JP2003127674A - 燃料タンク - Google Patents

燃料タンク

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JP2003127674A
JP2003127674A JP2001332520A JP2001332520A JP2003127674A JP 2003127674 A JP2003127674 A JP 2003127674A JP 2001332520 A JP2001332520 A JP 2001332520A JP 2001332520 A JP2001332520 A JP 2001332520A JP 2003127674 A JP2003127674 A JP 2003127674A
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Japan
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liquid fuel
fuel
float
tank
liquid
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JP2001332520A
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English (en)
Inventor
Takeshi Soga
剛 曽我
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Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体燃料の無駄な消費を抑えることができる
燃料タンクを提供する。 【解決手段】 燃料タンク1の複数の筒状部材41は取
付ブラケット43、43を介して下端41bがタンク本
体2の内底面24から離れた状態でタンク本体2の内部
21に立設されている。各筒状部材41には、内部44
にそれぞれフロート46が嵌入されている。各フロート
46は、比重が液体燃料Aよりも小さく設定されている
とともに、筒状部材41の内部44の形状に合わせて円
柱状に成形されており、周面48が筒状部材41の内周
面49に摺接した状態で内部44に嵌入されている。そ
して、各フロート46は筒状部材41の内部44に嵌入
された状態で周面48が筒状部材41の内周面49を摺
動することにより、筒状部材41の内部44で上下方向
Eに移動自在であるとともに転倒不能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、液体燃料が収容さ
れる燃料タンクに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、液体燃料が収容される燃料タンク
としては、例えば図4に示すような車両用の燃料タンク
101がある。この燃料タンク101は、タンク本体1
02の内部103に液体燃料Aが収容されるとともに、
液体燃料Aの液面Bの高さを測定するゲージ104が設
けられている。 【0003】またタンク本体102には、液体燃料Aを
供給するフィラーチューブ105の一端が内部103に
挿入して取り付けられている。フィラーチューブ105
の他端は液体燃料Aを注入する注入口106となってお
り、この注入口にはフィラーキャップ107が被せられ
ている。 【0004】また、フィラーチューブ105の注入口1
06の近傍にはフィラーチューブ105とタンク本体1
02の内部103の空間108とを繋ぐベントチューブ
109が設けられており、このベントチューブ109に
よりフィラーチューブ105とタンク本体102との間
の通気を確保している。 【0005】また、タンク本体102には内部103に
液体燃料Aの揺動音を抑えるバッフルプレート110が
立設されている。さらにタンク本体102には、アウト
レットチューブ111およびリターンチューブ112の
一端が内部103に挿入して取り付けられており、両チ
ューブ111、112の他端は図外の燃料ポンプに接続
されている。 【0006】これにより、タンク本体102に収容され
た液体燃料Aはアウトレットチューブ111を介して前
記燃料ポンプに吸い出されて燃料ポンプに接続された図
外のエンジンに供給される一方、所定量より多く吸い出
された液体燃料Aは燃料ポンプからリターンチューブ1
12を介して再びタンク本体103に戻されるように構
成されている。 【0007】また、タンク本体102にはエバポチュー
ブ113が内部103に挿入して取り付けられている。
エバポチューブ113には所定圧力により開栓するチエ
ックバルブ114が取り付けられており、図外のキャニ
スターに接続されている。 【0008】これにより、液体燃料Aの液面Bから蒸発
した蒸発ガスCは上昇してエバポチューブ113に流れ
る。そして、蒸発ガスCの流入によりエバポチューブ1
13内の圧力が所定圧力を超えるとチエックバルブ11
4が開いて前記キャニスタに通され、キャニスタに備え
られた活性炭によって蒸発ガスCの有害物質が取り除か
れるようになっている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな燃料タンク101においては、タンク本体102に
収容された液体燃料Aの液面B全体が空気(空間)10
8と常時接触しているため、蒸発ガスCが液面B全体か
ら発生してエバポチューブ113からタンク101の外
部に逃げてしまい、液体燃料Aが無駄に消費される問題
があった。 【0010】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、液体燃料の無駄な消費を抑えることが
できる燃料タンクを提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載の燃料タンクにおいては、液体
燃料が収容されるタンク本体の内部に、下端が前記タン
ク本体の内側の底面から離れた状態で立設された複数の
筒状部材と、各筒状部材の内部にそれぞれ嵌入された複
数のフロートとを備え、前記筒状部材は上端及び下端が
開放され、各フロートは、比重が前記液体燃料よりも小
さく設定され、前記筒状部材の前記内部に嵌入された状
態で上下方向に移動自在であるとともに転倒不能である
ものとしている。 【0012】かかる構成においてタンク本体の内部に液
体燃料を収容した際には、筒状部材の下端から内部に流
れ込んだ液体燃料にフロートが浮いて筒状部材の内部に
嵌入された状態となり、液体燃料が筒状部材を越えない
範囲で収容されているときには液体燃料の液面の上昇、
下降に伴い筒状部材の内部に嵌入された状態で筒状部材
の内部を転倒することなく上下方向に移動する。 【0013】したがって、液体燃料が筒状部材を越えな
い範囲で収容されているときに複数の筒状部材の下端か
ら内部に流れ込んだ液体燃料の液面はフロートの下面に
接触して空気との接触が常時断たれた状態となっている
(タンク内空気と遮断されている)。しかもフロートは
転倒不能のため、フロートが転倒して液体燃料に触れて
いたフロートの下面が空気側に出てこの付着した液体燃
料が空気と接触するということがない。このため、タン
ク内の液面と空気との接触面積が少なくなって液面から
発生する蒸発ガスの発生量を低減させることができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。 【0015】図1は本発明の一実施の形態を示す車両の
燃料タンク1の左側面図であり、図2は燃料タンク1の
平面図である。この燃料タンク1は、タンク本体2と、
上面31がタンク本体2の上面の中央部分に露出してタ
ンク本体2の内部21に立設された燃料ポンプ3と、タ
ンク本体2の内部21で燃料ポンプ3の前後側に立設さ
れた立設部4、4とから構成されている。 【0016】タンク本体2は、上側を構成するアッパシ
ェル22と下側を構成するロアシェル23とが接合して
形成されている。タンク本体2には、ベントチューブ6
の一端が内部21に挿入して取り付けられており、ベン
トチューブ6の先端が液体燃料Aによって塞がれること
により満タンとなる。そして、このベントチューブ6の
先端が液体燃料Aによって塞がれた位置(満タン)より
上に空気が存する空気室が形成される。タンク本体2の
内部21に液体燃料Aが満タンに収容されると、図1に
示すように液体燃料Aの上部に空間Sが残るように構成
されている。 【0017】また、タンク本体2には、液体燃料Aを供
給するフィラーチューブ5が内部21に挿入して取り付
けられており、フィラーチューブ5の先端は満タン時の
液体燃料Aの液面Bより低い位置に位置している。 【0018】また図示しないがベントチューブ6の他端
はフィラーチューブ5に取り付けられており、このベン
トチューブ6によりタンク本体2とフィラーチューブ5
との間の通気を確保している。 【0019】また、タンク本体2の内部21においてア
ッパシェル22の内側天井部の前後端にはカットバルブ
7、7が取り付けられており、両カットバルブ7、7は
液体燃料Aを通過させずに液体燃料Aの液面Bから蒸発
する蒸発ガスCを通過させるように構成されている。 【0020】両カットバルブ7、7はエバポチューブ8
によって繋がれており、エバポチューブ8はアッパシェ
ル22の後部からタンク1の上方に抜け出ている。上方
に抜け出たエバポチューブ8には所定圧力により開栓す
る図外のチエックバルブが取り付けられており、さらに
ガスの有害物質を取り除く図外のキャニスターに接続さ
れている。 【0021】また、前記燃料ポンプ3は、底面32がタ
ンク本体2の内側の底面24から離れた状態で立設され
ており、燃料のポンプ3の上面31にはアウトレットチ
ューブ9が取り付けられている。 【0022】このアウトレットチューブ9は基端が燃料
ポンプ3に接続され、先端が図外のエンジンに接続され
ており、燃料ポンプ3によって吸い上げられた必要量の
液体燃料Aがアウトレットチューブ9を介してエンジン
に供給されるようになっている。 【0023】また、タンク本体2の内部21において燃
料ポンプ3の周囲には箱形のチャンバ10が設けられて
おり、チャンバ10には内部21と連通する連通孔(図
示せず)が形成されている。 【0024】このチャンバ10によって、液体燃料Aが
少ないときタンク本体2が車両旋回時に傾斜して液体燃
料Aが傾いても燃料ポンプ3の周囲に液体燃料Aが確保
することができ、燃料ポンプ3が液体燃料Aを十分に吸
引することが可能となっている。 【0025】また、燃料ポンプ3には液体燃料Aの液面
Bの高さを測定するゲージ11が取り付けられている一
方、燃料ポンプ3の下方でタンク本体2の内側の底面2
4には内部21のゴミ等を取り除くフィルター12が設
けられている。 【0026】一方、前記各立設部4は、横に並列して互
いに接合した状態で樹脂により一体成形された複数の円
筒形の筒状部材41と、これらの筒状部材41の下端縁
同士を接合したフランジ42aの前後側の底面42に一
端が取り付けられた取付ブラケット43、43とを中心
にして構成されている。なお、複数の筒状部材41によ
って囲まれた包囲部42bは、下端縁同士を接合してお
らず、包囲部42b内に液体燃料Aが出入り可能となっ
ている。これにより包囲部42b内の液面はタンク内の
液面Bと常時同一となる様にしている。 【0027】取付ブラケット43の他端は図3にも示す
ようにタンク本体2の内側の底面24にスポット溶接に
より取り付けられている。これにより複数の筒状部材4
1は取付ブラケット43、43を介して下端41bがタ
ンク本体2の内側の底面24から離れた状態でタンク本
体2の内部21に立設されている。そして、筒状部材4
1の上端41a及び下端41bは開放されており、各筒
状部材41の内部44とタンク本体2の内部21とが連
通している。 【0028】また、図1に示すように燃料タンク3の前
側に立設する複数の筒状部材41において前部から中央
部に設置された複数の筒状部材41は、上端41aが満
タン時の液体燃料Aの液面Bと一致するように形成され
ている。 【0029】また、燃料タンク3の前側に立設する複数
の筒状部材41において後部に設置された複数の筒状部
材41と、燃料タンク3の後側に立設する複数の筒状部
材41は、上端41aが満タン時の液体燃料Aの液面B
より低く形成されており、これらの筒状部材41には上
側から網45が被せられている。 【0030】また、各筒状部材41には、図3に示すよ
うに内部44にそれぞれフロート46が嵌入されてい
る。各フロート46は、比重が液体燃料Aよりも小さく
設定されている。また、各フロート46は筒状部材41
の内部44の形状に合わせて円柱状に成形され、高さ寸
法が筒状部材41の内径よりも大きく設定されていると
ともに上面47が上方に向かって湾曲しており、周面4
8が筒状部材41の内周面49に摺接した状態で内部4
4に嵌入されている。 【0031】そして、各フロート46は筒状部材41の
内部44に嵌入された状態で周面48が筒状部材41の
内周面49を摺動することにより、筒状部材41の内部
44で上下方向Eに移動自在であるとともに転倒不能と
なっている。また各筒状部材41の下端41bとタンク
本体2の内側の底面の間の距離はフロート46の高さ寸
法よりも小さく設定され、フロート46が下端41bか
ら抜けない様にしている。 【0032】かかる構成においては、図3に示すように
各筒状部材41の下端41bがタンク本体2の内側の底
面24と離れているため、タンク本体2の内部21に液
体燃料Aを入れた際には各筒状部材41の下側から内部
44に液体燃料Aが流れ込む(図中の矢印Dで図示)。 【0033】これによって、図中の一点鎖線で示すよう
に各筒状部材41内のフロート46は液体燃料Aよりも
比重が小さいため液体燃料Aの液面B(一点鎖線で図
示)に浮いて嵌入された状態となる。 【0034】さらに、液体燃料Aの液面Bが上昇してい
くのに伴い、各フロート46は液体燃料Aの液面Bに浮
いた状態で液体燃料Aに押し上げられながら周面48が
筒状部材41の内周面49を摺動することにより、筒状
部材41の内部44を転倒することなく上方に向かって
移動する。 【0035】液体燃料Aが満タンになった際には、前側
の立設部4の前部から中央部に設置された各筒状部材4
1が、図3の実線に示すようにフロート46の上面47
が筒状部材41の上側から内部21の空間Sに抜け出た
状態となる。 【0036】したがって、これらの筒状部材41の下側
から内部44に流れ込んだ液体燃料Aの液面Bは、フロ
ート46の下面46aに接触して空気(空間)Sとの接
触が断たれた状態となっている。 【0037】一方、図1で示したように前側の立設部4
の後部に設置された各筒状部材41、および後側の立設
部4に設置された各筒状部材41では、上端41aが満
タン時の液体燃料Aの液面Bよりも低い位置にあるた
め、これらの筒状部材41は液体燃料Aの中に埋没され
ている。 【0038】このときに、これらの筒状部材41の上端
部には網45が被せられていることにより液体燃料Aの
液面B上に浮こうとするフロート46の動きが網45で
抑えられるため、タンク本体2に液体燃料Aを収容して
もフロート46が筒状部材41の上側から抜け出るのを
防止することができる。このとき、上端部に網45が被
せられた筒状部材41の上方の液面Bからは蒸発ガスC
が発生するものの液体燃料Aの使用に伴い液面Bが下降
し、筒状部材41を超えない位置に達すると、網45が
被せられていない筒状部材41と同様フロート46の上
面47が筒状部材41の上側から内部21の空間Sに臨
んだ状態となる。 【0039】そして、液体燃料Aの更なる使用時には、
各筒状部材41内の液体燃料Aの液面Bが図1や図3の
一点鎖線の位置まで下降していくのに伴って液体燃料A
に浮いているフロート46の周面48が筒状部材41の
内周面49を摺動することにより、フロート46は液体
燃料Aの液面Bに浮いた状態で筒状部材41の内部44
を転倒することなく下方に向かって移動する。 【0040】したがって、これらの筒状部材41の下側
から内部44に流れ込んだ液体燃料Aの液面Bは、フロ
ート46の下面46aに接触して空気Sとの接触が断た
れた状態となっている。 【0041】このように本実施の形態の燃料タンク1で
は、液体燃料Aが各筒状部材41を越えない範囲で収容
されているときに、筒状部材41の下側から内部44に
流れ込んだ液体燃料Aの液面Bがフロート46の下面4
6aに接触して空気Sとの接触が常時断たれた状態とな
っている。 【0042】このため、液面Bと空気Sとの接触面積が
少なくなって液体燃料Aの液面B全体からの蒸発ガスC
の発生が抑えられるので、蒸発ガスCの発生量を低減さ
せることができる。よって、液体燃料Aの無駄な消費を
抑えることができる。 【0043】また、本実施の形態の燃料タンク1では、
各筒状部材41内に液体燃料Aが入って液体燃料A全体
の揺動が抑えられているとともに、筒状部材41内に入
っていない液体燃料Aが揺動した際に複数の筒状部材4
1で阻止することができる。このため、バッフルプレー
トを設けることなく複数の筒状部材41を代用して液体
燃料Aの揺動音を防止できるため、バッフルプレートを
廃止することができる。 【0044】なお、本実施の形態の燃料タンク1の他
に、例えば燃料タンクの内部全体に渡って複数の筒状部
材の上端の位置を液体燃料の満タン時の液面の位置より
も低くならないように設定すれば、満タン時における液
面と空気との接触面積がさらに少なくなるため、蒸発ガ
スの発生量の一層の低減化を図ることができ、液体燃料
の無駄な消費をさらに抑えることができる。 【0045】また、本実施の形態の燃料タンク1におい
ては円筒形の筒状部材41を使用したが、筒状部材の形
状は円筒形に限定されることはなく、例えば角筒形の筒
状部材を使用しても良い。 【0046】また、フロート46を円柱状に成形した
が、この形状に限定されることはなく、比重が液体燃料
Aよりも小さく設定され、筒状部材41の内部44に嵌
入した状態で上下方向Eに移動自在で転倒不能な形状に
成形されていれば良い。 【0047】またフロート46をコップ状に成形し、底
面を上側に位置させて筒状部材41の内部44に嵌入さ
せても良い。この場合、フロート46内にも液体燃料A
を収容でき、燃料タンク1内の燃料の容量を増やすこと
ができる。 【0048】さらに、筒状部材41によって囲まれた包
囲部42b内にも、包囲部42bの平面視形状に合せか
つ、転倒不能にする厚さ(高さ)を有するフロートを設
けて、包囲部42bも空気との接触を断つようにすると
良い。 【0049】 【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の燃料タンクにおいては、液体燃料が筒状部材を越え
ない範囲で収容されているときに、複数の筒状部材の下
端から内部に流れ込んだ液体燃料の液面はフロートの下
面に接触し、しかもフロートは転倒不能のため空気との
接触が常時断たれた状態となっている。このため、タン
ク内の液体燃料の液面と空気との接触面積が少なくなっ
て液面から発生する蒸発ガスの発生量を低減させること
ができる。よって、液体燃料の無駄な消費を抑えること
ができる。 【0050】また、複数の筒状部材内に液体燃料が入る
ことにより液体燃料全体の振動が抑えられるとともに、
筒状部材外の液体燃料の振動も複数の筒状部材で阻止す
ることができる。よって、バッフルプレートを廃止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態を示す車両の燃料タンク
の左側面図である。 【図2】燃料タンクの平面図である。 【図3】図1のX部の内部を示す拡大図である。 【図4】従来の車両の燃料タンクを示す模式断面図であ
る。 【符号の説明】 1 燃料タンク 2 タンク本体 21 内部 24 底面 41 筒状部材 41a 上端 41b 下端 44 内部 46 フロート A 液体燃料 E 上下方向

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 液体燃料が収容されるタンク本体の内部
    に、下端が前記タンク本体の内側の底面から離れた状態
    で立設された複数の筒状部材と、 各筒状部材の内部にそれぞれ嵌入された複数のフロート
    とを備え、前記筒状部材は上端及び下端が開放され、 各フロートは、比重が前記液体燃料よりも小さく設定さ
    れ、前記筒状部材の前記内部に嵌入された状態で上下方
    向に移動自在であるとともに転倒不能であることを特徴
    とする燃料タンク。
JP2001332520A 2001-10-30 2001-10-30 燃料タンク Pending JP2003127674A (ja)

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