JP2003131142A - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

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JP2003131142A
JP2003131142A JP2001327908A JP2001327908A JP2003131142A JP 2003131142 A JP2003131142 A JP 2003131142A JP 2001327908 A JP2001327908 A JP 2001327908A JP 2001327908 A JP2001327908 A JP 2001327908A JP 2003131142 A JP2003131142 A JP 2003131142A
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Shinichi Tsuchisaka
新一 土坂
Hidefumi Ibaraki
秀文 茨木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時に異なる倍率での標本観察を簡単に行う
ことができる顕微鏡を提供する。 【解決手段】 標本18の観察光をプリズム22により
透過方向aと偏向方向bの2方向に分割し、このうちの
偏向方向bの光路に標本18の観察したい部位全体を撮
像するCCDカメラ27を配置し、透過方向aの光路に
CCDカメラ37を配置するとともに、このCCDカメ
ラ37を撮像面と平行に移動可能にしたX−Yステージ
33に支持させて、標本18の観察したい部位全体のう
ちの注目部位を撮像可能にして、CCDカメラ27と3
7のそれぞれの撮像画像により、標本18上の低倍観察
像と高倍観察像を同時に観察可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDカメラなど
の撮像装置を備えた顕微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体チップや磁気ヘッドなどの
被検体の外観検査を顕微鏡を用いて行う場合、まず、顕
微鏡の対物レンズを低倍に切換え、被検体全体の観察を
行い、その後、対物レンズを高倍に切換えて、被検体の
任意の部分の観察、例えば、被検体が半導体チップの場
合は、チップ外周部に位置される重ね合わせマークの観
察を行い、また、被検体が磁気ヘッドの場合は、ギャッ
プ部分の観察を行うようにしている。
【0003】ところが、このような顕微鏡では、対物レ
ンズを高倍のものに切換えて半導体チップの重ね合わせ
マークや磁気ヘッドのギャップ部分を観察する場合、こ
れら重ね合わせマークやギャップ部分などの観察対象
を、改めて対物レンズの光軸上まで移動する必要があ
り、このため、X−Yステージなどを用いて被検体を移
動させなくてはならず、このための作業に多大な時間が
かかってしまうという問題があった。
【0004】そこで、このような問題を解決するものと
して、同時に異なる倍率で被検体の観察を行うことがで
きるCCDカメラなどの撮像装置を備えた顕微鏡の使用
が考えられている。図4は、このような顕微鏡の概略構
成を示すもので、顕微鏡本体1に入射される被検体2か
ら反射される観察光の一部をハーフミラー3を透過さ
せ、変倍光学系4を介して第1のCCDカメラ5で撮像
し、また、残りの観察光をハーフミラー3で反射させ、
ミラー6を介して第2のCCDカメラ7で撮像すること
により、これら第1および第2のCCDカメラ5、7よ
り得られる撮像画像より倍率の異なる被検体像の観察を
可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
顕微鏡を使用した場合、被検体2上の大きな面積を撮像
する低倍の場合と小さな面積を拡大して高倍の場合と
で、それぞれの撮像画像の中心が一致するように調整さ
れているので、高倍側の観察視野は、低倍側の観察視野
の中心部分を部分的に拡大したに過ぎない。
【0006】このため、低倍による観察視野の中心に対
して高倍による観察対象が近接している場合は何ら問題
にならないが、上述した半導体チップの重ね合わせマー
クや磁気ヘッドのギャップ部分のように高倍による観察
対象が観察視野の中心から比較的離れているような場合
は、高倍側の観察視野から観察対象が外れてしまうた
め、この場合は、改めて、X−Yステージなどを用いて
被検体2を移動させる必要が生じるという問題もあっ
た。
【0007】さらに、同時に異なる倍率で被検体の観察
を行うような場合、低倍の観察視野と高倍の観察視野と
で、要求される光量が異なってくるが、上述したような
一般的な光学素子を使用して観察光の光量分割をしたよ
うな場合、分割比が要求に合致せずに、観察像として非
常に見ずらいものになるという問題もあった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、同時に異なる倍率での標本観察を簡単に行うことが
できる顕微鏡を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
標本の観察光を複数の光路に分割する光路分割手段と、
前記光路分割手段により分割された光路に配置され、前
記標本の観察部位全体を撮像する低倍側撮像手段と、前
記光路分割手段により分割された他の光路に配置された
高倍側撮像手段と、前記高倍側撮像手段を、該高倍側撮
像手段の撮像面と平行な方向に移動可能に支持するとと
もに、前記高倍側撮像手段による前記標本の観察部位の
うちの特定部位の撮像を可能にするステージ手段と、を
具備し、前記低倍側撮像手段と高倍側撮像手段のそれぞ
れの撮像画像により、前記標本上の低倍観察像と高倍観
察像を同時に観察可能にしたことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記高倍側撮像手段の撮像面の単位面積当
たりの画素数が前記低倍側撮像手段の撮像面の単位面積
当たりの画素数より大きいことを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記光路分割手段は、前記観察光の分割比
が前記低倍観察像および高倍観察像の倍率比の2乗に設
定されることを特徴としている。
【0012】この結果、本発明によれば、低倍側撮像手
段と高倍側撮像手段のそれぞれの撮像画像により、標本
上の観察したい部位全体の低倍観察像と、この観察した
い部位のうちの特定部位を拡大した高倍観察像を同時に
観察することができる。
【0013】また、本発明によれば、低倍側撮像手段お
よび高倍側撮像手段によりそれぞれ撮像された低倍側と
高倍側の画像の明るさを均一にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。
【0015】図1は、本発明が適用される顕微鏡の概略
構成を示している。図において、11は顕微鏡本体で、
この顕微鏡本体11内部には、ハーフミラー12が配置
されている。
【0016】顕微鏡本体11の側面には、投光レンズ1
3を支持するレンズ支持枠14を介して光ファイバ15
の出射端15aを固定するファイバ固定部16が設けら
れるとともに、下方端部には、対物レンズ17が設けら
れ、光ファイバ15の出射端15aから発せられた光を
投光レンズ13を介してハーフミラー12に入射し、ハ
ーフミラー12で反射された光を対物レンズ17を透過
して標本18に照射するようにしている。この場合、標
本18は、図示しないX−Yステージ上に載置されてい
る。
【0017】また、顕微鏡本体11の上方端部には、結
像レンズ19を支持するレンズ支持枠20を介して光分
割鏡筒21が設けられている。この光分割鏡筒21内部
には、光分割手段としてのプリズム22が配置され、こ
のプリズム22により対物レンズ17および結像レンズ
19を介して入射される標本18の観察光を透過方向a
と偏向方向bの2方向に分割するようにしている。
【0018】この場合、プリズム22は、結像レンズ1
9より入射される光に対する光量分割比を透過方向a:
偏向方向b=8:2に設定されている。
【0019】光分割鏡筒21には、プリズム22の偏向
方向bに沿って、低倍側鏡筒23が設けられている。こ
の低倍側鏡筒23の中空部には、レンズ支持枠24が回
転可能に設けられ、このレンズ支持枠24には、中間変
倍光学系として倍率0.5倍の縮小レンズ25が設けら
れている。また、レンズ支持枠24の先端には、低倍側
Cマウント26を介して低倍側撮像手段としてCCDカ
メラ27が設けられている。このCCDカメラ27に
は、例えば、2/3in、640×480の画素数のC
CDが用いられる。そして、このCCDカメラ27の撮
像画像は、図示しないモニタに表示される。また、CC
Dカメラ27は、レンズ支持枠24とともに光軸を中心
に回転可能になっており、観察像に対する撮像面の方向
を調整できるようになっている。
【0020】なお、28は、レンズ支持枠24の回転止
め用の固定ネジ部である。
【0021】光分割鏡筒21には、プリズム22の透過
方向aに沿って高倍側鏡筒29が設けられている。この
高倍側鏡筒29には、焦準用筒体30が設けられてい
る。この焦準用筒体30は、高倍側鏡筒29の中心軸に
沿って直線移動可能になっていて、後述するCCDカメ
ラ37の撮像面に対する焦準調整を行うようになってい
る。なお、31は、焦準用筒体30の直線移動を固定す
るためのネジ部である。
【0022】焦準用筒体30の先端には、ステージ手段
を構成するX−Yステージ固定部32が回転可能に設け
られている。このX−Yステージ固定部32は、筒状を
なすもので、先端開口部に段部32aが形成されてい
る。そして、この段部32a上にX−Yステージ33が
載置されている。この場合、X−Yステージ33は、筒
状をなすとともに、周面部に鍔状の突起33aを有した
もので、この突起33aがX−Yステージ固定部32の
段部32a上に載置され、XY方向の移動を可能にして
いる。
【0023】X−Yステージ固定部32の側面には、ス
テージ押し付けバネ34とステージ操作棒35が設けら
れていて、ツマミ35aの回転操作によりステージ操作
棒35をX−Yステージ33側面に押圧させることで、
ステージ押し付けバネ34の押し付け力に抗してX−Y
ステージ33を移動可能にしている。
【0024】この場合、図示では、ステージ押し付けバ
ネ34とステージ操作棒35は、1組のみ示している
が、実際は、互いに直交する方向に2組設けられ、それ
ぞれのステージ操作棒35のツマミ35aを回転操作し
てステージ操作棒35によるX−Yステージ33側面の
押圧力を調整することで、X−Yステージ固定部32の
段部32a上のX−Yステージ33を後述のCCDカメ
ラ37の撮像面と平行のX−Y方向に移動調整できるよ
うになっている。
【0025】X−Yステージ33には、高倍側Cマウン
ト36を介して高倍側撮像手段としてのCCDカメラ3
7が支持されている。このCCDカメラ37には、例え
ば、1/3in、640×480の画素数のCCDが用
いられる。また、CCDカメラ37の撮像画像は、図示
しないモニタに表示される。この場合、モニタは、上述
したCCDカメラ27の撮像画像を表示するモニタと別
のものが用いられる。なお、ここでは、CCDカメラ2
7の撮像画像を表示するモニタとCCDカメラ37の撮
像画像を表示するモニタとが別のものを用いる旨の記載
をしているが、一台のモニタの同一画面上にそれぞれの
撮像画像を表示するようにしてもよい。
【0026】CCDカメラ37は、X−Yステージ固定
部32とともに光軸を中心に回転可能になっており、観
察像に対する撮像面の方向を調整できるようになってい
る。
【0027】なお、38は、X−Yステージ固定部32
の回転止め用の固定ネジ部である。
【0028】このような構成において、いま、光ファイ
バ15の出射端15aから光が発せられると、この光
は、投光レンズ13を介してハーフミラー12に入射
し、このハーフミラー12で反射され、対物レンズ17
を透過して標本18に照射される。また、標本18より
反射された観察光は、対物レンズ17を透過し、ハーフ
ミラー12に入射し、このハーフミラー12を透過し、
さらに倍率1倍の結像レンズ19を透過してプリズム2
2に入射され、ここで、透過方向aと偏向方向bの2方
向に分割される。
【0029】このうちの偏向方向bに分割された光束
は、低倍側鏡筒23の中空部を通り、倍率0.5倍の縮
小レンズ25を透過して低倍側のCCDカメラ27の撮
像面に結像される。
【0030】この状態で、図示しないX−Yステージを
操作して標本18を移動させ、図2に示すように、低倍
観察視野Aの中心A0に標本18の観察したい部位全体
が位置するように調整するとともに、CCDカメラ27
をレンズ支持枠24とともに回転させて撮像面27aの
方向を調整し、標本18の観察したい部位全体が撮像面
27a内に収まるようにする。
【0031】一方、透過方向aに分割された光束は、高
倍側鏡筒29、焦準用筒体30、X−Yステージ固定部
32およびX−Yステージ33の中空部を通って高倍側
のCCDカメラ37の撮像面に結像される。
【0032】ここで、図2に示す標本18の観察したい
部位全体のうち、特定部位を注目部位18aとして拡大
して観察したい場合は、X−Yステージ固定部32の側
面のツマミ35aを回転操作し、ステージ操作棒35に
よるX−Yステージ33側面の押圧力を調整すること
で、X−Y方向に移動させ、図3に示すように高倍観察
視野Bの中心B0に標本18上の注目部位18aが位置
するように調整するとともに、CCDカメラ37をX−
Yステージ固定部32とともに回転させて撮像面37a
の方向を調整し、注目部位18aが撮像面37a内に収
まるようにする。
【0033】この場合、CCDカメラ37の撮像面に対
する焦準調整は、焦準用筒体30を高倍側鏡筒29の中
心軸に沿って直線移動させることにより行われている。
【0034】従って、このようにすれば高倍側のCCD
カメラ37を撮像面と平行に移動可能にしたステージ機
構に取付け、高倍側の観察範囲を低倍側の観察範囲の中
の任意の位置に設定できるようにしたので、CCDカメ
ラ27と37のそれぞれの撮像画像により、標本18上
の観察したい部位全体の低倍観察像と、この観察したい
部位のうちの注目部位18aを拡大した高倍観察像の同
時観察を簡単に行うことができる。これにより、上述し
た、例えば、半導体チップの外観検査において、チップ
全体の観察を行うとともに、チップ外周部に位置される
重ね合わせマークの観察を行うような場合、最初に、低
倍側のCCDカメラ27によりチップ全体を撮像し、高
倍側のCCDカメラ37により重ね合わせマークのみを
撮像するように設定しておけば、次から順次供給される
半導体チップに対して低倍側のCCDカメラ27により
チップ全体の撮像操作をするだけで、高倍側のCCDカ
メラ37により重ね合わせマークも同時に撮像すること
ができ、この結果、半導体チップなどの被検体の外観検
査において、より少ない操作のみで検査を行うことがで
きるようになるので、作業の手間と時間を大幅に短縮す
ることができ、ひいては被検体の損傷を予防し、生産効
率を飛躍的に向上させることができる。
【0035】また、標本18からの観察光を、結像レン
ズ19を通してプリズム22に入射し、ここで透過方向
aと偏向方向bの2方向に分割し、偏向方向bに分割さ
れた光は、倍率0.5倍の縮小レンズ25を通して低倍
の観察倍率に変換するようにしているが、この時、これ
ら透過方向aと偏向方向bのそれぞれの光路において必
要な光量の比は、観察倍率の比の2乗となるので、プリ
ズム22として、光量分割比が観察倍率の2乗に相当す
るものを選べば、つまり、上述したように観察倍率比
1:2の場合は、求められる観察光の分割比を1:4と
して透過方向a:偏向方向b=8:2に設定することに
より、CCDカメラ27およびCCDカメラ37よりそ
れぞれ撮像される低倍側と高倍側の画像の明るさを均一
にすることができ、これにより見かけ上の解像度を上げ
ることができ、対物レンズの切換えなしで高倍観察を行
うことができるとともに、外観検査における観察精度を
高めることができる。
【0036】なお、上述した実施の形態では、低倍側の
CCDカメラ27と高倍側のCCDカメラ37にそれぞ
れ用いられるCCDの撮像面の単位面積当たりの画素数
が同じ場合を述べたが、低倍側のCCDカメラ27に比
べて高倍側のCCDカメラ37に用いられるCCDの撮
像面の単位面積当たりの画素数の大きなものを採用する
ようにしてもよい。こうすると、高倍側のCCDカメラ
37で撮像された画像の解像度を高めることができるの
で、偏向方向bの光路に配置される中間変倍光学系の縮
小レンズ25を省略しても、上述したと同様、CCDカ
メラ27と37のそれぞれの撮像画像により、標本18
上の観察したい部位全体の低倍観察像と注目部位18a
を拡大した高倍観察像を同時に得ることができる。
【0037】また、上述した実施の形態では、低倍側の
CCDカメラ27に用いられるCCDの撮像面の大きさ
は、高倍側のCCDカメラ37に用いられるCCDの撮
像面より大きな場合を述べたが、これらCCDカメラ2
7、37のCCDの撮像面の大きさは同じであってもよ
い。
【0038】さらに、厳密には、各CCDカメラ27、
37に対して観察倍率に応じた分割光量比が設定される
ことが必要であるが、これらCCDカメラ27、37
は、一般に広範囲のゲイン調整機能を有することから、
多少の光量差ならば、それぞれのゲイン調整機能により
対応することができるので、プリズム22による光量分
割比の設定は、それほど厳密でなくともよい。
【0039】さらにまた、上述した実施の形態では、X
−Yステージ固定部32の側面のツマミ35aを手動に
より回転操作し、ステージ操作棒35を介してX−Yス
テージ33をX−Y方向に移動させるようにしたが、X
−Yステージ33のX−Y方向の移動を自動的に行うよ
うにしてもよい。
【0040】さらにまた、上述した実施の形態では、X
−Yステージ固定部32の側面に互いに直交する方向に
2組のステージ押し付けバネ34とステージ操作棒35
を設けるようにしたが、焦準用筒体30を高倍側鏡筒2
9の中心軸に沿って直線移動可能にすると同時に、高倍
側鏡筒29に対して回転可能に支持させるようにすれ
ば、X−Yステージ固定部32の側面に1組のステージ
押し付けバネ34とステージ操作棒35を設けるだけ
で、焦準用筒体30の回転量とステージ操作棒35によ
るX−Yステージ33側面の押圧力によりX−Yステー
ジ33のX−Y方向の移動を行うことができる。
【0041】その他、本発明は、上記実施の形態に限定
されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しな
い範囲で種々変形することが可能である。
【0042】さらに、上記実施の形態には、種々の段階
の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件
における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から
幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄
で述べられている効果が得られる場合には、この構成要
件が削除された構成が発明として抽出できる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、同時
に異なる倍率での標本観察を簡単に行うことができる顕
微鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略構成を示す図。
【図2】一実施の形態の低倍側観察像を説明するための
図。
【図3】一実施の形態の高倍側観察像を説明するための
図。
【図4】従来の変倍観察を可能にした顕微鏡の一例の概
略構成を示す図。
【符号の説明】
11…顕微鏡本体 12…ハーフミラー 13…投光レンズ 14…レンズ支持枠 15…光ファイバ 15a…出射端 16…ファイバ固定部 17…対物レンズ 18…標本 18a…注目部位 19…結像レンズ 20…レンズ支持枠 21…光分割鏡筒 22…プリズム 23…低倍側鏡筒 24…レンズ支持枠 25…縮小レンズ 26…Cマウント 27…CCDカメラ 27a…撮像面 29…高倍側鏡筒 30…焦準用筒体 28、31、38…ネジ部 32…X−Yステージ固定部 32a…段部 33…X−Yステージ 33a…突起 34…バネ 35…ステージ操作棒 35a…ツマミ 36…Cマウント 37…CCDカメラ 37a…撮像面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H052 AD18 AF14 AF21 5C022 AA03 AB61 AC27 AC54 AC77 CA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標本の観察光を複数の光路に分割する光
    路分割手段と、 前記光路分割手段により分割された光路に配置され、前
    記標本の観察部位全体を撮像する低倍側撮像手段と、 前記光路分割手段により分割された他の光路に配置され
    た高倍側撮像手段と、 前記高倍側撮像手段を、該高倍側撮像手段の撮像面と平
    行な方向に移動可能に支持するとともに、前記高倍側撮
    像手段による前記標本の観察部位のうちの特定部位の撮
    像を可能にするステージ手段と、を具備し、 前記低倍側撮像手段と高倍側撮像手段のそれぞれの撮像
    画像により、前記標本上の低倍観察像と高倍観察像を同
    時に観察可能にしたことを特徴とする顕微鏡。
  2. 【請求項2】 前記高倍側撮像手段の撮像面の単位面積
    当たりの画素数が前記低倍側撮像手段の撮像面の単位面
    積当たりの画素数より大きいことを特徴とする請求項1
    記載の顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記光路分割手段は、前記観察光の分割
    比が前記低倍観察像および高倍観察像の倍率比の2乗に
    設定されることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡。
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