JP2003124996A - 端末装置監視システム及び端末装置監視方法 - Google Patents

端末装置監視システム及び端末装置監視方法

Info

Publication number
JP2003124996A
JP2003124996A JP2001312791A JP2001312791A JP2003124996A JP 2003124996 A JP2003124996 A JP 2003124996A JP 2001312791 A JP2001312791 A JP 2001312791A JP 2001312791 A JP2001312791 A JP 2001312791A JP 2003124996 A JP2003124996 A JP 2003124996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
destination
monitoring
address
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001312791A
Other languages
English (en)
Inventor
Taizo Shirai
太三 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001312791A priority Critical patent/JP2003124996A/ja
Publication of JP2003124996A publication Critical patent/JP2003124996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置の監視を容易にする。 【解決手段】 端末装置100は、機器ID記憶手段1
20に記憶された機器IDに基づくネットワークアドレ
スを用いてLANに接続する。監視コンピュータ200
のアドレス取得手段220は、新たに接続した端末装置
100のアドレスを取得して位置情報生成手段230へ
送る。位置情報生成手段230は、追跡可否を判定し、
追跡可であれば位置情報を生成する。同時に、送付先検
索手段240に送付先の所在管理コンピュータ400の
アドレス検索を依頼する。送付先検索手段240は、送
付先DB250を検索し、得られた送付先アドレスを位
置情報生成手段230へ送る。位置情報生成手段230
は、生成した位置情報を得られた送付先アドレスに送信
する。送付先である所在管理コンピュータ400では、
所在情報生成手段420は、通信手段410経由で端末
装置100の位置情報を取得し、所在情報を生成し、所
在情報DB430に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端末装置監視システ
ム及び端末装置監視方法に関し、特に所定の通信ネット
ワークに接続する端末装置を監視する端末装置監視シス
テム及び端末装置監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機やPHS(Personal H
andy-phone System)端末、移動体無線を介した通信機
能を備えた電子手帳や携帯情報端末(PDA:Personal
Digital Assistants)あるいはノート型のパーソナル
コンピュータ等の携帯可能な端末装置が広く普及してい
る。このような端末装置は、小型化、軽量化されてお
り、容易に持ち運ぶことが可能であるため、所有者は端
末装置をポケットや鞄等に入れて持ち運び、任意の場所
でインターネット等の通信ネットワークに接続して使用
することができる。
【0003】このような端末装置は、携帯可能であるこ
とから、移動途中で盗難に遭遇したり、不注意に紛失や
置き忘れたりする等、所有者の意に反して他人の手に渡
って悪用される危険性が高い。しかしながら、従来は端
末装置が盗難された場合には、たとえそれらの端末装置
がインターネット等のオープンな環境に接続されたとし
ても、見つけ出すことはほぼ不可能であった。
【0004】このため、例えば、特開2000−105
747公報には、パーソナルコンピュータ(以下、PC
とする)等に予め識別符号を付与しておき、通信ネット
ワークに接続されたPCが盗難品として手配された場合
に、通信ネットワークを管理する管理コンピュータがP
Cの識別符号が盗難品として登録された識別符号と一致
するか否かを判定することにより盗難品のPCを検出
し、そのPCに関する登録情報を指定された所に通知す
る盗難コンピュータ情報通知システムが開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の端末装
置監視システムでは、端末装置検出のための手続きが煩
わしく、監視処理も煩雑となるという問題がある。さら
に、端末装置が所定の管理コンピュータが管理する通信
ネットワーク以外の通信ネットワークに接続した場合に
検出することが難しいという問題がある。
【0006】上記の説明のように、PCに予め登録され
た識別符号に基づいて管理コンピュータが所在不明とな
ったPCを検出する場合、まず、PCを盗難品として登
録することにより、管理コンピュータに検出するPCの
識別符号を設定しなければならない。このような登録に
手間がかかるとともに検出処理が開始されるまでに時間
を要する等の問題がある。また、管理コンピュータは、
管理する通信ネットワークに端末装置が接続された場
合、端末装置の識別符号の読み出しを行なって、読み出
した識別符号が登録されたPCの識別符号と一致するか
否かを判定しなければならず、識別符号読み出しのため
の通信処理が付加される等、管理コンピュータ及びPC
双方の処理が煩雑になる。また、盗難を抑止するため
に、PCに鍵や認証装置を別途つけるという方法もある
が、これらはコスト増大の要因となる。
【0007】さらに、インターネットは、所定の管理コ
ンピュータが管理するLAN(Local Area Network)等
の通信ネットワークが相互に接続することによって構築
されている。このため、所在不明となったPCが、盗難
品の検出を行なう管理コンピュータの管理する通信ネッ
トワークに接続するとは限らない。このようにPCが他
の通信ネットワークに接続された場合、これを見つけ出
すことは難しい。例えば、PCの識別符号を他の通信ネ
ットワークを管理する管理コンピュータに通知しておけ
ば検出することも可能ではあるが、複数の通信ネットワ
ーク間で識別符号の付与の方法を共通化しなければなら
ない等、実現は困難である。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、端末装置の監視が容易な端末監視システム、
特に、通信ネットワークを転々と移動する端末装置を監
視することが可能な端末装置監視システム及び端末装置
監視方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、所定の通信ネットワークに接続する端末
装置を監視する端末装置監視システムにおいて、前記端
末装置は、装置固有の機器IDを記憶する機器ID記憶
手段と、前記機器IDに基づくネットワークアドレスを
用いて前記通信ネットワークに接続して通信を行なう通
信手段と、を備え、前記端末装置が前記通信ネットワー
クに接続したことを検出して前記ネットワークアドレス
を取得するアドレス取得手段と、前記ネットワークアド
レスを取得した前記端末装置についての前記通信ネット
ワーク上の位置に関する位置情報を生成するとともに前
記位置情報を所定の送付先に送付する位置情報生成手段
と、前記所定の送付先のネットワークアドレスを前記機
器IDに対応付けて記憶する送付先記憶手段と、前記所
定の送付先のネットワークアドレスを前記機器IDに基
づいて検索する送付先検索手段と、を備えた監視コンピ
ュータと、前記監視コンピュータより前記位置情報を取
得して前記端末装置が接続した前記通信ネットワークに
関する所在情報を生成して管理を行なう所在情報生成手
段と、前記所在情報を記憶する所在情報記憶手段と、を
備えた所在管理コンピュータと、を有することを特徴と
する端末装置監視システム、が提供される。
【0010】このような構成の端末装置監視システム
は、端末装置と、端末装置の監視を行なう監視コンピュ
ータと、端末装置の所在に関する所在情報を管理する所
在管理コンピュータと、から構成される。端末装置で
は、機器ID記憶手段に装置固有の機器IDを記憶して
おり、通信手段は、機器IDに基づくネットワークアド
レスを用いて通信ネットワークに接続する。監視コンピ
ュータでは、アドレス取得手段は、端末装置が通信ネッ
トワークに接続したことを検出し、端末装置の機器ID
に基づくネットワークアドレスを取得し、位置情報生成
手段へ送る。位置情報生成手段は、ネットワークアドレ
スを取得した端末装置についての通信ネットワーク上の
位置に関する位置情報を生成するとともに、送付先検索
手段に対して位置情報を送付する所在管理コンピュータ
の送付先のネットワークアドレス(以下、送付先アドレ
スとする)の検索を依頼する。送付先検索手段は、機器
IDに対応して送付先記憶手段に記憶されている送付先
アドレスを検索し、位置情報を送付する所在管理コンピ
ュータの送付先アドレスを算出する。位置情報生成手段
は、算出された送付先アドレスに位置情報を送付する。
所在管理コンピュータでは、所在情報生成手段は、送付
された位置情報を取得し、端末装置が接続した通信ネッ
トワークに関する所在情報を生成して所在情報記憶手段
に記憶するとともに、その管理を行なう。
【0011】また、上記課題を解決するために、所定の
通信ネットワークに接続する端末装置を監視する端末装
置監視方法において、前記端末装置が予め装置固有の機
器IDを記憶しておき、前記機器IDに基づくネットワ
ークアドレスを用いて前記通信ネットワークに接続する
ステップと、前記端末装置を監視する監視コンピュータ
が、前記通信ネットワークに前記端末装置が接続したこ
とを検出し、接続した前記端末装置の前記ネットワーク
アドレスを取得し、前記ネットワークアドレスを取得し
た前記端末装置について前記通信ネットワーク上の位置
に関する位置情報を生成し、前記位置情報を送付する所
定の送付先のネットワークアドレスを検索し、検索され
た前記送付先のネットワークアドレスに対して生成した
前記位置情報を送信するステップと、前記送付先である
所在管理コンピュータが、前記監視コンピュータの送信
した前記端末装置の前記位置情報を取得し、取得した前
記位置情報に基づいて前記端末装置が接続した前記通信
ネットワークに関する所在情報を生成し、記憶して管理
するステップと、を有することを特徴とする端末装置監
視方法、が提供される。
【0012】このような手順の端末装置監視方法では、
予め端末装置には装置固有の機器IDが記憶されてお
り、端末装置は機器IDに基づくネットワークアドレス
を用いて通信ネットワークに接続する。監視コンピュー
タは、端末装置が通信ネットワークに接続したことを検
出し、ネットワークアドレスを取得してこの端末装置に
ついての通信ネットワーク上の位置に関する位置情報を
生成する。また、機器IDに対応する位置情報の送付先
アドレスを検索し、これを得る。続いて、取得した送付
先アドレスに生成した位置情報を送付する。送付先にあ
たる所在管理コンピュータは、監視コンピュータの送信
した端末装置についての位置情報を取得し、位置情報か
ら端末装置の所在情報を生成し、これを記憶・管理す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある端末装置監視システムの構成図である。
【0014】本発明に係る端末装置監視システムは、端
末装置100、端末装置100を監視する監視コンピュ
ータ200、及び監視コンピュータ200の生成する位
置情報を収集し、所在情報を生成して管理する所在管理
コンピュータ400から構成される。
【0015】端末装置100は、監視コンピュータ20
0の監視するローカルな通信ネットワーク(以下、LA
Nとする)に接続し、所望の通信を行なう。もちろん、
LANを管理する管理サーバによって、このLAN外に
存在する装置との間で通信を行なうこともできる。端末
装置100は、LANに接続して通信を行なう通信手段
110と、機器IDを記憶する機器ID記憶手段120
と、を備えている。
【0016】通信手段110は、LANに接続し、端末
装置100に関する送受信データの通信制御を行なう。
LANに接続する場合には、機器ID記憶手段120に
記憶された機器IDに基づくネットワークアドレスを用
いる。
【0017】機器ID記憶手段120は、装置を識別可
能にする装置固有の機器IDが記憶されている不揮発性
のメモリである。機器IDは、装置個体を識別可能にす
る情報であって、例えば、端末装置100を製造した製
造者を識別する製造者識別符号と、端末装置100個体
を識別するための個体識別符号とから構成される。この
製造者識別符号と個体識別符号とは、製造時に設定され
ており、変更不可能である。また、必要に応じて、監視
コンピュータ200による監視を行なって、端末装置1
00のネットワーク上の所在を追跡するか否かを設定し
た追跡制御情報を有することもできる。追跡制御情報
は、例えば、1/0のビット情報で、1ならば追跡を行
ない、0であれば追跡しないというように予め設定して
おく。
【0018】監視コンピュータ200は、端末装置10
0が接続するLANを監視するコンピュータであり、所
在管理コンピュータ400とは、インターネット等のグ
ローバルな通信ネットワーク(以下、代表してインター
ネットとする)に接続している。ここで、監視コンピュ
ータ200は、LAN内に少なくとも1台は存在するこ
ととする。監視コンピュータ200は、通信処理を行な
う通信手段210、端末装置100のネットワークアド
レスを取得するアドレス取得手段220、端末装置10
0の位置情報を生成する位置情報生成手段230、位置
情報の送付先を検索する送付先検索手段240及び送付
先のアドレスを記憶する送付先記憶手段である送付先デ
ータベース(以下、DBとする)250を備えている。
【0019】通信手段210は、端末装置100及び所
在管理コンピュータ400との間の通信処理を制御す
る。端末装置100及び所在管理コンピュータ400よ
り取得した情報データは、アドレス取得手段220へ送
り、アドレス取得手段220あるいは位置情報生成手段
230より取得した情報データを相手先に送信する。
【0020】アドレス取得手段220は、監視下にある
LANに接続する端末装置100を走査し、新たに接続
された端末装置100を探す。このような端末装置10
0を検出すると、そのネットワークアドレスを取得し、
位置情報生成手段230へ伝達する。また、監視コンピ
ュータ200が、端末装置100がネットワーク接続時
に必ず接続しなければならないサーバである場合には、
端末装置100の走査は特に必要ない。
【0021】位置情報生成手段230は、端末装置10
0のネットワークアドレスを取得し、この端末装置10
0に関する位置情報を生成し、所在管理コンピュータ4
00に送信する。位置情報は、端末装置100のネット
ワークアドレスから算出される機器IDと、端末装置1
00が接続した通信ネットワークを識別するネットワー
ク識別符号と、を含む。例えば、端末装置100のネッ
トワークアドレスが、機器IDとネットワーク識別符号
とを有しているような場合、ネットワークアドレスを位
置情報としてそのまま送付するとしてもよい。このよう
にすると、位置情報生成手段230の処理が簡単にな
る。また、機器IDに追跡制御情報が含まれている場
合、追跡制御情報を判定し、追跡可となっている場合の
み位置情報を生成する。位置情報を生成する場合には、
機器IDを送付先検索手段240に送って、所在管理コ
ンピュータ400のアドレスの検索を依頼し、送付先ア
ドレスを受け取る。そして、取得したアドレスに位置情
報を送信する。
【0022】送付先検索手段240は、位置情報生成手
段230より取得した機器IDに基づいて、送付先DB
250から位置情報を送付する所在管理コンピュータの
アドレスを検索し、得られた送付先アドレスを位置情報
生成手段230へ返す。
【0023】送付先DB250は、所在管理コンピュー
タ400のアドレスを機器IDに関連付けて記憶してい
る。例えば、所在管理コンピュータ400がメーカ毎に
存在する場合、メーカの製造者識別符号に関連付けて所
在管理コンピュータ400のアドレスが記憶されてい
る。
【0024】所在管理コンピュータ400は、グローバ
ルな通信ネットワーク上に存在し、各通信ネットワーク
に設けられた監視コンピュータ200の生成した位置情
報を収集し、端末装置100のネットワーク上の所在に
関する所在情報を生成して管理する。所在管理コンピュ
ータ400は、グローバルな通信ネットワーク上に1つ
存在するとしてもよいし、通信ネットワーク上のある区
分、例えば端末装置100のメーカ毎等の区分に存在す
るとしてもよい。所在管理コンピュータ400は、通信
処理を行なう通信手段410、取得した位置情報から所
在情報を生成して管理する所在情報生成手段420及び
生成した所在情報を記憶する所在情報記憶手段である所
在情報DB430を備えている。
【0025】通信手段410は、監視コンピュータ20
0を含むインターネットに接続する機器との通信処理を
制御する。所在情報生成手段420は、通信手段410
経由で取得した位置情報から所在情報を生成し、機器I
Dに関連付けて所在情報DB430に記憶する。所在情
報は、例えば、監視コンピュータ200から取得した端
末装置100の位置情報と、監視コンピュータ200か
ら位置情報を取得した通知日時とから構成される。これ
により、端末装置100がいつ、どのLANに接続して
いたか、という端末装置100に関するネットワーク上
の位置の履歴を得ることができる。所在情報生成時、必
要に応じて、取得した位置情報が自分の管理すべきもの
であるかを確認するとしてもよい。
【0026】所在情報DB430は、所在情報を機器I
Dに関連付けて記憶している。ここで、上記説明の端末
装置100、監視コンピュータ200及び所在管理コン
ピュータ400の装置構成について、監視コンピュータ
の例で説明する。図2は、本発明の一実施の形態である
監視コンピュータの構成図である。基本的な構成は、端
末装置100あるいは所在管理コンピュータ400でも
同様である。
【0027】監視コンピュータ200は、通信を処理す
る通信インターフェース(以下、I/Fとする)201
と通信処理部202、情報を記憶するメモリ部(揮発
性)203と不揮発性メモリ部204、データベース部
209などの周辺機器とのインターフェースである周辺
機器I/F205、装置全体を制御する処理部206、
ユーザの指示等を入力する入力部207、情報を表示す
る表示部208、及びデータベース部209から構成さ
れる。
【0028】通信I/F201は、ネットワーク500
に接続し、符号化された伝送信号の送受信を制御する。
通信処理部202は、伝送信号から情報データへの変換
や、その逆変換を行なう。メモリ部203は、処理部2
06が処理実行時に必要な情報を一時記憶するメモリで
ある。不揮発性メモリ部204は、装置固有の機器ID
(以下、機器IDとする)を記憶するメモリである。こ
こでは、監視コンピュータ200も、機器IDに基づく
ネットワークアドレスを用いる。周辺機器I/F205
は、装置に接続する周辺機器、例えばデータベース部2
09等と装置内のデータ交換を制御するインタフェース
である。処理部206は、装置全体を制御するととも
に、プログラムに従って、上記説明の処理を実行する。
入力部207は、ユーザの指示を入力し、処理部206
に伝達する。表示部208は、必要な情報を表示するこ
とによって、ユーザへの情報提示を行なう。
【0029】図1に戻って、このような構成の端末装置
監視システムの動作を説明する。端末装置100の機器
ID記憶手段120には、装置を識別可能にする機器I
Dが記憶されている。端末装置100が通信を行なう場
合には、機器IDに基づくネットワークアドレスを用い
てLANに接続する。図3は、ネットワークアドレスの
一例である。ネットワークアドレス600は、ネットワ
ークを識別するためのXバイトのネットワーク識別部6
10と、Y+Zバイトの機器ID620と、から構成さ
れている。さらに、機器ID620は、メーカを識別す
る製造者識別符号であるメーカID部621と、装置個
体を識別する個体識別部622と、追跡制御情報(TC
B、Trace Control Bit)と、から構成される。TCB
は、例えば、追跡可/否を1/0で表すビットである。
【0030】監視コンピュータ200のアドレス取得手
段220は、通信手段210を用いてLANに接続する
端末装置100を順次走査する等して、端末装置100
が新たにLANに接続したことを検出した場合、そのア
ドレスを取得して位置情報生成手段230へ送る。位置
情報生成手段230は、TCBを用いて追跡可否を判定
し、追跡可であれば、位置情報を生成する。位置情報
は、端末装置100を識別する情報と、接続した通信ネ
ットワークを識別する情報から構成される。例えば、ネ
ットワークアドレス600のように、ネットワークアド
レスがネットワーク識別部と機器IDを有する場合、そ
のまま位置情報とする。同時に、送付先検索手段240
に位置情報を送付する送付先の所在管理コンピュータ4
00のアドレス検索を依頼する。アドレス検索では、例
えば所在管理コンピュータ400がメーカ毎に存在する
場合、メーカID部621のデータを送る。送付先検索
手段240は、送付先DB250に記憶された所在管理
コンピュータ400のアドレスを検索し、得られた送付
先アドレスを位置情報生成手段230へ送る。位置情報
生成手段230は、通信手段210を用いて生成した位
置情報を得られた送付先アドレスに送信する。
【0031】送付先である所在管理コンピュータ400
では、所在情報生成手段420は、通信手段410経由
で端末装置100の位置情報を取得し、例えば、位置情
報が通知された日時を付加して所在情報を生成する。生
成された所在情報は、例えば、機器ID毎にまとめら
れ、所在情報DB430に記憶する。所在管理コンピュ
ータ400がメーカ毎に所在情報を管理する場合、必要
であれば、メーカID部621が、自身の管理するもの
であるかどうかをチェックする。図4は、所在情報DB
に記憶された所在情報の一例である。所在情報は、端末
装置100毎に検出された日時とそのときのネットワー
クアドレスとが対応付けられている。この場合のネット
ワークアドレスは、図2に示したものである。このネッ
トワークアドレス600は、ネットワークワーク識別部
610により任意の端末装置100の存在したネットワ
ークを識別することができる。このように、所在情報D
B430を参照すれば、任意の端末装置100が存在し
たネットワークの経歴を知ることができ、ネットワーク
を転々と移動する端末の位置が把握できるようになる。
【0032】上記の説明では、監視コンピュータ200
に送付先DB250を持たせるとしたが、送付先検索手
段240と送付先DB250とを別個の装置とすること
もできる。この装置は、送付先検索手段と、送付先DB
と、通信手段とを備え、要求により送付先のアドレスを
検索して応答を返す。この場合、監視コンピュータ20
0は、ネットワーク経由で送付先のアドレスを取得す
る。
【0033】このように本発明によれば、任意の端末装
置がネットワーク上を転々と移動した場合であっても、
所在管理コンピュータに問い合わせることにより、その
所在の経歴を知ることができるため、盗難機器を容易に
追跡することができるようになる。また、盗難機器の追
跡のみでなく、ネットワークを転々と移動する任意の端
末の位置を把握する端末追跡システムを構築することも
できる。メーカにとっては、販売した機器のネットワー
ク位置情報の経歴がわかるため、商品開発に応用するこ
とも可能である。
【0034】プライバシーを保護するためには、機器の
購入時等に追跡の可否をユーザに選択してもらうように
することもできる。追跡されたくないユーザは、購入時
等にTCBが0になるように販売店で設定してもらう。
安全のため、TCBの設定は初回の1回のみであるとす
る。あるいは、パスワード等を設け、パスワードで認証
された場合のみ設定を許可するようにする。
【0035】次に、本発明の端末装置追跡システムの全
体構成について説明する。図5は、本発明の一実施の形
態である端末装置追跡システムの全体構成図である。図
1と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。こ
こでは、送付先アドレスを管理する送付先データベース
をネットワーク上に別に設けた構成とする。
【0036】監視コンピュータ200である監視サーバ
200a、200b、200c、200dは、それぞれ
のLAN502a、502b、502c、502dに接
続する端末装置100a、100b、100cの監視を
行なっている。また、監視サーバ200a、200b、
200c、200dとメーカ毎に設けられた所在管理サ
ーバ400a、400b、送付先データベースであるメ
ーカID管理サーバ300とは、インターネット501
により相互に接続している。
【0037】例えば、メーカBの端末装置100aがL
AN502aに接続した場合、監視サーバ200aは、
端末装置(メーカB)100aのアドレスを取得し、T
CBをチェックする。TCB=1であるので、位置情報
を生成し、メーカID管理サーバ300に対して所在管
理サーバ(メーカB)400bのアドレス検索を依頼
し、取得したアドレス情報をもとに所在管理サーバ40
0bに端末装置100aの位置情報を通知する。同様
に、監視サーバ200bは、端末装置(メーカA)10
0bの位置情報を所在管理サーバ(メーカA)400a
に通知する。一方、監視サーバ200cは、LAN50
2cに接続した端末装置100cのTCBが0であるた
め、位置情報の生成及び通知を実行しない。
【0038】このようにTCBを用いることにより無駄
な通信の発生を抑えている。また、TCB=0を許容す
ることによって、ユーザのプライバシー対策も同時に図
っている。ここで、TCB=0であるような機器なら
ば、盗難や転売に対して抵抗力を持たないと言えるが、
TCB=1とTCB=0の機器を外見上区別不可能なよ
うにしておけば、無作為に機器を盗難しても成功確率が
低下するので、抑止力として働くと期待できる。また、
監視サーバが存在しないネットワークがある程度存在す
るとしても、たいていの企業やISPの管理するネット
ワーク内に監視サーバが存在すれば、盗難デバイスが使
える場所が制限されるため、盗難デバイスの売買市場の
拡大を抑止できる可能性がある。
【0039】次に、本発明に係る端末装置監視方法につ
いて説明する。図6は、本発明の一実施の形態である端
末装置監視方法における端末装置の検出と通知のフロー
チャートである。ここで端末装置監視システムは、図5
に示したような端末装置と、端末装置を監視する監視サ
ーバと、監視サーバの生成する位置情報を送付する送付
先を記憶したメーカID管理サーバと、所在情報を管理
する所在管理サーバと、から構成されるとする。
【0040】端末装置(以下、端末とする)は、所定の
処理機能を実行する場合等に、通信処理を開始する(S
11)。通信処理では、ローカルネットワークに接続し
(S12)、所望の処理を実行した後、処理を終了する
(S13)。ネットワーク接続時のネットワークアドレ
スは、図3に示したようにネットワーク識別部と機器I
D(メーカIDと個体識別部)とにより構成される。
【0041】監視サーバは、監視処理が開始されると
(S21)、最初にローカルネットワークを監視し、接
続中の端末のネットワークアドレスを収集する(S2
2)。ネットワークアドレスに基づいて新規端末が接続
されたか否かをチェックし(S23)、接続されていな
ければ、処理を終了する(S28)。新規端末が接続さ
れていた場合、新規端末のネットワークアドレスを取得
し(S24)、機器IDのTCBが1(追跡可)である
かどうかをチェックする(S25)。TCB=0、すな
わち追跡不可の場合は、処理を終了する(S28)。T
CB=1、すなわち追跡可の場合は、機器IDに含まれ
るメーカIDをメーカ管理サーバに問い合わせ、所在管
理サーバを決定し(S26)、新規端末のネットワーク
アドレスを所在管理サーバに送信し(S27)、処理を
終了する(S28)。
【0042】次に、所在管理サーバの処理手順を説明す
る。図7は、本発明の一実施の形態である端末装置監視
方法における所在情報データベース登録のフローチャー
トである。
【0043】監視サーバから所在管理サーバに対してネ
ットワークアドレスの登録通知が送信される(S3
1)。所在管理サーバでは、ネットワークアドレスの登
録通知を受信し(S41)、ネットワークアドレスに含
まれるメーカID部が自分の管理するメーカのものであ
るかどうかをチェックする(S42)。違っていれば、
登録失敗を監視サーバに通知する(S46)。合ってい
れば、TCB=1であるかをチェックし(S43)、T
CB=0であれば登録失敗を監視サーバに通知する(S
46)。TCB=1であれば、取得したネットワークア
ドレスを取得した日時とともに所在情報DBに登録し
(S44)、登録完了を監視サーバに通知する(S4
5)。監視サーバは、登録結果を受信し(S32)、処
理を終了する。
【0044】上記の説明では、ネットワークに接続され
た端末の検出を、ネットワーク内を走査することにより
実現するとしたが、端末がネットワークに接続する際、
必ず接続しなければならないサーバに監視機能を持たせ
る場合には走査は必要ない。
【0045】また、監視サーバ自身がメーカIDと所在
管理サーバのアドレスの対応付けをしたデータベースを
保持している場合には、メーカID管理サーバへの問い
合わせは必ずしも必要ではない。
【0046】このような追跡方法を実現したシステムで
は、端末を盗難されたユーザは、端末のTCBが1であ
る場合には、所在管理サーバに問い合わせることによ
り、不正な利用を検出することが可能である。
【0047】なお、上記の処理機能は、監視サーバ及び
所在管理サーバのサーバコンピュータによって実現する
ことができる。その場合、監視サーバ及び所在管理サー
バが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提
供される。
【0048】処理内容を記述したプログラムは、サーバ
コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておく
ことができる。サーバコンピュータで読み取り可能な記
録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記
録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、
ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク
(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、D
VD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Rando
m Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read O
nly Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritabl
e)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Opt
ical disk)などがある。
【0049】プログラムを実行するサーバコンピュータ
は、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム
を、自己の記憶装置に格納する。そして、サーバコンピ
ュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、
プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュー
タは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、
そのプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の端末装置監
視システムでは、端末装置は、装置固有の機器IDに基
づくネットワークアドレスを用いて通信ネットワークに
接続する。監視コンピュータは、端末装置のネットワー
クアドレスを取得し、その端末装置についての通信ネッ
トワーク上の位置情報を生成し、所在情報管理コンピュ
ータに送付する。所在管理コンピュータは、位置情報を
取得して、端末装置に関する所在情報を生成し、記憶・
管理する。
【0051】このように、監視コンピュータによって端
末装置の通信ネットワークへの接続が監視され、所定の
端末装置が通信ネットワークに接続されたという位置情
報が生成されて所在管理コンピュータに送られる。所在
管理コンピュータは、位置情報から所在情報を生成して
管理する。監視コンピュータは、アドレスにより所定の
端末装置の機器IDを検出することができるため、わざ
わざ特殊な通信を行なって端末装置の機器IDを検出す
る必要がなくなり、端末装置の監視が容易になる。さら
に、ローカルな通信ネットワークに監視コンピュータを
置き、これらの生成する所在情報を所在管理コンピュー
タに集めることによって、通信ネットワークを転々と移
動する端末装置を監視することが可能となる。
【0052】また、本発明の端末装置監視方法では、端
末装置は装置固有の機器IDに基づくアドレスを用いて
通信ネットワークに接続する。監視コンピュータは、端
末装置が接続したことを検出してアドレスより機器ID
を取得し、位置情報を生成して所在管理コンピュータに
送信する。所在管理コンピュータは、位置情報に基づい
て端末装置の所在情報を生成し、これを記憶・管理す
る。
【0053】このように、端末装置の通信ネットワーク
への接続を常時監視する監視コンピュータは、接続した
端末装置の機器IDをアドレスより取得することができ
るため、わざわざ特殊な通信を行なって機器IDを取得
する必要がなくなる。この結果、端末装置の監視が容易
になる。さらに、ローカルな通信ネットワークそれぞれ
に監視コンピュータを置き、これらの生成する所在情報
を所在管理コンピュータに集めることによって、通信ネ
ットワークを転々と移動する端末装置を監視することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である端末装置監視シス
テムの構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態である監視コンピュータ
の構成図である。
【図3】ネットワークアドレスの一例である。
【図4】所在情報DBに記憶された所在情報の一例であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態である端末装置追跡シス
テムの全体構成図である。
【図6】本発明の一実施の形態である端末装置監視方法
における端末装置の検出と通知のフローチャートであ
る。
【図7】本発明の一実施の形態である端末装置監視方法
における所在情報データベース登録のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
100・・・端末装置、110・・・通信手段、120・・・機
器ID記憶手段、200・・・監視コンピュータ、210・
・・通信手段、220・・・アドレス取得手段、230・・・位
置情報生成手段、240・・・送付先検索手段、250・・・
送付先データベース(DB)、400・・・所在管理コン
ピュータ、410・・・通信手段、420・・・所在情報生成
手段、430・・・所在情報データベース(DB)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信ネットワークに接続する端末
    装置を監視する端末装置監視システムにおいて、 前記端末装置は、装置固有の機器IDを記憶する機器I
    D記憶手段と、前記機器IDに基づくネットワークアド
    レスを用いて前記通信ネットワークに接続して通信を行
    なう通信手段と、を備え、 前記端末装置が前記通信ネットワークに接続したことを
    検出して前記ネットワークアドレスを取得するアドレス
    取得手段と、前記ネットワークアドレスを取得した前記
    端末装置についての前記通信ネットワーク上の位置に関
    する位置情報を生成するとともに前記位置情報を所定の
    送付先に送付する位置情報生成手段と、前記所定の送付
    先のネットワークアドレスを前記機器IDに対応付けて
    記憶する送付先記憶手段と、前記所定の送付先のネット
    ワークアドレスを前記機器IDに基づいて検索する送付
    先検索手段と、を備えた監視コンピュータと、 前記監視コンピュータより前記位置情報を取得して前記
    端末装置が接続した前記通信ネットワークに関する所在
    情報を生成して管理を行なう所在情報生成手段と、前記
    所在情報を記憶する所在情報記憶手段と、を備えた所在
    管理コンピュータと、 を有することを特徴とする端末装置監視システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークアドレスは、前記機器
    IDとともに前記端末装置が接続する前記通信ネットワ
    ークを識別するネットワーク識別符号を有しており、 前記監視コンピュータの位置情報生成手段は、前記ネッ
    トワークアドレスを位置情報として送付することを特徴
    とする請求項1記載の端末装置監視システム。
  3. 【請求項3】 前記機器IDは、前記端末装置を製造し
    た製造者を識別する製造者識別符号と前記端末装置個体
    を識別する個体識別符号とを有し、 前記監視コンピュータの送付先記憶手段は、前記製造者
    識別符号に対応付けて前記所定の送付先のネットワーク
    アドレスを記憶しており、 前記送付先検索手段は、前記機器IDの前記製造者識別
    符号に基づいて前記所定の送付先のネットワークアドレ
    スを検索することを特徴とする請求項1記載の端末装置
    監視システム。
  4. 【請求項4】 前記監視コンピュータのアドレス取得手
    段は、前記監視コンピュータが監視する前記通信ネット
    ワークに接続する前記端末装置を走査し、新たに接続し
    た前記端末装置の前記ネットワークアドレスを取得して
    前記位置情報生成手段に伝達することを特徴とする請求
    項1記載の端末装置監視システム。
  5. 【請求項5】 前記監視コンピュータは、 前記送付先記憶手段と、前記送付先検索手段と、前記所
    定の送付先のネットワークアドレスを要求する要求先か
    ら前記機器IDを取得して前記送付先検索手段に送ると
    ともに前記送付先検索手段の検索した前記所定の送付先
    アドレスを前記要求先に送信する制御を行なう通信手段
    と、を備えた送付先データベースと、 前記アドレス取得手段と、前記位置情報生成手段と、前
    記送付先データベースに対して前記機器IDを送信する
    とともに前記送信先のアドレスを取得する制御を行なう
    通信手段と、を備えた接続監視サーバと、 から構成されることを特徴とする請求項1記載の端末監
    視システム。
  6. 【請求項6】 前記所在管理コンピュータの所在情報生
    成手段は、前記位置情報に基づいて、前記端末装置の接
    続する前記通信ネットワークの識別情報と、前記端末装
    置が前記通信ネットワークへ接続したことを通知された
    日時と、を前記端末装置に関する所在情報として生成す
    ることを特徴とする請求項1記載の端末装置監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記所在管理コンピュータの所在情報生
    成手段は、前記端末装置に関連付けた前記所在情報を、
    前記端末装置を製造した製造者ごとに管理することを特
    徴とする請求項1記載の端末装置監視システム。
  8. 【請求項8】 前記機器IDは、さらに、前記端末装置
    の所在管理を行なって追跡をするか否かを設定した追跡
    制御情報を有し、 前記監視コンピュータの位置情報生成手段は、前記追跡
    制御情報に応じて前記端末装置に関する前記位置情報の
    生成制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の端末
    装置監視システム。
  9. 【請求項9】 前記追跡制御情報は、前記端末装置につ
    いて1回のみ設定可能であることを特徴とする請求項7
    記載の端末装置監視システム。
  10. 【請求項10】 前記監視コンピュータは、前記端末装
    置が接続するローカルな通信ネットワーク上に設置され
    ており、前記所在管理コンピュータとはグローバルな通
    信ネットワークであるインターネットによって接続する
    ことを特徴とする請求項1記載の端末装置監視システ
    ム。
  11. 【請求項11】 所定の通信ネットワークに接続する端
    末装置を監視する端末装置監視方法において、 前記端末装置が予め装置固有の機器IDを記憶してお
    き、前記機器IDに基づくネットワークアドレスを用い
    て前記通信ネットワークに接続するステップと、 前記端末装置を監視する監視コンピュータが、前記通信
    ネットワークに前記端末装置が接続したことを検出し、
    接続を検出した前記端末装置の前記ネットワークアドレ
    スを取得し、前記ネットワークアドレスを取得した前記
    端末装置について前記通信ネットワーク上の位置に関す
    る位置情報を生成し、前記位置情報を送付する所定の送
    付先のネットワークアドレスを検索し、検索された前記
    送付先のネットワークアドレスに対して生成した前記位
    置情報を送信するステップと、 前記送付先である所在管理コンピュータが、前記監視コ
    ンピュータの送信した前記端末装置の前記位置情報を取
    得し、取得した前記位置情報に基づいて前記端末装置が
    接続した前記通信ネットワークに関する所在情報を生成
    し、記憶して管理するステップと、 を有することを特徴とする端末装置監視方法。
JP2001312791A 2001-10-10 2001-10-10 端末装置監視システム及び端末装置監視方法 Pending JP2003124996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001312791A JP2003124996A (ja) 2001-10-10 2001-10-10 端末装置監視システム及び端末装置監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001312791A JP2003124996A (ja) 2001-10-10 2001-10-10 端末装置監視システム及び端末装置監視方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003124996A true JP2003124996A (ja) 2003-04-25

Family

ID=19131390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001312791A Pending JP2003124996A (ja) 2001-10-10 2001-10-10 端末装置監視システム及び端末装置監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003124996A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008033409A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Nec Corp 資産管理システム、資産管理方法、情報処理装置、管理装置およびプログラム
JP2008258687A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Matsushita Electric Works Ltd ネットワーク機器のチャネル管理システム
JP2009015609A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Hitachi Ltd ディスプレイ装置へのデータ配信システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008033409A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Nec Corp 資産管理システム、資産管理方法、情報処理装置、管理装置およびプログラム
JP2008258687A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Matsushita Electric Works Ltd ネットワーク機器のチャネル管理システム
JP2009015609A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Hitachi Ltd ディスプレイ装置へのデータ配信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6082089B2 (ja) センサウェブを使用してセンサデータを提供する方法及びシステム
US20200151369A1 (en) Method and apparatus for location-based recovery of stolen mobile devices
US8631421B2 (en) Notification processor that notifies information and position information manager
US7567176B2 (en) Location-based anti-theft and security system and method
US7176801B2 (en) Article management system and method
US8095112B2 (en) Adjusting security level of mobile device based on presence or absence of other mobile devices nearby
CN101496427B (zh) 使用随时间推移的位置信息的身份验证
JP4806271B2 (ja) 情報セキュリティシステム、そのサーバ、プログラム
US20130237204A1 (en) System and method for uploading location information based on device movement
JP2013149280A (ja) 電子装置のidを判断する方法
JP2002215848A (ja) 物品検索システム及びその検索方法、並びにコード構造
JP2007033310A (ja) 迷子通知システム,方法,管理サーバおよびプログラム
JP2005275616A (ja) 資産管理方法、位置管理方法、資産管理サーバ、資産機器、資産管理システム及び記録媒体
JP4012161B2 (ja) 物品管理装置、物品管理システム、購買支援システム及び購買支援方法
JP2003124996A (ja) 端末装置監視システム及び端末装置監視方法
JP2007102440A (ja) セキュリティー監視システム、管理装置、端末、セキュリティー監視方法、コンピュータプログラム、及び、記録媒体
KR20010054285A (ko) 태그를 이용한 분실물 처리 방법
KR20100075274A (ko) 단말기, 이를 이용한 무선 공유기 정보 제공 시스템 및 방법
JP4424893B2 (ja) 情報処理システム
JP4340600B2 (ja) 作業情報管理システム、携帯通信端末及び作業情報管理方法
JP2001309434A (ja) 携帯無線端末の紛失処理システム
KR20090091972A (ko) 도난 컴퓨터 추적 및 예방방법
JP2005352815A (ja) 情報管理システム
JP4217905B2 (ja) セキュリティ機能付き物流位置情報検索システム及び方法
KR20070028855A (ko) 이동통신단말기를 이용한 이동내역 기록 방법 및 시스템