JP2003129486A - 受圧板 - Google Patents

受圧板

Info

Publication number
JP2003129486A
JP2003129486A JP2001329372A JP2001329372A JP2003129486A JP 2003129486 A JP2003129486 A JP 2003129486A JP 2001329372 A JP2001329372 A JP 2001329372A JP 2001329372 A JP2001329372 A JP 2001329372A JP 2003129486 A JP2003129486 A JP 2003129486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure receiving
receiving plate
component
constituent
slope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001329372A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Onishi
国昭 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2001329372A priority Critical patent/JP2003129486A/ja
Publication of JP2003129486A publication Critical patent/JP2003129486A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】施工性に優れ、法面の崩壊や地滑りを確実に防
止できる受圧板の提供を目的とする。 【解決手段】受圧板1は、法面7上に構成材2,3,
4,5,6を別々に搬入し、法面7上で順次、上下に積
層される。法面7上に搬入された構成材2は、アンカー
部材11に装着される。構成材2の上面からはボルトの
軸部が複数突出している。構成材3は、構成材2の上方
から積層され、前記軸部にナットを装着することで構成
材2に固定される。ここで、構成材3には、構成材2の
ボルトに相当する位置に貫通孔が設けられているため、
構成材3は、ボルトに案内されて所定の位置に積層され
る。構成材4,5,6は、構成材3と同様にして、順次
上下方向に積層される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地滑りや法面の崩
壊を防止すべく法面に設置される受圧板に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】法面の崩壊や地滑りの発生を防止する有
力な手法として、法面上に受圧板を設置し、この受圧板
により法面を押さえ込む手法が広く採用されている。従
来より法面上に設置されている受圧板として、鉄筋コン
クリート製のものが多用されている。鉄筋コンクリート
製の受圧板は、工場において成型加工された後、法面上
に搬入され、設置されている。
【0003】また、上記した鉄筋コンクリート製の受圧
板より軽量で、設置施工が容易なものとして、複数の繊
維強化樹脂製の構成材で構成される受圧板が提案されて
いる。この維強化樹脂製の受圧板は、面積の異なる構成
材を、法面側から遠ざかるにつれ面積が小さくなるよう
に積層したものである。また、前記受圧板の中心部に
は、斜面に打ち込まれたアンカーを挿通するためのアン
カー挿通孔が上下方向に貫通するように設けられてい
る。前記受圧板は、通常工場において一体的に組み立て
られ、施工現場に搬入され設置される。
【0004】上記した鉄筋コンクリート製の受圧板は、
極めて重量が大きく、受圧板の設置には大型の建設機械
などを用いる必要がある。また、上記した繊維強化樹脂
製の受圧板についても、前記鉄筋コンクリート製の受圧
板より軽量なものの、設置施工には大型の建設機械が必
要となる。よって、大型の建設機械の使用が困難な狭い
場所や、法面勾配が急な場所においては、受圧板の設置
施工ができない場合があった。
【0005】そこで、上記した問題を解決すべく、本発
明者らは、特開平10−110430号公報に開示され
ている繊維強化樹脂製の受圧板を提供した。この受圧板
は、構成材を別々に法面上に搬入し、中央部にフランジ
付きの円筒体を設置して各構成材を締め付けると共に、
構成材同士を接着し、受圧板の周辺部をボルト固定する
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した繊維強化樹脂
製の受圧板は、鉄筋コンクリート製のものに比べて軽量
であり、設置が比較的容易である。しかし、前記受圧板
は、特殊な形状の円筒体を使用する必要があり、設置コ
ストが高騰してしまうという問題がある。また、前記受
圧板は、周辺部をボルト固定するものであるため、これ
により発生する応力が受圧板内部に偏在している。その
ため、前記受圧板に作用する力が、均等に法面側へと伝
播されないという問題があった。
【0007】また、前記受圧板は、法面上において複数
の構成材を接着固定するものであり、構成材同士の接着
を確実にするためには数日を有するため、受圧板の設置
に要する工期が長くならざるをえないという問題があ
る。さらに、接着剤の固化速度は、天候に左右されるた
め、さらに工期の長期化が懸念される。
【0008】そこで、本発明においては、施工性に優
れ、法面の崩壊や地滑りを確実に防止できる受圧板の提
供を目的とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の構成材
が上下に積層された受圧板において、互いに隣接する構
成材の内、下層側の構成材には、上方に突出する締結軸
が備えられており、上層側の構成材には、前記締結軸が
挿通可能な貫通孔が備えられており、前記締結軸を前記
貫通孔に挿通して、締結軸に締結部材を締結することに
より、隣接する構成材同士が締め付け固定されているこ
とを特徴とする受圧板である。
【0010】かかる構成によれば、下層側の構成材の締
結軸に、上層側の構成材の貫通孔を挿通することによ
り、構成材の位置決めが容易かつ確実に行える。本発明
の受圧板は、構成材の積層後に、前記締結軸に締結部材
を締結することで隣接する構成材同士を締め付け固定し
たものであるため、受圧板全体として十分な強度を有す
る。よって、本発明の受圧板は、法面をしっかりと押さ
え付け、法面の崩壊や地滑りを確実に阻止できる。ま
た、本発明の受圧板は、前記締結軸により構成材の位置
決めと固定とが同時に行えるため設置施工性が高い。
【0011】本発明の受圧板を構成する構成材の原材料
には、合成木材が好適に使用できる。ここで合成木材と
は、埋設した長繊維で補強した樹脂であり、より好まし
くはガラス長繊維を長手方向に引き揃えて埋設した熱硬
化性樹脂発砲体(FFU)である。また、構成材は上記
合成木材単体から形成されても良いが、合成木材や樹脂
発砲体などからなる板材を上下に積層してなる複合材に
より形成されたものであっても良い。なお、合成木材を
上下に積層する場合には、それぞれのガラス長繊維の方
向が交差するように積層することが望ましい。また、合
成木材製の受圧板の密度は、一般的には0.6〜1.0
g/cm3 であり、補強材である長繊維の含有量は40
〜60重量%程度のものとすることができる。長繊維と
しては無機質、有機質のいずれを使用しても良いが、ガ
ラス繊維を使用することが好ましい。熱硬化性樹脂発砲
体としては、硬質ポリウレタン樹脂や硬質ポリエステル
樹脂を好適に使用できる。
【0012】また、上記した受圧板は、受圧板の上下方
向の中間部に位置する構成材である中間構成材のうちの
少なくとも1つにおいては、その上層側の構成材との締
結軸と、その下層側の構成材との締結軸とが平面視にお
いて異なる位置に配置されたものとすることが可能であ
る。
【0013】かかる構成によれば、構成材を略同等の締
め付けトルクで締め付け固定すれば、受圧板の内部で発
生する応力が局所に集中しない。よって、本発明の受圧
板によれば、該受圧板に作用する力を接地面側へ略均等
に作用させることができ、法面の崩壊を確実に阻止でき
る。
【0014】上記した受圧板において、貫通孔は、締結
軸より大径であり、前記貫通孔内には、前記貫通孔と前
記締結軸との間の隙間を埋めるスリーブが上方から嵌め
込まれているものであってもよい。
【0015】かかる構成によれば、構成材の位置決め
が、より一層確実に行えるため、受圧板の設置施工性が
向上する。また、受圧板の設置施工後に、締結軸と締結
部材との締結が多少ゆるんでも、上下に積層された構成
材の位置ズレが生じにくい。
【0016】上記した受圧板は、複数の構成材を貫通す
る補強ピンを備えているものであってもよい。
【0017】かかる構成によれば、上下に積層する構成
材の位置決めおよび固定がより一層確実に行える。よっ
て、本発明の受圧板は強度が高く、法面をしっかりと押
さえ付けることができる。
【0018】また、上記した受圧板は、隣接する構成材
の接触面同士が、接着接合されているものであってもよ
い。
【0019】かかる構成によれば、構成材が一体化さ
れ、受圧板の強度が一層向上する。また、本発明の受圧
板は、設置後も構成材同士の位置ズレが生じにくいた
め、法面の崩壊を長期にわたり確実に防止することがで
きる。
【0020】また、上記した受圧板において、締結軸の
上端は、該締結軸によって締め付け固定される複数の構
成材のうちの最上層の構成材の上面よりも下方に位置す
ると共に、この締結軸に締結される締結部材も、前記最
上層の構成材の上面より下方側に配置されているものと
することもできる。
【0021】本発明の受圧板は、締結軸および締結部材
が、締結軸によって締め付け固定される複数の構成材の
うちの最上層の構成材の上面より下方に位置しており、
前記最上層の構成材の上面への構成材を容易に積層でき
る。
【0022】また、上記した構成によれば、上下に積層
された構成材同士は、面接触している。よって、前記構
成材を多層に積層して締め付け固定すると、上層側の構
成材に作用する力が、下層側の構成材との接触面に略均
一に伝播する。従って、本発明の受圧板は、法面との接
触面に略均一に力を作用でき、地滑りや法面の崩壊を確
実に防止できる。
【0023】また、上記した受圧板は、貫通孔が、構成
材に平面視で略均等に配置されているものとすることも
可能である。
【0024】かかる構成によれば、隣接する構成材同士
の締め付け固定により発生する受圧板の内部応力が、前
記受圧板の内部に略均等に作用する。そのため、前記受
圧板に作用する法面側への力は、最下層の構成材におい
て均等に分散されて作用し、法面を確実に押さえ付ける
ことができる。
【0025】さらに、本発明の受圧板は、応力が構成材
の面全体に略均一に作用し、局所に集中しないため、構
成材の変形がない。よって、構成材同士の接触面および
構成材と受圧板の接地面は、構成材の略全体にわたり、
接地面に略均等に圧力を作用できる。よって本発明の受
圧板は、法面の崩壊防止能力が高い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一
実施形態である、受圧板を示す図であり、(a)は法面
上に設置された断面図であり、(b)は(a)の受圧板
を前記法面の鉛直上方から見た平面図である。図1にお
いて、1は本実施形態の受圧板であり、2,3,4,
5,6は受圧板1を構成する構成材である。なお、以下
の説明において、位置関係は、図1(a)に示す受圧板
の姿勢を基本とする。
【0027】受圧板1は、図1(a)に示すように、傾
斜地の法面7上に設置される。法面7には、滑り線8を
越えて強固な岩盤9にまで達する掘削穴10が設けられ
ている。掘削穴10には、アンカー部材11が挿通され
ている。アンカー部材11の一端側は、掘削穴10内に
充填されたセメント等のグラウト材12により固定され
ており、法面7からアンカー部材11の他端側が突出し
ている。また、アンカー部材11の他端側にはネジ加工
が施されている。
【0028】法面7から突出したアンカー部材11に
は、受圧板1が設置されている。図1(a)に示すよう
に、受圧板1は、構成材2,3,4,5,6を上下方向
に積層したものである。構成材2,3,4,5,6は、
に示すように、板材13,14を接着接合し、一体化し
たものを所定の形状に成型したものである。板材13,
14は、所定方向に向けて埋設した長繊維で補強した樹
脂、すなわち合成木材により形成されたものであり、よ
り好ましくはガラス長繊維を所定方向に引き揃えて埋設
した熱硬化性樹脂発砲体(FFU)により形成されたも
のである。なお、構成材2,3,4,5,6を構成する
板材13のガラス長繊維の方向と板材14のガラス長繊
維の方向とは、交差しても同一方向であってもよいが、
略直交するように接着接合することが望ましい。また、
板材13と板材14とを接着する接着剤は、特に限定さ
れるものではなく、板材13,14を構成する長繊維や
熱硬化性樹脂発泡体などの材質に応じて適宜選定するこ
とができる。例えば、板材13,14がガラス長繊維と
硬質ウレタン樹脂発泡体とによって構成されている場
合、接着剤としてはエポキシ樹脂を好適に用いることが
できる。
【0029】受圧板1は、図2に示す構成材2,3,
4,5,6を順次、法面7上に搬入し、法面7上でそれ
ぞれを締め付け固定することで一体化される。構成材
2,3,4,5は、いずれも厚さおよび平面視の面積が
略同一であり、構成材6は、これらよりも平面視の面積
が小さい。
【0030】構成材2,3,4,5,6には、図2に示
すように、中心にアンカー挿通孔15,16,17,1
8,19が上下に貫通するように設けられている。構成
材2は、アンカー挿通孔15の周りに、上下方向の貫通
孔20を複数有する。貫通孔20の上面(板材13)側
に凹部21を有し、下面(板材14)側に凹部22を有
する。構成材3は、図2に示すように、アンカー挿通孔
16の周りで、構成材2の貫通孔20に相当する位置
に、複数の上下方向に貫通した貫通孔23が設けられて
いる。貫通孔23の上面側には凹部24が設けられてい
る。また、アンカー挿通孔16の周囲には、複数の上下
方向の貫通孔25が設けられている。貫通孔25の上面
側には凹部26が設けられており、下面側には凹部27
が設けられている。
【0031】構成材4,5,6についても、上記した構
成材2,3と同様に、貫通孔および凹部が設けられてい
る。即ち、構成材4には、貫通孔25に相当する位置
に、上面側に凹部28を有する上下方向の貫通孔29が
設けられており、貫通孔29とは別に上面側及び下面側
に凹部30,31を有する上下方向に貫通した貫通孔3
2が複数設けられている。また、構成材4には、貫通孔
29,32より平面視で中心側に貫通孔33が設けられ
ており、その上面側及び下面側に凹部34,35が設け
られている。構成材5には、貫通孔32に相当する位置
に、上面側に凹部36を有する上下方向の貫通孔37が
設けられており、貫通孔33に相当する位置に、上面側
に凹部38を有する上下方向の貫通孔39が設けられて
いる。構成材6には、貫通孔39に相当する位置に、上
面側に凹部40を有する上下方向の貫通孔41が設けら
れている。
【0032】以下、受圧板1の設置方法について順を追
って説明する。先ず、法面7上に搬入された構成材2の
貫通孔20に、図3に示すように、長尺のボルト42
(締結軸)を、下面側の凹部22側から挿通し、ナット
43(締結部材)により構成材2の上面側から固定す
る。ここで、ボルト42の軸部42aの上端は、構成材
2の上面から構成材3の厚み程度の長さだけ突出してお
り、ナット43は、構成材2の凹部21内に収納されて
いる。また、頭部42bは、下面側の凹部22内に収容
されており、構成材2の下面よりも下方に突出していな
い。ボルト42が装着された構成材2は、アンカー挿通
孔15を介して法面7から突出したアンカー部材11に
装着され、法面7上に配置される。
【0033】一方、法面7上に搬入された構成材3の貫
通孔25には、図3に示すように、長尺のボルト44
(締結軸)が、構成材3の下面側である凹部27側から
挿通され、構成材3の上方からナット45(締結部材)
により固定されている。ボルト44の軸部44aの上端
は、構成材3の上面から突出しており、頭部44bは、
下面側の凹部27の内部に収容されている。また、ナッ
ト45は、構成材3の上面側の凹部26内に収納されて
いる。
【0034】図3,4に示すように、構成材3は、アン
カー挿通孔16にアンカー部材11を挿通して構成材2
の上方に積層される。ここで、構成材2の上面からボル
ト42の軸部42aが突出しており、構成材3には、貫
通孔20に相当する位置に貫通孔23が設けられている
ため、アンカー挿通孔16にアンカー部材11を挿通さ
せると、構成材3は軸部42aに案内され、容易に中心
位置が一致した状態で積層することができる。構成材3
を構成材2上に積層の後、構成材3の上面側の凹部24
内において貫通孔23に挿通された軸部42aにナット
46(締結部材)を締結することで、構成材2と構成材
3とが締め付け固定され、一体化される。ここで、ボル
ト42の軸部42aの上端は、構成材3の上面より下方
に位置し、ナット46は構成材3の上面側の凹部24内
に収納されている。
【0035】続いて、図5に示すように、構成材4の貫
通孔32には、長尺のボルト47(締結軸)が、構成材
4の下面側の凹部31側から挿通され、ナット48(締
結部材)により固定されている。また、貫通孔33に
は、ボルト47よりさらに長尺のボルト49(締結軸)
が、構成材4の下面側の凹部35側から挿通され、ナッ
ト50(締結部材)により固定されている。ナット4
8,50は、それぞれ構成材4の上面側に設けられた凹
部30,34内に収納されており、構成材4の上面より
下方に位置する。ボルト47,49の軸部47a,49
aは、共に構成材4の上面から突出している。また、ボ
ルト47,49の頭部47b,49bは、それぞれ構成
材4の下面側の凹部31内に収容されている。構成材4
は、アンカー挿通孔17にアンカー部材11を挿通して
構成材3の上方に積層される。ここで、構成材4は、構
成材3の上面から突出したボルト44が、構成材4の貫
通孔29に挿通されることにより、構成材3上の所定の
位置に案内され、中心位置が一致した状態で積層するこ
とができる。構成材4を構成材3上に積層した後、ボル
ト44の軸部44aにナット51(締結部材)を締結す
ることにより、構成材3に構成材4が強固に締め付け固
定される。ここで、ボルト44の上端は、構成材4の上
面より下方に位置し、ボルト44に締結されたナット5
1は、構成材4の凹部28内に収納されている。
【0036】さらに同様にして、図6に示すように、構
成材4の上方に、構成材5が積層される。構成材4の上
面から突出したボルト47,49の軸部47a,49a
は、それぞれ構成材5の下方側から貫通孔37,39に
挿通されるため、構成材5は構成材4上に正確に位置決
めされ積層される。図7に示すように、軸部47aに
は、構成材5の上面側からナット52(締結部材)が締
結され、構成材4と構成材5とが強固に締め付け固定さ
れる。また、ボルト49には、構成材5の上面側からナ
ット53(締結部材)が締結される。なお、ボルト47
の上端およびナット52,53は、構成材5の上面より
下方に位置する。
【0037】図7に示すように、構成材5の上部には構
成材6が積層される。ここで、構成材5の上面から突出
した軸部49aが、構成材6の下面側から貫通孔41に
挿通されるため、構成材5と構成材6とは、中心位置が
一致している。貫通孔41に挿通されたボルト49に
は、図1(a)に示すようにナット58が装着され、構
成材5と構成材6とが強固に締め付け固定される。な
お、軸部49aの上端およびナット58は、構成材6の
上端から突出していない。
【0038】構成材6の貫通孔19から突出したアンカ
ー部材11には、図1(a)に示すように、支圧板59
を介してアンカー締結部材54が締結されている。受圧
板1は、アンカー部材11とアンカー締結部材54との
締結力により、法面7側へ押さえ付けられており、法面
7の崩壊を阻止できる。
【0039】本実施形態の受圧板1は、上記したように
法面7上で構成材2,3,4,5,6を順次積層し、隣
接する構成材同士を締め付け固定したものである。構成
材2,3,4,5,6は、上層側の構成材に設けられた
貫通孔に、下層側の構成材の上面から突出したボルト
(締結軸)の軸部を挿通させることで、容易に位置決め
して積層でき、同時に上下に積層された構成材を締め付
け固定できる。よって、本発明の受圧板1は、法面7上
に容易に設置できる。
【0040】また、上記したように、本実施形態の受圧
板1は、ボルトの軸部の上端は、前記ボルトによって締
め付け固定される複数の構成材のうちの最上層の構成材
の上面よりも下方に位置する。さらに、前記したボルト
の軸部に締結されるナットも、前記最上層の構成材の上
面より下方側に配置されている。よって、構成材2,
3,4,5,6の積層が容易に行える。また、上下に積
層された構成材同士は、面接触しているため、法面7と
の接触部分に略均一に力が作用し、法面7の崩壊を確実
に阻止できる。
【0041】また、本実施形態の受圧板1は、図1
(a)に示すように、受圧板1の上下方向の中間部に位
置する中間構成材である構成材3,4,5においては、
その上層側の構成材とのボルトと、その下層側の構成材
とのボルトとが平面視において異なる位置に配置されて
いる。また、構成材2,3,4,5,6に設けられた貫
通孔は、図1(b)に示すようにそれぞれの構成材に平
面視で略均等に配置されている。よって、隣接する構成
材同士の締め付け固定により発生する受圧板1の内部応
力は、受圧板1内において略均等に作用している。その
ため、アンカー部材11とアンカー締結部材54との締
結により受圧板1に作用する法面7側への力は、構成材
2の下面側において略均等に分散され、しっかりと法面
7を押さえ付けることができる。
【0042】本実施形態の受圧板1においては、図8
(a)に示すように構成材2,3,4,5,6の締め付
け固定時に、それぞれのボルトにワッシャ55を介して
ナットが装着されている。しかし、図8(b)に示すよ
うに、ワッシャ55に代わりフランジ付きのスリーブ5
6を用いることもできる。この場合、スリーブ56によ
り、貫通孔とボルトとの隙間が埋まるため、構成材の位
置決めがより一層確実なものとなる。なお、スリーブ5
6は図8(b)に示すように、上層側の構成材の貫通孔
のみに設けられても、下層側の構成材の貫通孔のみに設
けられてもよく、上層側の構成材および下層側の構成材
の双方の貫通孔に設けられてもよい。
【0043】また、図9に示すように、上下に隣接する
複数の構成材を貫通する補強ピン56を打ち込んだ構成
としてもよい。補強ピン57は、構成材2,3,4,
5,6と同様に、ガラス長繊維を所定方向に引き揃えて
埋設した熱硬化性樹脂発砲体(FFU)により形成され
たものである。かかる構成によれば、上下に隣接する構
成材同士の位置決めが、より一層確実に行え、受圧板1
を長期にわたって設置しても構成材のズレが防止でき
る。また、補強ピン57の打ち込み時に、補強ピン57
の表面に接着剤を塗布しておけば、構成材の位置ズレを
より一層確実に防止できる。
【0044】また、受圧板1において、隣接する構成材
の接触面同士を、さらに接着接合することも可能であ
る。かかる構成によれば、受圧板1の強度がより一層向
上し、構成材2,3,4,5,6の位置ズレが防止でき
る。なお、構成材2,3,4,5,6の接着接合に用い
られる接着剤としては、接合面を接着することができる
ものであれば特に限定されるものではなく、受圧板1を
構成する長繊維や熱硬化性樹脂発泡体などの材質に応じ
て適宜選定することができる。例えば、受圧板1が、ガ
ラス長繊維と硬質ウレタン樹脂発泡体とによって構成さ
れている場合、接着剤としてはエポキシ樹脂を好適に用
いることができる。
【0045】本実施形態の受圧板は、法面7上に構成材
2,3,4を搬入後に、構成材2,3,4の貫通孔2
0,27,31,33へのボルト42,44,47,4
9の取り付け施工を現場で行うものであるが、あらかじ
め工場等でボルトを取り付けておいて現場に搬入しても
よい。
【0046】図10は、本発明の第2実施形態の受圧板
を示す断面図である。図10において、60は本実施形
態の受圧板であり、61,62,63,64,65はそ
れぞれ受圧板60を構成する構成材である。受圧板60
は、上記実施形態の受圧板1とほぼ同様の構成を有する
ため、共通する部分については同一の符号を付し、詳細
の説明については省略する。また、以下の説明におい
て、位置関係は、図10に示す姿勢を基本とする。
【0047】受圧板60は、構成材61,62,63,
64を上下方向に貫通し、法面7内に一端側が埋設され
た水抜き管61を複数有する点が上記実施形態の受圧板
1と異なる。即ち、構成材61,62,63,64は、
構成材2,3,4,5とほぼ同一の構造を有するが、そ
れぞれの構成材に水抜き管66を挿通するための水抜き
管挿通孔67,68,69,70が上下方向に貫通する
ように設けられている。構成材65は、構成材63より
平面視の面積が小さく、中央にアンカー部材11を挿通
可能なアンカー挿通孔71が上下に貫通するように設け
られている。水抜き管66は、構成材64の上面側から
水抜き管挿通孔67,68,69,70に打ち込まれて
いる。
【0048】受圧板60は、水抜き管66が設けられた
構成であるため、法面7からの湧水を水抜き管66によ
り外部へと放出できる。よって、受圧板60によれば、
法面7からの湧水により、受圧板を設置した法面7が浸
食されず、構成材61と法面7との接触面積が変化しな
い。従って、アンカー部材11とアンカー締結部材54
との締結により受圧板60に作用する力は、構成材2の
下面側において均等に分散され、法面7を確実に押さえ
付けることができる。また、水抜き管61が、構成材
2,3,4,5を貫通しているため、受圧板60の設置
後における構成材2,3,4,5の位置ズレも防止でき
る。
【0049】また、受圧板60は、表面に図示しない植
生シートを貼付した構成とすることも可能である。かか
る構成によれば、前記した植生シートは、水抜き管66
から湧き出る水により水分が補給されるため、受圧板6
0の表面を緑化できる。
【0050】図11は、本発明の第3実施形態の受圧板
を示す断面図である。図11において、80は本実施形
態の受圧板であり、81,82,83,84はそれぞれ
受圧板80を構成する構成材である。受圧板80は、上
記実施形態の受圧板1とほぼ同様の構成を有するため、
共通する部分については同一の符号を付し、詳細の説明
については省略する。また、以下の説明において、位置
関係は、図11に示す姿勢を基本とする。
【0051】受圧板80は、構成材81,82,83,
84により構成される4層構造であり、上層側に向かう
ほど構成材の面積が小さい。構成材81,82,83
は、それぞれ前記した受圧板1の構成材2,3,4とほ
ぼ同様の構造を有する。即ち、構成材81は、受圧板1
の構成材1よりひと回り大きく、構成材2と同様に上下
方向の貫通孔20および凹部21,22を有する。ま
た、構成材82は、受圧板1の構成材3と同一のもので
ある。構成材83は、受圧板1の構成材4よりひと回り
小さく、構成材82の貫通孔25に相当する位置に、上
下方向に貫通した貫通孔33および凹部34,35を有
する。構成材84は、構成材83よりひと回り面積が小
さく、中央にアンカー部材11を挿通可能なアンカー挿
通孔85が上下に貫通するように設けられている。構成
材81,82,83,84は、前期実施形態の受圧板1
において使用される構成材2,3,4,5,6と同様
に、いずれもガラス長繊維を所定方向に引き揃えて埋設
した熱硬化性樹脂発砲体(FFU)により形成されたも
のである。
【0052】受圧板80は、法面7上に別々に搬入され
た構成材81,82,83,84を法面7上で一体化し
たものである。構成材84は、アンカー部材11をアン
カー挿通孔85に挿通して構成材73の上部に配置され
る。アンカー部材11には、アンカー締結部材54が締
結されている。受圧板80は、アンカー部材11とアン
カー締結部材54との締結力により、法面7側へ押さえ
付けられており、法面7の崩壊を阻止できる。
【0053】本実施形態において、受圧板80の上下方
向の中間部に位置する中間構成材である構成材82は、
その上層側の構成材との締結軸と、その下層側の構成材
との締結軸とが平面視において異なる位置に配置されて
いる。また、構成材81,82,83に設けられた貫通
孔は、それぞれの構成材に平面視で略均等に配置されて
いる。よって、隣接する構成材同士の締め付け固定によ
り発生する受圧板80の内部応力は、受圧板80内にお
いて略均等に作用している。さらに、本実施形態の受圧
板80は、下方に向かうほど構成材の平面視の面積が大
きくなる構成であるため、アンカー部材11とアンカー
締結部材54との締結により発生する力は、構成材84
側から構成材81側へと均等に分散される。よって、ア
ンカー部材11とアンカー締結部材54との締結により
受圧板1に作用する法面7側への力は、構成材2の下面
側において均等に作用し、法面7の崩壊を防止できる。
【0054】図12は、本発明の第4実施形態の受圧板
を示す断面図である。図12において、90は本実施形
態の受圧板である。受圧板90は、構成材91,92,
93,94,95により構成される5層構造である。受
圧板90は、前記した受圧板60とほぼ同様の構造を有
するため、共通する部分については、同一の符号を付
し、詳細の説明については省略する。また、以下の説明
における位置関係は、図12に示す姿勢を基本とする。
【0055】受圧板90は、構成材91,92,93,
94,95を法面7上に別々に搬入し、法面7の垂線に
対してθだけ傾斜して法面7に打ち込まれたアンカー部
材11に装着し一体化されたものである。ここで、受圧
板90を構成する構成材91,92,93,94は、上
下方向に対して傾斜するように設けられた貫通孔96,
97,98,99を有し、この点が上記実施形態の受圧
板60と異なる。また、構成材95は、断面視が略三角
形であり、アンカー部材11を挿通可能な貫通孔100
を有する。即ち、構成材95は、上面がアンカー部材1
1に締結されるアンカー締結部材54の底面と水平とな
る形状であり、構成材95の底面側は、積層時に構成材
94の上面側と面接する形状である。
【0056】受圧板90は、構成材91,92,93,
94,95を順次、法面7の傾斜方向にずらし、貫通孔
96,97,98,99,100の位置がほぼ合致する
ように積層されている。よって、受圧板90は、貫通孔
96,97,98,99,100に法面7の垂線に対し
てθだけ傾斜したアンカー部材11を挿通可能である。
従って、受圧板90は、法面7の垂線に対してθだけ傾
斜したアンカー部材11に容易に装着できる。また、構
成材91,92,93,94,95は、上記した受圧板
60と同様に、隣接する構成材同士をボルトとナットに
より締め付け固定され、一体化されている。受圧板90
は、アンカー部材11とアンカー締結部材54との締結
力により、法面7側へと押さえ付けられており、法面7
の崩壊を防止できる。
【0057】また、本実施形態の受圧板90は、水抜き
管66が構成材94の上方から構成材94,93,9
2,91を貫通するように打ち込まれた構成であるた
め、法面7からの湧水を外部へと放出できる。よって、
受圧板90の設置面は、受圧板90の下方から湧き出る
湧水により浸食されないため、受圧板90と法面7との
接触面積が変化しない。従って、アンカー部材11とア
ンカー部材54との締結により受圧板90に作用する力
は、法面7側へと均等に作用し、法面7をしっかりと押
さえつけることができる。また、水抜き管66は、構成
材91,92,93,94を貫通しているため、構成材
同士の位置ズレを防止できる。
【0058】また、受圧板90は、表面に図示しない植
生シートを貼付した構成とすることも可能である。かか
る構成によれば、前記した植生シートは、水抜き管66
から湧き出る水により水分が補給されるため、受圧板9
0の表面を緑化できる。
【0059】
【発明の効果】本発明の受圧板は、複数の構成材を別々
に法面上に搬入し、現地で各構成材を組み立てることが
できるので、いかなる場所であっても容易に設置でき
る。さらに、本発明の受圧板は、下層側の構成材に設け
られた締結軸を上層側の構成材に設けられた貫通孔に挿
通し、前記締結軸に締結部材を締結することで、構成材
の位置決めおよび締め付け固定を容易に行えるととも
に、締め付けトルクの管理によって一体物の受圧板と同
等の法面の崩壊防止能力を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の受圧板を示す図であ
り、(a)は法面上に設置された受圧板の断面図であ
り、(b)は(a)の受圧板を法面の鉛直上方から見た
平面図である。
【図2】図1に示す受圧板を構成する構成材の断面図で
ある。
【図3】図1に示す受圧板を法面上に設置する第1行程
を示す説明図である。
【図4】図1に示す受圧板を法面上に設置する第1行程
の完了時の様子を示す図である。
【図5】図1に示す受圧板を法面上に設置する第2行程
を示す説明図である。
【図6】図1に示す受圧板を法面上に設置する第3行程
を示す説明図である。
【図7】図1に示す受圧板を法面上に設置する第4行程
を示す説明図である。
【図8】(a)は、本発明の第1実施形態の受圧板の要
部拡大断面図であり、(b)は(a)の変形実施例を示
す断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態の変形実施例を示す図で
ある。
【図10】本発明の第2実施形態の受圧板の断面図であ
る。
【図11】本発明の第3実施形態の受圧板の断面図であ
る。
【図12】本発明の第4実施形態の受圧板の断面図であ
る。
【符号の説明】
1,60,80,90 受圧板 2,3,4,5,6 構成材 20,23,25,29,32,37,39,41 貫
通孔 42,44,47,49 ボルト(締結軸) 43,45,46,48,50,51,52 ナット
(締結部材) 56 スリーブ 57 補強ピン 61,62,63,64,65 構成材 81,82,83,84 構成材 91,92,93,94,95 構成材 96,97,98,99,100 貫通孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の構成材が上下に積層された受圧板
    において、互いに隣接する構成材の内、下層側の構成材
    には、上方に突出する締結軸が備えられており、上層側
    の構成材には、前記締結軸が挿通可能な貫通孔が備えら
    れており、前記締結軸を前記貫通孔に挿通して、締結軸
    に締結部材を締結することにより、隣接する構成材同士
    が締め付け固定されていることを特徴とする受圧板。
  2. 【請求項2】 受圧板の上下方向の中間部に位置する構
    成材である中間構成材のうちの少なくとも1つにおいて
    は、その上層側の構成材との締結軸と、その下層側の構
    成材との締結軸とが平面視において異なる位置に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の受圧板。
  3. 【請求項3】 貫通孔は、締結軸より大径であり、前記
    貫通孔内には、前記貫通孔と前記締結軸との間の隙間を
    埋めるスリーブが上方から嵌め込まれていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の受圧板。
  4. 【請求項4】 複数の構成材を貫通する補強ピンを備え
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の受圧板。
  5. 【請求項5】 隣接する構成材の接触面同士が、接着接
    合されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の受圧板。
  6. 【請求項6】 締結軸の上端は、該締結軸によって締め
    付け固定される複数の構成材のうちの最上層の構成材の
    上面よりも下方に位置すると共に、この締結軸に締結さ
    れる締結部材も、前記最上層の構成材の上面より下方側
    に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載の受圧板。
  7. 【請求項7】 貫通孔は、構成材に平面視で略均等に配
    置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
    かに記載の受圧板。
JP2001329372A 2001-10-26 2001-10-26 受圧板 Pending JP2003129486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001329372A JP2003129486A (ja) 2001-10-26 2001-10-26 受圧板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001329372A JP2003129486A (ja) 2001-10-26 2001-10-26 受圧板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003129486A true JP2003129486A (ja) 2003-05-08

Family

ID=19145285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001329372A Pending JP2003129486A (ja) 2001-10-26 2001-10-26 受圧板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003129486A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101673552B1 (ko) * 2016-03-09 2016-11-07 안기석 조형 블록 및 절토부
KR102043124B1 (ko) * 2018-12-11 2019-11-12 (주)대한지오이엔씨 기능성 앵커 지압판

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101673552B1 (ko) * 2016-03-09 2016-11-07 안기석 조형 블록 및 절토부
KR102043124B1 (ko) * 2018-12-11 2019-11-12 (주)대한지오이엔씨 기능성 앵커 지압판

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7444787B2 (en) Concrete post anchor
KR100720946B1 (ko) 콘크리트 말뚝과 강관 말뚝의 접합구조를 갖는 복합 말뚝
US6237292B1 (en) Reinforcement of cementitious walls to resist seismic forces
KR101957263B1 (ko) 옹벽 어셈블리 및 이의 시공 방법
KR100835777B1 (ko) 콘크리트파일과 강관 파일의 이음장치
KR102012883B1 (ko) 마찰보강가새가 구비된 내진보강용 철골프레임 및 이를 이용한 내진공법
CA1322863C (en) Joining of a concrete element to a support
JP5926615B2 (ja) 立坑の壁構造およびその施工方法
JP2003129486A (ja) 受圧板
KR102092952B1 (ko) 갭레벨 플레이트와 슬리브 앵커캡을 갖는 포켓브라켓 문형 프레임 내진 보강 방법
US5406769A (en) Joining of a concrete element to a support
JP7136597B2 (ja) 補強アンカー
US20030070369A1 (en) Stair module support and leveling system
KR20050073776A (ko) 지반안정공법용 조립식 파일
JP4194871B2 (ja) コンクリート構造物の補強方法
JPH08120948A (ja) 既設コンクリート構造物の補強構造
JP3325470B2 (ja) アンカー工法及びアンカー受圧板
JP4233105B2 (ja) 既設柱の耐震補強方法
JP2002038870A (ja) シールド掘進用立坑壁
JPH11131494A (ja) 基礎の補強構造及び補強方法
JP3513784B2 (ja) 高架橋の脚柱補強方法
JP2003034901A (ja) 合成枕木
JP4951254B2 (ja) 法枠構造体及び法枠構造体の施工方法
JP3391438B2 (ja) 建築基礎構造に用いるベースプレートと建築基礎構造
JP3969571B2 (ja) 棒状部材の締結用部材