JP2003128157A - 食品用容器および容器入り食品 - Google Patents

食品用容器および容器入り食品

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JP2003128157A
JP2003128157A JP2001319244A JP2001319244A JP2003128157A JP 2003128157 A JP2003128157 A JP 2003128157A JP 2001319244 A JP2001319244 A JP 2001319244A JP 2001319244 A JP2001319244 A JP 2001319244A JP 2003128157 A JP2003128157 A JP 2003128157A
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Japan
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food
foods
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cooking
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Tsukasa Inoue
吏 井上
Tsutomu Kawabata
つとむ 川端
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Global & Ecological Technology
Global & Ecological Technology Kk
Bando Trading Co Ltd
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Global & Ecological Technology
Global & Ecological Technology Kk
Bando Trading Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器入り食品の流通上の問題を解決する食品
用容器、及び容器入り食品を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 食品を内部に収容し、該食品を内部で調
理可能な食品用容器であって、容器本体には該容器本体
の内容積を調整し得る伸縮部が形成されてなり、該伸縮
部を収縮させた状態で調理前の食品を収容でき、且つ該
伸縮部を伸長させた状態で調理後に所定容量まで容積の
増大した食品を収容可能であることを特徴とする食品用
容器を解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理前の食品を内
部に収容して流通および販売され、さらに該食品を内部
で調理することが可能な食品用容器、および該容器を用
いた容器入り食品に関する。
【0002】
【従来の技術】インスタント食品は、簡単な調理を行う
ことによって直ちに喫食可能となるため、近年、あらゆ
る種類の食品に広がりを見せており、幅広い客層に支持
されている。かかるインスタント食品の一形態として、
使い捨て用の簡易な容器中に収容された状態で該容器と
共に販売されるものがある。例えば、スープや味噌汁、
コーヒー等は、その原料となる粉末や味噌等を封入した
袋が簡易な容器中に収容された状態で流通、販売されて
おり、これを購入した消費者がその袋を開封して容器中
にインスタント食品の原料を入れ、その上からお湯等を
注いで調理した後、これを喫食するという形態のもので
ある。
【0003】このような容器入りのインスタント食品に
よれば、これを購入した消費者が、別途食器やコップを
準備する必要がないため、より一層簡便に該インスタン
ト食品を喫食することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな容器入りインスタント食品に例示されるような容器
入り食品は、流通させる際の効率が悪いという問題があ
る。即ち、この種の食品は、調理されて初めて食品本来
の容量にまで膨張し、あるいは希釈されるものであるた
め、該食品を収容する為の容器は、そのような容量を備
えたものとする必要がある。逆に、調理される前の該食
品は、乾燥された粉末や濃縮されたものであるために極
めて容量が小さく、そのような調理後に合わせて設計さ
れたような容量の容器中に入れた場合には、該容器の中
には僅かばかりの食品が収容されているだけであり、そ
の他の大部分は空隙となってしまう。従って、このよう
な容器入り食品は、商品の容積に占める実質的な内容物
の割合が極めて小さいため、輸送効率が悪く梱包および
輸送費用が割高となり、商品の陳列も非効率的であるな
どといった、流通上の問題を有している。
【0005】そこで本発明は、このような容器入り食品
の流通上の問題を解決する食品用容器、及び容器入り食
品を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
に鑑みて鋭意研究した結果、以下の発明を見出すに至っ
た。即ち、本発明の解決手段は、食品を内部に収容し、
該食品を内部で調理可能な食品用容器であって、容器本
体には該容器本体の内容積を調整し得る伸縮部が形成さ
れてなり、該伸縮部を収縮させた状態で調理前の食品を
収容でき、且つ該伸縮部を伸長させた状態で調理後に所
定容量まで容積の増大した食品を収容可能であることを
特徴とする食品用容器にある。
【0007】斯かる構成の食品用容器によれば、流通時
においては容器本体に形成された伸縮部を収縮させた状
態で調理前の食品を収容することにより、容器内部の空
隙を減らして商品の輸送や陳列などの流通を効率的に行
うことが可能となり、梱包および輸送費用の低減を図る
ことができる。そして、消費者が該食品を購入した後に
おいては、該伸縮部を伸長させることによって調理した
際に所定容量に増大する食品を収容することができるた
め、該食品用容器を用いてそのまま調理し食することが
可能となる。また、廃棄時の廃棄物の減容化を実現でき
る。
【0008】また、本発明の解決手段は、前記伸縮部
が、形状保持可能な蛇腹構造であることを特徴とする前
記食品用容器にある。
【0009】伸縮部が形状保持可能な蛇腹構造であれ
ば、製造工程や流通において収縮した状態が維持される
ため、不用意に該伸縮部が伸びる虞がなく、取り扱いが
容易となる。また、食品を食する際にも、その内容量に
応じて容器を変形させることが可能となる。
【0010】また、本発明の解決手段は、前記容器本体
の外側に、伸縮部が収縮した状態の容器本体を収容し且
つ伸縮部が伸長した状態の容器本体の少なくとも1/3
以上の容積を収容し得る保護容器が備えられていること
を特徴とする前記食品用容器にある。
【0011】斯かる保護容器を備えることにより、流通
時には容器本体を収容して容器本体を保護し且つ外側に
は取り扱い説明文や広告用の印刷を施すことが可能であ
り、その後、食品にお湯をかけて調理した場合にも該保
護容器を把持して容易本体を持つことができるため、手
が熱くならず、安全に食品を調理し食することができ
る。
【0012】また、本発明の解決手段は、前記容器本体
が、生分解性澱粉樹脂によって構成されていることを特
徴とする食品用容器にある。
【0013】容器本体が生分解性澱粉樹脂によって構成
されたものであれば、使用済み容器を焼却することなく
廃棄することが可能であり、勿論焼却しても良く、環境
負荷の低減に貢献するものとなる。
【0014】また、本発明の手段は、食品が、前記食品
用容器に収容されてなることを特徴とする容器入り食品
にある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る食品用容器お
よび食品について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】図1および図2は、食品用容器の一実施形
態を示した一部断面側面図である。ここで、食品用容器
1は、底部2aと側壁部2bとからなる略円筒形状に形
成された容器本体2からなり、前記側壁部2bには伸縮
部3が形成されてなる。そして、図1は、該食品容器1
の伸縮部3を伸長させた状態を示したものであり、一
方、図2は、該食品容器1の伸縮部3を収縮させた状態
を示したものである。
【0017】容器本体2の材料としては、収容する食品
の種類等に応じて調理後に容器として使用し得るもので
あれば特に限定されず、例えば、ポリプロピレンや、ポ
リエチレン等の一般的な樹脂を使用することができる。
また、廃棄後の環境汚染を考慮すると、微生物の作用に
よって自然に分解され、埋め立て処理された後に土に還
ることにより、土壌汚染の原因となりにくい樹脂が望ま
しく、とりわけトウモロコシ澱粉樹脂などの天然植物系
樹脂を主体として形成されたものを用いることが好まし
い。
【0018】伸縮部3は、側壁部2bの一部が折り畳み
可能な蛇腹構造に成形されたものであり、該食品用容器
の用途にあわせて、概ね3〜15条の山形の凹凸を有し
て構成される。即ち、該伸縮部3は、これを収縮させた
際の容器本体2の容積が、調理前の所定の食品を収容で
きる程度の必要最小限の大きさとなり、そして、該伸縮
部3を伸長させた際の該容器本体2の容積が、調理され
た前記食品の所定の容量を収容でき、食器として使用し
易い大きさとなるように該食品の種類に応じて構成され
る。
【0019】また、該伸縮部3は、図2のように収縮し
た状態で形状を維持できるように形成されることが好ま
しい。収縮した状態で形状が維持できる場合には、容器
入り食品を製造するための製造工程において容器が不用
意に伸長しないため、容器へ食品を装填したり、容器を
包装する際に取り扱いが容易となる。
【0020】次に、本発明に係る食品用容器の他の実施
形態および容器入り食品の一実施形態について、図3お
よび4を参照しつつ説明する。
【0021】図3は、食品7が調理前の状態、即ち、容
器入り食品5が流通される際の状態を示したものであ
る。該実施形態では、食品用容器1として、上述した容
器本体2と、該容器本体2を収容する保護容器6を備え
て構成されたものが使用されており、容器入り食品5
は、伸縮部3が収縮した状態の前記容器本体2の内部に
食品7が収容されて構成されている。
【0022】ここで、食品7としては特に制限されず、
一般的な食品を収容することが可能である。ただし、調
理前後において容積の差が大きいものを収容することに
よって本発明に係る食品用容器による効果が顕著に発揮
されるため、例えば、味噌汁粉末、ティーバッグやコー
ヒー粉末、スープ粉末などが好適である。
【0023】また、保護容器6は、有底の円筒又は角筒
(図示せず)形状に形成されたものであり、前記食品用
容器1を保護するととともに、外面には商品の広告や内
容物についての所定の記載事項を印刷することも可能な
ものである。さらに、該保護容器6は、食品7を調理し
た後に該保護容器6を把持して食品を食することができ
る程度の強度と断熱性を備えた材料、例えば厚紙など、
で形成されることが好ましい。
【0024】また、該容器入り食品は、上面又は全体が
必要に応じてシュリンク包装等(図示せず)によって包
装され、流通および販売される。
【0025】そして、該容器入り食品5を食する際に
は、まず、保護容器6の上部より食品7を取り出し、容
器本体2を引き挙げて伸縮部3を伸長させた後、前記食
品7を開封して内容物を該容器本体2の内側に入れ、所
定の調理方法によって調理する。例えば、前記味噌汁、
紅茶、コーヒー、スープ等であれば、所定量のお湯や水
を注ぎ込み、攪拌して溶解させる。こうして、図4に示
したように、容器本体2の内部には、調理後の食品7’
が準備されることとなる。
【0026】そして、調理後の該食品7’を食する際に
は、該食品用容器1をそのまま把持し、通常の食器のよ
うにして用いることができる。
【0027】かかる構成の食品用容器1によれば、容器
本体2の下部はその1/3以上、より好ましくは1/2
以上が保護容器6によって覆われており、特に蛇腹構造
の伸縮部3と保護容器6とは接触面積が小さく、該保護
容器6には容器本体2からの熱が伝わりにくい構造とな
っている。従って、調理の際に注いだお湯が熱い場合で
も該保護容器6は熱せられにくく、直接該保護容器6を
把持しても手が熱くなることなく、快適且つ安全に食品
を食することが可能となる。
【0028】また、該食品用容器1、および容器入り食
品5によれば、製造された商品が流通する際には容積の
小さい状態としておくことができ、商品を消費者が購入
して調理する際には、該食品用容器を所定量の容積に伸
長させることができる。そして、喫食後の廃棄時にも容
器の減容化を図ることができる。従って、廃棄時も含め
て流通の効率化を図ることが可能となり、商品の流通コ
スト及び廃棄物の物流コストを下げることができる。
【0029】尚、前記実施形態では、容器本体が円筒形
状のものについて説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、装填する食品の形態にあわせて任意の
形状とすることができる。例えば、図5に示したよう
に、容器本体の上が広がったようなテーパ状とすること
も可能である。この場合、該容器本体のテーパ形状に合
わせて、保護容器を無底のテーパ状円筒或いは角筒に形
成することも可能である。
【0030】また、伸縮部についても、容器本体の任意
の部分に形成することができ、伸縮方向についても縦横
いずれであってもよい。さらに、該伸縮部は蛇腹構造に
限定されず、折り畳み構造やスライド構造などを採用す
ることも可能である。但し、蛇腹構造であれば、成形が
容易であり且つ容器の水密性を確保しやすいという点
で、より好ましいものとなる。
【0031】さらに、収容される食品についても特に制
限はないが、調理前後において容積が変化するものが好
ましい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る食品用容器
および容器入り食品によれば、食品の流通効率を改善
し、商品の流通コスト及び廃棄物の物流コストの低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】食品用容器の一実施形態において、該容器を伸
長させた状態を示した一部断面側面図。
【図2】食品用容器の一実施形態において、該容器を収
縮させた状態を示した一部断面側面図。
【図3】食品用容器の他の実施形態と、これを用いて構
成した容器入り食品の一実施形態において、調理前の状
態を示した一部断面斜視図。
【図4】食品用容器の他の実施形態と、これを用いて構
成した容器入り食品の一実施形態において、調理後の状
態を示した一部断面斜視図。
【図5】食品用容器の他の実施形態を示した側面図。
【符号の説明】
1…食品用容器、2…容器本体、3…伸縮部、5…容器
入り食品、6…保護容器、7…食品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 吏 兵庫県神戸市兵庫区水木通7丁目1番18号 バンドートレーディング株式会社内 (72)発明者 川端 つとむ 大阪市東成区大今里南1−22−14 グロー バル&エコロジカルテクノロジー株式会社 内 Fターム(参考) 3E086 AA21 AD06 BA02 BA15 BA29 BB90 CA11 4B035 LC16 LE11 LP46 LT16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を内部に収容し、該食品を内部で調
    理可能な食品用容器であって、容器本体には該容器本体
    の内容積を調整し得る伸縮部が形成されてなり、該伸縮
    部を収縮させた状態で調理前の食品を収容でき、且つ該
    伸縮部を伸長させた状態で調理後の容積の増大した食品
    を収容可能であることを特徴とする食品用容器。
  2. 【請求項2】 前記伸縮部が、形状保持可能な蛇腹構造
    であることを特徴とする請求項1記載の食品用容器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体の外側に、伸縮部が収縮し
    た状態の容器本体を収容し且つ伸縮部が伸長した状態の
    容器本体の少なくとも1/3以上の容積を収容し得る保
    護容器が備えられていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の食品用容器。
  4. 【請求項4】 前記容器本体が、生分解性澱粉樹脂によ
    って構成されていることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の食品用容器。
  5. 【請求項5】 食品が、請求項1〜4のいずれかに記載
    の食品用容器に収容されてなることを特徴とする容器入
    り食品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050090169A (ko) * 2004-03-08 2005-09-13 이동기 접이식 용기
JP2021521068A (ja) * 2018-04-04 2021-08-26 フェロ、ジェイ 拡張可能なパッキング
AU2018385513B2 (en) * 2017-12-11 2021-10-21 Colgate-Palmolive Company Container with variable volume

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