JP2003126144A - 伸縮性吸液物品 - Google Patents
伸縮性吸液物品Info
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Abstract
使用者の体格に自在に対応する適応性とを備えた吸収体
を有する伸縮性吸液物品を提供する。 【解決手段】 伸縮性吸液物品が、伸縮方向に伸長収縮
可能な伸縮シートと、伸縮シート上にて伸縮方向に配置
された複数の吸収体とを有し、複数の吸収体の各々が伸
縮方向に交差する方向に延在する接着部にて伸縮シート
に対して部分的に貼り合わされ、かつ伸縮シートが非伸
長状態において、吸収体の各々が少なくとも1つの隣接
する別の吸収体と重なり合う重複部を形成する。
Description
むつ、尿受けパッド、尿取りパッド、生理用品等の液体
を吸収し保持するための構造を有する吸液物品に関す
る。
01における一般的な基本構造を模式的に示す図であ
る。(a)は一部切り欠き斜視図、(b)は(a)のF
−F’断面図である。(a)に示す通り、通常、液透過
性トップシート104と、液不透過性バックシート10
3の間に吸収性コア102を配置した構造を有する。さ
らに、吸収性コア102の近傍には、おむつ等の各応用
物品の必要に応じて長手方向又はこれと直交する幅方向
に伸びる弾性体105が複数条配置される。(b)の断
面図に示す通り、弾性体105は、吸収性コア102の
存在しない領域において液透過性トップシート104と
液不透過性バックシート103の間に配置される。弾性
体105を伸長した状態で取り付けることにより、弾性
体105の配置された領域(図9(b)の伸縮部分)にギ
ャザーが形成され、そして使用者の装着時には弾性体1
05が適宜伸長することによりおむつ等が使用者の肌に
フィットすることとなる。
の吸液物品101の吸収性コア102は比較的剛性であ
るため、近傍に配置された弾性体105の伸縮状態に関
わらず定形を保持する。また、例えば、液不透過性バッ
クシート103及び液透過性トップシート104自体が
十分な伸縮性を有する素材であったとしても、吸収性コ
ア102の存在する部分については、これらのシート1
03、104は伸縮性を発揮しえない。このように、吸
収性コア102の配置された領域は、変形や伸縮の困難
な束縛部分である。このため、ときには弾性体105の
伸縮性によるフィット機能を阻害したり、吸収体部分の
排液口への密着度を低下させたりして、尿漏れ等が発生
する。
あるため、使用者の体格に自在に対応する適応性に欠け
る。そのために、例えば標準サイズの吸収性コア102
を用いた場合、極端に体型の大きい人や小さい人には吸
収面積に不足や吸収性コアを含む吸収体のだぶつきによ
り、尿漏れ等が発生する。
着時のフィット機能を確保する伸縮性と、使用者の体格
に自在に対応する適応性とを備えた吸収体を有する伸縮
性吸液物品を提供することである。
物品は、分割した複数の吸収体を、伸縮シートが伸長し
た状態で当該シート上に配置させた上で当該シートと貼
り合わせた構造を有する。吸収体の貼り合わせは、伸縮
方向に交差する方向に延在する略線状の接着部にて各吸
収体をシートに対して部分的に接着することにより行わ
れる。各請求項に係る発明の構成は次の通りである。
様は、少なくとも一方に伸縮可能な伸縮シートと、前記
伸縮シート上にて伸縮方向に配置された複数の吸収体と
を有し、前記複数の吸収体の各々が前記伸縮方向に交差
する方向に延在する接着部にて前記伸縮シートに対して
部分的に貼り合わされ、かつ前記伸縮シートが非伸長状
態において、前記吸収体の各々が少なくとも1つの隣接
する別の吸収体と重なり合う重複部を形成した構成であ
る。
は、前記伸縮方向における前記複数の吸収体の各々の前
記接着部の長さの和が、前記伸縮シートの長さの50%
以下である。
が、前記伸縮方向の長さと該伸縮方向に交差する方向の
長さの比が1.0以下となる形状である。
伸長状態とし前記吸収体同士の前記重複部がゼロとなる
ときの該伸縮シートの長さが、該伸縮シートの非伸長状
態における長さの3倍以下である。
最大に伸長させたときの前記伸縮方向における前記吸収
体同士の重複部の長さの和が、全ての前記吸収体の長さ
の和の30%以下である。
くとも親水性繊維からなる吸収性コアと該コアを覆う透
液性シートから形成され、該親水性繊維の坪量が、全て
の吸収体について同一でないものとする。
いて前記伸縮シートの中央部に配置された前記吸収体の
前記坪量が、該中央部以外に配置された前記吸収体の前
記坪量より高いようにする。
を具備する。
態様は、上記(1)の構成に加えさらに、前記複数の吸
収体を全体的に覆う液透過性の第2の伸縮シートをさら
に有し、該液透過性の第2の伸縮シートと前記伸縮シー
トとを互いに前記伸縮方向の両端縁の少なくとも一方に
て貼り合わせた構成である。
品は、分割した複数の吸収体を、伸縮シートが伸長した
状態で当該シート上に配置させた上で当該シートと貼り
合わせた構造を有する。吸収体の貼り合わせは、伸縮方
向に対して交差する方向に延在する略線状の接着部にて
各吸収体をシートに対して部分的に接着することにより
行われる。斯かる構造により、隣り合う各吸収体同士が
重複部を形成する。
束縛されることなく全体として伸縮することが可能とな
る。そして、伸縮シートの伸長に伴い各吸収体が伸縮方
向にスライドして重複部が小さくなり、複数の吸収体全
体の実質的な吸収領域が拡大される。
本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実
施例を示す斜視図である。伸縮性吸液物品1は、所定の
伸縮方向に伸長収縮可能な弾性を有する伸縮シート3
と、該伸縮方向に沿ってそのシート3上に配置された複
数(2個以上)の吸収体2とを有しており、複数の吸収
体2の各々は、伸縮シート3に対して部分的に接着する
ことにより取り付けられている。伸縮シート3は、シー
ト自体に伸縮性がある素材から作製されたものか、又
は、伸縮性のないシートに弾性体を適宜配置し取り付け
て伸縮性を付与した複合素材から作製されたものであ
る。
個の吸収体2の一構成例の断面図であるが、基本的には
液透過性表面シート4と、裏面シート5と、吸収性コア
6とを配置した構成となっている。裏面シート5を液透
過性のものとするか否かは、必要に応じて選択される。
液透過性表面シート4と裏面シート5とは、その間に吸
収性コア6を挟持し、その周縁がヒートシール、超音波
シール、ホットメルト接着剤等により相互に接着されて
いる。吸収性コア6は、親水性繊維と高吸収性ポリマー
とを透水性のティッシュで包んだ構成を具備する。
ート3とは、各吸収体2の一部分である接着部7におい
て相互に貼り合わされている。複数の吸収体2は、前述
の従来例においては1枚であった吸収体を、本発明では
複数に分割したものである。接着部7は、伸縮シート3
の伸縮方向に対して交差する方向に延在する略線状部分
である。貼り合わせ手段は、ヒートシール、超音波シー
ル、ホットメルト接着剤等である。図示の状態は、伸縮
シート3に引っ張り力が作用していない状態すなわち伸
長していない状態(非伸長状態)であり、この状態にお
いて複数の吸収体2は、少なくとも1つの隣接する吸収
体2と重なり合う部分が形成されるように貼り合わされ
ている。
表面を覆うシート4及び5の厚みを無視して描いてい
る。以下、説明に支障のない限り、図面においてシート
の厚みを無視して描く場合がある。
機能を説明するための図であり、図2(a)は、伸縮シー
ト3の非伸長状態におけるが図1のA−A’断面図であ
り、図2(b)は、伸縮シート3の伸長状態における同断
面図である。図2(a)に示す通り、各吸収体2は、伸縮
シート3の伸縮方向に交差する方向に延在する周縁を接
着部7として伸縮シート3に対して接着されている。従
って、吸収体2の面積の大部分は伸縮シート3に対して
固定されていない。また、各吸収体2は、少なくとも1
つの隣接する吸収体2と重なり合う部分(以下、「重複
部」と称する)12を形成している。図2(b)のように
伸縮シート3を伸長させると、吸収体2同士の重複部1
2の長さaは小さくなり、複数の吸収体2の全体の実質
的な吸収面積は拡大する。このように本発明の伸縮性吸
液物品1では、伸縮シート3と吸収体2とが固定された
束縛部分(すなわち接着部7)の面積が極めて小さく構成
されていることから、伸縮シート3の伸縮性がほとんど
損なわれない。この結果、伸縮性吸液物品1が全体的に
伸長収縮することが可能となる。
置された複数の吸収体2に関して、全ての吸収体2の接
着部7の長さbの和が、伸縮シート3の長さcの50%
以下とする。伸縮シート3の十分な伸縮性を確保するた
めである。また、1つの接着部7の形状については、伸
縮シート3の伸縮性を損なわないために伸縮方向の長さ
が短いことが好ましい。従って、接着部(後述する第2
の接着部9,11も含む)の形状は、伸縮方向の長さと
伸縮方向に交差する方向の長さの比が1.0以下となる
ようにする。
ついては、実施例として、伸縮シート3を伸長させて各
吸収体の重複部12の長さaをゼロとしたときの伸縮シ
ートの伸長倍率が3倍以下となる程度とする。別の実施
例としては、伸縮シート3の伸縮方向に関して、伸縮シ
ートを最大に伸長させたときの吸収体2の重複部12の
長さaの和が、全ての吸収体の長さの和の30%以下と
する。重複部12があまり大きいと、重複部12におけ
る吸収体2の厚みが2倍になることによるごわつきが生
じて装着感が悪くなることを避けるためである。
本発明の伸縮性吸液物品1では、吸収体が複数に分割さ
れているため、各吸収体にそれぞれ異なる機能と付与す
ることも可能である。図2(c)では、伸縮シート3の伸
縮方向に配置された複数の吸収体2に関して、中央の2
つの吸収体2aに係るコアの親水性繊維の坪量が600
〜1000g/m2の範囲であって、密度が0.1〜0.
2g/cm3の範囲にあり、その隣の2つの吸収体2bに係
るコアの親水性繊維の坪量が400〜800g/m2の範
囲であって、密度が0.05〜0.15g/cm3の範囲で
あり、そして外側の2つの吸収体2cに係るコアの親水
性繊維の坪量は200〜600g/m2の範囲であって、
密度が0.01〜0.08g/cm3の範囲にあるものを用
いる。これらの吸収体は、厚さを同一とすることにより
フィット感を維持できると同時に、坪量を変化させるこ
とにより例えば尿受けパッドに応答した場合には排尿口
付近の吸収能力を他の場所に比べて強化することができ
る。
吸収性コアを構成する親水性繊維及び高吸収性ポリマ
ー、密度、坪量並びに厚みは、必ずしも全ての吸収体に
おいて同一である必要はない。適用される応用製品の必
要に応じて中央領域、周辺領域、中間領域等に最適な設
計を行う。
した断面図である。図3(a)は、上述した通り、液透過
性表面シート4と、裏面シート5と、吸収性コア6とを
配置した基本構造である。液透過性表面シート4と裏面
シート5とを直接接合した周縁の一辺には、伸縮シート
に取り付けるための接着部7が設けられている。吸収性
コア6は、親水性繊維と高吸収性ポリマーとを透水性の
ティッシュで包んだ構成を具備する。吸収性コア6の密
度は、好適範囲0.01〜0.2g/cm3、最適範囲0.
04〜0.1g/cm3である。この密度範囲は、安定生産
可能な低坪量の限界を最小とし、吸収領域にスポット的
に高吸収な領域を設けるための高坪量の限界を最大とす
る。また、吸収コア6の剛性は、好適範囲100〜10
00mN・cm、最適範囲200〜600mN・cmである。こ
の剛性値は、JIS・P8125テーバーステフネステ
ストに準拠した測定方法によって得られたものである。
かかる剛性範囲は、吸収体2が伸縮シート3に対してス
ライドするときに吸収体2が撚れたり曲がったりしない
限界を最小とし、使用者がごわつきを感じない限界を最
大とする。
けた実施例を示す断面図である。吸収体2に必要な剛性
が不足する場合に、芯材8を挿入することで剛性を付与
することができる。吸収体2の適度の剛性は、伸縮シー
トの伸縮に伴って吸収体が円滑にスライドするために必
要である。芯材8による吸収体2の剛性の調整が可能と
なるので、吸収性コア6自体についてはその剛性を考慮
することなく、厚み、坪量、密度等を広く選択すること
が可能となる。芯材の特性は、吸収性を阻害しないこと
すなわち透過性が好ましい。例えば、オレフィン系の樹
脂で成形したフィルム・ネット、高坪量の不織布等が用
いられる。吸収性コア6の断面における芯材の配置位置
は任意であるが、望ましくは図3(b)の如く断面の下半
分の領域すなわち裏面シート5に近い領域とする。
置された実施例を示す。この実施例では、芯材8上に吸
収体2が貼り合わされて一体化されかつ芯材8の周縁に
接着部7が設けられており、この接着部7により吸収体
2が伸縮シートへ取り付けられる。
材8の配置例を示す。芯材8は、吸収体2の全面にわた
って配置されていてもよい。一般的には、芯材8が少な
くとも伸縮シートの伸縮方向については全長にわたって
配置されていることが望ましい。伸縮方向に交差する方
向についても全長にわたって配置されていることが好ま
しいが、これは任意である。左図は、芯材8が分割され
て配置された例である。中央図及び右図は、芯材8が斜
めに配置された例である。
ける複数の吸収体2の配置パターンの実施例を示す図で
ある。図4(a)は、隣り合う2つの吸収体の重複部12
において、右側の吸収体の上に左側の吸収体を重ねた配
置パターンである。この逆に、左側の吸収体の上に右側
の吸収体を重ねた配置パターンもある。図4(b)では、
伸縮シート3の中央13を区切りとして配置パターンが
変化している。すなわち、中央13から一方の側におけ
る吸収体の重複部12においては、左側の吸収体の上に
右側の吸収体を重ねているが、他方の側における重複部
12においては、右側の吸収体の上に左側の吸収体を重
ねている。図4(c)もまた、伸縮シート3の中央13に
配置パターンの区切りがある。連続する3つの吸収体の
真中の吸収体の上に左右の吸収体をそれぞれ重ねてい
る。
ターンは当然可能である。図4(b)及び(c)のように配
置パターンの区切りは、必ずしも伸縮シートの中央に位
置しなくともよく、配置パターンの区切りの数も1つと
は限らない。配置パターンは、伸縮性吸液物品1がいか
なる応用製品に適用されるかにより最適に設定される。
おける複数の吸収体2の平面配置の実施例を示す図であ
る。各吸収体2の面積が同一でなくともよい。また、各
吸収体2は、伸縮シート3の伸縮方向の長さが同一でな
くともよく、伸縮方向に交差する方向の長さが同一でな
くともよい。
の平面形状(すなわち吸収性コア6の平面形状)の例を
示す図である。直方体、台形、半円形等、応用製品に応
じて適宜設定される。
実施例を示す一部切り欠き斜視図である。この例では、
図1の実施例の構成に加え、複数の吸収体2を全体的に
覆う液透過性伸縮シート10を設けている。そして、液
透過性伸縮シート10と各吸収体2の端部とを接着部1
1にて貼り合わせている。尚、接着部11は、図7にお
ける接着部9のように、吸収体2の端部の一部のみと部
分的に貼り合わせてもよい。また、液透過性伸縮シート
10と伸縮シート3とは、互いに伸縮方向の両端縁にお
いて貼り合わされている。尚、液透過性伸縮シート10
と伸縮シート3とは、伸縮性がほぼ同じであることが好
適であり、これにより伸縮性吸液物品1全体の円滑な伸
縮が確保される。図7の実施例においては、各吸収体2
が第1の接着部7にて伸縮シート3と貼り合わされかつ
第2の接着部11にて液透過性伸縮シート10と貼り合
わされることにより、伸縮シート3及び液透過性伸縮シ
ート10の伸縮変形に対する追随性が向上し、伸縮時に
おける吸収体2のスライドがさらに円滑となる。
示す図であり、図8(b)は、図7におけるE−E’断面
を示す図である。
た複数の吸収体を、伸縮シートが伸長した状態で当該シ
ート上に配置させた上で当該シートと貼り合わせた構造
を有する。吸収体の貼り合わせは、伸縮方向に対して交
差する方向に延在する略線状の接着部にて各吸収体をシ
ートに対して部分的に接着することにより行われる。斯
かる構造により、隣り合う各吸収体同士が重複部を形成
する。そして、伸縮シートの伸長に伴い各吸収体が伸縮
方向にスライドして重複部が小さくなり、複数の吸収体
全体の実質的な吸収領域が拡大される。
域が実現され、吸収面積の不足や吸収体のだぶつきが解
消される。また、伸縮性吸液物品の伸縮性を有する部分
が剛性のある吸収体により束縛されることなく全体的に
収縮可能であるため、フィット機能を十分に発揮するこ
とができ、使用者の体に密着させることができる。この
結果、液漏れを改善する効果がある。
構造を提示したものであり、例えば体液吸収のために補
助的に使用するパッド等、テープ止めタイプ若しくはパ
ンツタイプの使い捨ておむつ、生理用品等の多様な応用
製品へ適用することが可能である。
るための図であり、(a)は、伸縮シートの非伸長状態に
おけるが図1のA−A’断面図であり、(b)は、伸縮シ
ートの伸長状態における同断面図である。(c)は、各
吸収体の坪量に変化を持たせた実施例を示す同断面図で
ある。
る。(a)は基本構造を、(b)は芯材を付加した実施例
を、(c)は芯材を付加した別の実施例を示す断面図で
ある。
おける複数の吸収体の配置パターンの実施例を示す図で
ある。
数の吸収体の平面配置の実施例を示す図である。
る吸収性コア6の平面形状の例を示す図である。
一部切り欠き斜視図である。
あり、(b)は、図7におけるE−E’断面を示す図であ
る。
般的な基本構造を模式的に示す図であり、(a)は一部
切り欠き斜視図、(b)は(a)のF−F’断面図であ
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも一方に伸縮可能な伸縮シート
と、前記伸縮シート上にて伸縮方向に配置された複数の
吸収体とを有し、 前記複数の吸収体の各々が前記伸縮方向に交差する方向
に延在する接着部にて前記伸縮シートに対して部分的に
貼り合わされ、かつ前記伸縮シートが非伸長状態におい
て、前記吸収体の各々が少なくとも1つの隣接する別の
吸収体と重なり合う重複部を形成することを特徴とする
伸縮性吸液物品。 - 【請求項2】 前記伸縮方向における前記複数の吸収体
の各々の前記接着部の長さの和が、前記伸縮シートの長
さの50%以下であることを特徴とする請求項1に記載
の伸縮性吸液物品。 - 【請求項3】 前記接着部の形状が、前記伸縮方向の長
さと該伸縮方向に交差する方向の長さの比が1.0以下
となる形状であることを特徴とする請求項1又は2に記
載の伸縮性吸液物品。 - 【請求項4】 前記伸縮シートを伸長状態とし前記吸収
体同士の前記重複部がゼロとなるときの該伸縮シートの
長さが、該伸縮シートの非伸長状態における長さの3倍
以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載の伸縮性吸液物品。 - 【請求項5】 前記伸縮シートを最大に伸長させたとき
の前記伸縮方向における前記吸収体同士の重複部の長さ
の和が、全ての前記吸収体の長さの和の30%以下であ
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の伸
縮性吸液物品。 - 【請求項6】 前記吸収体は少なくとも親水性繊維から
なる吸収性コアと該コアを覆う透液性シートから形成さ
れ、該親水性繊維の坪量が、全ての吸収体について同一
でないことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
の伸縮性吸液物品。 - 【請求項7】 前記伸縮方向において前記伸縮シートの
中央部に配置された前記吸収体の前記坪量が、該中央部
以外に配置された前記吸収体の前記坪量より高いことを
特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の伸縮性吸液
物品。 - 【請求項8】 前記吸収体が芯材を具備することを特徴
とする請求項1〜7のいずれかに記載の伸縮性吸液物
品。 - 【請求項9】 前記複数の吸収体を全体的に覆う液透過
性の第2の伸縮シートをさらに有し、該液透過性の第2
の伸縮シートと前記伸縮シートとを互いに前記伸縮方向
の両端縁の少なくとも一方にて貼り合わせたことを特徴
とする請求項1に記載の伸縮性吸液物品。
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