JP2003125910A - 頭頂部押圧枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 枕を使用する時、頭頂部にも押圧を加え、指
圧作用のようなマッサージ効果を与える枕を提供する。 【解決手段】 蝶番（３）に固定されている基盤（５）
と支持体（６）に枕体（２）と押圧体（１）をそれぞれ
設け、空間部（７）の蝶番（３）の内側にバネ（９）を
装着し、空間部（７）の周囲に覆い布（１０）を取付
け、頭部（１１）が枕体（２）に乗る位置により支点を
介して、角度（８）が６０度より９０度にバネ（９）の
反発力にて無段階で変動し、押圧体（１）が常に頭部
（１１）方向へ倒れようとして、頭頂部を押圧し続ける
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】この発明は、枕を使用してい
る時、頭頂部に押圧を加える事により、指圧作用のよう
にマッサージ効果をもたらす枕に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来の枕は、後頭部と側頭部を支持する
だけのものであった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 （イ） 従来より頭髪の育成、脱毛予防には、頭髪部を
軽く刺激するなど、マッサージ効果を加えると良いとさ
れるが、従来の枕では、これらの効果が及ぶのは後頭部
と側頭部だけである。 （ロ） 頭髪の生えている場所で、従来の枕の押圧が及
ばないのは、頭頂部だけである。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。 【０００４】 【課題を解決するための手段】蝶番（３）を介してなる
基盤（５）と支持体（６）に枕体（２）と押圧体（１）
をそれぞれ設け、空間部（７）の蝶番（３）の内側にバ
ネ（９）を装着し、空間部（７）を覆うように覆い布
（１０）を取付る。押圧体（１）と枕体（２）の角度
（８）が支点（４）を介して、６０度より９０度まで無
段階に回動する。本発明は、以上の構成よりなる頭頂部
押圧枕である。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 （イ） 蝶番（３）を介して、基盤（５）、支持体
（６）を固定する。 （ロ） 蝶番（３）に固定された基盤（５）と支持体
（６）に押圧体（１）と枕体（２）にそれぞれ取付る。 （ハ） 空間部（７）の蝶番（３）の内側にバネ（９）
を装着する。 （ニ） 空間部（７）の周囲に覆い布（１０）を取付
る。 （ホ） 角度（８）は支点（４）を介して、６０度より
９０度まで無段階に回動する。 本発明は、以上のような構造で、これを使用する時は、
頭部（１１）を枕体（２）に乗せると同時に、押圧体
（１）に頭部（１１）を密着させる押圧体（１）は、バ
ネ（９）の反発力で支点（４）を介して常に頭部（１
１）方向へ倒れようとするため、頭頂部へ押圧が加わ
る。なお、図３に示すように、バネ（９）の代わりに空
間部（７）に弾力性スポンジ（１２）を装着してもよ
い。 【０００６】 【発明の効果】枕を使用している間、頭頂部に押圧が加
わりマッサージ効果となる。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の１部断面図である。 【図２】本発明の使用状態を示す１部断面図である。 【図３】本発明の１部断面図である。 【符号の説明】 １ 押圧体 ２ 枕体 ３ 蝶番 ４ 支点 ５ 基盤 ６ 支持体 ７ 空間部 ８ 角度 ９ バネ １０ 覆い布 １１ 頭部 １２ 弾力性スポンジ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 蝶番（３）を介してなる基盤（５）と支
   持体（６）に枕体（２）と押圧体（１）をそれぞれ設
   け、空間部（７）の蝶番（３）の内側にバネ（９）を装
   着し、空間部（７）の周囲に覆い布（１０）を設け、押
   圧体（１）と枕体（２）の角度（８）が支点（４）を介
   して、６０度より９０度まで無段階に回動する枕。