JP2003125399A - 画像反転符号化装置及び画像反転符号化方法 - Google Patents

画像反転符号化装置及び画像反転符号化方法

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JP2003125399A JP2001315449A JP2001315449A JP2003125399A JP 2003125399 A JP2003125399 A JP 2003125399A JP 2001315449 A JP2001315449 A JP 2001315449A JP 2001315449 A JP2001315449 A JP 2001315449A JP 2003125399 A JP2003125399 A JP 2003125399A
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Yoichi Aida
陽一 合田
Yutaka Machida
豊 町田
Tadashi Kayata
忠 加宅田
Kosuke Kubota
孝介 久保田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1画面分の容量のフレームメモリを必要
とすることなく、画像の反転が可能な画像反転符号化装
置及び画像反転符号化方法を提供する。 【解決手段】 画像データを1ライン分取り込んで撮像
情報蓄積部21に記憶し、記憶した1ライン分の画像デ
ータを圧縮符号化してビットストリーム蓄積部23に記
憶し、1画面分の最終ラインの画像データを圧縮符号化
したビットストリームnを蓄積した時点で、画像符号生
成部24によって、最後に記憶されたビットストリーム
nから順次読み出して画像反転したビットストリームを
生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符復号化装置
に関し、特に画像反転符号化装置及び画像反転符号化方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を上下又は左右に反転させる
ことができる機能を有する画像反転符号化装置として、
例えば特開平2−1695号公報(発明の名称:固体撮
像装置及びその駆動方法)で開示されたものがある。
【0003】この公報で開示された画像反転符号化装置
は、図12のブロックに示すように、列方向に(紙面上
下方向)に並べられた例えば8個の感光素子I1〜I8
り成る感光素子列1と、信号電荷を紙面上から下へ転送
する列方向電荷転送部2とが行方向に交互に配列され
る。列方向電荷転送部2は4段の転送段を有し、2個の
感光素子に1転送段が対応形成される。
【0004】各列方向電荷転送部2の下流には、一対を
成す2列の電荷貯蔵転送部8、9が設けられる。この1
対の電荷貯蔵転送部8、9はその上下端において第1の
接続部10及び第2の接続部11により連結されて、ル
ープ状に連結された8段の転送路から成るサイクリック
転送路12を構成し、信号電荷を矢印に示すようにサイ
クリックに転送する。サイクリック転送路12の8段の
転送路は全感光素子の信号電荷〜を全て貯蔵できる
フレームメモリとして機能する。
【0005】第1の接続部10は、列方向電荷転送部2
から信号電荷を受け取り、紙面左側の電荷貯蔵転送部8
へ転送するサイクリック転送路12の入力部として機能
する。第2の接続部11は左側電荷貯蔵転送部8から信
号電荷を受け取り、行方向電荷転送部6へ転送するサイ
クリック転送路12の出力部として機能する。行方向電
荷転送部6の出力側には出力回路7が設けられる。
【0006】この装置は、列方向電荷転送部2の下流に
設けた電荷貯蔵転送部8、9に対し、信号電荷のサイク
リック転送路12への入力タイミング又はサイクリック
転送路12からの出力タイミングを制御することで、列
方向電荷転送部2より転送される信号電荷の順序とは独
立に、任意の順序で信号電荷を読み出すことができるよ
うになっている。例えば、列方向電荷転送部2より転送
される信号電荷の順序を逆にして読み出して符号化する
ことにより、画像の反転が可能である。なお、以下の説
明において、電荷貯蔵転送部8、9をフレームメモリと
呼ぶこととする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像反転符号化装置においては、画像の反転等の処理を
行うには、1画面分の画像データを記憶するフレームメ
モリを必要とするので、その分、製品コスト及びチップ
面積(フレームメモリの大きさ)が増大するととに、電
力消費も多くなるという問題がある。
【0008】本発明は係る点に鑑みてなされたものであ
り、1画面分の容量のフレームメモリを必要とすること
なく、画像の反転が可能な画像反転符号化装置及び画像
反転符号化方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の画
像反転符号化装置は、ビットストリームを生成するビッ
トストリーム生成手段と、前記ビットストリーム生成手
段で生成されるビットストリームを記憶するビットスト
リーム蓄積手段と、前記ビットストリーム蓄積手段に記
憶された時点で、最後に記憶されたビットストリームか
ら順に読み出すことで反転したビットストリームを生成
する画像符号生成手段と、を具備する構成を採る。
【0010】この構成によれば、圧縮符号化されたデー
タであるビットストリームを蓄積するようにしたので、
そのビットストリーム蓄積手段として、従来のメモリよ
りも容量の小さなものを使用することができ、製品コス
ト及びチップ面積の削減が可能となり、更に省電力化も
図れる。
【0011】請求項2に係る発明の画像反転符号化装置
は、1画面分の画像情報を所定ライン数分取り込む毎に
圧縮符号化してビットストリームを生成するビットスト
リーム生成手段と、前記ビットストリーム生成手段で生
成されるビットストリームを1画面分記憶するビットス
トリーム蓄積手段と、前記ビットストリーム蓄積手段に
1画面分のビットストリームが記憶された時点で、最後
に記憶されたビットストリームから順に読み出すことで
画像反転したビットストリームを生成する画像符号生成
手段と、を具備する構成を採る。
【0012】この構成によれば、ビットストリーム蓄積
手段に、1画面分の画像情報を圧縮符号化して記憶する
ので、そのビットストリーム蓄積手段として、従来の1
画面分の画像情報そのものを記憶するフレームメモリよ
りも容量の小さなものを使用することができ、製品コス
ト及びチップ面積の削減が可能となり、更に省電力化も
図れる。
【0013】請求項3に係る発明の画像反転符号化装置
は、撮像装置からの1ライン分の画像情報を記憶する撮
像情報蓄積手段と、前記撮像情報蓄積手段に記憶された
前記画像情報を圧縮符号化してビットストリームを生成
する画像符号化手段と、前記画像符号化手段で生成され
るビットストリームを前記撮像装置における1画面分記
憶するビットストリーム蓄積手段と、前記ビットストリ
ーム蓄積手段に1画面分のビットストリームが記憶され
た時点で、最後に記憶されたビットストリームから順に
読み出すことで画像反転したビットストリームを生成す
る画像符号生成手段と、を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、1ライン分の画像情報
を記憶する撮像情報蓄積手段と、ビットストリームを記
憶するビットストリーム蓄積手段とを合わせても、従来
の1画面分の画像情報そのものを記憶するフレームメモ
リよりも容量を小さくできるので、製品コスト及びチッ
プ面積の削減が可能となり、更に省電力化も図れる。
【0015】請求項4に係る発明の画像反転符号化装置
は、請求項3に係る発明の画像反転符号化装置におい
て、前記撮像情報蓄積手段を、所望の符号化方式が必要
とするライン数分具備し、前記画像符号化手段は、前記
符号化方式が必要とするライン数分の前記撮像情報蓄積
手段に記憶された画像情報を前記符号化方式の符号化単
位毎に圧縮符号化してビットストリームを生成する構成
を採る。
【0016】この構成によれば、所望の符号化方式に必
要なライン数分の撮像情報蓄積手段を具備するので、様
々な符号化方式での画像反転処理が可能となる。
【0017】請求項5に係る発明の画像反転符号化装置
は、請求項3に係る発明の画像反転符号化装置におい
て、前記画像符号化手段と前記画像符号生成手段夫々
を、各種符号化方式に対応させた数分具備するととも
に、前記各種符号化方式のうち、所望の符号化方式を実
現する前記画像符号化手段及び画像符号生成手段を選択
する符号化方式選択手段を具備する構成を採る。
【0018】この構成によれば、各種符号化方式に対応
させた数分の画像符号化手段と画像符号生成手段を具備
するので、各種符号化方式に対応可能となる。
【0019】請求項6に係る発明の画像反転符号化装置
は、請求項3に係る発明の画像反転符号化装置におい
て、前記撮像情報蓄積手段と前記画像符号化手段夫々
を、前記撮像装置の1画面を構成する全ライン数を下回
る数分具備し、前記ビットストリーム蓄積手段は、前記
複数の画像符号化手段夫々より出力されるビットストリ
ームを順次記憶する構成を採る。
【0020】この構成によれば、複数ラインを一度に処
理することができるので、画像反転処理の高速化が可能
となる。
【0021】請求項7に係る発明の移動局装置は、請求
項1から請求項6のいずれかに係る発明の画像反転符号
化装置を具備する構成を採る。
【0022】この構成によれば、フレームメモリに容量
の小さなものを用いることができるので、装置の小型化
及びコストの削減が可能となり、更に省電力化も図れ
る。
【0023】請求項8に係る発明の基地局装置は、請求
項1から請求項6のいずれかに係る発明の画像反転符号
化装置を具備する構成を採る。
【0024】この構成によれば、フレームメモリに容量
の小さなものを用いることができるので、装置の小型化
及びコストの削減が可能となり、更に省電力化も図れ
る。
【0025】請求項9に係る発明の画像反転符号化方法
は、1画面分の画像情報を所定ライン数分取り込む毎に
圧縮符号化してビットストリームを生成して記憶し、1
画面分のビットストリームを記憶した時点で、最後に記
憶したビットストリームから順に読み出すことで画像反
転したビットストリームを生成する。
【0026】この方法によれば、1画面分の画像情報を
圧縮符号化して記憶するので、従来の1画面分の画像情
報そのものを記憶する容量のフレームメモリを必要とせ
ず、小容量のものを使用でき、製品コスト及びチップ面
積の削減が可能となり、更に省電力化も図れる。
【0027】請求項10に係る発明の記録媒体は、画像
反転符号化プログラムを記憶し、コンピュータにより読
み取り可能な記録媒体であって、前記画像反転符号化プ
ログラムは、撮像装置からの1ライン分の画像情報を記
憶する手順と、記憶した前記1ライン分の画像情報を圧
縮符号化してビットストリームを生成する手順と、生成
したビットストリームを前記撮像装置における1画面分
記憶する手順と、記憶した前記撮像装置における1画面
分のビットストリームを書き込み順と逆順で読み出して
画像反転したビットストリームを生成する手順とを具備
する。
【0028】この記録媒体を、コンピュータを搭載した
画像反転符号化装置に用いることによって、当該装置の
フレームメモリとして、従来の1画面分の画像情報その
ものを記憶する容量のフレームメモリよりも小容量のも
のを使用することができ、製品コスト及びチップ面積の
削減が可能となり、更に省電力化も図れる。
【0029】請求項11に係る発明の記録媒体は、請求
項10に係る発明の記録媒体において、半導体メモリ、
磁気記憶装置、光記憶装置又は光磁気記憶装置のいずれ
かである。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、1画面分の画像
情報を所定ライン数分取り込む毎に圧縮符号化してビッ
トストリームを生成して記憶し、1画面分のビットスト
リームを記憶した時点で、最後に記憶したビットストリ
ームから順に読み出して画像反転したビットストリーム
を生成することである。1画面分の画像データを1ライ
ン分ずつ圧縮符号化することで、ビットストリームを記
憶するフレームメモリとして、従来のフレームメモリよ
りも小容量のものを使用することが可能となり、製品コ
スト及びチップ面積の削減が可能となり、更に省電力化
も図れる。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像反転符号化装置の構成を示すブロック
図である。
【0033】この図において、本実施の形態の画像反転
符号化装置は、光学像を電気信号に変換して画像データ
(画像情報)として出力する撮像素子を持つ撮像部(撮
像手段)20と、撮像部20より出力される1ライン分
の画像データを記憶する撮像情報蓄積部(撮像情報蓄積
手段)21と、撮像情報蓄積部21に記憶された1ライ
ン分の画像データを圧縮符号化する画像符号化部(画像
符号化手段)22と、画像符号化部22で圧縮符号化さ
れた画像データ(ビットストリームと言う)を記憶する
ビットストリーム蓄積部(ビットストリーム蓄積手段)
23と、ビットストリーム蓄積部23に記憶されている
ビットストリームを符号化時の順序と逆の順序で読み出
して、ヘッダ情報等を付加して逆ビットストリームを生
成する画像符号生成部(画像符号生成手段)24とを備
えて構成される。
【0034】ビットストリーム蓄積部23は従来のフレ
ームメモリに代わるものであり、画像データを圧縮符号
化して得られたビットストリームを記憶することから、
通常のフレームメモリより容量の少ないものを用いるこ
とができる。
【0035】図2は、上記構成の画像反転符号化装置の
動作を示すフローチャートである。まず、撮像部20よ
り1ライン分の画像データを取り込んで撮像情報蓄積部
21に記憶する(ステップ10)。次いで、撮像情報蓄
積部21に記憶した1ライン分の画像データを画像符号
化部22にて圧縮符号化し(ステップ12)、ビットス
トリーム蓄積部23に記憶する(ステップ14)。これ
らの処理を1画面分に達するまで繰り返し行う(ステッ
プ10〜ステップ16)。ここで、図3にビットストリ
ーム蓄積部23に記憶されたビットストリームの状態を
示す。ビットストリーム蓄積部23に1画面分のビット
ストリームが記憶された時点で、最後に記憶されたビッ
トストリームNから順次読み出して画像符号生成部24
に入力し、画像反転したビットストリームを生成する
(ステップ18)。
【0036】このように、本実施の形態の画像反転符号
化装置によれば、画像データを1ライン分ずつ圧縮符号
化して記憶し、最後のビットストリームNを記憶した時
点で、その最後のビットストリームNから順次読み出す
ことで画像反転処理を行うので、フレームメモリに代わ
るビットストリーム蓄積部23として、通常のフレーム
メモリよりも格段に小さな容量のものを使用することが
できる。したがって、製品コスト及びチップ面積の削減
が可能となり、更に省電力化も図れる。
【0037】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係る画像反転符号化装置の構成を示すブロック
図である。この図に示すように、本実施の形態の画像反
転符号化装置は、例えば、ISO(International Organ
ization for Standardization)で標準化されている静止
画符号化方式標準の1つであるJPEG(Joint Photogr
aphic Experts Group of CCITT-ISO/IEC)のような1ラ
インが最小符号化単位ではない符号化方式に対しても処
理可能なように、複数の撮像情報蓄積部21-1、21-
2、…、21-nを備えたものである。なお、撮像情報
蓄積部21を複数備える以外は、上述した実施の形態1
の画像反転符号化装置と同様の構成を採っており、共通
する部分には同一の符号を付けている。
【0038】JPEGでは16×16画素を1単位とす
るので、撮像情報蓄積部21は16個あれば良い。以
下、JPEGによる符号化を例として、本実施の形態の
画像反転符号化装置の動作について、図5に示すフロー
チャート並びに図6及び図7のブロック図を参照しなが
ら説明する。
【0039】まず、撮像部20より出力される画像デー
タを撮像情報蓄積部21-1、21-2、…、21-16
に記憶する。この場合、16×16画素を1ブロックと
してNブロック分記憶する(ステップ20)。その様子
を図6に示す。なお、図6において、VGA(Video Gr
aphics Array)の場合は480×640画素の解像度で
あるので、図7に示すように、ブロックN−1が39、
ブロックNが40となる。
【0040】撮像情報蓄積部21-1、21-2、…、2
1-16に16×16画素を1ブロックとするN個の画
像データを記憶した後、各ブロックずつ圧縮符号化し
て、コード[1][N]、コード[1][2]、…、コード[1][N-
1]、コード[1][N]を生成する(ステップ22)。この場
合、左右の反転は、図6中のブロックNから順に水平左
向きに符号化を行い、ブロック中の画素スキャン方向も
またブロック中の矢印30で示すように水平左向き方向
となる。
【0041】また、上下反転は、ブロック中の画素を図
6中の白抜き矢印31に示すように、下から上に向けて
スキャンし符号化を行う。すなわち、まずブロックNを
上記のスキャン方法によりJPEG符号化し、コード
[1][N]を出力する。次いで、ブロックN-1を符号化
し、コード[1][N-1]を出力する。そして、残る各ブロッ
クについても同様の処理を繰り返し、コード[1][1]、コ
ード[1][2]、…、コード[1][N-1]、コード[1][N]を生成
する。コード[1][N]、コード[1][2]、…、コード[1][N-
1]、コード[1][N]を生成した後、これらを連結してビッ
トストリーム[1]を生成し、ビットストリーム蓄積部2
3に記憶する。
【0042】以上の処理を、残る各画像データに対して
も行い、ビットストリーム[2]、…、ビットストリーム
[N]を生成し、ビットストリーム蓄積部23に蓄積して
行く(ステップ20〜ステップ26)。このときのビッ
トストリーム蓄積部部23の様子は、例えば図3に示す
ようになる。
【0043】ビットストリーム[1]、ビットストリーム
[2]、…、ビットストリーム[N]を生成してビットストリ
ーム蓄積部23に蓄積した後、画像符号生成部24でS
OI(Start Of Image)、SOF(Start Of Frame)、SO
S(Start Of Scan)を生成し、ビットストリーム蓄積部
23に記憶したビットストリーム[N]から降順に読み出
し連結して行く。このとき、各ビットストリーム間にR
ST(Restart Interval Termination)を挿入する。そし
て、最後にEOI(End Of Image)を付加して出力する
(ステップ28)。以上の手順により画像反転を行うこ
とができる。
【0044】このように、本実施の形態の画像反転符号
化装置によれば、JPEGのように、1ラインが最小符
号化単位ではない符号化方式に対しても1画面分のフレ
ームメモリを用いることなく画像反転処理を行うことが
できる。そして、フレームメモリに代わるビットストリ
ーム蓄積部23として、通常のフレームメモリよりも小
容量のものを使用することができるので、製品コスト及
びチップ面積の削減が可能となり、更に省電力化も図れ
る。
【0045】(実施の形態3)図8は、本発明の実施の
形態3に係る画像反転符号化装置の構成を示すブロック
図である。なお、この図において前述した図1と共通す
る部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
【0046】本実施の形態の画像反転符号化装置は、複
数の画像符号化部22-1、22-2、…、22-nと、
これらと同数の画像符号生成部24-1、24-2、…、
24-nと、これらの装置を択一的に選択する符号化方
式制御部25とを備えており、異なる画像符号化方式に
対応できるようになっている。
【0047】ここで、画像符号化部22-1及び画像符
号生成部24-1をGIF(GraphicsInterchange Forma
t)フォーマットとし、画像符号化部22-2及び画像符
号生成部24-2をPNG(Portable Network Graphics)フ
ォーマットとして、図9に示すフローチャートを参照し
ながら、本装置の動作について説明する。
【0048】まず、符号化方式制御部25でGIFフォ
ーマットを用いるかPNGフォーマットを用いるかを決
定し、決定したフォーマットに対応する画像符号化部2
2-1又は22-2と、画像符号生成部24-1又は24-
2夫々に開始指示を出す(ステップ30)。開始指示を
出した後、撮像部20より出力される1ライン分の画像
データを撮像情報蓄積部21に記憶する(ステップ3
2)。撮像情報蓄積部21に1ライン分の画像データを
記憶した後、予め選択しておいた画像符号化部22-1
又は22-2に入力して圧縮符号化し(ステップ3
4)、その後、ビットストリーム蓄積部23に記憶する
(ステップ36)。これらの処理を1画面分繰り返し行
う(ステップ32〜ステップ38)。
【0049】このように、本実施の形態の画像反転符号
化装置によれば、夫々画像符号化方式の異なる複数の画
像符号化部22-1、22-2、…、22-nと画像符号
生成部24-1、24-2、…、24-nを備えているの
で、複数種の画像符号化方式で符号化することができ、
幅広いユーザの要求に応えることが可能となる。
【0050】(実施の形態4)図10は、本発明の実施
の形態4に係る画像反転符号化装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、この図において前述した図1と共通
する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
【0051】本実施の形態の画像反転符号化装置は、複
数の撮像情報蓄積部21-1、21-2、…、21-n
と、これらと同数の画像符号化部22-1、22-2、
…、22-nを備えており、同時に複数ライン分の画像
データを処理できる。但し、これらの数が1画面分近く
あると、メモリ容量の削減にならないので数個程度とな
る。
【0052】ここで、撮像情報蓄積部とGIFフォーマ
ットの画像符号化部を夫々4個持つ場合を例として、図
11に示すフローチャートを参照しながら、本装置の動
作について説明する。
【0053】まず、撮像部20より出力される4ライン
分の画像データを1ライン分ずつ順に撮像情報蓄積部2
1-1、撮像情報蓄積部21-2、撮像情報蓄積部21-
3、撮像情報蓄積部21-4に記憶する(ステップ5
0)。次いで、撮像情報蓄積部21-1〜21-4に記憶
した画像データを画像符号化部22-1〜22-4にて圧
縮符号化する(ステップ52)。次いで、圧縮符号化し
た各画像データ即ちビットストリームをビットストリー
ム蓄積部23に記憶する(ステップ54)。この場合、
画像符号化部22-1からのビットストリーム、画像符
号化部22-2からのビットストリーム、画像符号化部
22-3からのビットストリーム、画像符号化部22-4
からのビットストリームの順に記憶する。これらの処理
を1画面分に達するまで繰り返す(ステップ50〜ステ
ップ56)。
【0054】このように、本実施の形態の画像反転符号
化装置によれば、複数の撮像情報蓄積部21-1、21-
2、…、21-nと、これらと同数の画像符号化部22-
1、22-2、…、22-nを備えて、符号化処理を並行
に行うようにしたので、処理の高速化が図れる。
【0055】なお、上記各実施の形態の画像反転符号化
装置は、移動体通信システムの基地局装置や移動局装置
の他、各種無線通信装置に応用可能であり、これらの装
置の小型化及びコストの削減並びに省電力化が図れる。
【0056】また、上記各実施の形態の画像反転符号化
装置における画像反転符号化処理をプログラム化した画
像反転符号化方法プログラムを記録媒体に記録するよう
にしても良い。この場合、用いる記録媒体として、例え
ば半導体メモリ、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記
憶装置がある。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1画面分のフレームメモリを用いることなく画像反転処
理を行うことができるので、製品コスト及びチップ面積
の削減が可能となり、更に省電力化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像反転符号化装
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像反転符号化装
置の動作を示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像反転符号化装
置の動作を説明するための図
【図4】本発明の実施の形態2に係る画像反転符号化装
置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2に係る画像反転符号化装
置の動作を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態2に係る画像反転符号化装
置の動作を説明するための図
【図7】本発明の実施の形態2に係る画像反転符号化装
置の動作を説明するための図
【図8】本発明の実施の形態3に係る画像反転符号化装
置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態3に係る画像反転符号化装
置の動作を示すフローチャート
【図10】本発明の実施の形態4に係る画像反転符号化
装置の構成を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態4に係る画像反転符号化
装置の動作を示すフローチャート
【図12】従来の画像反転符号化装置の構成を示すブロ
ック図
【符号の簡単な説明】
20 撮像部 21、21-1、21-2〜21-n 撮像情報蓄積部 22、22-1、22-2〜22-n 画像符号化部 23 ビットストリーム蓄積部 24、24-1、24-2〜24-n 画像符号生成部 25 符号化方式制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加宅田 忠 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 久保田 孝介 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK08 LA00 MA00 SS14 SS20 UA02 UA34 UA36

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットストリームを生成するビットスト
    リーム生成手段と、 前記ビットストリーム生成手段で生成されるビットスト
    リームを記憶するビットストリーム蓄積手段と、 前記ビットストリーム蓄積手段に記憶された時点で、最
    後に記憶されたビットストリームから順に読み出すこと
    で反転したビットストリームを生成する画像符号生成手
    段と、 を具備することを特徴とする画像反転符号化装置。
  2. 【請求項2】 1画面分の画像情報を所定ライン数分取
    り込む毎に圧縮符号化してビットストリームを生成する
    ビットストリーム生成手段と、 前記ビットストリーム生成手段で生成されるビットスト
    リームを1画面分記憶するビットストリーム蓄積手段
    と、 前記ビットストリーム蓄積手段に1画面分のビットスト
    リームが記憶された時点で、最後に記憶されたビットス
    トリームから順に読み出すことで画像反転したビットス
    トリームを生成する画像符号生成手段と、 を具備することを特徴とする画像反転符号化装置。
  3. 【請求項3】 撮像装置からの1ライン分の画像情報を
    記憶する撮像情報蓄積手段と、 前記撮像情報蓄積手段に記憶された前記画像情報を圧縮
    符号化してビットストリームを生成する画像符号化手段
    と、 前記画像符号化手段で生成されるビットストリームを前
    記撮像装置における1画面分記憶するビットストリーム
    蓄積手段と、 前記ビットストリーム蓄積手段に1画面分のビットスト
    リームが記憶された時点で、最後に記憶されたビットス
    トリームから順に読み出すことで画像反転したビットス
    トリームを生成する画像符号生成手段と、 を具備することを特徴とする画像反転符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像情報蓄積手段を、所望の符号化
    方式が必要とするライン数分具備し、前記画像符号化手
    段は、前記符号化方式が必要とするライン数分の前記撮
    像情報蓄積手段に記憶された画像情報を前記符号化方式
    の符号化単位毎に圧縮符号化してビットストリームを生
    成することを特徴とする請求項3記載の画像反転符号化
    装置。
  5. 【請求項5】 前記画像符号化手段と前記画像符号生成
    手段夫々を、各種符号化方式に対応させた数分具備する
    とともに、前記各種符号化方式のうち、所望の符号化方
    式を実現する前記画像符号化手段及び画像符号生成手段
    を選択する符号化方式選択手段を具備することを特徴と
    する請求項3記載の画像反転符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像情報蓄積手段と前記画像符号化
    手段夫々を、前記撮像装置の1画面を構成する全ライン
    数を下回る数分具備し、前記ビットストリーム蓄積手段
    は、前記複数の画像符号化手段夫々より出力されるビッ
    トストリームを順次記憶することを特徴とする請求項3
    記載の画像反転符号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の画像反転符号化装置を具備することを特徴とする移動
    局装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の画像反転符号化装置を具備することを特徴とする基地
    局装置。
  9. 【請求項9】 1画面分の画像情報を所定ライン数分取
    り込む毎に圧縮符号化してビットストリームを生成して
    記憶し、1画面分のビットストリームを記憶した時点
    で、最後に記憶したビットストリームから順に読み出す
    ことで画像反転したビットストリームを生成することを
    特徴とする画像反転符号化方法。
  10. 【請求項10】 画像反転符号化プログラムを記憶し、
    コンピュータにより読み取り可能な記録媒体であって、
    前記画像反転符号化プログラムは、撮像装置からの1ラ
    イン分の画像情報を記憶する手順と、記憶した前記1ラ
    イン分の画像情報を圧縮符号化してビットストリームを
    生成する手順と、生成したビットストリームを前記撮像
    装置における1画面分記憶する手順と、記憶した前記撮
    像装置における1画面分のビットストリームを書き込み
    順と逆順で読み出して画像反転したビットストリームを
    生成する手順と、を具備することを特徴とする記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 半導体メモリ、磁気記憶装置、光記憶
    装置又は光磁気記憶装置のいずれかであることを特徴と
    する請求項10記載の記録媒体。
JP2001315449A 2001-10-12 2001-10-12 画像反転符号化装置及び画像反転符号化方法 Withdrawn JP2003125399A (ja)

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