JP2003130678A - 情報配信方法 - Google Patents

情報配信方法

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JP2003130678A
JP2003130678A JP2001329217A JP2001329217A JP2003130678A JP 2003130678 A JP2003130678 A JP 2003130678A JP 2001329217 A JP2001329217 A JP 2001329217A JP 2001329217 A JP2001329217 A JP 2001329217A JP 2003130678 A JP2003130678 A JP 2003130678A
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啓介 大西
新 ▲菊▼池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報端末を用いて簡単に所望POIへの最適
経路を探索可能とした情報配信方法を提供する。 【解決手段】 情報配信コンピュータシステム60A
i は、携帯電話10Aから或るPOI の案内情報が要求され
ると、所望POI の案内情報に、コンピュータシステム80
に対する所在地図要求用のリンクを含めて返信し、携帯
電話10Aで当該リンクが選択され、所在地図が要求され
ると、コンピュータシステム80はPOI の所在地図データ
と、経路探索条件自動設定用プログラム及びPOI の位置
情報を付随したコンピュータシステム80に対する経路探
索要求用のリンクを返信する。携帯電話10AでPOI の所
在地図と一緒に表示されたリンクを選択すると、GPS 受
信部13で検出された現在位置を出発地、POI の位置情報
を目的地、計時部18で計時された日時を出発予定日時と
した経路探索条件を自動設定し、コンピュータシステム
80に対し経路探索条件を付随した最適経路探索要求をす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報配信方法に係
り、とくに通信機能を有する情報端末のユーザが、情報
配信事業者から案内情報を入手した所望の興味対象場所
へ行くための最適な経路を速やかに探索できるようにし
た情報配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報端末の1つである携帯電話のデータ
通信機能を利用して、レジャー施設、飲食店、イベント
会場等の種々の興味対象場所(POI:Point Of Inter
est ))の案内情報を簡単に入手できるようになってい
る。図27に示す如く、携帯電話10は移動網20を介
して携帯電話事業者のデータ通信サービスセンタ30と
接続されており、該データ通信サービスセンタ30には
専用線401 、402 またはインターネット50を介し
て種々の情報配信事業者(コンテンツプロバイダ、アプ
リケーションサービスプロバイダなど)の情報配信コン
ピュータシステム601 、602 、603 、604 、・
・、60i 、・・、70と接続されている。各情報配信
コンピュータシステム60i は各々、ハードディスク等
で構成された蓄積手段61i に、グループ別に分けられ
た多数のPOIの案内情報とグループ毎のPOIリスト
情報を蓄積している。或るグループのPOIリスト情報
と、個々のPOIの案内情報は外部から所定のアドレス
にアクセスして入手可能となっている。
【0003】携帯電話10でPOIメインメニューの要
求操作をすると、データ通信サービスセンタ30からP
OIメインメニューの画面情報が返信されて画面11に
表示される(図28(1)参照。反転表示はカーソル位
置を示す)。ユーザが例えば、「食事」を選択すると、
データ通信サービスセンタ30から「食事」に関するP
OIサブメニューの画面情報が返信されて画面11に表
示される(図28(2)参照)。「食事」に関する個々
のPOIサブメニューである「レストラン」、「す
し」、「カレー」、「ラーメン」、「焼肉」、「ハンバ
ーグ」、・・の項目名はPOIである飲食店のリスト情
報の要求受け付け用アドレスをリンク情報とする文字リ
ンクとなっている。「ハンバーグ」のPOIサブメニュ
ーを選択し、「ハンバーグ」に登録された店舗リスト情
報を要求すると、「ハンバーグ」のリンク情報がデータ
通信サービスセンタ30に送信され、該データ通信サー
ビスセンタ30はリンク情報のアドレスにアクセスし、
対応する情報配信コンピュータシステム、たとえば60
3 に対し「ハンバーグ」の飲食店リストを要求し、情報
配信コンピュータシステム603 から返信されると、中
継して携帯電話10に送信し、画面表示させる(図28
(3)参照)。各飲食店名「カブース」、「美味処」、
・・は案内情報要求受け付け用アドレスをリンク情報と
するリンクとなっている。
【0004】所望の店舗名、例えば「カブース」を選択
し、「カブース」の案内情報を要求すると、「カブー
ス」のリンク情報がデータ通信サービスセンタ30に送
信され、該データ通信サービスセンタ30はリンク情報
のアドレスにアクセスし、情報配信コンピュータシステ
ム603 に対し「カブース」の案内情報を要求し、情報
配信コンピュータシステム603 から返信されると、中
継して携帯電話10に送信し、画面表示させる(図28
(4)参照)。これにより、所望の飲食店の住所、営業
時間、電話番号等が判る。
【0005】ところで、所望の飲食店の所在地が良く知
らない土地の場合、地図で場所を確認する必要が有る。
携帯電話のデータ通信サービスにはPOIを地図上に表
示できるものもある。具体的には、情報配信コンピュー
タシステム70が地図情報の配信サービスをする場合、
所定の縮尺でエリア別の地図表示用の地図データを蓄積
手段71に蓄積しておく。情報配信コンピュータシステ
ム70には地図要求受け付け用アドレスが割り当てられ
ている。一方、各情報配信コンピュータシステム6
1 、602 、603 、・・、60i 、・・では、各P
OIの案内情報にPOIの位置情報(経度、緯度)を対
応付けておき、POIの案内情報を配信する際、POI
の位置情報をパラメータに含む所在地図要求受け付け用
アドレスをリンク情報としたリンクも一緒に送信し、画
面表示させる(図28(4)の符号A参照)。携帯電話
10でPOIの案内情報と一緒に表示される地図用のリ
ンクを選択し、所在地図を要求すると、リンク情報がデ
ータ通信サービスセンタ30に送信され、該データ通信
サービスセンタ30はリンク情報の示すアドレスにアク
セスし、情報配信コンピュータシステム70に対し所在
地図データを要求し、この際、POIの位置情報を引き
渡す。情報配信コンピュータシステム70はPOIの位
置情報を中心とする地図表示用の地図データをPOI位
置マーク付で返信し、データ通信サービスセンタ30は
中継して携帯電話10に送信し、画面表示させる(図2
9参照)。これにより、所望のPOIの場所を地図上で
確認できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】けれども、上記した従
来の情報配信サービスシステムでは、所望のPOIの場
所を地図上で確認することはできるが、現在位置から車
や徒歩と交通機関の組み合わせでどのような経路で行け
ば短い時間で到達できるかは知ることができなかった。
本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、情報端末を用
いて簡単に所望POIへの最適経路を探索可能とした情
報配信方法を提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
情報配信方法は、興味対象場所の案内情報の配信を行う
第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムと、地
図情報及び最適経路情報の配信を行う第2の情報配信事
業者用のコンピュータシステムと、第1、第2の情報配
信事業者用のコンピュータシステムとネットワークを介
してデータ通信可能な携帯用または据え置き用の情報端
末とを用いた情報配信システムにおいて、情報端末は現
在位置を検出する現在位置検出手段を有し、第1の情報
配信事業者用のコンピュータシステムは、多数の興味対
象場所の案内情報を位置情報とともに蓄積手段に蓄積し
ており、外部の情報端末から所望の興味対象場所の案内
情報の要求が有ると、蓄積手段から所望の興味対象場所
の案内情報と位置情報を読み出し、要求元の情報端末に
返信し、情報端末は第1の情報配信事業者用のコンピュ
ータシステムから所望の興味対象場所の案内情報と位置
情報が返信されると、前者の案内情報を表示し、当該所
望興味対象場所の所在地図の取得が指示されると、当該
所望興味対象場所の位置情報を着目位置情報として第2
の情報配信事業者用のコンピュータシステムに対し所在
地図情報を要求し、第2の情報配信事業者用のコンピュ
ータシステムは、地図表示用の地図データと、経路探索
用の道路データを蓄積手段に蓄積しており、外部の情報
端末から着目位置情報付で所在地図情報の要求が有る
と、着目位置周辺の地図データを蓄積手段から読み出
し、着目位置マーク付で要求元に返信し、この際、着目
位置情報も合わせて返信するようにし、情報端末は第2
の情報配信事業者用のコンピュータシステムから着目位
置マーク付の着目位置周辺の地図データと着目位置情報
が返信されると前者の地図データに基づき着目位置周辺
の着目位置マーク付の地図を表示し、経路探索が指示さ
れると着目位置を目的地、現在位置検出手段で検出され
ている現在位置を出発地とした経路探索条件を自動設定
し、第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムに
対し経路探索条件の情報を付随した経路探索要求をし、
第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、外
部の情報端末から経路探索要求が有ると、経路探索用の
道路データを参照して経路探索条件の示す出発地から目
的地までを結ぶ最適な経路を探索し、該探索した最適経
路の情報を要求元の情報端末に返信するようにしたこ
と、を特徴としている。
【0008】本発明の請求項2記載の情報配信方法は、
興味対象場所の案内情報の配信を行う第1の情報配信事
業者用のコンピュータシステムと、地図情報及び最適経
路情報の配信を行う第2の情報配信事業者用のコンピュ
ータシステムと、第1、第2の情報配信事業者用のコン
ピュータシステムとネットワークを介してデータ通信可
能な携帯用または据え置き用の情報端末とを用いた情報
配信システムにおいて、情報端末は現在位置を検出する
現在位置検出手段を有し、第1の情報配信事業者用のコ
ンピュータシステムは、多数の興味対象場所の案内情報
を蓄積手段に蓄積し、外部の情報端末から所望の興味対
象場所の案内情報の要求が有ると、蓄積手段から所望の
興味対象場所の案内情報を読み出し、要求元の情報端末
に返信するようにし、第2の情報配信事業者用のコンピ
ュータシステムは、地図表示用の地図データと、経路探
索用の道路データを蓄積手段に蓄積しており、外部の情
報端末から着目位置情報付で所在地図情報の要求が有る
と、着目位置周辺の地図データを蓄積手段から読み出
し、着目位置マーク付で要求元に返信し、この際、第2
の情報配信事業者用のコンピュータシステムが経路探索
要求を受け付けるアドレスをリンク情報とするリンク
と、着目位置情報とを付随させるようにし、また、外部
の情報端末から経路探索条件の情報を付随した経路探索
要求が有ると、道路データを参照して経路探索条件の示
す出発地から目的地までを結ぶ最適な経路を探索し、該
探索した最適経路の情報を要求元の情報端末に返信する
ようにし、更に、第1の情報配信事業者用のコンピュー
タシステムは、興味対象場所の案内情報を送信する際、
第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムが所在
地図情報の要求を受け付けるアドレスに興味対象場所の
位置情報を着目位置情報として付属させた情報をリンク
情報とするリンクを付属させ、情報端末は第1の情報配
信事業者用のコンピュータシステムから所望の興味対象
場所の案内情報とリンクが返信されると、案内情報とリ
ンクを表示し、該リンクが選択されると、対応するリン
ク情報に基づき第2の情報配信事業者用のコンピュータ
システムに対し着目位置情報付で所在地図情報の要求を
し、第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムか
ら着目位置マーク付の着目位置周辺の地図データとリン
クと着目位置情報が返信されると、着目位置周辺の着目
位置マーク付の地図とリンクを表示し、該リンクが選択
されると、着目位置を目的地、現在位置検出手段で検出
されている現在位置を出発地とした経路探索条件を自動
設定し、第2の情報配信事業者用のコンピュータシステ
ムに対し経路探索条件の情報を付随した経路探索要求を
するようにしたこと、を特徴としている。
【0009】本発明の請求項3記載の情報配信方法は、
興味対象場所の案内情報の配信を行う第1の情報配信事
業者用のコンピュータシステムと、地図情報及び最適経
路情報の配信を行う第2の情報配信事業者用のコンピュ
ータシステムと、第1、第2の情報配信事業者用のコン
ピュータシステムとネットワークを介してデータ通信可
能な携帯用または据え置き用の情報端末とを用いた情報
配信システムにおいて、情報端末は現在位置を検出する
現在位置検出手段と、日時を計時する計時手段を有し、
第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
数の興味対象場所の案内情報を位置情報とともに蓄積手
段に蓄積しており、外部の情報端末から所望の興味対象
場所の案内情報の要求が有ると、蓄積手段から所望の興
味対象場所の案内情報と位置情報を読み出し、要求元の
情報端末に返信するようにし、情報端末は第1の情報配
信事業者用のコンピュータシステムから所望の興味対象
場所の案内情報と位置情報が返信されると、前者の案内
情報を表示し、当該所望興味対象場所の所在地図の取得
が指示されると、当該所望興味対象場所の位置情報を着
目位置情報として第2の情報配信事業者用のコンピュー
タシステムに対し所在地図情報を要求し、第2の情報配
信事業者用のコンピュータシステムは、地図表示用の地
図データと、経路探索用の道路データ及び公共機関の時
刻表データを蓄積手段に蓄積しており、外部の情報端末
から着目位置情報付で所在地図情報の要求が有ると、着
目位置周辺の地図データを蓄積手段から読み出し、着目
位置マーク付で要求元に返信し、この際、着目位置情報
も合わせて返信するようにし、情報端末は第2の情報配
信事業者用のコンピュータシステムから着目位置周辺の
着目位置マーク付の地図データと着目位置情報が返信さ
れると前者の地図データに基づき着目位置周辺の着目位
置マーク付の地図を表示し、経路探索が指示されると着
目位置を目的地、現在位置検出手段で検出されている現
在位置を出発地、計時手段で計時された現在日時を出発
地出発予定日時とした経路探索条件を自動設定し、第2
の情報配信事業者用のコンピュータシステムに対し経路
探索条件の情報を付随した経路探索要求をし、第2の情
報配信事業者用のコンピュータシステムは、外部の情報
端末から経路探索要求が有ると、経路探索用の道路デー
タ及び交通機関の時刻表データを参照して経路探索条件
に従い出発地から目的地までを徒歩と交通機関で結ぶ最
適な経路を探索し、該探索した最適経路の情報を要求元
の情報端末に返信するようにしたこと、を特徴としてい
る。
【0010】本発明の請求項4記載の情報配信方法は、
興味対象場所の案内情報の配信を行う第1の情報配信事
業者用のコンピュータシステムと、地図情報及び最適経
路情報の配信を行う第2の情報配信事業者用のコンピュ
ータシステムと、第1、第2の情報配信事業者用のコン
ピュータシステムとネットワークを介してデータ通信可
能な携帯用または据え置き用の情報端末とを用いた情報
配信システムにおいて、情報端末は現在位置を検出する
現在位置検出手段と、日時を計時する計時手段を有し、
第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
数の興味対象場所の案内情報を蓄積手段に蓄積し、外部
の情報端末から所望の興味対象場所の案内情報の要求が
有ると、蓄積手段から所望の興味対象場所の案内情報を
読み出し、要求元の情報端末に返信するようにし、第2
の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、地図表
示用の地図データと、経路探索用の道路データ及び交通
機関の時刻表データを蓄積手段に蓄積しており、外部の
情報端末から着目位置情報付で所在地図情報の要求が有
ると、着目位置周辺の地図データを蓄積手段から読み出
し、着目位置マーク付で要求元に返信し、この際、第2
の情報配信事業者用のコンピュータシステムが経路探索
要求を受け付けるアドレスをリンク情報とするリンク
と、着目位置情報を付随させるようにし、外部の情報端
末から経路探索条件の情報を付随した経路探索要求が有
ると、道路データ及び交通機関の時刻表データを参照し
て経路探索条件に従い出発地から目的地までを徒歩と交
通機関で結ぶ最適な経路を探索し、該探索した最適経路
の情報を要求元の情報端末に返信するようにし、更に、
第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、興
味対象場所の案内情報を送信する際、第2の情報配信事
業者用のコンピュータシステムが所在地図情報の要求を
受け付けるアドレスに興味対象場所の位置情報を着目位
置情報として付属させた情報をリンク情報とするリンク
を付属させ、情報端末は第1の情報配信事業者用のコン
ピュータシステムから所望の興味対象場所の案内情報と
リンクが返信されると、案内情報とリンクを表示し、該
リンクが選択されると、対応するリンク情報に基づき第
2の情報配信事業者用のコンピュータシステムに対し着
目位置情報付で所在地図情報の要求をし、第2の情報配
信事業者用のコンピュータシステムから着目位置マーク
付の着目位置周辺の地図データとリンクと着目位置情報
が返信されると、着目位置マーク付の着目位置周辺の地
図とリンクを表示し、該リンクが選択されると、着目位
置を目的地、現在位置検出手段で検出されている現在位
置を出発地、計時手段で計時された現在日時を出発地出
発予定日時とした経路探索条件を自動設定し、第2の情
報配信事業者用のコンピュータシステムに対し経路探索
条件の情報を付随した経路探索要求をするようにしたこ
と、を特徴としている。
【0011】本発明の請求項5記載の情報配信方法は、
興味対象場所の案内情報の配信を行う第1の情報配信事
業者用のコンピュータシステムと、地図情報及び最適経
路情報の配信を行う第2の情報配信事業者用のコンピュ
ータシステムと、第1、第2の情報配信事業者用のコン
ピュータシステムとネットワークを介してデータ通信可
能な携帯用または据え置き用の情報端末とを用いた情報
配信システムにおいて、情報端末は現在位置を検出する
現在位置検出手段を有し、第2の情報配信事業者用のコ
ンピュータシステムは日時を計時する計時手段を有し、
第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
数の興味対象場所の案内情報を位置情報とともに蓄積手
段に蓄積しており、外部の情報端末から所望の興味対象
場所の案内情報の要求が有ると、蓄積手段から所望の興
味対象場所の案内情報と位置情報を読み出し、要求元の
情報端末に返信するようにし、情報端末は第1の情報配
信事業者用のコンピュータシステムから所望の興味対象
場所の案内情報と位置情報が返信されると、前者の案内
情報を表示し、当該所望興味対象場所の所在地図の取得
が指示されると、当該所望興味対象場所の位置情報を着
目位置情報として第2の情報配信事業者用のコンピュー
タシステムに対し所在地図情報を要求し、第2の情報配
信事業者用のコンピュータシステムは、地図表示用の地
図データと、経路探索用の道路データ及び公共機関の時
刻表データを蓄積手段に蓄積しており、外部の情報端末
から着目位置情報付で所在地図情報の要求が有ると、着
目位置周辺の地図データを蓄積手段から読み出し、着目
位置マーク付で要求元に返信し、この際、着目位置情報
も合わせて返信するようにし、情報端末は第2の情報配
信事業者用のコンピュータシステムから着目位置周辺の
着目位置マーク付の地図データと着目位置情報が返信さ
れると前者の地図データに基づき着目位置周辺の着目位
置マーク付の地図を表示し、経路探索が指示されると着
目位置を目的地、現在位置検出手段で検出されている現
在位置を出発地とした経路探索条件を自動設定し、第2
の情報配信事業者用のコンピュータシステムに対し経路
探索条件の情報を付随した経路探索要求をし、第2の情
報配信事業者用のコンピュータシステムは、外部の情報
端末から経路探索要求が有ると、経路探索用の道路デー
タ及び交通機関の時刻表データを参照して経路探索条件
の示す出発地から目的地までを、現在日時を出発地出発
予定日時として徒歩と交通機関で結ぶ最適な経路を探索
し、該探索した最適経路の情報を要求元の情報端末に返
信するようにしたこと、を特徴としている。
【0012】本発明の請求項6記載の情報配信方法は、
興味対象場所の案内情報の配信を行う第1の情報配信事
業者用のコンピュータシステムと、地図情報及び最適経
路情報の配信を行う第2の情報配信事業者用のコンピュ
ータシステムと、第1、第2の情報配信事業者用のコン
ピュータシステムとネットワークを介してデータ通信可
能な携帯用または据え置き用の情報端末とを用いた情報
配信システムにおいて、情報端末は現在位置を検出する
現在位置検出手段を有し、第2の情報配信事業者用のコ
ンピュータシステムは日時を計時する計時手段を有し、
第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
数の興味対象場所の案内情報を蓄積手段に蓄積し、外部
の情報端末から所望の興味対象場所の案内情報の要求が
有ると、蓄積手段から所望の興味対象場所の案内情報を
読み出し、要求元の情報端末に返信するようにし、第2
の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、地図表
示用の地図データと、経路探索用の道路データ及び交通
機関の時刻表データを蓄積手段に蓄積しており、外部の
情報端末から着目位置情報付で所在地図情報の要求が有
ると、着目位置周辺の地図データを蓄積手段から読み出
し、着目位置マーク付で要求元に返信し、この際、第2
の情報配信事業者用のコンピュータシステムが経路探索
要求を受け付けるアドレスをリンク情報とするリンク
と、着目位置情報を付随させるようにし、外部の情報端
末から経路探索条件の情報を付随した経路探索要求が有
ると、道路データ及び交通機関の時刻表データを参照し
て、経路探索条件の示す出発地から目的地までを、現在
日時を出発地出発予定日時として徒歩と交通機関で結ぶ
最適な経路を探索し、該探索した最適経路の情報を要求
元の情報端末に返信するようにし、更に、第1の情報配
信事業者用のコンピュータシステムは、興味対象場所の
案内情報を送信する際、第2の情報配信事業者用のコン
ピュータシステムが所在地図情報の要求を受け付けるア
ドレスに興味対象場所の位置情報を着目位置情報として
付属させた情報をリンク情報とするリンクを付属させ、
情報端末は第1の情報配信事業者用のコンピュータシス
テムから所望の興味対象場所の案内情報とリンクが返信
されると、案内情報とリンクを表示し、該リンクが選択
されると、対応するリンク情報に基づき第2の情報配信
事業者用のコンピュータシステムに対し着目位置情報付
で所在地図情報の要求をし、第2の情報配信事業者用の
コンピュータシステムから着目位置マーク付の着目位置
周辺の地図データとリンクと着目位置情報が返信される
と、着目位置マーク付の着目位置周辺の地図とリンクを
表示し、該リンクが選択されると、着目位置を目的地、
現在位置検出手段で検出されている現在位置を出発地と
した経路探索条件を自動設定し、第2の情報配信事業者
用のコンピュータシステムに対し経路探索条件の情報を
付随した経路探索要求をするようにしたこと、を特徴と
している。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一つの実施の形態
を図1を参照して説明する。図1は本発明に係るデータ
通信ネットワークを利用した情報配信システムの構成図
である。10Aは情報端末の一例としてのデータ通信機
能付の携帯電話、20は携帯電話10Aと無線接続する
移動網、30は移動網と接続された携帯電話事業者の運
用するデータ通信サービスセンタであり、該データ通信
サービスセンタ30には専用線401 、402 またはイ
ンターネット50を介して種々の情報配信事業者(コン
テンツプロバイダ、アプリケーションサービスプロバイ
ダなど)の運用する情報配信コンピュータシステム60
1 、60A2 、60A3 、60A4 、・・、60
i 、・・及び80と接続されている。ここでは、情報
配信コンピュータシステム60Ai はPOIの案内情報
を配信するコンテンツプロバイダが運用しており、情報
配信コンピュータシステム80は地図情報、経路案内情
報の配信をするアプリケーションサービスプロバイダが
運用しているものとする。
【0014】各情報配信コンピュータシステム60Ai
は図2に示す如く、各々、1または複数のグループに分
けられた多数のPOIの案内情報、POIの位置情報と
しての位置座標(経度、緯度)と名称、グループ毎のP
OIリスト情報をグループ別に蓄積した蓄積手段61A
i を有している。各POIの案内情報(POIの名称、
住所、営業時間、電話番号など)には、着目位置情報と
してのPOIの位置座標(経緯度)と名称をパラメータ
に含むPOI所在地図要求用のURL(80) a をリン
ク情報とする「MAP」の文字リンクと(図16(2)
の符号LA参照)、経路探索要求用のURL(80)e
をリンク情報とする「トータルナビ(目的地)」の文字
リンク(経路探索要求用コマンドボタンとしての機能を
有する。図16(2)の符号LB参照)が付属してい
る。「トータルナビ(目的地)」の文字リンクには、着
目位置情報としてのPOIの位置座標(経緯度)と経路
探索条件自動設定プログラムの情報が付属している。
【0015】情報配信コンピュータシステム60Ai
おける或るグループのPOIリスト情報と、当該或るグ
ループ内の個々のPOIの案内情報は、外部から所定の
アドレス(ここでは全てURLアドレスとする)にアク
セスして入手可能となっており、例えば、情報配信コン
ピュータシステム60Ai の第jグループのPOIリス
ト情報の要求受け付け用アドレス(URL)=URL
(60Ai j0、第jグループのk番目のPOIの案内
情報の要求受け付け用アドレス(URL)=URL(6
0Ai jkであるとする。情報配信コンピュータシステ
ム60Ai は、POIの案内情報を配信する際、着目位
置情報としてのPOIの位置情報としての位置座標(経
緯度)と名称をパラメータに含む所在地図要求受け付け
用アドレスをリンク情報としたリンクと、経路探索要求
受け付け用アドレスをリンク情報としたリンク(このリ
ンクには着目位置情報としてのPOIの位置座標(経緯
度)と経路探索条件の自動設定プログラムの情報が付属
している)も一緒に送信し、POIの案内情報とリンク
を一緒に画面表示させる。
【0016】情報配信コンピュータシステム80は図3
に示す如く、所定の縮尺で、所定の経度幅、緯度幅に分
割されたエリア別の単位地図(図4の符号Mij参照)毎
の地図表示用の地図データ(ベクトルデータ)、最適経
路探索用の道路データ及び交通機関の時刻表データを蓄
積した蓄積手段81を有している。蓄積手段81には経
路探索した結果の内、徒歩用経路の経路データを個別に
一時記憶するユーザデータ記憶領域も設けられている。
地図表示用の地図データは、所定の経度幅、緯度幅の単
位地図に分割されており、図5に示す如く、各単位地図
ijは対角頂点の位置座標B1 (経度、緯度)、B
2 (経度、緯度)の組で識別される。
【0017】この情報配信コンピュータシステム80に
は所在地図要求受け付け用のURLアドレス=URL
(80)a 、経路探索要求受け付け用のURLアドレス
=URL(80)e 、経路案内地図要求受け付け用のU
RLアドレス=URL(80) f 、不足分の経路案内地
図データ要求受け付け用のURLアドレス=URL(8
0)g が対応付けられている。外部から所在地図要求受
け付け用のURL(80)a に対しPOIの位置情報及
び名称のパラメータ付でアクセスがあると、情報配信コ
ンピュータシステム80は、蓄積手段81から所定の縮
尺でPOIの周辺の一定範囲の地図表示用の地図データ
を読み出し、地図データにPOI位置マークのデータ
(位置座標とマークの種別)と、POIの名称文字のデ
ータ(位置座標と文字)を付加し、表示中心とすべき着
目位置座標(=POIの位置座標)を含むヘッダ付で所
在地図情報を要求元に返信する。情報配信コンピュータ
システム80は、地図情報を配信する際、経路探索要求
受け付け用アドレスURL(80)e をリンク情報とし
たリンク(このリンクには着目位置情報としてのPOI
の位置座標(経緯度)と経路探索条件の自動設定プログ
ラムの情報が付属している)も一緒に送信し、画面表示
させる。
【0018】また情報配信コンピュータシステム80
は、経路探索要求受け付け用のURL(80)e に経路
探索条件の情報(出発地の位置情報、目的地の位置情
報、出発予定日時)を付随してアクセスがあると、経路
探索条件に従い道路データと交通機関の時刻表データを
参照して、出発地から目的地までを徒歩と交通機関で結
ぶ最適な経路の候補をM個(Mは1以上の整数)探索す
る。そして、各最適経路候補について、出発地から目的
地まで交通手段別に、交通手段の名称、スタート位置と
到着位置の名称、スタート時刻と到着時刻から成る最適
経路概要文字情報を生成し、経路探索の要求元に返信す
る。この際、最適経路の各候補の内、交通手段が徒歩の
部分の経路データは個別に、到着日時(徒歩の部分の終
端に到着する日時)を含むインデックスと対応付けて蓄
積手段81に記憶させておき(図3のユーザデータ記憶
領域)、蓄積手段81の内の経路データの記憶場所と、
着目位置座標としての経路データの始端位置座標とをパ
ラメータに含む経路案内地図要求受け付け用のURL
(80)f をリンク情報としたリンクを、最適経路概要
文字情報に付加して経路探索の要求元に返信する。
【0019】また、情報配信コンピュータシステム80
は経路案内地図要求受け付け用のURL(80)f に対
しアクセスが有ると、付随するパラメータが示す記憶場
所の経路データを読み出すとともに、付随するパラメー
タが示す着目位置座標を含む所定の縮尺の1単位分の地
図及び該単位地図を囲む8個の単位地図(例えば、図4
の符号Pに示す如く単位地図M22の中に着目位置座標が
有る場合、M11〜M13、M21〜M23、M31〜M33の単位
地図が該当する)の地図表示用の地図データを読み出
し、経路データを特定の色、線種、太さの道路として扱
って当該読みだした地図データ中に組み込むとともに、
経路データの始端位置に始端位置マーク、終端位置に終
端位置マークを地図データ中に組み込んだのち、フレー
ム分割で表示させる経路誘導開始コマンドボタン(CB
1)と経路誘導終了コマンドボタン(CB2)の情報と
ともに要求元に返信する。
【0020】携帯電話10Aのデータ通信系は図6に示
す如く構成されており、12は通信部であり、データ通
信時、所定のデータ通信用チャネルで移動網20と無線
接続し、後述するコントロール部から入力したデータに
対しディジタル変調、周波数変換、電力増幅し、データ
通信用チャネルで移動網20の側の基地局(図示せず)
宛に無線電波を送信したり、基地局からデータ通信用チ
ャネルで送信された無線電波を受信し、増幅、周波数変
換、ディジタル復調をし、自機宛のデータを抽出してコ
ントロール部へ出力したりする。13はGPS受信部で
あり、GPS衛星航法により、定期的に現在位置を検出
し、現在位置データ(経度、緯度)を出力する。14は
キー操作部であり、メニューキー、文字/数字キー、カ
ーソル移動操作またはスクロール操作等を行うための上
下左右キー、確定キー、クリアキー、登録キー等を有す
る。15は表示部であり、各種メニュー、POIのリス
ト、所望POIの案内情報、所望POIを含む地図画
像、最適経路情報等を表示する。16は記憶部であり、
外部から受信したデータを一時記憶したり、ユーザが保
存を指示したデータを記憶したり記憶をする。17はマ
イコン構成のコントロール部であり、キー操作部14で
の操作に従い、通信部12を制御して移動網20を介し
てデータ通信サービスセンタ30、情報配信コンピュー
タシステム60A1 、60A2 、60A3 、60A4
・・、60Ai 、・・、80とデータ通信サービスに関
する各種データの送受をさせ、受信データを記憶部16
に記憶させたり、受信データに基づき表示部15にメニ
ュー、POIのリスト、所望POIの案内情報、所望P
OIを含む地図画像、最適経路概要文字情報、経路案内
地図画像等を表示させたりする。18は現在の日時の計
時を行う計時部である。
【0021】図7〜図10はデータ通信サービスに関す
る携帯電話10Aのコントロール部17の制御処理を示
すフローチャート、図11はデータ通信サービスセンタ
30の通信サービス処理を示すフローチャート、図12
は情報配信コンピュータシステム60Ai の情報配信処
理を示すフローチャート、図13と図14は情報配信コ
ンピュータシステム80の情報配信処理を示すフローチ
ャート、図15〜図17、図19〜図26は携帯電話1
0Aの表示部15の画面11の表示例の説明図、図18
は情報配信コンピュータシステム80で探索された最適
経路の説明図であり、以下、これらの図を参照して上記
した実施の形態の動作を説明する。なお、最適経路の候
補の探索数Mは2とする。
【0022】(1)所望POIの案内情報の入手 まず携帯電話10Aでメニューキーを押し、メニューの
呼び出し操作をすると、コントロール部17は初期メニ
ューを表示部15に表示させる(図7のステップS1
0、S11。図15(1)参照。文字の反転表示でカー
ソル位置が示される)。数字キーで2を入力するか、ま
たは上下左右キーで「POIメインメニュー」にカーソ
ルを合わせ確定キーを押して選択すると、コントロール
部17は通信部12を制御し、データ通信サービスセン
タ30にPOIメインメニューの要求信号を端末ID情
報とともに送信させる。該POIメインメニュー要求信
号は移動網20を介してデータ通信サービスセンタ30
に入力される。POIメインメニュー要求信号を入力し
たデータ通信サービスセンタ30は、蓄積手段31から
POIメインメニューを読み出し、要求元の携帯電話1
0A宛に移動網20を介して送信する(図11のステッ
プS100、S101)。携帯電話10AではPOIメ
インメニューのデータが通信部12で受信され、コント
ロール部17に出力される。コントロール部17はPO
Iメインメニューを記憶部16に一時記憶するとともに
表示部15に表示させる(ステップS13。図15
(2)参照)。
【0023】ユーザがキー操作部14で例えば「食事」
を選択すると、コントロール部17は「食事」のPOI
サブメニュー要求信号を端末ID情報とともに送信さ
せ、該POIサブメニュー要求信号は移動網20を介し
てデータ通信サービスセンタ30に入力される。POI
サブメニュー要求信号を入力したデータ通信サービスセ
ンタ30は、蓄積手段31から「食事」のPOIサブメ
ニューを読み出し、要求元の携帯電話10A宛に送信し
(ステップS102、S103)、携帯電話10Aの通
信部12で受信され、コントロール部17に出力され
る。コントロール部17は「食事」のPOIサブメニュ
ーを記憶部16の一時記憶領域に一時記憶するとともに
表示部15に表示させる(ステップS14、S15。図
15(3)参照)。POIサブメニューの各項目は、情
報配信コンピュータシステム60A1、60A2 、・・
・の蓄積手段61A1 、60A2 、・・・に記憶された
POIリスト情報の1つと対応しており、項目文字が対
応するPOIリスト情報の記憶場所をリンク情報とする
リンクとなっている。
【0024】ユーザがキー操作部14で例えば「ハンバ
ーグ」を選択すると、コントロール部17は対応するリ
ンク情報の示すURLfへのアクセス要求信号(ここで
はPOIリスト要求信号となる)を端末ID情報ととも
に送信させ、該アクセス要求信号は移動網20を介して
データ通信サービスセンタ30に入力される。アクセス
要求信号を入力したデータ通信サービスセンタ30は、
URLfが例えばURL(60A2 10であり情報配信
コンピュータシステム60A2 に該当しているとき、ア
クセス要求信号を専用線402 を介して情報配信コンピ
ュータシステム60A2 に転送し(ステップS104、
S105)、情報配信コンピュータシステム60A
2 は、蓄積手段61A2 の内、URLfの示すアドレス
に対応するPOIリスト情報を読み出し、要求元の携帯
電話10A宛に送信し(ステップS110、S11
1)、データ通信サービスセンタ30は、携帯電話10
Aに転送する(ステップS104、S105)。POI
リスト情報は通信部12で受信され、コントロール部1
7が記憶部16の一時記憶領域に一時記憶するとともに
表示部15に表示させる(ステップS16、S17。図
16(1)参照)。食事に関するPOIリストの各項目
は店名であるが、情報配信コンピュータシステム60A
1 、60A2 、・・・の蓄積手段61A1 、60A2
・・・に記憶されたPOI案内情報の1つと対応してお
り、項目文字は対応するPOI案内情報の記憶場所をリ
ンク情報とするリンクとなっている。
【0025】ユーザがキー操作部14で例えば「カブー
ス」を選択すると、コントロール部17は対応するリン
ク情報の示すURLgへのアクセス要求信号(ここでは
POI案内情報要求信号となる)を端末ID情報ととも
に送信させ、該アクセス要求信号は移動網20を介して
データ通信サービスセンタ30に入力される。アクセス
要求信号を入力したデータ通信サービスセンタ30は、
URLgが例えば、URL(60A2 11であり情報配
信コンピュータシステム60A2 に該当しているとき、
情報配信コンピュータシステム60A2 に該当すること
からアクセス要求信号を専用線402 を介して情報配信
コンピュータシステム60A2 に転送し(ステップS1
04、S105)、情報配信コンピュータシステム60
2 は、蓄積手段61A2 の内、URLgの示すアドレ
スに対応するPOI案内情報(このPOI案内情報に
は、POIの位置座標(経緯度)と名称をパラメータに
含む所在地図要求受け付け用のURL(80)a をリン
ク情報とする「MAP」の文字リンク(図16(2)の
符号LA参照)と、経路探索要求用のURL(80) e
をリンク情報とする「トータルナビ(目的地)」の文字
リンク(図16(2)の符号LB参照)が付属してお
り、「トータルナビ(目的地)」の文字リンクには、着
目位置情報としてのPOIの位置座標(経緯度)と経路
探索条件の自動設定プログラムの情報が付属している)
を読み出し、要求元の携帯電話10A宛に送信し(ステ
ップS112、S113)、データ通信サービスセンタ
30は、携帯電話10Aに転送する(ステップS10
4、S105)。POI案内情報は通信部12で受信さ
れ、コントロール部17が記憶部16の一時記憶領域に
一時記憶するとともに表示部15に表示させる(ステッ
プS18、S19。図16(2)参照)。これにより、
ユーザは所望のPOIの住所、電話番号、営業時間等の
案内情報を見ることができる。
【0026】(2)POI案内情報の保存 今回入手したPOI案内情報を保存しておきたい場合、
登録キーを押すと、コントロール部17は今回入手した
情報を記憶部16の登録領域の中に、適当な名前(例え
ば、メモ1)を付けて記憶させる(ステップS20、S
21)。
【0027】(3)POI所在地図表示 ユーザが今回案内情報を入手したPOIについて、所在
確認用の地図画像、または所望地からPOIまで(或い
はPOIから所望地まで)の経路案内情報のいずれもが
必要ないとき、クリアキーを押せばコントロール部17
は画面を消して最初に戻るが(ステップS22、S2
3)、地図上で所在確認したいとき、上下左右キーでカ
ーソルを文字リンク「MAP」(図16(2)の符号L
A参照)に合わせ、確定キーを押して選択する。する
と、コントロール部17はリンク選択操作有りと判断
し、対応するリンク情報の示すURLkへのアクセス要
求信号(ここではPOI所在地図要求信号となり、PO
Iの位置座標と名称を伴う)を端末ID情報とともに送
信させ(ステップS24、S25)、該アクセス要求信
号は移動網20を介してデータ通信サービスセンタ30
に入力される。アクセス要求信号を入力したデータ通信
サービスセンタ30は、URLkがURL(80) a
ありインターネット50の上の情報配信コンピュータシ
ステム80に該当しているとき、アクセス要求信号をイ
ンターネット50を介して情報配信コンピュータシステ
ム80に転送する(ステップS104、S105)。
【0028】情報配信コンピュータシステム80はUR
Lkの示すURL(80)a にアクセスが有るとPOI
所在地図要求有りと判断し(図13のステップS12
0)、アクセスされたURLkに含まれる位置座標を着
目位置座標として、蓄積手段81の中から所定の縮尺で
着目位置座標を含む単位地図と、該単位地図を囲む8個
の単位地図の地図データ読み出し、該読みだした地図デ
ータに対し着目位置座標に地図記号の1つとしてPOI
位置マーク、着目位置座標から東へ一定距離離れた位置
に地図文字の1つとしてのPOIの名称を付加するとと
もに、経路探索要求用のURL(80)e をリンク情報
とする「トータルナビ(目的地)」の文字リンク(「ト
ータルナビ(目的地)」の文字リンクには、着目位置情
報としてのPOIの位置座標(経緯度)と経路探索条件
の自動設定プログラムの情報が付属している)を付随さ
せ、ヘッダに今回の着目位置座標を含めて、要求元の携
帯電話10A宛に送信し(ステップS121)、データ
通信サービスセンタ30は、携帯電話10Aに転送する
(ステップS104、S105)。POI所在地図情報
は通信部12で受信され、コントロール部17が記憶部
16の一時記憶領域に一時記憶するとともに、当該PO
I所在地図情報を用いて表示部15の下端部を除き、着
目位置座標を中心とした地図画像を描画して表示させ、
表示部15の下端部にはフレーム分割により、「トータ
ルナビ(目的地)」の文字リンク(図17の符号LB参
照)を表示させる(図8のステップS30、S31、S
32。図17参照)。これにより、ユーザは所望のPO
Iの場所を地図上で確認することができる。
【0029】(4)POI所在地図の保存 今回入手したPOI所在地図情報を登録しておきたい場
合、登録キーを押すと、コントロール部17は今回入手
した情報を記憶部16の登録領域の中に、適当な名前
(例えば、メモ2)を付けて記憶させる(図8のステッ
プS37、S38)。
【0030】(5)現在位置からPOIまでの経路案内 (5−1)経路探索要求 ユーザが今回案内情報を入手したPOIについて、例え
ば、現在位置からPOIまでを徒歩と交通機関の組み合
わせで結ぶ最適な経路を知りたい場合、POI案内情報
(図16(2)参照)またはPOI所在地図(図17参
照)が表示された状態で、「トータルナビ(目的地)」
の文字リンクにカーソルを合わせ、確定キーを押してリ
ンクLBを選択する。すると、コントロール部17はリ
ンク選択操作有りと判断し、当該リンクLBにプログラ
ム情報が付属しているかチェックする(図7のステップ
S24、図9のステップS60)。ここでは経路探索条
件自動設定プログラムが付随しているので、該経路探索
条件自動設定プログラムを実行する(ステップS6
1)。具体的には、GPS受信部13からその時点で検
出されている現在位置を入力し、経路探索条件中の出発
地の位置情報として設定し、当該リンクLBに付属した
POIの位置座標を経路探索条件中の目的地の位置情報
として設定し、計時部18からその時点で計時されてい
る現在日時(ここでは2001年09月24日09時5
2分とする)を入力し、経路探索条件中の出発地出発予
定日時として設定する(ステップS62〜S66)。そ
して、プログラムを実行した結果得られた経路探索条件
の情報(出発地の位置情報、目的地の位置情報、出発地
出発予定日時)を付随させながら、リンクLBに対応す
るリンク情報の示すURLmへのアクセス要求信号(こ
こでは経路探索要求信号となる)を端末ID情報ととも
に送信させ(図9のステップS67)、該アクセス要求
信号は移動網20を介してデータ通信サービスセンタ3
0に入力される。アクセス要求信号を入力したデータ通
信サービスセンタ30は、URLmがURL(80)e
でありインターネット50の上の情報配信コンピュータ
システム80に該当しているとき、アクセス要求信号を
インターネット50を介して情報配信コンピュータシス
テム80に転送する(ステップS104、S105)。
なお、とくに経路探索を望まない場合、クリアキーを押
せばコントロール部17は画面11を消去し(図8のス
テップS39、S40)、最初に戻る。
【0031】(5−2)経路探索 情報配信コンピュータシステム80はURLmの示すU
RL(80)e にアクセスが有ると経路探索要求有りと
判断し(図13のステップS122)、経路探索要求に
付随した経路探索条件の情報に従い、蓄積手段81に蓄
積された道路データ及び交通機関の時刻表データを用い
て、経路探索条件(出発地、目的地、出発地出発予定日
時)に従い徒歩と交通機関の組み合わせで結ぶ最適な経
路の候補をM=2個探索する(ステップS123)。具
体的には、出発地に近い方から2個の駅を探し、これら
2個の駅を別個に経由する最適経路を探索する。
【0032】最適経路の2つの候補の探索が終わると、
出発地から目的地まで交通手段別に、交通手段の名称、
スタート位置と到着位置の名称、スタート時刻と到着時
刻から成る最適経路概要文字情報を生成し、経路探索の
要求元に返信する。この際、最適経路の各候補の内、交
通手段が徒歩の経路データは個別に、徒歩用経路の終端
への到着日時を含むインデックスと対応付けて蓄積手段
81に記憶させておき(図3のユーザデータ記憶領
域)、蓄積手段81の内の経路データの記憶場所と、着
目位置座標としての経路データの始端位置座標とをパラ
メータに含む経路案内地図要求受け付け用のURL(8
0)e をリンク情報としたリンクを、最適経路概要文字
情報に付加して経路探索の要求元に返信する(図14の
ステップS130、S131)。ここでは、図18に示
す如く、第1最適経路候補は、出発地から○○会社××
線の片倉駅までの徒歩用経路RA、○○会社××線の○
○片倉駅から○○八王子駅までの交通機関用経路RB、
○○八王子駅から目的地である「カブース」までの徒歩
用経路RCで構成されており、第2最適経路候補は、出
発地から△△会社□□線の△△片倉駅までの徒歩用経路
RD、△△会社□□線の△△片倉駅から△△北野駅まで
の交通機関用経路RE、△△会社□□線の△△北野駅か
ら△△八王子駅までの交通機関用経路RF、△△八王子
駅から「カブース」までの徒歩用経路RGで構成されて
いるものとする。
【0033】最適経路概要文字情報は通信部12で受信
され、コントロール部17が記憶部16の一時記憶領域
に一時記憶させるとともに、表示部15に表示させる
(図8のステップS30。図19参照)。これにより、
第1候補では、現在地を2001年09月24日10時
00分に出発して○○会社××線の○○片倉駅まで徒歩
で5分行き(徒歩用経路(RA))、○○会社××線の
片倉駅で10時08分発の電車に乗って八王子駅まで行
き(交通機関用経路(RB))、○○会社××線の八王
子駅から「カブース」まで徒歩で3分行けば10時17
分頃に到着できることが判る(徒歩用経路(RC))。
また、第2候補では、現在地を2001年09月24日
09時58分に出発して△△会社□□線の△△片倉駅ま
で徒歩で10分行き(徒歩用経路(RD))、△△片倉
駅で10時10分発の電車に乗って△△片倉駅まで行き
(交通機関用経路(RE))、△△会社・・線の10時
17分発に乗換え、△△八王子駅まで行き(交通機関用
経路(RF))、△△八王子駅から「カブース」まで徒
歩で7分行けば10時21分頃に到着できることが判る
(徒歩用経路(RG))。
【0034】(5−3)最適経路概要文字情報の保存 今回入手した最適経路概要文字情報を保存しておきたい
場合、登録キーを押すと、コントロール部17は今回入
手した情報を記憶部16の登録領域の中に、適当な名前
(例えば、メモ3)を付けて記憶させる(図8のステッ
プS37、S38)。
【0035】(5−4)出発地から最寄りの○○片倉駅
までの経路案内地図表示 ユーザが第1候補の出発地から○○片倉駅までの徒歩用
経路を地図上で確認したい場合、「徒歩ルート」(R
A)の文字リンク(リンク情報をURLoとする)を選
択する。すると、コントロール部17はリンク選択操作
有りと判断し、対応するリンク情報の示すURLoへの
アクセス要求信号(ここでは経路案内地図要求信号とな
る)を端末ID情報とともに送信させ(図8のステップ
S36、図7のステップS25)、該アクセス要求信号
は移動網20を介してデータ通信サービスセンタ30に
入力される。アクセス要求信号を入力したデータ通信サ
ービスセンタ30は、URLoがURL(80)f であ
りインターネット50の上の情報配信コンピュータシス
テム80に該当しているので、アクセス要求信号をイン
ターネット50を介して情報配信コンピュータシステム
80に転送する(ステップS104、S105)。
【0036】情報配信コンピュータシステム80はUR
Loの示すURL(80)f にアクセスが有ると経路案
内地図要求有りと判断し(図14のステップS13
2)、付随するパラメータが示す記憶場所の経路データ
(RA)を読み出すとともに、付随するパラメータが示
す着目位置座標を含む所定の縮尺の1単位分の地図及び
該単位地図を囲む8個の単位地図(例えば、図4の符号
Pに示す如く単位地図M22の中に着目位置座標が有る場
合、M11〜M13、M21〜M23、M31〜M33の単位地図が
該当する)の地図表示用の地図データを読み出し、経路
データを特定の色及び線種及び太さの道路として扱って
地図データに組み込むとともに、経路データの始端位置
に始端位置マーク、終端位置に終端位置マークを地図デ
ータに組み込んだのち、フレーム分割で地図と一緒に表
示させる経路誘導開始コマンドボタン(CB1)(表示
文字「NAVI開始」)と経路誘導終了コマンドボタン
(CB2)(表示文字「NAVI終了」)の情報と、今
回の着目位置座標を含むヘッダ付で経路案内地図情報と
して要求元に返信する(ステップS133)。経路誘導
開始コマンドボタン(CB1)には、経路データ(R
A)の蓄積手段81での記憶場所をパラメータに持つ経
路案内地図要求用のURL(80)g がリンク情報とし
て割り当てられている。
【0037】経路案内地図情報は通信部12で受信さ
れ、コントロール部17が記憶部16の一時記憶領域に
一時記憶させるとともに、経路案内地図情報を用いて、
表示部15の下端部を除き、ヘッダに含まれる着目位置
座標を中心とした地図画像を描画し、表示部15の下端
部にはフレーム分割で経路誘導開始コマンドボタン(C
B1)及び経路誘導終了コマンドボタン(CB2)とと
もに表示部15に表示させる(図8のステップS30、
S31、S32。図20参照)。これにより、ユーザは
出発地から○○片倉駅までの徒歩用経路(RA)を地図
上で確認することができる。
【0038】(5−5)○○八王子駅から所望店舗まで
の経路案内地図表示 続いて、ユーザが第1候補での○○八王子駅から目的地
である「カブース」までの経路を地図上で確認したい場
合、「徒歩ルート」(RC)の文字リンクを選択する
(リンク情報をURLpとする)。すると、コントロー
ル部17はリンク選択操作有りと判断し、対応するリン
ク情報の示すURLpのアクセス要求信号(ここでは経
路案内地図要求信号となる)を端末ID情報とともに送
信させ(ステップS24、S25)、該アクセス要求信
号は移動網20を介してデータ通信サービスセンタ30
に入力される。アクセス要求信号を入力したデータ通信
サービスセンタ30は、URLpがURL(80)f
ありインターネット50の上の情報配信コンピュータシ
ステム80に該当しているとき、アクセス要求信号をイ
ンターネット50を介して情報配信コンピュータシステ
ム80に転送する(ステップS104、S105)。
【0039】情報配信コンピュータシステム80はUR
Lpの示すURL(80)f にアクセスが有ると経路案
内地図要求有りと判断し(図14のステップS13
2)、付随するパラメータが示す記憶場所の経路データ
(RC)を読み出すとともに、付随するパラメータが示
す着目位置座標を含む所定の縮尺の1単位分の地図及び
該単位地図を囲む8個の単位地図の地図表示用の地図デ
ータを読み出し、経路データを特定の色及び線種及び線
の太さの道路として扱って地図データに組み込むととも
に、経路データの始端位置に始端位置マーク、終端位置
に終端位置マークを地図データに組み込んだのち、フレ
ーム分割で地図と一緒に表示させる経路誘導開始コマン
ドボタン(CB1)(表示文字「NAVI開始」)と経
路誘導終了コマンドボタン(CB2)(表示文字「NA
VI終了」)の情報と、今回の着目位置座標を含むヘッ
ダ付で経路案内地図情報として要求元に返信する(ステ
ップS133)。経路誘導開始コマンドボタン(CB
1)には、経路データ(RC)の蓄積手段81での記憶
場所をパラメータに持つ経路案内地図要求用のURL
(80)g がリンク情報として割り当てられている。
【0040】経路案内地図情報は通信部12で受信さ
れ、コントロール部17が記憶部16の一時記憶領域に
一時記憶させるとともに、経路案内地図情報を用いて、
表示部15の下端部を除き、ヘッダに含まれる着目位置
座標を中心とした地図画像を描画し、表示部15の下端
部にはフレーム分割で経路誘導開始コマンドボタン(C
B1)及び経路誘導終了コマンドボタン(CB2)とと
もに表示部15に表示させる(図8のステップS30、
S31、S32。図21参照)。これにより、ユーザは
○○八王子駅から「カブース」までの徒歩用経路(R
C)を地図上で確認することができる。
【0041】(5−6)出発地から最寄りの△△片倉駅
までの経路案内地図表示 ユーザが第2候補の出発地から△△片倉駅までの経路を
地図上で確認したい場合、「徒歩ルート」(RD)の文
字リンク(リンク情報をURLqとする)を選択する。
すると、コントロール部17はリンク選択操作有りと判
断し、対応するリンク情報の示すURLqへのアクセス
要求信号(ここでは経路案内地図要求信号となる)を端
末ID情報とともに送信させ(図8のステップS36、
図7のステップS25)、該アクセス要求信号は移動網
20を介してデータ通信サービスセンタ30に入力され
る。アクセス要求信号を入力したデータ通信サービスセ
ンタ30は、URLqがURL(80)f でありインタ
ーネット50の上の情報配信コンピュータシステム80
に該当しているとき、アクセス要求信号をインターネッ
ト50を介して情報配信コンピュータシステム80に転
送する(ステップS104、S105)。
【0042】情報配信コンピュータシステム80はUR
Lqの示すURL(80)f にアクセスが有ると経路案
内地図要求有りと判断し(図14のステップS13
2)、付随するパラメータが示す記憶場所の経路データ
(RD)を読み出すとともに、付随するパラメータが示
す着目位置座標を含む所定の縮尺の1単位分の地図及び
該単位地図を囲む8個の単位地図の地図表示用の地図デ
ータを読み出し、経路データを特定の色及び線種及び太
さの道路として扱って地図データに組み込むとともに、
経路データの始端位置に始端位置マーク、終端位置に終
端位置マークを地図データに組み込んだのち、フレーム
分割で地図と一緒に表示させる経路誘導開始コマンドボ
タン(CB1)(表示文字「NAVI開始」)と経路誘
導終了コマンドボタン(CB2)(表示文字「NAVI
終了」)の情報と、今回の着目位置座標を含むヘッダ付
で経路案内地図情報として要求元に返信する(ステップ
S133)。経路誘導開始コマンドボタン(CB1)に
は、経路データ(RD)の蓄積手段81での記憶場所を
パラメータに持つ経路案内地図要求用のURL(80)
g がリンク情報として割り当てられている。
【0043】経路案内地図情報は通信部12で受信さ
れ、コントロール部17が記憶部16の一時記憶領域に
一時記憶させるとともに、ヘッダに含まれる着目位置座
標を中心とした地図画像を描画し、経路誘導開始コマン
ドボタン(CB1)及び経路誘導終了コマンドボタン
(CB2)とともに表示部15に表示させる(図8のス
テップS30、S31、S32。図22参照)。これに
より、ユーザは出発地から△△片倉駅までの徒歩用経路
(RD)を地図上で確認することができる。
【0044】(5−7)△△八王子駅から所望店までの
経路案内地図表示 続いて、ユーザが第2候補での△△八王子駅から目的地
である「カブース」までの経路を地図上で確認したい場
合、「徒歩ルート」(RG)の文字リンクを選択する
(リンク情報をURLrとする)。すると、コントロー
ル部17はリンク選択操作有りと判断し、対応するリン
ク情報の示すURLrのアクセス要求信号(ここでは経
路案内地図要求信号となる)を端末ID情報とともに送
信させ(ステップS36、図7のステップS25)、該
アクセス要求信号は移動網20を介してデータ通信サー
ビスセンタ30に入力される。アクセス要求信号を入力
したデータ通信サービスセンタ30は、URLrがUR
L(80)f でありインターネット50の上の情報配信
コンピュータシステム80に該当しているとき、アクセ
ス要求信号をインターネット50を介して情報配信コン
ピュータシステム80に転送する(ステップS104、
S105)。
【0045】情報配信コンピュータシステム80はUR
Lrの示すURL(80)f にアクセスが有ると経路案
内地図要求有りと判断し(図14のステップS13
2)、付随するパラメータが示す記憶場所の経路データ
(RG)を読み出すとともに、付随するパラメータが示
す着目位置座標を含む所定の縮尺の1単位分の地図及び
該単位地図を囲む8個の単位地図の地図表示用の地図デ
ータを読み出し、経路データを特定の色及び線種及び太
さの道路として扱って地図データに組み込むとともに、
経路データの始端位置に始端位置マーク、終端位置に終
端位置マークを地図データに組み込んだのち、フレーム
分割で地図と一緒に表示させる経路誘導開始コマンドボ
タン(CB1)(表示文字「NAVI開始」)と経路誘
導終了コマンドボタン(CB2)(表示文字「NAVI
終了」)の情報と、今回の着目位置座標を含むヘッダ付
で経路案内地図情報として要求元に返信する(ステップ
S133)。経路誘導開始コマンドボタン(CB1)に
は、経路データ(RG)の蓄積手段81での記憶場所を
パラメータに持つ経路案内地図要求用のURL(80)
g をリンク情報として割り当てておく。
【0046】経路案内地図情報は通信部12で受信さ
れ、コントロール部17が記憶部16の一時記憶領域に
一時記憶させるとともに、当該経路案内地図情報を用い
て表示部15の下端部を除き、着目位置座標を中心とし
た地図画像を描画して表示させ、表示部15の下端部に
はフレーム分割で経路誘導開始コマンドボタン(CB
1)及び経路誘導終了コマンドボタン(CB2)を表示
させる(図8のステップS30、S31、S32。図2
3参照)。これにより、ユーザは△△八王子駅から「カ
ブース」までの徒歩用経路(RG)を地図上で確認する
ことができる。
【0047】(5−8)出発地から最寄りの○○片倉駅
までの経路誘導 現在の日時が第1候補での出発地出発予定日時となった
ので、徒歩で出発したのち徒歩用経路(RA)の表示さ
れた地図上で現在位置を確認しながら進みたい場合、図
20の地図画像が表示された状態で経路誘導開始コマン
ドボタン(CB1)を選択して経路誘導開始操作をす
る。すると、コントロール部17は、図8のステップS
41でYESと判断し、現在、経路案内地図表示中なの
で(ステップS42)、GPS受信部13で検出された
現在位置を入力し(ステップS43)、記憶部16の一
時記憶領域の中に現在位置周辺の経路案内用の複数の単
位地図(現在位置を含む1つの単位地図と該単位地図を
囲む8枚の単位地図)の地図データが全て揃っているか
判断し(ステップS44)、YESであれば、経路案内
用の単位地図を用いて現在位置を中心とする1画面分の
地図画像を現在位置マーク(PM)とともに描画して表
示部13に表示させる(ステップS45)。そして、G
PS受信部13で検出された現在位置を入力し(ステッ
プS46)、前回、現在位置マーク付の地図画像を描画
してから所定の一定距離、例えば、10m、15mな
ど)だけ変化したかチェックし(ステップS47)、Y
ESであれば、ステップS44へ進み、NOであれば経
路誘導終了操作がされたかのチェックをし(ステップS
49)、ここでもNOであればステップS46に戻る。
【0048】若し、ステップS44のチェックで、記憶
部16の中に現在位置周辺の経路案内用の複数の単位地
図の地図データが全て揃っていないときは、情報配信コ
ンピュータシステム80に要求し、返信された地図デー
タを記憶部16の一時記憶領域に追加する(ステップS
48)。具体的には、コントロール部17は現在位置を
含む1つの単位地図と該単位地図を囲む8枚の単位地図
の内、既に記憶部16に存在するものの識別情報と着目
位置情報としての現在位置をパラメータに含めながら、
不足分の経路案内地図要求用のURL(80)g へのア
クセス要求信号(ここでは不足分の経路案内地図要求信
号となる)を端末ID情報とともに送信させる。該アク
セス要求信号は移動網20を介してデータ通信サービス
センタ30に入力される。アクセス要求信号を入力した
データ通信サービスセンタ30は、URLがURL(8
0)g でありインターネット50の上の情報配信コンピ
ュータシステム80に該当しているとき、アクセス要求
信号をインターネット50を介して情報配信コンピュー
タシステム80に転送する(ステップS104、S10
5)。
【0049】情報配信コンピュータシステム80はUR
g にアクセスが有ると不足分の経路案内地図要求有り
と判断し(図14のステップS134)、付随するパラ
メータが示す記憶場所の経路データ(RA)を読み出す
とともに、付随するパラメータが示す着目位置座標を含
む所定の縮尺の1単位分の地図及び該単位地図を囲む8
個の単位地図の内、既に要求元に地図データの存在する
ものを除いて地図表示用の地図データを読み出し、経路
データ(RA)を特定の色及び線種及び太さの道路とし
て扱って地図データに組み込むとともに、経路データ
(A)の始端位置に始端位置マーク、終端位置に終端位
置マークを地図データに組み込んだのち、要求元に返信
する(ステップS133)。経路案内地図情報は通信部
12で受信され、コントロール部17が記憶部16の一
時記憶領域に追加して一時記憶させる(ステップS4
5)。そして、ステップS44に戻り、記憶部16の中
に現在位置周辺の経路案内用の複数の単位地図(現在位
置を含む1つの単位地図と該単位地図を囲む8枚の単位
地図)の地図データが全て揃っているか判断し、YES
であれば、経路案内用の単位地図を用いて現在位置を中
心とする1画面分の地図画像を描画して表示部15に表
示させる(ステップS45)。以下、同様の動作を繰り
返すことで、徒歩で出発後、画面には現在位置を中心と
し、徒歩用経路(RA)と現在位置マーク(PM)の表
示された地図が表示されるので(図24参照)、道をさ
がさなくても間違いなく簡単に目的とする○○片倉駅に
到着できる。
【0050】○○片倉駅に到着したところで、経路誘導
終了コマンドボタン(CB2)を選択して経路誘導終了
操作をする。すると、コントロール部17は、図8のス
テップS49でYESと判断し、画面を消去する(ステ
ップS50)。そして、○○会社××線にて○○片倉駅
から○○八王子駅まで電車で行く。
【0051】(5−9)○○八王子駅から「カブース」
までの経路誘導 ○○八王子駅に到着後、駅を出たのち徒歩で徒歩用経路
(RC)の表示された地図上で現在位置を確認しながら
目的の店舗まで進みたい場合、メニューキーを押して初
期メニューを表示させ、保存情報リストの選択操作をす
る。すると、コントロール部17は図7のステップS1
0とS11を経てステップS26でYESと判断し、画
面に保存情報リストを表示させる(図10のステップS
70。図25参照)。この内、メモ3を選択すると、コ
ントロール部17はステップS71でYESと判断し、
記憶部16の保存領域からユーザの選択した保存情報を
読み出し、この内の表示情報に基づき画面11に表示さ
せる(ステップS72)。これにより、図19の如く最
適経路概要文字情報が表示される。次に、徒歩ルート
(RC)にカーソルを合わせ、確定キーを押して選択操
作をすると、(5−5)で説明した如くして、図21の
如く、徒歩用経路(RC)の案内地図が表示される。
【0052】よって、経路誘導開始操作をすると、コン
トロール部17は、図8のステップS41でYESと判
断し、現在、経路案内地図表示中なので(ステップS4
2でYES)、GPS受信部13で検出された現在位置
を入力し(ステップS43)、記憶部16の中に現在位
置周辺の経路案内用の複数の単位地図(現在位置を含む
1つの単位地図と該単位地図を囲む8枚の単位地図)の
地図データが全て揃っているか判断し(ステップS4
4)、YESであれば、経路案内用の地図データを用い
て現在位置を中心とする1画面分の地図画像を現在位置
マーク(PM)とともに描画して表示部15に表示させ
る(ステップS45)。そして、GPS受信部13で検
出された現在位置を入力し(ステップS46)、前回現
在位置マーク付の地図画像を描画してから所定の一定距
離だけ変化したかチェックし(ステップS47)、YE
Sであれば、ステップS44へ進み、NOであれば経路
誘導終了操作がされたかのチェックをし(ステップS4
9)、ここでもNOであればステップS46に戻る。
【0053】若し、ステップS44のチェックで、記憶
部16の中に現在位置周辺の経路案内用の地図データが
全て揃っていないときは、情報配信コンピュータシステ
ム80に要求し、返信された地図データを記憶部16に
追加する(ステップS48)。具体的には、コントロー
ル部17は現在位置を含む1つの単位地図と該単位地図
を囲む8枚の単位地図の内、既に記憶部13に存在する
ものの識別情報と着目位置情報としての現在位置をパラ
メータに含めながら、不足分の経路案内地図要求用のU
RL(80)g へのアクセス要求信号(ここでは不足分
の経路案内地図要求信号となる)を端末ID情報ととも
に送信させる。該アクセス要求信号は移動網20を介し
てデータ通信サービスセンタ30に入力される。アクセ
ス要求信号を入力したデータ通信サービスセンタ30
は、URLがURL(80)g でありインターネット5
0の上の情報配信コンピュータシステム80に該当して
いるとき、アクセス要求信号をインターネット50を介
して情報配信コンピュータシステム80に転送する(ス
テップS104、S105)。
【0054】情報配信コンピュータシステム80はUR
g にアクセスが有ると不足分の経路案内地図要求有り
と判断し(図14のステップS134)、付随するパラ
メータが示す記憶場所の経路データ(RC)を読み出す
とともに、付随するパラメータが示す着目位置座標を含
む所定の縮尺の1単位分の地図及び該単位地図を囲む8
個の単位地図の内、既に要求元に地図データの存在する
ものを除いて地図表示用の地図データを読み出し、経路
データを特定の色及び線種及び太さの道路として扱って
地図データに組み込むとともに、経路データの始端位置
に始端位置マーク、終端位置に終端位置マークを地図デ
ータに組み込んだのち、要求元に返信する(ステップS
133)。経路案内地図情報は通信部12で受信され、
コントロール部17が記憶部16の一時記憶領域に追加
して一時記憶させる(ステップS45)。そして、ステ
ップS44に戻り、記憶部16の中に現在位置周辺の経
路案内用の複数の単位地図(現在位置を含む1つの単位
地図と該単位地図を囲む8枚の単位地図)の地図データ
が全て揃っているか判断し、YESであれば、経路案内
用の地図データを用いて現在位置を中心とする1画面分
の地図画像を描画して表示部15に表示させる(ステッ
プS45)。以下、同様の動作を繰り返すことで、○○
八王子駅を徒歩で出たあと、画面には現在位置を中心と
し、徒歩用経路(RA)と現在位置マークの表示された
地図が表示されるので(図26参照)、道をさがさなく
ても間違いなく簡単に目的とするお店に到着できる。
【0055】「カブース」に到着したところで、経路誘
導終了コマンドボタン(CB2)を選択し、経路誘導終
了操作をする。すると、コントロール部17は、図8の
ステップS49でYESと判断し、画面を消去する(ス
テップS50)。
【0056】(7)徒歩用経路データの削除 情報配信コンピュータシステム80は、蓄積手段81の
ユーザデータ記憶領域の中に、現在の日時がインデック
スの到着日時を過ぎている経路データが有れば随時、削
除する(図14のステップS136)。
【0057】この実施の形態によれば、第1の情報配信
事業者が運用する情報配信コンピュータシステム60A
i は、外部の携帯電話10Aから或るPOIの案内情報
が要求されると、所望POIの案内情報に、POIの位
置情報をパラメータに含み、第2の情報配信事業者が運
用する情報配信コンピュータシステム80に対するPO
I所在地図情報要求受け付け用のURL(80)a をリ
ンク情報とする「MAP」の文字リンクと、第2の情報
配信事業者が運用する情報配信コンピュータシステム8
0に対する経路探索要求用のURL(80)e をリンク
情報とする「トータルナビ(目的地)」の文字リンク
(経路探索要求用コマンドボタンとしての機能を有す
る。図16(2)の符号LB参照)を付随させて要求元
の携帯電話10Aに返信し、該携帯電話10Aは受信し
たPOIの案内情報と各文字リンクを一緒に表示する。
そして、「MAP」の文字リンクの選択操作をし、第2
の情報配信事業者が運用する情報配信コンピュータシス
テム80に対するPOI所在地図情報要求をすると、情
報配信コンピュータシステム80は、アクセスされたU
RL(80)a にパラメータとして含まれるPOIの位
置情報の周辺の地図表示用の地図データ(POIの位置
マークを加える)と、情報配信コンピュータシステム8
0に対する経路探索要求用のURL(80)e をリンク
情報とする「トータルナビ(目的地)」の文字リンク
(経路探索要求用コマンドボタンとしての機能を有す
る。図17の符号LB参照)と、POIの位置情報を着
目位置情報としてヘッダに含むPOI所在地図情報を返
信し、携帯電話10Aは着目位置情報を中心とするPO
I位置マーク付の地図画像を文字リンクとともに表示す
る。携帯電話10AでPOIの案内情報またはPOIの
所在地図とともに表示された「トータルナビ(目的
地)」の文字リンクの選択操作がされて経路探索が指示
されると、その時点でGPS受信部13で検出されてい
る現在位置を出発地の位置情報とし、その時点で計時部
18で計時されている現在日時を出発地出発予定日時と
し、「トータルナビ(目的地)」の文字リンクに付属さ
れたPOIの位置情報を目的地の位置情報として経路探
索条件を自動設定し、第2の情報配信事業者が運用する
情報配信コンピュータシステム80に対し経路探索条件
の情報を付随して経路探索要求をし、情報配信コンピュ
ータシステム80により経路探索用の道路データ及び交
通機関の時刻表データを参照して、経路探索条件に従う
最適経路候補の探索をさせ、探索結果を返信させる。こ
れにより、情報端末10Aのユーザは、現在位置から所
望のPOIの位置までを、現在の日時を出発地出発予定
日時として徒歩と交通機関の組み合わせで結ぶ最適な経
路を探索したい場合、所望POIの案内情報または所望
POIの所在地図情報を要求して入手した所望POIの
案内情報または所望POIの所在地図とともに表示され
た「トータルナビ(目的地)」の文字リンクの選択操作
をして経路探索を指示するだけで、現在日時を出発地出
発予定日時とし、現在位置を出発地とし、所望POIの
位置情報を目的地とした経路探索条件が自動設定されて
経路探索の要求がなされるので、出発地、目的地、出発
地出発予定日時のマニュアル設定操作をしなくて済む。
よって、簡単に、現在地から所望興味対象場所までを徒
歩と交通機関で結ぶ最適経路の情報を入手できる。
【0058】なお、上記した実施の形態では、最適経路
の候補をM=2つ探索するようにしたが、1つまは3つ
以上探索するようにしても良い。また、経路探索条件の
1つである出発地出発予定日時は情報端末10Aの側で
「トータルナビ(目的地)」の文字リンクの選択操作を
して経路探索が指示された時点で計時部18で計時した
日時に基づき設定されるようにしたが、第2の情報配信
事業者が運用する情報配信コンピュータシステム80に
日時を計時する計時部を設けておき、情報端末10Aの
側では図9のステップS65とS66を省略し、経路探
索が指示されたとき、出発地と目的地だけ経路探索条件
として自動設定し、第2の情報配信事業者が運用する情
報配信コンピュータシステム80に対し経路探索条件の
情報を付随した経路探索要求を行い、第2の情報配信事
業者が運用する情報配信コンピュータシステム80に対
し経路探索条件の情報を付随した経路探索要求を行い、
該要求を受けた情報配信コンピュータシステム80は、
経路探索用の道路データと交通機関の時刻表データを参
照して経路探索条件の示す出発地から目的地までを、現
在日時を出発地出発予定日時として徒歩と交通機関で結
ぶ最適な経路を探索するようにしても良い。
【0059】また、出発地から目的地までの交通手段
は、徒歩と交通機関との組み合わせとしたが、車単独と
しても良く、この場合、蓄積手段81には交通機関の時
刻表データを蓄積しなくても良い。また、出発地から目
的地までの交通手段を車単独とする場合も、情報配信コ
ンピュータシステム80に日時を計時する計時部を設け
ておき、情報端末10Aの側では図9のステップS65
とS66を省略し、経路探索が指示されたとき、出発地
と目的地だけ経路探索条件として自動設定し、第2の情
報配信事業者が運用する情報配信コンピュータシステム
80に対し経路探索条件の情報を付随した経路探索要求
を行い、第2の情報配信事業者が運用する情報配信コン
ピュータシステム80に対し経路探索条件の情報を付随
した経路探索要求を行い、該要求を受けた情報配信コン
ピュータシステム80は、経路探索用の道路データを参
照して現在日時を出発地出発予定日時として経路探索条
件の示す出発地から目的地までを結ぶ最適な経路を探索
するようにしても良く、或いは、出発地出発予定日時は
考慮せず単純に出発地から目的地までを結ぶ最適経路の
探索をするようにしても良い。また、最適経路を探索す
る候補数Mを複数とする場合、走行距離の短い方からM
個探索すれば良い。
【0060】また、上記した実施の形態では、情報端末
として携帯電話を例に挙げて説明したが、携帯型コンピ
ュータ、据え置き型コンピュータなどにも同様に適用す
ることができる。
【0061】
【発明の効果】本発明の1つによれば、情報端末のユー
ザは第1の情報配信事業者の運営する情報配信コンピュ
ータシステムから所望の興味対象場所の案内情報を入手
したあと、所望興味対象場所の所在地を地図上で確認し
たい場合、所望興味対象場所の案内情報に付随したリン
クを選択するなどして、所在地図の取得を指示すると第
2の情報配信事業者用のコンピュータシステムから所望
興味対象場所の所在地図情報を入手できる。更に、現在
位置から当該所望の興味対象場所までの最適な経路を探
索したい場合、興味対象場所の所在地図に付随したリン
クを選択するなどして経路探索を指示すると興味対象場
所の位置情報を目的地、現在位置検出手段で検出されて
いる現在位置を出発地とした経路探索条件を自動設定
し、第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムに
対し経路探索条件の情報を付随した経路探索要求をする
ので、出発地の位置情報と目的地の位置情報のマニュア
ル設定操作をしなくても簡単に、現在地から所望興味対
象場所までを結ぶ最適経路の情報を入手できる。また、
本発明の他の1つによれば、情報端末のユーザは第2の
情報配信事業者の運営する情報配信コンピュータシステ
ムから所望の興味対象場所の所在地図情報を入手したあ
と、現在位置を今から出発して当該所望の興味対象場所
まで徒歩と交通機関の組み合わせで結ぶ最適な経路を探
索したい場合、所望の興味対象場所の所在地図に付随し
たリンクを選択するなどして経路探索を指示すると興味
対象場所の位置情報を目的地、現在位置検出手段で検出
されている現在位置を出発地、現在日時を出発地出発予
定日時とした経路探索条件を自動設定し、第2の情報配
信事業者用のコンピュータシステムに対し経路探索条件
の情報を付随した経路探索要求をするので、出発地の位
置情報と目的地の位置情報と出発地出発予定日時のマニ
ュアル設定操作をしなくても簡単に、現在地から所望興
味対象場所までを徒歩と交通機関で結ぶ最適経路の情報
を入手できる。また、本発明の更に他の1つによれば、
情報端末のユーザは第2の情報配信事業者の運営する情
報配信コンピュータシステムから所望の興味対象場所の
所在地図情報を入手したあと、現在位置を今から出発し
て当該所望の興味対象場所まで徒歩と交通機関の組み合
わせで結ぶ最適な経路を探索したい場合、所望の興味対
象場所の所在地図に付随したリンクを選択するなどして
経路探索が指示されると興味対象場所の位置情報を目的
地、現在位置検出手段で検出されている現在位置を出発
地とした経路探索条件を自動設定し、第2の情報配信事
業者用のコンピュータシステムに対し経路探索条件の情
報を付随した経路探索要求をし、第2の情報配信事業者
用のコンピュータシステムは、経路探索用の道路データ
及び交通機関データを参照して現在日時を出発地出発予
定日時として経路探索条件の示す出発地から目的地まで
を徒歩と交通機関で結ぶ最適な経路を探索するするの
で、出発地の位置情報と目的地の位置情報と出発地出発
予定日時のマニュアル設定操作をしなくても簡単に、現
在地から所望興味対象場所までを徒歩と交通機関で結ぶ
最適経路の情報を入手できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る情報配信シス
テムの構成図である。
【図2】図1中のPOI案内情報の配信事業者の運用す
る情報配信コンピュータシステムの蓄積手段の記憶内容
の説明図である。
【図3】図1中の地図情報及び最適経路情報の配信事業
者の運用する情報配信コンピュータシステムの蓄積手段
の記憶内容の説明図である。
【図4】地図表示用の地図データの説明図である。
【図5】地図表示用の地図データの説明図である。
【図6】図1中の携帯電話のデータ通信系の構成図であ
る。
【図7】図6中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図6中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】図6中のコントロール部の制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】図6中のコントロール部の制御処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】図1中のデータ通信サービスセンタの制御処
理を示すフローチャートである。
【図12】図1中のPOI案内情報の配信事業者の運用
する情報配信コンピュータシステムの制御処理を示すフ
ローチャートである。
【図13】図1中の地図情報及び最適経路情報の配信事
業者の運用する情報配信コンピュータシステムの制御処
理を示すフローチャートである。
【図14】図1中の地図情報及び最適経路情報の配信事
業者の運用する情報配信コンピュータシステムの制御処
理を示すフローチャートである。
【図15】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図16】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図17】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図18】最適経路候補の説明図である。
【図19】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図20】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図21】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図22】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図23】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図24】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図25】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図26】図6中の表示部の表示例を示す説明図であ
る。
【図27】従来の情報配信システムの構成図である。
【図28】図26中の携帯電話の画面表示例を示す説明
図である。
【図29】図26中の携帯電話の画面表示例を示す説明
図である。
【符号の説明】
10A 携帯電話 20 移動網 30 データ通信サービスセンタ 50 インターネ
ット 60A1 、60A2 、60A3 、60A4 、・・、60
i 、・・、80情報配信コンピュータシステム 61A1 、61A2 、61A3 、61A4 、・・、61
i 、・・、81蓄積手段 11 画面 12 通信部 13 GPS受信部 14 キー操作部 15 表示部 16 記憶部 17 コントロール部 18 計時部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/137 G08G 1/137 H04Q 7/20 H04Q 7/04 Z Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC13 AC16 5B075 KK07 KK34 KK35 KK40 ND20 PQ02 UU13 UU14 UU16 5H180 AA01 BB05 BB15 CC12 FF05 FF13 FF22 FF25 FF33 FF40 5K067 AA34 BB04 BB21 FF02 FF03 FF23 HH23 JJ52

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 興味対象場所の案内情報の配信を行う第
    1の情報配信事業者用のコンピュータシステムと、地図
    情報及び最適経路情報の配信を行う第2の情報配信事業
    者用のコンピュータシステムと、第1、第2の情報配信
    事業者用のコンピュータシステムとネットワークを介し
    てデータ通信可能な携帯用または据え置き用の情報端末
    とを用いた情報配信システムにおいて、 情報端末は現在位置を検出する現在位置検出手段を有
    し、 第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
    数の興味対象場所の案内情報を位置情報とともに蓄積手
    段に蓄積しており、外部の情報端末から所望の興味対象
    場所の案内情報の要求が有ると、蓄積手段から所望の興
    味対象場所の案内情報と位置情報を読み出し、要求元の
    情報端末に返信し、 情報端末は第1の情報配信事業者用のコンピュータシス
    テムから所望の興味対象場所の案内情報と位置情報が返
    信されると、前者の案内情報を表示し、当該所望興味対
    象場所の所在地図の取得が指示されると、当該所望興味
    対象場所の位置情報を着目位置情報として第2の情報配
    信事業者用のコンピュータシステムに対し所在地図情報
    を要求し、 第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、地
    図表示用の地図データと、経路探索用の道路データを蓄
    積手段に蓄積しており、外部の情報端末から着目位置情
    報付で所在地図情報の要求が有ると、着目位置周辺の地
    図データを蓄積手段から読み出し、着目位置マーク付で
    要求元に返信し、この際、着目位置情報も合わせて返信
    するようにし、 情報端末は第2の情報配信事業者用のコンピュータシス
    テムから着目位置マーク付の着目位置周辺の地図データ
    と着目位置情報が返信されると前者の地図データに基づ
    き着目位置周辺の着目位置マーク付の地図を表示し、経
    路探索が指示されると着目位置を目的地、現在位置検出
    手段で検出されている現在位置を出発地とした経路探索
    条件を自動設定し、第2の情報配信事業者用のコンピュ
    ータシステムに対し経路探索条件の情報を付随した経路
    探索要求をし、 第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、外
    部の情報端末から経路探索要求が有ると、経路探索用の
    道路データを参照して経路探索条件の示す出発地から目
    的地までを結ぶ最適な経路を探索し、該探索した最適経
    路の情報を要求元の情報端末に返信するようにしたこ
    と、を特徴とする情報配信方法。
  2. 【請求項2】 興味対象場所の案内情報の配信を行う第
    1の情報配信事業者用のコンピュータシステムと、地図
    情報及び最適経路情報の配信を行う第2の情報配信事業
    者用のコンピュータシステムと、第1、第2の情報配信
    事業者用のコンピュータシステムとネットワークを介し
    てデータ通信可能な携帯用または据え置き用の情報端末
    とを用いた情報配信システムにおいて、 情報端末は現在位置を検出する現在位置検出手段を有
    し、 第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
    数の興味対象場所の案内情報を蓄積手段に蓄積し、外部
    の情報端末から所望の興味対象場所の案内情報の要求が
    有ると、蓄積手段から所望の興味対象場所の案内情報を
    読み出し、要求元の情報端末に返信するようにし、 第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、地
    図表示用の地図データと、経路探索用の道路データを蓄
    積手段に蓄積しており、外部の情報端末から着目位置情
    報付で所在地図情報の要求が有ると、着目位置周辺の地
    図データを蓄積手段から読み出し、着目位置マーク付で
    要求元に返信し、この際、第2の情報配信事業者用のコ
    ンピュータシステムが経路探索要求を受け付けるアドレ
    スをリンク情報とするリンクと、着目位置情報とを付随
    させるようにし、また、外部の情報端末から経路探索条
    件の情報を付随した経路探索要求が有ると、道路データ
    を参照して経路探索条件の示す出発地から目的地までを
    結ぶ最適な経路を探索し、該探索した最適経路の情報を
    要求元の情報端末に返信するようにし、 更に、 第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、興
    味対象場所の案内情報を送信する際、第2の情報配信事
    業者用のコンピュータシステムが所在地図情報の要求を
    受け付けるアドレスに興味対象場所の位置情報を着目位
    置情報として付属させた情報をリンク情報とするリンク
    を付属させ、 情報端末は第1の情報配信事業者用のコンピュータシス
    テムから所望の興味対象場所の案内情報とリンクが返信
    されると、案内情報とリンクを表示し、該リンクが選択
    されると、対応するリンク情報に基づき第2の情報配信
    事業者用のコンピュータシステムに対し着目位置情報付
    で所在地図情報の要求をし、第2の情報配信事業者用の
    コンピュータシステムから着目位置マーク付の着目位置
    周辺の地図データとリンクと着目位置情報が返信される
    と、着目位置周辺の着目位置マーク付の地図とリンクを
    表示し、該リンクが選択されると、着目位置を目的地、
    現在位置検出手段で検出されている現在位置を出発地と
    した経路探索条件を自動設定し、第2の情報配信事業者
    用のコンピュータシステムに対し経路探索条件の情報を
    付随した経路探索要求をするようにしたこと、 を特徴とする情報配信方法。
  3. 【請求項3】 興味対象場所の案内情報の配信を行う第
    1の情報配信事業者用のコンピュータシステムと、地図
    情報及び最適経路情報の配信を行う第2の情報配信事業
    者用のコンピュータシステムと、第1、第2の情報配信
    事業者用のコンピュータシステムとネットワークを介し
    てデータ通信可能な携帯用または据え置き用の情報端末
    とを用いた情報配信システムにおいて、 情報端末は現在位置を検出する現在位置検出手段と、日
    時を計時する計時手段を有し、 第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
    数の興味対象場所の案内情報を位置情報とともに蓄積手
    段に蓄積しており、外部の情報端末から所望の興味対象
    場所の案内情報の要求が有ると、蓄積手段から所望の興
    味対象場所の案内情報と位置情報を読み出し、要求元の
    情報端末に返信するようにし、 情報端末は第1の情報配信事業者用のコンピュータシス
    テムから所望の興味対象場所の案内情報と位置情報が返
    信されると、前者の案内情報を表示し、当該所望興味対
    象場所の所在地図の取得が指示されると、当該所望興味
    対象場所の位置情報を着目位置情報として第2の情報配
    信事業者用のコンピュータシステムに対し所在地図情報
    を要求し、 第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、地
    図表示用の地図データと、経路探索用の道路データ及び
    公共機関の時刻表データを蓄積手段に蓄積しており、外
    部の情報端末から着目位置情報付で所在地図情報の要求
    が有ると、着目位置周辺の地図データを蓄積手段から読
    み出し、着目位置マーク付で要求元に返信し、この際、
    着目位置情報も合わせて返信するようにし、 情報端末は第2の情報配信事業者用のコンピュータシス
    テムから着目位置周辺の着目位置マーク付の地図データ
    と着目位置情報が返信されると前者の地図データに基づ
    き着目位置周辺の着目位置マーク付の地図を表示し、経
    路探索が指示されると着目位置を目的地、現在位置検出
    手段で検出されている現在位置を出発地、計時手段で計
    時された現在日時を出発地出発予定日時とした経路探索
    条件を自動設定し、第2の情報配信事業者用のコンピュ
    ータシステムに対し経路探索条件の情報を付随した経路
    探索要求をし、 第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、外
    部の情報端末から経路探索要求が有ると、経路探索用の
    道路データ及び交通機関の時刻表データを参照して経路
    探索条件に従い出発地から目的地までを徒歩と交通機関
    で結ぶ最適な経路を探索し、該探索した最適経路の情報
    を要求元の情報端末に返信するようにしたこと、 を特徴とする情報配信方法。
  4. 【請求項4】 興味対象場所の案内情報の配信を行う第
    1の情報配信事業者用のコンピュータシステムと、地図
    情報及び最適経路情報の配信を行う第2の情報配信事業
    者用のコンピュータシステムと、第1、第2の情報配信
    事業者用のコンピュータシステムとネットワークを介し
    てデータ通信可能な携帯用または据え置き用の情報端末
    とを用いた情報配信システムにおいて、 情報端末は現在位置を検出する現在位置検出手段と、日
    時を計時する計時手段を有し、 第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
    数の興味対象場所の案内情報を蓄積手段に蓄積し、外部
    の情報端末から所望の興味対象場所の案内情報の要求が
    有ると、蓄積手段から所望の興味対象場所の案内情報を
    読み出し、要求元の情報端末に返信するようにし、 第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、地
    図表示用の地図データと、経路探索用の道路データ及び
    交通機関の時刻表データを蓄積手段に蓄積しており、外
    部の情報端末から着目位置情報付で所在地図情報の要求
    が有ると、着目位置周辺の地図データを蓄積手段から読
    み出し、着目位置マーク付で要求元に返信し、この際、
    第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムが経路
    探索要求を受け付けるアドレスをリンク情報とするリン
    クと、着目位置情報を付随させるようにし、外部の情報
    端末から経路探索条件の情報を付随した経路探索要求が
    有ると、道路データ及び交通機関の時刻表データを参照
    して経路探索条件に従い出発地から目的地までを徒歩と
    交通機関で結ぶ最適な経路を探索し、該探索した最適経
    路の情報を要求元の情報端末に返信するようにし、 更に、 第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、興
    味対象場所の案内情報を送信する際、第2の情報配信事
    業者用のコンピュータシステムが所在地図情報の要求を
    受け付けるアドレスに興味対象場所の位置情報を着目位
    置情報として付属させた情報をリンク情報とするリンク
    を付属させ、 情報端末は第1の情報配信事業者用のコンピュータシス
    テムから所望の興味対象場所の案内情報とリンクが返信
    されると、案内情報とリンクを表示し、該リンクが選択
    されると、対応するリンク情報に基づき第2の情報配信
    事業者用のコンピュータシステムに対し着目位置情報付
    で所在地図情報の要求をし、第2の情報配信事業者用の
    コンピュータシステムから着目位置マーク付の着目位置
    周辺の地図データとリンクと着目位置情報が返信される
    と、着目位置マーク付の着目位置周辺の地図とリンクを
    表示し、該リンクが選択されると、着目位置を目的地、
    現在位置検出手段で検出されている現在位置を出発地、
    計時手段で計時された現在日時を出発地出発予定日時と
    した経路探索条件を自動設定し、第2の情報配信事業者
    用のコンピュータシステムに対し経路探索条件の情報を
    付随した経路探索要求をするようにしたこと、 を特徴とする情報配信方法。
  5. 【請求項5】 興味対象場所の案内情報の配信を行う第
    1の情報配信事業者用のコンピュータシステムと、地図
    情報及び最適経路情報の配信を行う第2の情報配信事業
    者用のコンピュータシステムと、第1、第2の情報配信
    事業者用のコンピュータシステムとネットワークを介し
    てデータ通信可能な携帯用または据え置き用の情報端末
    とを用いた情報配信システムにおいて、 情報端末は現在位置を検出する現在位置検出手段を有
    し、第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは
    日時を計時する計時手段を有し、 第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
    数の興味対象場所の案内情報を位置情報とともに蓄積手
    段に蓄積しており、外部の情報端末から所望の興味対象
    場所の案内情報の要求が有ると、蓄積手段から所望の興
    味対象場所の案内情報と位置情報を読み出し、要求元の
    情報端末に返信するようにし、 情報端末は第1の情報配信事業者用のコンピュータシス
    テムから所望の興味対象場所の案内情報と位置情報が返
    信されると、前者の案内情報を表示し、当該所望興味対
    象場所の所在地図の取得が指示されると、当該所望興味
    対象場所の位置情報を着目位置情報として第2の情報配
    信事業者用のコンピュータシステムに対し所在地図情報
    を要求し、 第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、地
    図表示用の地図データと、経路探索用の道路データ及び
    公共機関の時刻表データを蓄積手段に蓄積しており、外
    部の情報端末から着目位置情報付で所在地図情報の要求
    が有ると、着目位置周辺の地図データを蓄積手段から読
    み出し、着目位置マーク付で要求元に返信し、この際、
    着目位置情報も合わせて返信するようにし、 情報端末は第2の情報配信事業者用のコンピュータシス
    テムから着目位置周辺の着目位置マーク付の地図データ
    と着目位置情報が返信されると前者の地図データに基づ
    き着目位置周辺の着目位置マーク付の地図を表示し、経
    路探索が指示されると着目位置を目的地、現在位置検出
    手段で検出されている現在位置を出発地とした経路探索
    条件を自動設定し、第2の情報配信事業者用のコンピュ
    ータシステムに対し経路探索条件の情報を付随した経路
    探索要求をし、 第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、外
    部の情報端末から経路探索要求が有ると、経路探索用の
    道路データ及び交通機関の時刻表データを参照して経路
    探索条件の示す出発地から目的地までを、現在日時を出
    発地出発予定日時として徒歩と交通機関で結ぶ最適な経
    路を探索し、該探索した最適経路の情報を要求元の情報
    端末に返信するようにしたこと、 を特徴とする情報配信方法。
  6. 【請求項6】 興味対象場所の案内情報の配信を行う第
    1の情報配信事業者用のコンピュータシステムと、地図
    情報及び最適経路情報の配信を行う第2の情報配信事業
    者用のコンピュータシステムと、第1、第2の情報配信
    事業者用のコンピュータシステムとネットワークを介し
    てデータ通信可能な携帯用または据え置き用の情報端末
    とを用いた情報配信システムにおいて、 情報端末は現在位置を検出する現在位置検出手段を有
    し、第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは
    日時を計時する計時手段を有し、 第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、多
    数の興味対象場所の案内情報を蓄積手段に蓄積し、外部
    の情報端末から所望の興味対象場所の案内情報の要求が
    有ると、蓄積手段から所望の興味対象場所の案内情報を
    読み出し、要求元の情報端末に返信するようにし、 第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、地
    図表示用の地図データと、経路探索用の道路データ及び
    交通機関の時刻表データを蓄積手段に蓄積しており、外
    部の情報端末から着目位置情報付で所在地図情報の要求
    が有ると、着目位置周辺の地図データを蓄積手段から読
    み出し、着目位置マーク付で要求元に返信し、この際、
    第2の情報配信事業者用のコンピュータシステムが経路
    探索要求を受け付けるアドレスをリンク情報とするリン
    クと、着目位置情報を付随させるようにし、外部の情報
    端末から経路探索条件の情報を付随した経路探索要求が
    有ると、道路データ及び交通機関の時刻表データを参照
    して、経路探索条件の示す出発地から目的地までを、現
    在日時を出発地出発予定日時として徒歩と交通機関で結
    ぶ最適な経路を探索し、該探索した最適経路の情報を要
    求元の情報端末に返信するようにし、 更に、 第1の情報配信事業者用のコンピュータシステムは、興
    味対象場所の案内情報を送信する際、第2の情報配信事
    業者用のコンピュータシステムが所在地図情報の要求を
    受け付けるアドレスに興味対象場所の位置情報を着目位
    置情報として付属させた情報をリンク情報とするリンク
    を付属させ、 情報端末は第1の情報配信事業者用のコンピュータシス
    テムから所望の興味対象場所の案内情報とリンクが返信
    されると、案内情報とリンクを表示し、該リンクが選択
    されると、対応するリンク情報に基づき第2の情報配信
    事業者用のコンピュータシステムに対し着目位置情報付
    で所在地図情報の要求をし、第2の情報配信事業者用の
    コンピュータシステムから着目位置マーク付の着目位置
    周辺の地図データとリンクと着目位置情報が返信される
    と、着目位置マーク付の着目位置周辺の地図とリンクを
    表示し、該リンクが選択されると、着目位置を目的地、
    現在位置検出手段で検出されている現在位置を出発地と
    した経路探索条件を自動設定し、第2の情報配信事業者
    用のコンピュータシステムに対し経路探索条件の情報を
    付随した経路探索要求をするようにしたこと、 を特徴とする情報配信方法。
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