JP2003135249A - インシュレーター - Google Patents
インシュレーターInfo
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- JP2003135249A JP2003135249A JP2001339247A JP2001339247A JP2003135249A JP 2003135249 A JP2003135249 A JP 2003135249A JP 2001339247 A JP2001339247 A JP 2001339247A JP 2001339247 A JP2001339247 A JP 2001339247A JP 2003135249 A JP2003135249 A JP 2003135249A
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- JP
- Japan
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- insulator
- holes
- fiber
- hole
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- Pending
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- Passenger Equipment (AREA)
- Carpets (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
を提供することにある。 【解決手段】一方の面から非貫通孔4および/または貫
通孔を多数設けたインシュレーター3を提供する。この
ようにインシュレーター3に孔4を設けると、該孔4内
に入った音波が孔4内壁に反射して吸音効率が高くな
る。
Description
カーペットの下側に配置されるインシュレーターに関す
るものである。
ンシュレーターとしては、ポリウレタン発泡体成形品、
ポリウレタン発泡体屑、繊維屑、プラスチック屑等をウ
レタンプレポリマー等をバインダーとして結着したチッ
プモールド、あるいは高融点繊維に低融点繊維を混合
し、加熱処理して該低融点繊維を軟化させることにより
高融点繊維を結着した熱成形性フェルト、あるいは再生
繊維をフェノール樹脂で結着したレジンフェルト等が使
用されている。
は吸音を目的としたものであるが、大きな吸音性を得る
ためには、インシュレーターの厚みまたは密度を増大さ
せる必要があった。
を増大させずに大きな吸音性が得られるインシュレータ
ーを提供することを課題とし、一方の面から非貫通孔
(4) および/または貫通孔を多数設けたインシュレータ
ー(3) を提供するものである。該インシュレーター(3)
は自動車床敷用カーペット(1) の下側に配置されること
が好ましい。
波はインシュレーター(3) 内に含まれる空気によって直
接吸収される他、孔(4) を通過する時に孔(4) の内壁に
反射し、そのつど吸収されて弱くなる。
例によって説明すれば、(1) は自動車床敷用のカーペッ
トであり、該カーペット(1) には該カーペット(1) の成
形性およびインシュレーター(3) との接着性を付与し、
あるいはパイルの抜糸強度を向上させるためにポリエチ
レンフィルム、ポリアミドフィルム、エチレン−酢酸ビ
ニル樹脂層、改質ポリプロピレン樹脂層等の樹脂層、ポ
リアミド繊維不織布等の熱可塑性繊維シート等のバッキ
ング層(2) が裏打ちされており、自動車床形状に対応し
た形状に成形されている。(3) はインシュレーターであ
って、該インシュレーター(3) はポリウレタン発泡体
屑、自動車床敷用カーペットの屑のような繊維屑とプラ
スチック屑との混合屑等の屑チップをウレタンプレポリ
マー等のバインダーで結着したチップモールドあるいは
フェルト等であり、自動車床形状に対応した形状に成形
されており、下面からは多数の非貫通孔(4) が設けられ
ている。
は、図3に示すように蒸気孔(8) を設けた下型板(9) の
下側に蒸気室(10)を設け、更に下型板(9) から孔あけ棒
(11)を多数立設した下型(5) と、上型板(12)に蒸気抜き
孔(13)を設けた上型(6) とからなる成形型(7) を使用
し、該下型(5) にチップ(14)とバインダーとの混合物を
投入し、上型(6) を下降させて点線に示す形状にプレス
成形すると共に蒸気孔(8)から下型(5) 内に水蒸気を導
入し、バインダーを硬化させる。孔あけ棒(11)を設ける
ことなく、下型(5) 内に導入する水蒸気の圧力を上げる
ことによっても、該インシュレーター(3) の下型板(9)
の蒸気孔(8) に対応する位置に孔(4) を設けることも出
来る。
ト(1) に裏打ちされているバッキング層(2) を介して接
着される。該インシュレーター(3) は該カーペット(1)
に接着することは必須ではなく、該カーペット(1) 上に
単に置かれただけでもよい。
から非貫通孔(4) が設けられており、自動車床裏からの
騒音は、該インシュレーター(3) 内に含まれる空気に吸
収されるが、それ以外該騒音(音波)は孔(4) 内に入
り、図4に示すように孔(4) 内壁にあたって反射し、そ
のつど吸収されて弱くなる。該孔(4) の径は3〜7mm、
ピッチは20〜60mmに設定することが好ましく、更に
4〜6mm径、25〜40mmピッチに設定することが好ま
しい。該孔(4) は貫通孔にされてもよいが、貫通孔にす
ると音波が該孔を通り抜けるので、吸音性の点からみる
と非貫通孔(4) の方が好ましい。
を0.10、厚みを22mmおよび17mmの試料について
孔径5mm、35mmピッチで非貫通孔を設けたものと、非
貫通孔を設けないものとについて周波数を変えて吸音性
を調べた結果は図5の通りであった。図5によれば、厚
み22mm、17mmいづれも孔有り試料は孔無し試料より
も大幅に吸音性が向上していることが認められる。
示される。図6に示す建築物の壁(15)において、(16)は
外壁材であり、(17)は内壁材であり、該外壁材(16)と該
内壁材(17)とは壁躯体柱(18)を介して壁内外に張設され
ており、該外壁材(16)と該内壁材(17)との間には外側か
ら多数の非貫通孔(20)を設けたインシュレーター(19)が
挿入されている。
フ繊維、ヤシ繊維、竹繊維等の天然繊維、あるいはポリ
プロピレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維等
の合成繊維、ガラス繊維、岩綿、セラミック繊維、カー
ボン繊維、ワラストナイト、セピオライト等の無機繊維
にポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、低融点ポリ
エステル繊維、低融点ポリアミド繊維等の上記繊維より
も低融点の繊維を混合して繊維層(21)とし、該低融点繊
維の融点よりも高い温度に加熱して該低融点繊維を軟化
し、図7に示すように該繊維層(21)を下型(22)と上型(2
3)とからなるプレス機(24)によってプレスすることによ
って製造されるが、この際、上型(23)としては型面から
多数の孔あけ棒(25)を垂設しておく。
となく、吸音性が非常に良好なインシュレーターが提供
される。
明の他の実施例を示すものである。
Claims (2)
- 【請求項1】一方の面から非貫通孔および/または貫通
孔を多数設けたことを特徴とするインシュレーター - 【請求項2】該インシュレーターは自動車床敷用カーペ
ットの下側に配置される請求項1に記載のインシュレー
ター
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001339247A JP2003135249A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | インシュレーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001339247A JP2003135249A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | インシュレーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003135249A true JP2003135249A (ja) | 2003-05-13 |
Family
ID=19153625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001339247A Pending JP2003135249A (ja) | 2001-11-05 | 2001-11-05 | インシュレーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003135249A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012254643A (ja) * | 2012-09-18 | 2012-12-27 | Inoac Corp | 車両用フロアカーペットの製造方法 |
WO2018174180A1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-09-27 | イビデン株式会社 | 吸音材及び車両部品 |
-
2001
- 2001-11-05 JP JP2001339247A patent/JP2003135249A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012254643A (ja) * | 2012-09-18 | 2012-12-27 | Inoac Corp | 車両用フロアカーペットの製造方法 |
WO2018174180A1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-09-27 | イビデン株式会社 | 吸音材及び車両部品 |
CN110431620A (zh) * | 2017-03-24 | 2019-11-08 | 揖斐电株式会社 | 吸音材料和车辆部件 |
JPWO2018174180A1 (ja) * | 2017-03-24 | 2019-12-12 | イビデン株式会社 | 吸音材及び車両部品 |
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