JP2003126255A - ネブライザの吸入用アタッチメント - Google Patents

ネブライザの吸入用アタッチメント

Info

Publication number
JP2003126255A
JP2003126255A JP2001327304A JP2001327304A JP2003126255A JP 2003126255 A JP2003126255 A JP 2003126255A JP 2001327304 A JP2001327304 A JP 2001327304A JP 2001327304 A JP2001327304 A JP 2001327304A JP 2003126255 A JP2003126255 A JP 2003126255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inhalation
nebulizer
mouthpiece
attachment
liquid storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001327304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3654231B2 (ja
Inventor
Fumio Nakazawa
文夫 中沢
Koichi Takizawa
耕一 滝沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2001327304A priority Critical patent/JP3654231B2/ja
Priority to CN 02282894 priority patent/CN2576253Y/zh
Publication of JP2003126255A publication Critical patent/JP2003126255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3654231B2 publication Critical patent/JP3654231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用中に使用者の口腔や鼻腔から吸入用アタ
ッチメントへ漏れ出てくる唾液や鼻水などの漏出液が噴
霧されるべき薬液などの液体に混入するのを防ぐこと、
漏出液によるメッシュの目詰まりを防止すること、漏出
液などの汚れを簡単に洗浄できることを実現したネブラ
イザの吸入用アタッチメントを提供する。 【解決手段】 ダイレクトジョイント20を介してネブ
ライザ本体からの吸気ホース72に接続されるマウスピ
ース10に、漏出液貯液部30がネジ部31により着脱
可能に取付けられている。使用中の唾液などの漏出液
は、マウスピース10の漏出液貯液部30に貯液される
ので、吸気ホース72側へ流入することはない。使用後
は、漏出液貯液部30をマウスピース10から外して洗
浄することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、呼吸器系疾患など
の治療に用いるネブライザの吸入用アタッチメント、更
に言えば、ネブライザの吸入用アタッチメントである吸
入マスク、マウスピース、ノーズピースなどの構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】呼吸器疾患や気管支喘息などの治療に
は、いわゆるエアロゾル吸入療法が普及しており、効果
を上げている。このエアロゾル吸入療法は、水或いは薬
剤を微細な粒子にして、鼻腔或いは口腔から肺内の気管
支へ直接投与沈着させる治療法であるが、そのためのツ
ールであるネブライザ(吸入器)はかねてより市販され
ており、エアロゾル吸入療法に貢献している。特に、近
年、電池駆動でポケッタブルの小型超音波式ネブライザ
が開発され、小児の突発性の喘息発作や老人の慢性閉塞
性肺疾患の応急処置として有効であり、高い評価を得て
いる。
【0003】このようなネブライザの例を図8〜図12
に図示する。
【0004】図8は、長時間使用も可能な病院用及び家
庭用の超音波式ネブライザ70の外観斜視図を示す。こ
のネブライザ70は、ネブライザ本体71内の噴霧部
(図示せず)の水或いは薬剤を超音波で霧化し、吸気ホ
ース72とマウスピース73を通して口腔より投与する
ものである。吸気ホース72はネブライザ本体71に対
して着脱可能であり、マウスピース73も吸気ホース7
2の先端に着脱可能に取付けられる。図8は、吸入用ア
タッチメントとしてマウスピース73を用いた例である
が、吸入マスクやノーズピースが用いられることもあ
る。
【0005】また、図9は、携帯用の小型超音波式ネブ
ライザ80を示し、ネブライザ本体81に薬液ボトル8
2を装着した外観斜視図である。このネブライザ80で
は、使用時には、吸入用アタッチメントとして、図10
の(a)のようにマスクアダプタ91を、薬液ボトル8
2全体を覆うようにネブライザ本体81に装着する。装
着後の状態を示すのが図10の(b)である。次に、図
11〔装着前の状態図(a)、装着後の状態図(b)〕
に示すように吸入マスク92をマスクアダプタ91に装
着するか、又は図12〔装着前の状態図(a)、装着後
の状態図(b)〕に示すようにマウスピース93をマス
クアダプタ91に装着する。そして、例えば吸入マスク
92を用いる場合は、図13のように、ネブライザ80
を手で持って、口や鼻を覆うようにして吸入マスク92
を顔面下部に当てて施療する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のネブライザには次のような問題点があった。
【0007】吸入マスク、マウスピース、ノーズピース
などの吸入用アタッチメントを用いて施療していると、
使用者の唾液や鼻水が漏出してくるのが常態で、この唾
液や鼻水が吸入用アタッチメントを介してネブライザ本
体内の噴霧されるべき薬液に混入してしまうことが頻発
していた。図14は、携帯用小型超音波式ネブライザ8
0において、吸入用アタッチメントとして図12のよう
にマウスピース93を用いた例であるが、使用者の唾液
100、特に小児の場合、多量の「よだれ」が発生し、
このよだれ100が薬液ボトル82内の薬液85に流入
していた。
【0008】薬液85に唾液や鼻水が混入すると、その
分だけ薬液量が増加し、噴霧が所定時間に終了せず、薬
液が残り、十分な治療ができないだけでなく、薬液の粘
度が変化し、霧化効果が低減する。或いは、唾液や鼻水
の混入による薬効の変化も懸念される。また、使用者が
自らの唾液や鼻水を吸入してしまう可能性も有り得る。
【0009】更に、無視できない問題点は、超音波式ネ
ブライザにおいては、多数の微細な穴を有するメッシュ
(図示せず)を超音波で振動させて薬液を霧化するので
あるが、唾液や鼻水の混入によりこのメッシュが目詰ま
りしてしまい、霧化効果が低減するだけでなく、薬液が
霧化されないというトラブルを招いていた。このメッシ
ュの目詰まりが発生すると、そのたびにメッシュ洗浄が
必要となり、煩雑であるばかりでなく、突発性喘息発作
のような緊急時の治療に役に立たない可能性も否定でき
なかった。このような問題点は、噴霧される液体が薬液
ではなく水の場合でも同様である。
【0010】加えて、使用者の唾液や鼻水が吸入マス
ク、マウスピース、ノーズピースなどの吸入用アタッチ
メントに漏出してくると、吸入用アタッチメントを洗浄
しなければならないが、必ずしも現行の吸入用アタッチ
メントは洗浄容易な構造にはなっておらず、唾液や鼻水
の洗浄が極めて不便であり、また洗浄時にこれらの吸入
用アタッチメントを破損するなどの不具合が散見してい
た。
【0011】本発明は、そのような問題点に着目してな
されたものであって、使用中に使用者の口腔や鼻腔から
吸入用アタッチメントへ漏れ出てくる唾液や鼻水などの
漏出液が噴霧されるべき薬液などの液体に混入するのを
防ぐこと、漏出液によるメッシュの目詰まりを防止する
こと、漏出液などの汚れを簡単に洗浄できることを実現
したネブライザの吸入用アタッチメントを提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、使用者の鼻腔や口腔に挿入した
り、或いは使用者の顔面下部に当てて用いる吸入マス
ク、マウスピース、ノーズピースなどのネブライザの吸
入用アタッチメントにおいて、使用者の口腔や鼻腔から
吸入用アタッチメントの中へ漏出してくる唾液や鼻水な
どの漏出液を、当該吸入用アタッチメント外へ流出させ
る開口部を有する構造の吸入用アタッチメントとしたの
で、それら漏出液がネブライザ本体内の噴霧される薬液
や水に混入することはない。また、それら漏出液により
吸入用アタッチメントが汚れることもなく、極めて使い
易いネブライザを提供できる。
【0013】また、本発明においては、吸入マスク、マ
ウスピース、ノーズピースなどのネブライザの吸入用ア
タッチメントにおいて、使用者の口腔や鼻腔から吸入用
アタッチメントの中へ漏出してくる唾液や鼻水などの漏
出液を貯液する漏出液貯液部を有する構造の吸入用アタ
ッチメントとしたので、それら漏出液がネブライザ本体
内の噴霧される薬液や水に混入することはない。また、
それら漏出液により吸入用アタッチメントが汚れること
もなく、極めて使い易いネブライザを提供できる。
【0014】吸入用アタッチメントに漏出液貯液部を設
ける場合、漏出液貯液部は吸入用アタッチメントに対し
着脱可能とすれば、使用中に漏出液貯液部に溜まった漏
出液は、漏出液貯液部を吸入用アタッチメントから外す
ことで、簡単に捨てることができる。しかも、漏出液貯
液部が着脱可能であるから、漏出液貯液部の洗浄が容易
である。
【0015】なお、本発明において、着脱可能な漏出液
貯液部や各々の吸入用アタッチメントは、消毒可能な耐
薬品性を有する材料で製作することにより、薬液消毒が
可能となり、消毒が容易で、極めて使い易くなる。或い
は、耐薬品性以外にも煮沸可能な耐高温性を有する材料
で製作すれば、煮沸消毒が可能となり、消毒が容易で、
極めて使い易くなる。勿論、耐薬品性と耐高温性を併有
する材料で製作すればなお好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明を更に詳細に説明する。
【0017】なお、ネブライザ自体は、図8に示す超音
波式ネブライザ70や図9に示す携帯用の小型超音波式
ネブライザ80でもよく、従来のものと何ら変わりはな
いので、ネブライザ自体の説明は省略し、本発明は、そ
れらのネブライザ本体に着脱可能に取付けられる吸入用
アタッチメントに特徴があるので、吸入用アタッチメン
トを中心に説明する。
【0018】一実施形態に係る吸入用アタッチメントと
して、マウスピースを図1〔斜視図(a)、(a)のA
−A線における断面図(b)〕に示す。このマウスピー
ス10には、適切な位置(使用時に下側に相当する部
分)に、円形状の漏出液流出用開口部15が設けられて
いる。このマウスピース10は、その嵌入用の一端部1
1をネブライザ本体(図示せず、図8の符号71参照)
からの吸気ホース72の先端に嵌着し、口部用開口部1
2を使用者の口に当てて、マウスピース10の開口部1
5が設けられている側を下側にして用いる。
【0019】使用開始後しばらく、霧状になっている薬
剤や水(エアロゾル)を吸入していると、使用者の口か
ら唾液がマウスピース10内に漏れ出てくるが、この漏
出液は、口部用開口部12からマウスピース10の内壁
の下側を伝わって開口部15からマウスピース10の外
部へ流れ出るので、吸気ホース72側へ流入することは
ない。なお、使用者は開口部15の外側にタオルやガー
ゼを当てて漏れ出てきた唾液を吸い取ってもよいし、或
いは小容器で唾液を受けてもよい。
【0020】図1は、マウスピース10に漏出液流出用
の開口部15を設けた例であるが、漏出液貯液部を設け
た例を図2〔斜視図(a)、(a)のB−B線における
断面図(b)〕に示す。ここでは、マウスピース10は
ダイレクトジョイント20を介して吸気ホース72に連
結されるので、そのダイレクトジョイント20に漏出液
貯液部21が一体に設けられている。漏出液貯液部21
は下が底で上が開口の円柱状であり、ダイレクトジョイ
ント20の内部に連通している。
【0021】使用中の唾液などの漏出液は、マウスピー
ス10の口部用開口部12から一端部11を通ってダイ
レクトジョイント20内に流れ込み、漏出液貯液部21
に貯液されるので、吸気ホース72側へ流入することは
ない。使用後は、漏出液貯液部21付きのダイレクトジ
ョイント20を外せば、漏出液貯液部21に溜まった漏
出液を捨てることができ、更に洗浄することで漏出液貯
液部21付きのダイレクトジョイント20を綺麗にする
ことができる。なお、漏出液貯液部21は、5ml程度
の容量があれば充分であるが、適宜、任意に変更可能で
ある。
【0022】図3〔斜視図(a)、(a)のC−C線に
おける断面図(b)〕では、ダイレクトジョイント20
ではなくマウスピース10に漏出液貯液部30が設けら
れている。この漏出液貯液部30は、例えばマウスピー
ス10にネジ部31の螺合により取付けられており、マ
ウスピース10に対して着脱できる。上記図2の例と同
様に、使用中の唾液などの漏出液は、マウスピース10
の口部用開口部12から内壁下側を伝って漏出液貯液部
30に貯液されるので、吸気ホース72側へ流入するこ
とはない。使用後は、漏出液貯液部30をマウスピース
10から外して洗浄することができる。
【0023】また、より好適には、図3の(b)に示す
ように、漏出液貯液部30が取付けられているマウスピ
ース10の内壁面は、口部用開口部12側に傾斜部17
が形成され、吸気ホース72側に突起部18が設けられ
ている。これらの工夫により、漏出液は傾斜部17によ
り漏出液貯液部30に流入し易く、また突起部18によ
り吸気ホース72側へ流出しない。
【0024】図4及び図5(図4のD−D線における断
面図)は、携帯用の小型超音波式ネブライザ80(図9
参照)において、漏出液貯液部40を一体にしたマウス
ピース93を用いた例である。マウスピース93の口部
用開口部93aの近傍には、底部が閉じた円柱状の漏出
液貯液部40が設けられており、漏出液貯液部40は、
口部用開口部93aの近傍に形成された開口部41を通
じてマウスピース93内に連通している。また、携帯用
の小型超音波式ネブライザ80は一般に図13や図14
のように斜めにして使用されることが常態となるので、
つまりマウスピース93を上側にネブライザ本体81を
下側にして使用するので、漏出液貯液部40は、マウス
ピース93に対し或る一定の角度を持って取付けられて
いる。
【0025】このマウスピース93では、使用中の唾液
は、マウスピース93の口部用開口部93aから開口部
41を通り、漏出液貯液部40に流入し貯液される。使
用後は、マスクアダプタ91から漏出液貯液部40付き
のマウスピース93を外して洗浄する。
【0026】図6は、他の実施形態を示すもので、ネブ
ライザ用の複数の吸入用アタッチメント、例えば吸入マ
スク51、ガラス製吸入マスク52、マウスピース5
3、小児用マウスピース54、ノーズピース55などの
使用者の口や鼻に当てるアタッチメントと、ダイレクト
ジョイント56と、アダプタセット58と、ネブライザ
本体側のアタッチメント59とから構成される複数の吸
入用アタッチメント50において、そのうちの1つのア
タッチメントであるダイレクトジョイント56に漏出液
貯液部57が一体に設けられている例である。漏出液貯
液部57は、図7(図6のE−E線における断面図)に
示すように有底の円柱状である。
【0027】図6のように、口や鼻に当てるアタッチメ
ント(51〜55)を使用する場合に必ず用いるダイレ
クトジョイント56に漏出液貯液部57を設けること
で、使用者に当てるアタッチメントが変わろうとも漏出
液貯液部57付きのダイレクトジョイント56を組み込
むことができ、常に最適な使用ができる。
【0028】言及するまでもないが、上記実施形態で
は、マウスピースに漏出液流出用開口部を設けた例、並
びにマウスピース又はダイレクトジョイントに漏出液貯
液部を設けた例を記載したが、漏出液流出用開口部や漏
出液貯液部は、他の吸入用アタッチメントに設けても差
し支えなく、またその設ける位置も適宜任意に設定で
き、漏出液貯液部をアタッチメントに対して着脱できる
ようにするか、アタッチメントと一体にするか、などは
適宜変更可能である。漏出液流出用開口部や漏出液貯液
部の形状も、上記実施形態では、漏出液流出用開口部を
円状、漏出液貯液部を円柱状にしたが、これらに限定さ
れない。
【0029】また、好ましくは、漏出液貯液部を含めた
吸入用アタッチメントは、消毒可能な耐薬品性、又は煮
沸可能な耐高温性を有する材料、或いは耐薬品性と耐高
温性を併有する材料で製作されていることが求められ
る。
【0030】以上のように、吸入マスク、マウスピー
ス、ノーズピースなどのネブライザの吸入用アタッチメ
ントにおいて、使用者からの唾液や鼻水などの漏出液を
当該吸入用アタッチメント外へ流出させる開口部を設け
た構造の吸入用アタッチメント、或いは前記漏出液を一
時貯液する漏出液貯液部を設けた構造の吸入用アタッチ
メントとしたので、前記漏出液がネブライザ本体内の噴
霧される薬液や水に混入することがない。
【0031】従って、前記漏出液の混入が無いため、薬
液量や水量は増加することなく噴霧によって消費され、
薬液や水が残ることなく噴霧は所定時間に終了し、常に
適切で充分な治療ができる。更に、漏出液の混入による
メッシュの目詰まりがなくなり、使用中に薬液が霧化さ
れないというトラブルはなくなり、またメッシュ洗浄の
回数は大きく軽減でき、極めて使い易いネブライザを提
供できる。
【0032】また、漏出液により当該吸入用アタッチメ
ントが汚れることもなく、着脱可能な吸入用アタッチメ
ントや漏出液貯液部は洗浄が容易で、極めて使い易いネ
ブライザ用の吸入用アタッチメントを提供できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次の効果が得られる。 (1)ネブライザ本体内の噴霧されるべき薬液や水に使
用者の唾液や鼻水が混入しないため、薬液量や水量の増
加はなく、薬液や水の粘度が変化したり、霧化効果が低
減したりすることもなく、唾液や鼻水の混入による薬効
の変化もない。 (2)薬液や水が残ることなく全て噴霧され、所定時間
に噴霧が終了し、いつも適切で充分な治療ができる。 (3)懸案となっていた唾液や鼻水の混入によるメッシ
ュの目詰まりが解決でき、薬液が霧化されないという故
障はなくなる。 (4)メッシュ洗浄の回数は大きく軽減でき、極めて使
い易いネブライザを提供できる。 (5)吸入マスク、マウスピース、ノーズピースなどの
吸入用アタッチメントが着脱可能であると共に、漏出液
貯液部自体又は漏出液貯液部を有するアタッチメントが
着脱可能であるので、吸入用アタッチメントは洗浄が極
めて容易で気軽に取り扱え、洗浄時の吸入用アタッチメ
ントの破損などの事故も殆ど皆無である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る吸入用アタッチメントとし
て、漏出液流出用開口部を設けたマウスピースなどの斜
視図(a)、及び(a)のA−A線における断面図
(b)である。
【図2】別実施形態に係る吸入用アタッチメントとし
て、漏出液貯液部を一体に設けたダイレクトジョイント
などの斜視図(a)、及び(a)のB−B線における断
面図(b)である。
【図3】更に別実施形態に係る吸入用アタッチメントと
して、漏出液貯液部を着脱可能に設けたマウスピースな
どの斜視図(a)、及び(a)のC−C線における断面
図(b)である。
【図4】更に別実施形態に係る吸入用アタッチメントと
して、漏出液貯液部を一体に設けたマウスピースを有す
る携帯用の小型超音波式ネブライザの正面図である。
【図5】図4のD−D線における断面図である。
【図6】更に別実施形態に係る吸入用アタッチメントと
して、漏出液貯液部を一体に設けたダイレクトジョイン
トなどの複数の吸入用アタッチメントの斜視図である。
【図7】図6のE−E線における断面図である。
【図8】超音波式ネブライザの外観斜視図である。
【図9】携帯用の小型超音波式ネブライザの外観斜視図
である。
【図10】図9のネブライザにマスクアダプタを取付け
る様子を示す図(a)、及び取付後の状態を示す図
(b)である。
【図11】図10のマスクアダプタを取付けたネブライ
ザに吸入マスクを取付ける様子を示す図(a)、及び取
付後の状態を示す図(b)である。
【図12】図10のマスクアダプタを取付けたネブライ
ザにマウスピースを取付ける様子を示す図(a)、及び
取付後の状態を示す図(b)である。
【図13】図11の吸入マスクを取付けたネブライザの
使用例を示す図である。
【図14】図9のネブライザの使用中に使用者の唾液や
鼻水が薬液ボトル内の薬液に混入する様子を示す正面図
である。
【符号の説明】
10,93 マウスピース(吸入用アタッチメント) 15 漏出液流出用開口部 20,56 ダイレクトジョイント(吸入用アタッチ
メント) 21,30 漏出液貯液部 40,57 漏出液貯液部 50 吸入用アタッチメント 70 ネブライザ 72 吸気ホース 80 小型超音波式ネブライザ 91 マスクアダプタ
フロントページの続き (72)発明者 滝沢 耕一 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 株式会社オムロンライフサイエ ンス研究所内 Fターム(参考) 4D073 AA10 BB03 CA30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネブライザ本体に着脱可能に取付けられ、
    ネブライザ本体からの噴霧を吸入するのに使用する吸入
    用アタッチメントにおいて、 使用者からの吸入用アタッチメントへ漏出してきた漏出
    液を当該吸入用アタッチメント外へ流出させる開口部を
    有することを特徴とするネブライザの吸入用アタッチメ
    ント。
  2. 【請求項2】ネブライザ本体に着脱可能に取付けられ、
    ネブライザ本体からの噴霧を吸入するのに使用する吸入
    用アタッチメントにおいて、 使用者からの吸入用アタッチメントへ漏出してきた漏出
    液を貯液する漏出液貯液部を有することを特徴とするネ
    ブライザの吸入用アタッチメント。
  3. 【請求項3】前記漏出液貯液部は、吸入用アタッチメン
    トに対し着脱可能であることを特徴とする請求項2記載
    のネブライザの吸入用アタッチメント。
JP2001327304A 2001-10-25 2001-10-25 ネブライザの吸入用アタッチメント Expired - Fee Related JP3654231B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001327304A JP3654231B2 (ja) 2001-10-25 2001-10-25 ネブライザの吸入用アタッチメント
CN 02282894 CN2576253Y (zh) 2001-10-25 2002-10-22 喷雾器的吸入用附件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001327304A JP3654231B2 (ja) 2001-10-25 2001-10-25 ネブライザの吸入用アタッチメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003126255A true JP2003126255A (ja) 2003-05-07
JP3654231B2 JP3654231B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=19143552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001327304A Expired - Fee Related JP3654231B2 (ja) 2001-10-25 2001-10-25 ネブライザの吸入用アタッチメント

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3654231B2 (ja)
CN (1) CN2576253Y (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161528A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Omron Healthcare Co Ltd ネブライザ用吸入補助具
DE112009000533T5 (de) 2008-03-13 2011-01-20 Omron Healthcare Co., Ltd. Inhalator und dafür verwendete Inhalationshilfe
US9226877B2 (en) * 2005-05-17 2016-01-05 Medela Holding Ag Method and apparatus for cleaning flow control elements
CN110115790A (zh) * 2018-02-07 2019-08-13 心诚镁行动医电股份有限公司 雾化器组件及其气流主要导引件
TWI674118B (zh) * 2018-01-31 2019-10-11 心誠鎂行動醫電股份有限公司 霧化器組件及其氣流輔助導引件
TWI690338B (zh) * 2018-01-31 2020-04-11 心誠鎂行動醫電股份有限公司 霧化器組件及其氣流主要導引件

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6064601B2 (ja) * 2013-01-09 2017-01-25 オムロンヘルスケア株式会社 超音波式吸入器用の薬液槽および薬液パック
CN108939225A (zh) * 2018-06-12 2018-12-07 陈新 一次性鼻吸式通用型喉嘴
CN109513077B (zh) * 2018-11-15 2020-09-01 浙江大学 用于呼吸道疾病的内科雾化治疗设备
CN110585534B (zh) * 2019-10-14 2022-03-04 西安交通大学医学院第二附属医院 耳鼻喉科用鼻腔喷雾器

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9226877B2 (en) * 2005-05-17 2016-01-05 Medela Holding Ag Method and apparatus for cleaning flow control elements
JP2008161528A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Omron Healthcare Co Ltd ネブライザ用吸入補助具
JP4715743B2 (ja) * 2006-12-28 2011-07-06 オムロンヘルスケア株式会社 ネブライザ用吸入補助具
DE112009000533T5 (de) 2008-03-13 2011-01-20 Omron Healthcare Co., Ltd. Inhalator und dafür verwendete Inhalationshilfe
US8286629B2 (en) 2008-03-13 2012-10-16 Omron Healthcare Co., Ltd. Nebulizer and inhalation aid used therefor
TWI674118B (zh) * 2018-01-31 2019-10-11 心誠鎂行動醫電股份有限公司 霧化器組件及其氣流輔助導引件
TWI690338B (zh) * 2018-01-31 2020-04-11 心誠鎂行動醫電股份有限公司 霧化器組件及其氣流主要導引件
CN110115790A (zh) * 2018-02-07 2019-08-13 心诚镁行动医电股份有限公司 雾化器组件及其气流主要导引件
CN110115790B (zh) * 2018-02-07 2021-08-06 心诚镁行动医电股份有限公司 雾化器组件及其气流主要导引件

Also Published As

Publication number Publication date
JP3654231B2 (ja) 2005-06-02
CN2576253Y (zh) 2003-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5439629B1 (ja) 吸入装置
AU2006298283B2 (en) Inhaler and inhaler mouthpiece
RU2455029C2 (ru) Распылитель и используемое с ним вспомогательное ингаляторное устройство
AU2002259029B2 (en) Apparatus and method for nasal rinse
JP5674637B2 (ja) ガスミスト吸入器
JP4715254B2 (ja) 吸入器
JP2006212203A (ja) 吸入装置、及び液剤吐出カートリッジ
Gardenhire et al. Aerosol delivery devices for respiratory therapists
JP2003102837A (ja) 霧化装置用吸入補助具およびこれを備えた霧化装置
JP2015520622A (ja) 鼻腔洗浄水の噴射容器
JP2003126255A (ja) ネブライザの吸入用アタッチメント
JPWO2013065776A1 (ja) ガスミスト吸入器
KR20090011745A (ko) 콧물 흡인 장치
CN113368348A (zh) 一种手持式医用婴儿雾化器及雾化面罩
JPS6336264B2 (ja)
JP3209915U (ja) ネブライザー
EP3756709B1 (en) Integrated sealed micro-mesh nebulizing module
JP7030771B2 (ja) エアロゾル化装置及びエアロゾル薬物送達装置
TWM333903U (en) Improved device of nasal spray douche
JPH11342205A (ja) 吸入器用鼻管
KR20030093719A (ko) 비강 세척기
CN218010348U (zh) 鼻腔清洁器
CN219681121U (zh) 一种连贯可调式鼻腔冲洗器
CN219681386U (zh) 一种呼吸内科临床用药剂物雾化喷药装置
JP3035643B2 (ja) 吸入器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees