JP2003129913A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

Info

Publication number
JP2003129913A
JP2003129913A JP2001322495A JP2001322495A JP2003129913A JP 2003129913 A JP2003129913 A JP 2003129913A JP 2001322495 A JP2001322495 A JP 2001322495A JP 2001322495 A JP2001322495 A JP 2001322495A JP 2003129913 A JP2003129913 A JP 2003129913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
pressure
fuel supply
injection valve
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001322495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Ueda
貴宣 植田
Yukihiro Tsukasaki
之弘 塚▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001322495A priority Critical patent/JP2003129913A/ja
Publication of JP2003129913A publication Critical patent/JP2003129913A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の燃料噴射弁から2種類の燃料を噴射す
る際に、燃料の混合比を正確に制御する。 【解決手段】 互いに異なる2種類の燃料流体を単一の
噴孔から噴射する燃料噴射弁110から噴射する。それ
ぞれの燃料は互いに独立した燃料タンク11、13、高
圧ポンプ21、23、燃料供給通路201、203を備
えており、燃料供給津数から単一の燃料噴射通路257
を介して燃料噴射弁に供給される。機関の電子制御ユニ
ット(ECU)30は、それぞれの高圧ポンプの吐出量
制御機構213をデューティ制御することにより、ポン
プからそれぞれの燃料供給通路に圧送される燃料量を制
御する。これにより、燃料噴射弁から噴射される燃料中
のそれぞれの燃料の割合が正確に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料供給装置に関
し、詳細には互いに異なる2種類の燃料を所望の割合で
混合して単一の燃料噴射弁から噴射することが可能な燃
料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1つの燃料噴射弁を用いて2種類の異な
る燃料を噴射することを可能とする内燃機関の燃料供給
装置が知られている。例えば、燃料としてオクタン価の
高い高オクタン価燃料とオクタン価の低い低オクタン価
燃料を用いるような場合には、高オクタン価燃料のみ、
或は低オクタン価燃料のみを運転条件に応じて燃料噴射
弁から噴射する以外に、1つの燃料噴射弁から高オクタ
ン価燃料と低オクタン価燃料とを所望の割合で同時に噴
射することができれば、噴射される燃料のオクタン価を
任意に調整することが可能となるため、機関に供給する
燃料のオクタン価を機関運転状態に応じた最適な値とす
ることが可能となる。
【0003】例えば、このような燃料供給装置の例とし
ては特開2001−50070号公報に記載されたもの
がある。同公報の燃料供給装置では原料となる燃料を分
留することにより、原料燃料よりオクタン価の高い高オ
クタン価燃料と、原料燃料よりオクタン価の低い低オク
タン価燃料とを生成し、これら2種類の燃料を単一の燃
料噴射弁から内燃機関に噴射している。
【0004】同公報の装置では、燃料噴射弁本体内部
に、ニードル弁体閉弁時に燃料が残留する燃料たまり部
を設け、この燃料たまり部に貯留される低オクタン価燃
料の量を調節することにより燃料噴射時に噴射される高
オクタン価燃料と低オクタン価燃料との割合を調節して
いる。すなわち、同公報の装置では燃料噴射弁本体内に
は上記燃料たまりに連通する互いに独立した高オクタン
価燃料噴射通路と低オクタン価燃料噴射通路とが形成さ
れており、高オクタン価燃料は高圧間欠ポンプにより高
オクタン価燃料噴射通路に供給される。
【0005】一方、低オクタン価燃料は可変圧力ポンプ
を用いて別途低オクタン価燃料噴射通路を介して燃料た
まりに供給される。高圧間欠ポンプにより高圧の高オク
タン価燃料が燃料たまりに供給されると、燃料たまり内
の燃料圧力によりニードル弁体が押上げられニードル弁
体が噴孔を開放するため、燃料たまり内の燃料が噴孔か
ら噴射される。また、噴射により燃料たまり内の燃料圧
力が低下すると、スプリングの付勢力によりニードル弁
体が噴孔を閉鎖するが、このとき低オクタン価燃料噴射
通路から燃料たまり内に低オクタン価燃料が流入するた
め、次回燃料噴射が行われると燃料たまり内に残留する
低オクタン価燃料と高圧間欠ポンプにより新たに供給さ
れた高オクタン価燃料とが同時に噴射されるようにな
る。
【0006】また、同公報の装置では、可変圧力ポンプ
の吐出圧を変化させることにより燃料噴射終了時に燃料
たまりに残留する低オクタン価燃料の量を増減すること
ができるため、燃料噴射時に噴射される高オクタン価燃
料量と低オクタン価燃料量との割合を調節することが可
能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特開2001−5
0070号公報の燃料供給装置では、燃料噴射終了時の
燃料たまり内の高オクタン価燃料の残圧と、可変圧力ポ
ンプにより供給される低オクタン価燃料圧力との差によ
り燃料タンク内に流入する低オクタン価燃料の量が定ま
る。すなわち、燃料噴射終了時残留高オクタン価燃料圧
力が低いほど、また可変圧力ポンプにより供給される低
オクタン価燃料の圧力が高いほど、燃料たまり内に流入
する低オクタン価燃料の量は多くなり、燃料噴射中に占
める低オクタン価燃料の量の割合も大きくなる。ところ
が、実際には燃料噴射終了時の燃料たまり内の高オクタ
ン価燃料の残圧を正確にある値に管理することは極めて
困難であり、そのため噴射される低オクタン価燃料の割
合を所望の値にするための可変圧力ポンプの吐出圧を正
確に定めることができない問題がある。
【0008】すなわち、同公報の燃料供給装置では高オ
クタン価燃料と低オクタン価燃料とを1つの燃料噴射弁
から噴射する際に、その混合比を正確に制御することが
出来ず、機関運転条件に応じた最適な値に燃料のオクタ
ン価を正確に調整できない問題が生じるのである。本発
明は、上記従来技術の問題に鑑み、1つの燃料噴射弁か
ら同時に2種類の異なった燃料を噴射する際に、両方の
燃料の噴射量の比率を正確に制御することが可能な燃料
供給装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、互いに異なる2種類の燃料流体を単一の噴孔か
ら噴射する燃料噴射弁を備えた燃料供給装置であって、
それぞれの燃料を加圧供給する互いに独立した2つの燃
料供給源と、前記それぞれの燃料供給源と前記燃料噴射
弁とを接続する互いに独立した2つの燃料供給通路と、
前記それぞれの燃料供給源からそれぞれの燃料供給通路
に供給される加圧燃料の流量を前記燃料供給通路毎に制
御可能な圧送量制御手段とを備え、前記燃料噴射弁は、
前記2つの燃料供給通路が接続され両方の燃料供給通路
から供給された2種類の燃料を前記噴孔に導く単一の燃
料噴射通路を噴射弁内部に備え、前記圧送量制御手段
は、前記それぞれの燃料供給通路に圧送する燃料量の比
を制御することにより、前記燃料噴射弁から噴射される
2種類の燃料の割合を変更する、燃料供給装置が提供さ
れる。
【0010】すなわち、請求項1の発明では、燃料噴射
弁内には噴孔に続く単一の燃料噴射通路が設けられ、2
種類の燃料は同時にこの単一の燃料噴射通路に供給さ
れ、通路内で混合した後噴孔から噴射される。また、2
種類の燃料はそれぞれ独立した燃料供給源と燃料供給通
路を通って燃料噴射通路に供給されるが、それぞれの燃
料供給通路に圧送される燃料量は圧送量制御手段により
制御されている。それぞれの燃料供給通路に圧送された
燃料は、圧送された量だけ燃料噴射通路に流入して噴孔
から噴射されるため、それぞれの燃料供給通路に圧送す
る燃料量の比を所望の値に制御することにより、正確に
噴射される燃料の混合比を制御することが可能となる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、前記燃料
供給源はそれぞれ、燃料を加圧して前記燃料供給通路に
圧送する加圧ポンプを備え、前記圧送量制御手段は前記
それぞれの加圧ポンプの吐出量を制御することにより前
記燃料供給通路に圧送される燃料量の比を制御する、請
求項1に記載の燃料供給装置が提供される。
【0012】すなわち、請求項2の発明では圧送量制御
手段はそれぞれの燃料供給源に備えられた加圧ポンプの
吐出量を制御することにより燃料供給通路に圧送される
燃料量を制御する。加圧ポンプの吐出量の制御は、加圧
ポンプが可変容量式の場合にはポンプの可変容量機構を
制御することにより行っても良く、加圧ポンプの吐出量
が固定されている場合には、逃し弁を用いて、ポンプ吐
出量の一部をポンプ吸入側に逃すことによって行っても
良い。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、前記圧送
量制御手段は、それぞれ入力する流量制御信号のデュー
ティ比に応じた量の燃料を、それぞれ前記燃料供給通路
に圧送する、請求項1又は請求項2に記載の燃料供給装
置が提供される。
【0014】すなわち、請求項3の発明では圧送量制御
手段はデューティ制御される。すなわち、圧送量制御手
段には流量制御信号としてパルス信号が供給され、圧送
量制御手段は流量制御パルス信号のデューティ比(すな
わち、パルス信号1周期に占めるパルスオン時間の割
合)に応じた流量の燃料を燃料供給通路に圧送する。圧
送量制御手段をデューティ制御することにより、両方の
燃料供給通路に圧送する燃料量が正確に制御されるよう
になる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、更に、前
記それぞれの燃料供給通路から前記燃料噴射弁内の燃料
噴射通路に向う方向の燃料流のみを許容する逆止弁手段
を備えた、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載
の、燃料供給装置が提供される。
【0016】すなわち、請求項4の発明では燃料噴射終
了後に燃料噴射通路内の燃料が各燃料供給通路に逆流す
ることが防止されるため、それぞれの燃料供給通路内に
他方の燃料が流入し、滞留することが防止される。この
ため、燃料の混合割合変更時に、燃料供給通路内に滞留
した混合燃料が燃料噴射通路に供給されることがないた
め、混合割合の変更時や燃料の切換時の応答性が向上す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。図1は、本発明の燃料供給
装置を車両用内燃機関に適用した場合の実施形態の概略
構成を模式的に示す図である。
【0018】図1において、100は内燃機関、110
は内燃機関1の各気筒に燃料を噴射する燃料噴射弁を示
す。各燃料噴射弁110は、後述するデュアルデリバリ
パイプ20に接続され、デュアルデリバリパイプ20内
に形成された2つのデリバリ通路201、203内の燃
料の一方を選択的に、もしくは両方の燃料を任意の混合
比で同時に、機関1の各気筒に噴射可能な構造となって
いる。デュアルデリバリパイプ20の構造及び燃料噴射
弁110への燃料供給部構造については後述する。
【0019】図1において、11、13で示すのは機関
1の燃料タンクである。本実施形態では、種類の異なる
2つの燃料油を燃料噴射弁110から機関に噴射するた
め、燃料タンクも2つ別個に設けられている。本発明で
は、種類の異なる2つの燃料として、例えば高オクタン
価ガソリンと低オクタン価ガソリン、ガソリンと他の種
類の燃料(例えばDME(ジメチルエーテル))、ガソ
リン以外の燃料(例えば、LPG(液化石油ガス)とD
ME、或はCNG(加圧天然ガス)とDME等のよう
に、液体燃料同士、或は気体同士の異なる燃料をも使用
することが可能であるが、図1の例では液体同士の性質
の異なる燃料(高オクタン価ガソリンと低オクタン価ガ
ソリン)を使用する場合を示している。
【0020】本実施形態では、例えば燃料タンク11に
は高オクタンガソリンが、13には低オクタンガソリン
が貯留されている。高オクタン価ガソリンと低オクタン
価ガソリンとは、それぞれ外部からタンク11と13と
に別々に補給するようにしても良いし、例えば車両上で
分留、膜分離などの適宜な手段を用いて市販のガソリン
を高オクタン価成分を多く含むガソリンと低オクタン価
成分を多く含むガソリンとに分離することにより車両上
で生成することも可能である。
【0021】燃料タンク11と13に貯留された燃料
は、タンク内にそれぞれ設けられた低圧フィードポンプ
11a、13aにより低圧供給配管15、17を介して
高圧燃料ポンプ21、23に供給される。高圧燃料ポン
プ21、23は、例えばプランジャ式高圧ポンプとさ
れ、それぞれ後述する吐出量制御機構を有している。高
圧ポンプ21、23はそれぞれ高圧供給配管25、27
を介してデュアルデリバリパイプ20のデリバリ通路2
01、203に接続されている。
【0022】図1に示すように、高オクタン価ガソリン
は燃料タンク11から低圧フィードポンプ11aにより
高圧燃料ポンプ21に供給され、高圧燃料ポンプ21で
昇圧されて高圧供給配管25からデュアルデリバリパイ
プ20のデリバリ通路201に供給される。また、低オ
クタン価ガソリンは燃料タンク13から低圧フィードポ
ンプ13a、高圧燃料ポンプ23、高圧供給配管27を
通りデュアルデリバリパイプ20のデリバリ通路203
に供給される。すなわち、高オクタン価ガソリンと低オ
クタン価ガソリンとは、互いに独立した供給源から互い
に独立した供給経路を通って燃料噴射弁110に供給さ
れる。
【0023】次に、燃料噴射弁110への燃料供給機構
について説明する。図2は、デュアルデリバリパイプ2
0と燃料噴射弁110の燃料供給機構の構成を示す断面
図である。デュアルデリバリパイプ20内には、その長
手方向に沿った隔壁20aにより2つのデリバリ通路
(高オクタン価ガソリンレール201と低オクタン価ガ
ソリンレール203)とが形成されている。レール20
1と203とは、それぞれ供給される高圧の高オクタン
価ガソリンと低オクタン価ガソリンとを貯留し、各気筒
の燃料噴射弁110に分配する機能を有している。
【0024】図2に251で示すのは、各燃料噴射弁1
10毎に設けられた円筒状のインジェクタガイド251
である。インジェクタガイド251は、デュアルデリバ
リパイプ20内の隔壁20aを貫通して取付けられてい
る。インジェクタガイド251は、内部に軸線方向に形
成された燃料噴射通路257を備えている。燃料噴射通
路257はその端部にデリバリパイプ20の高オクタン
価ガソリンレール201内に開口する開口257aによ
りレール201に連通しており、更にデリバリパイプ2
0側面に形成された開口257bによりデリバリパイプ
20内の低オクタン価ガソリンレール203に連通して
いる。
【0025】図2に201a、203aで示すのは、イ
ンジェクタガイド20の外側に嵌装され、各レールから
の燃料洩れを防止するOリングシールである。各燃料噴
射弁110は、それぞれのインジェクタガイド251の
デリバリパイプ20側と反対の端部に取付けられてお
り、インジェクタガイド251内に軸線方向に形成され
た燃料噴射通路257から燃料を供給される。すなわ
ち、本実施形態では、共通の燃料噴射通路257を介し
て高オクタン価ガソリンと低オクタン価ガソリンとの両
方が供給される。
【0026】図1に30で示すのは、機関1の電子制御
ユニット(ECU)である。本実施形態では、ECU3
0は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)、演算ユニット(CPU)及び入出
力ポートを双方向性バスで接続した公知の構成のマイク
ロコンピュータとして構成され、機関の燃料噴射制御や
点火時期制御などの基本制御を行う他、本実施形態では
後述するように、高圧燃料ポンプ21と23の吐出量を
制御してデリバリパイプ20内の圧力を機関運転条件に
応じて調節するとともに、各レール201、203への
燃料供給量を個別に調節することにより、各燃料噴射弁
110に供給される高オクタン価ガソリンと低オクタン
価ガソリンとの量の比率を調節する。
【0027】これらの各制御のために、ECU30の入
力ポートには図示しない機関回転数センサと、機関吸入
空気量センサ、アクセル開度センサ等の各センサから、
機関回転数、吸入空気量、運転者のアクセルペダル踏込
み量(アクセル開度)等の機関運転状態を表すパラメー
タが入力されている他、デュアルデリバリパイプ20の
両方のレール201、203に設けられた燃料圧センサ
201Pと203Pからそれぞれのレール内の燃料圧力
を表す信号が入力されている。また、ECU30の出力
ポートは、各燃料噴射弁110に接続され、各燃料噴射
弁からの燃料噴射量、燃料噴射タイミングを制御してい
る他、高圧燃料ポンプ21、23の吐出量制御機構に接
続され、それぞれの高圧燃料ポンプ21、23の燃料吐
出量を制御している。
【0028】次に、本実施形態の高圧燃料噴射ポンプ2
1と23との吐出量制御機構について説明する。図3
は、吐出量制御機構の一例として、吐出調量型の制御機
構を設けた場合の構成概略を示している。なお、吐出量
制御機構は両方のポンプ21、23とも同一であるの
で、以下の説明では、高圧燃料ポンプ21を例にとって
説明する。
【0029】図3において、211で示すのは高圧燃料
ポンプ21の吐出配管である、吐出配管211は、後述
する調量弁213と、高圧供給配管25側からポンプ2
1側への燃料の逆流を防止する逆止弁219とを介して
高圧供給配管25に接続されている。また、ポンプ21
の吐出配管211と低圧供給配管15(若しくは燃料タ
ンク11)とは、圧力制御弁215を有するバイパス配
管217で接続されている。圧力制御弁215は吐出配
管211内の圧力が予め定めた開弁圧力以上になると開
弁して吐出配管211内の燃料を低圧供給配管15また
は燃料タンク11に戻すものである。
【0030】調量弁213は、ソレノイドアクチュエー
タを備えており、ECUから入力する制御パルス信号が
オンの間全開になり、制御パルス信号がオフのときに全
閉となる開閉操作を繰返す。このため、調量弁213の
前後差圧が一定の場合には、調量弁213を通過する流
量、すなわち高圧供給配管25への燃料圧送流量は、ソ
レノイドアクチュエータに入力する制御パルス信号の1
周期に占めるパルスオン(開弁)時間の割合(デューテ
ィ比)に比例するようになる。
【0031】本実施形態では高圧燃料ポンプ21はプラ
ンジャ式ポンプが使用されている。従って、ポンプ内の
プランジャが上昇を開始してポンプからの燃料吐出が開
始されると吐出配管211内の燃料圧力は上昇する。ポ
ンプの幾何学的吐出量(プランジャ径とストロークの
積)は必要とされる最大燃料圧送量より大きく設定され
ているため、調量弁213をデューティ制御していると
ポンプから吐出される燃料量が調量弁213から高圧供
給通路25に圧送される燃料量より多くなり、吐出配管
211内圧力は圧力制御弁215の開弁圧まで上昇し、
圧力制御弁215が開弁する。このため、吐出配管21
1内の圧力は圧力制御弁開弁215の開弁圧力に略等し
い一定圧力になる。
【0032】この状態で調量弁213をデューティ制御
すると、調量弁213を通過する燃料流量(圧送量)は
制御パルス信号のデューティ比に比例する量になる。本
実施形態では、高圧燃料ポンプ21と23とは同一の構
造であり、互いに同期して運転されるためポンプの吐出
期間も一致している。このため、ポンプの吐出期間中に
両方のポンプの調量弁をデューティ制御することによ
り、両方のポンプの吐出量を精密に制御することができ
る。
【0033】更に、それぞれのポンプからの燃料の圧送
量は調量弁のデューティ比に比例するため、それぞれの
ポンプの調量弁に入力する制御パルス信号のデューティ
比を異なる値にすることにより、それぞれのポンプの圧
送量を変えることができる。この場合、それぞれのポン
プからの圧送量の比はそれぞれの調量弁に入力するデュ
ーティ比の比に等しくなる。
【0034】それぞれの高圧燃料ポンプ21、23から
デュアルデリバリパイプ20のレール201、203に
圧送された燃料は、それぞれインジェクタガイド251
の各レールに設けられた開口257aと257bとから
インジェクタガイド内の燃料噴射通路257に流入し、
各燃料噴射弁110に供給される。この場合、各レール
に供給された燃料量と各レールから燃料噴射通路257
に流入する燃料量とは等しくなるため、各燃料噴射弁1
10からはそれぞれの調量弁に入力する制御パルス信号
のデューティ比の比率に等しい混合比の燃料が機関に噴
射されるようになる。このように、制御パルス信号のデ
ューティ比の比率が所定値になるようにそれぞれのポン
プの圧送量を制御することにより、燃料の混合比を精密
に制御することが可能となる。なお、一方の調量弁の制
御パルス信号デューティ比をゼロにすると、ポンプの圧
送量はゼロになり、レールには燃料が供給されなくな
る。このため、この場合には他方の燃料のみが各燃料噴
射弁から噴射されるようになり、高オクタン価ガソリン
のみ、または低オクタン価ガソリンのみでの機関の運転
が可能となる。
【0035】本実施形態では、ECU30は機関運転条
件に応じて高圧燃料ポンプ21と23との調量弁に供給
する制御パルス信号のデューティ比の比率を設定するこ
とにより、各燃料噴射弁110から機関に噴射される燃
料中の高オクタン価ガソリンと低オクタン価ガソリンの
比率を調節し、機関運転状態に応じて供給する燃料のオ
クタン価が最適になるようにしている。
【0036】図4は、吐出力制御機構の図3とは異なる
例を示す。本実施形態では高圧燃料ポンプ21には吸入
調量式の吐出量制御機構が設けられている。吸入調量式
の吐出量制御機構では、ポンプ21の吸入側(低圧供給
配管15)に、図3と同様な調量弁221と、圧力制御
弁223とが設けられている。圧力制御弁は、低圧フィ
ードポンプ11aの吐出圧力を一定に制御するものであ
り、ポンプ11a自体に圧力調整機構を有する場合には
設ける必要はない。
【0037】図4の場合には、調量弁221はポンプ2
1のプランジャ下降期間(吸入期間)内にポンプ21に
流入する燃料量を制御するために用いられる。圧力制御
弁223により、調量弁221の入口圧力は一定に維持
されるため吸入期間中に調量弁221を通ってポンプ2
1に流入する燃料量は調量弁に供給される制御パルス信
号のデューティ比に比例した量になる。一方、ポンプの
吐出期間には、吸入期間にポンプに流入した量の燃料し
か吐出されないため、この場合も調量弁221のデュー
ティ比を調節することによりポンプ21の吐出量を制御
することが出来る。
【0038】本実施形態においても、ECU30は両方
のポンプ21、23の調量弁に供給する制御パルス信号
のデューティ比の比率を変えることにより、各燃料噴射
弁110から噴射される燃料中の高オクタン価ガソリン
と低オクタン価ガソリンとの比率を制御する。なお、本
実施形態では機関の出力トルクが高いほど、また機関回
転数が低いほど機関に供給される燃料のオクタン価が高
くなるように燃料ポンプ21、23の圧送量を制御す
る。燃料オクタン価が高くなるほどノックが生じにくく
なるため、点火時期を進角させて機関出力を増大するこ
とができるためである。一方、機関出力トルクが低く、
機関回転数が高い場合にはノックは生じないが、燃焼時
間が短くなるため逆に燃料の不完全燃焼が生じやすくな
る。このため、本実施形態では機関出力トルクが低く回
転数が高いほど燃料オクタン価を低く設定し、燃料の着
火性を向上させることにより燃焼を改善するようにして
いる。
【0039】次に、各燃料噴射弁への燃料供給機構の図
2とは別の実施形態について図5を参照して説明する。
図2で説明した燃料供給機構では、デュアルデリバリパ
イプ20の2つのレール201と203とは、常に開口
257a、257bでインジェクタガイド251の燃料
噴射通路257に連通している。このことは、すなわち
レール201と203とが常時燃料噴射通路257を介
して互いに連通していることを意味する。
【0040】このため、例えば各レールへの圧送量の比
を変更するような場合に、両方のレールの圧力バランス
が変動すると、一方のレール(例えばレール201)か
ら他方のレール(例えばレール203)に燃料噴射通路
257を経由して燃料が流入する場合が生じる。この場
合、他方のレールに流入した燃料(この場合は高オクタ
ン価ガソリン)はインジェクタガイド251の開口付近
に滞留し、次に燃料噴射が行われると再度インジェクタ
ガイド251の燃料噴射通路257に吸入されるように
なる。このため、例えば圧送量の比を変更するような場
合には、噴射される燃料の所望の燃料比率を得ることが
出来なくなる問題が生じ、燃料比率変更の際の応答性が
悪化する問題が生じる可能性がある。
【0041】そこで、本実施形態では図5に示すよう
に、各インジェクタガイド251のそれぞれのレールに
連通する開口部257a、257bに、レール201、
203側から燃料噴射通路257に向う燃料の流れのみ
を許容する逆止弁258a、258bを設けている。こ
れにより、燃料比率変更時にレール201と203との
圧力バランスが変動したような場合でも、燃料噴射通路
257内の燃料がレール201、203側に逆流するこ
とが完全に防止され、燃料比率変更時には直ちに所望の
燃料比率を得ることができるようになる。
【0042】次に、本発明の図1とは異なる構成の実施
形態について説明する。図1の実施形態では、2種類の
燃料として高オクタン価ガソリンと低オクタン価ガソリ
ンとを使用している。しかし、2種類の燃料として両方
ともガソリンを使用した場合には、高オクタン燃料と低
オクタン燃料とのオクタン価の差がそれほど大きくない
ため、混合した場合にも燃料のオクタン価の調整範囲が
狭くなり、運転条件に合わせて広い範囲で燃料のオクタ
ン価を調節することができない。
【0043】そこで、以下の実施形態では、低オクタン
価燃料としてDME(ジメチルエーテル)、高オクタン
価燃料として液化石油ガス(LPG)またはCNG(加
圧天然ガス)を用いた場合について説明する。図6は、
DMEとLPGとを用いた場合の燃料供給装置の概略構
成を説明する図である。DMEは常温では加圧状態では
液体、常圧では気体となる燃料であり、極めてオクタン
価が低く着火性が良好である。また、LPGも同様に常
温では加圧状態では液体、常圧では気体となるが、オク
タン価はDMEに較べてかなり高い。図6の実施形態で
は、DME、LPGとも加圧状態で使用し、液体のまま
機関に噴射する場合を示している。
【0044】図6において、図1と同じ参照符号は図1
のものと同様な要素を示している。本実施形態では、図
1の高オクタン価ガソリン用燃料タンク11に代えてL
PG圧力容器(ボンベ)611が、低オクタン価ガソリ
ン燃料タンク13に代えてDME圧力容器(ボンベ)6
13が、それぞれ直接低圧供給配管15、17に接続さ
れている点が図1の実施形態と相違している。また、容
器611、613内のLPG及びDMEは加圧されてお
り、液状になっている。本実施形態では、LPG、DM
Eは、この加圧状態のまま高圧燃料ポンプ21、23に
供給されるため、低圧フィードポンプは設ける必要がな
い。
【0045】図6においても、高圧燃料ポンプ21、2
3の圧送量はデューティ制御され、燃料噴射弁110に
供給されるLPGとDMEとの割合は、両方のポンプ2
1、23の流量制御パルス信号のデューティ比の比率を
調節することにより制御される。
【0046】図7は、高オクタン価燃料としてLPGを
気相で(またはCNGを)、低オクタン価燃料としてD
MEを気相で、それぞれ使用する場合の燃料供給装置の
概略構成を示す図である。CNGはメタンを主成分とす
る常温で気体の燃料であり、オクタン価はDMEに較べ
てかなり高くなる。本実施形態では、LPG、CNG
は、加圧状態で容器内711に貯蔵されている。また、
DMEも同様に加圧状態で容器713内に貯蔵されてい
る。
【0047】本実施形態では、デュアルデリバリパイプ
20の高オクタン価燃料用レール201と低オクタン価
燃料用レール203は、それぞれ容器(ボンベ)71
1、713と減圧弁711a、713a及び調量弁72
1、723を介して接続されている。容器711、71
3から加圧状態で取出された気相燃料は減圧弁711
a、711bで適宜な圧力まで減圧され、調量弁72
1、723により流量(圧送量)を調節した後それぞれ
のレール201、203に送られ、各燃料噴射弁110
から噴射される。
【0048】なお、図1、図6の実施形態では、燃料噴
射弁110は機関燃焼に直接燃料を噴射する筒内噴射弁
および気筒吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射弁の
いずれも採用することが可能であるが、図7の燃料噴射
弁110は比較的低圧の気体燃料を噴射するものである
ため、気筒内に直接燃料を噴射することは噴射圧力上困
難であり、ポート噴射弁とされている。
【0049】本実施形態においても、調量弁721、7
23はソレノイド駆動の開閉弁とされ、ソレノイドに供
給する流量制御パルス信号のデューティ比に応じた流量
の燃料を通過させる。このため、図1、図6の実施形態
と同様、本実施形態においても調量弁721、723の
流量制御パルス信号のデューティ比の比率を調節するこ
とにより、各燃料噴射弁110から噴射される燃料中の
高オクタン価燃料(LPGまたはCNG)と低オクタン
価燃料(DME)との割合を制御することが可能とな
る。
【0050】図8は、高オクタン価燃料としてLPG
(またはCNG)を、低オクタン価燃料としてDMEを
使用した場合の機関負荷に応じた使用燃料を示すマップ
である。図8に示すように、機関出力トルクが小さい領
域では低オクタン価燃料であるDMEのみが使用され
る。また、機関回転数が高くなるほどDMEを使用する
最大トルクが大きくなるように設定される。これによ
り、機関の燃焼状態が良好に維持されるようになる。
【0051】更に、図8に示すように機関出力が高い領
域では、高オクタン価燃料であるLPG(またはCN
G)のみが使用される。これにより、機関点火時期を進
角させた高出力運転が可能となる。また、上記DME領
域とLPG領域との間の中間の負荷領域では、DMEと
LPGとの両方を機関に噴射して運転を行う。一般に、
燃料のオクタン価はノックが生じない範囲で低い方が好
ましい。この中間負荷領域では、負荷が増大するにつれ
てLPG(またはCNG)の供給割合を増大させること
により、機関運転状態に応じたオクタン価の燃料を機関
に供給するようにしている。
【0052】
【発明の効果】各請求項に記載の発明によれば、1つの
燃料噴射弁から2種類の異なった燃料を噴射する際に、
両方の燃料の噴射量の比率を正確に制御することが可能
となるため、機関負荷等の運転状態に応じて2つの燃料
の混合比を変えて運転状態に最適な性質の燃料を機関に
供給することが可能となる共通の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を自動車用内燃機関に適用した実施形態
の概略構成を説明する図である。
【図2】燃料噴射弁への燃料供給機構を説明する図であ
る。
【図3】高圧燃料ポンプの吐出量制御機構の構成の一例
を示す図である。
【図4】高圧燃料ポンプの吐出量制御機構の構成の他の
例を示す図である。
【図5】図2の燃料供給機構の実施形態の改良例を示す
図である。
【図6】本発明の燃料供給装置の図1とは別の実施形態
の概略構成を説明する図である。
【図7】本発明の燃料供給装置の図1、図6とは別の実
施形態の概略構成を説明する図である。
【図8】機関運転条件に応じた使用燃料の設定を説明す
る図である。
【符号の説明】
11、13…燃料タンク 21、23…高圧燃料ポンプ 30…電子制御ユニット(ECU) 100…内燃機関本体 110…燃料噴射弁 213、721、723…調量弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 AB06 AD01 AD04 BA00 CA21 CB05 CB09 CC69 CD02 CE21 DA06 DC18 3G092 AA01 AB12 BB20 DE09S DE12S DF03 DF10 DG09 FA06 HB03X HB05X

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる2種類の燃料流体を単一の
    噴孔から噴射する燃料噴射弁を備えた燃料供給装置であ
    って、 それぞれの燃料を加圧供給する互いに独立した2つの燃
    料供給源と、前記それぞれの燃料供給源と前記燃料噴射
    弁とを接続する互いに独立した2つの燃料供給通路と、
    前記それぞれの燃料供給源からそれぞれの燃料供給通路
    に供給される加圧燃料の流量を前記燃料供給通路毎に制
    御可能な圧送量制御手段とを備え、 前記燃料噴射弁は、前記2つの燃料供給通路が接続され
    両方の燃料供給通路から供給された2種類の燃料を前記
    噴孔に導く単一の燃料噴射通路を噴射弁内部に備え、 前記圧送量制御手段は、前記それぞれの燃料供給通路に
    圧送する燃料量の比を制御することにより、前記燃料噴
    射弁から噴射される2種類の燃料の割合を変更する、燃
    料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料供給源はそれぞれ、燃料を加圧
    して前記燃料供給通路に圧送する加圧ポンプを備え、前
    記圧送量制御手段は前記それぞれの加圧ポンプの吐出量
    を制御することにより前記燃料供給通路に圧送される燃
    料量の比を制御する、請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記圧送量制御手段は、それぞれ入力す
    る流量制御信号のデューティ比に応じた量の燃料を、そ
    れぞれ前記燃料供給通路に圧送する、請求項1又は請求
    項2に記載の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記それぞれの燃料供給通路から
    前記燃料噴射弁内の燃料噴射通路に向う方向の燃料流の
    みを許容する逆止弁手段を備えた、請求項1から請求項
    3のいずれか1項に記載の、燃料供給装置。
JP2001322495A 2001-10-19 2001-10-19 燃料供給装置 Pending JP2003129913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001322495A JP2003129913A (ja) 2001-10-19 2001-10-19 燃料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001322495A JP2003129913A (ja) 2001-10-19 2001-10-19 燃料供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003129913A true JP2003129913A (ja) 2003-05-08

Family

ID=19139537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001322495A Pending JP2003129913A (ja) 2001-10-19 2001-10-19 燃料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003129913A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528205A (ja) * 2007-05-23 2010-08-19 インターロッキング ビルディングス ピーティーワイ リミテッド 高圧液体lpg燃料供給装置の製造及び設置方法と二重又は混合燃料供給システム
US7823562B2 (en) * 2008-05-16 2010-11-02 Woodward Governor Company Engine fuel control system
WO2011063316A2 (en) * 2009-11-23 2011-05-26 Ethanol Boosting Systems, Llc Fuel tank system for gasoline and flexible ethanol powered vehicles using on-demand direct ethanol injection octane boost
CN102812231A (zh) * 2010-03-25 2012-12-05 卡特彼勒公司 具有混合燃料喷射的压燃式发动机
US8522752B2 (en) 2010-09-03 2013-09-03 Caterpillar Inc. Co-axial quill assembly for dual fuel common rail system
JP2019074054A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 ダイハツディーゼル株式会社 エンジン用燃料供給装置
CN111137462A (zh) * 2019-12-30 2020-05-12 航天时代飞鸿技术有限公司 一种大型货运无人机燃油系统及其控制方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528205A (ja) * 2007-05-23 2010-08-19 インターロッキング ビルディングス ピーティーワイ リミテッド 高圧液体lpg燃料供給装置の製造及び設置方法と二重又は混合燃料供給システム
KR101498173B1 (ko) * 2007-05-23 2015-03-03 인터록킹 빌딩스 피티와이 리미티드 고압 액체 엘피지 연료 공급 및 듀얼 또는 혼합 연료 공급 시스템 장치 및 제조 방법
US7823562B2 (en) * 2008-05-16 2010-11-02 Woodward Governor Company Engine fuel control system
WO2011063316A2 (en) * 2009-11-23 2011-05-26 Ethanol Boosting Systems, Llc Fuel tank system for gasoline and flexible ethanol powered vehicles using on-demand direct ethanol injection octane boost
WO2011063316A3 (en) * 2009-11-23 2011-08-25 Ethanol Boosting Systems, Llc Fuel tank system for gasoline and flexible ethanol powered vehicles using on-demand direct ethanol injection octane boost
CN102812231A (zh) * 2010-03-25 2012-12-05 卡特彼勒公司 具有混合燃料喷射的压燃式发动机
US8522752B2 (en) 2010-09-03 2013-09-03 Caterpillar Inc. Co-axial quill assembly for dual fuel common rail system
JP2019074054A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 ダイハツディーゼル株式会社 エンジン用燃料供給装置
CN111137462A (zh) * 2019-12-30 2020-05-12 航天时代飞鸿技术有限公司 一种大型货运无人机燃油系统及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6260546B1 (en) Direct nitrous injection system operable from zero to 100% throttle control
US6513505B2 (en) Fuel feeding device for engine
US9458805B2 (en) Method and apparatus for pumping fuel to a fuel injection system
US6668801B2 (en) Suction controlled pump for HEUI systems
JP4991672B2 (ja) 燃料噴射計量バルブ
US20020195088A1 (en) Dual fuel metering and supply system for internal combustion engines
US4274380A (en) Check valve central metering injection system
US9175650B2 (en) High-pressure fuel pump for an internal combustion engine with direct injection
US20140305409A1 (en) Fuel System
US10612503B2 (en) Dual-fuel injector
WO2002012708A1 (fr) Injecteur de carburant a commande electronique
US20140246508A1 (en) Gaseous metering control for dual fluid injector
US20100077993A1 (en) Carburetor With Electronic Jets
WO2009062795A1 (de) Brennkraftmaschine, die mit unterschiedlichen typen von flüssigem kraftstoff betrieben werden kann
JPS63227951A (ja) 2種燃料エンジンの噴射システム
CZ69294A3 (en) Process and apparatus for feeding liquids
JP2003129913A (ja) 燃料供給装置
US6494190B1 (en) Bi-fuel gasoline and low pressure gas fuel system and method of operation
JPS5939963A (ja) 燃料噴射装置
JPH09126085A (ja) 内燃機関の噴射装置
JP2001221137A (ja) 電子制御燃料噴射装置
KR20050070820A (ko) 엘피아이 시스템
US20100050994A1 (en) High-Pressure Fuel Supply Circuit
NO171610B (no) Anordning for innsproeytning av innstillbar brennstoffblanding i forbrenningsmotorer
JP3321270B2 (ja) 高ターンダウン比を用いた燃料供給システム