JP2003132236A - 共同利用支援システム、方法、装置及びプログラム - Google Patents

共同利用支援システム、方法、装置及びプログラム

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JP2003132236A
JP2003132236A JP2001328286A JP2001328286A JP2003132236A JP 2003132236 A JP2003132236 A JP 2003132236A JP 2001328286 A JP2001328286 A JP 2001328286A JP 2001328286 A JP2001328286 A JP 2001328286A JP 2003132236 A JP2003132236 A JP 2003132236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の者の集団により共同利用されるサービ
スを利用し易くするように集団を形成することを支援す
る。 【解決手段】 各ユーザが希望する共同購入の条件を予
めサーバ装置内のデータベースに登録しておく。いずれ
かのユーザが発起人となり、共同購入のために形成する
仮想集団の条件を入力して端末からサーバ装置に送信す
ると、その条件を登録された各ユーザの条件とマッチン
グし、一致度が高い者を候補者として抽出する。発起人
がその中から仮メンバーを選んで勧誘し、勧誘されたユ
ーザのうち仮想集団の形成に必要な人数が実際に共同購
入を行う実メンバーとして合意すると、仮想集団が確定
し、その仮想集団IDを発起人及び各実メンバーの端末
に送信する。そして、発起人及び各実メンバーが仮想集
団ID及びそれぞれのユーザIDを提示して店舗で商品
を購入し、全員が商品の購入を完了したところで、発起
人及び各実メンバーにインセンティブが付与される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の共同購入な
ど、複数の者が集まって利用できるようになるサービス
を利用し易くなるように支援するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】商品の共同購入は、購入者にとっては、
値引きや景品サービスなどを受けられるので個人で商品
を購入するよりもメリットが生じる。一方、販売者の側
でも、個別の販売よりも集団でより多くの顧客を獲得で
きるというメリットが生じる。つまり、商品の共同購入
は、盛んに利用されて然るべきものである。
【0003】店舗において販売している商品の共同購入
は、一般には集団のメンバー全てが同時に購入しなけれ
ばならないものである。保険商品などには、購入者が所
属する集団を通して共同購入し、割引きが受けられるも
のもある。インターネット上のWebサイトで提供して
いる商品の共同購入は、誰でも商品を購入しようとする
都度、その集団のメンバーとなって割引きなどのサービ
スを受けられるものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来からの商品の共同購入では、それぞれ次の
ような問題を抱えていた。まず、店舗における共同購入
をなし得る集団のメンバーは、通常、家族や知人の範囲
だけに限られてしまう。共同購入で商品を安く購入でき
るからといって、見ず知らずの者に集団に参加してもら
うのは困難であるからである。従って、家族や知人とい
った範囲に限られた集団では、共同購入できる場合が限
られてしまう。
【0005】保険商品などは、購入者の所属する集団
(学校、会社など)を通して共同購入することが可能で
ある。しかしながら、商品の販売者がその集団の契約し
ている会社でなければならないので、共同購入できる場
合が限られてしまう。また、購入者の所属する集団とい
うのは、商品の共同購入を目的として形成されたもので
なく、共同購入可能な商品と各構成員の嗜好とが必ずし
も一致するとは限らない。従って、共同購入できる範囲
が限られてしまう。さらに、集団の他のメンバーに購入
している商品が知られてしまうので、共同購入を利用す
るのに抵抗感が生じるという問題もある。
【0006】これに対して、インターネット上のWeb
サイトで提供している共同購入では、ネット販売に適し
た商品しか共同購入ができないという問題がある。例え
ば、レストランなどで飲食するためには、従来のWeb
サイトの共同購入は利用できない。掲示板やメールマガ
ジンで商品を共同購入する集団のメンバーを呼びかける
ことはできるが、インターネットの匿名性が故に、その
相手が信用できるかどうかを判断することが全くできな
いという問題もあった。
【0007】本発明は、例えば商品の共同購入など、複
数の者の集団により共同利用されるサービスを利用し易
くするように集団を形成することを支援する共同利用支
援システム、方法及び装置、並びにそのためのプログラ
ムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる共同利用支援システム
は、共同利用が可能なサービスの利用対象者となる複数
のユーザの利用にそれぞれ供する複数のユーザ端末と、
前記複数のユーザのうちの2以上の者によって構成され
る集団に共同でサービスを提供する提供者の利用に供す
る提供者端末と、前記複数のユーザ端末と前記提供者端
末とにそれぞれ通信回線を介して接続されたサーバ装置
とを備え、前記複数のユーザ端末は、それぞれ、当該ユ
ーザ端末を利用するユーザが利用を希望するサービスの
条件を入力するユーザ条件入力手段と、前記ユーザ条件
入力手段から入力されたサービスの条件を、前記通信回
線を介して前記サーバ装置に送信するユーザ条件送信手
段とを備え、前記提供者端末は、前記サービスを共同で
利用可能な集団の構成員として抽出されたユーザのいず
れかにより前記サービスが実際に利用された際に、該サ
ービスの利用に関する情報を入力する利用入力手段と、
前記利用入力手段から入力された前記利用に関する情報
を、前記通信回線を介して前記サーバ装置に送信する利
用送信手段とを備え、前記サーバ装置は、前記複数のユ
ーザ端末のユーザ条件送信手段から送信された、各ユー
ザが利用を希望するサービスの条件を受信するユーザ条
件受信手段と、前記ユーザ条件受信手段が受信した各ユ
ーザが利用を希望するサービスの条件を記憶するユーザ
条件記憶手段と、前記ユーザ条件記憶手段に記憶された
条件の一致度に応じて、前記複数のユーザからサービス
を共同で利用可能な集団の構成員を抽出する構成員抽出
手段と、前記利用送信手段から送信された前記利用に関
する情報を受信する利用受信手段と、前記利用受信手段
が受信した、前記利用に関する情報を蓄積する利用蓄積
手段と、前記利用蓄積手段に蓄積された情報に基づき、
前記サービスの利用が所定の基準以上となったときに、
当該サービスを実際に利用した各構成員にインセンティ
ブを付与するインセンティブ付与手段とを備えることを
特徴とする。
【0009】上記共同利用支援システムでは、構成員抽
出手段は、ユーザ条件記憶手段に記憶されたユーザの中
からサービスを利用する条件の一致度に従って集団の構
成員を抽出している。このため、互いに知らない者同士
でも、条件が合う者同士で集団を形成し、サービスを共
同利用できるようになる。また、集団の構成員による実
際の利用が所定の基準以上になったときにインセンティ
ブが付与されるものとすることで、サービスの利用タイ
ミングが構成員毎に異なっていてもよくなる。これによ
り、各構成員が匿名性を維持することができ、ネット利
用に適さないとされてきたようなサービスについても、
見知らぬ者同士の集団が共同で利用できるようになる。
なお、チェーン店や系列店などの複数の店舗でサービス
の提供者となる場合は、集団の構成員毎に異なる店舗で
サービスを利用するものであってもよい。
【0010】なお、上記共同利用支援システムにおい
て、集団の構成員が提供されたサービスを受けるタイミ
ングは、必ずしも同時である必要はない。また、サービ
スの利用は、有償であるか無償であるか、或いは物品の
移動を伴うかといったことに関わらない。例えば、商品
の共同購入で、集団の構成員であることを提示すれば各
構成員が個別に商品を購入しても付加サービスを受けら
れるようなものも、共同利用可能なサービスとして適用
することができる。
【0011】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる共同利用支援方法は、複数のユーザのうち
の2以上の者によって構成される集団に共同でサービス
を提供する提供者の利用に供する提供者端末に通信回線
を介して接続されるコンピュータ装置において実行され
る方法であって、前記複数のユーザがそれぞれ利用を希
望するサービスの条件を記憶手段に記憶するステップ
と、前記記憶手段に記憶された条件の一致度に応じて、
前記複数のユーザからサービスを共同で利用可能な集団
の構成員を抽出するステップと、前記抽出した集団の構
成員のいずれかにより前記サービスが実際に利用された
際に、該サービスの利用に関する情報を前記通信回線を
介して前記提供者端末から受信するステップと、前記受
信した利用に関する情報を記憶手段に蓄積するステップ
と、前記蓄積された利用に関する情報に従って、前記サ
ービスの利用が所定の基準以上となったときに、当該サ
ービスを実際に利用した各構成員にインセンティブを付
与するステップとを含むことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる共同利用支援装置は、複数のユーザのうち
の2以上の者によって構成される集団に共同でサービス
を提供する提供者の利用に供する提供者端末に通信回線
を介して接続され、前記複数のユーザがそれぞれ利用を
希望するサービスの条件を記憶するユーザ条件記憶手段
と、前記ユーザ条件記憶手段に記憶された条件の一致度
に応じて、前記複数のユーザからサービスを共同で利用
可能な集団の構成員を抽出する構成員抽出手段と、前記
構成員抽出手段が抽出した集団の構成員のいずれかによ
り前記サービスが実際に利用された際に、該サービスの
利用に関する情報を前記通信回線を介して前記提供者端
末から受信する利用受信手段と、前記利用受信手段が受
信した、前記利用に関する情報を蓄積する利用蓄積手段
と、前記利用蓄積手段に蓄積された情報に基づき、前記
サービスの利用が所定の基準以上となったときに、当該
サービスを実際に利用した各構成員にインセンティブを
付与するインセンティブ付与手段とを備えることを特徴
とする。
【0013】上記共同利用支援装置は、前記複数のユー
ザの利用にそれぞれ供する複数のユーザ端末に通信回線
を介してさらに接続されたものであってもよい。この場
合には、いずれかのユーザ端末から、当該ユーザが発起
者となり、該ユーザを含んで構成する集団でサービスを
利用する条件を、前記通信回線を介して受信する発起者
条件受信手段をさらに備えるものとすることができ、前
記構成員抽出手段は、前記発起者条件受信手段が受信し
た発起者の条件を前記ユーザ条件記憶手段に記憶された
各ユーザの一致度と比較して、前記複数のユーザのうち
から前記構成員となり得る候補者を抽出する候補者抽出
手段と、前記候補者抽出手段が抽出した候補者に関する
情報を、前記通信回線を介して前記発起者のユーザ端末
に送信する候補者送信手段と、前記候補者送信手段から
送信された候補者に関する情報に基づいて前記発起者が
候補者の中から選択した構成員に関する情報を、前記通
信回線を介して前記発起者のユーザ端末から受信する構
成員受信手段とを備えて、前記構成員受信手段が受信し
た構成員に関する情報が示すユーザを、サービスを共同
で利用可能な集団の構成員として抽出するものとするこ
とができる。
【0014】また、前記構成員抽出手段は、前記構成員
受信手段が受信した情報により構成員とされた各ユーザ
のユーザ端末に、構成員として選択された旨の情報を前
記通信回線を介して送信する選択情報送信手段と、前記
選択情報送信手段から情報が送信されたユーザ端末か
ら、当該ユーザによる構成員となることの合意を受信す
る合意受信手段とをさらに備え、前記合意受信手段が合
意を受信したユーザ端末のユーザを、サービスを共同で
利用可能な集団の構成員として抽出するものとすること
ができる。
【0015】上記共同利用支援装置は、前記複数のユー
ザが集団の構成員となった場合に、それぞれの集団で実
際にサービスを利用したかどうかを示すユーザ別利用状
況を記憶する利用状況記憶手段と、いずれかのユーザ端
末からの要求に基づいて、前記利用状況記憶手段に記憶
されたユーザ別利用状況を前記通信回線を介して要求元
のユーザ端末に送信する利用状況送信手段とをさらに備
えるものとすることができる。
【0016】この場合において、上記共同利用支援シス
テムは、前記利用状況記憶手段に記憶されたユーザ別利
用状況に従って、集団の構成員の中で前記サービスを未
だ利用していない構成員となるユーザのユーザ端末に、
該サービスの利用を促す情報を送信する利用促進手段を
さらに備えるものとすることができる。
【0017】上記共同利用支援装置は、また、前記提供
者が提供するサービスを集団で利用する条件を記憶した
提供者条件記憶手段と、いずれかのユーザ端末からの要
求に基づいて、前記提供者条件記憶手段に記憶された提
供者の条件を前記通信回線を介して要求元のユーザ端末
に送信する提供者条件送信手段とをさらに備えるものと
することもできる。
【0018】また、発起者から送られた条件により集団
が構成される場合、前記インセンティブ付与手段は、前
記発起者に他の構成員よりも大きなインセンティブを付
与するものとしてもよい。
【0019】なお、上記共同利用支援装置が、前記複数
のユーザの利用にそれぞれ供する複数のユーザ端末に接
続されたものである場合には、前記ユーザ条件記憶手段
に記憶される各ユーザが希望するサービスの条件も、各
ユーザのユーザ端末から前記通信回線を介して送られて
くるものとしてもよい。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかるプログラムは、複数のユーザのうちの2以
上の者によって構成される集団に共同でサービスを提供
する提供者の利用に供する提供者端末に通信回線を介し
て接続されたコンピュータ装置を、前記複数のユーザが
それぞれ利用を希望するサービスの条件を記憶するユー
ザ条件記憶手段、前記ユーザ条件記憶手段に記憶された
条件の一致度に応じて、前記複数のユーザからサービス
を共同で利用可能な集団の構成員を抽出する構成員抽出
手段と、前記構成員抽出手段が抽出した集団の構成員の
いずれかにより前記サービスが実際に利用された際に、
該サービスの利用に関する情報を前記通信回線を介して
前記提供者端末から受信する利用受信手段、前記利用受
信手段が受信した、前記利用に関する情報を蓄積する利
用蓄積手段、及び、前記利用蓄積手段に蓄積された情報
に基づき、前記サービスの利用が所定の基準以上となっ
たときに、当該サービスを実際に利用した各構成員にイ
ンセンティブを付与するインセンティブ付与手段として
機能させることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0022】図1は、この実施の形態にかかる共同購入
支援システムの構成を示すブロック図である。図示する
ように、この共同購入支援システムは、各ユーザが匿名
性を維持したまま商品(サービス等の無形物を含む)を
共同購入するための仮想集団を形成することを支援する
ものであり、サーバ装置1と、複数のユーザ端末2と、
複数の店舗端末3とから構成されている。ユーザ端末2
及び店舗端末3は、それぞれインターネット4を介して
サーバ装置1に接続される。
【0023】サーバ装置1は、ユーザをマッチングし、
仮想集団を形成させて商品の共同購入を可能とさせるも
のである。図2は、サーバ装置1の構成を示すブロック
図であり、CPU(Central Processing Unit)11
と、記憶装置12と、通信装置13とを備えている。ま
た、データベースとして、ユーザデータベース14と、
店舗データベース15と、購入履歴データベース16
と、仮想集団データベース17とを有している。
【0024】CPU11は、記憶装置12に記憶された
プログラムを実行し、後述する仮想集団の形成のための
処理や、商品の共同購入のための処理などを行う。記憶
装置12は、主記憶及び補助記憶を含み、CPU11の
処理プログラムを記憶すると共に、データの記憶領域と
して使用される。通信装置13は、インターネット4を
介してユーザ端末2及び店舗端末3と情報を送受信す
る。
【0025】ユーザデータベース14は、このシステム
を利用して商品を共同購入する会員として登録したユー
ザに関する情報を記憶したデータベースである。店舗デ
ータベース15は、このシステムを利用してユーザに商
品を共同購入させる会員として登録した店舗に関する情
報を記憶したデータベースである。購入履歴データベー
ス16は、ユーザデータベース14に登録したユーザが
商品を共同購入した履歴を記憶したデータベースであ
る。仮想集団データベース17は、後述する処理によっ
てユーザデータベース14に登録されたユーザから形成
された仮想集団に関する情報を記憶したデータベースで
ある。
【0026】図3は、ユーザデータベース14の構成を
示す図である。ユーザデータベース14には、会員登録
したユーザ毎に1レコードのデータが登録され、各レコ
ードのデータは、ユーザIDと、ユーザ名、性別、年
齢、住所及びメールアドレスなどのユーザの属性と、希
望条件とが含まれている。ユーザデータベース14の各
レコードは、後述するユーザの会員登録処理によって作
成される。
【0027】ユーザIDは、ユーザを一意に識別するた
めのIDであり、後述するユーザの会員登録処理におい
て発行される。ユーザ属性の各項目のデータは、会員登
録の際にユーザ端末2から送られてきたものである。希
望条件は、当該ユーザが商品の共同購入を希望する仮想
集団の条件であり、その条件としては、商品カテゴリ
(食品、書籍、飲食など)、商品名、購入を希望する商
品の価格帯、商店カテゴリ(デパート、レストラン、居
酒屋など)、商店名、共同購入可能な地域とが含まれて
いる。
【0028】図4は、店舗データベース15の構成を示
す図である。店舗データベース15には、会員登録した
店舗毎に1レコードのデータが登録され、各レコードの
データは、店舗IDと、店舗名と、店舗の住所及び電話
番号と、当該店舗で商品を共同購入するための条件(共
同購入条件)とが含まれている。店舗データベース15
の各レコードは、後述する店舗の会員登録処理によって
作成される。
【0029】店舗IDは、店舗を一意に識別するための
IDであり、後述する店舗の会員登録処理において発行
される。店舗名、住所及び電話番号は、会員登録した店
舗のものである。共同購入条件は、当該店舗で共同購入
を行うために満たさなければならない条件であり、少な
くとも共同購入を行うのに必要な人数と、仮想集団が形
成されてから各ユーザが共同購入を行わなければいけな
い期限とが含まれる。チェーン店(系列店、共同購入サ
ービスに同意する異業種加盟店などを含む)がある場合
には、複数のチェーン店を1つにまとめて店舗データベ
ース15に登録することも、各支店毎に店舗データベー
ス15に登録することも可能である。なお、店舗データ
ベース15の内容は、ユーザ端末2からの要求により参
照することが可能である。
【0030】図5は、購入履歴データベース16の構成
を示す図である。購入履歴データベース16は、会員登
録した各ユーザが仮想集団の構成員となり、また商品を
共同購入した履歴を記憶したものであり、ユーザ毎に1
つのテーブルが作成され、各テーブルは、ユーザIDを
キーとして識別される。各ユーザのテーブルに登録され
る各レコードは、仮想集団ID及び共同購入日からな
る。
【0031】仮想集団IDは、当該ユーザが実際にメン
バーとなった仮想集団のIDである。共同購入日は、当
該ユーザがメンバーとなって実際に商品を共同購入した
日付であり、共同購入するまでは、この欄は空欄とされ
る。なお、購入履歴データベース16の内容は、ユーザ
端末2からの要求によりいずれのユーザのものも参照す
ることが可能である。
【0032】図6は、仮想集団データベース17の構成
を示す図である。仮想集団データベース17は、発起人
となったユーザが形成しようとする、または実際に形成
された仮想集団に関する情報を登録したデータベースで
ある。仮想集団データベース17には、仮想集団毎に1
つのテーブルが作成され、各テーブルは、後述する仮想
集団の形成処理で発行される仮想集団IDをキーとして
識別される。また、当該仮想集団での共同購入条件と、
仮想集団が確定したかどうかを示す確定フラグも、テー
ブル毎に作成される。
【0033】また、仮想集団データベース17は、当該
仮想集団に属する各メンバーに関するデータを、それぞ
れ1レコードとして含んでいる。1番目のレコードは、
発起人(当然に仮想集団のメンバーとなる)であるユー
ザに関するデータであり、そのユーザIDと、実際に商
品の共同購入を完了したかどうかを示す済フラグとを含
んでいる。2番目以降のレコードは、後述するマッチン
グ処理により抽出されたユーザから発起人がメンバーと
して勧誘したユーザ(或いは実際にメンバーとなったユ
ーザ)に関するデータであり、そのユーザIDと、実際
にメンバーとなったかどうかを示す実フラグと、済フラ
グとを含んでいる。
【0034】また、サーバ装置1は、形成した仮想集団
毎に、そのメンバーとして勧誘されたユーザ(以下、仮
メンバーという)、或いは実際にメンバーとなったユー
ザ(以下、実メンバーという)が情報交換するための掲
示板を提供する。図7は、仮想集団のメンバー(発起
人、仮メンバー及び実メンバーを含む)に提供する掲示
板の例を示す図である。
【0035】この掲示板は、発起人がマッチング処理に
より抽出された候補者から仮メンバーを選ぶことによっ
て利用できるようになる。掲示板への書き込みは、発起
人、実メンバー、(及び仮想集団のメンバーが確定する
までは、仮メンバー)が行うことができる。また、仮メ
ンバーとして勧誘されたユーザが実メンバーとして登録
したり、仮想集団の実メンバーとなったユーザが必要数
に達し、仮想集団のメンバーが確定したときには、掲示
板に自動的に書き込みが行われる。なお、ユーザ端末2
からこの掲示板を参照する方法として、例えば、仮メン
バーとして選択された旨を連絡する電子メールにリンク
を張っておくことができる。
【0036】図1に示すユーザ端末2は、このシステム
を利用して商品を共同購入するユーザの利用に供するも
のであり、例えば、パーソナルコンピュータなどによっ
て構成される。図8は、ユーザ端末2の構成を示すブロ
ック図であり、CPU21と、記憶装置22と、入力装
置23と、表示装置24と、印刷装置25と、通信装置
26とを備えている。
【0037】CPU21は、記憶装置22に記憶された
プログラムを実行し、ユーザの会員登録や仮想集団の形
成のための処理などを行う。記憶装置22は、主記憶及
び補助記憶を含み、CPU21の処理プログラムを記憶
すると共に、データの記憶領域として用いられる。入力
装置23は、種々の情報や処理のための指示などを入力
する。表示装置24は、上記した掲示板を含むサーバ装
置1から送られてきた情報、ユーザが入力装置23から
入力した情報、CPU21の処理結果としての情報な
ど、様々な情報を表示する。印刷装置25は、情報を用
紙上に印刷して出力する。通信装置26は、インターネ
ット4を介してサーバ装置1と情報を送受信する。
【0038】なお、ユーザ端末2としては、パーソナル
コンピュータなどの他に、Web接続機能を有する携帯
電話機を適用することもできる。ユーザ端末2として携
帯電話機を適用した場合は、記憶装置22は、プログラ
ムを記憶するROM(Read Only Memory)と、作業領域
として用いられるRAM(Random Access Memory)から
構成されるものとなる。また、サーバ装置1から送られ
てくる仮想集団IDなどは、表示装置24に表示して店
舗で提示することができるので、印刷装置25はなくて
もよい。
【0039】図1に示す店舗端末3は、仮想集団のメン
バーとなったユーザにより商品を共同購入される店舗の
利用に供するものであり、例えば、パーソナルコンピュ
ータなどによって構成される。図9は、店舗端末3の構
成を示すブロック図であり、CPU31と、記憶装置3
2と、入力装置33と、表示装置34と、通信装置35
とを備えている。店舗端末3は、会計処理を行う機能も
備えている。
【0040】CPU31は、記憶装置32に記憶された
プログラムを実行し、当該店舗で仮想集団のユーザが商
品を購入した際に必要な情報の入力などの処理などを行
う。記憶装置32は、主記憶及び補助記憶を含み、CP
U31の処理プログラムを記憶すると共に、データの記
憶領域として用いられる。入力装置33は、種々の情報
や処理のための指示などを入力する。表示装置34は、
ユーザが商品を共同購入したことを登録する際に必要な
情報を表示する。通信装置35は、インターネット4を
介してサーバ装置1と情報を送受信する。
【0041】以下、この実施の形態にかかる共同購入支
援システムにおける処理について説明する。この共同購
入支援システムでは、(1)ユーザ及び店舗の会員登
録、(2)仮想集団の形成、(3)仮想集団による商品
の共同購入、の処理が行われる。また、システムの運用
のために行われる定期的に行われる処理の主要なものと
して、(4)メンテナンス処理がある。以下、それぞれ
の処理についてフローチャートを参照して詳しく説明す
る。
【0042】図10は、ユーザの会員登録のための処理
を示すフローチャートである。この処理は、会員登録を
しようとするユーザのユーザ端末2と、サーバ装置1と
によって行われる。この会員登録の処理は、新たなユー
ザが会員登録しようとする場合にも、既に会員登録して
いるユーザがユーザ情報を変更する場合にも行われる。
【0043】まず、サーバ装置1から送信されるユーザ
の会員登録用のフォームを、インターネット4を介して
ユーザ端末2に取得する(ステップS101、S12
1)。なお、会員登録用のフォームは、ユーザ端末2か
らサーバ装置1にアクセスし、会員登録用のフォームを
要求することによってサーバ装置1から送信されるもの
としても、会員勧誘のダイレクトメール(電子メール)
の添付ファイルとしてサーバ装置1から送信されるもの
としてもよい。
【0044】ユーザ端末2に会員登録用のフォームが取
得されると、これを表示装置24に表示し、ユーザデー
タベース14に登録すべきユーザ情報(商品を共同購入
する仮想集団の希望条件を含む)を、表示されたフォー
ムに従って入力装置23から入力する。また、既に会員
登録しているユーザの場合には、ユーザ情報としてユー
ザIDも併せて入力する。そして、CPU21は、入力
されたユーザ情報を通信装置26からインターネット4
を介してサーバ装置1に送信させる(ステップS10
2)。
【0045】サーバ装置1において、このユーザ情報を
通信装置13が受信すると(ステップS122)、CP
U11は、新たなユーザIDを発行すると共にユーザデ
ータベース14に新たなレコードを作成し、当該レコー
ドに発行したユーザIDとユーザ情報とを登録する。も
っとも、既に会員登録しているユーザの場合には、ユー
ザIDを新たに発行することなく、受信したユーザID
を有するレコードにユーザ情報を上書きする(ステップ
S123)。
【0046】次に、CPU11は、新規ユーザについて
のユーザ情報の登録であったか、既存のユーザについて
のユーザ情報の更新であったかを判別する(ステップS
124)。既存のユーザの場合は、そのままサーバ装置
1側における処理を終了する。新規ユーザの場合には、
発行したユーザIDを通信装置13からインターネット
4を介してユーザ端末2に送信させる(ステップS12
5)。そして、サーバ装置1側における処理を終了す
る。
【0047】一方、ユーザ端末2においても、ユーザ情
報の送信が終了すると、そのユーザ情報にユーザIDが
含まれるかどうかに従って、新規ユーザについてのユー
ザ情報の登録であるか、既存のユーザについてのユーザ
情報の更新であるかを判別する(ステップS103)。
既存のユーザの場合は、そのままユーザ端末2側におけ
る処理を終了する。新規ユーザの場合には、ステップS
125でサーバ装置1から送信されてくるユーザIDの
受信を待機し、通信装置26がこれを受信すると、CP
U21は、受信したユーザIDを表示装置24に表示さ
せる(ステップS104)。そして、ユーザ端末2側に
おける処理も終了する。
【0048】また、店舗の会員登録のための処理も、ユ
ーザの会員登録のための処理とほぼ同じである。すなわ
ち、図10のフローチャートに示す処理の中で、ユーザ
端末2を店舗端末3と、ユーザデータベース14を店舗
データベース15と、ユーザ情報を店舗データベース1
5に登録すべき店舗情報と、ユーザIDを店舗IDと読
み替えて処理を行うものとすればよい。但し、店舗デー
タベース15には、チェーン店全体としての登録と支店
毎の登録とが可能であるため、例えば、既にチェーン店
全体で会員登録している店舗であっても、支店で個別に
会員登録しようとする場合には、新たな店舗の登録とし
て処理を行うものとなる。
【0049】図11は、仮想集団の形成のための処理を
示すフローチャートである。仮想集団を形成するために
は、ユーザの誰かが発起人となって、他のユーザからメ
ンバーを集める必要があり、この処理は、発起人となる
ユーザ(以下、単に発起人という)のユーザ端末(A)
2と、他のメンバーとなるユーザのユーザ端末(B)2
と、サーバ装置1とによって行われるものとなる。
【0050】発起人は、自己のユーザ端末2の入力装置
23から形成したい仮想集団の希望条件を入力する。こ
こでの希望条件は、ユーザデータベース14に登録する
希望条件と違って、商店名やチェーン店名まで特定する
必要がある。CPU21は、入力された仮想集団の希望
条件を通信装置26からインターネット4を介してサー
バ装置1に送信させる(ステップS201)。
【0051】なお、希望条件を入力する際には、発起人
は、店舗データベース15の内容を参照することができ
る。このためには、例えば、入力装置23から所定の指
示を入力して、通信装置26からインターネット4を介
して店舗データベース15の参照要求をサーバ装置1に
送信させる。この要求に応じて、サーバ装置1のCPU
11が店舗データベース15の内容を一覧にした情報を
インターネット4を介してユーザ端末2に返送する。ユ
ーザ端末2の通信装置26がこの一覧を受信すると、こ
れを表示装置24に表示する。
【0052】また、サーバ装置1では、通信装置13が
ステップS201で送信された仮想集団の希望条件を受
信すると(ステップS221)、この希望条件をユーザ
データベース14に記憶された各ユーザの希望条件と比
較し、一致度が高いユーザを仮想集団のメンバーの候補
者として抽出するマッチング処理が行われる(ステップ
S222)。
【0053】図12は、このマッチング処理を詳細に示
すフローチャートである。マッチング処理では、CPU
11は、ユーザデータベース14に会員登録された各ユ
ーザのレコードについて順にループ処理を行う(ステッ
プS301−S301’)。ループ内の処理として、C
PU11は、処理対象となっているユーザのレコードに
含まれる希望条件をステップS221で受信した仮想集
団の希望条件と比較し、一致度のスコアを求める(ステ
ップS302)。
【0054】一致度のスコアを求める方法として、例え
ば、商品カテゴリが完全に一致すれば1.0ポイントを
加算し、ある程度近いものであれば0.5ポイントを加
算する。少しでも関連があるものであれば0.2ポイン
トを加算する。希望条件中の他の項目についてもどの程
度一致しているかに応じて与えられるポイントを累積加
算していく。そして、希望条件中の全ての項目について
累積したポイントの値が、一致度のスコアとして求めら
れる。
【0055】当該ユーザの希望条件について一致度のス
コアが求められると、CPU11は、求めた一致度のス
コアが、既に一致度のスコアの計算が終了した中で上位
所定数以内に含まれているかどうかを判定する(ステッ
プS303)。上位所定数以内に含まれていれば、当該
ユーザを仮想集団のメンバーの候補者として残し、記憶
装置12に一時保存する。ここで、残された候補者の数
が前記所定数を越えることとなった場合には、一致度の
スコアが最も低い者を候補者から削除して、所定数以下
の者だけが候補者として残されるようにする(ステップ
S304)。そして、当該ユーザのレコードについてル
ープ内の処理を終了する。また、一致度のスコアが上位
所定数以内に含まれていなければ、そのまま当該ユーザ
のレコードについてループ内の処理を終了する。
【0056】ユーザデータベース14に登録された全て
のユーザのレコードについてループ内の処理を終了する
と(ステップS301’)、ループを抜け、この時点で
記憶装置12に保存されている候補者が仮想集団のメン
バーの候補者として確定する。そして、マッチング処理
を終了し、メインルーチンの処理(図11のサーバ装置
1の処理)に復帰する。
【0057】マッチング処理から復帰すると、サーバ装
置1のCPU11は、マッチング処理で確定した候補者
の一覧を作成し、通信装置13からインターネット4を
介して発起人のユーザ端末2に送信させる(ステップS
223)。発起人のユーザ端末2では、通信装置26が
候補者の一覧を受信すると、これを表示装置24に表示
させる(ステップS202)。
【0058】発起人は、入力装置23を操作することに
より、表示装置24に一覧表示された候補者の中から所
望のユーザを仮想集団に勧誘するメンバー(仮メンバ
ー)として選択する。CPU21は、発起人が選択した
仮メンバーのユーザIDを、通信装置26からインター
ネット4を介してサーバ装置1に送信させる(ステップ
S203)。
【0059】なお、仮メンバーを選択する際、発起人
は、購入履歴データベース16の内容を参照することが
できる。このためには、例えば、入力装置23から購入
履歴を参照したいユーザを指定すると共に所定の指示を
入力して、通信装置26からインターネット4を介して
参照要求をサーバ装置1に送信させる。この要求に応じ
て、サーバ装置1のCPU11が購入履歴データベース
16から指定されたユーザの購入履歴を抽出し、インタ
ーネット4を介してユーザ端末2に返送する。ユーザ端
末2の通信装置26がこの購入履歴を受信すると、これ
を表示装置24に表示する。
【0060】サーバ装置1の通信装置13が選択された
仮メンバーのユーザIDを受信すると、CPU11は、
仮想集団データベース17に新たな仮想集団の表を作成
する。そして、仮想集団IDを発行し、仮想集団ID
と、仮想集団の共同購入条件とを登録する。また、発起
人と仮メンバーのそれぞれについてレコードを作成し、
各レコードに発起人または仮メンバーのユーザIDを登
録する。なお、この段階では、確定フラグ、済フラグ及
び実フラグのいずれも未設定の状態となっている(ステ
ップS225)。また、この段階で、当該仮想集団につ
いて図7に示した掲示板が利用できるようになる。
【0061】また、サーバ装置1のCPU11は、仮メ
ンバーとして選択されたユーザについてユーザデータベ
ース14に登録されたメールアドレスに従って、仮想集
団の購入希望条件と共に仮メンバーとして選択された旨
の連絡を電子メールで送信する(ステップS226)。
但し、各ユーザの匿名性を維持するために、仮メンバー
個々に電子メールを送信し、同報送信は行わない。仮メ
ンバーとして選択されたユーザのユーザ端末2では、通
信装置26がこの電子メールを受信し、表示装置24に
表示する(ステップS241)。
【0062】仮メンバーとして選択されたユーザは、表
示装置24に表示された電子メールが示す仮想集団に実
際のメンバーとして参加することを合意する場合には、
入力装置23を操作して、合意する旨の連絡をサーバ装
置1に送信する。これは、例えば、電子メールに張られ
たリンクをクリックすることで行うことができる(ステ
ップS242)。
【0063】サーバ装置1の通信装置13がユーザ端末
2から送られた合意する旨の連絡を受信すると(ステッ
プS227)、当該ユーザについての実フラグを設定
し、仮想集団データベース17に実メンバーとして登録
する。こうして仮想集団データベース17に実メンバー
として登録したユーザの数が共同購入条件を満たすこと
となると、そこで仮想集団のメンバーが確定し、CPU
11は、仮想集団データベース17に確定フラグを設定
する(ステップS228)。ここで、実メンバーとして
の登録があった場合、また、仮想集団のメンバーが確定
したことは、図7に示した掲示板に自動的に掲載される
こととなる。
【0064】仮想集団のメンバーが確定すると、CPU
11は、当該仮想集団の仮想集団IDと共に、メンバー
が確定した旨の情報を、ユーザデータベース14に登録
されたメールアドレスに従って、通信装置13からイン
ターネット4を介して発起者及び各実メンバーのユーザ
端末2に送信する(ステップS229)。発起者及び実
メンバーのユーザ端末では、この仮想集団IDを通信装
置26が受信し、表示装置24に表示させる(ステップ
S204、S243)。
【0065】また、サーバ装置1では、CPU11は、
購入履歴データベース16の発起人及び各実メンバーの
テーブルにそれぞれ新たなレコードを作成し、仮想集団
IDを登録する。共同購入日については、空欄としてお
く(ステップS230)。以上で、仮想集団の形成のた
めの処理が全て終了する。
【0066】なお、発起人及び実メンバーとなったユー
ザが当該仮想集団により商品を共同購入する場合には、
図10のユーザの会員登録処理でサーバ装置1からユー
ザ端末2に送られてきたユーザIDと、図11の仮想集
団の形成処理で送られてきた仮想ユーザIDとが必要と
なる。ユーザは、ステップS104で表示装置24に表
示されたユーザID、及びステップS204またはS2
43で表示装置24に表示された仮想集団IDを控えて
おく必要がある。ユーザID及び仮想集団IDは、印刷
装置25により用紙上に印刷してもよい。
【0067】図13は、仮想集団による商品の共同購入
のための処理を示すフローチャートである。この処理
は、発起人または実メンバーとなったユーザが商品を購
入した店舗の店舗端末3と、サーバ装置1とによって行
われる。チェーン店で共同購入ができるものであれば、
各ユーザはそこに属する任意の店舗で商品を共同購入す
ることができ、それぞれの店舗端末3において以下のよ
うな処理が行われる。
【0068】発起人または実メンバーとなったユーザが
当該店舗で商品を共同購入する場合、そのユーザは、控
えておいた(或いは用紙上に印刷した)仮想集団ID及
びユーザIDを提示する。当該店舗の店員は、ユーザよ
り提示された仮想集団ID及びユーザIDを、店舗端末
3の入力装置33から入力する(ステップS401)。
その後、店舗端末3では、ユーザが共同購入した商品に
関しての会計処理が行われる(ステップS402)。
【0069】会計処理が終了すると、店舗端末3のCP
U31は、ステップS401で入力された仮想集団ID
及びユーザIDと共に、当該仮想集団における商品の共
同購入が済んだ旨を示す情報を、通信装置35からイン
ターネット4を介してサーバ装置1に送信させる(ステ
ップS403)。
【0070】サーバ装置1では、通信装置13が商品の
共同購入が済んだ旨を示す情報を受信すると、CPU1
1は、その情報と共に受信した仮想集団ID及びユーザ
IDが示す購入履歴データベース16のレコードに、内
部タイマから取得した現在日時を共同購入日として登録
する(ステップS422)。また、その仮想集団ID及
びユーザIDが示す仮想集団データベース17のレコー
ドに含まれる済フラグを設定する(ステップS42
3)。
【0071】次に、CPU11は、その仮想集団IDが
示す仮想集団について、発起人及び実メンバーのそれぞ
れのレコードに含まれる済フラグが設定されているかど
うか、すなわち仮想集団の全員が商品の共同購入を完了
したかどうかを判定する(ステップS424)。済フラ
グが設定されていない、すなわち未だ商品を共同購入し
ていないユーザがいる場合には、そのまま処理を終了す
る。
【0072】全てのユーザのレコードに済フラグが設定
された、すなわち全てのユーザが商品を共同購入した場
合には、当該仮想集団の発起人及び実メンバーとなった
ユーザに、それぞれ所定のインセンティブを付与する。
ここで、発起人に付与するインセンティブは、他の実メ
ンバーに付与するインセンティブよりも大きいものとす
る(ステップS425)。そして、この処理を終了す
る。
【0073】なお、ステップS425において発起人及
び実メンバーとなったユーザにそれぞれ付与するインセ
ンティブとしては、例えば、次回に当該店舗で買い物す
る場合に利用可能なクーポン券をサーバ装置1から各ユ
ーザのユーザ端末2に送信したり、各ユーザが当該店舗
について有しているポイントカードのポイントを加算さ
せたりするものが適用可能である。また、付与されるタ
イミングによっては、その場で使用が可能となるもので
あってもよい。付与するインセンティブの内容は、店舗
の側で決めて店舗データベース15に登録しておくもの
とすることができる。
【0074】図14は、メンテナンス処理を示すフロー
チャートである。このメンテナンス処理は、各ユーザの
購入履歴をチェックし、問題のあるユーザを排除する、
或いは問題を改善させるべくなされるものである。メン
テナンス処理では、CPU11は、購入履歴データベー
ス16にテーブルが登録された各ユーザについて、順に
ループ処理を行う(ステップS501−S501’)。
【0075】ループ内の処理として、CPU11は、処
理対象となっているユーザの購入履歴データベース16
のテーブルをチェックし、当該ユーザがこれまでに仮想
集団の発起人または実メンバーとなった回数と、仮想集
団の発起人または実メンバーとなったにも関わらず期限
までに共同購入を行わなかった回数とをカウントする
(ステップS502)。そして、当該ユーザが仮想集団
の発起人または実メンバーとなった回数が所定回数以上
あるかどうかを判定する(ステップS503)。
【0076】当該ユーザが仮想集団の発起人または実メ
ンバーとなった回数が所定回数以上あった場合には、C
PU11は、さらに、当該ユーザが仮想集団の発起人ま
たは実メンバーとなったにも関わらず期限までに共同購
入を行わなかった回数の比率が、所定の比率以上となっ
ているかどうかを判定する(ステップS504)。
【0077】当該ユーザが仮想集団の発起人または実メ
ンバーとなったにも関わらず期限までに共同購入を行わ
なかった回数の比率が、所定の比率以上となっていた場
合には、CPU11は、当該ユーザについてユーザデー
タベース14に登録されているレコードを削除し、会員
登録を抹消する(ステップS505)。また、削除した
レコードに含まれていたメールアドレスに従って、登録
の抹消を行った旨のメールを、通信装置13からインタ
ーネット4を介して当該ユーザのユーザ端末2に送信さ
せる(ステップS506)。そして、ステップS50
1’に進む。
【0078】当該ユーザが仮想集団の発起人または実メ
ンバーとなったにも関わらず期限までに共同購入を行わ
なかった回数の比率が、所定の比率以上とはなっていな
い場合、CPU11は、所定の比率になっていないまで
も、当該ユーザが期限までに共同購入を行わなかったこ
とがあったかどうかを判定する(ステップS507)。
もっとも、共同購入の期限がかなり古いものについて
は、共同購入が行わなかったことがなかったものと処理
してもよい。
【0079】当該ユーザが期限までに共同購入を行わな
かったことがあった場合には、CPU11は、ユーザデ
ータベース14に登録されている当該ユーザのメールア
ドレスに従って、会員登録の抹消があり得ることを通知
するメールを、通信装置13からインターネット4を介
して当該ユーザのユーザ端末2に送信させる(ステップ
S508)。そして、ステップS501’の処理に進
む。また、ステップS503で当該ユーザが仮想集団の
発起人または実メンバーとなった回数が所定回数に達し
ていなかった場合、及びステップS507で期限までに
共同購入を行わなかったことがなかった場合には、その
ままステップS501’の処理に進む。
【0080】ステップS501’では、購入履歴データ
ベース16にテーブルが登録された全てのユーザについ
てループ内の処理が終了したか判定し、ループ内の処理
を終了していないユーザがいれば、ループ処理を続け
る。一方、全てのユーザについてループ内の処理が終了
した場合には、ループを抜けて、このメンテナンス処理
を終了する。
【0081】また、この実施の形態にかかる共同購入支
援システムでは、図7に示した掲示板を利用して、ユー
ザ同士の間で、仮想集団の仮メンバーに実メンバーとな
ることを促したり、未だ商品を共同購入していない仮想
集団のメンバー(発起人及び実メンバー)に、商品の共
同購入を促したりすることが可能である。掲示板の利用
法自体は、インターネット4上で提供されている通常の
掲示板と変わらないが、実メンバーとなることや商品を
共同購入することをどのように促すかを、図7を参照し
て以下に具体的に説明する。
【0082】例えば、図7の1番下に示すように、その
仮想集団の実メンバーとなって商品を共同購入した場合
に、どのようなインセンティブが得られ、通常の商品購
入の場合に比べてどれくらい有利かといったことを書き
込むことができる。また、図7の下から3番目に示すよ
うに、発起人だけでなく、既に実メンバーとなったユー
ザも、仮メンバーから未だ実メンバーとなっていない他
のユーザに仮想集団への参加を呼びかけるメッセージを
書き込むことができる。
【0083】仮想集団のメンバーが確定した後は、発起
人及び実メンバーが掲示板にメッセージを書き込むこと
ができ、図7の1番上に示すように、既に商品を共同購
入したメンバーが未だ商品の共同購入を行っていない他
のメンバーに対して、商品の共同購入を勧めるようなメ
ッセージを書き込むこともできる。また、図には示して
いないが、商品の共同購入の期限が迫っている場合に、
期限が迫っている旨のメッセージをサーバ装置1におけ
る処理で自動的に書き込めるようにしてもよい。
【0084】次に、この実施の形態にかかる共同購入支
援システムを利用して、商品を共同購入する例を説明す
る。ここでは、共同購入として、カップル2組でレスト
ランで食事をすることにより、次回の食事におけるクー
ポン券が得られるものとする。また、ユーザ端末2は、
Web接続機能を有する携帯電話機であるものとする。
【0085】1組目のカップルがレストランを探そうと
して、そのカップルのいずれかのユーザがユーザ端末2
からサーバ装置1にアクセスし、店舗データベース15
に登録されている店舗の情報を読み出す。すると、ある
レストランで4人以上の利用でクーポン券が貰えるとい
う情報が出てくる。また、このカップルは、当該レスト
ランで食事をしようと考えたとする。そこで、当該レス
トランに関する情報を共同購入の条件としてユーザ端末
2からサーバ装置1に送り、マッチング処理をさせる。
【0086】このマッチング処理の結果、カップルでの
食事を探しているユーザが候補者として検索されたとす
る。そこで、1組目のカップルは、その2組目のカップ
ルで食事を探しているユーザを仮メンバーとして選択
し、仮想集団のメンバーとなるように勧誘する。勧誘さ
れたユーザが合意をすると、これら2組のカップルの合
計4名で仮想集団が形成されることとなり、仮想集団I
Dがそれぞれのユーザ端末2に配信される。
【0087】最初に、前述した1組目のカップルが仮想
集団IDとユーザIDとを提示して当該レストランで食
事をした。この時点で、いずれのカップルに属するユー
ザもクーポン券は得られない。しばらくして、前述した
2組目のカップルも仮想集団IDとユーザIDとを提示
して当該レストランで食事をした。これにより、2組の
カップルのそれぞれに属するユーザに、当該レストラン
におけるクーポン券が送られてくることとなる。2組目
のカップルは、このクーポン券を即座に使用することも
可能である。
【0088】以上説明したように、この実施の形態にか
かる共同購入支援システムでは、各ユーザが商品の共同
購入を希望する条件をユーザデータベース14に登録し
ておき、発起人が提示した条件とマッチング処理を行っ
ている。このため、互いに知らない者同士でも、条件が
合う者を容易に見つけて仮想集団を形成し、商品を共同
購入することができるようになる。
【0089】また、仮想集団を形成する場合、マッチン
グ処理の結果得られた候補者から発起人が仮メンバーを
選択するものとしているが、この際に、候補者として挙
げられた各ユーザの購入履歴を参照することができるよ
うになっている。これにより、発起人は、候補者となっ
た各ユーザが信頼できるかどうかを判断することができ
るので、信頼できる者だけを集めて仮想集団を形成する
ことが可能となる。また、発起人が選択したユーザであ
っても、その者が合意しない限り仮想集団の実メンバー
とならないので、仮想集団のメンバーに対する信頼度を
高くすることができる。
【0090】また、メンテナンス処理によって問題のあ
るユーザに警告をしたり、特に問題のあるユーザには会
員登録を抹消することとしている。このため、仮想集団
のメンバーに対する信頼度をさらに高いものとすること
ができる。掲示板の提供によって仮想集団の実メンバー
となった者同士で、未だ共同購入を終了していない他の
メンバーに共同購入をするように勧めたりすることがで
きるので、知らない者同士でも仮想集団での商品の共同
購入が促されるようになる。
【0091】上記共同購入支援システムで形成された仮
想集団のメンバーとなって商品を共同購入すれば、集団
全員の共同購入が終了した時点でインセンティブが付与
される。このインセンティブの付与により、各ユーザに
仮想集団の実メンバーになることを促すことができる。
また、発起人となったユーザに付与されるインセンティ
ブは、他の実メンバーよりも大きいので、これが積極的
に発起人になろうとする動機付けとなる。また、発起人
となるのは、このシステムの利用に慣れたユーザである
と考えられるので、システムを利用し慣れた者が慣れて
ない者を勧誘することで、仮想集団の実メンバーとな
り、さらには発起人となるユーザを増やしていくことが
できる。
【0092】ここで、インセンティブを付与するタイミ
ングは、仮想集団の全員が商品を購入し終わってからで
あるが、各メンバーが商品を共同購入するタイミング
は、それぞれ異なっていてもよい。このため、見知らぬ
者同士が、匿名性を維持しつつ仮想集団を形成して商品
を共同購入できるようになる。集団のメンバー全員が商
品の購入を終了しなければ、インセンティブが付与され
ないので、一部のユーザに共同購入を不正に利用され
て、店舗に不利益が生じることはない。また、商品の共
同購入のタイミングが異なっていてもいいことから、ネ
ット販売に適さないような商品(例えば、レストランで
の飲食)の購入にも、共同購入によるメリットを享受す
ることができるようになる。
【0093】ところで、仮想集団の発起人または実メン
バーとなったユーザが店舗において実際に商品を共同購
入する際は、仮想集団IDとユーザIDだけを提示すれ
ばよい。このため、各ユーザが匿名性を維持したまま集
団を形成して商品を共同購入することができるようにな
る。なお、購入履歴データベース16の内容は、他のユ
ーザが参照できるものであるが、ここには、このシステ
ムを介して形成された仮想集団の発起人または実メンバ
ーとなったこと、及びその仮想集団で共同購入を行った
履歴しか登録されていない。従って、購入履歴データベ
ース16の内容を公開することが、各ユーザの匿名性を
阻害するものとはならない。
【0094】さらに、この共同購入支援システムを介し
て仮想集団を形成するために能動的に動くのは、ユーザ
の側だけであり、店舗の側は共同購入の条件などを店舗
データベース15に登録しておくだけでよい。つまり、
店舗の側でほとんど何も行わなくても、ユーザが他のユ
ーザを勧誘していく形で仮想集団を形成したり、共同購
入を促したりするので、店舗側も広告宣伝費用を低減す
ることができ、このシステムを利用するメリットを享受
できるようになる。
【0095】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0096】上記の実施の形態では、ステップS222
のマッチング処理で仮想集団のメンバーの候補者が抽出
され、発起人が仮メンバーを選択し、その中で合意をし
た者が実メンバーとなるものとしていた。これに対し
て、マッチング処理で抽出された者が全て仮想集団の実
メンバーとなるものとしても、発起人が候補者から選択
した者が全て仮想集団の実メンバーとなるものとしても
よい。また、共同購入に必要な人数から合意が得られた
時点で仮想集団を確定せず、必要人数よりも多くのユー
ザで仮想集団を形成するものとしてもよい。
【0097】上記の実施の形態では、商品を共同購入す
るための仮想集団を形成するためには、発起人の存在が
必要となっていた。すなわち、誰かが発起人となって他
のユーザに仮想集団のメンバーとなるよう勧誘しなけれ
ば、仮想集団が形成されることはなかった。これに対し
て、ユーザデータベース14に登録されている各ユーザ
の希望条件から定期的にマッチング処理を行い、条件の
一致度が高かった者同士でそのまま仮想集団を形成して
しまうものとしてもよい。マッチング処理の際に希望条
件のマッチング度を求め、このマッチング度を、発起人
及び仮メンバーに通知することもできる。
【0098】上記の実施の形態では、仮想集団の実メン
バー(発起人を含む)全員が共同購入を終了したとき
に、各実メンバーにインセンティブが付与されるものと
していた。これに対して、仮想集団の実メンバーのうち
の一定数が共同購入を終了したり、仮想集団の実メンバ
ーによって共同購入された金額の合計が一定額に達する
などの所定の基準をクリアした時点で、共同購入を終了
したユーザにインセンティブを付与することができる。
その後に共同購入をしたユーザには、その時点でインセ
ンティブを付与してもよい。基準をクリアしたときに、
全ユーザに割引券などのインセンティブを付与してもよ
い。この場合、共同購入を終了していないユーザは、今
回の仮想集団での共同購入で割引券を使用することがで
きる。また、発起人に付与するインセンティブを他の実
メンバーに付与するインセンティブよりも大きなものと
していたが、同じであってもよい。仮想集団の中で早く
共同購入を終了した者ほど、付与するインセンティブを
大きくすることもできる。
【0099】上記の実施の形態では、一定期間毎に実行
されるメンテナンス処理で、仮想集団の発起人または実
メンバーとなって期限までに商品を共同購入しなかった
ユーザに警告を発したり、ユーザ登録を抹消するものと
していた。これに対して、商品の共同購入期限になって
いないが、未だ商品を共同購入していない発起人や実メ
ンバーに商品の共同購入を促すような電子メールをサー
バ装置1から当該ユーザのユーザ端末2に送信するもの
としてもよい。
【0100】上記の実施の形態では、サーバ装置1は、
各ユーザの本当のメールアドレスだけを使用して、電子
メールを送信するものとしていた。これに対して、間接
メールアドレスを使用して、電子メールをやりとりする
ものとしてもよい。この場合には、他のユーザの間接メ
ールアドレスを宛先としてサーバ装置1を介して商品の
共同購入を促すような電子メールを送信することができ
る。本当のメールアドレスへの変換はサーバ装置1が行
うことで、各ユーザの本当のメールアドレスが他のユー
ザに知られることがなく、匿名性を維持できるようにな
る。
【0101】上記の実施の形態では、発起人または実メ
ンバーとなったユーザが店舗で共同購入する際に、店舗
端末3の入力装置33を操作することで、仮想集団ID
及びユーザIDを入力していた。仮想集団ID及びユー
ザIDは、バーコード化してユーザ端末2に提供し、こ
のバーコードを店舗端末3で読み取るものとしてもよ
い。ユーザ端末2がパーソナルコンピュータである場合
は、このバーコードを用紙上に印刷して読み取らせるも
のとすることができるが、ユーザ端末2が携帯電話機で
ある場合は、バーコードを表示装置24に表示させて読
み取らせるものとすることができる。
【0102】上記の実施の形態では、商品の共同購入に
本発明を適用した場合を説明したが、本発明はこれに限
られない。2以上の者が集団を形成し、この集団のメン
バーが共同で利用できるサービスについて、当該サービ
スを共同利用するための集団を形成し、共同利用によっ
て各メンバーにインセンティブを付与するものであれ
ば、どのようなサービスを利用させる場合であっても、
本発明を適用することができる。
【0103】上記の実施の形態では、サーバ装置1、ユ
ーザ端末2及び店舗端末3の処理プログラムは、それぞ
れ記憶装置12、22、32に予め記憶されているもの
として説明した。これに対して、これらの処理プログラ
ムの全部または一部のみをCD−ROMやDVD−RO
Mなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納し
て、ハードウェアとは別に配布するものとしてもよい。
また、これらの処理プログラムの全部または一部をイン
ターネット4上のWebサーバ装置が有する固定ディス
ク装置に格納しておき、サーバ装置1、ユーザ端末2或
いは店舗端末3からの要求に従って、インターネット4
などのネットワークを通じて配信するものとしてもよ
い。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サービスを共同利用する集団を容易に形成でき、共同利
用サービスの促進が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる共同購入支援シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のサーバ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2のユーザデータベースの構成を示す図であ
る。
【図4】図2の店舗データベースの構成を示す図であ
る。
【図5】図2の購入履歴データベースの構成を示す図で
ある。
【図6】図2の仮想集団データベースの構成を示す図で
ある。
【図7】図1のサーバ装置が仮想集団のメンバーに提供
する掲示板を示す図である。
【図8】図1のユーザ端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】図1の店舗端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態にかかる共同購入支援シ
ステムにおいて実行される会員登録処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】本発明の実施の形態にかかる共同購入支援シ
ステムにおける仮想集団の形成処理を示すフローチャー
トである。
【図12】図11のマッチング処理を詳細に示すフロー
チャートである。
【図13】本発明の実施の形態にかかる共同購入支援シ
ステムにおける仮想集団による商品の共同購入処理を示
すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態にかかる共同購入支援シ
ステムにおけるメンテナンス処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 サーバ装置 2 ユーザ端末 3 店舗端末 4 インターネット 11 CPU 12 記憶装置 13 通信装置 14 ユーザデータベース 15 店舗データベース 16 購入履歴データベース 17 仮想集団データベース 21 CPU 22 記憶装置 23 入力装置 24 表示装置 25 印刷装置 26 通信装置 31 CPU 32 記憶装置 33 入力装置 34 表示装置 35 通信装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共同利用が可能なサービスの利用対象者と
    なる複数のユーザの利用にそれぞれ供する複数のユーザ
    端末と、前記複数のユーザのうちの2以上の者によって
    構成される集団に共同でサービスを提供する提供者の利
    用に供する提供者端末と、前記複数のユーザ端末と前記
    提供者端末とにそれぞれ通信回線を介して接続されたサ
    ーバ装置とを備え、 前記複数のユーザ端末は、それぞれ、 当該ユーザ端末を利用するユーザが利用を希望するサー
    ビスの条件を入力するユーザ条件入力手段と、 前記ユーザ条件入力手段から入力されたサービスの条件
    を、前記通信回線を介して前記サーバ装置に送信するユ
    ーザ条件送信手段とを備え、 前記提供者端末は、 前記サービスを共同で利用可能な集団の構成員として抽
    出されたユーザのいずれかにより前記サービスが実際に
    利用された際に、該サービスの利用に関する情報を入力
    する利用入力手段と、 前記利用入力手段から入力された前記利用に関する情報
    を、前記通信回線を介して前記サーバ装置に送信する利
    用送信手段とを備え、 前記サーバ装置は、 前記複数のユーザ端末のユーザ条件送信手段から送信さ
    れた、各ユーザが利用を希望するサービスの条件を受信
    するユーザ条件受信手段と、 前記ユーザ条件受信手段が受信した各ユーザが利用を希
    望するサービスの条件を記憶するユーザ条件記憶手段
    と、 前記ユーザ条件記憶手段に記憶された条件の一致度に応
    じて、前記複数のユーザからサービスを共同で利用可能
    な集団の構成員を抽出する構成員抽出手段と、 前記利用送信手段から送信された前記利用に関する情報
    を受信する利用受信手段と、 前記利用受信手段が受信した、前記利用に関する情報を
    蓄積する利用蓄積手段と、 前記利用蓄積手段に蓄積された情報に基づき、前記サー
    ビスの利用が所定の基準以上となったときに、当該サー
    ビスを実際に利用した各構成員にインセンティブを付与
    するインセンティブ付与手段とを備えることを特徴とす
    る共同利用支援システム。
  2. 【請求項2】複数のユーザのうちの2以上の者によって
    構成される集団に共同でサービスを提供する提供者の利
    用に供する提供者端末に通信回線を介して接続されるコ
    ンピュータ装置において実行される方法であって、 前記複数のユーザがそれぞれ利用を希望するサービスの
    条件を記憶手段に記憶するステップと、 前記記憶手段に記憶された条件の一致度に応じて、前記
    複数のユーザからサービスを共同で利用可能な集団の構
    成員を抽出するステップと、 前記抽出した集団の構成員のいずれかにより前記サービ
    スが実際に利用された際に、該サービスの利用に関する
    情報を前記通信回線を介して前記提供者端末から受信す
    るステップと、 前記受信した利用に関する情報を記憶手段に蓄積するス
    テップと、 前記蓄積された利用に関する情報に従って、前記サービ
    スの利用が所定の基準以上となったときに、当該サービ
    スを実際に利用した各構成員にインセンティブを付与す
    るステップとを含むことを特徴とする共同利用支援方
    法。
  3. 【請求項3】複数のユーザのうちの2以上の者によって
    構成される集団に共同でサービスを提供する提供者の利
    用に供する提供者端末に通信回線を介して接続され、 前記複数のユーザがそれぞれ利用を希望するサービスの
    条件を記憶するユーザ条件記憶手段と、 前記ユーザ条件記憶手段に記憶された条件の一致度に応
    じて、前記複数のユーザからサービスを共同で利用可能
    な集団の構成員を抽出する構成員抽出手段と、 前記構成員抽出手段が抽出した集団の構成員のいずれか
    により前記サービスが実際に利用された際に、該サービ
    スの利用に関する情報を前記通信回線を介して前記提供
    者端末から受信する利用受信手段と、 前記利用受信手段が受信した、前記利用に関する情報を
    蓄積する利用蓄積手段と、 前記利用蓄積手段に蓄積された情報に基づき、前記サー
    ビスの利用が所定の基準以上となったときに、当該サー
    ビスを実際に利用した各構成員にインセンティブを付与
    するインセンティブ付与手段とを備えることを特徴とす
    る共同利用支援装置。
  4. 【請求項4】前記複数のユーザの利用にそれぞれ供する
    複数のユーザ端末に通信回線を介してさらに接続され、 いずれかのユーザ端末から、当該ユーザが発起者とな
    り、該ユーザを含んで構成する集団でサービスを利用す
    る条件を、前記通信回線を介して受信する発起者条件受
    信手段をさらに備え、 前記構成員抽出手段は、 前記発起者条件受信手段が受信した発起者の条件を前記
    ユーザ条件記憶手段に記憶された各ユーザの一致度と比
    較して、前記複数のユーザのうちから前記構成員となり
    得る候補者を抽出する候補者抽出手段と、 前記候補者抽出手段が抽出した候補者に関する情報を、
    前記通信回線を介して前記発起者のユーザ端末に送信す
    る候補者送信手段と、 前記候補者送信手段から送信された候補者に関する情報
    に基づいて前記発起者が候補者の中から選択した構成員
    に関する情報を、前記通信回線を介して前記発起者のユ
    ーザ端末から受信する構成員受信手段とを備え、 前記構成員受信手段が受信した構成員に関する情報が示
    すユーザを、サービスを共同で利用可能な集団の構成員
    として抽出することを特徴とする請求項3に記載の共同
    利用支援装置。
  5. 【請求項5】前記構成員抽出手段は、 前記構成員受信手段が受信した情報により構成員とされ
    た各ユーザのユーザ端末に、構成員として選択された旨
    の情報を前記通信回線を介して送信する選択情報送信手
    段と、 前記選択情報送信手段から情報が送信されたユーザ端末
    から、当該ユーザによる構成員となることの合意を受信
    する合意受信手段とをさらに備え、 前記合意受信手段が合意を受信したユーザ端末のユーザ
    を、サービスを共同で利用可能な集団の構成員として抽
    出することを特徴とする請求項4に記載の共同利用支援
    装置。
  6. 【請求項6】前記複数のユーザが集団の構成員となった
    場合に、それぞれの集団で実際にサービスを利用したか
    どうかを示すユーザ別利用状況を記憶する利用状況記憶
    手段と、 いずれかのユーザ端末からの要求に基づいて、前記利用
    状況記憶手段に記憶されたユーザ別利用状況を前記通信
    回線を介して要求元のユーザ端末に送信する利用状況送
    信手段とをさらに備えることを特徴とする請求項4また
    は5に記載の共同利用支援装置。
  7. 【請求項7】前記利用状況記憶手段に記憶されたユーザ
    別利用状況に従って、集団の構成員の中で前記サービス
    を未だ利用していない構成員となるユーザのユーザ端末
    に、該サービスの利用を促す情報を送信する利用促進手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の共
    同利用支援装置。
  8. 【請求項8】前記提供者が提供するサービスを集団で利
    用する条件を記憶した提供者条件記憶手段と、 いずれかのユーザ端末からの要求に基づいて、前記提供
    者条件記憶手段に記憶された提供者の条件を前記通信回
    線を介して要求元のユーザ端末に送信する提供者条件送
    信手段とをさらに備えることを特徴とする請求項4乃至
    7のいずれか1項に記載の共同利用支援装置。
  9. 【請求項9】前記インセンティブ付与手段は、前記発起
    者に他の構成員よりも大きなインセンティブを付与する
    ことを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載
    の共同利用支援装置。
  10. 【請求項10】複数のユーザのうちの2以上の者によっ
    て構成される集団に共同でサービスを提供する提供者の
    利用に供する提供者端末に通信回線を介して接続された
    コンピュータ装置を、 前記複数のユーザがそれぞれ利用を希望するサービスの
    条件を記憶するユーザ条件記憶手段、 前記ユーザ条件記憶手段に記憶された条件の一致度に応
    じて、前記複数のユーザからサービスを共同で利用可能
    な集団の構成員を抽出する構成員抽出手段と、 前記構成員抽出手段が抽出した集団の構成員のいずれか
    により前記サービスが実際に利用された際に、該サービ
    スの利用に関する情報を前記通信回線を介して前記提供
    者端末から受信する利用受信手段、 前記利用受信手段が受信した、前記利用に関する情報を
    蓄積する利用蓄積手段、及び、 前記利用蓄積手段に蓄積された情報に基づき、前記サー
    ビスの利用が所定の基準以上となったときに、当該サー
    ビスを実際に利用した各構成員にインセンティブを付与
    するインセンティブ付与手段として機能させるためのプ
    ログラム。
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