動車のウィンド
ウに刻印する刻印装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年自動車の盗難事件
が多発しており、自動車の盗難をどのように防止するか
は、大きな社会的関心事となっている。
【0003】また、一度盗難された自動車は、ナンバー
プレートを換えてしまうと、盗難車であるか否かを外部
から容易に判断することができなかった。
【0004】そこで、本発明は、ガラス、特に、自動車
の識別番号を自動車のウィンドウに容易に消すことがで
きないように刻印することができる刻印装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】また、このような刻印をすることにより、
簡易かつ容易に、自動車の盗難を防止し、また、盗難車
であるか否かを容易に識別することができるようにする
ことをも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明は、ガラスに所望の記号を刻印する刻印装置
であって、前記刻印装置は、研磨剤噴射装置と、前記研
磨剤噴射装置の研磨剤噴出口を挿入することができる挿
入口を有する刻印装置本体と、を備え、前記刻印装置本
体には、前記挿入口に対向する面に、前記ガラスに刻印
する前記記号を型抜いた型抜き板が着脱自在に取り付け
られており、前記挿入口に挿入された前記研磨剤噴出口
から前記型抜き板に向かって研磨剤を噴射することによ
り、前記記号を前記ガラスに刻印することができるよう
にしたことを特徴とする刻印装置を提供する。
【0007】本発明は、ガラスに所望の記号を刻印する
刻印装置に関する発明であるが、本発明の説明の便せん
上、以下、本発明に係る刻印装置を自動車のウィンドウ
に適用する場合を例にとって、本刻印装置を説明する。
【0008】本発明は、ガラスに所望の記号を刻印する
ものであるが、これを自動車のウィンドウに適用する場
合には、自動車の防犯を図り、又は、盗難車の発見を容
易にするため、自動車の識別番号を自動車のウィンドウ
に刻印することが望ましい。
【0009】自動車の識別番号は、一つの自動車に一つ
の番号が付与されるものであればどのようなものであっ
てもよいが、自動車の車体番号であることが望ましい。
【0010】自動車の識別番号を自動車のウィンドウに
刻印することにより、外部からこの識別番号を確認する
ことが可能となり、盗難車であることを容易にチェック
することができる。
【0011】自動車の識別番号は、研磨剤噴射装置と、
この研磨剤噴射装置の研磨剤噴出口を挿入することがで
きる挿入口を有する刻印装置本体と、を備える刻印装置
により刻印される。
【0012】刻印装置本体は、研磨剤噴射装置から噴射
された研磨剤が飛び散ってしまうのを防止するため、箱
状に形成されていることが望ましい。
【0013】刻印装置本体には、研磨剤噴射装置の研磨
剤噴出口を挿入するための挿入口が設けられており、ま
た、この挿入口に対向する面に、自動車のウィンドウに
刻印する識別番号を型抜いた型抜き板が着脱自在に取り
付けられている。
【0014】この型抜き板は、自動車の識別番号が型抜
かれているものであればどのようなものであってもよい
が、型抜き板自体を、複数のプレートにより形成し、一
つのプレートには、一つの文字を型抜いておくことによ
り、このプレートを組み合わせて、所定の文字列からな
る識別番号を形成することができるようにすることが望
ましい。
【0015】このように、プレートの選択により所定の
文字列を選択することができるようにしておけば、自動
車の識別番号を刻印する度に、自動車の識別番号を型抜
いた型抜き板を別途作成する必要がなくなり便利であ
る。
【0016】なお、この型抜き板に型抜かれている文字
は、研磨剤を噴射する方向から見て、正しく読めるよう
に、即ち、自動車のウィンドウに対向する方から見る
と、左右に関して逆さ文字となっているように、型抜い
ておく必要がある。
【0017】刻印装置本体に設けられている挿入口に挿
入された研磨剤噴射装置の研磨剤噴出口から、このよう
な型抜き板に向かって研磨剤を噴射することにより、型
抜かれた文字列の部分に対応したウィンドウの部分が研
磨され、自動車の識別番号をこのウィンドウに刻印する
ことができるようになる。
【0018】なお、研磨剤噴射装置から噴射された研磨
剤は、刻印装置本体の内部に溜まってしまうので、この
刻印装置本体には、研磨剤回収部材を取り付けておくこ
とが望ましい。
【0019】例えば、刻印装置本体の底面に貫通孔を設
けておき、この貫通孔の下に、研磨剤の回収用の袋を吊
り下げておくことにより、研磨剤がこの貫通孔を通じて
この袋の内部に溜まるようにすることができる。
【0020】研磨剤噴射装置により研磨剤を噴射する際
に、刻印装置本体が動いてしまうと、自動車の識別番号
を正確に刻印することができないため、自動車のウィン
ドウに着脱自在に取り付けることができるホルダーを用
意して、刻印装置本体が動いてしまうのを防止すること
が望ましい。
【0021】なお、このようなホルダーとしては、刻印
装置本体が左右又は上下に動いてしまうのを防止するた
め、刻印装置本体の左右及び上下の面に接触する面を有
するものであることが望ましいが、例えば、刻印装置本
体を下方から手で押さえることとした場合には、刻印装
置本体の下面には、接触する面がないように形成するこ
ともできる。
【0022】また、自動車のウィンドウに識別番号を刻
印する位置を定めておく位置決めシートをさらに備えて
おくことが望ましい。
【0023】このような、位置決めシートは、例えば、
自動車の識別番号を刻印するためのスペースを切り抜い
ておくことにより、このスペースの部分に識別番号を刻
印することができるようになる。
【0024】さらに、この位置決めシートは、研磨剤噴
射装置から噴射された研磨剤が刻印する領域以外の領域
に当たって、その領域を研磨することがないように、研
磨剤の拡散を防止し、研磨される領域を規制する機能を
も有している。
【0025】また、研磨剤噴射装置の研磨剤噴出口の部
分に、刻印装置本体の挿入口との間に挟み込まれる弾性
部材を取り付けておくことにより、この挿入口の部分か
ら、研磨剤が外部に漏れてしまうのを防止することがで
きる。
【0026】なお、この位置決めシートは、接着材等
で、ガラスに貼り付けるようにすればよいが、例えば、
予め、この位置決めシートの一方の面に、ガラスに対し
て着脱自在に接着することができる程度の接着力を有す
る接着剤を塗布しておくと便利である。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一の実施形態
に係る刻印装置に使用されるホルダー1aと箱状の刻印
装置本体2aの上方斜視図である。また、図2は、本発
明の第一の実施形態に係る刻印装置に使用される研磨剤
噴射装置3の正面図である。さらに、図3は、本発明の
第一の実施形態に係る刻印装置に使用される刻印装置本
体2aの分解斜視図である。
【0028】図1に表されているように、本実施形態に
係るホルダー1aには、吸盤4が取り付けられており、
この吸盤4により、ホルダー1aは自動車のウィンドウ
に取り付けることができる。
【0029】ホルダー1aには、刻印装置本体2aを固
定するための孔5が設けられている。
【0030】この孔5は、刻印装置本体2aを挿入する
ことにより、刻印装置本体2aが上下方向及び左右方向
に動いてしまうことを防止するものである。
【0031】したがって、本実施形態においては、ほぼ
直方体の刻印装置本体2aを挿入する関係上、この孔5
もほぼ長方形の形を有しているが、この形状は、刻印装
置本体2aの形状に応じて適時選択することができる。
【0032】なお、孔5には、刻印装置本体2aのネジ
6を通すための切欠7が設けられている。
【0033】図3に表されているように、刻印装置本体
2aは、箱体12a、蓋13a及び型抜き板11aによ
り構成されている。
【0034】刻印装置本体2aには、研磨剤噴射装置3
の研磨剤噴出口8を挿入するための挿入口9が設けられ
ており、この挿入口9と対向する位置に、自動車のウィ
ンドウに刻印する文字列を型抜いた型抜き板11aが着
脱自在に取り付けられている。
【0035】型抜き板11aに型抜く文字列は、一つの
自動車にはたった一つの文字列となるようなものであれ
ばどのようなものであってもよいが、例えば、自動車の
車体番号を使用するのが望ましい。
【0036】また、この文字列は、研磨剤噴射装置3の
研磨剤噴出口8から噴射された研磨剤、例えば、サンド
ブラストにより、自動車のウィンドウにこの文字列を刻
印する関係上、挿入口9の方向から見た場合に正しく読
めるように、即ち、挿入口9とは反対の方向から見た場
合には、左右に関して逆さ文字となるように型抜いてお
く必要がある。
【0037】なお、本実施形態では、一枚の型抜き板1
1aに所定の文字列を型抜いたものを使用したが、一枚
に一文字を型抜いたものを複数組み合わせて型抜き板と
することもできる。
【0038】刻印装置本体2aは、所定の文字列を型抜
いた型抜き板11aを箱体12aに取り付けた後、蓋1
3aをネジ6により固定することにより、全体として箱
状になるように形成されている。
【0039】これは、研磨剤噴射装置3の研磨剤噴出口
8を四方から取り囲むことにより、この研磨剤噴出口8
から噴射された研磨剤が拡散してしまうのを防止するた
めである。
【0040】また、箱体12aの底面には、貫通穴14
が設けられており、この貫通穴14には、研磨剤回収バ
ック15が取り付けられている。
【0041】研磨剤回収バック15は、通気性素材から
なり、空気のみを貫通させ、研磨剤は通過させない。
【0042】このため、この貫通穴14を通じて、刻印
装置本体2a内に溜まった研磨剤が、研磨剤回収バック
15内に回収される。
【0043】なお、図示してはいないが、研磨剤回収バ
ック15は、ゴムにより箱体12aの底面に着脱自在に
取り付けられている。
【0044】研磨剤噴射装置3は、タンク16内に研磨
剤が収納されており、この研磨剤は、エア・ホース17
により連結されているエア・コンプレッサー(図示して
はいないが、市販のものを使用。)から供給される加圧
空気と共に、研磨剤噴出口8から噴射されるようになっ
ている。
【0045】なお、研磨剤噴出口8には、スポンジ18
が取り付けられており、研磨剤噴出口8から噴射された
研磨剤が、刻印装置本体2aの挿入口9から漏れて拡散
してしまうことを防止している。
【0046】以上のように構成される本実施形態に係る
刻印装置は、以下のように使用される。
【0047】自動車のウィンドウに刻印したい文字列を
選択し、この文字列を型抜いた型抜き板11aを用意
し、この型抜き板11aを箱体12aに取り付けた後、
蓋13aをネジ6により固定する。
【0048】自動車のウィンドウの刻印を施したい位置
にホルダー1aを取り付ける。
【0049】このホルダー1aに、刻印装置本体2aを
取り付ける。
【0050】刻印装置本体2aの挿入口9に研磨剤噴射
装置3の研磨剤噴出口8を挿入し、研磨剤を噴射する。
【0051】この際には、横方向に並んだ文字列の全体
に研磨剤を充分に噴射するため、研磨剤噴射装置3の研
磨剤噴出口8の向きを横方向に動かすことが望ましい。
【0052】噴射された研磨剤は、型抜かれた文字列の
部分に対応するウィンドウのみを研磨するため、この文
字列が自動車のウィンドウに刻印される。
【0053】なお、文字列の刻印後、研磨剤は貫通穴1
4を通って研磨剤回収バック15に回収される。
【0054】このようにして刻印された文字列は、消し
去ることができないため、自動車の盗難の防止及び盗難
車の発見に役立つ。
【0055】図4は、本発明の第二の実施形態に係る刻
印装置に使用される位置決めシート19、ホルダー1b
及び刻印装置本体2bの上方斜視図である。また、図5
及び図6は、本発明の第二の実施形態に係る刻印装置に
使用される刻印装置本体2bの分解斜視図である。
【0056】本実施形態では、第一の実施形態とは異な
り、自動車のウィンドウに位置決めシート19を貼り付
けた後にホルダー1bをこの位置決めシート19に取り
付けた後、刻印装置本体2bをホルダー1bに取り付け
るようにしている。
【0057】位置決めシート19は、透明な樹脂製で、
この位置決めシート19には、予め、文字列を刻印する
部分にスペース21が切り抜かれており、さらに、ホル
ダー1bの吸盤4を吸着させる場所にマーク22が印刷
されている。
【0058】なお、このような位置決めシート19は、
静電気の作用により、自動車のウィンドウに取り付ける
ことができる。
【0059】あるいは、予め、位置決めシート19の一
面に、ガラスに対して着脱自在に接着することができる
程度の接着力を有する接着剤を塗布しておいてもよい。
【0060】このような位置決めシート19を使用する
ことにより、より確実に文字列を刻印する位置を把握す
ることができるようになる。
【0061】また、このような位置決めシート19を使
用することにより、研磨剤噴射装置3から噴射された研
磨剤が、所望の文字列を刻印するスペース21以外の部
分を研磨することのないように、研磨剤の拡散を防止す
ることができる。
【0062】本実施形態に係るホルダー1bは、第一の
実施形態とは異なり、刻印装置本体2bが左右方向又は
上方に動いてしまうのを防止するように形成されてい
る。
【0063】即ち、ホルダー1bの下面に、刻印装置本
体2bの上面及び側面に接触する面23が形成されてお
り、この面23があることにより、刻印装置本体2bが
左右方向及び上方に動くことができなくなる。
【0064】また、本実施形態でも、刻印装置本体2b
のネジ6を通すための切欠7が設けられている。
【0065】なお、本実施形態に係るホルダー1bをこ
のように構成したのは、本実施形態では、刻印装置本体
2bの下面を手で押さえることとしたためである。
【0066】本実施形態に係る刻印装置本体2bは、図
5及び図6に表されているように、一つの文字を型抜い
たプレート24を12個並べることで、型抜き板11b
を形成している。
【0067】なお、本実施形態では、プレート24は1
2個並べることとしたが、この個数については、刻印す
る文字列に応じて変更することが可能である。
【0068】例えば、17個のプレート24を並べるよ
うにすることも可能である。
【0069】この一つのプレート24は、刻印装置本体
2bの側方から溝25に差し込み、12個のプレート2
4が差し込まれた後に、係止部材26をネジ27で止め
ることにより、刻印装置本体2bに取り付けられる。
【0070】なお、型抜き板11bをいくつのプレート
24で構成するかは、自動車の識別番号との関係で適時
選択することができる。
【0071】また、本実施形態でも、第一の実施形態同
様、刻印装置本体2bの底面に貫通穴14が設けられて
おり、この貫通穴14を通じて、刻印装置本体2b内に
溜まった研磨剤が、研磨剤回収バック15内に回収され
るようにされている。
【0072】さらに、本実施形態においても、図2に表
されている研磨剤噴射装置3の研磨剤噴出口8を挿入す
るための挿入口9が設けられている。
【0073】以上のように構成される本実施形態に係る
刻印装置は、以下のように使用される。
【0074】自動車のウィンドウに刻印したい文字列を
選択し、この文字列を表すように、プレート24を選択
して型抜き板11bを箱体12bに取り付け、蓋13b
をネジ6により固定する。
【0075】自動車のウィンドウの刻印を施したい領域
に位置決めシート19のスペース21が位置するように
位置決めシート19をウィンドウに貼り付ける。
【0076】位置決めシート19に印刷されたマーク2
2に合わせてホルダー1bの吸盤4を吸着させる。
【0077】このホルダー1bに、刻印装置本体2bを
取り付ける。
【0078】この際、本実施形態では、ホルダー1bに
より、刻印装置本体2bの左右方向及び上方への移動を
防止しているため、刻印装置本体2bを下方から上方に
押圧するように手で押さえておく必要がある。
【0079】刻印装置本体2bの挿入口9に研磨剤噴射
装置3の研磨剤噴出口8を挿入し、研磨剤を噴射する。
【0080】この際には、横方向に並んだ文字列の全体
に研磨剤を充分に噴射するため、研磨剤噴射装置3の研
磨剤噴出口8の向きを横方向に動かすことが望ましい。
【0081】噴射された研磨剤は、型抜かれた文字列の
部分に対応するウィンドウのみを研磨するため、この文
字列が自動車のウィンドウに刻印される。
【0082】なお、文字列の刻印後、研磨剤は、貫通穴
14を通って、研磨剤回収バック15に回収される。
【0083】このようにして刻印された文字列は、消し
去ることができないため、自動車の盗難の防止及び盗難
車の発見に役立つ。
【0084】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されるの
で、自動車のウィンドウに容易に自動車の認識番号を刻
印することができる。
【0085】また、一度刻印された自動車の認識番号
は、容易に消すことができないため、自動車の盗難の防
止に役立ち、また、外部から観察するだけで、盗難車で
あることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態に係る刻印装置に使用されるホ
ルダー1aと刻印装置本体2aの上方斜視図。
【図2】第一の実施形態に係る刻印装置に使用される研
磨剤噴射装置3の正面図。
【図3】第一の実施形態に係る刻印装置に使用される刻
印装置本体2aの分解斜視図。
【図4】第二の実施形態に係る刻印装置に使用される位
置決めシート19、ホルダー1b及び刻印装置本体2b
の上方斜視図
【図5】第二の実施形態に係る刻印装置に使用される刻
印装置本体2bの分解斜視図。
【図6】第二の実施形態に係る刻印装置に使用される刻
印装置本体2bの分解斜視図。
【符号の説明】
1a、1b ホルダー 2a、2b 刻印装置本体 3 研磨剤噴射装置 6 ネジ 8 研磨剤噴出口 9 挿入口 11a、11b 型抜き板 12a、12b 箱体 13a、13b 蓋 14 貫通穴 15 研磨剤回収バック 19 位置決めシート 21 スペース 22 マーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスに所望の記号を刻印する刻印装置
    であって、 前記刻印装置は、研磨剤噴射装置と、前記研磨剤噴射装
    置の研磨剤噴出口を挿入することができる挿入口を有す
    る刻印装置本体と、を備え、 前記刻印装置本体には、前記挿入口に対向する面に、前
    記ガラスに刻印する前記記号を型抜いた型抜き板が着脱
    自在に取り付けられており、 前記挿入口に挿入された前記研磨剤噴出口から前記型抜
    き板に向かって研磨剤を噴射することにより、前記記号
    を前記ガラスに刻印することができるようにしたことを
    特徴とする刻印装置。
  2. 【請求項2】 前記刻印装置は、前記ガラスに着脱自在
    に取り付けることができるホルダーをさらに備え、 前記刻印装置本体は、前記ホルダーにより保持されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の刻印装置。
  3. 【請求項3】 前記刻印装置は、前記記号を刻印する位
    置を定める位置決めシートをさらに備えていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の刻印装置。
  4. 【請求項4】 前記位置決めシートには、前記記号を刻
    印するためのスペースが切り抜かれており、 前記スペースに対応する部分のガラスに前記記号を刻印
    することができるようにしたことを特徴とする請求項3
    に記載の刻印装置。
  5. 【請求項5】 前記位置決めシートの一方の面には、前
    記ガラスに前記位置決めシートを着脱自在に接着するこ
    とができる程度の接着力を有する接着剤が塗布されてい
    ることを特徴とする請求項3又は4に記載の刻印装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108068717A (zh) * 2017-12-01 2018-05-25 北汽福田汽车股份有限公司 车辆识别码打刻设备安装支架及安装总成

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108068717A (zh) * 2017-12-01 2018-05-25 北汽福田汽车股份有限公司 车辆识别码打刻设备安装支架及安装总成

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