JP2003126539A - 非接触式電子タグを用いたマージャンゲームにおける点数自動計算表示システム - Google Patents
非接触式電子タグを用いたマージャンゲームにおける点数自動計算表示システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】マージャンゲームにおける点数自動計算表示シ
ステムを提供し、ゲームの公正化とゲーム時間の短縮化
を図ることを可能とする。 【解決手段】牌の種類を識別するための牌の識別情報を
書き込んだRFID式電子タグ5を内蔵したマージャン
牌2と、マージャン卓10の各辺毎に設けられ、和了牌
群20が枠体12に対接されたとき、電磁波により無接
触的に上記マージャン牌2のRFID式電子タグ5に書
き込まれた識別情報を読み出し、当該和了牌群20の和
了状態(和了組み合わせ状態)を読み取る卓壁内蔵リー
ダ1と、この読み取った和了牌群20の和了状態を基礎
としルールに従って和了点数を演算する和了演算処理手
段(4)と、この演算結果を表示するためマージャン卓
の各辺毎に設けられた和了点数表示計3とで、点数自動
計算表示システムを構成する。
ステムを提供し、ゲームの公正化とゲーム時間の短縮化
を図ることを可能とする。 【解決手段】牌の種類を識別するための牌の識別情報を
書き込んだRFID式電子タグ5を内蔵したマージャン
牌2と、マージャン卓10の各辺毎に設けられ、和了牌
群20が枠体12に対接されたとき、電磁波により無接
触的に上記マージャン牌2のRFID式電子タグ5に書
き込まれた識別情報を読み出し、当該和了牌群20の和
了状態(和了組み合わせ状態)を読み取る卓壁内蔵リー
ダ1と、この読み取った和了牌群20の和了状態を基礎
としルールに従って和了点数を演算する和了演算処理手
段(4)と、この演算結果を表示するためマージャン卓
の各辺毎に設けられた和了点数表示計3とで、点数自動
計算表示システムを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触式電子タグを
用いたマージャンゲームにおける点数自動計算表示シス
テムに関するものである。
用いたマージャンゲームにおける点数自動計算表示シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、個々の牌にマグネットを内蔵させ
ることで、各ゲーム終了時の自動洗牌、並びに、次ゲー
ム開始のための自動配牌を行えるようにしたゲーム機
(マージャン卓)が既に開発されて、全自動マージャン
卓の名称で主流を占めている。
ることで、各ゲーム終了時の自動洗牌、並びに、次ゲー
ム開始のための自動配牌を行えるようにしたゲーム機
(マージャン卓)が既に開発されて、全自動マージャン
卓の名称で主流を占めている。
【0003】上述の全自動マージャン卓によるマージャ
ンゲームにおいて、各ゲーム終了時の和了形態並びに和
了役に応じた得点集計は、ゲーム当事者が行うのが通常
であった。
ンゲームにおいて、各ゲーム終了時の和了形態並びに和
了役に応じた得点集計は、ゲーム当事者が行うのが通常
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マージャン卓では、各ゲーム終了時の得点集計に人が関
与せざるを得ないため、和了形態に起因して生じる符
計算を間違える可能性がある、得点集計に時間かか
り、1ゲーム(1局)に要する時間が長くなる、また
上記からの派生効果として、ゲーム当事者に関しては
ゲーム代金の負担率が増加し、一方、ゲーム場所の提供
者に関しては、ゲーム回転率の低下や、さらには集客力
の低下に繋がる、等の弊害があった。
マージャン卓では、各ゲーム終了時の得点集計に人が関
与せざるを得ないため、和了形態に起因して生じる符
計算を間違える可能性がある、得点集計に時間かか
り、1ゲーム(1局)に要する時間が長くなる、また
上記からの派生効果として、ゲーム当事者に関しては
ゲーム代金の負担率が増加し、一方、ゲーム場所の提供
者に関しては、ゲーム回転率の低下や、さらには集客力
の低下に繋がる、等の弊害があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、各ゲームの終了時の和了形態並びに和了役に応じた
得点の自動集計が行える、非接触式電子タグを用いたマ
ージャンゲームにおける点数自動計算表示システムを提
供し、これを使用することにより、ゲームの公正化とゲ
ーム時間の短縮化を図ること、ひいてはゲームの回転率
アップや集客力を向上させることを可能にすることにあ
る。
し、各ゲームの終了時の和了形態並びに和了役に応じた
得点の自動集計が行える、非接触式電子タグを用いたマ
ージャンゲームにおける点数自動計算表示システムを提
供し、これを使用することにより、ゲームの公正化とゲ
ーム時間の短縮化を図ること、ひいてはゲームの回転率
アップや集客力を向上させることを可能にすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成したものである。
め、本発明は、次のように構成したものである。
【0007】本発明に係る非接触式電子タグを用いたマ
ージャンゲームにおける点数自動計算表示システムは、
牌の種類を識別するための牌の識別情報を書き込んだR
FID式電子タグを内蔵したマージャン牌と、マージャ
ン卓の各辺毎に枠体内に設けられた卓壁内蔵リーダであ
って、和了牌群が枠体に対接されたとき、電磁波により
無接触的に上記マージャン牌のRFID式電子タグに書
き込まれた識別情報を読み出し、当該和了牌群の和了状
態(和了組み合わせ状態)を読み取る卓壁内蔵リーダ
と、上記卓壁内蔵リーダで読み取った和了牌群の和了状
態を基礎としルールに従って和了点数を演算する和了演
算処理手段と、上記演算処理手段の演算結果を表示する
ためマージャン卓の各辺毎に設けられた和了点数表示計
とを備えたことを特徴とする(請求項1)。
ージャンゲームにおける点数自動計算表示システムは、
牌の種類を識別するための牌の識別情報を書き込んだR
FID式電子タグを内蔵したマージャン牌と、マージャ
ン卓の各辺毎に枠体内に設けられた卓壁内蔵リーダであ
って、和了牌群が枠体に対接されたとき、電磁波により
無接触的に上記マージャン牌のRFID式電子タグに書
き込まれた識別情報を読み出し、当該和了牌群の和了状
態(和了組み合わせ状態)を読み取る卓壁内蔵リーダ
と、上記卓壁内蔵リーダで読み取った和了牌群の和了状
態を基礎としルールに従って和了点数を演算する和了演
算処理手段と、上記演算処理手段の演算結果を表示する
ためマージャン卓の各辺毎に設けられた和了点数表示計
とを備えたことを特徴とする(請求項1)。
【0008】上記マージャン牌のRFID式電子タグに
書き込まれる識別情報は牌の種類である。麻雀ゲームお
いて通常用いられる牌の種類は、萬子、筒子、索子が各
々一〜九までの計27種類、白板、緑発、紅中の三元牌
が計3種類、東、南、西、北の四喜牌が計4種類、合計
34種類である。また、この他に春、夏、秋、冬の4種
類の赤牌が用いられる場合の牌の種類は合計38種類で
ある。
書き込まれる識別情報は牌の種類である。麻雀ゲームお
いて通常用いられる牌の種類は、萬子、筒子、索子が各
々一〜九までの計27種類、白板、緑発、紅中の三元牌
が計3種類、東、南、西、北の四喜牌が計4種類、合計
34種類である。また、この他に春、夏、秋、冬の4種
類の赤牌が用いられる場合の牌の種類は合計38種類で
ある。
【0009】本発明の非接触式電子タグを用いたマージ
ャンゲームの点数自動計算表示システムによれば、各ゲ
ームの終了時の和了形態並びに和了役に応じた得点の自
動集計を行うことができ、これを使用することにより、
ゲームの公正化、ゲーム時間の短縮化、ゲームの回転率
アップ、並びに、集客力を向上させることができる。
ャンゲームの点数自動計算表示システムによれば、各ゲ
ームの終了時の和了形態並びに和了役に応じた得点の自
動集計を行うことができ、これを使用することにより、
ゲームの公正化、ゲーム時間の短縮化、ゲームの回転率
アップ、並びに、集客力を向上させることができる。
【0010】本発明においては、上記和了演算処理手段
が、上記演算結果の和了点数を上記マージャン卓の各辺
毎に設けられた和了点数表示計に対し一斉に表示させる
ことが好ましい(請求項2)。 これにより遊技者4人
が共に、和了点数表示計による和了点数の確認作業に関
与できるからである。この和了点数表示計は、マージャ
ン卓の枠体の各辺の片側に、その表示面を上にして設け
るとよい(請求項3)。
が、上記演算結果の和了点数を上記マージャン卓の各辺
毎に設けられた和了点数表示計に対し一斉に表示させる
ことが好ましい(請求項2)。 これにより遊技者4人
が共に、和了点数表示計による和了点数の確認作業に関
与できるからである。この和了点数表示計は、マージャ
ン卓の枠体の各辺の片側に、その表示面を上にして設け
るとよい(請求項3)。
【0011】また本発明においては、さらに、和了点数
に影響する他の条件(和了点数に影響する和了情報)を
入力可能な入力手段を具備し、上記演算処理手段が、上
記卓壁内蔵リーダで読み取った和了牌群の和了状態から
符点・役を判定し計算の基礎点数を演算すると共に、こ
の基礎点数及び上記入力手段から入力された条件に従っ
て和了点数を演算することが好ましい(請求項4)。
和了点数の自動計算ができる範囲が広がるからである。
この入力手段から入力される条件とは、荘風、門風、
親、子、リーチ、ツモ、ドラ等である(請求項5)。
に影響する他の条件(和了点数に影響する和了情報)を
入力可能な入力手段を具備し、上記演算処理手段が、上
記卓壁内蔵リーダで読み取った和了牌群の和了状態から
符点・役を判定し計算の基礎点数を演算すると共に、こ
の基礎点数及び上記入力手段から入力された条件に従っ
て和了点数を演算することが好ましい(請求項4)。
和了点数の自動計算ができる範囲が広がるからである。
この入力手段から入力される条件とは、荘風、門風、
親、子、リーチ、ツモ、ドラ等である(請求項5)。
【0012】このように、本発明は、上記問題点の解決
手段として、個々の牌に対応情報を書き込んだRFID
式電子タグを内蔵したマージャン牌を使用するマージャ
ンゲームの点数自動計算表示システムであり、各ゲーム
の終了時に和了形態並びに和了役に応じた得点を自動集
計し表示するマージャンゲームの点数自動計算表示シス
テムである。
手段として、個々の牌に対応情報を書き込んだRFID
式電子タグを内蔵したマージャン牌を使用するマージャ
ンゲームの点数自動計算表示システムであり、各ゲーム
の終了時に和了形態並びに和了役に応じた得点を自動集
計し表示するマージャンゲームの点数自動計算表示シス
テムである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。このシステムは、基本的に、次のよ
うに構成する。すなわち、個々の牌に対応情報を書き込
んだRFID式電子タグをマージャン牌に内蔵させる。
また各マージャン牌の情報を非接触で読み取るために、
マージャン卓端面の4ヶ所にリーダ(読取器)を埋め込
む。そして、これらのリーダ(4台)と和了形態並びに
和了役のデータベースを持っているコンピュータ(パソ
コン)とを接続し、コンピュータでの計算結果をマージ
ャン卓上の得点計にデジタル表示させる。
基づいて説明する。このシステムは、基本的に、次のよ
うに構成する。すなわち、個々の牌に対応情報を書き込
んだRFID式電子タグをマージャン牌に内蔵させる。
また各マージャン牌の情報を非接触で読み取るために、
マージャン卓端面の4ヶ所にリーダ(読取器)を埋め込
む。そして、これらのリーダ(4台)と和了形態並びに
和了役のデータベースを持っているコンピュータ(パソ
コン)とを接続し、コンピュータでの計算結果をマージ
ャン卓上の得点計にデジタル表示させる。
【0014】図1に、非接触式電子タグを用いたマージ
ャンゲームにおける点数自動計算表示システムの概略を
示す。
ャンゲームにおける点数自動計算表示システムの概略を
示す。
【0015】10はマージャン卓であり、テーブル部1
1と、その周囲の四辺を囲む正方形の枠体12から構成
される。このマージャン卓10に設けられている点数自
動計算表示システムは、離れた場所の間で直接的な電気
的接触なしに通信を行うために用いられる無線周波数識
別(RFID:Radio Frequency Identification)技術
を用いて構成されている。即ち、図中、1は枠体12の
卓壁に内蔵された卓壁内蔵リーダ、2は非接触式電子タ
グであるRFID式電子タグを内蔵したマージャン牌、
3は枠体12の各側面に取り付けられたデジタル表示計
から成る和了点数表示計、4はマージャンゲームにおけ
る和了形態並びに和了役のデータベースを有するコンピ
ュータ(パソコン)である。
1と、その周囲の四辺を囲む正方形の枠体12から構成
される。このマージャン卓10に設けられている点数自
動計算表示システムは、離れた場所の間で直接的な電気
的接触なしに通信を行うために用いられる無線周波数識
別(RFID:Radio Frequency Identification)技術
を用いて構成されている。即ち、図中、1は枠体12の
卓壁に内蔵された卓壁内蔵リーダ、2は非接触式電子タ
グであるRFID式電子タグを内蔵したマージャン牌、
3は枠体12の各側面に取り付けられたデジタル表示計
から成る和了点数表示計、4はマージャンゲームにおけ
る和了形態並びに和了役のデータベースを有するコンピ
ュータ(パソコン)である。
【0016】図2に各マージャン牌2の内部を示す。マ
ージャンゲームは、四人で計136個のマージャン牌2
を用いて遊技するものであり、各マージャン牌2には、
図2に示すように、その牌の識別情報を書き込んだRF
ID式電子タグ5と、各ゲーム終了時の自動洗牌・次ゲ
ーム開始時の自動配牌用マグネット6とが内蔵されてい
る。
ージャンゲームは、四人で計136個のマージャン牌2
を用いて遊技するものであり、各マージャン牌2には、
図2に示すように、その牌の識別情報を書き込んだRF
ID式電子タグ5と、各ゲーム終了時の自動洗牌・次ゲ
ーム開始時の自動配牌用マグネット6とが内蔵されてい
る。
【0017】図2に各マージャン牌2の内部を示す。マ
ージャンゲームは、四人で計136個のマージャン牌2
を用いて遊技するものであり、各マージャン牌2には、
図2に示すように、その牌の種類に対応する牌の識別情
報を書き込んだRFID式電子タグ5と、各ゲーム終了
時の自動洗牌・次ゲーム開始時の自動配牌用マグネット
6とが内蔵されている。
ージャンゲームは、四人で計136個のマージャン牌2
を用いて遊技するものであり、各マージャン牌2には、
図2に示すように、その牌の種類に対応する牌の識別情
報を書き込んだRFID式電子タグ5と、各ゲーム終了
時の自動洗牌・次ゲーム開始時の自動配牌用マグネット
6とが内蔵されている。
【0018】ここで、牌の識別情報である「牌の種類」
とは、萬子、筒子、索子が各々一〜九までの計27種
類、白板、緑発、紅中の三元牌が計3種類、東、南、
西、北の四喜牌が計4種類、合計34種類である。ま
た、この他に春、夏、秋、冬の4種類の赤牌が用いられ
る場合の牌の種類は合計38種類である。
とは、萬子、筒子、索子が各々一〜九までの計27種
類、白板、緑発、紅中の三元牌が計3種類、東、南、
西、北の四喜牌が計4種類、合計34種類である。ま
た、この他に春、夏、秋、冬の4種類の赤牌が用いられ
る場合の牌の種類は合計38種類である。
【0019】卓壁内蔵リーダ1はマージャン卓10の各
辺毎に枠体12内に設けられており、遊技者の一人が和
了となってその和了牌群20を枠体12に対接されたと
き、電磁波により無接触的に当該和了牌群20のマージ
ャン牌2のRFID式電子タグ5に書き込まれた識別情
報を読み出し、当該和了牌群20の和了状態(和了組み
合わせ状態)を読み取る。
辺毎に枠体12内に設けられており、遊技者の一人が和
了となってその和了牌群20を枠体12に対接されたと
き、電磁波により無接触的に当該和了牌群20のマージ
ャン牌2のRFID式電子タグ5に書き込まれた識別情
報を読み出し、当該和了牌群20の和了状態(和了組み
合わせ状態)を読み取る。
【0020】ここで枠体12には和了牌群20を対接さ
せる整列位置と所定長さのセンス領域(例えば20個分
の牌の整列領域)が予め定められており、その定められ
たセンス領域、例えば20個分の長さの牌整列領域中
に、一対一で対応付けて、RFID式電子タグ5のアン
テナと卓壁内蔵リーダ1のアンテナとが対向配置するよ
うに構成されている。面前自模和の場合、これらの20
個分のスペース内で14牌のアンテナの対向する組がで
きることになる。
せる整列位置と所定長さのセンス領域(例えば20個分
の牌の整列領域)が予め定められており、その定められ
たセンス領域、例えば20個分の長さの牌整列領域中
に、一対一で対応付けて、RFID式電子タグ5のアン
テナと卓壁内蔵リーダ1のアンテナとが対向配置するよ
うに構成されている。面前自模和の場合、これらの20
個分のスペース内で14牌のアンテナの対向する組がで
きることになる。
【0021】卓壁内蔵リーダ1は、マージャン卓10の
下部に設けられたコンピュータ4と協働して、和了牌群
20の各マージャン牌2(RFID式電子タグ5)に、
コンピュータ4からのアンテナ切替え信号に応じてアン
テナを順次切替えて、特定の周波数、例えば125KH
zの発信波を送信する。
下部に設けられたコンピュータ4と協働して、和了牌群
20の各マージャン牌2(RFID式電子タグ5)に、
コンピュータ4からのアンテナ切替え信号に応じてアン
テナを順次切替えて、特定の周波数、例えば125KH
zの発信波を送信する。
【0022】これを受けて、和了牌群20における各マ
ージャン牌2のRFID式電子タグ5が付勢され、自己
マージャン牌の識別信号(牌の種類)をインピーダンス
変化として送信し、卓壁内蔵リーダ1はこの各マージャ
ン牌2の識別信号をコンピュータ4(和了演算処理手
段)に導く。
ージャン牌2のRFID式電子タグ5が付勢され、自己
マージャン牌の識別信号(牌の種類)をインピーダンス
変化として送信し、卓壁内蔵リーダ1はこの各マージャ
ン牌2の識別信号をコンピュータ4(和了演算処理手
段)に導く。
【0023】コンピュータ4は和了演算処理手段として
動作し、上記卓壁内蔵リーダ1で読み取った和了牌群2
0の和了状態を基礎とし、ルールに従って和了点数を演
算する。この実施形態の場合、コンピュータ4は、内部
メモリに参照テーブルとして設けられたルール及び得点
表を参照し、まず符点・役を判定し計算の基礎点数を演
算すると共に、この基礎点数及び上記和了点数表示計3
と一体的に設けられた入力手段(図示せず)から入力さ
れた条件に従って和了点数を演算する。なお、この入力
手段は、和了点数表示計3とは別個に設けることもでき
る。
動作し、上記卓壁内蔵リーダ1で読み取った和了牌群2
0の和了状態を基礎とし、ルールに従って和了点数を演
算する。この実施形態の場合、コンピュータ4は、内部
メモリに参照テーブルとして設けられたルール及び得点
表を参照し、まず符点・役を判定し計算の基礎点数を演
算すると共に、この基礎点数及び上記和了点数表示計3
と一体的に設けられた入力手段(図示せず)から入力さ
れた条件に従って和了点数を演算する。なお、この入力
手段は、和了点数表示計3とは別個に設けることもでき
る。
【0024】上記入力手段から入力される条件は、和了
牌群20の和了状態(牌の種類の組み合わせ)以外の、
この和了点数に影響する他の条件(和了点数に影響する
和了情報)であり、具体的には荘風、門風、親、子、リ
ーチ、和了状態(ツモ、振込み・待牌等)、ドラ数、積
棒数等である。
牌群20の和了状態(牌の種類の組み合わせ)以外の、
この和了点数に影響する他の条件(和了点数に影響する
和了情報)であり、具体的には荘風、門風、親、子、リ
ーチ、和了状態(ツモ、振込み・待牌等)、ドラ数、積
棒数等である。
【0025】上記演算により求められた和了点数は、遊
技者4人の全ての和了点数表示計3に送られ、表示され
る。この和了点数表示計3は、枠体12の各辺の片側
(左側)に、その表示面を上にして設けられているた
め、基本的には当該遊技者しか見ることができないが、
このように同時に表示させることで、遊技者全員が和了
点数表示計3を用いた和了点数の確認作業に参加するこ
とができる。
技者4人の全ての和了点数表示計3に送られ、表示され
る。この和了点数表示計3は、枠体12の各辺の片側
(左側)に、その表示面を上にして設けられているた
め、基本的には当該遊技者しか見ることができないが、
このように同時に表示させることで、遊技者全員が和了
点数表示計3を用いた和了点数の確認作業に参加するこ
とができる。
【0026】このようにして、ゲームの終了に伴って該
当競技者が自和了牌群20を開牌するとともに卓壁に自
和了牌群20を添わせることで、瞬時に牌内蔵のRFI
D式電子タグ5の識別情報を卓壁内のリーダ1が読み取
る。そして、読み取られた情報は、瞬時にデータベース
用コンピュータ(パソコン)4に伝送され、集計後に結
果が再び卓上の和了点数表示計3へ伝送されて表示され
る。
当競技者が自和了牌群20を開牌するとともに卓壁に自
和了牌群20を添わせることで、瞬時に牌内蔵のRFI
D式電子タグ5の識別情報を卓壁内のリーダ1が読み取
る。そして、読み取られた情報は、瞬時にデータベース
用コンピュータ(パソコン)4に伝送され、集計後に結
果が再び卓上の和了点数表示計3へ伝送されて表示され
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非接触式
電子タグを用いたマージャンゲームの点数自動計算表示
システムによれば、各ゲームの終了時の和了形態並びに
和了役に応じた得点の自動集計を行うことができ、これ
を使用することにより、計算ミスが無くしてゲームの公
正化を図ることができ、また、1ゲーム当たりの所要時
間の短縮化を図ることができる。従って、ゲームの回転
率アップや、集客力を向上させることができる。
電子タグを用いたマージャンゲームの点数自動計算表示
システムによれば、各ゲームの終了時の和了形態並びに
和了役に応じた得点の自動集計を行うことができ、これ
を使用することにより、計算ミスが無くしてゲームの公
正化を図ることができ、また、1ゲーム当たりの所要時
間の短縮化を図ることができる。従って、ゲームの回転
率アップや、集客力を向上させることができる。
【図1】本発明の点数自動計算及び点数表示システムの
一例を示した図である。
一例を示した図である。
【図2】RFID式電子タグを内蔵したマージャン牌の
概略構造を示した図である。
概略構造を示した図である。
1 卓壁内蔵リーダ
2 マージャン牌
3 和了点数表示計
4 コンピュータ(和了演算処理手段)
5 RFID式電子タグ
10 マージャン卓
11 テーブル部
12 枠体
20 和了牌群
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06K 17/00 G06K 17/00 L
19/00 19/00 H
19/07 Q
Claims (5)
- 【請求項1】牌の種類を識別するための牌の識別情報を
書き込んだRFID式電子タグを内蔵したマージャン牌
と、 マージャン卓の各辺毎に枠体内に設けられた卓壁内蔵リ
ーダであって、和了牌群が枠体に対接されたとき、電磁
波により無接触的に上記マージャン牌のRFID式電子
タグに書き込まれた識別情報を読み出し、当該和了牌群
の和了状態を読み取る卓壁内蔵リーダと、 上記卓壁内蔵リーダで読み取った和了牌群の和了状態を
基礎としルールに従って和了点数を演算する和了演算処
理手段と、 上記演算処理手段の演算結果を表示するためマージャン
卓の各辺毎に設けられた和了点数表示計とを備えたこと
を特徴とする非接触式電子タグを用いたマージャンゲー
ムにおける点数自動計算表示システム。 - 【請求項2】請求項1記載の点数自動計算表示システム
において、 上記和了演算処理手段が、上記演算結果の和了点数を上
記マージャン卓の各辺毎に設けられた和了点数表示計に
対し一斉に表示させることを特徴とする非接触式電子タ
グを用いたマージャンゲームにおける点数自動計算表示
システム。 - 【請求項3】請求項2記載の点数自動計算表示システム
において、 上記和了点数表示計が、マージャン卓の枠体の各辺の片
側に、その表示面を上にして設けられている、ことを特
徴とする非接触式電子タグを用いたマージャンゲームに
おける点数自動計算表示システム。 - 【請求項4】請求項1、2又は3記載の点数自動計算表
示システムにおいて、 さらに、和了点数に影響する他の条件を入力可能な入力
手段を具備し、 上記演算処理手段が、上記卓壁内蔵リーダで読み取った
和了牌群の和了状態から符点・役を判定し計算の基礎点
数を演算すると共に、この基礎点数及び上記入力手段か
ら入力された条件に従って和了点数を演算することを特
徴とする非接触式電子タグを用いたマージャンゲームに
おける点数自動計算表示システム。 - 【請求項5】請求項4記載の点数自動計算表示システム
において、 上記入力手段から入力された条件が、荘風、門風、親、
子、リーチ、ツモ、ドラ等であることを特徴とする非接
触式電子タグを用いたマージャンゲームにおける点数自
動計算表示システム。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2001331791A JP2003126539A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 非接触式電子タグを用いたマージャンゲームにおける点数自動計算表示システム |
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Family Applications (1)
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