JP2003125472A - 電化製品制御方法および電化製品制御装置ならびに電化製品制御システムプログラム - Google Patents

電化製品制御方法および電化製品制御装置ならびに電化製品制御システムプログラム

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JP2003125472A
JP2003125472A JP2001317546A JP2001317546A JP2003125472A JP 2003125472 A JP2003125472 A JP 2003125472A JP 2001317546 A JP2001317546 A JP 2001317546A JP 2001317546 A JP2001317546 A JP 2001317546A JP 2003125472 A JP2003125472 A JP 2003125472A
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control
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Sukesato Hatakeyama
祐里 畠山
Taiichiro Kato
大一郎 加藤
Takao Tsuda
貴生 津田
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電化製品(家電製品、放送装置等)の制御を
容易に行うことができる電化製品制御方法および電化製
品制御装置ならびに電化製品制御システムプログラムを
提供する。 【解決手段】 電化製品制御装置1は、撮像手段3を備
え、この撮像手段3によって撮像された撮像対象の形
状、動作の少なくとも1つに基づいて、電化製品を制御
するものであって、撮像手段3が撮像した撮像対象の形
状、動作の少なくとも1つと記憶部11に記憶されるパ
ターン情報とを比較する撮像対象比較手段9aと、この
撮像対象比較手段9aによって比較された結果に基づい
て、電化製品を制御する制御対象電化製品操作手段9d
と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像した撮像対象
の状態に基づいて、電化製品を制御する電化製品制御方
法および電化製品制御装置ならびに電化製品制御システ
ムプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭内で使用されるテレビ等の
家電製品、或いは、放送局等で使用されるスイッチャー
等の放送装置(以下、家電製品、放送装置等であって、
電気が使用されるものを電化製品とする)を制御する場
合、家電製品のうち、リモコンが備えられているもの、
例えば、テレビでは、このリモコン操作によって、ON
/OFF制御、チャンネル切替、音量調整が行われ、放
送装置のスイッチャーでは、操作パネルによって、映像
信号の切替、レベル制御、モード制御が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
家電製品(例えば、テレビ)のリモコンでは、リモコン
のスイッチが小さく見えにくい場合があり、或いは、所
望の動作を家電製品に行わせる場合にスイッチの操作が
複雑(例えば、複数のスイッチを複数回、不規則に押
す)になることがあるという問題がある。特に、家電製
品の操作の苦手なお年寄りや、小さな子供でも、家電製
品の操作が容易に行える手法が要望されている。
【0004】また、家電製品の場合、一連の動作を一括
して行いたい、例えば、家電製品の利用者が自宅から外
出するときに、それまで使用していた電化製品を一括し
て一度にOFFしたい等の要請があり、従来の家電製品
の場合、家電製品毎に別個にリモコンが備えられていた
ので、一括制御できないという問題がある。
【0005】また、放送局等で使用されるスイッチャー
等の放送装置では、特に入力の数(番組ソース)が多い
場合、この装置の操作者は、スイッチャーの操作パネル
と、スイッチャーに備えられている編集結果が表示され
る表示画面との両方を見て、逐一それらを確認しなが
ら、入力を切り換えなければならないという問題があ
る。
【0006】そこで、本発明の目的は前記した従来の技
術が有する課題を解消し、電化製品(家電製品、放送装
置等)の制御を容易に行うことができる電化製品制御方
法および電化製品制御装置ならびに電化製品制御システ
ムプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電化製品
制御方法は、撮像手段が撮像対象を撮像する撮像ステッ
プと、前記撮像手段が撮像した撮像対象の形状、動作の
少なくとも1つと、予め記憶手段に記憶しておいた、形
状、動作に係るパターン情報とを比較する比較ステップ
と、この比較した結果に基づいて、制御対象である、信
号受信部を備えた電化製品に対して、前記記憶手段に記
憶しておいた、前記電化製品を制御可能な制御信号を出
力手段により出力する出力ステップと、出力された制御
信号により前記電化製品が制御される被制御ステップ
と、を含んでなることを特徴とする。
【0008】この方法では、撮像ステップにより撮像さ
れた撮像対象の形状、動作が、比較ステップにより、予
め記憶手段に記憶された、形状、動作に係るパターン情
報と比較される。そして、出力ステップにより、比較し
た結果に基づいて、記憶手段に記憶された、電化製品を
制御する制御信号が出力され、被制御ステップにより、
出力された制御信号に従って電化製品が制御される。
【0009】請求項2記載の電化製品制御方法は、撮像
対象を撮像手段が撮像する撮像ステップと、前記撮像手
段によって撮像された前記撮像対象を表示手段に表示す
る表示ステップと、前記表示手段によって表示された前
記撮像対象の画面上の位置と、予め記憶手段に記憶され
た画面上の位置情報の一つである操作モードエリアとが
対応するか判断する操作モード判断ステップと、前記操
作モードエリアに対応する位置に前記撮像対象があると
判断された後、前記撮像対象が移動し、前記撮像対象の
画面上の位置と、前記位置情報の一つであると共に、制
御対象であり、信号受信部を備えた複数の電化製品を特
定する制御対象特定エリアとが対応するか判断する制御
対象判断ステップと、前記制御対象特定エリアに対応す
る位置に、前記撮像対象があると判断された場合、予め
前記記憶手段に記憶されている前記電化製品毎の制御信
号を、当該制御対象特定エリアに係る電化製品に対して
出力する制御信号出力ステップと、出力された制御信号
により前記電化製品が制御される被制御ステップと、を
含んでなることを特徴とする。
【0010】この方法では、撮像ステップにより、撮像
された撮像対象が、操作モード判断ステップにより、表
示手段に表示される撮像対象の画面上の位置と、記憶手
段に記憶されている画面上の位置情報とが対応するか判
断され、続いて撮像対象が移動し、制御対象判断ステッ
プにより、撮像対象の画面上の位置と、記憶手段に記憶
されている画面上の位置情報とが対応するか判断され
る。そして、制御信号出力ステップにより、制御対象と
なる電化製品を制御する制御信号が出力され、被制御ス
テップにより、出力された制御信号に従って電化製品が
制御される。
【0011】請求項3記載の電化製品制御方法は、請求
項1または請求項2に記載の電化製品制御方法におい
て、前記撮像対象が手指であることを特徴とする。この
方法では、撮像対象が手指であるので、手指(手指を含
む手)が、多彩な形状を表現できると共に、種々の動作
を容易に行える。
【0012】請求項4記載の電化製品制御装置は、撮像
対象を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像した撮
像対象の形状、動作に係るパターン情報と、制御対象で
ある、信号受信部を備えた電化製品を制御可能な制御信
号とを記憶する記憶手段と、前記撮像手段が撮像した撮
像対象の形状、動作の少なくとも1つと、前記記憶手段
に記憶しておいた、形状、動作に係るパターン情報とを
比較する比較手段と、この比較手段が比較した結果に基
づいて、前記電化製品を制御可能な制御信号を出力する
出力手段と、を備えていることを特徴とする。
【0013】かかる構成によれば、撮像手段によって撮
像対象が撮像され、比較手段によって、撮像対象の形
状、動作と、記憶手段に記憶された撮像対象の形状、動
作に係るパターン情報とが比較され、出力手段によっ
て、比較された結果に基づいて、電化製品を制御する制
御信号が出力される。
【0014】請求項5記載の電化製品制御装置は、撮像
対象を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像した撮
像対象の形状、動作に係るパターン情報と、撮像手段に
よって撮像された画面上の特定のエリアを指定する位置
情報と、制御対象であり、信号受信部を備えた電化製品
を制御可能な制御信号とを記憶する記憶手段と、前記撮
像手段によって撮像された前記撮像対象を表示する表示
手段と、この表示手段によって表示された前記撮像対象
の画面上の位置と、前記記憶手段に記憶される位置情報
の一つである操作モードエリアとが対応するか判断する
操作モード判断手段と、前記操作モードエリアに対応す
る位置に前記撮像対象があると判断された後、前記撮像
対象が移動し、前記撮像対象の画面上の位置と、複数の
前記電化製品を特定する制御対象特定エリアとが対応す
るか判断する制御対象判断手段と、前記制御対象特定エ
リアに対応する位置に、前記撮像対象があると判断され
た場合、当該制御対象特定エリアに係る電化製品を制御
する制御信号を出力する制御信号出力手段と、を備えて
いることを特徴とする。
【0015】かかる構成によれば、撮像手段によって、
撮像対象が撮像され、操作モード判断手段によって、表
示手段に表示される撮像対象の画面上の位置と、記憶手
段に記憶されている画面上の位置情報の一つである操作
モードエリアとが対応するか判断され、続いて撮像対象
が移動し、制御対象判断手段によって、撮像対象の画面
上の位置と、記憶手段に記憶されている画面上の位置情
報とが対応するか判断される。そして、制御信号出力手
段によって、制御対象となる電化製品を制御する制御信
号が出力される。
【0016】請求項6記載の電化製品制御装置は、請求
項4または請求項5に記載の電化製品制御装置におい
て、前記撮像対象が手指であることを特徴とする。かか
る構成によれば、撮像対象が手指であるので、手指(手
指を含む手)が、多彩な形状を表現できると共に、種々
の動作を容易に行える。
【0017】請求項7記載の電化製品制御システムプロ
グラムは、制御装置を、撮像対象を撮像する撮像手段、
この撮像手段が撮像した撮像対象に係る形状、動作に係
るパターン情報と、制御対象である、信号受信部を備え
た電化製品を制御可能な制御信号とを記憶する記憶手
段、前記撮像手段が撮像した撮像対象の形状、動作の少
なくとも1つと、前記記憶手段に記憶しておいた、形
状、動作に係るパターン情報とを比較する比較手段、こ
の比較手段が比較した結果に基づいて、前記電化製品を
制御可能な制御信号を出力する出力手段、として機能さ
せることを特徴とする。
【0018】かかる構成によれば、撮像手段によって撮
像対象が撮像され、比較手段によって、撮像対象の形
状、動作と、記憶手段に記憶された撮像対象の形状、動
作に係るパターン情報とが比較され、出力手段によっ
て、比較された結果に基づいて、電化製品を制御する制
御信号が出力される。
【0019】請求項8記載の電化製品制御システムプロ
グラムは、制御装置を、撮像対象を撮像する撮像手段、
この撮像手段によって撮像された前記撮像対象を表示す
る表示手段、この表示手段が表示した撮像対象に係る形
状、動作に係るパターン情報と、撮像手段によって撮像
された画面上の特定のエリアを指定する位置情報と、制
御対象であり、信号受信部を備えた電化製品を制御可能
な制御信号とを記憶する記憶手段、前記撮像手段によっ
て撮像された前記撮像対象を表示する表示手段、この表
示手段によって表示された前記撮像対象の画面上の位置
と、前記記憶手段に記憶される位置情報の一つである操
作モードエリアとが対応するか判断する操作モード判断
手段、前記操作モードエリアに対応する位置に前記撮像
対象があると判断された後、前記撮像対象が移動し、前
記撮像対象の画面上の位置と、複数の前記電化製品を特
定する制御対象特定エリアとが対応するか判断する制御
対象判断手段、前記制御対象特定エリアに対応する位置
に、前記撮像対象があると判断された場合、当該制御対
象特定エリアに係る電化製品を制御する制御信号を出力
する制御信号出力手段、として機能させることを特徴と
する。
【0020】かかる構成によれば、撮像手段によって、
撮像対象が撮像され、操作モード判断手段によって、表
示手段に表示される撮像対象の画面上の位置と、記憶手
段に記憶されている画面上の位置情報の一つである操作
モードエリアとが対応するか判断され、続いて撮像対象
が移動し、制御対象判断手段によって、撮像対象の画面
上の位置と、記憶手段に記憶されている画面上の位置情
報とが対応するか判断される。そして、制御信号出力手
段によって、制御対象となる電化製品を制御する制御信
号が出力される。
【0021】請求項9記載の電化製品制御システムプロ
グラムは、請求項7または請求項8に記載の電化製品制
御システムプログラムにおいて、前記撮像対象が手指で
あることを特徴とする。これによれば、撮像対象が手指
であるので、手指(手指を含む手)が、多彩な形状を表
現できると共に、種々の動作を容易に行える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (電化製品制御装置の構成)まず、図1を参照して、電
化製品制御装置の外観の形状を説明する。図1は、電化
製品制御装置の概略を図示した斜視図である。図1に示
すように、電化製品制御装置1は、本体1aを有し、こ
の本体1aの側面に、被写体(撮像対象)を挿入可能な
開口が設けられ、この本体1aの内部1b(開口の内
側)の上部に、被写体(撮像対象)を撮像する奥行きカ
メラ3と、被写体が挿入されたかどうかを検出する撮像
対象検出センサ5とを備え、本体1aの上部に送受光部
7を備えて構成されている。
【0023】また、内部1bの底面1cには、奥行きカ
メラ3が撮像対象を撮像する際に、撮像対象の動作の基
準位置を示す基準線BL(Basic Line)が描
かれている。さらに、底面1cには、基準線BLを開始
線として、時計と反対回りに増加するように45度毎の
角度(45度、90度、135度、180度、225
度、270度、315度)を示す実線が描かれている。
【0024】電化製品制御装置1の外観は、この実施の
形態では、頂部が半球体の円柱状になっているが、この
形状に限定されるものではなく、例えば、略直方体の形
状であってもいいし、円形蛍光灯を備えたアーム付きの
デスクスタンドのような形状であって、当該蛍光灯の代
わりに奥行きカメラ3が備えられる態様であってもよ
い。また、電化製品制御装置1の送受光部7が本体1a
の頭頂部の上端面の略半面を覆うように設けられてい
る。なお、電化製品制御装置1が特定の装置の形態をと
ることなく、後記するように(電化製品制御装置の動作
例3)、奥行きカメラ3が複数台(少なくとも2台)用
意され、電化製品の制御を実現することも可能である。
【0025】また、さらに、後記するように(電化製品
制御装置1の動作例4で述べる)奥行きカメラ3の代わ
りに、図12におけるセンサ受信部4を設け、撮像対象
(動作検出対象)にセンサを設けて、このセンサを装着
した撮像対象の動作のみを検出して、電化製品を制御す
る構成としてもよい。また、被写体(撮像対象)は、こ
の実施の形態では、電化製品制御装置1の使用者の手
(手指)である。
【0026】次に、図2を参照して、電化製品制御装置
1の内部構成について説明する。図2は、電化製品制御
装置1のブロック図である。この図2に示すように、電
化製品制御装置1は、奥行きカメラ3と、撮像対象検出
センサ5と、送受光部7と、主制御部9と、記憶部11
と、外部入出力端子13と、モニタ15とを備えて構成
されている。
【0027】奥行きカメラ3は、撮像対象を撮像し、撮
像対象の形状と動作とを捉えるものである。この奥行き
カメラ3は、3台のカメラ(撮像部)を一体的に構成し
たものであり、この3台のカメラによって撮像した撮像
対象の各画像を、三角測量の原理に基づいてステレオ視
することで、撮像対象の三次元形状を推定するものであ
る。なお、撮像対象の三次元形状を推定するアルゴリズ
ムは、例えば、奥富、金出による、電子通信学会論文誌
D−II,Vol.J75−D−II No.8 P
P.1317−1327 1992年8月“複数の基線
長を利用したステレオマッチング”に詳述されている。
【0028】この実施の形態では、奥行きカメラ3は、
1/3インチのCCDが3個備えられており、解像度が
H640×V480(VGA相当)であり、出力信号が
IEEE1394に対応する400Mbit/secで
ある。この奥行きカメラ3が請求項に記載した撮像手段
に相当するものである。
【0029】撮像対象検出センサ5は、赤外線センサで
あって、撮像対象である手指から放射される赤外線を検
出し、電化製品制御装置1の内部1bに手指が挿入され
たことを検出するものである。
【0030】送受光部7は、本体1aの上部の頂上面に
設けられており、制御対象となる電化製品に向けて、制
御信号を送信すると共に、制御対象となる電化製品から
の応答信号を受信するものであって、この実施の形態で
は、赤外線による制御信号および応答信号が送受信可能
に構成されている。そして、制御対象となる各電化製品
には、制御信号を受信する制御信号受信部が備えられて
いる。なお、この送受光部7が請求項に記載した制御信
号出力手段(出力手段)に相当するものである。
【0031】主制御部9は、電化製品制御装置1の制御
を司るもので、CPU、メインメモリ等から構成されて
おり、撮像対象比較手段9a、エリア判断手段9b、電
化製品特定手段9c、制御対象電化製品操作手段9dを
備えて構成されている。さらに、撮像対象比較手段9a
は、撮像対象形状比較手段9a1と、撮像対象動作比較
手段9a2とを備え、また、エリア判断手段9bは、操
作モードエリア判断手段9b1と、制御対象特定エリア
判断手段9b2と、運転モードエリア判断手段9b3
と、調整モードエリア判断手段9b4とを備えて構成さ
れている。
【0032】撮像対象形状把握手段9a1は、奥行きカ
メラ3が撮像した撮像対象の形状と、記憶部11に記憶
されている形状に係るパターン情報とを比較するプログ
ラムであって、電化製品制御装置1の内部1bの底面1
cとの形状の違いによって、撮像対象の形状を底面1c
と識別(区別)し、この比較結果に基づいて、撮像対象
を認識(把握)するものである。なお、この撮像対象形
状比較手段9a1は、撮像対象動作比較手段9a2によ
って、撮像対象の動作が把握された後に、当該撮像対象
の形状を把握することも可能である。
【0033】撮像対象動作比較手段9a2は、奥行きカ
メラ3が撮像した撮像対象の動作と、記憶部11に記憶
されている動作に係るパターン情報とを比較するプログ
ラムであって、電化製品制御装置1の内部1bに底面1
cに引かれた基準線BLに撮像対象がセットされた後、
どのような動作をしたのか、つまり、どちらの方向に何
度分動かされたかによって動作を把握するものである。
また、この実施の形態では、撮像対象の奥行き、つま
り、奥行きカメラ3のレンズ面(図示せず)に対し、撮
像対象を遠ざけたり近づけたりした場合(図1では、上
下に動かした場合)、撮像対象の大きさの変化を、使用
されている奥行きカメラ3に接続されている主制御部9
によって、把握することができる。
【0034】エリア判断手段9bの操作モードエリア判
断手段9b1は、モニタ15に表示される画面(表示画
面)上の特定のエリアに「操作パネル」を表示させると
共に、この特定のエリアに奥行きカメラ3の撮像した撮
像対象が位置するかどうかを、撮像対象の形状を検出す
る信号処理によって判断するものである。「操作パネ
ル」は、“MODE”と“EXIT”と記述された2つ
の模擬的な領域からなるパネルである(図6参照)。
【0035】そして、この「操作パネル」の“MOD
E”に撮像対象が位置すると判断された場合には、この
操作パネルが表示されている画面上の特定のエリア以外
のエリアに表示される、後記するサークル状パネル(制
御対象特定パネル、運転モードパネル、調整モードパネ
ル)を切り換えると共に、当該パネルに表示されている
ことを選択する「リターン(エンター)」の役割をす
る。“EXIT”は、表示されているサークル状パネル
から別のサークル状パネルに戻ったりする「エスケープ
(クイット)」の役割をする。
【0036】制御対象特定エリア判断手段9b2は、モ
ニタ15に表示される画面(表示画面)上の特定のエリ
アにサークル状の「制御対象特定パネル」を表示させる
と共に、この特定のエリアに奥行きカメラ3の撮像した
撮像対象が位置するかどうかを、撮像対象の形状を検出
する信号処理によって判断するものである。「制御対象
特定パネル」は、撮像対象をが中心になるように、同心
円状に、制御対象となる電化製品が特定の角度に対応す
るように割り振られて表示されたものであり、制御対象
となる電化製品には、テレビ、アイロン、電子レンジ、
炊飯ジャー、乾燥機、洗濯機、扇風機、クーラーが含ま
れている(図6参照)。
【0037】運転モードエリア判断手段9b3は、モニ
タ15に表示される画面(表示画面)上の特定のエリア
にサークル状の「運転モードパネル」を表示させると共
に、この特定のエリアに奥行きカメラ3の撮像した撮像
対象が位置するかどうかを、撮像対象の形状を検出する
信号処理によって判断するものである。「運転モードパ
ネル」は、撮像対象をが中心になるように、同心円状
に、運転モード(クーラーの場合)が特定の角度に対応
するように割り振られて表示されたものであり、この運
転モードには、冷房、送風、除湿、暖房が含まれている
(図6参照)。
【0038】調整モードエリア判断手段9b4は、モニ
タ15に表示される画面(表示画面)上の特定のエリア
にサークル状の「調整モードパネル」を表示させると共
に、この特定のエリアに奥行きカメラ3の撮像した撮像
対象が位置するかどうかを、撮像対象の形状を検出する
信号処理によって判断するものである。「調整モードパ
ネル」は、撮像対象をが中心になるように、同心円状
に、調整モード(クーラーの場合)が特定の角度に対応
するように割り振られて表示されたものである。
【0039】この調整モードは、この実施形態では2段
階に設定されており、1段階目の「調整モードパネル」
には、温度、風力、風向が含まれており、2段階目の
「調整モードパネル」には、1段階目の「調整モードパ
ネル」に対応しており、例えば、1段階目の調整モード
パネルの風力に対応した2段階目の調整モードパネル
は、強風、弱風、微風といった具合である(図7参
照)。なお、ここで、補足しておくと、操作モードエリ
ア判断手段9b1が請求項に記載した操作モード判断手
段に、制御対象特定エリア判断手段9b2が請求項に記
載した制御対象判断手段に相当するものである。
【0040】電化製品特定手段9cは、電化製品制御装
置1が複数の電化製品を制御する場合に、撮像対象比較
手段9aによって、把握された撮像対象の形状、動作に
基づいて、制御する電化製品を特定するためのプログラ
ムである。制御対象電化製品操作手段9dは、撮像対象
比較手段9aによって、比較された撮像対象の形状、動
作に基づいて制御対象である電化製品を操作(制御)す
るためのプログラムである。
【0041】記憶部11は、電化製品制御装置1の基本
OSが記憶されると共に、撮像対象把握手段9aが撮像
対象を把握する際の基準となる、形状、動作の基本パタ
ーン(パターン情報)の記憶するものである。外部入出
力端子13は、外部の装置、周辺装置とデータのやり取
りをするポートであって、この実施の形態では、種々の
モニタおよび入力装置(例えば、キーボード)と接続可
能な構成となっている。
【0042】モニタ15は、外部入出力端子13に接続
され、奥行きカメラ3が撮像した撮像対象を表示させる
と共に、電化製品制御装置1の設定を変更する場合に、
プログラムエディタを表示させて、図示を省略したキー
ボード等により、このプログラムエディタを使って、制
御対象となる電化製品を設定したり、削除したりする場
合に用いられる。
【0043】なお、この実施形態では、電化製品制御装
置1は、モニタ15を必要とせずに制御対象となる電化
製品を制御したり(請求項1、4、7に対応する)、モ
ニタ15を見ながら制御対象となる電化製品を制御した
り(請求項2、5、8に対応する)することを、当該装
置1の使用者の自由な裁量で選択できるように双方の構
成要件を備える構成となっている。
【0044】(電化製品制御装置の動作)次に、図3に
示すフローチャートを参照して、電化製品制御装置1の
動作を説明する。まず、使用者が電化製品制御装置1の
本体1aの開口に手(手指)を近づけると、電化製品制
御装置1の主制御部9は、撮像対象検出センサ5が、こ
の手(撮像対象)を検出したかどうかを判断する(S
1)。つまり、撮像対象である手(手指)が、電化製品
制御装置1の内部1bに挿入されたかどうかが判断され
る。撮像対象が挿入されたと判断された場合には、奥行
きカメラ3は、撮像対象の撮像を開始する(S2)。な
お、この奥行きカメラ3で撮像を開始すると同時に、撮
像対象を照らすために、図示を省略したライトが点灯す
る。
【0045】そして、撮像対象が基準線BLに沿ってセ
ットされたかどうかが判断される(S3)。すなわち、
この実施の形態では、本体1aの内部1bに挿入された
手指の指(人差し指)が、この基準線BLの真上に、伸
長されたかどうかが判断される。つまり、奥行きカメラ
3で撮像対象を撮像した場合に、丁度、人差し指で基準
線BLが覆い隠される状態となる。
【0046】手指の指が伸長されたと判断されない場合
には、撮像対象形状比較手段9a1により、撮像対象の
形状と、記憶部11に記憶されている形状に係るパター
ン情報とが比較され、撮像対象の形状が把握される(S
4)。なお、この場合は、撮像対象の動きが停止した状
態の形状が把握される。手指の指が伸長され、基準線B
Lに沿ってセットされたと判断された場合には、撮像対
象動作比較手段9a2により、撮像対象の動作と、記憶
部11に記憶されている動作に係るパターン情報とが比
較され、撮像対象の動作が把握される(S5)。
【0047】すると、電化製品制御装置1の主制御部9
によって、S4、S5、にて把握された撮像対象の形状
または動作が記憶部11に記憶されている規定の動作ま
たは形状かどうかが判断される(S6)。つまり、S6
において、一般的なパターンマッチング処理がなされ
る。撮像対象の動作または形状が、記憶部11に記憶さ
れている規定の動作または形状であると判断された場合
には、電化製品特定手段9cによって、制御対象となる
電化製品が特定される(S7)。この場合、特定された
電化製品の名前が、合成音声等によって図示を省略した
スピーカから出力される。そして、制御対象電化製品操
作手段9dによって、電化製品特定手段9cにより特定
された電化製品の操作(制御)が実行される(S8)。
【0048】S6にて、規定の動作または形状であると
判断されない場合には、図示を省略したスピーカから
「エラー出力(ビープ音等)」および合成音声等による
「やり直し要求」がなされ(出力され)、再入力が使用
者に要求される(催促される)(S9)。
【0049】(電化製品制御装置の動作例1(複数の電
化製品制御))次に、電化製品装置1が複数の電化製品
を制御する場合の動作例1を説明する。図4は、電化製
品制御装置1の制御対象である電化製品と、奥行きカメ
ラ3で撮像する撮像対象の動きと対応させて描いた概念
図である。この図4に示すように、撮像対象が手(手
指)であり、この手の人差し指の指す角度によって、予
め、制御対象となる電化製品が設定されている。すなわ
ち、人差し指の指す角度が、左回転に0度から45度ま
での範囲が「クーラー」を制御対象として特定し、45
度から90度までの範囲が「扇風機」を制御対象として
特定し、90度から135度までの範囲が「洗濯機」を
制御対象として特定し、135度から180度までの範
囲が「乾燥機」を制御対象として特定する。
【0050】また、人差し指の指す角度が、180度か
ら225度までの範囲が「炊飯ジャー」を制御対象とし
て特定し、225度から270度までの範囲が「電子レ
ンジ」を制御対象として特定し、270度から315度
までの範囲が「アイロン」を制御対象として特定し、3
15度から0度までの範囲が「テレビ」を制御対象とし
て特定する。
【0051】つまり、図5に示すように、操作者がその
指(撮像対象)を奥行きカメラ3に撮像される場所(本
体内部1b)で、動かすと、電化製品制御装置1の主制
御部9がその動きを把握し、人差し指の指す角度に基づ
いて、送受光部7からそれぞれの電化製品に制御信号
(赤外線)が送信される。
【0052】(電化製品制御装置の動作例2(モニタ1
5を備えた場合の制御))或いは、電化製品制御装置1
の外部入力端子13にモニタ15が接続され、このモニ
タ15には、図6に示すように、「MODE」「EXI
T」と書かれた操作パネルと、撮像対象が示す位置に対
応させて、制御対象となる電化製品を予め設定した制御
対象特定パネルとが表示されている。つまり、この図6
は、これらのパネルと奥行きカメラ3が撮像した撮像対
象を模擬化したもの(CG)とを画面上で合成して表示
した場合を図示したものである。
【0053】これらの操作パネルおよび制御対象特定パ
ネルと、奥行きカメラ3によって撮像される撮像対象と
をモニタ15上で対応するように奥行きカメラ3の撮像
領域を設定しておき、モニタ15上において、操作パネ
ルの上に使用者の指(手指)が重ねられた時に、電化製
品を操作できるように構成しておいてもよい。なお、こ
の図6では、電化製品制御装置1の使用者が両手を使っ
て、当該装置1を使用しているように描かれているが、
片方の手だけで当該装置1を使用することは可能であ
る。
【0054】このように構成した場合の電化製品制御装
置1の動作を説明する。まず、モニタ15上において、
操作パネルの「MODE」の上に、実際の指の動きに伴
って動く指(実際の指、または画面上に表示されている
CG)が重ねられると、操作モードエリア判断手段9b
1によって、制御対象の電化製品が選択可能な状態にな
る。そして、制御対象特定パネルの所望の位置に指が重
ねられると、制御対象特定エリア判断手段9b2によっ
て、重ねられた位置に設定されている電化製品が特定さ
れる。この図6中では「クーラー」が特定されている。
そして、再び、操作パネルの「MODE」の上に指が重
ねられると、運転モードエリア判断手段9b3によっ
て、「クーラー」の運転モードパネルがモニタ15上に
表示され、「冷房」、「送風」、「除湿」、「暖房」が
選択可能となる。この図6中では「冷房」が選択されて
いる。
【0055】さらに、操作パネルの「MODE」の上に
指が重ねられると、図7に示すように、調整モードエリ
ア判断手段9b4によって、調整モードパネルがモニタ
15上に表示され、「温度」、「風力」「風向」が選択
可能となり、この「風力」を選択した場合、「強風」、
「弱風」、「微風」が選択可能となる。この図7中で
は、「風力」「弱風」が選択されている。なお、操作パ
ネルの「EXIT」の上に指を重ねて数秒以上、その指
を動かさずにいると、制御対象の電化製品の制御が完了
し、再び制御対象特定パネル(図6上方)が表示され
る。
【0056】または、操作パネルの「EXIT」の上に
指を重ねて数ミリ秒未満の場合、すぐ直前の調整モード
パネルが表示される。さらに、一度、この「EXIT」
の上から指を離して、再び操作パネルの「EXIT」の
上に指を重ねて数ミリ秒未満で離していけば、順次、1
つ前のパネルがモニタ15上に表示される。
【0057】(電化製品制御装置の動作例3(奥行きカ
メラを複数))次に、図8を参照して、電化製品制御装
置の動作例3(奥行きカメラを複数)を説明する。この
図8に示すように、電化製品制御装置1の奥行きカメラ
3を分離すると共に、複数台(奥行きカメラ3a、3
b、3c、3d)用意し、電化製品制御装置1の使用者
(ユーザ)の居住空間であるリビングルーム等の天井部
分、例えば、天井の4隅(少なくとも2つの隅)に、リ
ビングルーム全体を撮像できるように設置し、使用者が
リビングルームにいる場合、このユーザを随時撮像し
て、使用者の指の動きに基づいて、電化製品を制御する
ように構成することは可能である。
【0058】すなわち、制御対象をテレビ1台、撮像対
象を手指(伸長した指の数)とすると、制御対象のテレ
ビのチャンネルは、図8に示すように、人差し指1本を
伸長させた場合を1ch、人差し指と中指との2本の指
を伸長した場合を3ch、人差し指と中指と薬指との3
本の指を伸長した場合を4ch、人差し指と中指と薬指
と小指との4本の指を伸長した場合を6ch、片方の手
の全部の指を伸長した場合を8ch、片方の手の全部の
指ともう片方の手の人差し指とを伸長した場合を10c
h、片方の手の全部の指ともう片方の手の人差し指と中
指とを伸長した場合を12chと設定される。
【0059】例えば、使用者は、リビングルームの所望
の場所で、図9に示すように、指を2本(人差し指と中
指)伸長させて、テレビ方向に向ければ、奥行きカメラ
3a、3b、3c、3dによって、伸長された指が撮像
され、撮像対象比較手段9a(撮像対象形状比較手段9
a1)によって、指の形状が把握され、電化製品制御装
置1の主制御部9は、「使用者が制御対象のテレビのチ
ャンネルを3chに変更を要求している」と判断し、制
御対象のテレビのチャンネルを3chに変更する制御信
号を送受光部7からテレビに向けて送信する。
【0060】そしてさらに、当該リビングルームの出入
り口にあるドアに、このドアの開閉を検出するドア開閉
検出センサを備えるように構成し、このドア開閉検出セ
ンサの検出結果と連動する開閉ドア検出手段を、奥行き
カメラ3a、3b、3c、3d(撮像手段)に備えて構
成することも可能である。
【0061】或いは、リビングルームの照明器具と連動
して起動するように、照明器具連動手段を備えて構成す
ることも可能である。この構成によれば、使用者が、リ
ビングルームに入室し、リビングルームの照明器具のス
イッチをONにした場合(電化製品制御装置1による制
御よりも優先させる)、奥行きカメラ3a、3b、3
c、3dが自動的に、使用者を撮像し始める。これによ
れば、電化製品制御装置1の消費電力(待機電力)を抑
えることが可能となる。
【0062】またさらに、この奥行きカメラ3は、使用
者の人体から放出されている赤外線を捉えることが可能
な赤外線撮影手段を備えることも可能である。これによ
って、リビングルームのどこに使用者がいても大まかな
位置を奥行きカメラ3は常時把握することができる。ま
た、赤外線撮影手段によって、使用者の胴体の各部位
(腕、頭部等)を、各部位の温度差により予め認識する
ことが可能となり、使用者が特定の動作を行った後、特
定のポーズをした場合、例えば、両方の腕を大きく振っ
て、両方の腕をクロスした場合、制御対象となる電化製
品を一度にすべてOFFするといった制御を行うことも
可能である。
【0063】(電化製品制御装置の動作例4(撮像対象
にセンサ))次に、図10に示すように、撮像対象(動
作検出対象)である人差し指の指の根本17bおよび指
先にセンサ17a(両方のセンサ17a、17bを合わ
せてセンサ17とする)を装着した場合の、電化製品制
御装置1の動作を説明する。このセンサは、人差し指の
指先の微小な動きを正確に検出するために設けたもので
ある。つまり、奥行きカメラ3で、撮像対象である人差
し指を撮像した場合に、人差し指の根本17bに装着し
たセンサを原点(基準点)にして、人差し指の指先に装
着したセンサ17aがどのくらいの微小角度動いたかが
正確に検出される。
【0064】なお、このセンサ17によって、撮像対象
の動きが正確に検出される場合、必ずしも人差し指は撮
像されている必要はないが、例えば、複数台の奥行きカ
メラ3a、3b、3c、3dによって、人差し指(撮像
対象)を撮像しておけば、センサ17に不調をきたした
場合に、図8、図9に示したように人差し指の動きを撮
像対象比較手段9a(撮像対象動作比較手段9a2)に
よって検出し、センサ17による制御を補完することが
できる。
【0065】例えば、図11に示したように、制御対象
が複数台(8台)のモニタA〜Hであり、これらのモニ
タA〜Hを、センサ17が装着された人差し指で選択す
る場合について説明する。人差し指を真っ直ぐに伸長さ
せた場合0度(基準)とし、図中右方向をプラスとする
と、0度から22度までの範囲に人差し指を右に動かし
た場合にモニタEが選択され、22度から38.5度ま
での範囲に人差し指を右に動かした場合にモニタFが選
択され、38.5度から50.5度までの範囲に人差し
指を右に動かした場合にモニタGが選択され、50.5
度から58度までの範囲に人差し指を右に動かした場合
にモニタHが選択される。また、0度から−22度まで
の範囲に人差し指を左に動かした場合にモニタDが選択
され、−22度から−38.5度までの範囲に人差し指
を左に動かした場合にモニタCが選択され、−38.5
度から−50.5度までの範囲に人差し指を左に動かし
た場合にモニタBが選択され、−50.5度から−58
度までの範囲に人差し指を左に動かした場合にモニタA
が選択される。
【0066】つまり、図12に示すように、複数台のモ
ニタA〜Hが用意されていた場合であって、特定のモニ
タを選択し、その選択されたモニタに使用者が所望する
映像を映す場合、この人差し指の指す角度によって、特
定のモニタが選択され、センサ受信部4が2つのセンサ
17a、17bのなす角度を検出する。そして、検出し
た結果を主制御部9の撮像対象比較手段9aに送信し、
送受光部7から、センサ17a、17bのなす角度に基
づいた制御信号(赤外線)が送出される。
【0067】例えば、センサ17の代わりに、使用者の
人差し指の根本とその指先に、リビングルームの背景と
指との区別を人差し指奥行きカメラ3a、3b、3c、
3dによって容易にするマーカに相当するもの、例え
ば、に指輪がはめられており、爪に蛍光色や発光色のマ
ニキュア等が塗布されていて、奥行きカメラ3で撮像可
能であればよい。
【0068】この実施の形態では、以下の効果を奏す。
奥行きカメラ3によって、撮像対象が撮像され、撮像対
象比較手段9aによって、撮像された撮像対象の形状、
動作の少なくとも1つが把握され、制御対象電化製品操
作手段9dによって、把握された結果に基づき電化製品
が操作(制御)される。このため、電化製品の制御を容
易に行うことができる。
【0069】また、奥行きカメラ3によって、撮像対象
が撮像され、撮像対象形状比較手段9a1によって、撮
像された撮像対象の形状が把握され、電化製品特定手段
9cによって、制御対象となる制御対象電化製品が特定
され、制御対象電化製品操作手段9dによって、撮像対
象の動作に基づき電化製品が操作される。このため、電
化製品の制御を容易に行うことができる。
【0070】或いは、奥行きカメラ3によって、撮像対
象が撮像され、撮像対象動作比較手段9a2によって、
撮像された撮像対象の動作が把握され、電化製品特定手
段9cによって、制御対象となる制御対象電化製品が特
定され、制御対象電化製品操作手段9dによって、撮像
対象が停止したときの形状に基づき電化製品が操作され
る。このため、電化製品の制御を容易に行うことができ
る。さらに、撮像対象が手指であるので、手指(手指を
含む手)が、多彩な形状を表現できると共に、種々の動
作を容易に行うことができる。
【0071】奥行きカメラ3、操作モードエリア判断手
段9b1、制御対象特定エリア判断手段9b2により、
撮像対象の画面上の位置と、記憶部11に記憶されてい
る画面上の位置情報とが対応するか判断される。そし
て、送受光部7により、制御対象となる電化製品を制御
する制御信号が出力され、この制御信号を受信した電化
製品が、制御信号に従って制御されるので、電化製品の
制御を容易に行うことができる。
【0072】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、電化製品制御装置1で実現した各機能を、電化製品
を制御する方法とみなすこと(電化製品制御方法)や、
電化製品制御装置1の主制御部9で起動している各手段
(各プログラム)と、各部を制御するプログラムとを記
憶媒体にプログラムとして記述して、単体のプログラム
とみなすこと(電化製品制御システムプログラム)は可
能である。この場合、電化製品制御装置1と同様の効果
が得られる。
【0073】また、電化製品制御装置1の制御対象は、
例えば、専ら天然ガス、都市ガス、燃料電池等を制御す
る、或いはこれらのエネルギー源で駆動する装置であっ
てもよい。つまり、この実施の形態で示した電化製品制
御装置1から送信される制御信号を受信可能な受信部を
備えるようにすれば、当該装置も制御対象とすることは
可能である。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、撮像ステ
ップ、比較ステップ、出力ステップにより、撮像された
撮像対象とパターン情報との比較した結果に基づいて、
電化製品を制御する制御信号が出力され、被制御ステッ
プにより、出力された制御信号に従って電化製品が制御
されるので、電化製品の制御を容易に行うことができ
る。例えば、複数の電化製品の制御を一度に行うことが
できる。
【0075】請求項2記載の発明によれば、撮像ステッ
プ、操作モード判断ステップ、制御対象判断ステップに
より、撮像対象の画面上の位置と、記憶手段に記憶され
ている画面上の位置情報とが対応するか判断される。そ
して、制御信号出力ステップにより、制御対象となる電
化製品を制御する制御信号が出力され、被制御ステップ
により、出力された制御信号に従って電化製品が制御さ
れるので、電化製品の制御を容易に行うことができる。
例えば、複数の電化製品の制御一度に行うことができ
る。
【0076】請求項3記載の発明によれば、撮像対象が
手指であるので、手指(手指を含む手)が、多彩な形状
を表現できると共に、種々の動作を容易に行うことがで
きる。
【0077】請求項4記載の発明によれば、電化製品制
御装置において、撮像手段、比較手段、出力手段によ
り、撮像された撮像対象とパターン情報との比較した結
果に基づいて、電化製品を制御する制御信号が出力さ
れ、この制御信号を受信した電化製品が制御信号に従っ
て制御されるので、電化製品の制御を容易に行うことが
できる。例えば、複数の電化製品の制御を一度に行うこ
とができる。
【0078】請求項5記載の発明によれば、電化製品制
御装置において、撮像手段、操作モード判断手段、制御
対象判断手段により、撮像対象の画面上の位置と、記憶
手段に記憶されている画面上の位置情報とが対応するか
判断される。そして、制御信号出力手段により、制御対
象となる電化製品を制御する制御信号が出力され、この
制御信号を受信した電化製品が、制御信号に従って制御
されるので、電化製品の制御を容易に行うことができ
る。例えば、複数の電化製品の制御一度に行うことがで
きる。
【0079】請求項6記載の発明によれば、電化製品制
御装置において、撮像対象が手指であるので、手指(手
指を含む手)が、多彩な形状を表現できると共に、種々
の動作を容易に行うことができる。
【0080】請求項7記載の発明によれば、電化製品制
御システムプログラムにおいて、撮像手段、比較手段、
出力手段により、撮像された撮像対象とパターン情報と
の比較した結果に基づいて、電化製品を制御する制御信
号が出力され、この制御信号を受信した電化製品が、制
御信号に従って制御されるので、電化製品の制御を容易
に行うことができる。例えば、複数の電化製品の制御を
一度に行うことができる。
【0081】請求項8記載の発明によれば、電化製品制
御システムプログラムにおいて、撮像手段、操作モード
判断手段、制御対象判断手段により、撮像対象の画面上
の位置と、記憶手段に記憶されている画面上の位置情報
とが対応するか判断される。そして、制御信号出力手段
により、制御対象となる電化製品を制御する制御信号が
出力され、この制御信号を受信した電化製品が、制御信
号に従って制御されるので、電化製品の制御を容易に行
うことができる。例えば、複数の電化製品の制御一度に
行うことができる。
【0082】請求項9記載の発明によれば、電化製品制
御システムプログラムにおいて、撮像対象が手指である
ので、手指(手指を含む手)が、多彩な形状を表現でき
ると共に、種々の動作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態である電化製品制御
装置の概略を図示した斜視図である。
【図2】電化製品制御装置のブロック図である。
【図3】電化製品制御装置の動作を説明したフローチャ
ートである。
【図4】電化製品制御装置の制御対象である電化製品
と、奥行きカメラで撮像する撮像対象の動きと対応させ
て描いた概念図である。
【図5】電化製品制御装置の動作例1(複数の電化製品
制御)を説明した図である。
【図6】モニタに表示されている操作パネルと、制御対
象特定パネルと、運転モードパネルとを説明した図であ
る。
【図7】モニタに表示されている調整モードパネルを説
明した図である。
【図8】電化製品制御装置の動作例3(奥行きカメラを
複数)の制御対象と撮像対象とを説明した図である。
【図9】電化製品制御装置の動作例3(奥行きカメラを
複数)を説明した図である。
【図10】撮像対象にセンサを装着した場合を説明した
図である。
【図11】電化製品制御装置の動作例4(撮像対象にセ
ンサ)の制御対象と撮像対象とを説明した図である。
【図12】電化製品制御装置の動作例4(撮像対象にセ
ンサ)を説明した図である。
【符号の説明】
1 電化製品制御装置 3 奥行きカメラ 5 撮像対象検出センサ 7 送受光部7 9 主制御部9 9a 撮像対象比較手段 9a1 撮像対象形状比較手段 9a2 撮像対象動作比較手段 9b エリア判断手段 9b1 操作モードエリア判断手段 9b2 制御対象特定エリア判断手段 9b3 運転モードエリア判断手段 9b4 調整モードエリア判断手段 9c 電化製品特定手段 9d 制御対象電化製品操作手段 11 記憶部 13 外部入出力端子 15 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 貴生 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5C022 AA11 AB65 AC31 AC69 5K048 AA04 BA01 EA00 EB00 FB10 HA01 HA21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段が撮像対象を撮像する撮像ステ
    ップと、 前記撮像手段が撮像した撮像対象の形状、動作の少なく
    とも1つと、予め記憶手段に記憶しておいた、形状、動
    作に係るパターン情報とを比較する比較ステップと、 この比較した結果に基づいて、制御対象である、信号受
    信部を備えた電化製品に対して、前記記憶手段に記憶し
    ておいた、前記電化製品を制御可能な制御信号を出力手
    段により出力する出力ステップと、 出力された制御信号により前記電化製品が制御される被
    制御ステップと、を含んでなることを特徴とする電化製
    品制御方法。
  2. 【請求項2】 撮像対象を撮像手段が撮像する撮像ステ
    ップと、 前記撮像手段によって撮像された前記撮像対象を表示手
    段に表示する表示ステップと、 前記表示手段によって表示された前記撮像対象の画面上
    の位置と、予め記憶手段に記憶された画面上の位置情報
    の一つである操作モードエリアとが対応するか判断する
    操作モード判断ステップと、 前記操作モードエリアに対応する位置に前記撮像対象が
    あると判断された後、前記撮像対象が移動し、前記撮像
    対象の画面上の位置と、前記位置情報の一つであると共
    に、制御対象であり、信号受信部を備えた複数の電化製
    品を特定する制御対象特定エリアとが対応するか判断す
    る制御対象判断ステップと、 前記制御対象特定エリアに対応する位置に、前記撮像対
    象があると判断された場合、予め前記記憶手段に記憶さ
    れている前記電化製品毎の制御信号を、当該制御対象特
    定エリアに係る電化製品に対して出力する制御信号出力
    ステップと、 出力された制御信号により前記電化製品が制御される被
    制御ステップと、を含んでなることを特徴とする電化製
    品制御方法。
  3. 【請求項3】 前記撮像対象が手指であることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の電化製品制御方
    法。
  4. 【請求項4】 撮像対象を撮像する撮像手段と、 この撮像手段が撮像した撮像対象の形状、動作に係るパ
    ターン情報と、制御対象である、信号受信部を備えた電
    化製品を制御可能な制御信号とを記憶する記憶手段と、 前記撮像手段が撮像した撮像対象の形状、動作の少なく
    とも1つと、前記記憶手段に記憶しておいた、形状、動
    作に係るパターン情報とを比較する比較手段と、 この比較手段が比較した結果に基づいて、前記電化製品
    を制御可能な制御信号を出力する出力手段と、を備えて
    いることを特徴とする電化製品制御装置。
  5. 【請求項5】 撮像対象を撮像する撮像手段と、 この撮像手段が撮像した撮像対象の形状、動作に係るパ
    ターン情報と、撮像手段によって撮像された画面上の特
    定のエリアを指定する位置情報と、制御対象であり、信
    号受信部を備えた電化製品を制御可能な制御信号とを記
    憶する記憶手段と、 前記撮像手段によって撮像された前記撮像対象を表示す
    る表示手段と、 この表示手段によって表示された前記撮像対象の画面上
    の位置と、前記記憶手段に記憶される位置情報の一つで
    ある操作モードエリアとが対応するか判断する操作モー
    ド判断手段と、 前記操作モードエリアに対応する位置に前記撮像対象が
    あると判断された後、前記撮像対象が移動し、前記撮像
    対象の画面上の位置と、複数の前記電化製品を特定する
    制御対象特定エリアとが対応するか判断する制御対象判
    断手段と、 前記制御対象特定エリアに対応する位置に、前記撮像対
    象があると判断された場合、当該制御対象特定エリアに
    係る電化製品を制御する制御信号を出力する制御信号出
    力手段と、を備えていることを特徴とする電化製品制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像対象が手指であることを特徴と
    する請求項4または請求項5に記載の電化製品制御装
    置。
  7. 【請求項7】 制御装置を、 撮像対象を撮像する撮像手段、 この撮像手段が撮像した撮像対象に係る形状、動作に係
    るパターン情報と、制御対象である、信号受信部を備え
    た電化製品を制御可能な制御信号とを記憶する記憶手
    段、 前記撮像手段が撮像した撮像対象の形状、動作の少なく
    とも1つと、前記記憶手段に記憶しておいた、形状、動
    作に係るパターン情報とを比較する比較手段、 この比較手段が比較した結果に基づいて、前記電化製品
    を制御可能な制御信号を出力する出力手段、 として機能させることを特徴とする電化製品制御システ
    ムプログラム。
  8. 【請求項8】 制御装置を、 撮像対象を撮像する撮像手段、 この撮像手段によって撮像された前記撮像対象を表示す
    る表示手段、 この表示手段が表示した撮像対象に係る形状、動作に係
    るパターン情報と、撮像手段によって撮像された画面上
    の特定のエリアを指定する位置情報と、制御対象であ
    り、信号受信部を備えた電化製品を制御可能な制御信号
    とを記憶する記憶手段、 前記撮像手段によって撮像された前記撮像対象を表示す
    る表示手段、 この表示手段によって表示された前記撮像対象の画面上
    の位置と、前記記憶手段に記憶される位置情報の一つで
    ある操作モードエリアとが対応するか判断する操作モー
    ド判断手段、 前記操作モードエリアに対応する位置に前記撮像対象が
    あると判断された後、前記撮像対象が移動し、前記撮像
    対象の画面上の位置と、複数の前記電化製品を特定する
    制御対象特定エリアとが対応するか判断する制御対象判
    断手段、 前記制御対象特定エリアに対応する位置に、前記撮像対
    象があると判断された場合、当該制御対象特定エリアに
    係る電化製品を制御する制御信号を出力する制御信号出
    力手段、として機能させることを特徴とする電化製品制
    御システムプログラム。
  9. 【請求項9】 前記撮像対象が手指であることを特徴と
    する請求項7または請求項8に記載の電化製品制御シス
    テムプログラム。
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Cited By (5)

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